番組表

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テンプレート:国際化 番組表(ばんぐみひょう)


番組表(ばんぐみひょう)ないしは番組時刻表[1](ばんぐみじこくひょう)とは、テレビラジオなどの放送局が放送する番組を、表形式でまとめた情報。番組表には、番組の名前と番組の開始・終了時刻が記載され、さらに、出演者の名前(パーソナリティの名前)、モノラルステレオ二カ国語放送等の区別、字幕の有無、新番組かそうでないか、特別番組かそうでないか、映画やドラマなどの場合は制作された国や団体名と年、催し物情報などが記載されることがある。新聞雑誌インターネット電子番組ガイドなどで公開されるものと、非公開で放送局の中でのみ使用されるものがある。

日本では放送の番組表をタイムテーブルと呼ぶことがあるが、これは日本独自の言葉の用法であり[2]、英語ではテレビ放送の番組表のことをTV listingsまたはTV schedule、ラジオ放送の番組表のことをradio listingsまたはradio scheduleと言う。特にイギリス英語ではほとんどの場合、複数のテレビ放送局の番組のこれから数日間の予定を書き記したものはTV listingsと呼ばれる。

番組表の種類

番組表には、次のようなものがある。

  • 放送局が自局の放送のみ1週間分のタイムテーブルを載せたもの。放送局自身のウェブサイトで公開されることも多い。パンフレット形式のものもある[3]。一部の放送局を除き、切手同封で入手可能である[4]
  • 衛星放送ケーブルテレビなど、その局のものが1か月分がまとめて掲載されるもの。
  • 新聞やテレビ情報誌のように複数の放送局を1日分単位として掲載しているもの。
  • 情報を提供しているウェブサイトやポータルサイトにおける提供。形態としては前項と同じ。もしくは時間帯による表示も見られる。
  • 電子番組ガイド(EPG)

放送局が公表する番組表

テレビとラジオのどちらも放送している放送事業者ラテ兼営)は、テレビとラジオの番組を別々に編成する場合が多いため、作られる番組表もテレビ欄とラジオ欄が分かれていることが多い。民放の場合、テレビとラジオのそれぞれについて編成・制作・営業部門を置いている場合がほとんどである。

放送局が、特別な番組編成を反映しない番組表を「基本番組表」と呼んで、公表することが多い。基本番組表には、番組の名前、番組の開始・終了時刻が記載され、場合によっては番組のスポンサーの名前、毎回同じ出演者などの情報が記載される。基本番組表に記載されるのは、たいてい1週間分の基本的な放送予定であり、1週間が終わればその同じ予定が再び繰り返される。特別番組や番組の変更などがあれば、基本番組表に記載された放送予定は変更される。週が違えば違う情報(例えば毎回違うゲスト)は基本番組表には記載されない。

新聞・雑誌で手に入れにくい番組表は、放送局が公表する番組表を手に入れることによって解決する。例えば、遠方にあるラジオ放送局の電波を、性能の良いアンテナと受信機で受信する場合は、放送局が公表する番組表が便利である。ウェブで検索するときの検索語は、「基本番組表」または「タイムテーブル」が良いが、この検索語だけだとたくさん検索結果が出てきてしまうので、この2つのうち1つの語を入力し、そのあとにスペースを一つ入れて、放送局を表す言葉を続けて入力し、検索すると良い。

ラジオ放送局が、今話題になっている曲(「ヘヴィー・ローテーション」など)を掲載する場合がある。

新聞などに掲載される番組表

新聞に掲載されている番組表は、「ラジオ・テレビ欄」を略し、ラテ欄と呼ばれている。限られた空間を利用して情報を提供するために、番組表には制作者(各番組のプロデューサーや編成部の担当者など[5])によるさまざまな工夫がなされている。

番組表の歴史

番組表の起源は、読売新聞がラジオ放送の開局に対抗し、放送記念日から読者に向けてアピールするために制作されたと見られる。その後、番組表は時代に合わせて必要な情報を盛り込んでいく。例えば、カラー化・ステレオ化などのように放送技術が進歩した時であっても1日にして全番組が新技術に対応した訳ではない。カラー化した番組の少ない時代には番組表には「カラー」の表記がされ、逆にほとんどがカラー化されると「モノクロ」の表記がされた。ちなみに、ラテ欄を最終ページに掲載したのは、日本共産党機関紙「赤旗」(現「しんぶん赤旗」)が最初である。

