ゆふいん号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゆふいん号(ゆふいんごう)は、福岡県福岡市と大分県由布市湯布院町を結ぶ高速バスである。
愛称は温泉地として有名な「由布院」から。福岡と由布院を結ぶ、観光路線的色合いの強い路線で、福岡市の西鉄天神バスセンターと由布院の由布院駅前バスセンターの間を約2時間で結ぶ。
増便を重ね、2014年5月21日改正ダイヤでは11往復が運行されている。
運行会社
運行経路・停車停留所
太字は停車停留所。福岡市内のみの利用不可。
- 博多バスターミナル発着便
- 博多バスターミナル - 西鉄天神バスセンター - 福岡空港国際線 - 太宰府IC - 九州自動車道 - 筑紫野(二日市温泉入口) - 高速基山 - 鳥栖JCT - 大分自動車道 - 高速小郡大板井 - 高速甘木 - 高速日田 - 高速天瀬高塚 - 玖珠インター - 九重IC - 湯布院IC - 道の駅ゆふいん - 由布院駅前バスセンター
- 博多港発着便
- 博多港国際ターミナル - 西鉄天神バスセンター -(この間博多バスターミナル発着便と同じ)- 由布院駅前バスセンター
車両
ハイデッカー(西日本車体工業ボディの三菱ふそう・エアロバス、日野・セレガ)使用。1+2列シート、トイレ、テレビ・ビデオを備える。
沿革
- 1982年3月20日:福岡 - 湯布院・くじゅう線として「ゆふいん号」が開設。
- 1984年7月21日:経路変更およびダイヤ改正。
- 1994年7月22日:経路変更およびダイヤ改正 福岡 - 湯布院・別府線が新設。
- 1995年3月11日:大分自動車道日田IC - 玖珠IC間開通による経路変更およびダイヤ改正。
- 1996年3月29日:大分自動車道玖珠IC - 湯布院IC間開通による経路変更およびダイヤ改正。
- 2005年1月21日:経路変更およびダイヤ改正。由布院駅前 - 牧の戸温泉入口間廃止。
- 2009年7月27日:西鉄発行のスーパー乗車券の利用可に変更。クローズドドア区間を博多駅交通センター - 福岡空港国内線(湯布院発着便は道の駅ゆふいん~由布院駅前もクローズドドア)に短縮。
- 2010年4月1日:由布院駅前 - 別府北浜間廃止。
- 2011年2月1日:2往復臨時増便し13往復に。うち4往復(臨時増便分の2往復と既存の2往復)を博多港国際ターミナルへ延長。臨時増便分の2往復は博多港国際ターミナル、福岡空港国際線ターミナル、由布院駅前、城島高原、別府北浜のみ停車(由布院駅前 - 別府北浜間は復活)。
- 2011年6月11日:臨時増便分の運行を終了し11往復に戻る。2往復の博多港国際ターミナル乗り入れは継続。
- 2013年3月23日:全便にnimoca導入開始[1]。
- 2014年5月21日:経路変更およびダイヤ改正。福岡空港国際線ターミナル・九重インターに新たに停車。[2]