生放送
生放送(なまほうそう)は、放送業界の業界用語のひとつで、ナレーション・演技・演奏・スポーツ中継といった放送コンテンツを、一旦録音・録画することなく電波・通信回線などの媒体でリアルタイムに視聴者・聴取者に伝えるような放送手段を指す。
一般的にはテレビやラジオなどの電波媒体に対して使われることが多く、インターネットラジオなどインターネット上での放送は「ライブストリーミング」などと呼ばれる。
目次
概要
ニュースや天気予報は情報の速報性・正確性が求められるため、ほとんどが生放送で放映・放送されている。スポーツ番組などでは「生中継」(なまちゅうけい)と呼ばれる場合もあるが、放送時間の都合で事前に収録したものをある程度編集する「撮って出し」(とってだし)と呼ばれる方式をとっているものもある。番組内で生放送である旨の告知がない限り、一般の視聴者・聴取者が生放送と録画放送とを見分けることは極めて困難であるが、ニュース速報・気象情報などのテロップ・アナウンス挿入や、災害等の突発的なアクシデント[1]などによってそれと分かる場合がある。民放のクロスネット局などでは、編成の都合上生放送番組を収録した映像で時差放送する場合もある。局によってはCM無しの完全版で送る局もある。また、出演者はいないが、一部UHF局で放映されている、コンピュータへのデータ入力に基づいて各種画像・音声データが自動的に放送される天気予報も生放送の範疇である。
放送の創成期には、VTR機材/録画用メディアが非常に高価で収録用機材の運用コストも高かったため、音楽番組はもとよりドラマや演劇などでさえ生放送がごく当然であり、出演者は突発的な事象に対応できるよう、絶えず緊張を強いられていた。だが、録音・録画技術が進歩し編集が可能となると、送り手にとってリスクの高い生放送は、生放送でなければ得られない効果(いわゆるライブ感)を求めたり生放送特有の緊張感が敢えて必要な場合に限定されるようになった。実際、英語ではLIVEと言う。
生放送は1980年代以降、減少傾向にあるのが実情である。背景には録音・録画に必要な機材や技術の進歩、テープの低価格化の他に、1回で2-3本を収録した方が効率が良いというのが有力である。放送局にとって、出演者をキャスティングする場合にはスケジュール調整がしやすいことや、出演者が急に出演できなくなるなどの突然のトラブルに対応しやすい、などの事情がある。一方、キャスティングされる芸能事務所側にとっても、生放送より収録を多くした方がより多くの仕事を得られ、利益を上げやすい上、スケジュール面での余裕にも繋がる。そのため、放送局、芸能事務所双方にとってプラスになるというのが大きい。また収録に参加する番組スタッフにとっても、突発的なアクシデントが画面を通じて世間に流れる事態を想定して常に緊張を強いられる生放送は精神的な負担が大きく、編集が可能な収録番組の方がリスクが少ないということがある。
また、生放送を主体としながらも、生放送開始前もしくは生放送終了後に次回放送分を収録する(これも事実上の2本撮りとなる)ケースもある(『スーパーJOCKEY』など)。これについては、出演者やスタッフのスケジュールの都合や、制作費の節約(2本撮りすることで生放送1回分の経費を軽減できる)という観点から行われるケースがほとんどである。
1990年代以降、各種編集機器の電子制御の高機能化が進むに連れて、毎週生放送という触れ込みでスタートした筈の番組がわずか数回で収録放送に変更されてしまうケースが増えてしまった。例としては、日本テレビ系列『ミンナのテレビ』、フジテレビ系列『とくダネ!発 GO-ガイ!』などがある。低視聴率や多忙な出演者のスケジュールの調整がままならない番組で多く見られる。
その他にも生放送には少なからぬデメリットが付きまとう。代表的なこととしては、その特性上、不測の事態によるアクシデントやトラブルが起きるリスクが常時つきまとう一面がまず挙げられる。また、想定されない突発的な事態や機器の操作ミスから放送してはならないような映像・音声が流れてしまったり、あるいは出演者・スタッフの言動がそのまま流れることから、本来は放送で流すことは相応しくない不用意・不謹慎・不穏当・破廉恥な内容が膨大な数の視聴者・聴取者に伝わることで、時に番組や出演者のイメージに瑕疵がついてしまう危険もある。2004年には、NFLの決勝戦スーパーボウルのハーフタイムショーにおいて、ジャネット・ジャクソンが共演者に胸を露出させられるアクシデントが起こされた[2]。
芸能界においても、所属タレントの不用意・軽はずみな発言・行動によるタレントイメージの瑕疵の発生も、生放送ならば止め様がないが、対して収録番組には放送前に事前にチェックし編集で防止できるというリスクマネジメント上のメリットがあり、現在では生放送番組へのタレント出演に消極的な芸能事務所は多い。また、タレントの性格や言動、販売戦略などの要素も絡んで生放送NGというスタンスを取る、あるいは特定のタレントとの共演は事前収録の番組のみOKという条件を付ける芸能事務所やタレントも見られる。
生放送には不特定多数に向けて事実上編集されることなく即時発信されている性質がある。そのため、何らかの政治的目的を持つ者や環境保護・文化財保護・歴史的建造物保存運動などの各種活動家が、自己宣伝や自身・所属組織の主張を無理矢理に世間に向けて発信しようとしたり、あるいは自分たちに都合の悪い内容の放送を妨害する意図を持ち、故意に生放送の現場への乱入を試みることがあり、放送が妨害されたりさらには生中継が中断に追い込まれるなどといった業務妨害行為も、洋の東西を問わず引き起こされている。
