新大阪駅
新大阪駅(しんおおさかえき)は、大阪府大阪市淀川区西中島五丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・大阪市交通局(大阪市営地下鉄)の駅である。
概要
大阪における新幹線の広範囲連絡の代表駅である。東海道新幹線の終点および山陽新幹線の起点となっており、当駅を営業区間に含む全列車が停車するほか、当駅を始終着とする列車が数多く設定されている。
大阪市の北の中心地である梅田は当駅より約3kmの距離にあり、そこにあるJR大阪駅までは在来線の東海道本線(JR京都線)で1駅、地下鉄梅田駅までは地下鉄御堂筋線で3駅である。また、新幹線に接続して北陸や山陰・南紀・関西空港方面への在来線特急列車が発着し、北近畿ビッグXネットワークではその一端を担っている。
乗り入れ路線
JRの駅には、新幹線の東海道新幹線・山陽新幹線と在来線の東海道本線が乗り入れている。大阪市営地下鉄の駅には御堂筋線が乗り入れている。大阪市営地下鉄の駅には「M13」の駅番号が与えられている。前述の通り、東海道新幹線は当駅が終点であり、山陽新幹線は当駅が起点となっている。この両新幹線の路線は当駅を介して相互直通運転が実施されており、総称として「東海道・山陽新幹線」の路線名称が使用されることがある。また2011年3月12日からは、全線開業した九州新幹線からの列車が当駅まで乗り入れを開始した。
1987年4月の国鉄分割民営化以降、東海道新幹線はJR東海、山陽新幹線と東海道本線がJR西日本の管轄となっている。新幹線は当駅がJR東海・JR西日本の境界駅となっているが、新幹線構内はJR東海が全面的に駅を管轄している。また東海道本線の当駅を含む京都駅 - 大阪駅間には「JR京都線」の愛称が設定されており、JR西日本の旅客案内ではこの愛称が使用されている。このほか、大阪駅を通らずに東海道本線支線(梅田貨物線)を経由して大阪環状線・阪和線に直通する列車も発着している[1]。
JR東海・JR西日本の駅は特定都区市内制度における「大阪市内」に属する。JR西日本(在来線)の駅はアーバンネットワークエリアに属しており、管理駅(駅長が配置された直営駅)として東淀川駅を管理している。
乗車カード対応
JR西日本の駅はICOCA、地下鉄の駅はPiTaPaの各IC乗車カードの利用可能エリア内に含まれており、それぞれ相互利用可能なICカードにも対応している。加えて地下鉄はスルッとKANSAI対応各種磁気カードにも対応している。JR東海(新幹線)ではこれらのカードは利用できないが、新幹線の磁気乗車券やEX-ICサービスのEX-ICカードを在来線用のICOCAなどと組み合わせて使用できる。
歴史
1964年10月の東海道新幹線開業に先立ち、大阪市営地下鉄御堂筋線の駅が同年9月に開業した。当時の駅は、用地買収の遅れから現在のホームの南半分(梅田側)のみ完成での開業で、さらに南側に木製の仮設ホームを継ぎ足してホーム長を確保した。梅田側の上下線がホームのかなり手前から大きく開いているのは、その仮設ホームがあった頃の名残である。当駅 - 江坂駅間が延伸開業した1970年に、未完成だったホーム北半分が完成して仮設ホームを撤去し、現在の御堂筋線の駅が完成した。
国鉄(現JR)の駅は、1964年東京オリンピックの開催に合わせて建設された東海道新幹線の終点駅として、1963年10月に完成し、翌年1964年に開業した(1964年10月1日国鉄ダイヤ改正も参照)。新幹線の駅が大阪駅に併設されなかったのは、大阪駅(梅田地区)付近が阪急梅田駅や梅田貨物駅などの既存施設で埋め尽くされて再開発の余地がなかったことや、山陽方面への延伸が見込まれており、在来線(東海道本線)のように淀川を二度も渡る曲線経路を避けたためである。
なお、戦前の新幹線計画である「弾丸列車計画」では、1940年に現在の同駅の隣に設置された東淀川駅が同路線開通後に「新大阪駅」と改称される予定であったが、戦後東海道新幹線が建設される際に、「山陽方面への延伸の際は、北方貨物線の直上に建設した方が用地買収の手間がなくてよい」といった理由で大阪付近のルートが一部変更されたため、現在の位置に当駅が設置された。これにより、当駅との統合という形で東淀川駅の廃止計画を発表したが、地元住民の要望により存続することになった。東淀川駅と当駅の間の営業キロが0.7kmと非常に短いのは、そういった理由によるものである。
