宇佐郡
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宇佐郡(うさぐん)は、今の大分県に存在した郡。人口12,739 人、面積260.79 km².(2003年)
歴史
古代
式内社
『延喜式』神名帳に記される郡内の式内社。 テンプレート:式内社一覧/header テンプレート:豊前国宇佐郡の式内社一覧 テンプレート:式内社一覧/footer
近現代
廃藩置県により中津県、小倉県、福岡県と所属県が変更されてきたが、1876年8月21日以降は大分県に所属していた。 町村制施行時は宇佐神宮の門前町である宇佐町ほか26の村が成立した。長洲村をはじめ数村は単独町制施行し、昭和の大合併で4町2村に集約される。2村はその後町制施行し,昭和42年に宇佐町を中心とする4町が合併して宇佐市となった。以降平成期まで変動はなく、消滅時点で以下の2町を含んでいた。
2005年(平成17年)3月31日、両町が宇佐市と新設合併して「新」宇佐市となり、消滅した。
変遷表
明治22年以前 | 明治22年4月1日 | 明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和63年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |
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封戸村 | 封戸村 | 封戸村 | 昭和30年3月31日 (水崎) 豊後高田市に編入 |
豊後高田市 | |||
昭和30年3月31日 (青森・東大堀・横田 苅宇田・立石・西木) 宇佐町 |
昭和42年4月1日 宇佐市 |
平成17年3月31日 宇佐市 |
宇佐市 | ||||
宇佐町 | 宇佐町 | 宇佐町 | 昭和30年3月31日 宇佐町 | ||||
北馬城村 | 北馬城村 | 北馬城村 | |||||
四日市村 | 明治24年11月2日 町制 |
昭和29年3月31日 四日市町 |
四日市町 | ||||
天津村 | 天津村 | ||||||
長峰村 | 長峰村 | ||||||
横山村 | 横山村 | ||||||
麻生村 | 麻生村 | ||||||
糸口村 | 糸口村 | ||||||
高家村 | 高家村 | ||||||
八幡村 | 八幡村 | ||||||
長洲村 | 明治24年5月24日 町制 |
長洲町 | 昭和30年3月31日 長洲町 | ||||
柳ヶ浦村 | 昭和15年7月1日 町制 |
柳ヶ浦町 | |||||
和間村 | 和間村 | 和間村 | |||||
駅館村 | 駅館村 | 昭和29年3月31日 駅川村 |
昭和30年8月1日 町制 駅川町 | ||||
豊川村 | 豊川村 | ||||||
西馬城村 | 西馬城村 | ||||||
昭和30年1月1日 安心院町 | |||||||
佐田村 | 佐田村 | 佐田村 | |||||
安心院村 | 昭和13年10月1日 町制 |
安心院町 | |||||
龍王村 | 龍王村 | 昭和26年4月1日 (龍王・恒松・田ノ口 大仏・辻) 安心院町に編入 | |||||
昭和26年4月1日 (今井・大・有徳原 野山・森・鳥越 中山・西納) 深見村 | |||||||
明治村 | 明治村 | 昭和26年4月1日 深見村 | |||||
津房村 | 津房村 | 津房村 | |||||
院内村 | 院内村 | 院内村 | 昭和30年1月1日 院内村 |
昭和35年10月1日 町制 院内町 | |||
東院内村 | 東院内村 | 東院内村 | |||||
南院内村 | 南院内村 | 南院内村 | |||||
両川村 | 両川村 | 両川村 | |||||
高並村 | 高並村 | 高並村 |