NHKニュース7

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テンプレート:Redirect テンプレート:基礎情報 テレビ番組NHKニュース7』(エヌエイチケイ ニュース・セブン、英称:NHK NEWS 7)は、日本放送協会(NHK)で毎日19時台に生放送されている報道番組である(一部の時期を除く)。チャンネルは総合テレビのほか、NHKワールド・プレミアム(ノンスクランブル放送)がある。通称は『ニュース7』。一部番組表などでは『N7』と表記される。本記事では、本番組の前身・前々身番組についても簡潔に触れる。

前身番組

『NHKきょうのニュース』

  • 1960年4月 22:00 - 22:20の総合テレビの総合ニュースワイド番組として放送開始。
  • 番組のコンセプトとして、その日の国内・海外の出来事を、フィルムと取材した記者のリポート、現場からの中継、専門家の解説、ニュースのキーマンをスタジオに来てもらいインタビューするなど、当時存在していた、トーク(顔出し)ニュースとフィルムニュースを組み合わせた、いわば、ニュースショーの嚆矢(こうし)ともいえる「総合編集」のスタイルが取られた。
  • また、この番組では、NHKの報道番組としては初めて、スライドを用いたタイトルをバックにしてアナウンサーを入れ組んだ画面が、初めてお目見えした。この番組が登場した事によってスタジオで進行するキャスターのパーソナリティー性が、重視されるようになっていった。
  • 初期はベテランアナウンサーを起用。これについて、当時テレビニュースの編集にかかわっていた、川竹和夫によれば、「放送記者はトークの経験なく技術的に未熟であり、そうかといって外部ジャーナリストに任せるには問題があった」と振り返る。
  • 1961年4月に21:30 - 22:00となり、1963年4月から1966年3月は19:00 - 19:25、1966年4月から1972年3月は19:00 - 19:23となる。
  • 鈴木健二(当時NHKアナウンサー)はテレビカメラに向かって斜めに構えて伝え、記者が書いた原稿に手を加え、話し言葉で時々アドリブを交え伝える手法をとっていたが、記者たちから反発を買っていた。そんな中で、船の沈没事故のニュースの時、放送直前に原稿をなくし、一回下読みしたこのニュースをフィルム映像を見ながらアドリブでコメントし、事故が発生した時刻や遭難した人数などを正確に伝えたという。鈴木自身「自分なりにニュースを消化して、人間味豊かに語りかけたい」と話していた。
  • 1966年秋からはカラー放送となる。
  • しかし、1970年代後半のオイルショック期に平日(月 - 木曜)と日曜の深夜放送が大幅に短縮、その日の最終番組として23:00 - 23:15(週末=当初土曜・日曜→後に金曜・土曜は23:45 - 23:57)に放送[1]1984年4月に深夜放送が24:00まで拡大されるまで続き、『きょうのスポーツとニュース』(〜1987年3月)[2]に移行。

NHKニュース(午後7時)

  • 上記の終了を受けて、1972年4月から1993年4月4日までの間、『NHKニュース7』の前身番組として、毎日19:00から放送。NHKの報道番組としては初めて2か国語放送を採用。番組開始時は上記からの名残で「こんばんは…。きょうのニュースです」とコール。

概要

上記の終了を受けて、1993年4月5日に放送を開始。1993年3月まで約20年に渡ってNHKの大型ニュース枠は21時台(主にニュースセンター9時)に置かれてきた[3]が、それを改革して19時台に移動させたものが本番組である。

副音声で英語吹き替えによる2か国語放送を実施している(地上デジタル放送、NHKワールド・プレミアムともモノラル二重音声。2006年度までは年末年始未実施)。NHKのテレビ放送のワイドニュースでは唯一、年末年始も放送する完全帯番組である。国際放送によって日本以外の国でも視聴できる。2000年3月27日からリアルタイム字幕放送を実施。当初は音声認識方式のみであったが、のちに速記ワープロ入力やリスピーク方式も採用され、スタジオだけでなく、ニュース素材の音声部分や会話のやり取りなども字幕表示されるようになった。

日本国内で競合する民放各局の大半がバラエティドラマを編成している時間帯(ゴールデンタイム)であり、2000年のリニューアル後はセットを特設して日本人MLB選手の活躍を連日特集するなど、柔軟な内容も取り混ぜ工夫を重ねている。