当駅におおさか東線が乗り入れ、同線の起点駅となる予定である。当初2006年開業を目指していたが、用地買収などで手間取ったため、当駅 - 放出駅間の開業目途が立っていなかったが、2009年度着工、2018年度末全線開業を目指すことになった。
年表
- 1964年(昭和39年)
- 1970年(昭和45年)2月24日 - 大阪市営地下鉄御堂筋線の当駅 - 江坂駅間が開業。
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 山陽新幹線の当駅 - 岡山駅間が開業。
- 1974年(昭和49年)7月22日 - 大阪市の分区により駅の所在地が東淀川区から淀川区となる。
- 1985年(昭和60年)
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海道新幹線と新幹線改札内は東海旅客鉄道の管轄に、山陽新幹線と在来線並びに在来線改札内は西日本旅客鉄道の管轄になり、両社の境界駅となる。
- 1990年(平成2年)6月 - 御堂筋線ホームの有効長を180mから200mに延長し、10両編成対応ホームとなる。
- 1998年(平成10年)3月10日 - 新幹線改札口に自動改札機を導入。
- 2002年(平成14年)7月29日 - JR京都・神戸線運行管理システム導入。
- 2003年(平成15年)11月1日 - JR西日本でICカードICOCA供用開始。
- 2012年(平成24年)12月16日 - 在来線の新17、18番のりばが東へ移設のうえ供用開始。旧17、18番のりばは使用停止。
- 2013年(平成25年)3月16日 - 新幹線の新ホーム27番線の供用開始。
将来の予定
構想
- 当初阪急電鉄が「新大阪連絡線」(淡路駅 - 当駅 - 十三駅と当駅 - 神崎川駅)として当駅乗り入れを計画し、1961年に事業免許を取得、一部用地買収や駅構内などの準備工事が行われていたが実現されていなかった。2003年に計画の一部を見直す(淡路駅 - 新大阪、新大阪 - 神崎川間の免許廃止を届出)などの動きがあったが、前述のとおり、北ヤード関連の事業として整備する意向が表明された。なお、地元の強い要望もあり、2006年には特定非営利活動法人地域交通まちづくり協会が阪急バスに運行を委託するかたちで当駅前 - 淡路駅間のバス路線(あいバス)を開設した[3]が、採算性の問題から2008年3月31日をもって運行を終了している[4]。
- なにわ筋線(汐見橋駅・JR難波駅 - 当駅間)の乗り入れ構想がある。詳細については同項目を参照。
- リニア中央新幹線の乗り入れ構想がある。2008年11月に、JR東海会長葛西敬之が講演会のなかで「東京・名古屋・大阪では新幹線とリニアのどちらでも乗り換えが可能にしたい」とリニアの当駅乗り入れの意向を示したことがメディアにより報じられた[5]。その後、2011年5月27日に国土交通大臣によってリニアの建設指示がなされたが、その後の同月30日のJR東海の社長記者会見においても、新大阪駅に乗り入れる意向が示されている[6][7]。
- 北陸新幹線の終着駅となる計画がある。
駅構造
JR西日本・JR東海
|}
ホームはJR西日本管轄部分は「のりば」、JR東海管轄部分は「番線」と表記・案内されるため、本項でもこれに従う。
3階に改札口とコンコース、2階に商店街と地下鉄への連絡通路がある。のりばは11 - 18番のりばが在来線ホーム(地平)、20 - 27番線が新幹線ホーム(4階)となっている、そのため1 - 10番のりば・19番のりばはない。ただし、新幹線ホームは1985年に20番線が設けられるまで1 - 6番線と称していた。 また、2013年のダイヤ改正より、東京方面行きの新ホーム『27番線』が新たに作られ、共用運用されている。
