サンデーモーニング
テンプレート:Notice テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『サンデーモーニング』(英字:SUNDAY MORNING)は、TBS系列で、毎週日曜日の朝に生放送されている関口宏司会のワイドショー・報道系情報番組。略称は「サンモニ」など。TBS系列初の日曜朝のワイドショー番組として開始した。
目次
概要
初期(1987年10月 - 1997年9月)
1987年10月4日に放送が始まった(当時の放送時間は8:30 - 9:54(以下、JST)、初期のみ一部地域では9:30まで)。1994年4月3日からは、放送開始が30分繰り上がって8:00開始になった。
1997年9月までは『関口宏のサンデーモーニング』というタイトルで、北野大、ケント・ギルバート、三屋裕子、新堀俊明、定岡正二などがレギュラーコメンテーターとして出演。関口の所属事務所である三桂のタレントが多く出演した。制作スタッフは平日の『モーニングEye』とほとんど同じだった。1994年4月からは8:00開始の2時間に枠が拡大し、テーマ曲が変更されるなどリニューアルされた。
1996年に明るみになったTBSビデオ問題により番組制作を担当していた社会情報局が廃止。
新サンデーモーニング(1997年10月 - 1999年3月)
放送開始10周年を機に、1997年10月『新サンデーモーニング』に改題した。関口は残るものの出演者を総入れ替えした。アシスタントに中江有里、コメンテーターには矢崎滋、リポーターとして報道局記者や報道番組のキャスターが出演した。また、声優によるナレーションを導入。ナレーションには戸谷公次が担当した。
現行(1999年4月 - )
1999年4月に再びリニューアルし、番組タイトルを『サンデーモーニング』と改めた。同年9月からは1997年まで使用していたテーマ曲や一部BGMを復活させ、コメンテーターを新たに起用、三桂やセント・フォース所属のフリーアナウンサーがナレーターとして出演している。
それまで、同時間帯で放映していた日本テレビ『THE・サンデー』に及ばなかったが2002年以降、関東地区で15%前後の視聴率を獲得しており、2005年頃から本番組が時間帯1位を奪取し、その後も長らく保持している。一方で番組の主要キャストが高齢化してきた事情から、2013年春にテレビ誌記者が今後の視聴率について、「その先はどうなるか分からないという弱みを抱えている」と指摘している[1]。政治問題は毎日新聞特別編集委員の岸井成格がリードすることが多く、基本的には毎日新聞の政治的姿勢が濃厚に現れている。
年末・新春スペシャルについて
年に1回、年末または年始に11:25まで拡大して放送される(代わって2001年10月以降、後座番組となっている『サンデージャポン』は休止)。12月30日か31日が日曜の場合は「年末スペシャル」に、1月2日 - 4日が日曜の場合は「新春スペシャル」になるが、元日が日曜日の場合は休止となり1週間前の12月25日に年末スペシャルとして放送される。スペシャル版は2部構成となり、第1部は通常のタイムスケジュールで進行され、9:40頃「風を読む」コーナー部分から第2部となり当年(または前年)をVTRで振り返り、来年(または今年)がどういう年になるかコメンテーターとともに討論する形式になる。
2009年 - 2010年は1月3日が日曜にあたっていたが「新春スペシャル」はなく(特別番組で休止)、1週間前の2009年12月27日に年末スペシャル、翌年1月3日にレギュラー版を放送した。2010年 - 2011年は前年同様、12月26日に年末スペシャル、翌年1月2日はレギュラー版を放送。2011年 - 2012年は2011年12月25日に年末スペシャル(この年は『報道の日 2011 記憶と記録そして願い』の第一部として)、翌年1月8日はレギュラー版を放送。なお、曜日配列によっては、年末年始も休まず放送する。この2011年以降、最終日曜日にかかる週は長時間テレソン『報道の日』が放送・開催されており、「サンデーモーニングスペシャル」はその第1部のパートに当たる。前半は通常の本番組のパターンで進行し、第2部がスペシャル用の特別ドキュメンタリーなどとなっている。
