別府市
別府市(べっぷし)は、大分県の東海岸の中央にある市。大分県第二の都市である。
目次
概要
温泉が市内各地で湧出し、別府温泉として全国的に知られる国際観光温泉文化都市。源泉数は2,300ヶ所以上で日本の総源泉数の約10分の1を占め、湧出する湯量も日量125,000キロリットルにも及び日本最大。国際会議観光都市にも認定されており、毎年800万人を超える観光客が訪れる観光都市別府は泉都とも呼ばれている。温泉は観光や、市民生活だけでなく、古くは明礬の生産から、地熱発電、医療、花き栽培、養魚業、最近では温泉泥美容までさまざまな産業に幅広く利用されている。
経済的に大分都市圏(別大都市圏)に属し、隣接する大分市とは、市街地が高崎山により分断されてはいるものの、その間約7kmは九州で最も交通量の多い区間のひとつである6車線の別大国道(国道10号線)により結ばれている。また、市内に4カ所あるJR日豊本線の各駅からも大分市中心部まで10〜30分程度の距離であり、大分市のベッドタウンとしての役割も担っている。
特別都市建設法による財政的優遇措置を得ている事もあり、2013年現在、平成の大合併に接した大分県の市では津久見市と並んで合併・編入が無い。
地理
大分県の東部のほぼ中央に位置し、西側には由布岳、鶴見岳を中心にした連山と、東には瀬戸内海(別府湾)に流れ込む朝見川、春木川、境川などの河川により形成された扇状地と下流部の沖積平野からなる。扇状地の北部および南部は、断層活動により東西を横切るように短い断層が多数分布し、市街地はそれらの断層に挟まれた窪んだ地形に立地している。市の西部は大分百景の一つに選ばれている由布川峡谷(東山付近)、および阿蘇くじゅう国立公園の指定域があるため森が多い。
市を南北に貫通する形で海岸線沿いを国道10号、中央部を大分自動車道が通る。別府国際観光港を起点として鶴見岳、由布岳の南側を大分県道11号別府一の宮線(九州横断道路)が通る。
地形
気候
瀬戸内海式気候に属し、平均気温は16.6℃、降水量1963.0ミリメートル。(大分地方気象台: 平成15年)
温泉
- 浴用以外での利用
- 別府明礬温泉の湯の花製造技術 - 明礬温泉の湯の花小屋にて生産されている湯の花(明礬)は、生産量も多く全国に広く流通している。2006年(平成18年)国の重要無形民俗文化財に指定。
- 地獄蒸し - 鉄輪温泉には湯治客が地獄釜で自炊しながら長逗留する湯治文化が残る。
- 地熱発電 - 杉乃井ホテルでは3,000kWの地熱発電所を建設し、電力の約半分をまかなっている。
- 花き研究所 - 1952年(昭和24年)大分県温泉熱利用農業研究所として設立。現在も、野菜・花きの温泉熱利用による栽培、育種の研究が行われている。
- 温泉藻研究 - サラヴィオ化粧品では温泉に潜む微生物(藻類)の研究を行い、これまでに新種の微生物(RG92)を発見、微生物が出す成分に抗炎症作用がある事が発見された。
隣接している自治体
地名
1956年時点で15大字からなっていた。
- 浜脇(旧別府町)
- 別府(旧別府町)
- 内竈(旧亀川町)
- 亀川(旧亀川町)
- 野田(旧亀川町)
- 北石垣(旧石垣村)
- 東山(旧石垣村)
- 南石垣(旧石垣村)
- 南立石(旧石垣村)
- 鉄輪(旧朝日村)
- 鶴見(旧朝日村)
- 内成(旧石城川村)
- 天間(旧南端村)
- 南畑(旧南端村)
- 平道(旧豊岡町)
1965年から中心部で住居表示を実施した。
- 秋葉町(1965年、別府より発足)
- 駅前町(1965年、別府より発足)
- 駅前本町(1965年、別府より発足)
- 北浜1丁目~3丁目(1965年、別府より発足)
- 北的ヶ浜町(1965年、別府より発足)
- 京町(1965年、別府・南石垣より発足)
- 楠町(1965年、別府より発足)
- 末広町(1965年、別府より発足)
- 立田町(1965年、別府・浜脇より発足)
- 中央町(1965年、別府より発足)
- 千代町(1965年、別府より発足)
- 浜町(1965年、別府・浜脇より発足)
- 浜脇1丁目~3丁目(1965年、浜脇より発足)
- 南町(1965年、別府・浜脇より発足)
- 南的ヶ浜町(1965年、別府より発足)
- 元町(1965年、別府より発足)
- 弓ケ浜町(1965年、別府より発足)
- 青山町(1966年、別府より発足)
- 朝見1丁目~3丁目(1966年、浜脇より発足)
- 上田の湯町(1966年、別府より発足)
- 上野口町(1966年、別府より発足)
- 上原町(1966年、別府より発足)
- 幸町(1966年、別府より発足)
- 田の湯町(1966年、別府より発足)
- 天満町(1966年、別府・南石垣より発足)
- 中島町(1966年、別府より発足)
- 西野口町(1966年、別府より発足)
- 野口中町(1966年、別府より発足)
- 野口元町(1966年、別府より発足)
