大分県
大分県(おおいたけん)は、日本の九州地方東部にある県。県庁所在地は大分市。
温泉の源泉数(4,538ヶ所)、湧出量(291,340L/分)ともに日本一[1]で、別府湾に面する別府温泉、県中央部に位置する由布院温泉は全国的に知名度が高い。さらに地熱発電でも日本一を誇り、栽培、養殖などの産業、食文化や美容と医療に至るまで、豊かな温泉の恵みが幅広く活かされていることから、県では「日本一のおんせん県おおいた」と称し、全国に大分の温泉をPRする活動を行っている。
目次
名称
現在の大分県の名は、古来国府が置かれていた大分郡(おおきたのこほり)に由来する。「おおいた」という読みは、「おおきた」が転訛したものである。
さらに、大分郡の名の由来については、『豊後国風土記』によると、景行天皇がこの地を訪れた際に「広大なる哉、この郡は。よろしく碩田国(おおきたのくに)と名づくべし」と感嘆して名づけ、これが後に「大分」と書かれたとされている。しかし、大分平野は広大とは言えないため、実際には、狭くて入りくんだ地形に多くの田が造られている様子を形容した「多き田」が転じて「大分」になったとするのが最近の定説である。
地理・地域
山地の占める割合が大きく、西部には九重連山、南部には祖母山・傾山がそびえる。平野部は北部の中津平野、中部の大分平野、南部の佐伯平野など限られた地域に分布している[2]。豊後水道を挟んで四国地方に接しており、その最狭部の豊予海峡の幅は10kmほどである。南部の日豊海岸にはリアス式海岸が発達している。
自然公園
気候
- 大分県北部から国東半島(中津市北部・宇佐市・豊後高田市・国東市・姫島村)
- 中津市から国東半島にかけては、夏は瀬戸内海式気候の特徴として降水量が少なく晴れの日が多いが、冬は関門海峡からの北西の季節風の影響を受けるため日本海側気候に近く、曇りや雨・雪の日も多く、一冬に数回程の積雪がある。
- 大分県中部の瀬戸内海側(大分市・別府市・杵築市・日出町)
- 国東半島以南から大分県中東部は、一年を通して雨量が少なく、瀬戸内海式気候の特徴を見せる。冬は概ね晴れの日が多く、山間部を除き降雪日は少なく、積雪することはほとんどない。
- 大分県南部の豊後水道沿岸部(津久見市・臼杵市・佐伯市)
- 県南部は、年中を通して温暖で台風などの影響も受けることが多く、雨量も多くなる。太平洋側気候なので夏から秋を中心に降水量が多い。冬は、山間部では積雪することはあるが、平地での降雪はほとんどなく、積雪することは稀である。
- 大分県西部の内陸部(中津市南部・日田市・竹田市・玖珠郡・由布市・豊後大野市)
- 一年を通して寒暖の変動が大きい。夏は35°Cを越す猛暑になることも多い。高い山が連なるため、夏は夕立や雷雨、冬は冬日が続き、積雪も多い。また、湯布院は、ケッペンの気候区分上日本でも数少ない温帯夏雨気候(温暖冬季少雨気候)Cwa に属しているとされる。
平年値 (月単位) |
北部沿岸部 | 中部沿岸部 | 南部沿岸部 | 内陸部 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中津 | 豊後高田 | 国東市 国見 |
国東市 武蔵 |
杵築 | 大分 | 佐伯 | 佐伯 蒲江 |
日田 | 玖珠 | 宇佐市 院内 |
由布市 湯布院 |
竹田 | 豊後大野市 犬飼 |
佐伯市 宇目 | ||
平均 気温 (°C) |
最暖月 | 26.9 (8月) |
26.7 (8月) |
26.5 (8月) |
25.9 (8月) |
26.8 (8月) |
26.6 (8月) |
26.6 (8月) |
26.7 (8月) |
25.2 (8月) |
25.6 (8月) |
24.0 (8月) |
25.0 (8月) |
26.0 (8月) |
24.9 (8月) | |
最寒月 | 5.3 (1月) |
5.1 (1月) |
5.8 (1月) |
5.0 (1月) |
6.0 (1月) |
6.4 (1月) |
7.3 (1月) |
3.8 (1月) |
2.4 (1月) |
3.7 (1月) |
2.1 (1月) |
3.8 (1月) |
4.2 (1月) |
3.5 (1月) | ||
降水量 (mm) |
最多月 | 296.9 (6月) |
278.2 (6月) |