出演者
メインキャスター
サブキャスター
太字は三桂所属
現在の出演者
- 橋谷能理子(2000年4月 - 〈斎藤と2期メンバー〉)
- 唐橋ユミ(2004年10月3日 - 〈鬼頭あゆみ・用稲千春と入れ替わり〉)
- 水野真裕美(TBSアナウンサー・2012年4月1日 -〈佐藤渚と入れ替わり〉)
- 伊藤友里(2014年4月6日 -〈滝本沙奈と入れ替わり〉)
「週刊御意見番」専属アシスタントは2002年9月以前は川村美絵子が、同年10月から2008年9月までは今山佳奈がそれぞれ務めていた。今山退任後は専属担当者を決めず、橋谷以外の3人が持ち回りで担当していたが、2008年12月から唐橋が専属で担当するようになった。なお、今山不在の時は津島や唐橋が代理をしたこともあった。
過去の出演者
- 滝本沙奈(2009年7月5日 - 2014年3月30日〈津島亜由子と入れ替わり〉)
- 佐藤渚(TBSアナウンサー・2011年4月 - 2012年3月〈柴田奈津子と入れ替わり〉)
- 柴田奈津子(2008年10月 - 2011年3月〈今山佳奈と入れ替わり〉)
- 津島亜由子(2004年10月3日 - 2009年6月28日〈鬼頭あゆみ・用稲千春と入れ替わり〉)
- 今山佳奈(2002年10月 - 2008年9月〈城向あかり・佐藤まり江・川村美絵子と入れ替わり〉)
- 鬼頭あゆみ(2003年2月 - 2004年?〈橋谷・用稲・今山と4人体制に〉)
- 用稲千春(2001年4月 - 2004年?〈斎藤英津子と少し重なった後入れ替わり〉)
- 城向あかり(1999年9月 - 2002年9月〈5人でスタート〉)
- 佐藤まり江(1999年9月 - 2002年9月〈5人でスタート〉)
- 川村美絵子(1999年9月 - 2002年9月〈5人でスタート〉)
- 斎藤英津子(2000年4月 - 2001年6月〈橋谷と2期メンバー。米国へ〉)
- 村瀬美希(1999年9月 - 2000年7月〈5人でスタート〉)
- 森麻季(1999年9月 - 2000年7月〈5人でスタート〉)
- 浜尾朱美(『筑紫哲也 NEWS23』担当以前の1987年10月 - 1989年9月)
- 宮田佳代子(テレビ朝日『サンデープロジェクト』担当以前)
- 藤岡久美子
- 伊藤聡子
- 広重玲子(早稲田大学在学時代に学生リポーターとして出演。後にTBSアナウンサー)
初期の頃、関口はサブキャスターを「○○君」と呼んでいたが、後に「○○さん」と呼ぶようになった。
パネリスト(コメンテーター)
コメンテーターの人名紹介テロップは、必ず「さん」付けされる。
週替わりコメンテーター 1回の放送に5~6名が出演。太字は三桂所属
- 浅井信雄(国際政治学者)
- 寺島実郎(多摩大学学長、日本総合研究所理事長)
- 浅井慎平(写真家)
- 大宅映子(ジャーナリスト)
- 田中秀征(福山大学客員教授)
- 金子勝(慶應義塾大学教授)
- 萱野稔人(津田塾大学教授)
- 幸田真音(作家)
- 佐高信(評論家、週刊金曜日編集委員)
- 田中優子(法政大学総長)
- 中西哲生(スポーツジャーナリスト、川崎フロンターレ特命大使)
- 西崎文子(東京大学教授)
- 辺真一(コリア・レポート編集長)
- 目加田説子(中央大学教授)
- 涌井雅之(造園家、東京都市大学教授)
- 河野洋平(元衆議院議長)
- アーサー・ビナード(詩人・俳人) - 2013年9月29日から
- ハリス鈴木絵美
過去の出演者
- 江川紹子(ジャーナリスト) - 2010年6月20日放送分を以って降板。