在来線ホーム
JR西日本の管轄で、島式ホーム4面8線を有する地上駅である。ホームはほぼ南北方向に延びており、新幹線ホームの東側と斜めに交差する。在来線と地下鉄とは距離があるため乗り換えの利便性はあまりよくない。「はるか」・「くろしお」は関西空港・南紀方面行も京都方面行も同じ11番のりばから発車するため、乗り間違えないように注意する必要がある。
当駅開業時から在来線の東部分には、おおさか東線の全線開業の際にホームを増設できるよう、広い用地が確保されていた。直上のコンコースにも階段等を設置するためのスペースがあらかじめ取られていた。だが、後におおさか東線は梅田貨物線に合流する計画に変更されたため、その用地には17、18番のりばのホームを新設し、更に既存の線路を東へ順番に移設する工事が2018年の完成を目途に、2012年より始まった。2012年12月16日に新17、18番のりばの供用開始された。旧17、18番のりばは約1年かけて改装され、2013年12月8日に新15、16番のりばとして供用開始された[2]。最終的には現在の11、12番のりばが(改番されて)おおさか東線、梅田貨物線(はるか、くろしお)用ホームとなる。
当駅の大阪方には網干総合車両所宮原支所への連絡線があり、大阪駅発着列車の送り込み・送り出し回送列車が通行するが、この連絡線自体も当駅の構内に含まれており、当該回送列車の運転取扱上でも当駅を通過駅かつ採時駅として扱っている。
新幹線ホーム
JR東海の管轄で、島式ホーム3面6線と単式ホーム2面2線を有する高架駅。ホームはほぼ東西方向に延びている。表示板はJR東海のデザインのものであるが、東海道・山陽新幹線の境界駅のためか、「JR東海」の表示やオレンジ色のJRマークは入っていない。博多方には上下本線の間に大阪仕業検査車両所新大阪支所がある。
東海道新幹線開業当初の設計では島式ホーム3面6線のみ(開通時は南側の2面4線のみで昭和51年に北1面2線が増設された)であったが、その両外側に現在の山陽・九州新幹線に当たる西方への延伸時に当駅通過となる列車用の通過線の準備がなされていた。現在の20・27番線の線路はこれを利用した物である。
山陽新幹線の「みずほ」・「さくら」・「ひかりレールスター」・「こだま」の多くは20番線に停車するため、東海道新幹線との乗り換えの便はあまりよくない。また、コンコースと20番線を直接行き来するエレベータがなく、21・22番線用のエレベータを利用して乗り換える必要がある。2011年3月の山陽・九州新幹線直通運転にそなえ、20番線のエスカレータ増設工事が行われた[9]。
実際のJR東海とJR西日本の会社境界は駅西方の東京起点518.2kmである[10]。ここにはATCの上り第1場内進路と地上信号機が設置されている[10]。20番線で折り返す上り列車はここから下り線を走行することになるため、山陽新幹線の本数は大きく制限されている。また東海道新幹線側では同駅では一部相互発着という手法で列車を入線・出発させている。
2006年2月22日のJR東海社長定例会見で、新幹線ホームの改良に伴い、阪急新大阪連絡線の用地を一部転用して、現26番線の北側に27番線を新たに設けることと、博多方にある2本の引き上げ線を4本に増設することを明らかにしていたが、27番線は2013年3月16日のダイヤ改正より使用している。これにより、運転効率の向上ならびにさらなる本数増強が可能になる。また、引き上げ線の増設は2013年度中の完成予定である。
残る阪急電鉄所有地は、当駅北側の玄関口として活用する[11]とともに、新大阪連絡線のうち免許が維持されている当駅 - 十三駅間を四つ橋線の十三延長(西梅田・十三連絡線(仮称))と合わせて一本の路線として、北ヤード・西梅田への接続路線として整備する意向であることを表明している。ただしこれらの計画についての着工・完成時期などは未定である。
また、新幹線コンコースはこれまでの中央入口(入場のみ)・中央出口(出場のみ)が、両者ともに入出場可能となる改良工事が行われた。これに伴い、前者は「中央口」、後者は「南口」と改称されている。[12]
