日本プロサッカーリーグ

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テンプレート:スポーツリーグ 日本プロサッカーリーグ(にほんプロサッカーリーグ、テンプレート:Lang-en)は、日本プロサッカーリーグである。略称はJリーグ(ジェイリーグ、テンプレート:Lang-en)。主催団体は公益財団法人日本サッカー協会(JFA)、公益社団法人日本プロサッカーリーグ。主管団体はJリーグに加盟する各クラブ。

1993年に10クラブで開始し、1998年までは1部のみの「Jリーグ」として最大で18クラブによって開催された。1999年からJリーグ ディビジョン1(J1)とJリーグ ディビジョン2(J2)の2部制に移行、2014年からはJ3リーグ(J3)が創設された。

2014年シーズン開始時点で、日本国内の36都道府県に本拠地を置く51クラブ(J1:18、J2:22、J3:11)が入会、また、日本フットボールリーグ(JFL)などのカテゴリーに属するJリーグ百年構想クラブが6クラブ指定されている。リーグ構成については日本サッカーのリーグ構成 (1種)を参照。

Jリーグ ディビジョン1の年間最終順位上位原則3チームは、同年度の天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝チームとともに、翌年度のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を与えられる(J1上位3チームと天皇杯優勝チームが重複した場合は、J1の4位も出場)。アジアの大会における日本のサッカークラブも参照。

理念・活動方針

  • 日本サッカーの水準向上およびサッカーの普及促進
  • 豊かなスポーツ文化の振興および国民の心身の健全な発達への寄与
  • 国際社会における交流および親善への貢献

加盟要件

テンプレート:Main Jリーグ加盟の要件には、スタジアム・経営状況・チーム運営状況などの項目が定められている。チーム運営については、実際にJリーグの試合に参加するチームそのもののみならず、育成組織(下部組織)によるクラブユースチームの運営義務なども規定されている。2013年シーズンよりJリーグクラブライセンス制度が発足し、Jリーグへの加盟可否・加盟可能なディビジョンについての判断を行う制度が更新された。

また2006年より、Jリーグ加盟の基準を満たしているか近い将来満たせそうと判断されたクラブを「Jリーグ準加盟」と認定することを定め、J3発足後の2014年以降は代わって「Jリーグ百年構想クラブ」と呼称するものとしている。

設立経緯

日本におけるサッカー競技はアマチュア主体の全国リーグである「日本サッカーリーグ」(JSL)がすでに存在していたが、当時は日本国内における競技自体の人気や選手の待遇がまだまだ低く、マスコミにもあまり大きく扱われるほどの存在ではなかった。そこで、当時の日本サッカー協会内ではその様な状況を打破しようと、川淵三郎らが中心となって国立霞ヶ丘陸上競技場で開催する1989年2月26日のJSLの後期リーグ開幕戦を無料招待試合にするなどといった様々な試みを積極的に行っていたが、状況を変えるまでには至らなかった[1]

また、水面下では森健兒らを中心とした第1次JSL活性化委員会が極秘裏に「スペシャルリーグ(サッカーのプロ化)構想」を進めていたが[2][3][4][5][6]、協会内部では“JSLの活性化”では意見が一致していたものの、まだまだ“リーグのプロ化”に対しては親会社から出向してきた当時の1部リーグに所属する実業団チーム出身の役員達を中心に「プロ化は時期尚早」や「プロ野球の球団ですら赤字経営なのに、サッカーではまともに採算が取れる訳がない」などの意見がJSLの評議委員会で大勢を占めていた事から森らの計画はほとんど進展しなかった[7]

ところが、1980年代後半にFIFAの第7代会長であったジョアン・アヴェランジェから当時のアジアとしても初開催となる「FIFAワールドカップ」の日本開催を日本サッカー協会へ打診されると、当時の第2次JSL活性化委員会を中心にプロリーグ構想が推進され、日本初のプロサッカーリーグの「日本プロサッカーリーグ」(Jリーグ)が発足した。1992年には前哨戦としてJリーグヤマザキナビスコカップが開催された。

チーム名称表記

Jリーグでは方針としてチーム名称を地域名称+愛称にしているため、発足当初から企業名称は原則排除している。ただ、前哨戦として1992年に開催されたヤマザキナビスコカップではプロ化への移行・準備的な要素が考慮された事から一部のチーム名称表記について、例えば「読売ヴェルディ」(ヴェルディ川崎)や「三菱浦和レッドダイヤモンズ」(浦和レッドダイヤモンズ)などの様に報道などでチーム名称表記に企業名称を入れることを暫定的に容認したことがある。

沿革

開催日時

現在、日程上の理由で水曜日でも開催される場合もあるが、基本的に試合は毎週土曜日日曜日の2日間に分けて開催している。

土曜日と日曜日に開催される試合は基本的にデーゲームであるが、試合の開催時期[注 1] やテレビ中継に配慮する形でナイトゲームでも行われることがある。また、祝祭日以外の平日に開催される試合は全てナイトゲームで開催されている(ただし、Jリーグの発足直後と2011年には水曜日の開催でもデーゲームで行う事があった[注 2])。

なお、最終節は全試合の開催日と試合開始時間を統一している。

2008年以降、日本代表の試合のある日は原則として、JリーグカップおよびJ2の試合は組まない(この間、J1は日本代表に選出されている選手の強化期間としているため、リーグ戦の試合は組まれない)。また、試合予定が未定の分で、日本代表の試合が予定されている場合は土曜、日曜両方で開催できるように対応している。

J1
  • 1部制だった時代(1993-1998年)も含めて、1993-2000年までは基本的に土曜日に開催されていた。ただし、1993-1995年の2ステージ制だった時代は試合数の問題から平日(主に水曜日)にも開催されていた。
  • 2001年以降はスポーツ振興くじ(toto)の導入に伴い、J2と共に土曜日を中心とする開催になった。
  • 2002年、テレビ中継などの日程調整も考慮し、土曜日開催を基本としつつ、原則として1節のうち2試合を日曜日に開催する分散型が採用された。
  • 2012年以後は原則土曜日開催に固定したが、AFCチャンピオンズリーグに参加するクラブについては、週の中間(火曜・水曜)に試合をすることを考慮して、週末の試合を金曜日や日曜日に組んだり、アウェーゲームを国外で行う場合を配慮して別の週の水曜に開催する例もある。
J2
  • 1999-2000年の2年間は基本的に日曜日に開催するのが中心だったが、1か月に1-2回程度は木曜日にも開催されていた。
  • 2001年以降はtotoの導入に伴い、J1と共に土曜日を中心とする開催になった(一部は日曜日に開催)。
  • 2012年以降は原則日曜日開催に固定するが、37週で42試合をこなすため、一部週水曜日以外の平日にも組まれる(月曜日が祝日の週は金曜日・月曜日に連戦を行うなど)。
J3
  • 基本的に原則日曜日の開催に固定している。
  • 2014年は選手の健康面や、台風や積雪などの天候面での問題で開催できない場合の予備日日程確保の観点から、J1・J2発足当時の4回総当たりとはせず、3回総当たりでスタートさせる。
  • また基本的にデーゲームを中心として編成しているが、夏季の気候の問題も考慮し、6-8月のデーゲームは基本的に15時以後の開始としており、照明設備があるスタジアムでも18時以後のナイターは設定されない代わり、17時からの薄暮デーゲームを開催する試合を数試合組んでいる。(但し、やむを得ない事情で平日に日程を変更した試合に関してはナイターが組まれる場合もある)