- 中坊公平(弁護士)
- 諸井虔(元太平洋セメント株式会社相談役)
- ペマ・ギャルポ
- ケント・ギルバート
- ケント・デリカット
- 北野大
- 新堀俊明
過去のコメンテーター
過去のナレーター
週刊御意見番
- 大沢死去後の2010年10月17日からは、張本ともう一人週替わりでTBS系列の野球解説者を含め、様々なジャンルのスポーツ評論家が出演している。評論家は野球選手が中心(必ずしもTBS系の専属者とは限らず)だが、概ねその週に大きく取り上げるスポーツの選手が起用される傾向にある。その週に開催された様々なスポーツを取り上げ、結果が良かった(試合の勝利など)場合は「あっぱれ」と書かれた、扇子形の磁石がフリップに貼られ、緩慢なプレーなど、結果が良くなかった場合には「喝!」と書かれた、磁石が貼られる。
- 小山武明(タケ小山名義で出演)(不定期であるが、「屋根裏のプロゴルファー」としてゴルフ解説に登場。)
過去の出演者
- 大沢啓二( - 2010年9月19日) - 2010年9月26日と10月3日は休演。10月3日に本人からの手紙を関口が紹介し、その中で「体調不良」を明らかにしていたが、10月7日に死去した。
- 輪島大士(大相撲の解説を担当)
担当者 初出演日 主な実績 土橋正幸 2010年10月17日 元東映フライヤーズ、元東映、日拓ホームフライヤーズ、日本ハムファイターズ、ヤクルトスワローズ監督 高田繁 2010年10月24日 元読売ジャイアンツ、元日本ハムファイターズ、東京ヤクルトスワローズ監督。現横浜DeNAベイスターズGM 山田久志 2010年11月7日 元阪急ブレーブス、元中日ドラゴンズ監督 高木豊 2014年7月6日 元横浜大洋ホエールズ、日本ハムファイターズ 村田兆治 2010年11月14日 元ロッテオリオンズ 佐々木主浩 2010年11月21日 元横浜ベイスターズ、シアトルマリナーズ 江本孟紀 2010年12月26日 元南海ホークス、阪神タイガース、元参議院議員 王貞治 2011年1月9日 元読売ジャイアンツ、元同監督、前福岡ソフトバンクホークス監督 石毛宏典 2011年2月6日 元西武ライオンズ、福岡ダイエーホークス、元オリックス・ブルーウェーブ監督 駒田徳広 2011年2月13日 元読売ジャイアンツ、横浜ベイスターズ 達川光男 2011年2月20日 元広島東洋カープ、元同監督 金田正一 2011年3月6日 元国鉄スワローズ、読売ジャイアンツ、元ロッテオリオンズ監督 槙原寛己 2011年4月17日 元読売ジャイアンツ 広澤克実 2011年4月24日 元ヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツ、阪神タイガース 篠塚和典 2011年5月1日 元読売ジャイアンツ 立浪和義 2011年5月22日 元中日ドラゴンズ 北別府学 2011年5月29日 元広島東洋カープ 衣笠祥雄 2011年6月5日 元広島東洋カープ 有藤通世 2011年6月19日 元ロッテオリオンズ、元同監督 工藤公康 2011年6月26日 元西武ライオンズ、ダイエーホークス、読売ジャイアンツ、横浜ベイスターズ 中畑清 2011年7月3日 元読売ジャイアンツ、現横浜DeNAベイスターズ監督 佐々岡真司 2011年7月10日 元広島東洋カープ 柴田勲 2011年7月17日 元読売ジャイアンツ 山下大輔 2011年7月31日 元横浜大洋ホエールズ、元横浜ベイスターズ監督 香川伸行 2011年8月14日 元南海・ダイエーホークス 大矢明彦 2011年9月25日 元ヤクルトスワローズ、元横浜ベイスターズ監督 東尾修 2011年10月2日 元西鉄・太平洋・クラウンライター・西武ライオンズ、元西武ライオンズ監督 木田勇 2011年10月9日 元日本ハムファイターズ、横浜大洋ホエールズ、中日ドラゴンズ 藤田平 2011年10月16日 元阪神タイガース、元同監督 