関東地区において、2000年代後半以降は15%以上の比較的安定した視聴率を記録し、2008年上半期に総合テレビをゴールデンタイム視聴率1位に至らせた。また、緊急報道・特別報道がある日は20%台の視聴率を記録することもある。

放送時間

期間 平日 土曜日 日曜日
「NHKニュース7」放送時間の変遷
1993.04.05 - 1996.03.31 19:00 - 19:57(57分) 19:00 - 19:27(27分) 19:00 - 19:20(20分)
1996.04.01 - 1998.03.29 19:00 - 19:40(40分)
1998.03.30 - 2000.03.26 19:00 - 19:57(57分)
2000.03.27 - 2000.10.01 19:00 - 19:35(35分) 19:00 - 19:30(30分)
2000.10.02 - 2004.03.28 19:00 - 19:30(30分)
2004.03.29 - 現在 19:00 - 19:30(30分)

年末年始(12月31日と1月1日)は、19:15もしくは19:20までの短縮放送。57分間時代はスポーツを10分程伝えた。1999年度まで祝日は19:30までの短縮放送。1996年4月から2年間は、『ドラマ新銀河』のため40分の放送。気象情報担当キャスターの出演が無くなったほか、「特報7」と呼ばれていた特集コーナーが無くなった。1998年と1999年は気象情報は19:50から19:55まで(19:53からは、ローカル向け この間、BS・関東地方の地域を除き2か国語放送は無し)。 国政選挙統一地方選挙開票速報を放送するにあたり、『大河ドラマ』の放送時間帯を移動した際は10分間に短縮。

総合テレビ以外での放送

  • NHKワールド・プレミアム - 2011年度より、総合テレビ以外での放送はNHKワールド・プレミアムのみで放送されている(1990年代後半の配信開始当初から放送されているが、ノンスクランブル放送は2008年9月29日放送分より開始)。
  • モバイル.n - 2008年に放送が終了、同年12月1日からNHKオンデマンドで配信される。
  • NHKワールドTV - は、同時放送のあと20:00に再放送を行い「英語主音声・日本語副音声」で放送。2008年3月31日より同時放送でも英語主音声で放送した。完全英語放送化による大規模な番組改編により、2009年2月1日で放送を打ち切った[4]
  • BSハイビジョン - 2000年12月1日から2006年12月30日まで放送[5]野球中継や特集番組があるときを除いて放送されていた。
  • 衛星第2テレビ - 放送開始以来、難視聴対策として放送されていたが、BS再編による閉局に伴い2011年3月31日で終了。

緊急報道などの対応

緊急報道や国政選挙の公示日には、放送時間を数分間の延長も度々行われる。2000年度以降、平日の放送時間が30分間となってからは『クローズアップ現代』や20時前の気象情報を休止させることが多い。ただし、放送開始時刻の繰り上げはほとんどない。なお、数分の延長については、直前に流れる「クローズアップ現代」の番宣スポット[6]で知ることができる。

NHKワールドTV
数分間延長される場合であっても番組編成の都合上、19:30前で途中飛び降りとなり通常どおり終了となった(時差放送は独自で番組終了の画面を表示することもある)。再放送は、選挙関連の『討論スペシャル』や放送時間の大幅な延長が行われた場合は休止。しかし、20時台にかけて延長となった場合、内容によってはそのまま同時放送を続ける場合もある。