なお、2013年7月10日より新幹線ホームが全面禁煙化され、新たにコンコース内に喫煙ルームが設けられた。
のりば
当駅に発着する在来線優等列車の詳細は後述する。
ホーム | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
在来線ホーム | |||
11 (※) |
テンプレート:Color関西空港線 〔関空特急「はるか」〕 |
関西空港方面 | |
テンプレート:Colorきのくに線 〔特急・快速〕 |
和歌山・白浜・紀伊勝浦方面 | ||
テンプレート:Color関西空港線・きのくに線方面からの京都・米原方面行き特急 | |||
12 | テンプレート:Color北陸(福井・金沢・富山)・信越方面〔特急列車〕 | ||
テンプレート:Color鳥取方面からの京都行き特急 | |||
13・14 | テンプレート:ColorJR京都線 | 吹田・高槻・京都方面 | 一部12番のりば |
15・16 | テンプレート:ColorJR神戸線 | 大阪・尼崎・芦屋・三ノ宮方面 | 一部17番のりば |
テンプレート:ColorJR宝塚線 | 宝塚・新三田方面 | ||
17・18 | テンプレート:Color福知山・城崎温泉方面〔特急「こうのとり」〕 | ||
テンプレート:Color山陰(智頭線・鳥取)方面〔特急「スーパーはくと」〕 | |||
テンプレート:Color北陸・東海道・中央本線方面からの大阪行き特急 | |||
新幹線ホーム | |||
20 - 22 | ■ 山陽新幹線 | 岡山・広島・博多・鹿児島中央方面 | 20番線は当駅始発のみ |
23 - 27 | ■ 東海道新幹線 | 名古屋・静岡・新横浜・東京方面 | 23・24番線は当駅始発のみ |
- (※)11番のりばに発着する列車は、大阪駅を経由しない。
- 上表の路線名は当駅における旅客案内上の名称(愛称)で記載している。当駅は「JR京都線」と呼ばれる区間の途中駅であるが、当駅では便宜上、京都方面行のみ「JR京都線」と案内され、大阪・尼崎方面は、直通先の路線愛称である「JR神戸線」「JR宝塚線」と案内されている。広島方からの新幹線到着時の車内放送もこの形に準拠している(名古屋方からの到着時の車内放送では「東海道線」と案内される)。
- 通常は新快速と快速が13番・16番のりば、普通電車が14番・15番のりばを使用する。ただし、平日朝の時間帯には新快速と快速が本来特急用ホームである12番・17番のりばに入線(土曜・休日は湖西線からの大阪行き新快速のみ使用)し、普通電車は13番・16番のりばも使用する。
- 臨時列車がある場合、山陽新幹線博多方面の列車が、本来東京方面のホームである23番線から発車することもある。なお、21 - 26番線はいずれも両方向の発車に対応している。
ダイヤ
在来線
日中時間帯は1時間あたり新快速・快速がそれぞれ4本、各駅停車が8本停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は新快速と外側快速がそれぞれ8分間隔、各駅停車が4分間隔で発車する。夕方ラッシュ時の京都方面は新快速が7分半間隔で発車する。北陸・北近畿・山陰・南紀系統の特急・急行も当駅に停車し、新幹線との接続が図られている。
阪和線(きのくに線・関西空港線)からの直通列車は昼間時間帯は原則として特急列車で関空方面・南紀方面にそれぞれ1時間に1本運転されている。早朝・深夜時間帯には当駅発着の快速列車も運転されている。 テンプレート:節stub
発着する在来線優等列車
大阪駅と並んで在来線特急のターミナルとして機能しており、福知山線経由の山陰方面の特急や、南紀方面への一部の特急は当駅始発として運転されている。
大阪市営地下鉄
大阪市営地下鉄御堂筋線は西側で新幹線とほぼ直交し、新御堂筋の中央分離帯に位置する島式ホーム1面2線を有する高架駅となっている。高架駅ではあるが、線路を含めすべて屋根に覆われている。
