山口香
テンプレート:MedalTableTop テンプレート:MedalCountry テンプレート:MedalSport テンプレート:MedalCompetition テンプレート:MedalBronze テンプレート:MedalCompetition テンプレート:MedalSilver テンプレート:MedalSilver テンプレート:MedalGold テンプレート:MedalSilver テンプレート:MedalSilver テンプレート:MedalCompetition テンプレート:MedalGold テンプレート:MedalGold テンプレート:MedalBottom 山口 香(やまぐち かおり、1964年12月28日 - )は、東京都豊島区生まれの元女子柔道選手、柔道指導者。現在は筑波大学体育系准教授、全日本柔道連盟女子強化委員、日本オリンピック委員会理事、コナミ取締役。元筑波大学柔道部女子監督。段位は六段。得意技は小内刈。
人物
欧州と米国の女子柔道の方がレベルが高く、日本人女性柔道家はメダルに届くことが少なかった1980年代、第3回世界選手権で日本人女性柔道家として史上初の金メダルを獲得。
ソウルオリンピックでも銅メダル獲得など、日本女子柔道が世界のトップに通用することを証明した伝説の女子柔道家として「女姿三四郎」と称賛された。
2011年にはJOCの理事に選出された[1]。
また、女子柔道強化選手による暴力告発問題では告発した選手のサポート役を引き受けていたが、2013年3月20日付けで新たに全柔連強化委員にも加わることになった[2]。
さらに、4月1日には瀬古利彦の後任として東京都教育委員会の教育委員に就任した[3]。
6月21日には日本バレーボール協会の理事にも登用されることになった[4]。
8月21日には全柔連の監事に登用された[5]。
略歴・戦歴
- 1978~1987年:全日本体重別選手権10連覇(第1・2回:50kg級、第3~10回:52kg級)
- 1980年(第1回)、1982年(第2回)、1986年(第4回)、1987年(第5回):世界選手権銀メダル
- 1981年 環太平洋柔道選手権大会 優勝
- 1979年、1981年、1983年、1985年 強化選手選考会 優勝
- 1984年:第3回世界選手権 金メダル(日本女子史上初の快挙)
- 1985年:第3回福岡国際大会金メダル(72kg級の田辺陽子と並んで日本人として初優勝)
- 1986年:第4回福岡国際大会金メダル
- 1987年:筑波大学体育専門学群柔道方法論専攻卒業
- 1988年:ソウルオリンピック銅メダル(当時は公開競技)
- 1989年:筑波大学大学院体育学研究科コーチ学専攻修士課程修了、同年現役を引退
- 1993年:日本オリンピック委員会の在外研修制度で1年間イギリスに留学
- 1998年:武蔵大学人文学部助教授
- 2007年:武蔵大学人文学部教授
- 2008年:筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ健康システム・ マネジメント専攻准教授
- 2011年:筑波大学体育系体育専門学群スポーツ健康システム・マネジメント専攻准教授、日本オリンピック委員会理事
- 2013年:全日本柔道連盟監事・強化委員、東京都教育委員会委員、日本バレーボール協会理事
- 2014年:コナミ取締役[6]
- 上月スポーツ・教育財団評議員、茨城県スポーツ推進審議会委員、つくば市スポーツ振興審議会委員なども務める。
雑誌連載
『現代柔道に活!』(武道雑誌『月刊秘伝』) - 柔道の諸問題を鋭い論で斬る同誌の看板連載。
その他
- 劇場版『YAWARA!』(1989年、東宝)にカメオ出演。
- 1992年、阪急ドラマシリーズ(関西テレビ放送)として『めざせ!金メダル 山口香物語』という伝記ドラマが放送された(少女時代編=4-6月とオリンピックを目指した「新」編=7-9月がある)。
- 山口は現役時代、52kg級の選手であったが、ある大会の時には体重調整に失敗して52kg級から外されそうになり、計量の際に少しでも体重を軽くしようと、テンプレート:要出典範囲。ちなみにその時は、ぎりぎりで52kg級に合格できたという。
- 2009年から2年間にわたりブログ「山口香の柔道を考える」を執筆。