高木守道 2011年11月13日 元中日ドラゴンズ、前同監督 西崎幸広 2011年11月27日 元日本ハムファイターズ、西武ライオンズ 川藤幸三 2012年2月12日 元阪神タイガース 仁志敏久 2012年2月19日 元読売ジャイアンツ、横浜ベイスターズ 吉村禎章 2012年4月1日 元読売ジャイアンツ 牛島和彦 2012年5月6日 元中日ドラゴンズ、ロッテオリオンズ、元横浜ベイスターズ監督 定岡正二 2012年6月17日 元読売ジャイアンツ 斉藤明夫 2012年7月1日 元横浜大洋ホエールズ 鹿取義隆 2012年8月26日 元読売ジャイアンツ 金村義明 2012年9月9日 元近鉄バファローズ、中日ドラゴンズ 上原浩治 2012年12月16日 元読売ジャイアンツ、現ニューヨーク・メッツ 山本浩二 2013年2月11日 元広島東洋カープ、元同監督 田淵幸一 2013年3月3日 元阪神タイガース、西武ライオンズ、元ダイエーホークス監督、元阪神、東北楽天ゴールデンイーグルスコーチ 辻発彦 2013年3月24日 元西武ライオンズ、元中日ドラゴンズ 岡田彰布 2013年7月7日 元阪神タイガース、オリックス・ブルーウェーブ、元阪神、オリックス監督 野村克也 2013年6月9日 元南海ホークス、ロッテオリオンズ、西武ライオンズ、元ヤクルトスワローズ、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルス監督 掛布雅之 2013年8月4日 元阪神タイガース 元木大介 2013年8月18日 元読売ジャイアンツ 金本知憲 2013年9月15日 元広島東洋カープ、阪神タイガース 清原和博 2013年9月29日 元西武ライオンズ、読売ジャイアンツ 宮本慎也 2013年10月20日 元ヤクルトスワローズ 山崎武司 2013年11月3日 元中日ドラゴンズ、オリックス・ブルーウェーブ、東北楽天ゴールデンイーグルス 石井一久 2013年11月10日 元ヤクルトスワローズ、西武ライオンズ、ロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・メッツ 吉井理人 2013年12月1日 元近鉄バファローズ、ヤクルトスワローズ、ニューヨーク・メッツ、コロラド・ロッキーズ、モントリオール・エクスポズ、オリックス・ブルーウェーブ、千葉ロッテマリーンズ 高橋慶彦 2014年4月7日 元広島東洋カープ、ロッテオリオンズ、阪神タイガース 岩本勉 2014年4月20日 元日本ハムファイターズ 下柳剛 2014年7月27日 元ダイエーホークス、日本ハムファイターズ、阪神タイガース
担当者 初出演日 出身競技 主な実績 大古誠司 2010年10月31日 バレーボール 瀬古利彦 2010年11月28日 陸上競技 現DeNA陸上部監督。 北の富士 2010年12月5日 大相撲 斉藤仁 2010年12月19日 柔道 松尾雄治 2010年12月12日 ラグビー 青木功 2011年1月2日 ゴルフ 大八木淳史 2011年1月16日 ラクビー 萩原智子 2014年6月29日 水泳 中西哲生 2011年3月27日 Jリーグ 鈴木大地 2011年1月23日 水泳 具志堅用高 2011年4月10日 ボクシング 川合俊一 2011年8月7日 バレーボール 朝原宣治 2011年5月15日 陸上競技 大林素子 2011年8月21日 バレーボール 樋口久子 2011年12月4日 ゴルフ 沢松奈生子 2012年1月22日 テニス 魁皇 2012年1月29日 大相撲 小島伸幸 2012年3月4日 Jリーグ 篠原信一 2012年5月20日 柔道 吉原知子 2012年5月27日 バレーボール 釜本邦茂 2012年6月10日 Jリーグ 内藤大助 2012年6月24日 ボクシング 杉山愛 2012年7月8日 テニス 鈴木桂治 2014年5月4日 柔道 山口香 2012年7月29日 有森裕子 2012年8月12日 マラソン 貴乃花 2012年9月30日 大相撲 現貴乃花親方 振分 2013年3月31日 元小結高見盛 ラモス瑠偉 2013年6月16日 Jリーグ 高橋みゆき 2013年9月1日 バレーボール 岡崎朋美 2014年1月26日 スピードスケート 織田信成 2014年2月16日 フィギュアスケート 船木和喜 2014年2月23日 スキージャンプ 福田正博 2014年3月3日 サッカー
