サタデースポーツ

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組サタデースポーツ』は1990年4月から2005年12月までを第1期として放送され、その後2011年4月から第2期として放送されるNHK総合テレビ土曜日スポーツニュース番組。サンデースポーツの姉妹編とされている。

第1期

1989年度は月曜から土曜にスポーツタイムが放送されていたが、1990年春の改編でミッドナイトジャーナル開始に伴い平日の枠が撤廃。残された土曜日の枠をこの番組に移行した。

当初は『NHKサタデースポーツ』というタイトルだったが、後に『サタデースポーツ』のみとなり、最終回に至る。2006年1月以降、土曜日のスポーツニュースはつながるテレビ@ヒューマンの1コーナーとして内包されていたが、2007年4月の番組改編により単独番組(『土曜スポーツタイム』)として復活した。

放送時間の変遷

  • 1990年 4月 - 1991年 3月: 22:15 - 22:40
  • 1991年 4月 - 1994年 3月: 22:30 - 23:00
  • 1994年 4月 - 1996年 3月: 22:15 - 22:50
  • 1996年 4月 - 1996年 9月: 22:30 - 23:00
  • 1996年10月 - 2000年 3月: 22:15 - 22:50
  • 2000年 4月 - 2004年 9月: 21:50 - 22:20
  • 2004年10月 - 2005年12月: 21:52 - 22:20(NHKスペシャル等前番組の内容によっては時刻変更の場合あり)

歴代メイン司会者

期間 司会者名
1990.4 1991.3 宮田佳代子 森中直樹
1991.4 1992.10 福島敦子 梨田昌孝
1992.10 1993.3 吉田賢
1993.4 1994.3 西田善夫 斎藤英津子
1994.4 1995.3 草野満代 青島健太
1995.4 1997.2 松木安太郎 草野満代
1997.2 1997.3 藤井康生
1997.4 2000.3 有働由美子 内山俊哉
2000.4 2002.3 泉浩司
2002.4 2005.12 堀尾正明 青山祐子
  • 特に肩書きのない人物はNHKアナウンサー(福島は専属契約アナウンサー)。◎は外部キャスター、○はNHKスポーツ専属解説者。
  • 梨田は大阪近鉄バファローズコーチ就任の為降板。
  • 青島、松木以外のキャスターはいずれも『サンデースポーツ』を兼務。

コメンテーター

アナウンサーがメインを担当するようになった1997年以後
  • 早野宏史(サッカー:1997年4月 - 1998年末、2002年4月 - 2004年6月)
  • 宮澤ミシェル(サッカー:2004年8月 - )
  • 井原正巳(サッカー:2003年 - 、主として日本代表関係の解説)

ナレーター

  • 竹下良則他(クレジットなし)
    ニュース映像は原則としてナレーターが原稿を読んでいた

企画モノ

  • サタデースポーツではサンデースポーツと同じように今注目されているスポーツ選手・チームやイベントを取り上げたミニ特集を放送してきたが、2005年度からはそれを「サタデーアイ」と題して放送する事になった。
  • なお、2006年1月から一連の不祥事からの経営改善を図る番組大改正の一環としてこの時間帯にドラマ枠(22:00 - 22:58、1 - 2月は「氷壁」=井上靖作を6回)を設ける関係で、2005年12月17日放送を最後に終了。(スポーツニュースについては時間枠を「つながるテレビ@ヒューマン」(22:58 - 24:00)と、ドラマ枠の前・21:52 - 22:00に放送する前座プログラム「ニュース&速報スポーツ」に移動した)

第2期

2011年春の改編に伴う番組編成において、『土曜スポーツタイム』を3月で終了させ、4月より土曜夜のスポーツニュース枠に『サタデースポーツ』のタイトルを2005年以来6年ぶりに復活させることになった。

基本的な放送時間は『土曜スポーツタイム』より15分繰り上げられ、22:15 - 22:45に設定された[1]

この他まれにであるが、土曜特集第2部が22時までで終わる時があり、その兼ね合いで22:00 - 22:30に繰り上がる場合もある。また、ウィンブルドン選手権の決勝戦の週は通常番組は休止する代わりとして、テニスの試合開始前に10-15分程度のスポーツニュースを送る。この時はスタジオキャスター・あるいはレポーターのアナウンサーが1名担当する。五輪期間中も、その関係の中継などの関係で休止となる。