江坂・千里中央方にY形折り返し線があり、天王寺方面行きの始発列車が運転される。かつては夜間の留置にのみ使用されていたが、1990年から中津行を延長する形で昼間にも多く運転されるようになった(当初は「国際花と緑の博覧会」期間中のみの予定であったが、好評だったため期間終了後もこの延長運転は続けられ、後に夜間時間帯にも拡大している)。
自動改札機は東芝製が設置されている。
2010年1月6日、中改札内にファミリーマート地下鉄新大阪駅ナカ店が開店した(PiTaPaも利用可能)。
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | テンプレート:Color御堂筋線 | 梅田・なんば・なかもず方面 |
2 | テンプレート:Color御堂筋線 | 江坂・千里中央方面 |
駅弁
主な駅弁は下記の通り[13]。
- こだわりおにぎり
- 京風幕の内弁当
- 中華弁当
- ひっぱりだこ飯
- こてまり
- 京洛紀行
- かぐやの里
- 牛すき重
- なにわ満載
- 神戸のステーキ弁当
- あっちっち大阪鶴橋風焼肉重
- 八角弁当
利用状況
- JR西日本 - 2012年度の1日平均乗車人員は49,839人である[14]。
- JR西日本の駅で第13位。
- JR東海 - 2012年度の1日平均乗車人員は約69,000人である[15]。
- 大阪市営地下鉄 - 2013年11月19日の1日乗降人員は128,441人(乗車人員:63,579人、降車人員:64,862人)である[16]。
各年度の1日乗車・乗降人員数は下表のとおり。
- JRのデータは1日平均乗車人員である。
- 大阪市営地下鉄のデータは交通量調査に基づいた特定の1日における乗降・乗車人員である。
年度 | JR西日本 | JR東海 | 大阪市営地下鉄 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
乗車人員 | 乗車人員 | 調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | ||
1995年(平成テンプレート:07年) | 43,266 | - | [17] テンプレート:02月15日 | 111,312 | 54,111 | [18] |
1996年(平成テンプレート:08年) | 43,880 | - | - | [19] | ||
1997年(平成テンプレート:09年) | 43,052 | - | - | [20] | ||
1998年(平成10年) | 42,244 | - | 11月10日 | 108,106 | 53,429 | [21] |
1999年(平成11年) | 42,137 | - | - | [22] | ||
2000年(平成12年) | 42,631 | - | - | [23] | ||
2001年(平成13年) | 44,154 | - | - | [24] | ||
2002年(平成14年) | 44,509 | - | - | [25] | ||
2003年(平成15年) | 44,919 | 63,322[26] | - | [27] | ||
2004年(平成16年) | 45,276 | 62,702[28] | - | [29] | ||
2005年(平成17年) | 45,218 | 64,314[30] | - | [31] | ||
2006年(平成18年) | 46,437 | 65,467[32] | - | [33] | ||
2007年(平成19年) | 46,855 | - | 11月13日 | 132,576 | 65,622 | [34] |
2008年(平成20年) | 47,365 | - | 11月11日 | 127,267 | 62,684 | [35] |
2009年(平成21年) | 46,187 | - | 11月10日 | 122,131 | 60,883 | [36] |
2010年(平成22年) | 47,674 | 63,000 | 11月テンプレート:09日 | 122,734 | 60,756 | [37] |
