豊橋競輪場
テンプレート:基礎情報 競輪場 豊橋競輪場(とよはしけいりんじょう)は愛知県豊橋市にある競輪場。施設所有および主催は豊橋市。競技実施はJKA競輪競技実施事業本部中日本地区本部。
概要
豊橋競輪場は1949年に開設された。なお2002年10月11日、豊橋市の早川勝市長が当年度限りの競輪事業廃止を表明したが、後に廃止を撤回し存続となっている。
記念競輪 (GIII) は市章の「千切」にちなんだ『ちぎり賞争奪戦』が行われており、開催2日目のシード優秀競走は愛知県豊橋市のマスコットキャラクターであるトヨッキーにちなんで『トヨッキー賞』の名称で行われる。ただし2007年度(2008年2月開催)の記念競輪では、その『トヨッキー賞』が降雪のため中止となった。なおここ数年は毎年記念競輪の開催月が移動されていたが2014年はかつての開催月である8月に開催される。
過去には1997年・1999年・2005年にふるさとダービーが、2011年には東西王座戦が開催された。
2012年11月26日から28日までの開催では午前9時00分に第1R発走とするモーニング競輪(早朝競走)を実施する。
実況は日本写真判定で担当は中川建治だが記念競輪が中心で、それ以外の大半の開催は三浦耕司(2011年3月まで大津びわこ競輪担当)が担当している。かつては冬期間のみ山本浩司(青森競輪担当)も担当した。
開催運営は当場のトータリゼータシステムを担当する日本トーターに委託されている。
チャリロト
2009年8月5日より重勝式投票「チャリロト」の発売が開始されたが、2012年11月26日からの開催より別府競輪場・熊本競輪場とキャリーオーバーを共有する『グループG』としての発売となり、キャリーオーバーの対象外であるチャリロト3は豊橋単独で発売される。
バンク
開設時には333mバンクであったが、1967年度(昭和42年度)に400mバンクに改修され、現在に至っている。バンクの性質は『マッコーネル曲線』であり、333mバンク時代の名残でカントが若干きついものの、基本的にはどんな脚質の選手でも走りやすい癖のないバンク。
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バンク - Toyohashi-keirin-2.jpg
観客席 - Toyohashi-keirin-3.jpg
電光掲示板
イメージキャラクターなど
- イメージキャラクターはうさぎをイメージした「リンリン」、それにちなんで「リンリンカップ争奪戦」が開催されている。
- なお2005年からはマスコットキャラクターとして「まくる君シリーズ」が設定され、現在はそちらが前面に押し出されている。また、それと同時に競輪場正門付近を中心として『昭和30年代の駅舎や商店街』をモデルとしたデザインに改築された。これにちなんで2011年の記念競輪2日目の優秀競走として「まくる君カップ」が行われた。「まくる君カップ」はそれ以降の記念競輪でも優秀競走として行われている。
- 豊橋駅前中央地下道(ペデストリアンデッキの直下)や、JR東海(東海道本線など名古屋近郊区間)・名鉄・豊橋鉄道の電車中吊り広告では、2006年から昭和30-40年代に公開された邦画・洋画(例:邦画では『男はつらいよ』『若大将シリーズ』、洋画では『ローマの休日』『シェーン』等)のポスターをパロディ化した広告を掲示しており、2010年からは雑誌の広告パロディ(例:『平凡パンチ』)も展開している。キャッチコピーは『夢がある豊競劇場』と『平成の世を昭和に生き抜く豊競書房』。
交通アクセス
歴代記念競輪優勝者
年 | 優勝者 | 登録地 |
---|---|---|
2002年 | 村上義弘 | 京都 |
2004年2月 | 小野俊之 | 大分 |
2004年8月 | 小野俊之 | 大分 |
2006年 | 金子貴志 | 愛知 |
2008年 | 渡邉晴智 | 静岡 |
2009年2月 | 西川親幸 | 熊本 |
2009年9月 | 石丸寛之 | 岡山 |
2010年 | 脇本雄太 | 福井 |
2011年 | 村上義弘 | 京都 |
2012年 | 阿竹智史 | 徳島 |
2013年 | 金子貴志 | 愛知 |
2014年 | 深谷知広 | 愛知 |
- ※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。