同様に部外者である野次馬も生中継にとっては時に脅威となる。特にテレビの場合、社会的な注目度の高い事件や事故の現場、所轄警察署などの付近からの生中継では、そこに集まった多数の野次馬が面白半分に中継映像への「映り込み」を狙った行動を繰り広げたり、さらにはそもそも「映り込み」による自己顕示を目的に遠方から事件現場や中継現場に赴く者までもが現れ、それらの人数自体が迷惑となる形で中継現場が混乱状態となり、生中継が不可能という事態に陥ったケースは少なくない。かつて、報道番組やワイドショーなどの中継で一般市民への街頭インタビューが生放送で数多く行われていた時代には、地元住民や通りすがりを装って街頭インタビューを受けてテレビ画面に映されることを目的とした者や、街頭インタビューに応じた謝礼としてスタッフから貰えることがある放送局のノベルティグッズの収集を目的としてマスコミを追い掛ける者が現れ、事件の現場周辺や、いわゆる“定点ポイント”の中継地点[3]などに赴いては、マスコミ取材陣の周りをうろつき回るなどということも起きていた。
一方、ラジオ(特に中波ラジオ)では、帯番組として放送される情報・報道番組やスポーツ中継などが多いことから、必然的に生放送が多くなる。NHKラジオ第1放送では、96%が生放送と発表している[4]。トーク番組や音楽番組等の生放送が必須でない内容でも生放送で制作されることが多く、その様な番組でもEメールなどを介した視聴者とのリアルタイムなやり取りが積極的に行われることがラジオ番組の特徴とも言える。
番組放送のライブ感を保ちつつも中継の映像・音声の送出を数秒から5分程度遅らせる「遅延送出システム」という技術が実用化されている。これは本来は生放送の番組制作用における効果用機器としての使用が意図されたものであるが、その機能上、生放送での突発的事態への発生を前提とした対策の1つとしても有効であり、米国・英国・日本などの放送技術先進国はもとより宗教戒律上の都合や政治的事情を抱える国の放送業界などでも幅広く導入されている[5]。
NHKでは、祝日は定時ニュース等を除き極力生番組を減らすことが多い。
主な生放送の番組
報道番組(ニュース・天気予報)
NHK
NHK BS1
日本テレビ系列
BS日テレほか
テレビ朝日系列
- ANNニュース
- 朝まで生テレビ!(月1回。事前収録の場合もあり)
- スーパーJチャンネル
- 報道ステーション・報道ステーション SUNDAY
- ポータル ANNニュース&スポーツ・ANN NEWS&SPORTS
BS朝日
- News Access(お昼のNews Access、News Access 730)
TBS系列
BS-TBSほか
テレビ東京系列
フジテレビ系列
BSフジ
ワイドショー・情報番組
NHK
日本テレビ系列
読売テレビ
中京テレビ
テレビ朝日系列
朝日放送
メ〜テレ
BS朝日
- ふるさとバンザイ!(月1回、テレビ朝日系列の系列各局との共同制作)
TBS系列
毎日放送
CBCテレビ
テレビ東京系列
テレビ愛知
BSジャパン
フジテレビ系列
関西テレビ
東海テレビ
独立UHF局
- チェックタイム(TOKYO MX)
- 5時に夢中!・5時に夢中!サタデー(TOKYO MX)
- NEWSとちぎの朝(とちぎテレビ)
- ごごたま(テレビ埼玉)
- ハピはぴ・モーニング〜ハピモ〜(千葉テレビ)
- ありがとッ!(テレビ神奈川)
スポーツ番組
NHK
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
TBS系列
テレビ東京系列
フジテレビ系列
BS・CSほか
- プロ野球ニュース(フジテレビONE・試合開催日の23時放送分のみ生放送)
スポーツ中継
- 大相撲
- オリンピック中継
- サッカー
- ゴルフ 国内ツアーのほとんどは録画中継。BS1のPGAツアー、およびTBS全米プロゴルフ選手権は(体裁は生中継としているが)ディレイ中継。テレビ朝日の全米オープン、全英オープン、TBSのマスターズは生中継(一部録画中継)。
- 公営競技
- 陸上競技
- 野球
- ワールドカップ中継
- バレーボール・ワールドカップ - 一部ディレイ中継あり。
- サッカー・ワールドカップ
- ワールド・ベースボール・クラシック
- ラグビー・ワールドカップ - 一部ディレイ中継あり。
- 世界バレー2010 日本×ペルー(照明トラブルで試合が予定時間より遅れたため、2010年10月30日)
- プロボクシング - 世界タイトルマッチは大半が生中継だが、ダブル・トリプル世界戦はディレイ中継となる場合もある。
芸能・娯楽番組
バラエティ・音楽番組
- アッコにおまかせ! (TBS系列) - ただし、メイン司会である和田アキ子がディナーショー等の関係で収録になることがある。
- ヒルナンデス!(日本テレビ系列)
- 大!天才てれびくん(NHK教育、木曜のみ)
- バイキング(フジテレビ系列)
- おはスタ(テレビ東京系列、第2部のみ) - ただし、夏休み期間中(7月後半〜8月中旬)はロケ収録したものを放送する。
- 着信御礼!ケータイ大喜利(NHK総合)
- Shibuya Deep A(NHK総合)
- MUSIC JAPAN(NHK総合) - 2010年4月4日、6月13日、7月11日、9月12日
- NHK歌謡コンサート
- NHKのど自慢
