愛媛県総合運動公園陸上競技場
テンプレート:参照方法 テンプレート:Pathnav テンプレート:スタジアム情報ボックス 愛媛県総合運動公園陸上競技場(えひめけんそうごううんどうこうえん りくじょうきょうぎじょう)は、愛媛県松山市の愛媛県総合運動公園にある陸上競技場である。愛媛県が所有し、公益財団法人愛媛県スポーツ振興事業団が指定管理者として運営管理を行っている。
なお、愛媛県伊予市に本社を置くニンジニアネットワークが命名権を取得しており、2008年3月から「ニンジニアスタジアム」(略称「ニンスタ」)の呼称を用いている(後述)。
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する愛媛FCのホームスタジアムとして知られる他、愛媛マラソンなどの陸上競技大会も開催される。また、第72回国民体育大会(2017年)の会場となる予定である。
施設
沿革
愛媛県総合運動公園陸上競技場は1980年に開かれた全国高等学校総合体育大会(インターハイ)のメイン会場として整備された。愛媛マラソンなど、主として陸上競技の大会に用いられてきたが、目立った整備は行なわれず、1993年までナイター照明設備を有しなかった。
1993年のJリーグ公式戦・サントリーシリーズのサンフレッチェ広島×鹿島アントラーズの試合では特別に移動照明車6基を投入してナイターとして開催された。
1994年から正式なナイター照明塔4基を設置した。
1995年10月28日、『デサントアディダスマッチ』として、サッカー日本代表×サッカーサウジアラビア代表の国際Aマッチが開催。
2004年、愛媛FC(当時日本フットボールリーグ(JFL)所属)が、Jリーグ ディビジョン2昇格にはホームゲームスタジアムの規格を満たす必要があると指摘され、愛媛県はスタジアム改修のための予算を付け、2005年にはバックスタンドとコーナースタンドの一部芝生席の座席化を行った。
2005年、中四国地方で初めてジャパンラグビートップリーグの公式戦が行われた。
2007年からはライブイベントのa-nationも行われている。
2011年、入口にニンジニアスタジアムと書かれた大きなゲートが設置された。
2011年6月18日、サッカー国際親善試合・日本女子代表×韓国女子代表が開催(観客数は4,202名)。
2013年2月、コーナースタンド芝生席の椅子席化が行われ、同時に大型映像装置が設置された[1]。
2014年3月、グラウンドの天然芝の張り替えと,バックスタンドの椅子席化が完了した。
設備改修の経過
課題としてスタジアムの全面改修工事が上げられる。愛媛県で2017年開催予定の第72回国民体育大会のメイン会場として使用することを目的とした改修工事(座席=個別席とベンチ込みで3万人程度収容という最終形のみ明かしていた)の実施を目指していた。
2005年、愛媛FCのJリーグ参入のためには早急な改修が必要とする鈴木昌チェアマンの勧告から、電光掲示板(移動式の簡易型。但し選手紹介などで簡単な動画を掲載することがあるため、リボンビジョンとほぼ同じ形式である)とメインスタンドの個別席化に関しては2005年9月の補正予算案で整備費用を計上した。
今後、全面完成を目指し、芝生席の座席への変更[2]や、来賓席(VIP室)やトイレの改修などを行う計画を予定している。座席に関しては2012年4月~12月にコーナー部のスタンドの全面座席化を完了させており、続いて2012年12月からはバックスタンドの全面座席化工事行い、2013年度中に工事が完了して、愛媛FCのJ1ライセンスが2014年より交付された。
課題
テンプレート:独自研究 2010年現在、上記計画が進行しているが、テンプレート:要出典範囲、新スタジアムの建設を望む声がある。[3][4]
また、県外からの来場者にとっては公共交通機関の不足というテンプレート:要出典範囲であり、2005年天皇杯の5回戦(浦和レッドダイヤモンズ×FC東京)では公共交通機関の不足から臨時バスが終了しても移動できない観客が出たことがある。県内利用者が車でアクセスすることを前提としており、テンプレート:要出典範囲[5]
立地・交通手段の不足の結果、テンプレート:要出典範囲。
渋滞の原因は、テンプレート:要出典範囲、松山市方面からの経路(33号線)上に高速道路のインターチェンジがあるためもともと渋滞しやすい経路であること[6]、の3点が上げられる。[7]。愛媛FCは交通渋滞の緩和のためバスでの来場を呼びかけ、車での来場の場合は3人以上の乗り合わせでの来場を呼びかけている。
テンプレート:要出典範囲。特に、アクセス手段を車と市内中心部からのバス(所要時間:通常30分程度、試合時1時間程度)に限っていることから、県外来場者及び高齢の交通弱者への配慮不足は強く指摘される可能性が高い[8]。
概要
- 日本陸上競技連盟第1種公認
- トラック:1周400m×8レーン
