豊橋鉄道
豊橋鉄道株式会社(とよはしてつどう、英称:Toyohashi Railroad Co., Ltd.)は、愛知県豊橋市および田原市において鉄道・軌道を運営する鉄道事業者。名古屋鉄道の連結子会社である。本社は愛知県豊橋市の豊橋駅前にある豊鉄ターミナルビルに所在。愛称・略称は豊鉄(とよてつ)。
目次
歴史
- 1924年(大正13年)3月17日 : 豊橋電気軌道株式会社として設立。
- 1925年(大正14年)7月14日 : 市内線が開業。
- 1935年(昭和10年) : 豊橋循環自動車を合併。バス事業に参入。
- 1939年(昭和14年)9月 : 名古屋鉄道の傘下に入る。
- 1943年(昭和18年)11月1日 : 豊橋乗合自動車を設立、同社にバス運輸事業を譲渡。
- 1949年(昭和24年)9月1日 : 豊橋乗合自動車を合併し、豊橋交通株式会社(現在の豊橋交通とは別)に社名変更。
- 1950年(昭和25年)5月 : 本社を豊橋市花田町字東郷12番地の2に新築移転。
- 1954年(昭和29年)
- 1956年(昭和31年)
- 5月17日 : 豊橋交通を設立。
- 10月1日 : 田口鉄道を合併。同社線を田口線とする。
- 1958年(昭和33年)9月 : 本社所在地が豊橋市南松山町153番地に地番変更。
- 1964年(昭和39年)3月18日 : 豊川観光自動車を設立。
- 1965年(昭和40年)9月17日 : 田口線の清崎 - 三河田口間が水害で不通に。翌年から休止。
- 1968年(昭和43年)9月1日 : 田口線の本長篠 - 清崎間、休止中の清崎 - 三河田口間を廃止。
- 1975年(昭和50年)
- 10月1日 : 豊鉄タクシーを設立、関連会社と三河観光のタクシー部門を統合。
- 10月13日 : 豊鉄自動車整備を設立、草間工場と豊鉄商事整備工場を統合。
- 1976年(昭和51年)3月7日 : 市内線柳生橋支線を廃止。
- 1978年(昭和53年)9月6日 : 豊鉄施設工業を設立、鉄道技術部門を分社化。
- 1980年(昭和55年)7月29日 : 豊鉄商事(初代)が豊鉄観光サービスに社名変更。豊鉄商事(2代目)を設立。
- 1986年(昭和61年)7月 : 豊鉄施設工業が豊鉄建設に社名変更。
- 1988年(昭和63年)10月5日 : 豊鉄ターミナルホテル開業。
- 2001年(平成13年)10月1日 : 豊鉄観光サービスと豊橋観光旅行会が合併。
- 2002年(平成14年)1月1日 : 豊橋観光自動車が豊橋鉄道の観光バス部門と統合した上で豊鉄観光バスに、豊川観光自動車を豊鉄ミディバスに社名変更。
- 2004年(平成16年)
- 7月1日 : 豊鉄観光サービスが豊鉄観光バスと合併し、豊鉄観光に社名変更。
- 10月 : 豊鉄ミデイを設立。
- 12月 : 豊鉄ミディバス解散。
- 2005年(平成17年)6月下旬 : ノーネクタイによる軽装化運動を開始。
- 2006年(平成18年)1月1日 : 全駅・全停留所における終日禁煙を実施。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)11月 : 豊鉄環境アシストを設立。
- 2013年(平成25年)3月23日 : JR東日本のSuicaなど交通系ICカード全国相互利用サービス開始。
鉄道・軌道事業
路線
営業区間
廃止区間
車両
各路線の記事を参照。
- ToyohashiRailwayCompanyType1800.jpg
渥美線
1800形電車
2006年2月、新豊橋駅 - T1000 toyohashi.jpg
東田本線
T1000形「ほっトラム」(2009年1月) - TOYOTETSU-Type3700.jpg
東田本線
モ3700形電車
2005年8月、駅前駅 - Toyohashi railway hana densha.ogv