その他、同一都道府県・市区町村を本拠地とするクラブが複数ある場合は、極力同じ節にホームゲームを開催しないように日程を調整している(2011年の場合はJ1のさいたま市神奈川県静岡県大阪府、J2の東京都、神奈川県が該当)。ただし、初期の頃は横浜市の2チームが同じ日にホームゲームをしたことがあった[注 3]2011年にもJ1のさいたまと大阪、J2の東京都、さらにJ1・J2それぞれ2クラブずつの神奈川県の2チームが同じ節にホームゲームをする場合があるが、このときでもやむをえない場合を除き原則として、どちらかが土曜日、もう一方は日曜日の開催[注 4] とするように配慮されている。

クラブ一覧

正会員クラブ

2014年シーズンの状況を基準とする。複数の資料で記述にぶれがあるものについては、Jリーグ公式サイトのクラブガイドの記述に基づく。準加盟した年度は旧準会員<1992-98>を含む。

クラブ名
(呼称)
リーグ・
ディビジョン
活動区域 / ホームタウン
(ホームスタジアム)
加盟年度 準加盟年度
北海道 コンサドーレ札幌
Consadole SAPPORO
J2 北海道 / 札幌市
札幌ドーム札幌厚別公園競技場
1998 1996
東北 グルージャ盛岡
Grulla MORIOKA
J3 岩手県 / 盛岡市
盛岡南公園球技場
2014 2013
ベガルタ仙台
Vegalta SENDAI
J1 宮城県 / 仙台市
ユアテックスタジアム仙台
1999 1996
ブラウブリッツ秋田
Blaublitz AKITA
J3 秋田県 / 秋田市由利本荘市にかほ市男鹿市を中心とする全県
秋田市八橋運動公園球技場
2014 2013
モンテディオ山形
Montedio YAMAGATA
J2 山形県 / 山形市天童市鶴岡市を中心とする全県
NDソフトスタジアム山形
1999
福島ユナイテッドFC
FUKUSHIMA United FC
J3 福島県 / 福島市を中心とする全県
とうほう・みんなのスタジアム
2014 2013
関東 鹿島アントラーズ
KASHIMA Antlers
J1 茨城県 / 鹿嶋市神栖市潮来市鉾田市行方市
茨城県立カシマサッカースタジアム
1991
水戸ホーリーホック
MITO Hollyhock
J2 茨城県 / 水戸市
ケーズデンキスタジアム水戸
2000
栃木SC
TOCHIGI SC
J2 栃木県 / 宇都宮市
栃木県グリーンスタジアム
2009 2007
ザスパクサツ群馬
Thespa Kusatsu GUMMA
J2 群馬県 / 草津町前橋市を中心とする全県
正田醤油スタジアム群馬
2005
浦和レッズ
URAWA Reds
J1 埼玉県 / さいたま市
埼玉スタジアム2002
1991
大宮アルディージャ
OMIYA Ardija
J1 埼玉県 / さいたま市
NACK5スタジアム大宮
1999
ジェフユナイテッド千葉
Jef United CHIBA
J2 千葉県 / 千葉市市原市
フクダ電子アリーナ
1991
柏レイソル
KASHIWA Reysol
J1 千葉県 / 柏市
日立柏サッカー場
1995 1992
FC東京
F.C. TOKYO
J1 東京都 / 東京都
味の素スタジアム
1999
東京ヴェルディ
TOKYO Verdy
J2 東京都 / 東京都
(味の素スタジアム)
1991
FC町田ゼルビア
FC MACHIDA Zelvia
J3 東京都 / 町田市
町田市立陸上競技場
2012 2009
川崎フロンターレ
KAWASAKI Frontare
J1 神奈川県 / 川崎市
等々力陸上競技場
1999 1997
横浜F・マリノス
YOKOHAMA F. Marinos
J1 神奈川県 / 横浜市横須賀市
日産スタジアムニッパツ三ツ沢球技場
1991
横浜FC
YOKOHAMA FC
J2 神奈川県 / 横浜市
(ニッパツ三ツ沢球技場)
2001
Y.S.C.C.横浜
Y.S.C.C YOKOHAMA
J3 神奈川県 / 横浜市
(ニッパツ三ツ沢球技場)
2014 2013
SC相模原
S.C. SAGAMIHARA
J3 神奈川県 / 相模原市
相模原ギオンスタジアム
2014 2010
湘南ベルマーレ
SHONAN Bellmare
J2 神奈川県 / 厚木市伊勢原市小田原市茅ヶ崎市秦野市
平塚市藤沢市大磯町寒川町二宮町
Shonan BMW スタジアム平塚
1994 1992
ヴァンフォーレ甲府
Ventforet KOFU
J1 山梨県 / 甲府市韮崎市を中心とする全県
山梨中銀スタジアム
1999
北信越 AC長野パルセイロ
AC NAGANO Parceiro
J3 長野県 / 長野市須坂市中野市飯山市千曲市坂城町小布施町高山村
山ノ内町木島平村野沢温泉村信濃町飯綱町小川村栄村
南長野運動公園総合球技場[注 5]
2014 2012
松本山雅FC
MATSUMOTO Yamaga F.C.
J2 長野県 / 松本市安曇野市山形村塩尻市
松本平広域公園総合球技場
2012 2010
アルビレックス新潟
Albirex NIIGATA
J1 新潟県 / 新潟市聖籠町
デンカビッグスワンスタジアム
1999
カターレ富山
Kataller TOYAMA
J2 富山県 / 富山市を中心とする全県
富山県総合運動公園陸上競技場
2009 2008
ツエーゲン金沢
Zweigen KANAZAWA
J3 石川県 / 金沢市野々市市かほく市津幡町内灘町を中心とする全県
石川県西部緑地公園陸上競技場
2014 2013
東海 清水エスパルス
SHIMIZU S-Pulse
J1 静岡県 / 静岡市
IAIスタジアム日本平
1991
ジュビロ磐田
Júbilo IWATA
J2 静岡県 / 磐田市
ヤマハスタジアム
1994 1992
藤枝MYFC
FUJIEDA MYFC
J3 静岡県 / 藤枝市島田市焼津市牧之原市吉田町川根本町
藤枝総合運動公園サッカー場
2014 2013
名古屋グランパス
NAGOYA Grampus
J1 愛知県 / 名古屋市豊田市みよし市を中心とする全県
名古屋市瑞穂公園陸上競技場豊田スタジアム
1991
FC岐阜
FC GIFU
J2 岐阜県 / 岐阜市を中心とする全県
岐阜メモリアルセンター長良川競技場
2008 2007
関西 京都サンガF.C.
KYOTO Sanga F.C.
J2 京都府 / 京都市宇治市城陽市京田辺市向日市長岡京市木津川市亀岡市
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
1996 1994
ガンバ大阪
Gamba OSAKA
J1 大阪府 / 吹田市茨木市高槻市豊中市
万博記念競技場
1991
セレッソ大阪
Cerezo OSAKA
J1 大阪府 / 大阪市堺市
キンチョウスタジアムヤンマースタジアム長居
1995 1993
ヴィッセル神戸
Vissel KOBE
J1 兵庫県 / 神戸市
ノエビアスタジアム神戸
1997 1995
中国 ガイナーレ鳥取
Gainare TOTTORI
J3 鳥取県 / 鳥取市倉吉市米子市境港市を中心とする全県
とりぎんバードスタジアム
2011 2007
ファジアーノ岡山
Fagiano OKAYAMA
J2 岡山県 / 岡山市倉敷市津山市を中心とする全県
kankoスタジアム
2009 2007
サンフレッチェ広島
Sanfrecce HIROSHIMA
J1 広島県 / 広島市
エディオンスタジアム広島
1991
四国 徳島ヴォルティス
TOKUSHIMA Vortis
J1 徳島県 / 徳島市鳴門市美馬市松茂町板野町
藍住町北島町を中心とする全県
鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
2005
カマタマーレ讃岐
Kamatamare SANUKI
J2 香川県 / 高松市丸亀市を中心とする全県
香川県立丸亀競技場
2014 2011
愛媛FC
EHIME FC
J2 愛媛県 / 松山市を中心とする全県
ニンジニアスタジアム
2006
九州 アビスパ福岡
Avispa FUKUOKA
J2 福岡県 / 福岡市
レベルファイブスタジアム
1996 1995
ギラヴァンツ北九州
Giravanz KITAKYUSHU
J2 福岡県 / 北九州市
北九州市立本城陸上競技場
2010 2008
サガン鳥栖
Sagan TOSU
J1 佐賀県 / 鳥栖市
ベストアメニティスタジアム
1999
V・ファーレン長崎
V Varen NAGASAKI
J2 長崎県 / 長崎市諫早市を中心とする全県
長崎県立総合運動公園陸上競技場
2013 2009
ロアッソ熊本
Roasso KUMAMOTO
J2 熊本県 / 熊本市
うまかな・よかなスタジアム
2008 2006
大分トリニータ
OITA Trinita
J2 大分県 / 大分市別府市佐伯市を中心とする全県
大分銀行ドーム
1999
FC琉球
FC RYUKYU
J3 沖縄県 / 沖縄市を中心とする全県
沖縄市陸上競技場
2014 2013