- 原町(1966年、別府より発足)
- 光町(1966年、別府より発足)
- 富士見町(1966年、別府より発足)
- 松原町(1966年、別府より発足)
- 山の手町(1966年、別府より発足)
- 亀川四の湯町(1967年、亀川より発足)
- 亀川中央町(1967年、亀川より発足)
- 亀川浜田町(1967年、亀川・内竈より発足)
- 亀川東町(1967年、亀川より発足)
- 上人ケ浜町(1967年、北石垣・亀川より発足)
- 上人仲町(1967年、北石垣より発足)
- 上人本町(1967年、北石垣より発足)
- 照波園町(1967年、北石垣・亀川より発足)
- 平田町(1967年、亀川より発足)
- 古市町(1967年、内竈より発足)
- 汐見町(1977年、北石垣・南石垣より発足)
- 新港町(1977年、南石垣より発足)
- 船小路町(1977年、南石垣より発足)
- 餅ヶ浜町(1977年、南石垣より発足)
- 若草町(1977年、南石垣より発足)
- 石垣西1丁目~10丁目(北石垣・南石垣・鶴見より発足)
- 石垣東1丁目~10丁目(北石垣・南石垣・鶴見より発足)
その他の町名
住居表示を実施している地区以外では、以下の町名が用いられている。
- 内竈
内竈、国立、十文字原、スパランド豊海、関の江新町
- 内成
古賀原
- 亀川
上平田町、大観山町
- 鉄輪
井田、鉄輪上、鉄輪東、北鉄輪、風呂本、御幸
- 北石垣
桜ケ丘、上人ケ浜、上人西、上人南、中須賀東町、中須賀本町、中須賀元町、春木、南須賀
- 鶴見
朝日ケ丘町、扇山、小倉、大畑、北中、実相寺、新別府、荘園、荘園北町、竹の内、鶴見、馬場、東荘園、火売、緑丘町、明礬
- 野田
湯山
- 浜脇
赤松、浦田、河内、田の口、鳥越、柳、山家、両郡橋
- 平道
小坂、大所
- 東山
城島、東山一区、東山二区、山の口
- 別府
枝郷、乙原、野口原
- 南立石
観海寺、鶴見園町、堀田、南荘園町、南立石生目町、南立石板地町、南立石一区、南立石二区、南立石本町、南立石八幡町
市政
公共機関
国の行政機関
- 大分地方法務局別府出張所
- 大分労働局別府公共職業安定所(ハローワーク別府)
- 別府パートバンク
- 国立保養所国立別府重度障害者センター
- 陸上自衛隊西部方面隊第4師団第41普通科連隊(別府駐屯地)
- 自衛隊別府病院(南別府駐屯地)
- 自衛隊大分地方協力本部別府地域事務所
- 自衛隊大分地方協力本部大分地域援護センター
- 九州防衛局別府防衛事務所
独立行政法人
- 日本学生支援機構九州支部大分事務所
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構大分障害者職業センター
- 国立病院機構別府医療センター
- 国立病院機構西別府病院
特殊法人
司法機関
国立大学法人
県の行政機関
- 東部振興局別府事務所
- 東部保健所
- 別府県税事務所
- 別府土木事務所
- 別府警察署
- 大分県竹工芸・訓練支援センター(職業能力開発校)
歴史
別府温泉の歴史の項も参照のこと。
近現代
- 1871年(明治4年)5月30日 - 別府港(後の楠港)完成。
- 1873年(明治6年) - 大阪開商社汽船「益丸」就航。
- 1879年(明治12年) - 竹瓦温泉開設。上総掘りが導入され温泉掘削が盛んとなる。
- 1884年(明治17年) - 大阪商船「佐伯丸」就航。
- 1885年(明治18年) - 宇和島運輸「第一宇和島丸」就航。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により別府村が自治体として発足。
- 1893年(明治26年)4月11日 - 町制施行。
- 1900年(明治33年)5月10日 - 豊州電気鉄道(後の大分交通別大線)が開通。
- 1902年(明治35年)2月26日 - 別府町・浜脇町学校組合立工業徒弟学校を浜脇町に設立。
- 1906年(明治39年)4月1日 - 浜脇町と別府町が合併。人口12,308人(大正3年町史)の別府町が誕生。
- 1911年(明治44年)7月16日 - 別府駅開設。
- 1912年(明治45年)2月1日 - 上田の湯に陸軍病院が開院。
- 1912年(明治45年)5月28日 - 大阪商船が阪神・別府間に観光航路を開設、客船「紅丸」就航。
- 1917年(大正6年) - 朝見浄水場竣工。県下初の上水道が完成。
- 1921年(大正10年) - 地獄循環道路(現・大分県道52号ほか)が完成。
- 1923年(大正12年)7月15日 - 日本航空株式会社が別府 - 大阪間に水上機による定期航空路を開設。
- 1924年(大正13年)1月 - 京都大学が地球物理学研究所(現・地球熱学研究施設)を設置。
- 1924年(大正13年)4月1日 - 市制施行(人口36,276人)。
- 1925年(大正14年)1月18日 - 亀川に海軍病院が開院。