283.0 (6月) |
287.2 (6月) |
294.2 (6月) |
304.4 (9月) |
359.5 (6月) |
379.3 (6月) |
391.8 (6月) |
315.8 (6月) |
370.0 (6月) |
336.8 (7月) |
294.1 (7月) |
376.8 (8月) | |
最少月 | 30.7 (12月) |
29.0 (12月) |
34.5 (12月) |
30.0 (12月) |
28.1 (12月) |
33.9 (12月) |
39.7 (12月) |
48.0 (12月) |
43.1 (12月) |
35.2 (12月) |
35.3 (12月) |
27.5 (12月) |
27.0 (12月) |
31.7 (12月) |
自治体
以下の14市3郡3町1村を合わせて、18市町村がある。現存するすべての町村名で、町は「まち」、村は「むら」と読む[3]。
2005年(平成17年)から2006年(平成18年)にかけて、いわゆる「平成の大合併」により、別府市、津久見市、姫島村、日出町、九重町、玖珠町を除くすべての市町村が合併し、市町村の数は2004年(平成16年)12月31日までの58から、2006年3月31日に東国東郡4町が合併し国東市が誕生した時点で、18へと大幅に減少した。これは九州で最も少なく、全国でも4番目に少ない。なお町の数(3) および町村数(4) は2010年(平成22年)1月現在47都道府県で最も少ない。 テンプレート:Multicol
消滅した郡町村
「平成の大合併」により消滅した郡町村。郡自体が消滅している場合は、郡名にリンクを付した。
- 西国東郡 大田村 - 真玉町 - 香々地町
- 東国東郡 国見町 - 国東町 - 武蔵町 - 安岐町
- 速見郡 山香町
- 大分郡 野津原町 - 挾間町 - 庄内町 - 湯布院町
- 北海部郡 佐賀関町
- 南海部郡 上浦町 - 弥生町 - 本匠村 - 宇目町 - 直川村 - 鶴見町 - 米水津村 - 蒲江町
- 大野郡 野津町 - 三重町 - 清川村 - 緒方町 - 朝地町 - 大野町 - 千歳村 - 犬飼町
- 直入郡 荻町 - 久住町 - 直入町
- 日田郡 前津江村 - 中津江村 - 上津江村 - 大山町 - 天瀬町
- 下毛郡 三光村 - 本耶馬渓町 - 耶馬溪町 - 山国町
- 宇佐郡 院内町 - 安心院町
歴史
先史時代
1981年(昭和56年)に豊後大野市(旧大野町)の代ノ払遺跡で発掘されたナウマンゾウの牙などの化石が鋭い刃物のようなもので切断されていた。これは人と動物が遭遇したことを示していると推測できることから、本県において人々が住み始めたのは、3万7000年前であると考えられている[4]。
2001年(平成13年)5月には、大分市の横尾遺跡から、約6,000〜7,000年前の縄文時代早期の加工された角柱状の材木(長さ3.4m、一辺18cm)が出土。日本最古の建築部材と考えられている[5]。
中世
鎌倉時代から室町時代にかけては大友氏が豊後国の守護となった。大友氏は戦国時代のキリシタン大名大友宗麟の代に最盛期を迎え、九州の大半を支配するとともに、清やポルトガルなどとの交易を盛んに行い南蛮文化が花開いた。
近世
江戸時代、大分県にあたる地域(旧豊前国の一部と豊後国)には、中津、杵築、日出、府内(大分)、臼杵、佐伯、岡(竹田)、森(玖珠)の八藩が分立した。さらに、肥後、延岡、島原藩の飛び領が点在し、日田には九州の幕府領を管轄する西国筋郡代の代官所が置かれた。このため、他県のように大きな都市は形成されなかったが、代わりに各地に特色ある文化が生まれた。各藩の城下町だった地域には、現在も武家屋敷等が残っている所が多い。
近代
- 1871年(明治4年)11月14日 (旧暦) - 旧豊後国内に置県されていた佐伯県・大分県・岡県・日田県等の各県を併合し大分県が成立した。
- 1872年(明治5年)1月23日 (旧暦) - 大分郡南勢家(現在の大分市都町)に大分県庁が設置された。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 宇佐、下毛両郡が福岡県より大分県に編入され、現在の県域が確定した。