Jリーグ百年構想クラブ

クラブ名 所属リーグ 活動区域 / ホームタウン
(ホームスタジアム)
準加盟年度
東北 ヴァンラーレ八戸
Vanraure HACHINOHE
JFL 青森県 / 八戸市十和田市五戸町
八戸東運動公園陸上競技場)
2013
関東 栃木ウーヴァFC
TOCHIGI Uva FC
JFL 栃木県 / 栃木市
栃木市総合運動公園陸上競技場
2014
tonan前橋
Tonan MAEBASHI
関東1部 群馬県 / 前橋市
前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場
2013
東海 アスルクラロ沼津
Azul claro NUMAZU
JFL 静岡県 / 沼津市
静岡県愛鷹広域公園多目的競技場
2013
関西 奈良クラブ
NARA Club
関西1部 奈良県 / 奈良市を中心とする全県
奈良市鴻ノ池陸上競技場
2013
中国 レノファ山口FC
Renofa YAMAGUCHI FC
JFL 山口県 / 山口市を中心とする全県
維新百年記念公園陸上競技場
2013

過去にJリーグ正会員であったクラブ

クラブ名 活動区域/ホームタウン
(ホームスタジアム)
加盟期間
横浜フリューゲルス
YOKOHAMA Flügels
神奈川県横浜市
長崎県熊本県鹿児島県[注 6]
三ツ沢公園球技場横浜国際総合競技場
長崎県立総合運動公園陸上競技場[注 6]熊本市水前寺競技場[注 6]鹿児島県立鴨池陸上競技場[注 6]
1991 - 1998

入れ替え制度

1998年にJ1参入決定戦を実施。1999年からはJ1・J2の2部制への移行に伴い、入れ替え制度を導入した。

  • Jリーグによる審査でJ1昇格の権利を得たJ2クラブがJ1の規格に満たしていなければJ1昇格が取り消され、J1の16位からJ2降格も取り消される。なお、J1・J2の2部制へ移行した1999年から現在までにJ1昇格・J2降格が取り消されたことはない。
  • 公式試合安定開催基金から融資を受けているクラブが返済期日まで完済できない場合、次シーズンはJ2所属となる。すなわち、J1に所属するクラブにおいてはJ1残留できる順位であってもJ2降格となり、J2に所属するクラブにおいてはJ1昇格できる順位であっても昇格は見送られる。ただし、過去にこの制度が適用(J1からの強制降格、もしくはJ2からの昇格見送り)となったクラブはない。
  • 2012年よりJ2からの降格が制度化され、J2への昇格クラブが生じた場合、同数のクラブが2012年のポストシーズンにおいては日本フットボールリーグ(JFL)へ、2013年のポストシーズン以降はJ3へ降格する。詳細はJ2・J3入れ替え戦を参照。
  • 2012年のポストシーズンより、J1・J2への昇格にあたっては、Jリーグクラブライセンス制度により参入資格が審査される。