- 1925年(大正14年) - 東京電灯研究所が別府で日本最初の地熱発電に成功。
- 1928年(昭和3年) - 別府市公会堂(現・別府市中央公民館、別府市指定文化財)完成。
- 1928年(昭和3年) - 亀の井旅館バス事業部が地獄巡り遊覧バスを運行。
- 1929年(昭和4年) - 別府遊園(ラクテンチ)開業。
- 1931年(昭和6年) - 九州大学が温泉治療学研究所(現・九州大学病院別府病院)を設置。
- 1935年(昭和10年)9月4日 - 石垣村、朝日村、亀川町を編入。
- 1937年(昭和12年)3月 - 別府国際温泉観光大博覧会を開催
- 1938年(昭和13年) - 大分県が大分県工業試験場別府工芸指導所(現・大分県竹工芸・訓練支援センター)を設立。
- 1945年(昭和20年) - 戦災に遭わずに終戦を迎える。人口急増。進駐軍の駐留開始。
- 1952年(昭和24年) - 大分県が大分県温泉熱利用農業研究所を設立。
- 1950年(昭和25年)5月16日 - 別府競輪場を開設。
- 1950年(昭和25年) - 国際観光温泉文化都市に指定される。国際観光文化都市の第1号。
- 1950年(昭和25年) - 別府市工芸研究所を設立。
- 1952年(昭和27年)2月 - 第一回別府大分毎日マラソン大会開催。
- 1957年(昭和32年)3月 - 別府温泉観光産業大博覧会を開催。
- 1957年(昭和32年)5月 - 別府タワー開業。
- 1960年(昭和35年) - 関西汽船3000トン級クルーズ客船「くれない丸」就航。
- 1962年(昭和37年)12月 - 別府ロープウェイ開通。
- 1964年(昭和39年)10月 - やまなみハイウェイ(九州横断道路)開通。
- 1966年(昭和41年)9月6日 - 日豊本線別府駅付近高架化工事完工と同時に亀川駅~東別府駅間複線化。
- 1967年(昭和42年)9月15日 - 日豊本線の別府市内全区間を含む新田原~幸崎間電化。
- 1972年(昭和47年)4月5日 - 大分交通別大線廃止。
- 1979年(昭和54年) - 別府竹細工が通商産業大臣によって伝統工芸品に指定される。
- 1985年(昭和60年)4月 - 市役所移転、新庁舎開庁 。
- 1988年(昭和63年)10月8日 - 北浜地区再開発でトキハ別府店が開店。
- 1989年(平成元年)7月 - 大分自動車道湯布院 - 別府間が開通。別府湾サービスエリア開設。
- 1992年(平成4年)12月 - 大分自動車道別府 - 大分間が開通。
- 1994年(平成6年)6月 - 別府市竹細工伝統産業会館開館。
- 1995年(平成7年)7月 - コンベンション施設ビーコンプラザが完成。
- 1998年(平成10年)11月 - 第1回別府アルゲリッチ音楽祭を開催。
- 1999年(平成11年)7月 - 別府八湯ウォークがスタート。
- 2001年(平成13年)4月 - 別府八湯温泉道がスタート。
- 2001年(平成13年)10月 - インパク連動で最初の別府八湯温泉泊覧会・オンパクを開催。
- 2003年(平成15年)4月 - 地域通貨「湯路」誕生。
- 2005年(平成17年)4月 - ONSENツーリズム局の設置。
- 2005年(平成17年)7月 - 地域通貨「泉都」スタート。
- 2006年(平成18年)8月 - 鉄輪むし湯リニューアルオープン。
- 2007年(平成19年)11月29日 - 楠港跡地再開発でゆめタウン別府が開店。
- 2008年(平成20年)7月 - 別府市中心市街地活性化基本計画スタート。
- 2009年(平成21年)4月 - 別府現代芸術フェスティバル2009 混浴温泉世界を開催。
- 2010年(平成22年)8月 - 2010年日本APECの成長戦略ハイレベル会合が開催される。
- 2011年(平成23年)3月 - 別府駅前再開発事業(別府近鉄百貨店跡)に着手。
行政区域の変遷
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の村が発足。
- 速見郡別府村・浜脇村・御越村・石垣村・朝日村
- 1893年(明治26年)4月11日 - 別府村→別府町、浜脇村→浜脇町(町制施行)
- 1901年(明治34年)11月1日 - 御越村→御越町(町制施行)
- 1906年(明治39年)4月1日 - 浜脇町・別府町→別府町(対等合併、新町制)
- 1924年(大正13年)4月1日 - 別府町→別府市(市制施行)
- 1925年(大正14年)1月1日 - 御越町→亀川町(改称)
- 1935年(昭和10年)9月4日 - 石垣村・朝日村・亀川町→別府市(編入)
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 日出町の一部・南端村の一部・挾間町の一部→別府市(編入)
