草津町

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草津町(くさつまち)は、群馬県北西部に位置する吾妻郡である。地元では「くさづ」とも読まれる。

地理

隣接自治体

気候

草津は標高1,130mから1,260mの高原性盆地に位置し、自然環境は厳しく[1]ケッペンの気候区分では亜寒帯(冷帯)湿潤気候に該当する[2]。まれに日中でも-10度以下になり、1984年2月7日には最高気温-12.0を記録した。

国土交通省気象庁の測候所が設置され、気象が継続観測されている。標高は1,223mで標高1,000m以上の地点で気象庁が気象を継続観測しているのは全国で30地点、本州では草津を含めて24地点が存在する[1]

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歴史

地名の由来は硫黄臭の強い草津温泉を表した「くさみず」「くそうづ」により、室町時代後期に「草津」、戦国時代に「草生津」「九相津」、江戸時代に「草津」と書かれた[3]江戸時代延宝年間には草津温泉の利用者を取り締まる「草津村御法度の次第」が制定されている[4]。戦国時代以来、傷病者、特にハンセン病患者で賑わい、明治期の大火を経て医学博士のエルヴィン・ベルツコーンウォール・リーによりハンセン病に効く湯治場としての地位が確立された[5]

年表

人口

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行政

  • 町長:黒岩信忠

警察

  • 長野原警察署

消防

  • 吾妻広域消防本部
    • 西部消防署(吾妻郡草津町草津449-1)

都市提携

交通

鉄道

町内に鉄道路線は通っていない。主にJR吾妻線長野原草津口駅が利用される。

  • 関連項目
草軽電気鉄道(現在の草軽交通

道路

バス

国鉄バス時代からの自動車駅である草津温泉駅が第三セクター「草津バスターミナル株式会社」により運営されており、草津町の玄関口の役目を果たしている。

道の駅

教育

観光

名所・旧跡

祭事・催事

人物

出身著名人

草津にゆかりのある著名人

その他

  • 二等三角点「白根山」TR25438743201([[[:テンプレート:座標URL]]36_37_06.0337_N_138_31_40.0897_E_ 北緯36度37分06.0337秒東経138度31分40.0897秒])以北、長野県境までは、嬬恋村との境界未定地域である。
  • その嬬恋村との間で、地熱発電所建設を巡り、双方で意見が対立している。発電所を建設・運用する事によって源泉地の熱が発電用に回され、結果的に温泉の枯渇を招きかねないというのが町側の考えである。
  • ザスパクサツ群馬 - 2005年に日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)へ加盟。前橋市を含めた全県による広域ホームタウンとなる。元々は草津町のみを本拠とした「ザスパ草津」であったが、全県ホームタウンの意識を強めるため、2013年2月1日付でチーム名を変更し「草津」を愛称部分に変更し、上記チーム名となった
  • 東京工業大学の火山流体研究センターが町内にあり、白根山の監視・観測を行っている。
  • 居住地の平均標高が1,188.9mと町としては日本一高い(現在、居住地の平均標高が1,000m以上の町は当町と長野県南佐久郡小海町のみである)[6]。また、町役場の標高も1,171mで日本一高い町役場である。

脚注

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外部リンク

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  1. 桜花学園大学人文学部研究紀要。
  2. 草津の月別降水量を比較した時、最多月である7月の降水量265.2mmであり、これは最少月である12月の降水量54.7mmの10倍より少ない値であることから、草津はケッペンの気候区分でいう冷帯湿潤気候に該当する。
  3. 角川日本地名大辞典に拠る。
  4. 横山秀夫「草津の湯 繁盛の歴史」。
  5. 桜花学園大学人文学部研究紀要。
  6. 各市町村の居住地における平均標高