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  • アメリカ同時多発テロ事件新潟中越地震など、数日間に渡って『クローズアップ現代』を休止させたこともある。
  • 福田康夫首相指名(2007年9月25日) - 18:40に開始時刻を繰り上げた(2か国語放送と字幕放送は通常通り19:00から)。BSでの放送は18:40から19:00はBS1で、18:55から19:00はBS2でも放送し、以降はBS2に完全に切り替わった。NHKワールドは通常通りの時刻に飛び乗りを行う。総合テレビのみ18:55から2分ほど天気ループの表示を行った。これは関連ニュースの放送により各地域の気象情報の放送ができないため、代わりの措置として行われた。
  • 北海道洞爺湖サミット(2008年7月6日から9日) - NHKワールドTVは英語ニュース番組の特別編成のため再放送は休止。7月7日は洞爺湖サミット関連ニュースで延長したが、BS2では「七夕 ライトダウンの夜」放送のために19:45で終了した。
  • 東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日から4月25日) - 11日、12日は21:00、13日は20:30、14、15、18日は20:55まで延長、19日以降は20:00まで延長。23日は開始前に発生した地震報道のため18:58から繰り上げて放送した。14日から18日の衛星放送は、総合テレビと臨時に同時中継したBS1に暫時的に移行したが、19日から31日も引き続き震災関連放送に伴う臨時処置としてBS1・2同時放送となった。3月31日の放送がBS2における最後のニュース番組(かつ地上波同時放送も最後)となった。4月9日から土日は通常編成に戻ったが、平日は4月25日まで放送されていた。
  • 三陸沖地震(2012年3月14日) - 総合テレビ、NHKワールド・プレミアムとも18:59に開始時刻を繰り上げた(これに伴い、2か国語放送と字幕放送も1分繰り上げてこの時間から開始。NHKワールド・プレミアムのノンスクランブル放送開始時間も1分繰り上げとなった)。放送開始時刻の繰り上げがあった事例は後述にある2012年8月12日のロンドンオリンピック男子マラソンの中継に伴う繰り上げを含めて3例確認されている。
  • 三陸沖地震(2012年12月7日) - 放送枠自体は通常どおり19:00 - 19:30であったものの、17:18頃から津波警報・注意報関連の全波一斉放送の特設ニュースを行っていたため、オープニングは省略し、「7時です」のコメントを挿入した程度にとどめて放送された。この時は通常の総合テレビとNHKワールド・プレミアムに加えて、Eテレ、BS1、BSプレミアムでも同時放送された(BS再編後の本番組における地上波同時放送は事実上初となった)。EPG上では「NHKニュース7」ではなく「ニュース」として表記されていた。2か国語放送はEテレを除く全チャンネル、リアルタイム字幕放送は国内向けテレビ放送全波で実施された。19:20に津波警報・注意報がすべて解除されたため番組終了の19:30で全波一斉に離脱し、通常編成に戻った。
放送時間延長トップ3
  1. 22:50 - 1995年1月17日、阪神・淡路大震災のため[7]
  2. 22:00 - 2000年5月3日、西鉄バスジャック事件のため。22:00からは引き続き『ニュース10』を放送(なお、この日は祝日で『ニュース9』の放送がなかった)。
  3. 21:15 - 1993年6月9日、皇太子徳仁親王結婚の儀のため。21:15からは10分間、『NHKニュース』を放送。

テンプレート:Hidden end テンプレート:Hidden begin 国際放送は放送権の都合上、同時放送は休止し、18時のニュースの時差放送など別番組に差し替えられる。このためオリンピックコーナーとその他放送できない一部のスポーツニュース、気象情報(気象情報はカットしない場合がある)などを省いて15分程度に再編集した内容が1時間遅れで時差放送し、残り時間はフィラー映像やミニ番組などで穴埋めされる(オリンピック関連については国際放送独自で5分間のハイライト番組をニュース番組時差放送終了後に別途放送される)。オープニング・クロージングはNHKワールド向けに独自で作成したもの(通常放送と同じフォーマット)に差し替えとなる。FIFAワールドカップの場合は日本代表が出場する試合の前日と当日のみ時差放送を行うほかは通常通り国内同時放送を行う。

オリンピックやサッカーワールドカップなど日本が出場する国際大会開催時は特別編成が取られることがあったほか、1999年度まではスポーツ担当キャスターが現地から登場していた。その他のスポーツニュースについては、基本的にメインキャスターが代行するが、場合によっては別のアナウンサーが登場することもあった。ただし、2000年度以降は、スポーツキャスターが不在のため、別の番組のスポーツキャスターが出演。