東田本線
モ3100形 花電車
運賃・切符
キロ程 | 普通運賃(円) |
---|---|
1 - 3 | 140 |
4 | 140 |
5 | 170 |
6 | 190 |
7 | 220 |
8 | 250 |
9 | 280 |
10 | 310 |
11 | 340 |
12 | 370 |
13 | 390 |
14 | 420 |
15 | 450 |
16 | 470 |
17 | 500 |
18 | 520 |
本項の運賃・料金額は特記なければ2014年4月1日現在のものである[2][3]。
- 渥美線の運賃は、営業キロによって運賃を計算する。営業キロの小数点以下は切り上げ。子供は半額、5円の端数は切り上げ。
- 東田本線では、150円の均一運賃を採用している。
- 身体障がい者・知的障がい者割引はあるが、精神障がい者割引はない。
入場券
- 大人140円、子供70円。新豊橋駅・南栄駅・高師駅・大清水駅・三河田原駅で発売。
フリー切符
- 渥美線1DAYフリー券(大人1,100円、子供550円)
- 市内電車1DAYフリー券(大人400円、子供200円)
過去のフリー切符
発売額は廃止時点のもの。
- ワイド3・3・SUNフリーきっぷ(大人6,000円、子供3,000円。2006年3月31日廃止)
- 穂の国ワンデーフリーきっぷ(大人1,100円、子供550円。2006年12月31日廃止)
- ワンデーフリーきっぷ(大人650円、子供330円。2006年12月31日廃止)
ICカード
名古屋鉄道・名鉄バス・名古屋市交通局・名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)・名古屋ガイドウェイバスとの共通利用が可能なICカード乗車券「manaca」を、2011年2月11日に導入した[1][4]。2013年3月からは全国のICカードとの相互利用を開始している。
導入区間は東田本線(市内線)全線と渥美線で、東田本線は車内運賃箱を読み取り装置付の新型に更新(T1000形は当初の運賃箱をICカード導入時に他車と同等品に交換[5])しており、渥美線には簡易改札機を設置している。渥美線内でチャージが可能な駅は新豊橋、南栄、高師、大清水、三河田原の5駅のみである。
バス事業
テンプレート:Main 自動車(バス)事業を直営していたが、赤字部門のコストの削減および事業運営の迅速化による収益力強化と路線維持を図るため[6]、2007年5月22日に自動車事業の分社を目的とした豊鉄バス株式会社を設立。各所の承認を経て同年10月1日に自動車事業を移管・分社した。
グループ会社
- 豊鉄バス株式会社(とよてつバス)
- 豊鉄観光バス株式会社(とよてつかんこうばす)
- 豊鉄観光サービス(とよてつかんこうサービス) - 2011年に「豊鉄観光」から分離。
- 豊鉄ミデイ株式会社(とよてつミデイ) - 田原市コミュニティバスぐるりんバス等。
- 豊鉄タクシー株式会社(ほうてつタクシー)
- 豊鉄建設株式会社(とよてつけんせつ)
- トヨテツオートサービス株式会社
- 株式会社豊鉄ターミナルホテル(とよてつターミナルホテル)
- 豊鉄環境アシスト株式会社
脚注
外部リンク
テンプレート:Multimedia テンプレート:Sister
テンプレート:名鉄グループ- ↑ 1.0 1.1 ICカード「manaca」のサービス開始日について 豊橋鉄道 2010年12月21日
- ↑ 運賃・きっぷ|豊鉄渥美線【豊橋〜田原】 - 豊橋鉄道(2014年5月8日閲覧)
- ↑ テンプレート:PDFlink - 豊橋鉄道、2014年3月6日(2014年4月4日閲覧)
- ↑ manaca公式サイト
- ↑ 両替機の硬貨受け皿の形状が異なる
- ↑ テンプレート:PDFlink