1999年 - 2011年

年度 J1クラブ数 J1→J2降格 J2クラブ数 J2→J1昇格 JFL→J2昇格
1998年:J1参入決定戦実施
1998 18 札幌 - - 9クラブ(J2オリジナル10を参照)
1999年 - 2003年:J1の15・16位が自動降格、J2の1位・2位が自動昇格
1999 16 浦和、平塚 10 川崎、FC東京 水戸
2000 16 京都、川崎 11 札幌、浦和 横浜FC
2001 16 福岡、C大阪 12 京都、仙台 -
2002 16 広島、札幌 12 大分、C大阪 -
2003 16 仙台、京都 12 新潟、広島 -
2004年:J2の1位・2位が自動昇格、J1の16位とJ2の3位でJ1・J2入れ替え戦
2004 16 - 12 川崎、大宮 徳島、草津
2005年 - 2008年:J1の17・18位が自動降格、J2の1位・2位が自動昇格
J1の16位とJ2の3位でJ1・J2入れ替え戦
2005 18 柏、東京V、神戸 12 京都、福岡、甲府 愛媛
2006 18 福岡、C大阪、京都 13 横浜FC、柏、神戸 -
2007 18 広島、甲府、横浜FC 13 札幌、東京V、京都 熊本、岐阜
2008 18 東京V、札幌 15 広島、山形 栃木、富山、岡山
2009年 - 2011年:J1の16 - 18位が自動降格、J2の1位 - 3位が自動昇格
2009 18 柏、大分、千葉 18 仙台、C大阪、湘南 北九州
2010 18 FC東京、京都、湘南 19 柏、甲府、福岡 鳥取
2011 18 甲府、福岡、山形 20 FC東京、鳥栖、札幌 町田、松本

2012年 -

年度 J1クラブ数 J1→J2降格 J2クラブ数 J2→J1昇格 J2→JFL降格 - JFL→J2昇格 -
2012年:J1の16 - 18位が自動降格、J2の1位・2位が自動昇格
J2の3位 - 6位の間でJ1昇格プレーオフ
J2の21-22位が自動降格・入れ替え戦(クラブライセンス取得クラブの成績によって実施しない可能性もあり)※
2012 18 神戸、G大阪、札幌 22 甲府、湘南、大分 町田 - 長崎 -
年度 J1クラブ数 J1→J2降格 J2クラブ数 J2→J1昇格 J2→J3降格 - JFL→J2昇格 Jリーグ外→J3参入
2013 18 湘南、磐田、大分 22 G大阪、神戸、徳島 鳥取 - 讃岐 10クラブ(2014年のJ3リーグ参照)
年度 J1クラブ数 J1→J2降格 J2クラブ数 J2→J1昇格 J2→J3降格 J3クラブ数 J3→J2昇格 Jリーグ外→J3参入
2014 18 22 12

※詳細はJ2・J3入れ替え戦を参照。

懲罰

Jリーグでは各クラブが不正行為や選手・観客のトラブルなどがあった場合に以下の順で制裁処置をとる場合がある。制裁措置についてはJリーグ規約第141条から第143条に定めがあり、裁定委員会もしくは関連する専門委員会の調査結果を踏まえて、チェアマンが最終的な制裁措置の判断を下すとされている。

制裁措置はクラブ、及びクラブに所属する個人に対して行われ、以下のような段階が設けられている。

クラブに対する制裁
  1. けん責
  2. 制裁金(最大1億円)
  3. 中立地での試合の開催
  4. 無観客試合の開催
  5. 試合の没収(得点を3対0として試合を没収)
  6. 勝点減(最大15点の勝ち点減)
  7. (リーグカップ戦における)出場権剥奪
  8. 下位ディビジョンへの強制降格
  9. 除名

※中立地開催・無観客試合・没収試合・強制降格は2014年から設けられた。

個人に対する制裁
  1. けん責
  2. 制裁金(最大5,000万円)
  3. 出場資格停止(無期限または最大1年以内の期限付き出場停止)
  4. 公式試合に関わる職務の停止(一定期間、無期限または永久的な公式試合に関わる職務の全部または一部の停止)

通算成績

J1リーグ戦

テンプレート:Main

J2リーグ戦

テンプレート:Main

タイトル獲得クラブ一覧

  • Jリーグ発足以降に国内外の主なタイトルを獲得したクラブのみ掲載。
  • J2年間優勝は除く。
  • 詳細な情報については各チーム・大会の項目を参照の事。
クラブ名 J
/
J1




X
S
C
96
J
C

C
W
C
A
C
L
S
B
C
A
C
C
A
C
W
A
S
C
A
3
C
P
P
C
S
B
C


鹿島アントラーズ 7 4 5 5 0 21 0 0 2 0 0 0 1 0 0 3 24
浦和レッズ 1 2 1 1 0 5 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 6
ジェフユナイテッド千葉 0 0 2 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2
柏レイソル 1 1 2 1 0 5 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 6
FC東京 0 1 2 0 0 3 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 4
東京ヴェルディ 2 2 3 3 0 10 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 11
横浜F・マリノス 3 2 1 0 0 6 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 7
湘南ベルマーレ 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2
清水エスパルス 0 1 1 2 0 4 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 5
ジュビロ磐田 3 1 2 3 0 9 0 0 1 1 0 1 0 0 0 3 12
名古屋グランパス 1 2 0 2 1 6 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 7
京都サンガF.C. 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
ガンバ大阪 1 2 1 1 0 5 0 1 0 0 0 0 0 1 0 2 7
サンフレッチェ広島 2 0 0 3 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5
大分トリニータ 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
横浜フリューゲルス 0 2 0 0 0 2 0 0 0 0 1 1 0 0 0 2 4