録画予約を簡単にするための数字であるGコードは、日本では1992年から朝日新聞など一部の夕刊で掲載された。その後朝刊にも掲載し、徐々に普及していった。

ラジオ放送開始当初はNHK東京中央放送局)のみしかなく、一般の記事と同じ形で縦書きで書かれたが、民間放送が本格的に開局すると横書き・時間別のタイムテーブルで掲載されるようになった。テレビ開局当時の1950 - 1960年代も引き続いてラジオがメイン(フルサイズ)で、テレビは極小サイズ或いはハーフサイズというケースが多かった。その後テレビが本格普及し、各地に続々と開局していくと、テレビをメインにして、ラジオはハーフサイズとする傾向が増える。1990年代に入ると、衛星放送の本格スタートで、多くはテレビ面とラジオ面とに分けて掲載するようになる(一般に地上波テレビ面〔NHK衛星放送WOWOWプライム含む〕は最終面、ラジオ面・民放系衛星放送〔WOWOWライブ、シネマやCSの一部を含む〕は紙面の中間に掲載されている)。なお2011年7月24日のデジタル完全移行(地上波の福島県宮城県岩手県2012年3月31日まで延期)後は、一部地方紙を除き、在京キー系列の民放BSの番組表を地上波と同じ頁で掲載することが増えている。デジタル放送ではGコードが利用できない為、Gコードの掲載は2011年7月23日付けで完全終了となった。

また、初期の頃、新聞社と資本関連がある放送局の番組表には末尾にスポンサーが書かれたものがあった[6]。また、民放局についてはラジオ放送初期の頃は当該地区の終日の番組表以外に、それ以外の主要地域のラジオ局の夜の番組表を載せていた新聞もあった。

番組表の各放送局名表記

NHK

新聞ではNHK総合テレビジョンは「NHKテレビ」の表記が多い(ただし、一部の新聞は「NHK総合」、または単に「NHK」とのみ表示)。一方、NHK教育テレビジョンは「NHK Eテレ」と新聞・テレビ雑誌・EPGも含めてほぼ統一されている。

関東

関東圏ではほとんどの新聞が(関東広域圏局の)以下の名称で掲載している(「日本テレビ」・「テレビ朝日」・「TBSテレビ」・「テレビ東京」・「フジテレビ」)。

関西

関西圏では正式名称をそのまま掲載する新聞はなく、近畿広域圏局の名称表記は新聞社により異なっている(主に使用される通称名は「MBSテレビ」・「ABCテレビ」・「関西テレビ」・「読売テレビ」)。

中京

中京圏でも正式名称をそのまま掲載する新聞はなく、中京広域圏局の名称表記は新聞社により異なっている(主に「CBCテレビ」・「東海テレビ」・「メ〜テレ」・「中京テレビ」)。

その他の地域の表記

地方では所属系列により各局の局名表記方法が異なっているケースが多い(JNN系列ラテ兼営局は「TBSテレビ」・「TBSラジオ」のような「略称+テレビ・ラジオ」式の表記が一般的で、またNNN系ラテ兼営局は「○○放送テレビ」・「○○放送ラジオ」のような「正式局名+テレビ・ラジオ」式の表記が一般的。その他系列局は正式局名をそのまま掲載)。

北海道新聞と全国紙の北海道版は全局略称のみ掲載(「HBC」・「STV」・「HTB」・「UHB」・「TVh[7])。

岩手日報IBC岩手放送が略称のみの掲載で、その他在盛民放局とNHKは通称名を掲載(「IBC」・「テレビ岩手」・「岩手めんこい」・「岩手朝日」・「NHK総合」・「NHK Eテレ」)。なお岩手県内で購読されている岩手日報以外の新聞(他の岩手地方紙及び全国&ブロック紙)はIBCが「IBCテレビ&IBCラジオ」と表記されている以外は正式局名をそのまま掲載している(ただし東奥日報スポーツ報知北東北版のみIBCのテレビは「岩手放送」と表記)。

秋田魁新報福島民報はテレビ欄こそ正式局名をそのまま表記しているが、番組解説欄は略称表記となっている(ABSAKTAABAFMFTVFCTKFBTUF。秋田魁新報のラジオ欄は「ABS」・「AFM」と略称のみで表記。福島民報のラジオ欄は正式局名をそのまま表記し、RFCは局ロゴをそのまま表記)。