- MUSIC STATION(テレビ朝日系列)※ただし、1月(第2週)と6月(最終週、2005年のみは7月(第1週))の視聴者からのリクエストランキングスペシャルは録画放送となる。
- 年忘れにっぽんの歌(テレビ東京系列)
半期に一度放送される特別番組
- オールスター感謝祭(TBS系列) - 3月最終or4月第1土曜日、9月最終or10月第1土曜日に放送。
年に一度放送される特別番組
- 明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショーOOOO年(OOOOには放送年が入る)(フジテレビ系列)
- さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル(日本テレビ系列)
- 1億3000万人が選ぶ!ベストアーティストOOOO(OOOOには放送年が入る)(日本テレビ系列)
- NHK紅白歌合戦
- FNS歌謡祭(フジテレビ系列)
- FNS27時間テレビ(フジテレビ系列)
- オロナミンCキングオブコント(TBS系列)
- R-1ぐらんぷり(関西テレビ制作・フジテレビ系列) - 2008年から生放送。
- ジャニーズカウントダウンライブ(フジテレビ系列)
- 輝く!日本レコード大賞(TBS系列)
- 初詣!爆笑ヒットパレード(フジテレビ系列)
- 24時間テレビ 「愛は地球を救う」(日本テレビ系列)
- 24時間テレビチャリティーマラソンの裏側(日本テレビ系列) - 24時間テレビの翌日22:00から放送。か
- 日本ゴールドディスク大賞(NHK BSプレミアム・WOWOWライブ) - NHK総合で放送の時は編集した録画版となる。
- 日本有線大賞(TBS系列)
- ベストヒット歌謡祭(読売テレビ制作・日本テレビ系列)- 2005年から2007年までは録画。
- ミュージックステーションスーパーライブ(テレビ朝日系列)
- CDTVスペシャル 年越しプレミアライブ(TBS系列)
- ユーロビジョン・ソング・コンテスト(ユーロビジョン加盟局)
- 歌会始(NHK総合)
- 広島平和記念式典(NHK総合、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島) - NHK以外は広島ローカル(広島テレビについては全国ネットになる場合がある。また、中国放送と広島テレビについては、所属するネットワークのCSニュースチャンネルでもサイマル放送が行われる。)
- 全国戦没者追悼式(NHK総合[6])
- ABCお笑い新人グランプリ(ABC) - 関西ローカル。
その他
通常収録番組の特別生放送されたものも含む。
- とくダネ!発 GO-ガイ!(フジテレビ系列)
- ムハハnoたかじん(関西テレビ) - 2005年1月より一時期のみ生放送されていた(現在は録画放送)。
- 世界の絶景100選(フジテレビ系列)
- 第6弾 生でNO.1絶景を大決定!豪華芸能人大集合SP(2006年3月30日)
- 第12弾 ついに決定!死ぬまでに見たい100の絶景と地球一絶景大発表SP(2009年2月20日)
- 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。(日本テレビ系列) - 番組終盤で、マニフェストの視聴者投票結果とFAXの紹介のコーナー。
- 田舎に泊まろう!(テレビ東京系、2009年1月4日3時間スペシャルほか)
- ためしてガッテン(NHK総合、2009年2月4日)- インフルエンザ特集。
- 学べる!!ニュースショー!(テレビ朝日系、2009年2月17日) - 劇団ひとり入籍による緊急生放送。
- しゃべくり007(日本テレビ、2009年1月26日) - 生放送スペシャル。また、2009年から「24時間テレビ」で深夜に放送されるスペシャル版も生放送。
- ひみつのアラシちゃん(TBS系列、2009年3月17日)予定を変更して、緊急WBCSPを放送。
- ダウンタウンDX(読売テレビ制作・日本テレビ系列) - 2009年から毎年沖縄国際映画祭開催時期に沖縄のスタジオから生放送する。
- 2009年3月18日 超DXスター根こそぎ大暴露衝撃の沖縄生放送SP
- 2010年3月25日 超DXスター(秘)私生活&恥部根こそぎ大放出!!沖縄生放送めんそ〜れSP
- 2011年3月24日 超DX沖縄から笑いと元気を贈る2時間生放送SP
- 2012年3月29日 超DX in OKINAWA 今年もナマ放送で本音丸出しSP
- ぐるぐるナインティナイン(日本テレビ、2009年3月19日)オープニングと1分間の告知キンレースのコーナーを沖縄から生中継。
- 真夏のJNN祭り 「壁を壊そう!炎の240時間マラソン」(TBS系列、2009年8月22日)山本高広のマラソンゴールの様子を完全生中継。
- クイズ!ドリーム学園(日本テレビ、2009年9月2日)宝くじの日に、宝くじに関するクイズを出題する番組。
- ふれあい夢列島☆宝くじ☆シアワセ発見ジャーニー(日本テレビ、2010年9月2日)宝くじの日の特別番組。
- 魔女たちの22時(日本テレビ)
- 後半部分で、緊急生放送はるな愛世界一に密着を放送(2009年11月3日)
- 後半部分で、緊急生放送!24時間テレビマラソンランナーを発表(2010年6月8日)
- うたばん(とくばん)(TBS系)
- 2009年10月20日 大日本名曲歌謡史昭和と平成のベスト50 大発表とくばんSP!