明治22年以前 | 明治22年4月1日 | 明治22年 - 明治45年 | 大正元年 - 大正15年 | 昭和元年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和63年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平道村の一部 | 豊岡村の一部 | 明治26年4月11日 町制 |
豊岡町の一部 | 豊岡町の一部 | 昭和29年3月31日 日出町の一部 |
日出町の一部 | 昭和31年4月1日 (平道の一部) 別府市に編入 |
別府市 | 別府市 | ||
南畑村の一部 天間村 |
南端村の一部 | 南端村の一部 | 南端村の一部 | 南端村の一部 | 南端村の一部 | 南端村の一部 | 昭和31年4月1日 (天間及び南畑の一部) 別府市に編入 | ||||
別府村 | 別府村 | 明治26年4月11日 町制 |
明治39年4月1日 別府町 |
大正13年4月1日 市制 |
別府市 | 別府市 | 別府市 | ||||
浜脇村 | 浜脇村 | 明治26年4月11日 町制 | |||||||||
亀川村 野田村 内竈村 |
御越村 | 明治34年11月1日 町制 |
大正14年1月1日 改称 亀川町 |
昭和10年9月4日 別府市に編入 | |||||||
南石垣村 北石垣村 南立石村 東山村 |
石垣村 | 石垣村 | 石垣村 | ||||||||
鉄輪村 鶴見村 |
朝日村 | 朝日村 | 朝日村 | ||||||||
内成村の一部 | 大分郡 石城川村の一部 |
大分郡 石城川村の一部 |
大分郡 石城川村の一部 |
大分郡 石城川村の一部 |
昭和29年11月1日 大分郡 挟間村の一部 |
昭和30年4月1日 町制 |
昭和31年4月1日 (内成の一部) 別府市に編入 |
経済
産業
就業人口構成
(2005年国勢調査による)
国際観光都市であるため、宿泊業などの観光産業や小売業を中心として第三次産業就業者の割合が8割を超えているのが特徴である。逆に、第一次産業と第二次産業就業者の割合は極めて少なくなっている。また製造業も菓子類や土産品などの食品製造が中心であるため、製造品出荷額が118億円、従業者1人当たり出荷額も923.5万円(2005年経産省工業統計)と極めて低い。
国指定の伝統的工芸品別府竹細工の伝統工芸士には17人が認定されている。
本社を置く主要企業
- 平和マネキン: マネキン
- 明林堂書店: 書店
- 三洋産業・サンヨーコーヒー: コーヒー・コーヒーフィルター・飲食店経営
- 信用産業: CDレンタル・販売店「スクリーン&BOO」の運営など
- 別大興産: 不動産業
- 大分みらい信用金庫: 銀行業
- 亀の井バス: 路線バス・定期観光バス
- 大分ガス: 都市ガス
- オーリッド: 情報処理・ソフトウェア開発などIT関連
- サラヴィオ化粧品: 医薬品、化粧品の製造開発・温泉藻類微生物の研究開発
- JAべっぷ日出: 農業協同組合。別府市は農家が少なく、市内での主な事業は小売・金融・保険・冠婚葬祭業など。
かつて本社を置いていた企業
- ゼンリン: 地図製作(現在は北九州市)
- サンリブ・マルショクグループ: 総合流通業(現在は大分市・北九州市)
- 菊家: 菓子製造・販売(現在は由布市、なお本店は別府市と大分市)
- 長久堂(現: ざびえる本舗): 菓子製造・販売(長久堂時代に大分市に移転)
- 亀の井ホテル: ホテル経営(現在は大分市、なお本店は別府市のまま)
主要事業所
(雇用人員数上位4社)
商業
主要大規模小売店舗
- トキハ別府店(約30,000m²)
- ゆめタウン別府(約21,000m²)
- 新館建設は延期中。
- 別府ステーションセンター(約13,000m²)
- マルショク流川店(約7,500m²) - 2013年2月閉店。
- HIヒロセ別府店・食の蔵別府店(2館計約7,200m²)
上記全ての店舗が、比較的市内中心部に近い位置に所在している。
店舗を構える主な小売業者
括弧内は別府市内の店舗数。
- 百貨店
- トキハ (1)
- 総合スーパー(店舗数には食品のみ扱う店舗も含む)
- マルショク (12) - 創業の地。総合スーパー業態は3軒。
- トキハインダストリー (4) - 総合スーパー業態は1軒。
- イズミ(ゆめタウン) (1)
- スーパーセンタートライアル (1)
- 食品スーパー
- ホームセンター
- ディスカウントストア
- ダイレックス (1)
- スーパードラッグ
- スーパードラッグコスモス (6)
- スーパードラッグノザキ (3)
- ドラッグストアモリ (2)
- 家電量販店
- 大手書店
- かつて出店していた主な小売業者
中心商店街