  • シドニーオリンピック期間中は19:00から20:43とし、中継を優先させて放送。中継(柔道)が7時以降も続く場合、7時に左下に「NHKニュース7」のロゴを数秒間表示、中継が終了したところでキャスターが登場して本編(ニュース)が開始した。冒頭で畠山は「今夜もシドニーオリンピックの模様を織り交ぜながら、午後8時43分までお伝えします」とコメントしていた。なおこの期間は気象情報担当キャスターの出演はなかった。2000年9月15日と10月1日の放送は開・閉会式中継のため休止。
  • FIFAワールドカップ日韓大会の中継の都合上20:00から(タイトルはそのまま)放送した事例、または決勝戦のあった6月30日には15分に短縮した事例もある。
  • 北京オリンピック期間中は、日によって変則的な編成となった。大会期間後半は通常編成。
    • 8月16日が7分遅れの19:07から19:50、17日は17分遅れの19:17から20:00[8]で放送。通常時間帯に競技中継が行われた場合には、開始時刻を18:45前後として10分程度放送した後競技中継に移り、終わってから再び放送するということもあった。
    • 8月6日から9日、13日、15日から17日は北京オリンピックの中継放送に内包して放送されるため、総合テレビのみ放送。BS2が休止となり、『にっぽん釣りの旅』(17日のみBSまるごと大全集「作詞家阿久悠の世界 時代を作り、時代を紡いだ歌」19:00から23:00の生放送)に差し替えて放送された。
    • NHKワールドTVの再放送はオリンピック開幕の最初の2日間を除き、全面休止となった。8月26日放送分から国内同時放送を再開。NHKワールドで8月17日放送分も当初はニュース7の時差放送を行う予定だったが、20:00から20:10は首都圏のローカルニュース(日本時間19:30から19:40放送分)に差し替えとなった。
  • ロンドンオリンピック期間中は以下の体制となる。
    • 総合テレビでの放送時間は通常通りだが、7月29日の日曜日は男子柔道の予選中継が延びたため、21:37から21:57に繰り下げ(その後21:57から22:02までローカルニュースを放送)。また、8月9日は野田内閣不信任決議案関連のニュースがあったため19:00から19:40に放送時間枠を10分拡大。8月12日は当該時間帯に男子マラソンの中継を放送するため18:30から18:50に繰り上げ・2008年度の年末年始以来の20分間に短縮した放送となった(18:50から18:55はローカルニュースを放送)[9]
    • NHKワールド・プレミアムでは20:00から20:15の時差放送となる(ただし、8月6日は19:55から20:10、8月12日は20:45から20:55の時差放送。8月14日から国内同時放送を再開)[10]。当該時間帯は総合テレビ18時台のニュースをノンスクランブルで時差放送を行う(8月4日・5日は除く)。なお、7月29日は当初20:45から21:00と21:50から22:00の時差放送が予定されていたが、前述の通り総合テレビにおける男子柔道の予選中継が21:37まで延びた関係で21:50からの時差放送には間に合わなかったため、予定されていた時差放送枠は『NHK BSニュース』やミニ番組などに変更され、『ニュース7』の番組自体が休止となった(時差放送枠のノンスクランブル放送は予定通り実施)。海外向けの放送で『ニュース7』が休止となったのはNHKワールド・プレミアムが2008年9月29日に一部時間帯でノンスクランブル放送を開始してからはこれが初めてである。
    • なお、ロンドンオリンピック期間のエンディングタイトルは、「NHKニュース7&2012ロンドンオリンピック」と表示された。

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現在の出演者

※メインキャスターとサブキャスターはNHKの放送センターに勤務する正職アナウンサー、気象情報気象予報士が担当している。2004年度から平日・祝日制度を廃止したが、2012年度に復活した。また、平日のメインキャスター・気象情報担当が休暇で出演できない場合、基本的に週末・祝日担当がキャスターを担当する。

メインキャスター
  • 武田真一(祝日を除く月曜日〜金曜日、2008年4月 - )
  • 守本奈実(土曜日・日曜日、祝日、2014年4月 - )
サブキャスター
一部の項目のナレーション(影読み)のほか、「その他のニュース」の読み上げの時に顔出しをする[11]
  • 松村正代(隔週祝日を除く月曜日〜金曜日、2013年4月 - )
  • 上條倫子(隔週祝日を除く月曜日〜金曜日、2014年4月 - )
隔週交代で17時00分の『NHKニュース』、『首都圏ニュース845』を兼務。
  • 瀧川剛史(土曜日・日曜日、祝日、2014年4月 - )
土日20:45の『NHKニュース』、平日と重なる祝日に放送される『ニュース845』を兼務。平日と重なる祝日では瀧川が出演できない場合、上記の平日サブキャスターのどちらか1人が担当する。
気象情報

歴代の出演者

NHKきょうのニュース

期間 放送時間帯 キャスター(曜日別)
1960.4 1961.3 22時台 今福祝松野喜弘小林利光
1961.4 1962.3 21時半台 今福祝、新藤丈夫大塚利兵衛
1962.4 1963.3 19時台
1963.4 1964.3 今福祝、新藤丈夫、大塚利兵衛、鈴木健二
1964.4 1966.3 今福祝、大塚利兵衛、鈴木健二
1966.4 1968.3 今福祝、大塚利兵衛、平光淳之助
1968.4 1970.3 今福祝、平光淳之助、井川良久
1970.4 1972.3 平光淳之助、井川良久、西沢祥平