- 2010年3月23日 無期限活動休止3時間SP
- お茶の水ハカセ(TBS系、2010年6月29日)予定を変更して、ワールドカップパラグアイ戦直前緊急生放送を実施。
- 真相報道 バンキシャ!(日本テレビ系、2010年10月3日)羽田空港国際化スペシャル(羽田空港新国際ターミナルから中継、一部施設は事前録画の映像を放送)
- 行列のできる法律相談所(日本テレビ系、2011年4月24日など)24時間テレビ「愛は地球を救う」チャリティーマラソンランナーを発表SP
- 『24時間テレビ』終了直後の放送回や、暴行事件により活動を自粛した島田紳助の復帰回など。
- 土曜プレミアム「爆生レッドカーペット」(フジテレビ系、2012年2月18日)なお、2013年から6月に実施される「AKB48総選挙」も生放送。)
- 駅前物語(青森放送、1992年5月8日、「金曜ワイドあおもり」内。通常は事前収録だが、この日で「駅前物語」が100回を迎えた為、これを記念してこの日のみコーナー全編生中継を行った。)
備考
『オレたちひょうきん族』等のモデルとなった米NBCの人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』は、現在でもコントを含め全て生放送である。
その他の分野
テレビショッピング
番組によっては一部、生放送のものもある。
ドラマ
1950年代 - 1960年代初頭までは、大抵のテレビドラマは生放送によるものが多かった。その後、VTRが導入されてからはロケーションなど、収録での制作が大半である。しかし、ドラマ中にあえて生放送を行ったケースがいくつかある。なお、生放送のドラマでも地上波・BS・CSでの再放送が行えるように、VTRテープによる同時録画も行われる。
- どたんば(NHK) - 1956年11月10日に放送。三國連太郎のテレビ初出演作品でもあった。
- 部長刑事(ABC) - 放送開始から7年間は生放送であった(1958年9月 - 1965年頃)。
- 東芝日曜劇場(TBS、単発ドラマ枠時代) - 1956年の放送開始から1960年代初頭にかけては、ほぼ毎週生放送であった。
- 私は貝になりたい(KRT=現TBS)- 1958年10月31日に放送。軍事裁判開廷からの後半66分が生放送。なお、主人公の清水豊松(フランキー堺)がMPに連行されるまでの前半34分は、5日前にVTRで収録。 ※『徹子の部屋』における生前のフランキーの証言による。
- ムー、ムー一族(TBS系列) - 月1回のペースで生放送が行われた。そのため、プロ野球の結果が入ったり、当時TBSのプロ野球解説者だった牧野茂などが飛び入り出演していた。また、同局ラジオの生放送番組『生島ヒロシの夜はともだち』のスタジオからや、出演者である郷ひろみのコンサートツアー先の地方都市からの中継を交えた生放送もおこなわれた。
- 春の訪問者 ミセスとぼくとセニョールと! 〜夢飛行〜(毎日放送制作・TBS系列) - 1980年(放送回不明)。
- ロックシンガーは闇に沈む(NHK総合) - 1985年秋に放送。岸本加世子、田原俊彦、刀根麻理子らが出演。
- たったひとりのあなたのために(日本テレビ系列) - 1985年12月24日に『火曜サスペンス劇場』で放送。全編生放送。歌番組の生放送直前に、新人歌手への脅迫電話がかかるという内容。
- お坊っチャマにはわかるまい!(TBS系列) - 第6話(1986年5月20日)。生放送で『忠臣蔵』を演じるというものであった。
- アナウンサーぷっつん物語(フジテレビ系列) - 第4話(1987年5月4日放送分)。全編生放送で、当時代々木で開催中だった「国際スポーツフェア」会場からの中継などが織り交ぜられていた。
- 越中おわら風の盆〜高橋治原作「風の盆恋歌」より〜(NHK-BS1) - 第3回(1989年9月3日放送分)。富山県八尾町で行われた恒例の『おわら風の盆』のクライマックスの生中継を挿入。ドラマ自体は、声の表現だけで展開された。
- ザ・ワイドショー(日本テレビ系列) - 1994年1月-3月に放送。番組内のワイドショー『ラストワイド』が生放送で進行された。
- ロングバケーション(フジテレビ系列) - 最終回(1996年6月24日)。結婚式のシーンをロンドン(設定はボストン)から衛星中継で生放送。
- お熱いのがお好き? You like it hot?(日本テレビ系列) - 第8話(1998年8月19日放送分)。全編生放送による構成。
- ムコ殿2003(フジテレビ系列)
- プリマダム(日本テレビ系列) - 最終回(2006年6月21日放送分)。クライマックスのバレエ発表会のシーンを生放送。
- ママさんバレーでつかまえて(NHK総合) - 最終回(2009年12月28日放送分)。全編生放送。番組内では、NHKのテレビドラマとして、半世紀ぶりの生放送と紹介された。
- 私が恋愛できない理由 (フジテレビ)- 最終回(2011年12月19日放送分)ラストシーンなど一部が生放送。
擬似生放送の番組
事前収録だが、テロップを入れず、極力カットしない方針の番組や“撮って出し”方式。
- 噂の!東京マガジン(TBS) - 年末年始など一部の「特大号」においては生放送を行った回もあったが、2009年頃から生放送での回はない。以前は競馬の大きなレースが地方で開催される日には井崎脩五郎が別のスタジオから「今週の中吊り大賞」を中継し、生放送のため東京にいられないかのように見せていた。