中心商店街はほぼ全域が中心市街地活性化事業の計画区域に含まれており、2012年ごろまでに順次改装・再整備される予定となっている。現在、活性化事業により空き店舗を改装した交流・イベント施設「platform」が中心商店街内のあちこちに点在し、これらをメイン会場に、2009年4月11日から6月14日までの間「別府現代芸術フェスティバル2009 混浴温泉世界」が、2012年10月6日から12月2日までの間「別府現代芸術フェスティバル2012 混浴温泉世界」開催された。
また北浜地区を中心として各種飲食店も密集しており、九州有数の規模の歓楽街を形成している。
- べっぷ駅市場商店街・BIS南館・B-passege・北高架商店街(高架下商店街・歩行者専用)
- JR別府駅周辺の高架下に広がり、JR九州子会社の「別府ステーションセンター」が管理を行うテナント型商店街。現在は実質市内最大の商店街となっている。「B-passege」は新しい店舗が多く一般的な駅ビルの様相であるが、「べっぷ駅市場」は生鮮食品を扱う古くからの商店が多い。近年の改修工事やヤマダ電機別府駅前店の進出などで集客力が上がっており、空き店舗も少なく人通りも多い。一時期空き店舗が目立っていた北高架商店街も近年はカフェや古着店が入居しアートイベントが実施されている。マルミヤストア別府駅店が所在。
- 駅前通り商店街
- 各種商店に加え金融機関やオフィスビル、ホテルも並ぶ。かつては片屋根式アーケードもあったが撤去されている。歩道も綺麗に整備されており、温泉の泉やパイプホーンもある。国道10号線沿いにトキハ別府店が所在、2011年3月には別府駅近く(別府近鉄百貨店跡地)に15階建て再開発ビルの建設が着工された。なお、車道の敷石は老朽化のために2008年に撤去されている。
- 西法寺通り商店街
- 天狗通りほっとストリートやよい銀天街(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
- 旧「弥生銀天街」。古くからの商店街であり、シンボルは「やよい天狗」である。1997年にはアーケードが全面更新されたが近年は空き店舗が目立つ。
- 海門寺通り商店街
- 通りの南側の海門寺公園が2003年(平成15年)にリニューアルされ、中心市街地におけるイベントのメイン会場として利用されている。また、公園の一角にある市営海門寺温泉は、2010年春に建て替えられた。
- 八坂レンガ通り(歩行者専用)
- 天狗通りほっとストリートやよい銀天街とソルパセオ銀座と並行してある商店街。スナックや居酒屋が中心であるため昼間は人通りが少ないが、空き店舗は少なく老舗に加えて新しい飲食店も数多く見られる。
- ソルパセオ銀座(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
- 楠銀天街(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
- 中浜筋商店街
- 別府最古の商店街。通りに面する中浜地蔵尊を中心に、別府のメインストリート流川通りと映画館や芝居小屋などがあった松原公園周辺の繁華街を結ぶ商店街として発展し、戦前は全市の8割の売り上げが中浜筋に集中するほどに栄えたが、戦時中の強制疎開で衰退。現在はアイスキャンデー屋などの小店舗が点在する。戦前には可動式の全蓋型アーケードが設置されていた。
- 竹瓦小路(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
- 流川通り商店街
郊外の商店街
- 浜脇モール商店街
- 東別府駅近くの浜脇温泉を中心とした商店街。昭和末期に再開発と区画整理が行われ、現在は別府市営の高層住宅団地や温泉施設の低層階に入居する形のテナント型商店街となっている。マルショク浜脇店が所在。
- つるりん(鶴輪)通り商店街・鶴見通り商店街
- 県道別府山香線沿いの鉄輪地区と鶴見地区を結ぶ商店街。原交差点を境にして南側が鶴見通り商店街、北側がつるりん通り商店街と、2つの商店会に分かれている。中小商店や小型飲食店に加え、近年はロードサイド型店舗やマンションの低層階に入居する店舗が増加している。昭和40年代より長らく核店舗はトキハインダストリーであったが、建物の老朽化に伴い閉店し、跡地にはローソンとマンションになった。マルショク鶴見店、新鮮市場鶴見店が所在。
- 別府大学通り商店街
- 別府大学駅から別府大学に至る商店街。古くからの学生街であるため、新旧の中小商店や小型飲食店が多い。トキハインダストリー上人店、マルショク大学通り店が所在。
- 亀川商店街
- 亀川駅南側にある亀川地区の中心商店街。亀川四の湯温泉などの周辺には古くからの商店が多いほか、亀川駅近くは学生向け・ファミリー向けのマンションも多く立地する。マルショク亀川店が所在。
金融
市内に本店または支店を置く銀行、信託銀行、信用金庫、信用協同組合、労働金庫、農業協同組合、証券会社は以下のとおりである。