NHKニュース(午後7時)

期間 男性 女性
月・火 水・木 月 - 金1 土・日
1972.4 1977.3 大塚利兵衛 西沢祥平 平光淳之助 荒川修 (不在)
1977.4 1979.3 川上裕之 梶原四郎
1979.4 1980.3 永井多恵子
室町澄子
上安平洌子
小宮山洋子
村田幸子
(不在)
1980.4 1981.3 伊藤鑛二 加賀美幸子
小宮山洋子
伊集院礼子
1981.4 1982.3 加賀美幸子
小宮山洋子
1982.4 1985.3 伊藤鑛二 梶原四郎 加賀美幸子 村田幸子
1985.4 1986.3 松平定知2 明石勇 久能木あゆみ3 桜井洋子
1986.4 1986.8 山田敦子
1986.9 1987.3 石戸谷健一 杉浦圭子
1987.4 1988.3 畑恵
1988.4 1989.3 森田美由紀2
1989.4 1990.3 斎藤季夫 (不在) 桜井洋子
1990.4 1991.3 石戸谷健一4 黒田あゆみ3
1991.4 1993.4.4 川端義明

NHKニュース7

期間 平日 土日
メイン 気象 スポーツ メイン 気象
月 - 水 木・金
1993.4.5 1994.4.3 川端義明6
桜井洋子
高田斉 小平桂子アネット7  森田美由紀1・2 (不在)
1994.4.4 1995.4.2 村山貢司3
1995.4.3 1996.3.30 森田美由紀 内山俊哉 宮田修2
1996.4.1 1997.3 (不在)
1997.4 1998.3.29 竹林宏
1998.3.30 1999.3.28 田口晶彦4 高田斉4
1999.3.29 2000.3.26 冨坂和男8  畠山智之2
2000.3.27 2000.10.1 畠山智之3 藤井南美 島津尚子 (不在) 石澤典夫1・2・5
2000.10.2 2002.9.29 藤井南美 島津尚子 (不在)
2002.9.30 2003.3.30 荒嶋恵里子
2003.3.31 2004.3.28 伊藤博英2・5
2004.3.29 2005.3.27 半井小絵 末田正雄5 荒嶋恵里子
2005.3.28 2006.4.2  山本志織
2006.4.3 2008.3.30 阿部渉
2008.3.31 2011.4.3 武田真一  野村正育5
2011.4.4 2012.4.1 寺川奈津美 小郷知子 岡村真美子
2012.4.2 2014.3.30 岡村真美子 寺川奈津美
2014.3.31 現在 守本奈実

補足

メインキャスター
  • 番組内容によっては平日担当者と週末担当者が同時に出演することがある(2012年3月11日の放送など)。
  • 祝日の場合、1999年度までは土日担当者が担当していたが、日によっては『NHKニュース9』兼務で石澤典夫、『正午のニュース』兼務で末田正雄、1993年と1994年は川端・桜井or川端・小平、さらに桜井1人の時もあった。2000年度に祝日制度を廃止となったが、週末担当者、『正午のニュース』兼務で武田の担当もあった。
  • 年末年始の場合、通常は週末のメインキャスターが担当するが、大晦日と元日は平日のメインキャスターが出ることが多い。
気象キャスター
  • 祝日の気象情報は1999年度までは土日メインキャスターがそのまま兼務。2000〜2003年度は土曜の気象キャスターが担当、2004年度から祝日制度を廃止。
ニュースリーダー
  • 平日の場合は総合テレビ17時前後のニュース(顔出し)と20時前気象情報(影読み)、『首都圏ニュース845』(2011年度)を担当。日曜日・祝日の場合は午後2時のラジオ第1のニュースとラジオ第2の気象通報を担当するアナウンサーが兼務、平日は原則週替わり、土・日曜日・祝日は日替わり出演(2008年3月までは平日も日替わり)。
過去のリーダー
期間限定スポーツキャスター