主なコーナー
メインニュース
放送開始前の1週間以内に起きた出来事3つ程度をニュースとして取り上げ、VTRによる検証とスタジオトークを展開する。現在は手作り風の小道具を用意し、アシスタントがそれを用いながら原稿読みをしている[2]。
週刊御意見番
雑誌の中吊り(順番は中吊りの右側から順に進む)をイメージした項目フリップに沿って関口が進行し、御意見番がプロ野球を中心にスポーツの様々な話題について「球界の御意見番」として辛口のコメントをする。憤りを感じるネタには「喝!」、素晴らしいネタには「あっぱれ」と称して、関口がそれぞれのワッペンを項目フリップに貼っていく。
本コーナーは1999年7月頃に『親分は怒ってるんだぞ』と言う題名のコーナーでスタートし、程無くして現在の形態となった。当初は20分程度のコーナーであったが、好評だったために段々と時間が延ばされ、現在は40分程度となっている。前半で進行が遅れると後半の話題がカットされることがあり、その場合には中吊り風フリップに合った見出しの上に無地の紙が貼られて隠される。後半には日本ではあまり有名ではないスポーツ(ニュースポーツ)が取り上げられることが多く、例えばカバディ、ペタンク、スポーツチャンバラといった競技から、年明け最初の放送では競技かるたをスポーツとして取り上げることもある。また、少年少女や高齢者のみで行われるスポーツ大会も後半で取り上げられる。
2009年から、日本人メジャーリーガーはその週の結果によって、投手・野手関係無く成績の良かった選手には「エエジャー」(顔はピンクで笑顔)、反対に成績の悪かった日本人選手は「ダメジャー」(顔は青で罰顔)と言う称号で紹介する様になり、2010年からは良いとも悪いとも言えない場合の「どっちジャー」の称号も使用されている。2011年にはコーナーで扱われることは減り、称号も使用されなくなった。
中西哲生出演時はサッカーに関する話題を中西が解説し、理論面からサポートする。その際に中西が「喝」「あっぱれ」を入れることがある。
張本は「喝」を、かつて出演していた大沢は「あっぱれ」をよく付ける傾向にあり、また関口が「喝!」「あっぱれ」を付けるように2人に促す場合もある。著しく不愉快なものや、スポーツマンシップに反する行為については「大喝」をつける。
一週間のニュース・週間天気
開始以来続くコーナー。テーマ曲をBGMにして関口がその週の主なニュースを紹介し、コメンテーターに意見を求める。現行では前半で取り上げなかった話題が中心。
週間予報は2014年頃から関東地方近郊を中心とした公園などから中継で、季節の花々や自然現象を紹介(リポーターは居らず、中継映像に合わせてスタジオからコメントを付ける)した後、中継映像をバックに全国の週間天気予報が表示され、その後次のコーナーに移る。
風をよむ
ニュースよりも主に世相の動きを取り上げ、通行人のインタビューを織り交ぜながら、コメンテーターの見解を聞いていく。現代の世相をそぎ切りつつ、明日の日本、世界を展望する。2014年5月は日本国憲法について考察するシリーズ企画「考・憲法」が行われている。
今週の一枚
番組のエンディングで行われ、CM前に一部分が隠された写真を見せ、CM明けに隠された部分をめくって紹介する。
- 「風をよむ」が長引いた場合は中止される。
○○年墓碑銘
通常放送の年内最終日限定のコーナーで「風をよむ」の代わりに行う。9:35頃、その年に亡くなった有名人・著名人を一気に紹介する。ただし、一部紹介されない人もいる[3]。