市内に一般営業窓口を置かず、ATMのみを設置する金融機関
かつて市内に店舗を展開したが、撤退した主な金融機関
- 東京銀行(1950年代に撤退)
- 福岡銀行(1995年2月に大分支店に統合)
- 福岡シティ銀行(西日本銀行と合併後、近隣の西日本シティ銀行別府支店に統合)
- 南日本銀行(当時は旭相互銀行。1980年代に大分支店に統合されるが大分支店も1993年に撤退)
- 東京スター銀行(ATMのみ)(提携先のダイエー閉店に伴い2012年に撤退)
報道機関
- CTBメディア
- ケーブルテレビ局。普及率約5割、福岡5局の地上デジタル放送も再送信。
なお、市内の広範囲で愛媛県のテレビ(地上デジタル放送を含む)やラジオ放送が全局受信出来るが、近年はCATVの普及に伴い受信していない家庭も多い(愛媛県の地上デジタル放送を受信する際は、多くの場合でアンテナの再調整が必要である)。
郵便番号
市外局番
- (0977) 2X・4X・6X・7X・8X(NTT西日本 別府MA)
- 市内の殆どの家庭が2X・6X・7X局である。中心部は2X局が、鉄輪以北は6X局が多い。1970年頃までは市内局番が1ケタであった。
姉妹都市
- テンプレート:Flagicon熱海市(静岡県) - 1966年(昭和41年)8月5日調印
- 別府市・熱海市は観光、経済、文化の交流により相互の理解と親善を深め地域社会の発展に寄与することを目的にして姉妹都市の盟約を結ぶ。
- テンプレート:Flagicon 木浦市(大韓民国全羅南道) - 1984年(昭和59年)10月1日調印
- 別府市と木浦市は行政、教育、文化、産業、経済等各分野に亘って交流を図り、相互の理解と信頼を深めるため相協力し、今後の日韓両国の友好と親善の促進に努めることを目的として姉妹都市の盟約を締結する。
- テンプレート:Flagicon ボーモント市(アメリカ合衆国テキサス州) - 1985年(昭和60年)5月20日調印
- 別府市とボーモント市は両市のみならず広くアメリカ合衆国と日本との友好関係を深め相互理解並びに厚き友情のため姉妹都市の盟約を結ぶ。
- テンプレート:Flagicon ロトルア市(ニュージーランド) - 1987年(昭和62年)7月10日調印
- 別府市とニュージーランドロトルア市は、両市及び両国間の友好と親善を推進するため姉妹都市の盟約を行う。
- テンプレート:Flagicon バース市(イギリス) - 1994年(平成6年)10月31日調印
- 別府市と英国バース市は、両市及び両国間の友好と協力そして調和を推進するため姉妹都市の盟約を結ぶ。
- テンプレート:Flagicon 済州市(大韓民国済州特別自治道) - 2003年(平成15年)1月17日調印
- 国際交流都市として5年間締結
地域
人口
テンプレート:人口統計 高度経済成長期の人口増加を経て、1980年代から1990年代前半にかけては大きく減少したものの、1990年代後半より人口減少は鈍化、以降はほぼ停滞している。
教育
大学
- 別府大学
- 立命館アジア太平洋大学 (APU)
短期大学
高等学校
中学校
- 別府市立朝日中学校
- 別府市立青山中学校
- 別府市立鶴見台中学校
- 別府市立浜脇中学校
- 別府市立北部中学校
- 別府市立中部中学校
- 別府市立山の手中学校
- 別府市立東山中学校(市立東山小学校と併設)
- 明豊中学校
小学校
- 別府市立別府中央小学校
- 別府市立朝日小学校
- 別府市立青山小学校
- 別府市立大平山小学校
- 別府市立西小学校
- 別府市立南小学校
- 別府市立緑丘小学校
- 別府市立亀川小学校
- 別府市立鶴見小学校
- 別府市立境川小学校
- 別府市立上人小学校
- 別府市立南立石小学校
- 別府市立石垣小学校
- 別府市立春木川小学校
- 別府市立東山小学校(市立東山中学校と併設)
- 明星小学校
公共施設
交通
最寄り空港は大分空港。
鉄道
※市の中心駅は別府駅。
- 岡本製作所
- 別府ラクテンチケーブル線(ケーブルカー)
- 雲泉寺駅(ラクテンチ下駅) - 乙原駅(ラクテンチ上駅)
- 別府ラクテンチケーブル線(ケーブルカー)
- 近鉄別府ロープウェイ
- 別府ロープウェイ線
- 高原駅 - 山上駅
- 別府ロープウェイ線
なお、1900年から1972年には大分駅前から亀川駅前まで路面電車の大分交通別大線が存在した。また湯治客向けに別府-御越間の鉄道が計画され[1]温泉廻遊鉄道(別府温泉鉄道)を設立し麻生太吉や伊藤伝右衛門など有力者が名を連ねていたが実現しなかった(1911年6月免許[2]、1916年10月免許失効[3])[4]。
道路
高速道路
一般国道
主要地方道
一般県道
- 大分県道218号別府山香線
- 大分県道616号塚原天間線
- 大分県道620号東山庄内線
- 大分県道642号鉄輪亀川線
- 大分県道645号亀川別府線
バス路線
高速バス(別府北浜)
