荻町
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テンプレート:Infobox 荻町(おぎまち)は、かつて大分県の南西に位置する直入郡に存在した町。特産品のトマトと滝の白水の滝で知られていた。
2005年4月1日、直入郡久住町、直入町とともに竹田市と新設合併し、新市制による竹田市となり、自治体としての荻町は消滅した。
目次
概要
2004年7月1日時点の統計では、人口3,642人、面積50.32km²、世帯数1,159世帯となっている。現在の住所表記は「大分県竹田市荻町大字○○」となっているが、旧荻町時代の住所表記は「大分県直入郡荻町大字○○」となっていた。
地理
大分県の南西部に位置し、熊本県と隣接していた。
隣接市町村
大分県
歴史
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い直入郡馬場村、藤渡村、新藤村、桑木村、木下村、政所村、馬背野村、恵良原村、南河内村が合併し、荻村(おぎむら)が成立。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 直入郡柏原村と合併し、町制施行して荻町が発足。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 竹田市、直入郡直入町・久住町と合併し、新「竹田市」となり消滅。
交通
鉄道
道路
荻には国道・主要地方道は存在せず、一般県道3路線が存在している。東西に横断する県道高森竹田線は荻地区の大動脈で交通量が多い。
一般県道
- 大分県道135号高森竹田線(荻地区の基幹道路、竹田市と南阿蘇を結ぶ)
- 大分県道640号穴井迫荻線
- 大分県道695号九重野荻線
その他
- 宇目小国林道荻・竹田線
- 大野川上流広域農道(奥豊後ロード)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
関連項目
参考文献
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。