終了したコーナー
- 早わかり一週間
- 番組冒頭で、一週間のニュースをコンパクトに振り返る。このコーナーが放送されていた時期は本コーナーを3分程度放送してからオープニングが放送されたが、番組開始直後とオープニング、MC挨拶の間にCMが入るやや変則的な構成になっていた。
- ニュースのその後
- 世間を騒がせたニュースの現場の「その後」を、当時出演していた長岡杏子アナウンサーらが取材。
テロップ捏造事件
テンプレート:Main 2003年11月2日の放送で、当時東京都知事の石原慎太郎の「私は日韓合併を100%正当化するつもりはないが、(以下略)」という発言に「私は日韓合併を100%正当化するつもりだ」という正反対のテロップをつけ、音声・映像もテロップに合わせるように「…つもりは…」と切って編集し、放送した。コメンテーター達もその映像、テロップに沿って都知事を批判した。しかし一方では、後枠『サンデージャポン』では普通に「つもりはない」と、石原の発言を出していた(岸井成格はこの発言の翌日に石原と面会したと発言していたが、テロップミスに気付いていなかった)。翌週の番組内にこの放送に関しての謝罪があったが、あくまでも「テロップミス」に対する謝罪であり、意図的ともいえる編集、及びそれらに基づいてなされた都知事批判に対する謝罪はなかった。石原知事は告訴し、2004年12月14日、番組制作にかかわったプロデューサーら4人が名誉毀損の疑いで書類送検されたが、その後刑事処分は不起訴となった。
その後石原はTBSに相手に8000万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしたが、2006年6月22日に東京地裁で和解が成立。TBSが誤報を認めて謝罪し、石原は賠償請求を放棄した(同年6月23日未明のNHKラジオニュースで放送し、TBSは『イブニング・ファイブ』が伝えた)。
視聴者層
視聴者は中高年が多く、CMも中高年を意識したものになっているとも言われている。そのため、若い視聴者を獲得するために番組が打ち切られるのではないかという憶測も流れた[4]。
ネット局と放送時間
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送時間(JST) | 備考・脚注 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | TBSテレビ(TBS) | TBS系列 | 日曜 8時00分 - 9時54分 | 【制作局】 |
北海道 | 北海道放送(HBC) | - | ||
青森県 | 青森テレビ(ATV) | |||
岩手県 | IBC岩手放送(IBC) | |||
宮城県 | 東北放送(TBC) | |||
山形県 | テレビユー山形(TUY) | |||
福島県 | テレビユー福島(TUF) | |||
山梨県 | テレビ山梨(UTY) | |||
新潟県 | 新潟放送(BSN) | |||
長野県 | 信越放送(SBC) | |||
静岡県 | 静岡放送(SBS) | |||
富山県 | チューリップテレビ(TUT) | |||
石川県 | 北陸放送(MRO) | |||
中京広域圏 | CBCテレビ(CBC) | |||
近畿広域圏 | 毎日放送(MBS) | |||
鳥取県・島根県 | 山陰放送(BSS) | |||
岡山県・香川県 | 山陽放送(RSK) | |||
広島県 | 中国放送(RCC) | |||
山口県 | テレビ山口(tys) | |||
愛媛県 | あいテレビ(ITV) | |||
高知県 | テレビ高知(KUTV) | |||
福岡県 | RKB毎日放送(RKB) | |||
長崎県 | 長崎放送(NBC) | |||
熊本県 | 熊本放送(RKK) | |||