一般路線バス
両社とも各主要系統は概ね20〜30分毎に運行されており、地方都市の中では非常に運行頻度が高い。また、主要系統が重複する別府駅 - 別府北浜 - 観光港 - 亀川間や別府駅西口 - 市役所北口 - 光の園間などは日中概ね10分毎以上の運行がある。
定期観光バス
- 別府地獄めぐり(亀の井バス): 国内で最も長い歴史を持つ定期観光バス、別府駅発1日5便・所要時間2時間20分。
- 九州横断バス(九州産交バス): 別府〜由布院〜くじゅう〜黒川温泉〜阿蘇〜熊本を結ぶ。1日4往復。
- あそゆふ高原号(JR九州): 別府駅→湯布院→くじゅう→黒川温泉→由布院→別府駅、1日1本、運行は亀の井バスに委託。
航路
近年は原油高高騰により、宇和島運輸フェリーの三崎航路とソレイユエクスプレス(瀬戸内海汽船系)柳井・広島・呉・松山航路が廃止(広島・徳山方面は高速バスで代替)、関西汽船が1往復に減便される(松山方面の航路全廃)等の動きが出てきている。
名所・旧跡・観光
別府八湯
- 別府温泉
- 浜脇温泉
- 観海寺温泉(かんかいじおんせん)
- 堀田温泉(ほりたおんせん)
- 明礬温泉(みょうばんおんせん) - 国民保養温泉地
- 鉄輪温泉(かんなわおんせん) - 国民保養温泉地
- 柴石温泉(しばせきおんせん) - 国民保養温泉地
- 亀川温泉
別府地獄めぐり
- 海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は国の名勝。その他、地獄めぐりに含まれない地獄に坊主地獄や明礬地獄などがある。また、亀の井バスが創業と同時に運行を始めた「別府地獄めぐり」コースは、国内で最も長い歴史を持つ定期観光バスである。詳しくは別府地獄めぐりを参照のこと。
別府三勝
- 仏崎
- 志高湖
- 内山渓谷
別府八景
観光施設
博物館・資料館
- 別府市美術館
- 大分香りの博物館(別府大学内)
- 別府市竹細工伝統産業会館
- 別府竹細工職人工房(国際通りソルパセオ銀座商店街内「platfom 07」)
- 竹未来館(別府交通センター内)
動物園・レジャー施設・保養施設
自然・公園
その他
- 別府外国人観光客案内所(ビジット・ジャパン案内所)
- 別府タワー
- ビーコンプラザ・グローバルタワー
- 近鉄別府ロープウェイ
- 湯の花小屋(明礬地獄)
- 地獄蒸し工房(鉄輪温泉いでゆ坂)
- 別府競輪場
- 別府りんご園
※大分マリーンパレス水族館「うみたまご」、高崎山自然動物園、田の浦ビーチは大分市域に属する。
祭・イベント
- 1月 - 別府寒中水泳大会、APUまちなかフェスティバル
- 2月 - 別府大分毎日マラソン、くらしの中の竹工芸展
- 3月 - 鶴見岳さくら祭、志高湖開き
- 4月 - 別府八湯温泉まつり、扇山火まつり、竹の感謝祭(八幡朝見神社)、べっぷ鶴見岳一気登山大会
- 5月 - 別府アルゲリッチ音楽祭
- 6月 - 神楽女湖花菖蒲鑑賞会
- 7月 - 別府夏の宵まつり、別府銀座七夕祭り、やよい天狗夏まつり、海上渡御民芸振興祭、由布川峡谷まつり
- 8月 - Be-BEPPU Jazz inn、別府ポートフェスタ、中浜地蔵尊祭、浜脇薬師祭、亀川夏まつり、志高湖夏宵まつり
- 9月 - 鉄輪湯あみ祭り(永福寺)
- 10月 - 竹と月夜の調べ、トキハ別府店創業祭、BEPPUダンスフェスタ、大分県農林水産祭、別府宵酔女まつり、APU天空祭、泉都大祭、鬼の岩屋まつり
- 11月 - 油屋熊八翁碑前祭、千灯明祭、別府大学石垣祭、別府アートマンス
- 12月 - 別府宵酔女まつり、別府冬粋彩、べっぷクリスマスHANABIファンタジア、別府屋台村カウントダウンイベント、KIJIMAカウントダウンパーティー
- 毎月26日 - 風呂の日
- 不定期 - オンパク 別府八湯温泉泊覧会(毎年おおよそ秋に開催)
- トリエンナーレ(3年に一度) - 別府現代芸術フェスティバル 混浴温泉世界
- 通年 - 別府八湯ウォーク、別府八湯温泉道
名産品・特産品
- とり天
- 市内の東洋軒が発祥の店。
- 別府冷麺
- ざぼん漬け
- 豊後別府湾ちりめん
- 地獄蒸し
- 温泉熱で蒸したプリンや豚まんを提供する店も多くある。
- 別府竹細工
- 湯の花(明礬)
- 和洋菓子
- ケーキ店やプリン店が非常に多く、また土産菓子の生産も盛んである。
この他、近隣市町の特産品である関あじ、関さば、城下かれい、臼杵ふぐ、豊後牛などを提供する飲食店も多い。
文化・スポーツ
- 大分ヒートデビルズ - 日本プロバスケットボールリーグ (bjリーグ)
- 別府アルゲリッチ音楽祭
- 別府現代芸術フェスティバル 混浴温泉世界
伝統工芸
- 別府竹細工
- つげ細工
史跡・文化財
別府市出身の著名人
※名前の前に★が付いている人物は故人。
- ★生野祥雲斎(人間国宝、伝統工芸士)
- 平井正則(天文学者)