オープニング

変遷

初代:1993年4月 - 1998年5月
  • 番組開始当初から2000年3月まではテーマソングをバックにして7時の時報を示すアナログ時計のコンピュータグラフィックスを写した後、番組のタイトル→司会者挨拶→ヘッドライン(土・日曜など日によって順序を入れ替えてヘッドライン→司会者挨拶)→本編だった。
  • 1995年4月に『NHK』と『7』のロゴを変更(NHKの新CI採用を反映するためであるが、タイトルのNHKは文字だけで卵マークはない=これは他のNHKニュース諸番組も同様)。
  • 音楽:杉本竜一
2代目:1998年5月 - 2000年3月
  • 本来2代目には緑ベースの別の近代的なCGが予定され実際制作されたが、「もっと風情のあるものを」という内部の声があったため、夕暮れの山と夜の街のCGが急遽制作され実際に運用された(『土曜スタジオパーク』より)。そのため2代目の登場が5月中旬と中途半端な時期になったほか、テロップなども初代をベースにしたものが引き続き使用された。歴代オープニングの中でもかなり簡素なものだった。この代のアナログ時計のCGのみ、秒針は1秒ずつではなく、連続して動くものだった。
  • 音楽:杉本竜一
3代目:2000年4月 - 2007年3月
  • テーマソングをバックにして7時の時報→ヘッドライン→「NHKニュース7」と表示するタイトル映像→キャスター挨拶→本編となっている(2003年までの土・日曜はヘッドラインなしでそのまま司会者挨拶に入ることが多かった)。なお地上デジタルテレビジョン放送開局に伴い、2004年3月29日放送分から、デジタル放送がアナログ放送より若干のタイムラグが生じる恐れを考慮し、時報が廃止された。これ以降、ヘッドラインの最初の項目を5秒間触れる手法を取り入れている。
  • 音楽:杉本竜一
  • 3代目では当初、時報の背景に東京タワーを映したお天気カメラの映像を流していたが、2003年11月頃から背景がその日のニュース映像に代わった。NHKワールドTVでは19:00.00からフェードインで始まる(NHKワールド・プレミアムにおいての年末年始では前番組の首都圏ニュースを同時放送する関係上、18:59.55からのオープニングがそのまま放送される)。
    • これに関連して2004年3月末の時報が廃止されるまで、地上アナログ放送とタイムラグが生じるため、BSデジタル放送、BSアナログ放送、地上デジタル放送のそれぞれで冒頭の約8秒間が別の映像・音楽に差し替えられていた。これは、正午のNHKニュースでも同じ措置をとっていた。別の映像・音楽に差し替えられていながらも同じフォーマットで流れた時期もあった。
  • 「ニュース」の文字が『ニュース10』と同じデザインに変更された(『ニュース9』も同様。後に『NHK BSニュース』でも使用)ほか、初期はヘッドラインが有りの場合は模様が追加されていた。2000年12月1日からはこの模様がなくなった。そして4代目では別のフォントに変更された(北海道地方の土・日・祝日18:45からのローカルニュース終了時のクレジットでは4代目が登場してからもしばらくの間3代目のものが使われていた。ニューススタジオが2005年3月末にハイビジョン対応化される前は初代(のち2代目)のロゴが表示されていた)。
4代目:2007年4月 - 2009年3月
  • 青を基調とし、明朝体の「7」を基調としたロゴマークを新設。「ニュース」の字体も変更された。オープニングテーマ曲とともにCGで7時を指したアナログ時計を表示→ヘッドライン→スタジオの映像に入り番組ロゴや地球儀などのCGが現われ、地球儀のCGとほぼ入れ替わりにタイトル表示→キャスター挨拶→本編という流れとなった。
  • 音楽:杉本竜一
5代目:2009年4月 - 2011年5月22日
  • 「7」のロゴマークは引き続き使用し、「ニュース」の文字が通常のNHKニュースと同じものに。
  • 最初に、画面左上に「7」のロゴマークが表示され、7時になるとCGで7時を指したアナログ時計が現れる。
  • 音楽:渡辺俊幸(OP、EDテーマはコンピレーション・アルバム『NHK ニュースの音楽 2010』に収録[12]
  • 5代目オープニングでは、それまでキャスター名テロップの下に表示されていた日付と曜日が表示されなくなったが、オープニング変更の1週間後の4月6日からは表示を再開した。
  • 2010年10月からは、武田キャスターがスタジオのパネルや小道具を使ってその日のニュース項目を伝える形となった。
    • 重大なニュースが入った場合、オープニングCGとBGMは省略し、他の時間帯の定時NHKニュースと同様、画面右下に番組タイトルの表示のみに留めて、そのまま挨拶に入る。
6代目:2011年5月23日 - 現在
  • 青と黄色を使ったロゴマークが登場。最初に、光り輝く何本もの線が画面に現れ、7時になった瞬間に明朝体の『7』のロゴが出現。その後タイトルロゴが画面右下に現れ、ヘッドラインが始まる。ヘッドライン中も、画面の隅に光る線が現れる。なお、『7時のニュース』および初代オープニングから継承されてきた7時を指すアナログ時計は、アナログ放送の全面終了[13]を控えて、今回から廃止された。
  • 音楽:大森俊之
  • 「ニュース」の字体は独自ロゴであり、同日にリニューアルした『NHKニュースおはよう日本』と2012年4月1日まで共通で使用していた。
    • 5代目と同様、重大なニュースが入った場合はオープニングCGとBGMは省略されることがある。
備考
  • 神戸局の放送エリアでは、主に阪神地方において大阪局との区別を明確にするため、19時になった瞬間に3秒間、神戸局のオリジナルロゴのテロップ(風見鶏に見立てたもの)がテレビの画面の右下に流されていた。ただし、大阪局と放送エリアが重なる地域の多い京都局奈良局では同様のテロップがない。
  • NHKワールドでは2008年北京オリンピックの開催期間中、放送権の都合で放送できないオリンピック関連などをカットした時差放送を行うため、NHKワールド向けに独自にオープニング映像を作成した。東京都心の夜景の映像に載せてオープニングテーマ曲とともにCGで7時を指したアナログ時計を表示し、そのあとは4代目の流れで表示し、本編に入る(挨拶はカットされる場合がある)。オープニングテーマ曲は通常と同じである。
  • 2010年バンクーバーオリンピック期間中および2010FIFAワールドカップ期間中(ただし、日本代表が出場する試合の当日と翌日のみ)もNHKワールド・プレミアム時差放送向けに独自に作成したCG映像が使われたが、これまでの通常放送とは異なるバージョンの映像(5秒間。ヘッドラインは放送なし)が使われた。
  • 2012年ロンドンオリンピック期間中のNHKワールド・プレミアム時差放送向けに独自に作成したオープニングではヘリコプター上空から撮影した東京スカイツリーの映像をバックに6代目の通常放送のオープニングCGとBGMの最後の部分を挿入したものを使用した。こちらも5秒間でヘッドラインは入っていない。