2011年(平成23年) | 48,407 | 66,000 | 11月テンプレート:08日 | 122,270 | 60,640 | [38] |
2012年(平成24年) | 49,839 | 69,000 | 11月13日 | 124,995 | 62,337 | [39] |
2013年(平成25年) | 51,720 | 11月19日 | 128,441 | 63,579 |
駅周辺
駅周辺はマンション・オフィスビル・ビジネスホテルなどが立ち並ぶ大阪市内屈指のオフィス街である。梅田の市街地を抱える大阪駅ほどではないが、毎日多くの人で賑わっている。ただし、商業施設はほとんどない。
1990年代以降再開発が進み、駅周辺には超高層ビルが建設されているが、いずれも高さ100m程度に抑えられており、梅田を抱える大阪駅周辺と比べるとかなり低い。これは駅上空が大阪国際空港(伊丹空港)に着陸する航空機の標準計器到着方式のコースに当たり、航空法により高さ制限が設定されているためである。
京阪神地区のほか、首都圏や中京圏、北九州・福岡大都市圏など国内各地への利便性が高く、またその割には安価なオフィス家賃水準のため、自然的にベンチャー企業が集積し、今や「西日本一のベンチャータウン」となっている。
東淀川区に位置する東口は、駅中央部の商店街からは外れているため、人通りが少なく住宅地が広がっている。
駅構内
飲食店
- 味道筋
- 味の街
- おみやげ楽市
- おみやげ街道
- 越前本家越廼屋
- マクドナルド
- 大阪のれんめぐり(新幹線改札内)2011年9月28日オープン
北側
- 新大阪阪急ビル
- メルパルク大阪
- メルパルク大阪郵便局
- ニッセイ新大阪ビル
- 大阪府立東淀川高等学校
- ゆめっせ・新大阪センイシティー
- ホテルラフォーレ新大阪(ラフォーレを参照)
- 大阪回生病院
- 北大阪病院
- ワコール大阪店
- 医療法人平心会 大阪治験病院(地下鉄案内放送あり)
- グルメシティ新大阪店
- 大阪ハイテクノロジー専門学校
- 大阪保健福祉専門学校
- 大阪医療福祉専門学校
- 北中島公園
- 大阪市立北中島小学校
- コナミスポーツクラブ
- 新大阪MTビル2号館
- 新大阪ブリックビル
- 新大阪ソーラ21
- 聖徒病院
- トラモンド新大阪ビル
- ヴィアイン新大阪ウエスト(ヴィアインを参照)
- イーグルボウル
- 新大阪第一生命ビルディング
- セントラル新大阪ビル
- テラサキ第2ビル
- 新大阪第3ドイビル
- ライフ西宮原店
- 和食れすとらんボンズ新大阪店
南側
- 大阪市営地下鉄御堂筋線西中島南方駅・阪急京都線南方駅
- 日清食品大阪本社
- 大阪市立西中島小学校
- 新大阪ワシントンホテルプラザ
- ニューオオサカホテル
- リクルート新大阪ビル
- 新大阪セントラルタワー
- グルメシティ西中島店
- 大阪府警察 鉄道警察隊本部
東側(通称:日之出側)
- 大阪市立中島中学校
- 大阪市立啓発小学校
- 大阪市立青少年センター(KOKO PLAZA)
- 新大阪ユースホステル
- 新大阪ステーションホテル本館
- 新大阪ステーションホテルアネックス
- 東淀川体育館
- 日之出青少年会館
- 大阪コロナホテル
- ライフコーポレーション本社
- 大阪第一運輸所
- 大阪第二運輸所
西側 (通称:宮原側)
バス路線
正面口(南口)・北口・東口の3箇所にバス停が設置されている。なお、東口にあるバス停は地下鉄駅からかなり離れている。また、地下鉄の駅では新大阪駅北口バス停付近に設置されている「宮原四丁目」バス停を最寄りバス停として案内されている。
正面口(南口)
- 1番のりば
- 大阪空港 行
阪急高速バス新大阪ターミナル(北口)
2012年10月31日までは新御堂筋西側(御堂筋線西側、山陽新幹線高架北側)に所在したが、現在は新大阪阪急ビル1階へ移転し、JR・市営地下鉄の両駅舎と直結して利便性が改善された[40]。
- 160系統(阪北線): 大阪国際空港 行
- 有馬急行線: 有馬温泉 行 (うち1便は新御堂筋北行きの乗場から発車)
- 高速バス (共同運行会社含む)
新御堂筋北行副道上のりば