- コメディーお江戸でござる(NHK)
- 徹子の部屋(テレビ朝日系列) - 基本的に放送時間と同じ時間しかカメラを回さない。
- ビートたけしのオールナイトニッポン(ニッポン放送) - ビートたけしは聴取者からの事前収録の指摘に、「(俺が番組で拘束されている時間のぶん)営業に行けばいくらもらえると思ってやがる」と居直った。
- フジテレビ系列の一部のスポーツ番組
- 国際千葉駅伝・女子(毎年11月23日、男子の10分後にスタート)※2006年まで。2007年以降は男女混合レースに移行
- 世界柔道選手権
- バレーボール・ワールドカップ(フジテレビ系列)
- バレーボール・ワールドグランプリ(フジテレビ系列)
- 爆笑問題カーボーイ(TBSラジオ) - スケジュールの都合上放送当日(日付でいうと放送前日)の夜に収録。
- ライオンのごきげんよう(フジテレビ系列) - 一週間分を毎週水曜日に収録している。
- 日曜笑劇場(朝日放送) - 番組冒頭に「なんばグランド花月より中継」というテロップが出る。また番組最後に収録告知のテロップが表示される。
- 公営競技のダイジェスト番組
スポーツ放送の場合
- スポーツ中継では、生中継といっても常にリアルタイムで放送されているとは限らない。NHKBS1の2009年PGAツアー中継は、現地からの映像を編集して放送しておりリアルタイム(数秒遅れも含む)で中継されるプレーはないが、画面上にLiveという文字を表示させ放送を行っている。またWOWOWのリーガ・エスパニョーラ中継でも、20秒ほどの追っかけ中継をLiveと称して放送していることがある。
- 海外で行われるスポーツ放送の場合、時差などの関係により追っかけ中継を行う場合がある。その場合民放間では、その放送を行う局の放送時間より前には試合結果について放送しないという暗黙のルールがあるとされる[7]。
- 日本で行われる大会でもバレーボールやフィギュアスケート等、生中継ではなく追っかけ中継を行うケースがある。この場合でも海外の場合と同じく、放送時間より前には結果を放送しないことが多い。
- 2006年には、ドイツワールドカップの強化ゲームをテレビ朝日が放送したが、生中継ではなく実際には追っかけ中継だったため、一部視聴者から批判があった[8]。
- 2009年には、全米プロゴルフ選手権をTBSが放送したが、画面にLiveという文字を掲出しながら実際には20秒ほどの追っかけ中継で放送していたため、一部視聴者から批判があった。
- 試合終了時間が不確定なボクシング、格闘技では完全生中継は減少し、当日に編集に時間差で中継するケースが増えている。
生放送中に起こった有名な事件・出来事
- 空の劇場(NHKラジオ)
- 1946年8月25日、東京・内幸町の本局と静岡県伊東市立西国民学校を結ぶ、当時としては画期的な中継放送(当時は「二元放送」と呼称)が行われることになり、中継先からの放送用として放送前日に急遽作詞作曲されたのが「みかんの花咲く丘」である。
- 笑っていいとも!(フジテレビ系列)
- 1983年9月13日放送分 - 『テレフォンショッキング』のコーナーで、ゲストのミミ萩原が宮尾すすむを紹介したため、宮尾はその頃新幹線ひかり524号に乗車していたため、やむを得ずタモリが列車着信電話(107番)にかけて女性オペレーターにスタジオアルタ直通の電話番号を申し込んだ後、女性オペレーターが確認のため電話番号を復唱してしまいいたずら電話が掛かってきた[9]。それでやむを得ずブッチャー小林がCM中予備電話の番号を申し込みスタジオ電話はオフした。尚、その影響で次コーナー『タモちゃんのなんでも相談室』が1分弱で終了し、『タモリのあてっこだましっこ』のコーナー最中に宮尾で電話が繋がり、その日は混乱のうちに放送終了した。
- 1983年12月1日放送分 - 『テレフォンショッキング』のコーナーで、ゲストの佳山明生が登場する前に男が乱入して席に座り込んだ。すぐにスタッフに取り押さえられ、その様子の一部始終が放送された。
- 2001年7月30日放送分-『ザ☆定番ショー』のコーナー中、突然江頭2:50が乱入し、橋田壽賀子にキスをして番組出入り禁止処分を食らう。
- 2005年9月21日放送分 - 『テレフォンショッキング』のコーナー中、ゲストの山崎邦正がタモリに「何か悩みがないですか?」の質問に、突然観客の男が「タモリさん、いいともが年内に終了するって本当ですか?」と質問をぶつけ退場させられ、CM明けに熊のぬいぐるみが代わりにおかれた。
- 2012年1月11日放送分 - 千原ジュニアがマチュピチュの旅行の帰りの飛行機が濃霧で遅れて飛んでいるため欠席、代打で兄の千原せいじが出演した。
- ザ・ベストテン(TBS系列)
- THE ALFEEの中継での音声トラブル(1983年9月8日「メリーアン」、1985年「恋人達のペイヴメント」と2回に渡り発生した。)
- 1988年11月3日-南野陽子が「秋からも、そばにいて」の歌詞のほとんどを忘れてしまう。演奏終了後に南野本人が謝罪。
- 夜のヒットスタジオ(フジテレビ系列)
- 1976年11月8日放送でのあおい輝彦・1982年5月3日放送での三田寛子の歌の際、マイクトラブルのため途中で演奏を打ち切り、再度最初から歌い直す措置が採られる。