- 1966年(昭和41年)- 第21回国民体育大会(夏季大会、秋季大会)開催。天皇杯を獲得した。
- 1971年(昭和46年)10月16日 - 新大分空港(現大分空港)オープン。
- 1972年(昭和47年)4月19日 - 新日鐵住金大分製鐵所第1号高炉火入れ。
- 2000年(平成12年)- 立命館アジア太平洋大学が開学。
- 2002年(平成14年)6月16日 - 2002 FIFAワールドカップ1回戦、スウェーデン対セネガル戦が 大分スポーツ公園総合競技場(ビッグアイ)で開催された。また、日田郡中津江村(現在の日田市中津江村)がカメルーン代表の合宿地となったが、カメルーン代表の本大会前の来日遅刻という珍事により、全国から意外な注目を集めた。
- 2008年(平成20年)- 第63回国民体育大会(2順目)が開催。天皇杯、皇后杯を獲得する。
- - 大分トリニータがJリーグヤマザキナビスコカップにおいて優勝した。
人口
政治・行政
国政
テンプレート:Main 衆議院の小選挙区が3。参議院では、全県で1区を構成。
県政
歴代知事(公選)
- 初代 細田徳寿(1947年4月12日~1955年4月27日、2期)
- 2代 木下郁(1955年4月28日~1971年4月27日、4期)
- 3代 立木勝(1971年4月28日~1979年4月27日、2期)
- 4代 平松守彦(1979年4月28日~2003年4月27日、6期)
- 5代 広瀬勝貞 (2003年4月28日~、2期目)
財政
平成24年度
- 財政力指数 0.33(都道府県平均:0.46)
- Dグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)12自治体中9位
- 標準財政規模:3253億5221万円
- 経常収支比率:95.4%(都道府県平均:94.6%)
- 将来負担比率:181.2%(都道府県平均:210.5%)
- 実質公債費比率:15.8%(都道府県平均:13.7%)
- 人口100,000人当たり職員数:1,352.68人(都道府県平均:1,110.90人)
- ラスパイレス指数:108.5(都道府県平均:107.4)
- 給料部分のみの比較でも国家公務員の給料を上回る給与水準である。
- 地方債残高
- 普通会計分の地方債現在高:1兆655億9000万円
- 上記以外の特別会計分の地方債(企業債)現在高:409億円
平成23年度
- 財政力指数 0.34(都道府県平均:0.47)
- Dグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)12自治体中7位
特色のある施策
- 小児救急電話相談事業
- 小児救急の電話相談「小児救急電話相談事業」の夜間受付を翌朝8時半まで受け付けている。これは同事業を実施している31都道府県の内、大阪府と並んで最も遅い時間である(2006年(平成18年)7月11日現在)。
経済・産業
平成20年度(2008年)の県内総生産は4兆4724億円である[6]。これは世界の過半数の国の国内総生産 (GDP) よりも規模が大きい[7]。一人当たり県民所得は256.2万円である。
農林水産業
椎茸及びかぼすが特産として知られる。椎茸のうちでも特に、正月のおせち料理などで珍重される身が厚く表層に星型の亀裂が入る干し椎茸のどんこが名産。水産物では関あじ、関さばや城下かれいがある。
平松守彦前県知事が提唱した一村一品運動によって、各地で特産品を産み出す試みがなされている。
工業
高度成長期に大分市が新産業都市の指定を受けて大分臨海工業地帯が形成された。また、近年は、大分市や大分空港周辺に電子工業等の立地が進む一方、県北部では、隣接する福岡県東部とともに、自動車関連企業が集積している。
このため、全国平均に比べ第二次産業の占める割合が高い。県内総生産は1999年度で約4兆4,000億円で、そのうち、第一次産業が3.1%、第二次産業は36.9%、第三次産業は61.0%となっている。
エネルギー
大分県の自然エネルギー自給率は、25.2%で全国一高い[8]。これは、八丁原発電所をはじめ3か所の商用地熱発電所が立地するなど、地熱利用が進んでいるためである。
県内に拠点のある主要企業
県内に本社を置く主要企業
建設業
製造業
- 大分キヤノン(国東市・大分市)