2013年度は土曜特集の規模が見直されるため、基本の枠を22:00 - 22:30とし、放送する内容(土曜ドラマNHKスペシャル、その他)によっては21:50-22:20など柔軟に時間編成を変えて放送する。2013年度は残りの22:50までの時間はスポーツのドキュメンタリー「ヒーローたちの名勝負[2](基本20分。30分の場合もあるが、さらに余りがある場合ミニ番組など)を随時挿入して日曜を含め週末の22時台をスポーツゾーンと位置付けていた。

時間枠の拡大

なお、2011年5月14日5月21日は特集「サタデースポーツスペシャル」として21:55からの50分枠で放送された。通常土曜日の単発枠第2部は21時から22時15分で編成されるが、この2回は「土曜ドラマチャレンジド・卒業[3]が21時55分までだった兼ね合いによるもの。また7月9日なでしこジャパンの活躍ぶりを取り上げた特別編を通常と同じ22:15スタートだが1時間枠で放送された。

2012年5月5日大型連休特集として22:55 - 23:40の45分拡大で行われた。

2013年9月7日には2020年夏季オリンピック開催地決定がなされる国際オリンピック委員会(IOC)総会を受けて、当日深夜24:05 - 29:50(9月8日0:05 - 5:50)のオールナイト特番「いよいよ決定!2020年五輪開催都市」と連動する形での特別篇として22:00 - 24:00の2時間に拡大し(ゲスト・有森裕子三宅宏実他)、番組内でIOC総会の生中継(東京の最終プレゼンテーション)を交えて放送した。

出演

キャスター

特記無しはNHKアナウンサー
(過去)
  • 山岸舞彩(タレント 2011年4月 - 2013年3月24日・スタジオ進行。2010年度までBS1『Jリーグタイム』のキャスター)
  • 小宮山晃義(2011年4月 - 2012年3月・レポーター)
  • 酒井博司(2012年4月 - 2013年3月24日・同上)
    第2期最初の2年はレポーターを含め3人司会制であり、レポーターは原則ロケでの出演だが、取材後記を述べるとき、あるいはスタジオキャスターの両名、またはどちらか1名が取材他で東京にいない場合はスタジオに出演する場合があるが、酒井がこの役を務めるようになってからはスタジオパートでの登場頻度も多かった。

ナレーター

  • 山形美房他(フリー。ノンクレジット。第1期同様原則としてニュース映像部分はナレーターが原稿を読む)

コメンテーター

本番組では不定期でNHKプロ野球、Jリーグ解説者を中心にゲストコメンテーターとして迎え解説を行う

NHK野球解説者

NHKサッカー解説者

外部コメンテーター

オープニング

前番組「土曜スポーツタイム」と同じように、司会者が挨拶する前にその日の特に注目すべきスポーツニュースを1点選んで、それに関連したミニドキュメンタリーを絡ませつつそれを伝える。内容によっては司会者が直接取材したものを放送することがある。

なお、プロ野球速報では公式戦でスコアテーブルを原則として全試合表記するが、オープニングで取り上げた項目がプロ野球である場合はスコアテーブルが表記されない試合がある。

エンディングでは翌日のサンデースポーツ(ない場合は次週のサタデースポーツ)の予告スーパーを流し、最後に山岸が「明日のサンデースポーツは○時○分からです…。お楽しみに!」(時間が通常と異なる場合、「お楽しみに!」の箇所を「お間違いなく!」とする場合もある。開始当初は「明日のサンデースポーツもお楽しみに…」)と挨拶して締める。終了クレジットはスタジオ内のスクリーン画面に映し出されている。

レポーター取材コーナー

毎週、取材レポーター(2011年度・小宮山、2012年度・酒井)は全国各地で行われる注目のスポーツイベントを取材し、その取材レポートと、現地(週によっては東京のスタジオ)から取材後記を述べるコーナーがある(スタジオゲストがある場合放送しない場合があるが、2011年後期以後はほぼ毎週レポーターもスタジオの進行に参加することが多い)。

テーマ曲

脚註

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:前後番組

テンプレート:Asbox

テンプレート:NHK歴代の土曜日夜のスポーツニュース番組
  1. 放送番組編成計画 - NHK経営情報(2010年1月20日閲覧)
  2. 平成25年度国内放送番組編成計画
  3. 本来は3月26日4月2日放送予定のものだったが、東日本大震災の特別編成の都合上休止となり、この日に延期された
  4. テンプレート:Cite web