河北新報のテレビ面はJNN系列局のうちラテ兼営2局は「TBCテレビ」及び「IBCテレビ」と表記し(全国紙でもラテ兼営JNN系列局は「略称+テレビ・ラジオ」という表記が一般的)、JNN系TV単営局(ATV・TUY・TUF)とその他系列局は正式局名をそのまま表記している。但しテレビ番組解説欄における局名表記は下記の通称名及び略称を用いている。

JNN系列
TBC・青森テ・IBC・ユー福島・ユー山形
NNN系列
ミヤギ・青森・秋田・山形・テレ岩手・福島中央
FNN系列
仙台・秋田テ・福島テ・めんこい・さくらんぼ
ANN系列
東日本・山形テ・福島・岩手朝・秋田朝・青森朝

なおラジオ欄はTBCとIBCが通称名表記(「TBCラジオ」及び「IBCラジオ」)となっている以外は正式局名をそのまま表記している。

福岡県の新聞は以下のとおり(「RKB毎日」・「九州朝日」・「テレビ西日本」・「福岡放送」・「TVQ」)。

番組表内の文字表記

番組表の見出しは、通常のカギカッコ句読点○で囲んだ数字で区切る。基本的に行内の番組と番組の区切りは(ひし形)、コーナーの区切りは・(中黒)や(下向き三角)で区切る(長時間番組など、編成の都合によっては番組内番組の区切りにも用いられることがある。定期番組の例では『ニュースJAPAN』と『すぽると!』、『ひるおび!』と『JNNニュース』など。地方局が地方ニュースで飛び乗り飛び降り放送する場合なども含まれる)。

なお、番組表の番組タイトルに使えないものは空白、「」や「」(星)などで、いずれも「・」(中黒)と表記してある。以前は「〜」(波線)を「‐」(ハイフン)で代用していたが、最近では使用が解禁されている。

番組タイトルに冠スポンサー名が入るものはスポンサー名が省略される(例:「花王名人劇場」→「名人劇場」)。ただし、スポーツ中継でイベント名に冠スポンサーが付く場合はそのまま表記し、併せてスポーツ競技名も表記する(例:「三井住友VISA太平洋マスターズ」→「三井住友VISA太平洋マスターズゴルフ」)。

テンプレート:特殊文字 番組表で数字を使用する場合は、偶数桁の場合は半角を使用し、奇数桁の場合は1桁目を全角、2桁目以降を半角にして表記する(一部の新聞を除く。例えばすべて半角の場合)。厳密には、半角数字は2桁を1セットとした全角文字である。これは、時刻表記との混同を防ぐためと言われているが、実際は半角文字を新聞社に配信できないための措置である。1990年代前半までは3桁の数字を1文字分で記載したり、半角カナ文字の使用などの事例があった。囲み文字については以前はそのまま数字で記載するか、( )の中に表記するなどしていたが、最近は解禁されつつある(例:「[[Music&Entertainment ガチカメ7|ガチカメテンプレート:JIS2004フォント]]」・「テンプレート:JIS2004フォントオン」)。

アルファベットは基本的に使わずカタカナで表記するが、アルファベットをそのまま読む場合はアルファベットで表記される。例えば"JAF"を「ジャフ」と読む場合はカタカナで、「ジェーエーエフ」と読む場合はアルファベットで表記される。

また番組名や出演者の人名表記については新聞社・出版社によって取り扱いがまちまちである。新聞の場合は基本的に日本新聞協会新聞用語懇談会が常用漢字をベースに定めた新聞常用漢字表(あるいはそれを自社で調整したもの)に準拠することが多い。漢字・外国人名の表記に差がある理由はそのためである(字体を参照のこと)。例としては「沢」と「澤」、「万」と「萬」、「国」と「國」、「来」と「來」、「ビ」と「ヴィ」などがあるが、原則として旧字体や異体字は使わず、これらの例では前者を使用する。ただし本人からの特別な申し入れがあった場合には旧字・異体字を使用することがある。例えば、長嶋茂雄は原則に従うと「長島茂雄」となるが、本人の強い意向で「長嶋茂雄」と表記されている(「嶋」の字は礼宮文仁親王川嶋紀子との結婚報道や女優・松嶋菜々子の人気上昇あたりから使用例が多い)。なお、固有名詞以外に常用漢字・新聞常用漢字の表外字が使われる場合は、平仮名で表記される(例:「彗星」→「すい星」)か、もしくは( )で振り仮名を振ることが多い。