※2014年8月6日現在

表彰

テンプレート:Main

試合入場者数

歴代入場者数

  • Jリーグの歴代入場者数について、総計は一部を除くJリーグが1年間に主催したリーグ戦・カップ戦・ポストシーズン・オールスターゲームの総入場者数。また、2008年からはJリーグのクラブが日本国内で開催したACLのホームゲームも含む。
歴代試合入場者数一覧[13]
年度 J1 J2 合計 総計
1992 - - - 533,345
1993 - - 3,235,750 4,118,837
1994 - - 5,173,817 5,619,653
1995 - - 6,159,691 6,439,522
1996 - - 3,204,807 4,745,930
1997 - - 2,755,698 3,464,906
1998 - - 3,666,496 4,277,065
1999 2,798,005 827,217 3,625,222 4,153,704
2000 2,655,553 1,340,820 3,996,373 4,456,135
2001 3,971,415 1,505,722 5,477,137 5,946,972
2002 3,928,215 1,806,392 5,734,607 6,353,970
2003 4,164,229 2,084,185 6,248,414 6,797,035
2004 4,551,695 1,904,172 6,455,867 7,405,048
2005 5,742,233 1,975,340 7,717,573 8,539,178
2006 5,597,408 1,998,688 7,596,056 8,363,963
2007 5,838,771 2,034,543 7,873,314 8,883,068
2008 5,899,063 2,227,570 8,126,633 9,130,030
2009 5,852,705 2,903,607 8,756,312 9,623,584
2010 5,638,894 2,290,082 7,928,976 8,611,128
2011 4,833,782 2,440,695 7,274,477
2012 5,375,300 2,681,881 8,057,181
2013 5,271,047 3,079,181 8,350,228
歴代年齢構成分布一覧[14]
年度 18歳
以下
19 -
22歳
23 -
29歳
30 -
39歳
40 -
49歳
50歳
以上
2000 12.6 11.2 26.0 27.5 14.3 8.2
ファイル:R10.pngファイル:R10.pngファイル:R05.pngファイル:C10.pngファイル:C10.pngファイル:C01.pngファイル:C01.pngファイル:Y50.pngファイル:Y01.pngファイル:Y01.pngファイル:G50.pngファイル:G05.pngファイル:B10.pngファイル:B10.pngファイル:B05.pngファイル:B03.pngファイル:B01.pngファイル:M10.pngファイル:M05.pngファイル:M01.png
2001 12.0 11.4 26.2 28.9 13.2 8.3
ファイル:R10.pngファイル:R10.pngファイル:R03.pngファイル:R01.pngファイル:C10.pngファイル:C10.pngファイル:C03.pngファイル:Y50.pngファイル:Y01.pngファイル:Y01.pngファイル:G50.pngファイル:G05.pngファイル:G03.pngファイル:B10.pngファイル:B10.pngファイル:B05.pngファイル:B01.pngファイル:M10.pngファイル:M05.pngファイル:M01.pngファイル:M01.png
2002 10.8 13.0 26.7 26.9 13.7 8.8
ファイル:R10.pngファイル:R10.pngファイル:R01.pngファイル:R01.pngファイル:C10.pngファイル:C10.pngファイル:C05.pngファイル:C01.pngファイル:Y50.pngファイル:Y03.pngファイル:G50.pngファイル:G03.pngファイル:G01.pngファイル:B10.pngファイル:B10.pngファイル:B05.pngファイル:B01.pngファイル:B01.pngファイル:M10.pngファイル:M05.pngファイル:M03.png
2003 10.9 9.0 20.8 32.1 17.8 9.4
ファイル:R10.pngファイル:R10.pngファイル:R01.pngファイル:R01.pngファイル:C10.pngファイル:C05.pngファイル:C03.pngファイル:Y30.pngファイル:Y10.pngファイル:Y01.pngファイル:Y01.pngファイル:G50.pngファイル:G10.pngファイル:G03.pngファイル:G01.pngファイル:B30.pngファイル:B05.pngファイル:B01.pngファイル:M10.pngファイル:M05.pngファイル:M03.pngファイル:M01.png
2004 8.0 7.3 19.2 34.1 19.9 11.5
ファイル:R10.pngファイル:R05.pngファイル:R01.pngファイル:C10.pngファイル:C05.pngファイル:Y30.pngファイル:Y05.pngファイル:Y03.pngファイル:G50.pngファイル:G10.pngファイル:G05.pngファイル:G03.pngファイル:B30.pngファイル:B05.pngファイル:B03.pngファイル:B01.pngファイル:M10.pngファイル:M10.pngファイル:M03.png
2005 8.0 6.7 17.5 33.9 21.2 12.8
ファイル:R10.pngファイル:R05.pngファイル:R01.pngファイル:C10.pngファイル:C03.pngファイル:Y30.pngファイル:Y05.pngファイル:G50.pngファイル:G10.pngファイル:G05.pngファイル:G01.pngファイル:G01.pngファイル:B30.pngファイル:B10.pngファイル:B01.pngファイル:B01.pngファイル:M10.pngファイル:M10.pngファイル:M05.pngファイル:M01.png
2006 7.4 7.1 16.3 33.7 21.8 13.7
ファイル:R10.pngファイル:R05.pngファイル:C10.pngファイル:C03.pngファイル:C01.pngファイル:Y30.pngファイル:Y03.pngファイル:G50.pngファイル:G10.pngファイル:G05.pngファイル:G01.pngファイル:G01.pngファイル:B30.pngファイル:B10.pngファイル:B03.pngファイル:B01.pngファイル:M10.pngファイル:M10.pngファイル:M05.pngファイル:M01.pngファイル:M01.png
2007 6.3 7.1 15.9 33.0 23.6 14.2
ファイル:R10.pngファイル:R03.pngファイル:C10.pngファイル:C03.pngファイル:C01.pngファイル:Y30.pngファイル:Y01.pngファイル:Y01.pngファイル:G50.pngファイル:G10.pngファイル:G05.pngファイル:G01.pngファイル:B30.pngファイル:B10.pngファイル:B05.pngファイル:B01.pngファイル:B01.pngファイル:M10.pngファイル:M10.pngファイル:M05.pngファイル:M03.png
2008 5.9 6.8 14.3 31.3 25.5 16.2
ファイル:R10.pngファイル:R01.pngファイル:R01.pngファイル:C10.pngファイル:C03.pngファイル:C01.pngファイル:Y10.pngファイル:Y10.pngファイル:Y05.pngファイル:Y03.pngファイル:Y01.pngファイル:G50.pngファイル:G10.pngファイル:G03.pngファイル:B50.pngファイル:B01.pngファイル:M30.pngファイル:M01.pngファイル:M01.png
2009 6.8 6.8 14.8 29.8 24.9 16.9
ファイル:R10.pngファイル:R03.pngファイル:R01.pngファイル:C10.pngファイル:C03.pngファイル:C01.pngファイル:Y30.pngファイル:G50.pngファイル:G10.pngファイル:B50.pngファイル:M30.pngファイル:M03.pngファイル:M01.png
2010 5.9 6.1 14.1 29.4 26.3 18.3
ファイル:R10.pngファイル:R01.pngファイル:R01.pngファイル:C10.pngファイル:C01.pngファイル:C01.pngファイル:Y10.pngファイル:Y10.pngファイル:Y05.pngファイル:Y03.pngファイル:Y01.pngファイル:G50.pngファイル:G05.pngファイル:G03.pngファイル:B50.pngファイル:B03.pngファイル:M30.pngファイル:M05.pngファイル:M03.png

入場者数は上表の通り。2010年8月8日、J1およびJ2のリーグ戦における通算入場者数が1億人に到達した。なお、カップ戦やオールスターゲームなど、全ての公式試合における通算入場者は、2009年3月に1億人を突破した。

なお、2009年の統計によると、世界各国のサッカーリーグで平均入場者数が最も多いのはブンデスリーガの38,975人であり、J1リーグは19,278人で第6位に位置している[15]