- 西日本JRバス・神姫バス
- 阪急バス
北口(新大阪駅北口バス停)
なお、ゆめっせ 新大阪センイシティへの無料シャトルバス、また大阪ガーデンパレスへの無料シャトルバスが北口から発着する。
- ハートライナー:東京ディズニーランド・池袋サンシャインシティ 行
- VIPライナー:関東方面 行[41]
東口(新大阪駅東口バス停)
- 大阪市営バス
宮原四丁目バス停
- 大阪市営バス
- 41号系統: 新大阪駅東口・淀川区役所・十三経由 大阪駅前 行/榎木橋 行
その他
- 国鉄時代、特急・急行の一部と新快速は当駅を通過していたため、通過すると知らずに誤乗する客が多かった。1985年から「新快速」が当駅に停車するようになり(線路高速化で京都駅 - 大阪駅間29分運転が維持できるため)、JR発足後は新幹線との接続を重視して徐々に停車列車を増やし、在来線のほとんどの列車が停車するほか、当駅を始発・終着とする列車も多い。
- JRで当駅から姫路駅以遠(山陽本線英賀保駅、姫新線播磨高岡駅又は播但線京口駅方面)の駅までの運賃は、姫路駅を経由する場合に限り、大阪駅からの営業キロで計算する特例がある[42]。当駅 - 大阪駅間3.8kmは計算に入れない。
- 寝台特急「トワイライトエクスプレス」が運転される日に限定されるが、九州新幹線(直通列車)と北海道方面の列車の直接乗りかえができる唯一の駅でもある。
- 西明石駅以西と大阪以南(大阪環状線方面)の各駅相互間の定期乗車券は、新幹線は当駅まで乗車できるが、当駅では途中下車できない。
- JR西日本・JR東海の駅は第4回近畿の駅百選に選定されている。
- 11・12番のりばの特急列車発車時のみ、ホーム立ち番が発車ベル扱いを行う。
- 駅上空が伊丹空港への着陸経路に当たるため、最も高い位置にある新幹線ホームから、空港に着陸する低空飛行の航空機を目にすることが多い。
- 1日平均約3,600台のタクシーが集まるが、当駅と新御堂筋を結ぶ進入路は2車線のみである。そのため客待ちのタクシーが1列を、客を降ろすタクシーが1列を占有するため、終電間近になると進入路において慢性的な渋滞が発生する。この影響で、金曜日の終電間近にはせっかくタクシーで来たのに終電に乗り遅れる人や、それを避けるためにタクシーを降りて進入路を走っている人がよく見かけられる。これを受けて、国土交通省近畿運輸局と大阪府内のタクシー協会では、2008年6月5日から客待ちタクシーの乗り入れ規制を実施している。周辺の渋滞が激しい木曜日と金曜日に限り、奇数日は奇数ナンバー、偶数日は偶数ナンバーのタクシーに客待ちを限定している。ただし業界の自主規制であるため罰則はなく、運輸局が違反した事業者名と運転手名を公表するに留まる[43]。初日である6月5日は、従来タクシーが客を乗せるまで1時間程度待っていたのが、5分から10分程度に短縮されるという効果があったという[44]。運輸局では、降車レーンを2車線に増設することも検討している[43]。
- 2005年7月26日に、身体に悪影響があるとして問題となっているアスベストが3階のコンコースで使用されていたことが判明した。2008年現在はシートで覆われており、駅の改修時に除去する予定。
隣の駅
※新幹線と特急・急行列車の停車駅は各列車記事を参照されたい。
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陽新幹線
- テンプレート:ColorJR京都線(東海道本線)
- テンプレート:Color新快速
- テンプレート:Color快速
- 茨木駅 - 新大阪駅 - 大阪駅
- テンプレート:Color普通
- 東淀川駅 - 新大阪駅 - 大阪駅
- テンプレート:Color阪和線直通(梅田貨物線経由)
- テンプレート:Color快速(和歌山方面行きのみ運転)・テンプレート:ColorB快速(到着列車のみ)
- 当駅 - 福島駅間は梅田貨物線、福島駅 - 西九条駅間は大阪環状線を経由。
- 東海旅客鉄道
- テンプレート:Color東海道新幹線
- 大阪市営地下鉄
- テンプレート:Color御堂筋線
