西武高原バス
テンプレート:Infobox 西武高原バス株式会社(せいぶこうげんバス)は、長野県北佐久郡軽井沢町に本社を置く、西武グループのバス会社である。軽井沢および群馬県草津地区のバス事業を手がけ、最近では軽井沢町内の観光循環バスなども運行している。
沿革
- 1958年(昭和33年) - 軽井沢・草津地区のバスを運行していた高原バスを、西武バスが併合し、西武バス千ヶ滝営業所となる。群馬県側の拠点としては、三原営業所・草津営業所があった。草津営業所はのちに廃止。
- 1991年(平成3年) - 千ヶ滝営業所を分離し、西武高原バスを設立。千ヶ滝営業所・三原営業所を設ける。
- 2006年(平成18年)5月 - 三原営業所を閉所。
営業所・路線
営業所は軽井沢営業所のみである。
定期路線
浅間白根火山線
- 軽井沢駅 - 新軽井沢 - 中軽井沢駅 - 西区入口 - 千ヶ滝温泉 - 軽井沢営業所 - 峰の茶屋 - 鬼押出し園 - 万座鹿沢口駅[1] - 嬬恋プリンスホテル - 万座 - 万座プリンスホテル - 白根火山 - 殺生河原 - 草津温泉
- (軽井沢駅 - 旧軽井沢 - 中軽井沢駅 - 西区入口 - 千ヶ滝温泉 - 軽井沢営業所 - 峰の茶屋 - 鬼押出し園 - )万座鹿沢口駅 - 仙の入(せんのいり) - 草津前口 - 谷所 - 草津温泉
- 万座鹿沢口駅から群馬県道59号草津嬬恋線を経由して草津温泉へ向かう路線。通年運行されている。草津温泉発の一部便のみ軽井沢駅まで運行される。2001年(平成13年)までは草軽交通も同じルートを運行していた。
- 浅間白根火山線のうち、万座温泉、白根火山経由の便は、夏期には急行便として運行されていたが、2008年から全便を各駅停車便に改めた。従来から使用されている車両の行先表示の方向幕には「急行」の表示が残り、そのまま運用されていることもあるが、現在は浅間白根火山線の全便が各駅停車便として運行されている。
- 軽井沢駅 - 旧軽井沢 - 中軽井沢駅 - 西区入口 - 千ヶ滝温泉 - 軽井沢営業所
- 西武高原バス軽井沢営業所の出入庫便。
- 軽井沢駅←旧軽井沢←中軽井沢駅←西区入口←塩壺←軽井沢営業所
- 出庫便。上記便と違い千ヶ滝温泉を経由しない。朝1本のみの片道運行。
- 軽井沢駅 - 旧軽井沢 - 中軽井沢駅 - 西武不動産営業所 - 黒橋 - 軽井沢営業所
- 廃止された西区線の代替路線。営業所発朝1本、軽井沢駅発夕方2本運行。
南軽井沢線・町内循環バス
- 内回り・外回り
- 軽井沢駅→旧軽井沢→軽井沢病院→中軽井沢駅→鳥井原団地→中部小学校前(町内循環バスは経由しない)→上発地→ニュータウン入口→南軽井沢→軽井沢駅(外回りは逆コースをたどる)
原則的に循環運転のもので中部小学校を経由しない便が「軽井沢町内循環バス」で、南軽井沢線は区間運転もある。町内循環バスは2004年からの期限付きの試験的な運行がされていたが、2008年7月現在も運行中。町内循環バスは軽井沢町から委託を受けて運行されている。
西区線(2009年3月31日をもって運行停止)
- 軽井沢駅 - 旧軽井沢 - 中軽井沢駅 - 西武不動産営業所前 - 蜩の里(ひぐらしのさと) - 千ヶ滝温泉
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軽井沢町内循環バス(初代)
(A2-28 現在廃車) - Seibukogenbus-A6-313.JPG
軽井沢町内循環バス(2代目)
(A6-313) - Seibu-Kogen-bus-A2-803.jpg
軽井沢町内循環バス(3代目)
(A2-803)
季節運転(夏期)
軽井沢町の美術館や資料館をめぐる路線で、このために西武バス本体から車両を借り入れて運行されることが多い。
観光循環バス
- 北ルート
- 軽井沢駅 - 旧軽井沢 - 町立図書館・資料館 - 軽井沢駅 - 星野リゾート - セゾン現代美術館 - 田崎美術館 - 中軽井沢駅 - 軽井沢駅
- 南ルート
- 軽井沢駅 - 軽井沢プリンスホテル西館 - 塩沢湖 - ペイネ美術館 - 堀辰雄文学記念館
塩沢湖線
- 軽井沢駅 - 塩沢 - 塩沢湖 - 絵本の森美術館・エルツおもちゃ博物館
- 全便が急行便で、毎年7月中旬から9月下旬までの運行である。
高速バス
長野県東信地域と東京の池袋、新宿を結ぶ、3系統の昼行高速バスの運行を同県佐久市の千曲バスと共同で運行している。これらの路線は、当初西武バスが運行していたものが移管された。またこれら3系統を一括して千曲三線と称している。 テンプレート:Main
- 新宿・池袋 - 佐久臼田線
- 新宿・池袋 - 軽井沢線
- 新宿・池袋 - 上田線
- 立川 - 小諸線
- 横浜駅東口・羽田空港/品川プリンスホテル - 軽井沢線(共同運行:京浜急行バス)
- 池袋 - 万座線(季節運行)
車両
高速バス用の車両を含め、西武バスの経年車が移籍してきたものがほとんどである。しかし、都市部で一般的な路線タイプの車両はごく一部にとどまり、「用途外車両」と呼ばれるハイグレードな車両が多い。車両の最前部から最後部まで、2人がけの座席(ロマンスシート)が並んでいる。そのほかに、観光バスタイプの車両も多く導入されており、路線タイプと混合で使用されている。浅間白根火山線には、観光バスタイプが多く運用されるが、一般路線タイプの車両も運用に入ることがある。山間部の道路が多く、起伏がある地形上、ノンステップバスは導入できない。
車両の塗装は、一部の車両を除き、ライオンズカラーで統一されている。町内循環バス・塩沢湖線に使用される車両は西武バス特有の笹カラーである。
車両のメーカーは、ほとんどが日産ディーゼル(現:UDトラックス)製である。 テンプレート:Main2