正会員クラブ別入場者数

  • 掲載順は1試合あたりの平均入場者数による。
  • ホームスタジアムの略称[16] は2014年度のもの(同年度に命名権により改称したものは旧称をかっこに表示)。所属リーグ、入場者数[17] は現時点ではなく、2013年度のもの(ホームゲーム数:J1が17試合、J2が21試合)。ホームスタジアムは複数登録されている場合は座席数最大のものを上(ただし本拠登録されていてもJリーグ主管の公式試合が行われなかった場合は除外)とし、その座席数を記載。
  • 招待券比率[18]、および入場料収入[19]2011年(平成23年)度のもの(ホームゲーム数:J1が17試合、J2が19試合)。
クラブ
所属
ホーム略称
所在
座席数
(席)
平均入場者数
(人)
総入場者数
(人)
招待券比率
%
入場料収入
(億
画像
1 浦和
J1
埼玉
さいたま市
63,700 37,100 630,701 2.5 19.18
2 横浜FM
J1
日産ス
横浜市
72,327 27,496 467,425 14.5 7.95
ニッパ球
横浜市
15,400
3 新潟
J1
東北電ス
新潟市
42,300 26,112 443,906 24.9 7.01
4 FC東京
J1
味スタ
調布市
49,970 25,073 426,246 7.9 5.51
5 C大阪
J1
ヤンマースタ(長居ス)
大阪市
47,000 18,819 319,928 8.0 4.49
金鳥スタ
大阪市
20,500
6 川崎
J1
等々力
川崎市
20,693 16,644 282,952 13.4 5.54
7 鹿島
J1
カシマ
鹿嶋市
40,728 16,419 279,115 15.8 7.54
8 広島
J1
Eスタ
広島市
50,000 16,209 275,556 22.3 4.58
9 名古屋
J1
豊田ス
豊田市
40,000 16,135 274,297 12.5 8.14
瑞穂陸
名古屋市
20,000
10 仙台
J1
ユアスタ
仙台市
19,694 14,866 252,725 9.6 6.89
11 清水
J1
アイスタ
静岡市
20,281 14,137 240,324 17.5 5.22
12 甲府
J1
中銀スタ
甲府市
17,000 12,614 214,441 13.4 4.21
13
J1

柏市
15,349 12,553 213,406 5.0 4.82
14 G大阪
J2
万博
吹田市
21,000 12,286 257,996 6.5 5.97
15 鳥栖
J1
ベアスタ
鳥栖市
24,490 12,026 204,438 3.7 1.66
16 大分
J2
大銀ド
大分市
40,000 11,915 202,557 38.2 3.25
17 神戸
J2
ノエスタ
神戸市
30,132 11,516 241,841 5.1 3.92
18 大宮
J1
NACK
さいたま市
15,600 11,138 189,342 4.8 3.25
19 松本
J2
松本
松本市
20,000 11,041 231,866 - -
20 磐田
J1
ヤマハ
磐田市
15,165 10,895 185,207 8.8 4.24
21 札幌
J2
札幌ド
札幌市
41,484 10,075 211,568 4.8 3.10
札幌厚別
札幌市
20,005
22 千葉
J2
フクアリ
千葉市
18,500 10,004 210,078 4.3 3.68
23 湘南
J1
BMWス
平塚市
18,500 9,911 168,481 14.8 1.68
24 岡山
J2
カンスタ
岡山市
20,000 8,574 180,056 5.5 1.27
25 京都
J2
西京極
京都市
20,588 7,891 165,717 13.2 1.99
26 山形
J2
NDスタ
天童市
21,292 7,020 147,416 7.5 2.82
27 東京V
J2
味スタ
調布市
49,970 6,343 133,201 6.8 1.82
28 熊本
J2
うまスタ
熊本市
32,000 6,227 130,769 22.1 0.84
29 長崎
J2
長崎県立
諫早市
20,246 6,167 129,517 - -
30 横浜FC
J2
ニッパ球
横浜市
15,454 6,064 127,354 3.4 1.47
31 福岡
J2
レベスタ
福岡市
22,563 5,727 120,270 12.9 3.08
32 栃木SC
J2
栃木グ
宇都宮市
15,589 4,922 103,360 12.1 1.13
33 水戸
J2
Ksスタ
水戸市
12,000 4,630 97,237 20.2 0.60
34 岐阜
J2
長良川
岐阜市
20,000 4,525 95,032 33.7 0.59
35 富山
J2
富山
富山市
25,250 4,474 93,960 18.5 0.49
36 徳島
J2
鳴門大塚
鳴門市
14,303 4,348 91,303 24.4 0.90
37 鳥取
J2
とりスタ
鳥取市
16,033 4,097 86,033 12.6 0.97
38 愛媛
J2
ニンスタ
松山市
21,585 3,950 91,303 19.1 0.53
39 群馬
J2
正田スタ
前橋市
10,120 3,571 74,990 9.7 0.78
40 北九州
J2
本城
北九州市
10,202 3,175 66,665 30.5 0.78
参考 讃岐
JFL
丸亀
丸亀市
30,099 3,125テンプレート:Refnest 53,129[注 7] - -

ユニフォーム

1993年から1996年までは「ミズノ」が全チームのユニフォーム・サプライヤー(供給メーカー)を一括して受け持っていた。ただ、その契約はリーグ戦のみの契約だったので、天皇杯やJリーグカップなどのカップ戦では各チームが個別にユニフォームメーカー等と契約して、カップ戦用のユニフォームを着用していた。しかし、1997年にはこれまでの「ミズノ」に加えて、「アンブロ」・「アディダス」・「プーマ」(ヴェルディ川崎は自主制作という形で「ナイキ」)が新たなユニフォーム・サプライヤーとして加わり、1998年からは事前にJリーグとユニフォーム・サプライヤー契約を結んでいるユニフォームメーカーなどに限って、各チームがユニフォームメーカーなどの各社と個別の契約を締結することができるようになった[20]

なお、この他にもリーグ戦用やカップ戦用のユニフォームといった区別には捉われない形の3rdユニフォームというものもあり、こちらは横浜FMと名古屋がJリーグでは2001年になって初めて採用したが、現在ではその年のACLに参戦をするチームを中心に数多くのチームが導入している。また、特別な事由でJリーグ事務局長の事前承認があれば、「ユニフォーム使用計画」に定めるユニフォームとは異なるユニフォームを着用することができる。なお、Jリーグ年間王者(J1王者)のチームは、金色のJリーグロゴマークをチャンピオンマークとして翌シーズン、ユニフォームの袖にJリーグのロゴに代えて付けることができる。