- 収容人員:21,585人(メインスタンドが座席(7028人)、バック・コーナースタンドは芝生席(10980人)と座席(3577人)の混在)
- 照明設備あり(鉄塔4基)
- 電光掲示板あり(第3・4コーナー付近 映像装置 2013年設置)
- フィールド - 106m×69.5m
駐車場は、公園内の駐車場を利用するが、愛媛県立とべ動物園や他のスポーツ施設との共同になる。 テンプレート:要出典範囲
施設命名権
競技場を保有する愛媛県では財政難から、収入増を図るため、2006年頃から各地で導入され始めていた施設命名権の募集を検討、隣県の香川県営野球場(現:レクザムスタジアム)、徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場(現:鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)などの例も参考に、年額2千万円以上、3年間継続を希望条件として、2007年10月公募した。
2007年11月末までに、応募のあったのは愛媛県伊予市に本社を置くニンジニアネットワークの1社のみで、同年12月に同社が命名権を取得した。2008年4月1日から3年間(年額2,128万円(税込で2,234万4千円))の契約で、「ニンジニアスタジアム」の呼称(略称は「ニンスタ」)を使用することとなった[9]。
なお、2011年2月の契約満了前の2011年1月15日に愛媛県とニンジニアネットワークは命名権の契約を更新した。契約は2011年3月1日から5年間であり、契約年額及び呼称・略称は前回契約時と同様である[10]。
アクセス
バス
- 伊予鉄道松山市駅より伊予鉄バス(3番乗り場)「砥部線(えひめこどもの城行き)」で「ニンジニアスタジアム(陸上競技場)前」下車[11][12]
- 伊予鉄道松山市駅より伊予鉄バス(3番乗り場)「森松・砥部線(森松、大岩橋、断層口行き)」で「総合運動公園口」下車[11][12]
- JR松山駅よりジェイアール四国バス松山高知急行線で「総合運動公園口」下車[11]
自動車
- 松山自動車道松山インターチェンジより約10分[11][12]
その他
- 愛媛FCはホームゲーム開催時に松山駅、松山市駅等から有料シャトルバスを運行している。
ギャラリー
- EhimePreParkStadium-maingate.JPG
ニンジニアスタジアム正面入口
- EhimePreParkStadium130811-3.JPG
ゴール裏席で応援する愛媛FCサポーター
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ニンジニアスタジアム前のゲート
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2013年度より導入された大型映像装置
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ナイトゲーム開催時
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愛媛県総合運動公園陸上競技場(2005年3月撮影)
- 愛媛陸上競技場.JPG
愛媛県総合運動公園陸上競技場(2005年3月撮影)
脚注
- ↑ テンプレート:Cite pressrelease
- ↑ 現在バックスタンドとゴール裏スタンドは上段が芝生席、下段が座席となっていてJ2開催基準(座席1万人以上)は満たすが、J1基準(同15000人以上)には満たしていない。
- ↑ 愛媛県パブリックコメント
- ↑ 知事に寄せられた提言(2009年8月分)
- ↑ http://www.jsgoal.jp/rating/?no=0028テンプレート:要高次出典
- ↑ テンプレート:PDFlink 国土交通省松山河川国道事務所
- ↑ a-nationでは大渋滞が予想されるため、として公共交通機関利用を呼びかけている。 http://a-nation.net/access/ehime.html
- ↑ Jリーグがニンスタ改修計画の全面見直し要求 愛媛新聞
- ↑ テンプレート:Cite press release
- ↑ テンプレート:Cite pressrelease
- ↑ 11.0 11.1 11.2 11.3 テンプレート:Cite web
- ↑ 12.0 12.1 12.2 テンプレート:Cite web
外部リンク
テンプレート:S-start
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
北上総合運動公園陸上競技場
(北上市)
|style="width:40%; text-align:center"|国民体育大会
主競技場
愛媛国体 (2017年)
|style="width:30%"|次代:
未定
(福井県)
テンプレート:End
テンプレート:Jリーグスタジアム