!」「!!」「!?」の記号は、番組タイトルやドラマのサブタイトル以外には原則として使用されない(多くは「!」の場合は普通に掲載するが、「!!」、「!?」と疑問符混合の表示は斜めになる場合がある)。1990年頃は番組の説明中にも多用され、見苦しい時があった。朝日新聞や日刊スポーツなど一部の新聞はその後も番組の説明中(特にワイドショーの見出しなど)に引き続き多用されていたが、2010年に入って、ほとんどの新聞で多用されるようになった。「?」の記号は番組説明中にも使用される。詳細は配信会社による違いの項を参照。

スポーツ中継では、以前では禁止されていた番組表内での見どころや内容解説(いわゆる“煽り文句”)が2003年頃から解禁されるようになった。従来はスポーツ中継の見どころを解説記事として配信し、番組表内では掲載しないスタンスを取っていたが、民放各局からの要請で煽り文句の使用が解禁された。これに呼応するように、民放各局のスポーツ中継では画面の隅に見どころをテロップで常時表示するようになった。また、映画でも同様の煽り文句が時を同じくして解禁された。

フルサイズで掲載する番組表には時刻軸があり、表内の時間数字は分単位で掲載する。新聞の場合、1980年代前半まで一部では00分-09分に放送が開始されるものであれば、下1桁のみ(例「0 7時のニュース」〈19:00の意味〉「3 金曜ロードショー」〈21:03の意味〉というように)書かれていたが、現在はほぼ全部の新聞で下2桁(例:「00 プロ野球マツダ 広島×巨人」〈19:00の意味〉「05 スタパ」〈13:05の意味〉)で表示されるようになった。

(一例、内容説明文は省略、2011年10月期のもの)
NHK総合 NHK Eテレ 日本テレビ 時間 TBSテレビ フジテレビ
00 ()(ニュース7
30 (字)ダーウィンが来た!
00 みんなの手話
25 ワンポイント手話
30 ろうを生きる
45 子供手話◇55 (手話(N)
00 (字)(ザ!鉄腕!DASH!!
58 (字)世界の果てまでイッテQ!
7 00 (字)さんまのスーパーからくりTV
57 (字)クイズタレント名鑑
00 (字)ほこ×たて
58 (字)爆笑!大日本アカン警察
00 (字)(「恋しくて」
上野樹里 宮沢りえ
水川あさみ AKIRA
45 (N)(天)
00 (字)日曜美術館 54 (N) 8 54 (N) 54 (N)レインボー発

番組表で使われる記号

データ放送による番組表の場合はARIB外字を使用してニュースの場合はN、天気予報は字幕放送と四角囲み文字で表記する。インターネット上の番組表の場合、画像が使用されている場合が多いが、画像を使わない場合、ニュースは[N]、天気予報は[天]、字幕放送は[字]または[文]などとなっている。

その他の記号で新聞各社で使われるものを掲げる[8]。新聞社によって、四角で囲んだり、○で囲んだり、白黒反転させたりの差異がある。情報誌ではさらに細分化した記号を用いている場合が多い。