- 大分キヤノンマテリアル(杵築市・大分市)
- 九州乳業(大分市)
- 三和酒類(宇佐市)
- CKK(宇佐市)
- ジェイデバイス(臼杵市)
- ダイハツ九州(中津市)
- 二階堂酒造(日出町)
- 西日本電線(大分市)
- 東九州石油(大分市)
- 日田天領水(日田市)
- 南日本造船(臼杵市)
電気・ガス・熱供給・水道業
- 大分共同火力(大分市)
卸売業・小売業
- アステム(大分市)
- サン・ダイコー(大分市)
- トキハ(大分市)
- トキハインダストリー(大分市)
- ホームインプルーブメントひろせ(大分市)
- マルショク(大分市)
- マルミヤストア(佐伯市)
宿泊業・飲食店
- ジョイフル(大分市)
金融業
- オーシー(大分市)
県内に拠点事業所のある主要企業
- 昭和電工(大分市) - 大分コンビナート
- 新日鐵住金(大分市) - 大分製鐵所
- JX日鉱日石エネルギー(旧九州石油→新日本石油精製)(大分市) - 大分製油所
- 住友化学(大分市) - 大分工場
- 東芝(大分市) - 大分工場
- パンパシフィック・カッパー(旧日鉱製錬)(大分市) - 佐賀関製錬所
- キヤノン(大分市) - 大分事業所
- TOTO(中津市、大分市) - 中津第二工場、大分工場
- ルネサス セミコンダクタ パッケージ&テスト ソリューションズ(中津市) - 大分工場
- サッポロビール(日田市) - 九州日田工場
- TDK(日田市) - 三隈川工場
- 太平洋セメント(津久見市) - 大分工場
生活・交通
警察
交通
航空
- 大分空港(第2種空港)。この空港は国東半島の東端に位置するため、大分市とのアクセスに大分ホーバーフェリーによる全国で唯一のホバークラフト定期航路が開設されていた。
- 大分県央飛行場(その他)
鉄道路線
JR線4路線がある。私鉄は存在しないが、別府市に近畿日本鉄道(近鉄)グループの近鉄別府ロープウェイが運営する別府ロープウェイ線と、岡本製作所が運営するケーブルカー別府ラクテンチケーブル線の2路線がある。
- 過去の鉄道路線(廃線)
バス事業者
大分市を中心として県北部は大分交通、県南部は大分バス、別府市周辺は亀の井バス、日田市周辺は日田バスとこれらの子会社が路線網を持っている。これら会社は西日本鉄道と資本的関係がある。
県外からは熊本県から九州産交バス(九州横断バスなど)、福岡県から西鉄バス(日田市周辺。以前は中津市にも)がある。
道路
- 有料道路
- 地域高規格道路
- 国道
- 国道10号、国道57号、国道197号、国道210号、国道211号、国道212号、国道213号、国道217号、国道326号、国道386号、国道387号、国道388号、国道442号、国道496号、国道500号、国道502号
- 県道
- 大分県の県道一覧を参照
海上
県域東側は海に面しており、多くの港が設置されている。また、豊後水道を横断し四国と九州を結ぶ旅客航路や、瀬戸内海を通り本州と九州を結ぶ航路が県内に発着している。
- 重要港湾
- 定期旅客航路
医療・福祉
教育
- 大学
- 国立大学法人大分大学
- 国立大学法人九州大学九州大学病院別府病院
- 国立大学法人京都大学地球熱学研究施設
- 大分県立看護科学大学
- 別府大学
- 日本文理大学 (NBU)
- 立命館アジア太平洋大学 (APU)
- 短期大学
- 高等専門学校
- 専修学校
- 学校教育以外の施設
- 大分県立工科短期大学校(中津市) (職業能力開発促進法に基づく職業能力開発短期大学校)
- 大分県立大分高等技術専門校(大分市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
- 大分県立佐伯高等技術専門校(佐伯市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
- 大分県立日田高等技術専門校(日田市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
- 大分県竹工芸・訓練支援センター(別府市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
- 大分県マリンカルチャーセンター