- 1983年11月21日放送でU2が曲を演奏していた最中、ギターのアンプが故障するトラブルが起こる。
- 年月日不明-THEHIGH-LOWSのボーカルのヒロトがカメラマンを蹴ったり、演奏終了後にはカメラにつばをはいた。
- 夜のヒットスタジオR&N(フジテレビ)
- ズームイン!!朝!(日本テレビ系列)
- 鶴瓶上岡パペポTV500回記念生放送スペシャル(通常は録画)
- 笑福亭鶴瓶が女性器や性行為を意味する関西弁の隠語(この場合は放送禁止用語)を喋ってしまう。遅れて放送するネット局では音消しが入り、翌週(録画)では上岡龍太郎から「お詫びということは、先週何と言ってしまったことをお詫びするのか」と、問題発言をわざともう一度言わせようという意図でのツッコミをされている。
- 年月日不明 - 放送中、スタジオ内が停電。
- 8時だョ!全員集合(TBS系列)
- 1983年 - 徳島ラジオ商殺し事件の再審決定のニュースを伝えた当時日本テレビアナウンサーの小林完吾が生放送中にくしゃみをしてしまい、「徳島ラジオ商ごるし…グシュン…失礼しました」とアナウンス。後にハプニング大賞で題材になる。
- 1985年 - 豊田商事会長刺殺事件。ガラスを破って室内に侵入していく犯人や、血まみれの永野一男が中継され、報道のあり方について議論が起こった。
- オールナイトフジ(フジテレビ系列)
- オールナイトニッポン(ニッポン放送・NRN)
- 1984年3月31日放送分 - 松本明子が放送禁止用語(女性器を意味する俗語)を叫んだ。
- この回はオールナイトフジ(テレビ)のスタジオ内にオールナイトニッポン(ラジオ)のブースが組まれ、ラジオブース内でのやりとりを、テレビとサイマル放送しており、その最中に、ラジオ番組側の司会であった笑福亭鶴光などがそそのかして起きた放送事故である。
- 1985年1月19日放送分-とんねるずの石橋貴明が生演奏中にテレビカメラを破壊。
- スーパージョッキー(日本テレビ系列)
- 詳細は熱湯コマーシャルハプニングを参考。
- 1994年10月30日放送分 - 飯島愛がノーマル簡易更衣室で水着に着替えている最中、残り時間が17秒の時に突然表示が消え、時間内であるにもかかわらず突然カーテンが落下してしまった(原因は電気系統の故障)。幸い飯島愛はビキニを胸にしていたため、放送事故には至らなかった。
- 1998年7月5日放送分 - 沢口みきが熱湯風呂に入るために水着に着替えた際、胸が大きすぎて用意されていたビキニが入らず、バスタオルを巻いて入る羽目になった。
- 1998年9月6日放送分 - 中田英寿が出版した本のために入浴した2人のキャンペーンガールの水着生着替えの時に両者共に時間内に間に合わず手ブラ状態になってしまった。また、入浴した際もその1人・宮澤ゆうながバスタオルの一部が外れ、乳輪が半分映った。
- 以下年月日不明
- 1996年6月17日放送分 - リスナーからのリクエストで放送した吉川晃司の「サヨナラは八月のララバイ」が音飛びを起こす。その他にもハプニングは多数ある(RADIO-izmでのハプニング事例も参照のこと)X。
- 1997年6月28日放送分 - 神戸連続児童殺傷事件犯人逮捕の臨時ニュースで、警察署からの中継の際、野次馬が騒いで現場からの中継が到底不可能な状態に。すぐに映像はスタジオに戻り、キャスターが「現場はかなり混乱しているようです」とコメントした。
- NHKニュース11(NHK総合)
- スポーツコーナーの放送中、当時NHKアナウンサーの松平定知が雑談中のスタッフに対して「静かにしろ!」言いながら鉛筆を投げつける事件が発生し、翌日の放送で謝罪した。
- ニュースステーション(テレビ朝日系列)
- めざましテレビ(フジテレビ系列)
- 1998年9月2日放送分 - 「それいけ! キクマ」のコーナーを放送している途中、当時フジテレビアナウンサーの菊間千乃が転落する事故が起こる。
- スーパー競馬(フジテレビ系列)
- 1988年5月22日放送分 - 第49回オークスで堺正幸アナがコスモドリームのところ、サンキョウセッツといい間違える事態に(詳細はコスモとサンキョウと堺を参照)。
- 1998年11月1日放送分 - 第118回天皇賞で当時の人気馬サイレンススズカが4コーナーで故障発生で競走中止(同馬は予後不良)。レース後、MCの斎藤陽子が思わず泣き出してしまった。
- 2005年9月11日放送分-豪雨より、番組開始から最初のCM突入まで音が出なくなる音声トラブルが発生した。
- 2001年8月 - 台風による送信所の損傷により、終日ノイズが入ったり、無音状態が発生した。
- 週刊こどもニュース(NHK総合)
- 2003年4月26日放送分 - お便り募集についての放送パートで、「おたよりをくれた方にはあやかの(カードにキスをする)キスマーク入りの図書カードを差し上げまーす」と発言。とっさに彼女の父親(池上彰)が「さすがにそれはありませんね、今のは行きすぎですね」と言った。
- ひるどき日本列島(NHK総合)
- 2003年9月 - 本番スタートから約2分後に映像が静止してしまい、その後海外の名所を取り上げた映像で穴埋めした後、NHKのスタジオから谷地健吾アナウンサーが謝罪した。その後の通常ニュースで武田真一アナウンサーがニューススタジオから謝罪した。原因は、中継機器の故障と見られる。
- ミュージックステーション(テレビ朝日系列)