- 石丸謙二郎(俳優) - 幼少期まで鉄輪に住んでいたがのちに大分市に引っ越した。
- ★稲尾和久(元プロ野球選手・西鉄ライオンズ)
- 今宮健太(プロ野球選手・福岡ソフトバンクホークス)
- 大塚明(元プロ野球選手・千葉ロッテマリーンズ)
- 荒金久雄(プロ野球選手・オリックス・バファローズ)
- 山野恭介(プロ野球選手・広島東洋カープ)
- 鴨川奨(元サッカー選手・名古屋グランパスエイト)
- 小野俊之(競輪選手、KEIRINグランプリ04覇者)
- ★沖雅也(タレント)
- 岩男潤子(声優・歌手)
- 矢玉四郎(児童作家)
- 山下久美子(ミュージシャン)
- 森純太(ミュージシャン、JUN SKY WALKER(S) )
- ★大塚博堂(シンガーソングライター)
- 花岡優平(作曲家・編曲家)
- 森山淳子(バレーボール選手)
- 琴別府要平(大相撲力士)
- 椛田早紀(歌手)
- 松本夏実(漫画家)
- ジ・アッチィー(プロレスラー、大分AMWプロレス)
- 後藤郁(歌手・アイドル、アイドリング!!!25号) - 小学校時代に山香町に引っ越した。
- 安東郁 (脚本家・作詞家)
- 安藤楢六(実業家、小田急電鉄創業者)
- 畑田紗李(歌手、作詞、作曲、編曲家、音楽プロデューサー)
別府市にゆかりのある著名人
- 油屋熊八(実業家、亀の井グループ創立) - 愛媛県宇和島市出身。
- 阿部真央(シンガーソングライター) - 大分市出身。上京前は駅前通り商店街のライブハウス「博堂村」を拠点にライブを行っていた。
- Chimo・Niimo(歌手・アイドルユニット) - 別府市・大分市を拠点とするローカルアイドル。別府市出身のメンバーがおり、市内で公演を行うことがある。
- 宮崎理奈(歌手、SUPER☆GiRLS) - 大分県生まれ、福岡県育ち。親族が別府市出身・在住。
- 藤田紀子(藤田憲子)(女優) - 大分市出身。別府市に住んでいたことがある。
- 錦野旦(歌手、俳優) - 大分市出身。別府市の高校に通っていた。
- 久保田篤(タレント、パチプロ、初代いいとも青年隊) - 福岡県出身。現在は別府市在住。
百選
- かおり風景100選: 別府八湯の湯けむり
- 日本の夜景百選: 十文字原展望台
- 新日本観光地100選: 別府温泉
- 近代水道100選: 乙原貯水池
- 日本の棚田百選: 内成棚田
- にっぽんの温泉100選: 別府温泉
- 日本百名湯: 別府温泉(鉄輪温泉、明礬温泉)
- 名湯百選: 別府温泉(別府八湯すべて)
- 人と自然が織りなす日本の風景百選: 明礬温泉の湯の花小屋
- 日本八景: 別府温泉
別府市民憲章
- 美しい町をつくりましょう。
- 温泉を大切にしましょう。
- お客さまをあたたかくむかえましょう。
(昭和43年1月1日制定)
脚注
関連項目
- 別府温泉
- 観光都市
- 国際観光温泉文化都市
- 国際会議観光都市
- 日本の観光地一覧
- オンパク - 別府八湯温泉泊覧会
- 別府八湯温泉道
- 温泉、温泉街、外湯、温泉番付
- 油屋熊八(別府観光の父・別府地獄めぐり)
- 永瀬狂三(地球物理学研究所本館)
- 吉田鉄郎(別府市公会堂・別府郵便局電話事務室)
- 吉田初三郎(別府温泉鳥瞰図・別府市を中心とせる東九州の交通 ほか)
- 織田作之助(続 夫婦善哉: 夫婦善哉 完全版)
- 大谷光瑞(大谷記念館 - 西本願寺別府別院内)
- 原子爆弾被爆者別府温泉療養研究所
- 中心市街地活性化法
- 大分都市圏(別大都市圏)
- 別大国道
- 大分交通別大線
- 的ヶ浜事件
- ゴジラvsスペースゴジラ(本編に登場)
- タツノコプロ - タツノコ風呂をはじめとしたタツノコキャラとのタイアップ事業「わくわく別府」を展開している。
外部リンク
- 別府市ウェブサイト
- 別府NAVI - 別府市観光協会
- 別府市商工会議所
- 別府市中心市街地活性化協議会
- ↑ 『日本全国諸会社役員録. 第23回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ↑ 「鉄道免許状下付」『官報』1911年6月29日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ↑ 「軽便鉄道免許失効」『官報』1916年10月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ↑ 「温泉鉄道発起」福岡日日新聞 1919.1.25(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
- ↑ 1889年(明治22年)の町村制施行時には、別府温泉は別府村、浜脇温泉は浜脇村、観海寺温泉と堀田温泉は石垣村、明礬温泉と鉄輪温泉は朝日村、柴石温泉と亀川温泉は御越村にあり、大正の中頃までは、北由布村の由布院温泉と塚原温泉も含めて、別府十湯とも呼ばれていた。