ユニフォーム・サプライヤー一覧

ユニフォーム・サプライヤー 使用チーム
アシックス 仙台、神戸
アディダス FC東京、横浜FM、松本、新潟
アスレタ 東京V、讃岐
アンダーアーマー 大宮
アンブロ G大阪
テンプレート:仮リンク 鳥栖
Kappa 札幌、千葉
GAVIC 水戸
gol. 岐阜
ゴールドウイン 富山
svolme 福岡
ナイキ 鹿島、浦和、広島
ヒュンメル 横浜FC、長崎
フィンタ 群馬
プーマ 山形、川崎、清水、磐田、熊本、大分
テンプレート:仮リンク 湘南、岡山
ボネーラ 北九州
ミズノ 栃木SC、甲府、C大阪、徳島、愛媛
ヨネックス
ルコック 名古屋
ワコール 京都
  • 原則としてそれぞれのチームカラーベースの1stユニフォームを着用するが、チームカラーが重複する場合や同系色の場合にはホームチームは1stユニフォーム、アウェーの場合は白ベースが中心の2ndユニフォームを使うことになっている。なお、以前は黒ベースのユニフォームは審判団との混同の恐れから使用が認められなかったが、審判のユニフォームの色が多様化したのに伴い、現在では解禁されている。
  • AFCチャンピオンズリーグなどに出場する場合、スポンサーは1つに限られ、胸部に掲載される。
  • ユニフォームに記載される名は登録名に基づくため、日本人選手の場合は苗字が入ることが一般的だが、名前(ファーストネーム)や愛称を入れることができる。
  • 報道などでその企業名や商品名が載ることによって、未成年に悪影響を及ぼす可能性があるなどの懸念から、Jリーグはパチンコなどの遊技業や消費者金融、アルコール飲料を扱っている企業などのユニフォームスポンサー、特に胸部分の広告になる事に対しては禁止まではしていないものの、掲示する事などへの自粛を要請している。ただ、2009年からアルコール飲料に限ってはチームのスポンサー企業として名を連ねる事を解禁した[21]。しかし、過去に特例でいくつかのチームに対してこういったスポンサーを認めていること、Jリーグのオフィシャルスポンサーとして、パチンコ機器を製造する『HEIWA』(2007年撤退)や消費者金融の『GE Money』(2007年撤退)がスポンサー企業になっていた時期もあった。
  • タイトルを獲得したチームは、リーグへの届出をすればユニフォームに星を入れることができる。エンブレムの上が多いが、左袖や襟裏などにつけている場合もある。ただし、星の基準はチームによってまちまちであり、必ずしもタイトル獲得数と一致するとは限らない。

背番号

1993-1996年までは試合ごとに付ける番号が違う変動背番号制であったが、1997年からはシーズン開幕前やチーム加入時点で決定される固定背番号制へと変更された[22]

また、2004年には欠番の解禁など規約を一部改定した。但し000100以後の3桁の数字は認められない。選手数が50人以上となった場合は50より大きい番号を使用できるが、50以後の欠番は原則禁止である。

なお、変動背番号制であった1996年にはG大阪の今藤幸治がGKの番号である1以外の2から11までの背番号を付けた事がある。

公式試合球

Jリーグの試合では、Jリーグの公式ロゴマークが入っているJリーグ公認の試合球(公式試合球)が使用されている。なお、1993年の開幕戦でヘニー・マイヤー(V川崎)が決めたJリーグ第1号ゴールの試合球はJリーグ事務局のチェアマン室に、ガラスケースに入れて保存されている[23]

年度 公式試合球 製造 提供
1993-1994 エトルスコ・ユニコ アディダス モルテン
1994-1997 クエストラ
1998-2000 トリコロール
2001 ガマラダ
2002-2003 フィーバーノヴァ
2004-2005 ロテイロ
2006-2007 チームガイスト
2008 チームガイストII
2009 テラパス
2010 ジャブラニ
2011 スピードセル
2012 タンゴ12[24]
2013 カフサ[25]
2014 ブラズーカ[26]

指導者資格

  • 第1種チーム(トップ)の監督は日本サッカー協会公認S級指導者ライセンスを保持している者が指導すること。
  • 第1種チーム(サテライト)は同A級(以上)指導者ライセンス保持者、第2種以下は同B級(以上)ライセンス保持者が監督を務めることが出来る。

審判員

  • 日本サッカー協会の「サッカー公認審判員」の1級審判員の中より推薦、決定されJリーグ担当審判員となる。
  • Jリーグでは審判のレベル向上のため、一部の審判員にプロ審判員(プロフェッショナルレフェリー、略称PR)制度を採用している。アマチュアが一般的なサッカー審判員のプロ化は世界でも珍しい例である。

フラッグ

毎試合、Jリーグの試合会場にはJリーグフラッグと対戦する両チームのフラッグ(旗)が掲げられる。主にチームフラッグのデザインは自クラブのチームカラーを基調とし、自クラブのロゴタイプエンブレムが入っていることが一般的である。また、フラッグが掲げられる順番としては基本的に左側からホームチームJリーグアウェーチームの順となる。ちなみに、稀にJリーグ旗の横や下などにFIFAのフェアプレーフラッグが掲げられている場合がある。また、両チームの選手が入場する際には必ず両チームのスターティングメンバーのサインが入ったJリーグのフェアプレーフラッグを先頭にしてピッチへ入場する。なお、リーグ戦で使用されるJリーグフラッグは2種類あるが、通常の試合会場では主に1のフラッグが使われている。

  1. 背景は「白」を基調とした無地の柄で中央部にJリーグの公式ロゴマークが入ったタイプ。
  2. 背景は左側から黒で縁取られた「緑」「白」「赤」を基調としたイタリア国旗風の柄で中央部にJリーグの公式ロゴマークが入ったタイプ。

音楽

特に規約では規定されていないものの、Jリーグのリーグ戦では他の国際試合や海外リーグの試合と同様に選手入場時には試合会場にアンセムが流れる。Jリーグにもオリジナルの公式アンセムが存在するが、多くのチームがチームオリジナルのアンセムを持っており、ホームゲームの選手入場時にチームオリジナルのアンセムを流しており、コンサドーレ札幌のようにゲームミュージックを流すチームもある。現時点でJリーグ公式アンセムを使用しているのは、水戸ホーリーホック川崎フロンターレヴァンフォーレ甲府FC岐阜サガン鳥栖などである。なお、JFLはFIFA Anthemを使用しているため、JFLから昇格したチームは数年間Jリーグアンセムで通すことが多く、アビスパ福岡やサガン鳥栖のように、10年以上にわたり、チームアンセムのないチームもある。また、現在ではもう耳にする機会はほとんどないが、開幕当初にはJリーグ公式テーマソングがあり、Jリーグに関するイベントなどでよく使われていた。

年度 曲名 作詞 作曲 編曲
公式テーマソング 1993 J'S THEME - 春畑道哉TUBE -
公式アンセム 1993 J'S BALLAD - -
2003 THE'GLORY - 岸利至 岸利至
公式ソング 2003 飛躍 安岡優 村上てつや 小西貴雄

スローガン

年度 スローガン
1999-2004 Join!
2005-2006 Amazing,J.
2007 Will Be 見せたい未来がある。
2008 Will Be クラブサッカーの世界水準へ。
2009 「SHOUT! for SHOOT!」声、枯れるまで。体、果てるまで。
2010 極上のライブエンターテイメント
2011- 明日のために 今、走る
チカラをひとつに。-TEAM AS ONE-(東日本大震災復興支援スローガン)

