別府競輪場
テンプレート:基礎情報 競輪場 別府競輪場(べっぷけいりんじょう)は大分県別府市にある競輪場。施設所有および主催は別府市。競技実施はJKA競輪競技実施事業本部西日本地区本部。電話投票における競輪場コードは86#。
概要
別府競輪場は1950年に開設された。記念競輪(GIII)として「別府八湯ゆけむりカップ」が毎年5月(2011年は時期移動で11月)に開催され、それにちなんで開催2日目のシード優秀競走には「いで湯賞」の名称が付けられている。
過去には1991年、1992年にふるさとダービーが、2008年には東西王座戦が開催されている。今後は2015年5月に全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪と全日本プロ選手権自転車競技大会を開催する予定である。
2005年10月より、バンクおよびメインスタンドの改修工事を行い、翌2006年11月に完成した。
2012年11月3日から5日までの開催では『9時からだョ!全員集合!』として午前9時00分に第1R発走とする早朝競走を実施する。
マスコットキャラクターは「ゆ〜坊」と「マー君」。トータリゼータシステムは富士通フロンテックを採用している。
チャリロト
2011年10月10日の開催から重勝式投票にあたるチャリロトを発売しているが、2012年11月開催からグループ開催方式による発売へ移行するため、現行のキャリーオーバーによる発売は同年11月5日を最終日として一旦終了することになり、最終日は特例として各賭式でキャリーオーバーがあった場合は一つ外した目でも的中の扱いとしていたが、的中者のいなかったチャリロトの475万6050円、チャリロトセレクトの3700円は、別府市の収入となった。
11月12日の開催より、豊橋競輪場・熊本競輪場とキャリーオーバーを共有する『グループG』としての発売となり、キャリーオーバーの対象外であるチャリロト3は別府単独で発売される。
バンク
1周400mのバンク。コーナーの曲線はレムニスケートを採用しているが、改修工事によって直線が若干短くなったため、全体的なクセは少ないといえる。
3コーナー側はバックストレッチの裏を通る道路を挟んで海が面しているため、風の影響に注意が必要。
アクセス
場外車券売場
- サテライト宇佐 - 大分県宇佐市大字山下1456-4
競輪温泉
別府温泉のお膝元であることから、場内敷地にも入場者向けの温泉施設があることで有名。別府八湯温泉道参加施設である。
- 温泉について
- 温泉は競輪場内ではなく、正面入口手前の競輪場敷地内にある。
- 中は当然男女別だが、それぞれ同時に10人程度しか入れない規模で、建物自体は大きくない。
- カランにシャワーがついていないので注意。
- 脱衣場には衣類を入れる籠とそれを置く棚がある。ただ、鍵がかけられるのは一部だけなので、貴重品は持ち込まないほうが無難。競輪開催日は場内の手荷物預かりを利用したほうがよい。
- 営業時間
- 7:00〜10:00/14:00〜22:00
- 入浴料金
- 100円。ただし、別府競輪開催日の7:00〜17:00は無料。
- 泉質
コマーシャル
歴代記念競輪優勝者
年 | 優勝者 | 登録地 |
---|---|---|
2002年 | 荒井崇博 | 佐賀 |
2003年 | 小川圭二 | 徳島 |
2004年 | 荒井崇博 | 佐賀 |
2005年 | 海老根恵太 | 千葉 |
2006年 | 平原康多 | 埼玉 |
2007年 | 井上昌己 | 長崎 |
2008年 | 井上昌己 | 長崎 |
2009年 | 市田佳寿浩 | 福井 |
2010年 | 鈴木謙太郎 | 福島 |
2011年 | 松阪洋平 | 神奈川 |
2012年 | 岡田征陽 | 東京 |
2013年 | 新田祐大 | 福島 |
2014年 | 後閑信一 | 東京 |
- ※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。