大分県 | 大分放送(OBS) | |||
宮崎県 | 宮崎放送(MRT) | |||
鹿児島県 | 南日本放送(MBC) | |||
沖縄県 | 琉球放送(RBC) |
- 番組開始後に放送を開始または終了した局
- テレビユー山形(1989年10月の開局から)
- テレビユー富山(現:チューリップテレビ)(1990年10月の開局から)
- 南海放送[5](日本テレビ系列)伊予テレビ開局後も半年間継続(1987年10月から1993年3月まで)
- 伊予テレビ(現:あいテレビ)(1993年4月から)
- 愛媛県では番組スタートから南海放送(日本テレビ系列)でネットされた。1992年10月にTBS系新局としてあいテレビ(当時の伊予テレビ)が開局してからも、スポンサーの都合で半年間南海放送でネットされていたが、1993年4月に伊予テレビに移行した。これはその当時、土曜朝に放送されていた『すてきな出逢い いい朝8時』でも同様だった。
地上デジタル放送
2006年6月までは平日の『みのもんたの朝ズバッ!』(後の『朝ズバッ!』)、『はなまるマーケット』と同じく、本番組を1080i方式のHD放送で流している放送局は製作局のTBSのみで、地方ネット局の地上デジタル放送では全て525i方式のSD放送(一部系列局は画角16:9のSD放送)となっていた。2006年6月4日深夜にNTT中継回線が完全にデジタル回線に切り替わり、以後は地方ネット局もHD放送となっている。
その他
- 琉球放送は、12月の第一日曜日に限りNAHAマラソン中継のため、午後からの時差放送。
- テレビユー福島は11月中旬の日曜にふくしま駅伝を中継するため、9時半から時差放送。『サンデージャポン』は休止となる。
- 中国放送では8月6日が日曜と重なった場合(過去に1989年、1995年、2000年、2006年)には、広島平和記念式典を生中継するために時差ネットとなる。2006年の場合は8:30 - 10:24であった。また、以前は「中国駅伝」(後に終了)を生中継した際にも午後からの時差ネットとなっていた。
- 山陰放送は2000年9月24日にテレビ朝日系で放送されたシドニーオリンピック女子マラソン中継放送のためこの回のみ13:00からの遅れ放送となった。
- 熊本放送では2012年以降、2月中旬の日曜に熊本城マラソン生中継放送のため、13時からの時差放送。
放送を休止した事例
- 2001年・2007年・2011年の「世界陸上選手権」期間中では1回だけ休止。
- また、オリンピック関連では2004年8月15日の「アテネオリンピック」ハイライトで休止。2012年8月5日には「ロンドンオリンピック」ハイライトで休止。
特別編成への対応
関連項目
- 水曜ノンフィクション(当番組と同じ制作スタッフ)
- ブロードキャスター
- スペースJ
脚注
外部リンク
- TBS「サンデーモーニング」 - 公式サイト
前後番組
テンプレート:TBSテレビ系列の報道番組 テンプレート:TBSテレビ系列朝の番組
テンプレート:関口宏- ↑ http://wjn.jp/article/detail/8156922/ 週刊実話(2013年3月17日)
- ↑ 「一週間のニュース」でもこれが使われることがある。
- ↑ 一例として、中島忠幸、桜塚やっくんなどが挙げられる。
- ↑ 『日刊ゲンダイ』2011年9月2日付
- ↑ 南海放送は『24時間テレビ「愛は地球を救う」』放送時も同番組を飛び降りて本番組を放送していた。
- ↑ RKB毎日放送、長崎放送、熊本放送、大分放送、宮崎放送、南日本放送。
- ↑ TBSが、日本国内の地上波テレビおよびBSでの放送権を独占的に保有。
- ↑ 番組初年の2014年には、4月10日(木曜日)の深夜から同月14日(月曜日)の早朝(いずれも日本時間)までの期間に生中継を実施する関係で、同月11日(金曜日)と14日の放送が該当。