豊後荻駅
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|} 豊後荻駅(ぶんごおぎえき)は、大分県竹田市荻町馬場にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅である。
2002年3月23日のダイヤ改正で特急列車(九州横断特急)停車駅となった。
早朝6時台に当駅始発豊後竹田行き(豊後竹田で大分行きに接続)が1本設定されている(豊後竹田から当駅までは回送で運転される)。これは熊本・宮地方面からの始発列車が7:37発と遅いため、沿線の通勤・通学客の利便性を考慮したものである。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは構内踏切で連絡している。
豊肥本線で最も列車本数の少ない区間内にあるが、下り方向に向かって右側に設けられている駅舎には「ふれあい会館」と呼ばれる物産館や公民館、2階には公文式荻教室を併設しており、大きな建物となっている。
- Bungo Ogi Station Platform 2012.JPG
ホーム(熊本方面)
のりば
1 | テンプレート:Color豊肥本線(上り) | 宮地・熊本方面 |
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2 | テンプレート:Color豊肥本線(下り) | 豊後竹田・大分方面 |
ただし、早朝の当駅始発豊後竹田行き(6:21発)のみ上りホーム1番線から発車する。
利用状況
- 2011年度の1日平均乗車人員は41人(前年度比-4人)である。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 92 |
2001 | 94 |
2002 | 85 |
2003 | 72 |
2004 | 66 |
2005 | 45 |
2006 | 44 |
2007 | 46 |
2008 | 50 |
2009 | 49 |
2010 | 45 |
2011 | 41 |
駅周辺
周囲はかつてあった荻町の中心部にあたる地区で、比較的大きな集落が広がっており、旧荻町役場の竹田市荻支所にも近い。
歴史
- 1928年(昭和3年)12月2日 - 開業。
- 1984年(昭和59年)11月1日 - 無人化(簡易委託化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2012年(平成24年)7月12日 - 九州北部豪雨により営業休止。(当駅からの代行輸送は、8月20日から行われている。)
- 2013年(平成25年)8月4日 - 豊肥本線の全線復旧に伴い営業再開(代行輸送は前日で終了)。