記号 意味 備考
新番組 ドラマなどの第1回であっても、その局にとって初放送ではない場合はの記号は付けない。ただし、デジタル放送のEPGでは放送局によっては2回目以降の放送の場合でもの記号が付く場合もある
最終回 日本経済新聞では1990年代末頃までと表記していた
再放送 過去にその地域で放送されたことがあっても、別の放送局での初放送ではの記号となることがある
交通情報 ラジオの場合
映画 原則として紙面の場合、3行以下で使用される
手話
声の出演 映画やアニメ番組などで使用
音声多重放送のうち、二ヶ国語放送・各種ステレオ放送以外を行っているもの
(会場の自然音のみなど)
読売新聞では副音声のと表記。解説放送と区分けする場合がある(その項参照)
字幕放送 一部の新聞では文字多重放送と表記
二ヶ国語放送 一部の新聞ではアラビア数字2と表記
S ステレオ放送 福島民報沖縄タイムス伊勢新聞では北國新聞ではと表記[9]
B Bモードステレオ 衛星放送の方式の項を参照のこと。日刊編集センター配信の番組表ではSと表記[9]
SS サラウンドステレオ 5.1チャンネルサラウンドでも同表記(一部の放送局のホームページの番組表はのぞく(5.1など)[10]
ノンスクランブル放送(無料放送) WOWOWの場合、(番組表の最初の行に「☆印は無料放送」を表記)を使うことが多いが、日刊編集センター配信の番組表には最初の行に「【後0.00〜0.30は無料放送】」のような注釈が付く
C クリアビジョン 現在は使われていない。日刊編集センター配信の番組表では「クリアビジョン」と括弧書きの注釈となる
S1 マルチチャンネル放送の標準画質放送第1チャンネル  
S2 標準画質放送第2チャンネル
S3 標準画質放送第3チャンネル
MV マルチビュー放送
双方向番組
番組連動型データ放送
D デジタル放送独自編成の番組 デジタルとアナログとを同じ表枠で示している場合に使用。デジタル放送移行期特有の記号で、移行が完了した現在は使われない
N ニュース  
W ワイド画面
P プログレッシブ テンプレート:要検証範囲
HV 高精細度テレビジョン放送
SD 標準画質放送 テンプレート:要検証範囲
天気予報
解説放送 EPGやステラテレビ情報誌)、また2012年2月以後の一部の新聞では解説放送がある番組は通常の多重音声放送とはさらに区分けしてと表記しているが、新聞では解説放送である場合は通常の多重音声放送と同じで示し、テンプレート:要出典範囲

週間番組表においては、スポーツ中継の解説者にこの記号を用いる場合がある

有料 テンプレート:要検証範囲
前編  
後編
初回
生放送
通信販売 テンプレート:要検証範囲
吹き替え  
PPV ペイ・パー・ビュー
演奏 テンプレート:要検証範囲
移動 テンプレート:要検証範囲
ほか テンプレート:要検証範囲
収録 テンプレート:要検証範囲

※過去にはカラー放送開始以降、1970年代前半頃まではカラーという表記もあった。

配信会社による違い

番組表データの新聞への配信は、東京ニュース通信社日刊編集センターが市場を2分しているが、主に新聞紙の一般紙のテレビ欄において番組表の相違点がある。分かり易い例として、昼0-6(12-18)時台が挙げられる。他に、夜11(23)時台は東京ニュース通信社のものが日刊編集センターのものより1行多い。

  • Gコード採用以前は午前6時台(以前)が2行、午前7時台-午後5時台までが3行、午後6時台のみが4行、午後7時台-11時台(以後)は6行が主流であった。
  • Gコード導入以後は以下のようになった。
    • 東京ニュース通信社のものは、1時間あたりの使用行数が4行(読売新聞毎日新聞産経新聞などでは「文字の拡大」を理由に午後0-4〈12-16〉時台が3行、午前6時台が早朝となっているものもある)。
    • 日刊編集センターのものは午前6・午後0-4(12-16)時台が3行、午後5(17)時台が4行、午後6(18)時台が5行。
    しかし、デジタルテレビ放送への完全移行により、Gコード導入前の傾向に戻りつつある。

この他に、以下のような差異がある。

東京ニュース通信社 日刊編集センター
本文中の「!」「!!」「!?」の使用 2010年から可となった。それまでは不可[11]
WOWOWの無料放送 タイトルの先頭に☆で表記
その場合「☆印は無料放送」を表記。
また無料放送がない日は表示を省略するか「終日スクランブル放送」の表示をする場合あり。
番組表の1行目で【(時間)無料放送】と表記
無料放送のない日は【終日スクランブル放送】と表記。
記号の順番 1. 2.音声記号 3.データ記号の順 1.音声記号 2. 3.データ記号の順。
FAXの受付電話番号 【FAX受付番号】 【受付FAX番号】
番組と直接関係ない文章の記載[12] 不可

日本の一般紙における番組表

番組表の掲載面及び対象放送局

以前はテレビ・ラジオの番組表を1ページ一括で掲載していたが、近年は一部を除き、番組表を複数のページに分離している。一般的には最終面に地上波とNHK衛星放送(BS1・BSプレミアム)、WOWOWプライム(2011年7月23日までアナログ放送、7月24日 - 9月30日はデジタルメインチャンネル)との各番組表及び解説欄を、中面(第2テレビ・ラジオ面とも言われている)はラジオと衛星デジタル放送(NHKのBS1BSプレミアムは番組内容が重複するため掲載していない。2000年12月1日から2002年2月28日までは読売新聞が衛星デジタル放送の番組表でNHKのBS1・BS2を掲載していた)を掲載している。