マスコットキャラクター

Jリーグ

Mr. ピッチ
  • 読み方は「ミスター・ピッチ」。
  • 1991年11月1日生まれ、出身地は不明。
  • 血液型はJ型。
  • 身長は180cm、スリーサイズは上から200・200・200 cm、全身を緑の芝生におおわれているのが特徴。
  • 好きな色はグリーン。好きな言葉は「地球は青かった」、「石の上にも三年 芝の上にも百年」。
  • 趣味はガーデニング。
  • 「Jリーグ百年構想メッセンジャー」として、現在は各地で毎年行われている「ファミリーJoinデイズ」や「Jリーグオールスターサッカー」を始め、積極的に様々なイベントなどに出演している。また、各地の試合会場において、試合の前後やハーフタイム中に電光掲示板などで彼の出演しているビデオ映像を目にすることができる。なお、「百年構想」をPRしているポスターや雑誌の広告などでも、彼がモデルを務めている。
J-boy(サッカーキング)

Jリーグ正会員クラブ

テンプレート:See also テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-3

テンプレート:Col-3

テンプレート:Col-3

テンプレート:Col-end

協賛団体

Jリーグ(リーグ戦)の公式スポンサーはJ1の試合会場で広告看板を掲示できるほか、新聞や雑誌、放送媒体の広告でJリーグのロゴマークとともに「(企業名)はJリーグの○○パートナーです」、あるいは「(企業名)はJリーグを応援しています」のクレジットを掲載できる。また、J1・J2に関係なく、試合前後の時間やハーフタイム中に試合会場の電光掲示板や場内放送で企業名を読み上げられる。2012年度からスポンサー・サプライヤーのカテゴリーをよりわかりやすく細分化している。

なお、J3リーグについては協賛団体(パートナー)が別に設定されており、扱いが異なる(J3リーグ#協賛団体参照)。

J1・J2共通
  • オフィシャルパートナーの広告設置に関しては、Jリーグ規約[27]第35条(27ページ)に「スタジアムにはJリーグが指定する位置にJリーグ、並びにJリーグオフィシャルパートナーの企業・団体が所定サイズ・及び枚数の広告看板)を設置・掲出できるスペースを確保しなければならない」とする取り決めによるものである(J3も同様)。
  • 日本スポーツ振興センター(toto 2001年-)、朝日新聞社 (2003年-) 、スカパーJSAT2012年-)、東京エレクトロン2012年-)のトップパートナー[注 8] 以外の形でリーグ戦を協賛する企業の広告横断幕が基本的にバックスタンドの最前列の箇所に設置されている。なお一部のスポンサーはJリーグカップにも広告看板を掲出する場合[注 9] もある。
  • 2008年から2013年まで、メインスタンドから見て左側(原則としてホームゴール裏)にオフィシャルサプライヤー(コンタクトレンズ等提供)のジョンソン・エンド・ジョンソンの小型広告が設置されていた。
J1
  • 1993-1995年の2ステージ制時代は、そのステージの冠スポンサー(1st・サントリー、2nd・日本信販)の広告看板がバックスタンドとゴール裏に2枚ずつの合計4枚、他の公式スポンサーは1枚ずつ掲出されていた。それ以後は原則バックスタンドに各社2枚ずつ掲出されている。
  • 2005年からはJ1の各節1試合ごとに電動式回転広告板を導入している。ただ、導入される試合は各節注目の試合に設置される場合が多い。また、2008年からはこれと併用する形でJ1の各節1試合ごとに三菱電機社製の電光広告板(オーロラリボンビジョン)を導入した。ちなみに、NHK-BSの中継対象試合を中心に運用されている。
J2
  • J2ではJリーグの公式スポンサーの広告看板は2007年まで掲出されなかった(各クラブの公式スポンサーの看板がかかっている)が、1996-1998年のジャパンフットボールリーグでJリーグ準会員だったチームのホームゲーム開催時にはゴール裏部分に各1枚ずつの公式スポンサーの広告看板が掲出されていた。なお、2008年から大会名の看板の横に小さめに公式スポンサーの広告が1枚にまとめて載るようになった。
Jリーグカップ
  • 大会創設時よりヤマザキナビスコの企業ロゴ、および同社商品の広告看板(チップスターオレオリッツ他)が設置されている。なお創設当初からの最初の3年(1992年-1994年)は、予選リーグの試合(1994年は1・2回戦)に限って、ナビスコの広告と一緒に、通常ゴール裏に設置される各クラブ個別の協賛スポンサーの看板を置いていた。
スポンサースペシャルデー&スペシャルマッチ
  • 1996年にこれまでのステージスポンサーの制度が廃止されてから数年間に渡って、Jリーグでは公式スポンサー企業が特定の節・試合を対象としてスポンサースペシャルデー、ないしはスペシャルマッチを開催した。試合会場ではスペシャルデーのスポンサー企業がキャンペーンプロモーションを展開した。

協賛団体一覧

協賛カテゴリー種別 契約開始年度 協賛団体名
トップパートナー[注 8] 1993 Calbee
1996 Canon
2002 KONAMI
2005 AiDEM
2009 日本コカ・コーラ
2012 JCB
2014 明治安田生命
90度広告システム[注 10] スポンサー 2009 日本コカ・コーラ
2012 東京エレクトロン[注 11]
百年構想パートナー 2003 朝日新聞社
フェアプレーパートナー 2012 東京エレクトロン[注 11]
リーグカップ戦スポンサー 1992 ヤマザキナビスコ
スーパーカップスポンサー 1994 富士ゼロックス
公式エクイップメントパートナー 1993 モルテン
2005 アディダス
オフィシャルブロードキャスティングパートナー 2007 スカパーJSAT
スポーツ振興パートナー 2001 スポーツ振興くじ
日本スポーツ振興センター
公式チケッティングパートナー 2012 ぴあチケットぴあ
マーケティングパートナー 2014 電通[28]

過去の協賛団体一覧

契約期間 協賛団体名
公式スポンサー 1993-2007 SUNTORY
1993-2007 NICOS
1993-1999 小学館
1993-2004 LAWSON[注 12]
1994-2007 JOMO(ジャパンエナジー
2002-2004 武富士
2005-2007 Heiwa[29]
2005-2007 GE Money[30]
2008-2010 マイラン製薬
2008-2010 レオパレス21
2008-2010 plenus
トップパートナー 2011-2013 日本マクドナルド
90度広告システムスポンサー 2002-2007 SUNTORY
2004-2010 OCN(NTTコミュニケーションズ)
2008-2010 JOMO(ジャパンエナジー)
ネットワークパートナー 2002-2010 東日本電信電話
2002-2010 西日本電信電話
公式サプライヤー 2008-2013 ジョンソン・エンド・ジョンソン
アライアンスマーケティングパートナー 1993-2013 博報堂DYメディアパートナーズ
1993-2013 博報堂
J2サポーティングカンパニー 2002-2003 大日本印刷

脚注

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出典

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関連項目

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試合関連

クラブ関連

選手関連

報道関連

海外の提携リーグ

その他

外部リンク

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  25. 5月の1ヶ月間はJリーグ発足20周年記念として「タンゴ12コトホギ」が使用された
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