- 2003年6月27日 - ロシアから来日したt.A.T.u.が出演したが、オープニングには登場したものの突然出演を放棄する事態に発展。急遽thee michelle gun elephantの生演奏で穴を埋めた。
- 2007年3月2日 - 宇多田ヒカルがFlavor Of Lifeを歌う際、イヤーモニターのトラブルで、歌の頭のカウントが聞こえなかったため、出だしの一行が歌えなかった[10]。
- 報道特番(テレビ朝日系列)
- 2004年2月27日、テレビ朝日の松本智津夫被告の判決に関する報道特別番組で、CM終了直後、記者AがCM終了に気付かず「寒いんだよ!」「さむい〜」とウケ狙いで叫び、高井正憲アナと記者Bが大爆笑。そこで3人同時に中継開始に気づき、突然真顔になり何事も無かったように番組再開。 それまで深刻な顔で原稿を読んでた人の表情の変わりようと、深刻な報道内容に似合わぬ不謹慎さが波紋を呼んだ。その後「不適切な場面があったことをお詫びいたします」と、朝日放送の赤江珠緒アナウンサーが謝罪
- おはよう!ナイスディ(フジテレビ系)
- 1986年11月25日放送分-有楽町3億円強盗事件の速報をニュースセンターから伝える最中露木茂アナ(当時)がカメラが切り替わったこと気づかず、報道局スタッフと雑談しているところが映し出されて、視聴者からの苦情が殺到した。
- 2005年8月 - 1時間の放送中、30分にわたって音声が途切れ途切れに。サテライトスタジオと本社を結ぶSTL回線の不調と思われる。中断中は音楽ファイルの送出で凌ぎ、本社のマイクから別のアナウンサーが繰り返し謝罪アナウンス。
- 2006年5月19日放送分 - 「パチンコ店90億円所得隠し捜索」のニュースで、捜索先と全く関係ないパチンコ店の映像を放送した。間違い発覚後、KBS京都のテレビ・ラジオのニュースや番組公式ホームページで訂正と謝罪をした。
- スッキリ!!(日本テレビ系)
- 2010年1月29日放送分 - 天気予報担当の森田正光気象予報士が『えなりかずき!そらナビ』(CBC制作)の出演終了後、名古屋から新幹線で東京に向かってる最中、新幹線事故に巻き込まれ出演できず。そのため、後座番組で天気予報を務めている佐藤大介気象予報士が代役で出演した。ただし、兼任で出演している『NEWS23』には予定通りに出演した。
- ライオンのいただきます(フジテレビ系)
- 2011年8月4日放送分-生放送中に『怪しいお米セシウムさん、汚染されたお米セシウムさん』という不謹慎なリハーサル用テロップが約23秒間映し出されるというトラブル(セシウムさん騒動)が発生し、放送後に視聴者からの抗議や苦情が殺到、放送翌日番組が放送休止となった後打ち切りとなる大事件に発展した。
- 情報プレゼンター とくダネ!(フジテレビ系)
- みのもんたのサタデーずばッと(TBS系)
- 2013年9月14日放送分-ニュースコーナーの生放送中に、約7分間にわたって『ピー音』が通常の音声と混ざってしまうトラブルが発生した。
出演者が生放送本番に遅刻したケース
- 小川宏ショー(フジテレビ系)
- 笑っていいとも!(フジテレビ系)
- RADIO-izm(FM-FUJI)
- なるトモ!(読売テレビ)
- ラジかるッ(日本テレビ)- 詳細は番組項目を参照。
- みのもんたの朝ズバッ!(TBSテレビ)
- 情報ライブ ミヤネ屋(読売テレビ)
- 2013年9月16日放送分 - 司会の宮根誠司が台風18号による交通機関の乱れにより、8分遅刻。
- チュートリアルの番組における遅刻事件
- せやねん!(毎日放送)
- 2007年8月11日放送では徳井義実が生放送に遅刻。また10月27日にいたっては福田充徳が本番に2時間も遅刻し、さらに徳井が番組終了5分前に現れ大遅刻という失態を演じた。この二人そろっての大遅刻に司会のトミーズ雅は激怒した。
- チュートリアルのオールナイトニッポンR(ニッポン放送)
- 2007年10月19日放送 - 福田が本番に遅刻。そのため前半部分は徳井が一人で取り仕切る羽目に。
大型特番でのハプニング
- オールスター感謝祭 (毎年春と秋) - 詳細は、感謝祭・珍事件簿(ハプニング集)を参考。
- 1992年秋(第3回) - 休憩タイムの出前で、心ない視聴者の「追加100個!」のいたずら電話によりサンドイッチの配達が大幅に遅れた。
- 1994年春(第6回) - 恒例「赤坂5丁目ミニマラソン」にてジミー大西が観客からエアソフトガンで狙撃される。
- 2000年春(第18回) - 放送開始当初から、1時間「コンピュータトラブル」により、クイズ出題ができず。
- 2005年秋(第29回) - 「赤坂5丁目 大サーカス」で中国雑伎団メンバーが飛び移りに失敗。「フロアに落下・激突」する。
- 2006年秋(第31回) - アシカショーで、アシカが芸をする意志をなくしたため進行が遅れ、終了後もスタジオに居座った。
- 2007年春(第32回) - 新名物「ローション相撲」で、島田紳助と島崎和歌子がローションまみれに。
- 2008年春(第34回) - ローション相撲で、河本準一(次長課長)が右肋骨を骨折。
- 2009年春(第36回) - ローション企画でポロリが続出。「生放送です」の声と同時にタオルが投げ込まれた。
- 2012年秋(第43回) - コンピュータートラブルにより、「赤坂5丁目ミニマラソン」の選手選択画面がスクロールできない事態が発生。