挨拶

  • 川端・桜井時代は「こんばんは。○月×日△曜日のNHKニュース7です」。
  • 森田が平日を担当するようになってから1996年1月頃から「こんばんは。○月×日△曜日の夜7時のニュースです」となり、1996年4月以降は「こんばんは。○月×日△曜日、夜7時です」となった。同時期から宮田は「こんばんは。○月×日△曜日、午後7時です」。
  • 2000年になって畠山時代初期は「こんばんは。○月×日の夜7時です」や「こんばんは。○月×日のニュース7です」と曜日を省略するようになったが、2001年に入って「こんばんは。○月○日○曜日のニュース7です」と曜日を入れるようになり、同年7月からは「こんばんは。○月×日△曜日の夜7時です」と挨拶するようになった。
  • 石澤が週末の時代は「こんばんは。○月×日△曜日の夜7時です」と挨拶していた。伊藤・末田の頃は「こんばんは」だけのときもあった。
  • 2004年3月29日からはキャスター名のテロップに日付と曜日[14]が表示されるようになったため「こんばんは。ニュース7です」となっている[15]
  • 放送時間を延長する場合は「こんばんは。ニュース7です」のあとに「今日は(…のニュースを中心に)時間を延長して(午後○時まで)お伝えします」または「今日は1時間に延長してお伝えします。」とコメントしている(事前に番組変更の案内でお知らせしている場合は省略することがある)。2分延長の19:32で終了する場合は(NHKワールド・プレミアムはそのまま終了まで国内同時放送を続行。ノンスクランブル放送もその分延長される)、放送時間の変更に影響がないため「今日は時間を延長してお伝えします」はコメントしないが、(2008年9月21日、日曜日放送分の1分延長(国内放送・国際放送とも)のときも同様だった)内容次第ではコメントする場合もある。ただし、コメントしない場合でも番組の最後で「今日は時間を延長してお伝えしました」とコメントする場合がある。