脚注
関連項目
外部リンク
- 新大阪駅(JR西日本)
- 新大阪駅(JR東海)
- 駅ガイド:新大阪駅 - 大阪市交通局
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テンプレート:東海道本線 (大阪府内貨物支線)
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- ↑ 同線経由の列車を利用する場合の営業キロは大阪駅経由で計算され、乗換案内のアナウンスでは「関空特急はるかは乗り換え」と案内される。
- ↑ 2.0 2.1 新大阪駅の15番・16番のりばの変更および工事に伴う一部列車の運休などについて - 西日本旅客鉄道株式会社プレスリリース 2013年11月28日
- ↑ テンプレート:PDFlink - 阪急バス 2006年5月11日
- ↑ テンプレート:PDFlink - 阪急バス 2008年3月11日
- ↑ リニア、新大阪駅乗り入れへ=「直線ルート」楽観視-JR東海会長 - gooマネー(時事通信) 2008年11月7日
- ↑ テンプレート:Cite web
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- ↑ テンプレート:PDFlink - JR東海
- ↑ 【社長会見】山陽・九州新幹線直通運転列車の乗り入れに向けた準備状況 東海旅客鉄道プレスリリース、2010年12月8日
- ↑ 10.0 10.1 『国鉄最後のダイヤ改正』進士友貞、交通新聞社、2007年、p.76
- ↑ テンプレート:PDFlink 阪急電鉄、2006年2月22日
- ↑ 【社長会見】新幹線新大阪駅 きっぷうりば及び改札口の使用開始等について - JR東海ニュースリリース 2011年12月8日
- ↑ JR時刻表2010年8月号(交通新聞社刊)240ページ
- ↑ JR西日本「データで見るJR西日本2013」
- ↑ 乗車人員ベスト10駅 - JR東海
- ↑ テンプレート:PDFlink - 大阪市交通局
- ↑ 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。
- ↑ テンプレート:PDFlink
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- ↑ 「都市交通年報 平成17年版」(財団法人 運輸政策研究機構)より、「各駅旅客発着通過状況(中京交通圏)」に記載された数値について、定期外と定期を加算し、365日で除して算出。
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 「都市交通年報 平成18年版」(財団法人 運輸政策研究機構)より、「各駅旅客発着通過状況(中京交通圏)」に記載された数値について、定期外と定期を加算し、366日で除して算出。
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 「都市交通年報 平成19年版」(財団法人 運輸政策研究機構)より、「各駅旅客発着通過状況(中京交通圏)」に記載された数値について、定期外と定期を加算し、365日で除して算出。
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 「都市交通年報 平成20年版」(財団法人 運輸政策研究機構)より、「各駅旅客発着通過状況(中京交通圏)」に記載された数値について、定期外と定期を加算し、365日で除して算出。
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- ↑ テンプレート:PDFlink - 阪急バスニュースリリース(2012年10月2日)
- ↑ VIPライナー新大阪バス停 停車場所
- ↑ 旅客営業規則第88条
- ↑ 43.0 43.1 交通新聞2008年5月27日1面
- ↑ 新大阪駅、タクシー乗り入れ規制始まるテンプレート:リンク切れ(2008年6月6日アクセス)