- 27時間テレビ(毎年7月)
- 1988年(第2回) - 総合司会の露木茂が、「こんばんは」を「こんばんにゃ」と噛んでしまう。
- 2000年(第14回) - 新人アナ提供読み披露で、政井マヤ(フジテレビアナウンサー)が『日清食品』を『日本食品』と言い間違えて終了後に号泣。
- 2003年(第17回) - 笑福亭鶴瓶の下腹部(陰部)を露出してしまう。
- 2004年(第18回)- 岡村隆史VS具志堅用高のスペシャルボクシング対決が4ラウンド戦ったにも関わらず、引き分け扱いに。視聴者からの苦情が殺到。
- 2005年(第19回)- 牧原俊幸(フジテレビアナウンサー)が久々のドッキリに対応できなかったのか失敗寸前の一言を言ってしまい、視聴者からの苦情が殺到。
- 2013年(第27回)- 生本番中、加藤浩次が渡辺麻友(AKB48)の頭部を蹴るなどの暴力行為を行い、視聴者からの苦情が殺到。
- NHK紅白歌合戦(毎年12月31日) - 各年度のNHK紅白歌合戦ページも参照。
- 1955年(第6回)- 番組の進行が大幅に遅れたため、白組トリの藤山一郎が「ニコライの鐘」を1コーラスしか歌えなかった。
- 1968年(第19回)- 紅組出場の水前寺清子が開会時の宣誓で『昭和43年度』を『34年度』と読み間違える。
- 1982年(第33回)-サザンオールスターズの桑田佳祐が三波春夫のバロディ衣装で登場し、後日始末書を書かされてしまう。
- 1984年(第35回)- 総合司会の生方恵一(当時NHKアナウンサー)が都はるみの紹介を「ミソラ…」としてしまい、視聴者から抗議が殺到。
- 1985年(第36回)-白組出場の吉川晃司がステージ上でシャンパンを撒き散らしたり、演奏終了後にギターを燃やす等のトラブルを起こす。
- 1986年(第37回)- 白組司会の加山雄三が少年隊の『仮面舞踏会』を『仮面ライダー』と紹介してしまう。
- 1990年(第41回)-白組出場の長渕剛が、ベルリンの壁からの生中継で約17分も熱唱し、その後の番組プログラムが大幅に変更されたほか同行のNHKスタッフに暴言を吐いてNHK出入り禁止処分を食らう。
- 1991年(第41回)-白組出場のとんねるずがボディペインティングにパンツ一丁で登場しNHK出入り禁止処分を食らう。[11]
- 1992年(第43回)-白組出場の本木雅弘が首にコンドーム風船を巻き付けて登場し、視聴者からの苦情が殺到。
- 2003年(第54回)- 紅組出場の小林幸子の特大衣装の演出が作動しなくなるトラブルが発生。
- 2005年(第56回)- 白組出場のWaTが歌っている途中、マイクスタンドが、倒れるトラブルが発生。
- 2006年(第57回)
- 2007年(第58回)-オープニングコントで、笑福亭鶴瓶がSMAPの『弾丸ファイター』を『睾丸ファイター』と発言。
- 2010年(第61回)
- ゲームセンターCX 生放送SP!ゲームセンターCX史上初!生放送で挑戦!聖夜のリベンジスペシャル!(2007年12月24日 - フジテレビ721(当時、現フジテレビTWO))
- 当初は3時間の予定だったが、有野課長(よゐこ)が延長をして挑戦失敗をした『カイの冒険』の最難の難所の98階を3時間繰り返し、結果として残り1時間で6時間に延長し、アルフィーやアイドリング!!!の再放送等のライブツアーの放送を中止に追い込み、最大9時間の生放送となり、アルフィーのファンとアイドリング!!!のファンを悲しませた。
- いけ年こい年(日本テレビ系列)
- 2000年12月31日放送分(第2回)-時計を意図的に2分早め21世紀へのカウントダウンをフライングするという視聴者を巻き込んだ生ドッキリを行ったが、視聴者への十分な説明を行わなかった為苦情が殺到。番組終了後に松本志のぶ(当時日本テレビアナウンサー)が謝罪した。
脚注
- ↑ 例えば、視聴者の自宅が地震で揺れているのに、地元局のスタジオで行われている番組のテレビ画面では地震が起きていない、など。
- ↑ ただし、後にジャネットが意図的な演出だったことを告白したことから、つまりこれは事前から仕組まれていた故意による「やらせ」のアクシデントであったことが発覚し、放送局のCBSに対して罰金が課せられた。Super Bowl XXXVIII halftime show controversyを参照。
- ↑ たとえば東京では、年末繁忙期の上野のアメ横や築地場外市場など。
- ↑ http://www.nhk.or.jp/r1/about/index.html
- ↑ 前述のジャネット・ジャクソンのアクシデントが起こされた放送でも、遅延送出システムが採用されていた。
- ↑ 2014年はBS1とのサイマル放送を実施した。
- ↑ 関西テレビ『月刊カンテレ批評』2005年10月号
- ↑ テレ朝に大ブーイング…ドイツ戦追い掛け中継(ZAKZAK)
- ↑ いたずら電話はスタジオアルタだけでなく、第一家庭電器のある店舗にも殺到した。
- ↑ http://www.u3music.com/message/backnumber/ja/20070303j.html (2007-03-03)2009年3月3日 閲覧。
- ↑ ただし例外として、第50回(1999年)と第51回(2000年)は「野猿」として出場したほか、木梨憲武は第47回(1996年)に「憲三郎&ジョージ山本」として出場している。