日本国外での放送

オーストラリアのSBSで視聴することが出来る。毎日早朝に前夜放送したもので、音声は日本語のまま。

付記

テンプレート:雑多な内容の箇条書き

  • 毎年12月放送の『ニュースハイライト』では番組の総合司会進行を本番組の平日司会者が担当することが多い[16]
  • 番組開始から暫くの期間は、番組の中間点(概ね19時13分頃)には都内の天カメ映像とジングルが流れていた。
  • NHKワールド・プレミアムの放送では2010年度まで為替の値動きは現地の時刻の混同を防ぐことに配慮し、「日本時間19時の放送時点」というテロップを表示していた(後に表示されなくなった)。2008年3月29日放送分まではNHKワールドTVも初回放送・再放送ともに「日本時間19時の放送時点」というテロップを表示していた。
  • 2002年10月15日放送では、北朝鮮から日本人拉致被害者が帰国した記者会見を総合テレビが生中継している最中に19時となったため、オープニングは中継映像の右下にタイトルテロップを出すにとどめた。
  • 2008年1月からの気象情報で、予報の範囲が拡大した(従来は大都市圏のみだったものが、3時間毎の天気と同様の範囲に)。
  • 2009年1月23日放送の『スタジオパークからこんにちは』で柳沢慎吾がゲストとして出演しニュース7の実際のオープニング(当時)を使って「ひとり「ニュース7」」という新しいネタを披露したが、その回にはキャスターの武田が特別出演した。
  • 2009年3月に開催されたWBCで試合終了後の記者会見では、権利の関係か、いわゆる静止画が流れた(音声はそのまま流された)。NHKワールド・プレミアムではよくあるケースであるが、国内向け放送でも音声のみ放送されるケースはきわめて異例である。
  • 2009年3月30日からはNHKオンラインに番組ホームページが設置され、4月30日からはキャスターによるブログが開設された。
  • 日本テレビ(一部系列局)『PON!』(かつては『ラジかるッ』→『おもいッきりDON!』→『おもいッきりPON!』)の視聴率ランキングにランクインすることが多い。ランキング1位獲得時のBGMとしてTOKIOの「19時のニュース」が使用される。
  • 2009年までの日曜のスポーツコーナーで、主に地上波で放送された競馬のGIレースの結果を伝えたが、2010年になってからは流されていない時期が続いていた(冠レースであるNHKマイルカップですら流さなかった)。このニュースは、18時のニュースか20時45分のニュース・気象情報で放映されている。しかし、2012年5月27日放送の本番組で約2年ぶりに地上波で放送された競馬のGIレース(この日は日本ダービー)の結果を伝えた。
  • 2013年2月1日19時30分から総合テレビで放送された『テレビ放送開始60周年記念・テレビのチカラ「あの人が選ぶ“忘れられない名番組”」』のオープニングは直前に放送された本番組のセットが使われ、進行役の氏名テロップも本番組のものが使われた。

脚注・出典

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関連番組

外部リンク

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  1. ニュース終了後、日付をまたいで0時を過ぎない限り、風景写真をバックにした「火の元・戸締りの確認」を促すアナウンス表示→君が代演奏・日章旗掲揚。0時を過ぎた場合は国旗・国歌は省略。
  2. なお、一時期深夜最終番組はニュースではなく環境映像だった時代もある。
  3. 2006年4月3日からは、『ニュースウオッチ9』として、21時台に大型ニュース枠が復活して放送されている。
  4. ただし、2011年3月11日発生の東日本大震災の報道特別番組の放送があったときにしばらくの間、英語主音声で同時放送されたことがある
  5. 2006年12月31日はNHK紅白歌合戦関連の特番があったために放送せず。BShiの定時ニュースのサイマル放送の最終は31日正午のニュース。
  6. クローズアップ現代、今夜は7時32分から」のアナウンス。
  7. 『20世紀放送史 資料編』2003 NHK放送文化研究所 p.600
  8. 8月16日と17日は女子レスリング中継で、両日とも日本人選手がメダルを獲得したため、その表彰式の模様まで放送。
  9. NHKホームページのロンドンオリンピック放送計画(2012年7月18日公表の更新分)より。
  10. NHKワールド・プレミアムホームページの週間番組表より。
  11. 2011年度(特に5月23日のスタジオリニューアル後)からは、一部の項目にも顔出しをするようになった。
  12. 2011年12月8日に放送された『ブラタモリ』「地下鉄スペシャル(前編)」では、本編途中にこの曲が流れた。
  13. 岩手県宮城県福島県は2012年3月31日、他は2011年7月24日廃止。
  14. 日曜・祝日のときは赤文字で表記。
  15. 2011年11月23日の放送では単に「ニュース7です」のコメントにとどめていた。
  16. 2011年12月28日は後続の『ニュースハイライト』に平日キャスターの武田が起用されたため、本番組は週末の小郷が担当した。