- 大分県立九重青少年の家 (旧九重少年自然の家 2005年度より改称)
- 大分県立香々地青少年の家 (旧香々地少年自然の家 2005年度より改称)
マスメディア
- 新聞
- ラジオ局
- AM放送局
- FM放送局
- コミュニティFM局
- テレビ局
大分県のテレビ事情については大分県のテレビ事情参照。大分県は民放3社の内 OBS と OAB に出資している。
- ケーブルテレビ局
文化・スポーツ
方言
大分県の大部分では豊日方言が話される。このうち、県中南部の方言は大分弁、県北部の方言は中津弁、県西部の方言は日田弁と呼ばれる。日田弁は豊日方言に分類されるものの、筑後弁などの肥筑方言の影響が大きい。
食文化
- 郷土料理
伝統工芸
- 伝統工芸品
スポーツ
プロスポーツ/全国リーグ参加チーム
- 大分トリニータ - 男子サッカーJリーグ (J2)
- 大分ヒートデビルズ - 男子バスケットボールbjリーグ
- 大分三好ヴァイセアドラー - 男子バレーボールチャレンジリーグ
- バサジィ大分 - 男子フットサルFリーグ
- ヴェルスパ大分(前HOYO大分) - 男子サッカーJFL
- 冷研鶴崎ジム - プロボクシングジム
- ミサイル工藤スポーツボクシングジム - プロボクシングジム
- 大分AMWプロレス - プロレス団体
- プロレスリングFTO - プロレス団体
定期開催されるスポーツイベント
過去に開催されたスポーツイベント
- 第21回国民体育大会(剛健国体、1966年)
- キリンカップサッカー(2001年)
- 2002 FIFAワールドカップ(2002年)
- キリンチャレンジカップ(2003年、2006年、2007年、2010年)
- Jリーグオールスターサッカー(2005年)
- 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会(2006年)
- 第63回国民体育大会(チャレンジ!おおいた国体、2008年)
- 第8回全国障害者スポーツ大会(チャレンジ!おおいた大会、2008年)
- 平成25年度全国高等学校総合体育大会(北部九州総体、2013年)
その他
- 車いすバスケットボール発祥の地
- 車いすマラソン発祥の地
公営競技
観光
名所・旧跡
- 明正井路一号幹線一号橋(豊後大野市)土木学会選奨土木遺産 日本一長い水路橋(石積アーチ橋)
- 稲積水中鍾乳洞(豊後大野市)
- 大分マリーンパレス水族館(うみたまご)(大分市)
- 岡城(竹田市)
- 咸宜園(日田市)
- 九州自然動物公園アフリカンサファリ(宇佐市)
- 九重山(九重連山、久住山)(玖珠郡九重町、竹田市) - 日本百名山
- 九重"夢"大吊橋(玖珠郡九重町)
- 釈迦岳(日田市)
- 鯛生金山(日田市)
- 高崎山自然動物園(大分市)
- 原尻の滝(豊後大野市) - 日本の滝百選
- 飯田高原(九重町)
- 風連鍾乳洞(臼杵市)
- 福沢諭吉旧居(中津市)
- 別府地獄めぐり(別府市) - 国の名勝(別府の地獄)
- 豆田町 (日田市) - 重要伝統的建造物群保存地区
- 耶馬渓(中津市) - 国の名勝、新日本三景
- 青の洞門(中津市)
- 由布岳(由布市)
神社仏閣・仏像
- 宇佐神宮(宇佐市) - 国宝(本殿)
- 臼杵磨崖仏(臼杵市) - 国宝、国の特別史跡
- 扇森稲荷神社(竹田市)
- 熊野磨崖仏(豊後高田市) - 国の重要文化財
- 菅尾磨崖仏(豊後大野市) - 国の重要文化財
- 高塚愛宕地蔵尊(日田市)
- 富貴寺(豊後高田市) - 国宝(富貴寺大堂)
- 豊前善光寺(宇佐市) - 国の重要文化財(本堂)
- 両子寺(国東市)
- 真木大堂(豊後高田市) - 国の重要文化財の仏像9体を収蔵
- 羅漢寺(中津市)
温泉
- 天ヶ瀬温泉(日田市)
- 筋湯温泉(九重町)
- 長湯温泉(竹田市)
- 別府温泉(別府市) - 源泉数全国1位、湧出量全国1位
- 湯平温泉(由布市)
- 由布院温泉(由布市) - 源泉数全国2位、湧出量全国3位
- 大分県の温泉
祭事
大分県を舞台とした作品
大分県が主な舞台になった作品のほかに、大分県が一部シーンに登場した作品を含む。
映画
- ただいま零匹(1957年(昭和32年))
- 男はつらいよ 私の寅さん(1973年(昭和48年))
