山形県総合運動公園陸上競技場
テンプレート:Pathnav テンプレート:スタジアム情報ボックス 山形県総合運動公園陸上競技場(やまがたけんそうごううんどうこうえん りくじょうきょうぎじょう)は、山形県天童市の山形県総合運動公園内にある陸上競技場兼球技場である。施設は山形県が所有し、株式会社モンテディオ山形が指定管理者として運営管理を行っている。
なお、山形県南陽市に本社を置くエヌ・デーソフトウェアが命名権を取得しており、2007年4月1日から「NDソフトスタジアム山形」(略称「NDスタ」)の呼称を用いている(後述)。
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するモンテディオ山形のホームスタジアムとして知られる他、ジャパンラグビートップリーグなどの試合も開催される。
概要
1995年にJリーグ開催規格に合わせるため、芝生席だったバック・サイド両スタンドの座席化とナイター照明設備(4機)の設置が実施され、収容人員はそれまでの16,000人から20,315人に拡大された。
1996年からNEC山形サッカー部を改組したモンテディオ山形のホームスタジアムとして使用されるようになり、1999年にはモンテディオ山形のJリーグ加盟に合わせた形で、電光掲示板(大型映像装置)が設置された(2012年に機器更新)。
ただ、近年では山形県特有の厳しい自然環境に長年さらされていたために老朽化が激しく、Jリーグのシーズン中でもたびたび補強工事が行われている。収容人数はJリーグ開催時、緩衝地帯を設けなかった場合は最大の20,315人、設けた場合は17,939人となっている。
歴史
- 1992年 第47回国民体育大会(べにばな国体)秋季大会メイン会場
- 1995年 バック、サイドスタンド改修。20,315人収容となる。
ナイター照明設備(4基)設置。 - 1996年4月27日 初のJリーグ公式戦、ジェフユナイテッド市原対ガンバ大阪戦開催。試合は2-1で市原の勝利、観衆は13,153人。
- 1999年 大型映像装置設置。
- 2007年 エヌ・デーソフトウェアが命名権取得。NDソフトスタジアム山形に改称。
- 2008年10月19日 初のジャパンラグビートップリーグ公式戦、横河武蔵野アトラスターズ対トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦開催。試合は18-33でトヨタ自動車の勝利。
- 2009年3月14日 モンテディオ山形のJ1リーグ最初のホームゲーム、名古屋グランパス戦開催。雪が降りしきる中行われ、試合は0-0で引き分けた。
- 2010年7月17日 J1リーグ第13節のモンテディオ山形対ベガルタ仙台戦で、開場以来最多となる観衆20,231人を動員する。試合は秋葉勝と、田代有三の2ゴールにより3-1で山形が勝利。
- 2011年 ホーム側サイドスタンドを拡張。21,292人収容となる。
- 2012年 バックスタンドの座席を個席化。大型映像装置を更新。
- 2014年9月13日 男女を通じて初めての日本代表戦、女子日本代表(なでしこジャパン)対女子ガーナ代表の親善試合を開催(予定)。
命名権
県は2005年から2006年の2年間、二度にわたって命名権の募集を行ったが応募企業がなかった。2007年、権利獲得額を年間1200万円に引き下げ再び募集し、山形県南陽市のエヌ・デーソフトウェア(東証二部上場)の1社のみが当該額で入札して、2007年4月1日から3年間の陸上競技場の命名権を獲得した。これに伴い、陸上競技場はNDソフトスタジアム山形(エヌ・デーソフトスタジアムやまがた。略称:NDスタ)と呼称されることが決定した[1]。
2010年1月22日、前回契約よりも増額となる年額2,100万円で2010年4月1日から2013年2月28日までの2年11ヶ月の契約でエヌ・デーソフトウェアと契約を更新し、引き続きNDソフトスタジアム山形と呼称される[2]。
2012年11月には、2013年3月1日から2016年2月29日までの3年間の契約を再更新した。契約金は前回と同じく年額2,100万円である[3]。
エヌ・デーソフトウェア側はスタジアム名称を通じて企業の知名度が大幅に上がった事で、ネーミングライツ取得について好意的な見解を示している[4]。
施設概要
- 日本陸上競技連盟第1種公認
- トラック:(直線9レーン、曲線400m×9レーン)
- 天然芝グラウンド
- 付属施設:補助陸上競技場(第3種公認)
- フィールド:107m×70m
- 照明灯:4基
- バックスタンド聖火台付近の芝生部分(観客立入禁止)に2008年から「NDスタ」の植え込みがなされている。
交通アクセス
施設画像
- NDsoftstadium0628 2.JPG
メインスタンド客席
- NDsoftstadium0628 3.JPG
大型映像装置とアウェイゴール裏
- NDsoftstadium0628 4.JPG
メインスタンド正面外観
脚注
外部リンク
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|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
石川県西部緑地公園陸上競技場
(金沢市)
|style="width:40%; text-align:center"|国民体育大会
主競技場
べにばな国体
|style="width:30%"|次代:
徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場
(鳴門市)
テンプレート:End
- ↑ 山形県総合運動公園陸上競技場のネーミングライツ(命名権)取得に関するお知らせ エヌ・デーソフトウェアIR情報、2007年3月12日
- ↑ 山形県総合運動公園陸上競技場のネーミングライツ(命名権)取得の内定に関するお知らせ エヌ・デーソフトウェアIR情報、2010年1月22日
- ↑ 山形県総合運動公園陸上競技場のネーミングライツ(命名権)取得に関するお知らせ エヌ・デーソフトウェアIR情報、2012年12月9日
- ↑ リクナビ2012 NDソフトウェア株式会社