- 男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981年(昭和56年))
- 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年(昭和57年))
- 国東物語(1985年(昭和60年)) - サレルノ国際映画祭グランプリを受賞
- 男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年(平成2年))
- ゴジラvsスペースゴジラ(1994年(平成6年)) - 別府市
- 顔(2000年(平成12年))
- 難波金融伝・ミナミの帝王 劇場版partXII「逆転相続」(1999年(平成11年))
- なごり雪(2002年(平成14年)) - 臼杵市など
- 悲しき天使(2006年(平成18年))
- 22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語(2007年(平成19年)) - 津久見市など
- 恋空(2007年(平成19年)) - 大分市など
- 釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様(2008年(平成20年)) - 佐伯市など
- 種まく旅人〜みのりの茶〜(2012年(平成24年)) - 臼杵市など
- 綱引いちゃった!(2012年(平成24年)) - 女子綱引きチーム「大分コスモレディースTC」を題材とした映画
ドラマ
- 小京都ミステリー26 豊後一子相伝殺人事件(1999年(平成11年)) - 日田市
- 大友宗麟-心の王国を求めて(2004年(平成16年)、NHK正月時代劇)
- 風のハルカ(2005年(平成17年) NHK朝の連続テレビ小説) - シリーズ初の大分県舞台の作品
小説
- 恩讐の彼方に(菊池寛、1919年(大正8年))
- ただいま零匹(火野葦平、1956年(昭和31年))
- 西海道談綺(松本清張、1976年(昭和51年))
- 生命燃ゆ(高杉良、1983年(昭和58年))
- 十角館の殺人(綾辻行人、1987年(昭和62年))
- レジンキャストミルク(ライトノベル、藤原祐、2005年(平成17年) - 2007年(平成19年))
音楽
漫画
- 県立地球防衛軍(安永航一郎) - 作中では「九州某県」と記されているが、大分県がモデルとされる
- チューロウ(盛田賢司) - 大分市内がモデルとなっている
- デトロイト・メタル・シティ(若杉公徳) - 主人公が大分県出身という設定
アニメ
ゲーム
大分県出身の人物
脚注
関連項目
テンプレート:ウィキポータルリンク テンプレート:Multimedia
外部リンク
テンプレート:Commons&cat テンプレート:Sister テンプレート:Sister テンプレート:Wikinewscat
- 行政
テンプレート:S-start テンプレート:S-bef テンプレート:S-ttl テンプレート:S-aft テンプレート:End
テンプレート:Navbox- ↑ テンプレート:PDFlink 環境省
- ↑ 大分県の自然と風土 地形・地質 大分県
- ↑ なお、「平成の大合併」で消滅した町村のうち、香々地町(現豊後高田市)、庄内町、挟間町、湯布院町(以上、現由布市)、蒲江町(現佐伯市)は「ちょう」、直川村(現佐伯市)は「そん」と読み、それ以外は、町は「まち」、村は「むら」と読んでいた(角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 44 大分県』角川書店、1980年1月)。
- ↑ 後藤宗俊「豊国の形成と展開」 豊田寛三・後藤宗俊・飯沼賢司・末廣利人『大分県の歴史』山川出版社 2002年(平成14年) 10ページ
- ↑ CiNii 論文 - ホゾ穴かキツツキの穴か?日本最古の「建築部材」の謎に迫る : 大分市横尾貝塚周辺の発掘調査より(遺跡漫遊 第6回)
- ↑ 平成20年度県民経済計算
- ↑ 世界の名目GDP(USドル)ランキング
- ↑ 自然エネルギー自給率:大分県がトップ 地熱・温泉熱の利用盛ん - 毎日jp(毎日新聞)、2010年(平成22年)1月4日