  • 解説欄を第2テレビ面にも掲載する新聞もある(京都新聞西日本新聞神奈川新聞など番組表と完全に分離することもある)。
  • 日本経済新聞山形新聞(以上は朝・夕刊共)、東京新聞静岡新聞徳島新聞(以上は朝刊のみ)などのように一部連日中面にテレビ・ラジオを見開きなどで掲載するものもある。
  • 一部では周辺都道府県の地上波テレビ、CS放送やケーブルテレビのコミュニティーチャンネルの番組を載せている場合がある。全国紙でも朝日新聞スカイ・A朝日ニュースターテレ朝チャンネル、毎日新聞にGAORATBSニュースバード(東京・中部北海道版のみ)・TBSチャンネル、読売新聞に日テレG+日テレNEWS24日テレプラス日本経済新聞日経CNBC、産経新聞にフジテレビONEフジテレビTWOフジテレビNEXT(以上東京版のみ)を第2テレビ・ラジオ面に掲載している他、新聞社により放送大学も掲載されていたりする。
  • 埼玉新聞奈良新聞など一部の地方紙で未だに衛星デジタル放送の番組表を掲載していない新聞、また一部新局の日本BS放送(BS11)やワールド・ハイビジョン・チャンネル(TwellV)がスペース確保ができない都合上で掲載されていない新聞もある。
  • 読売新聞は2007年12月1日付からこれまで中面で掲載されていたNHKハイビジョンと東京キー局系の衛星デジタル放送5局の番組表を最終面に移設した(西部本社版は全局中面に掲載)。朝日新聞も2009年3月30日付から読売新聞に追随してNHKハイビジョンと東京キー局系の衛星デジタル放送5局の番組表を最終面に移設した。
  • その他、東海や関西の新聞で独立UHF放送局サンテレビKBS京都ぎふチャンの番組表の早朝の欄に広告スペースを入れて穴を埋めたことがあった。これは1980年代中盤まで早朝放送が行われていない準全日放送だったためによるものである。岐阜日日新聞(現:岐阜新聞)では、岐阜放送欄には岐阜放送の中継局も併せて掲載していたことがあった。議会中継時には、中継局表示と広告との間に当該番組の表示をはさむこともあった。現在は他の新聞も含めてドーム球場で行われるプロ野球中継ゴールデンタイム開催時にそれを挿入することが多い(ドーム球場では試合中止がほとんど考えられないため)。
  • 昭和天皇崩御した1989年1月7日8日は各放送局が追悼特別番組を実施した関係があり、一部の新聞では特別な番組欄を掲載した。
    • 例(いずれも1月8日朝刊
      • 産経新聞大阪本社版では各系列局ごとの番組表(配列は在阪準キー局のチャンネル番号順)を掲載した上で、解説記事欄にその系列局の一覧表(近畿・中京・北陸・中国・四国・九州の一部)を掲載した。
      • 毎日新聞は東京本社版と北海道支社版、中部本社版の管轄地域全域で在京キー局のテレビ・ラジオの番組表を掲載し、各局の番組欄の下に系列局の一覧表を掲載した。
      • 静岡新聞は通常地域別で掲載しているテレビ面を全県対応(東京都・神奈川県・愛知県の放送局もすべて掲載)で掲載していた。
      • 聖教新聞は全国版で在京キー局の番組表(通常は東京都内版の番組表)を掲載し、解説欄に各系列局の一覧表を掲載した。
  • また、2011年3月11日に発生した東日本大震災東北地方太平洋沖地震)の際は、3月12日に各放送局が通常の番組を休止して報道特別番組を編成したため、
    • 日本放送協会(NHK)は3月12・13日付けの放送を全チャンネル共通(地上波・BS・ラジオ全7波「全中」)による震災関連の報道特別番組を編成したため番組表には「ニュース[13]【本日、NHK○○(放送チャンネル名)では、終日ニュースを放送します。】」とだけ書かれていた。
    • 読売新聞は東京本社管内全域で12日・13日付については、通常の首都圏版に掲載されている番組表をベースに、ラジオ・テレビを1頁にまとめた番組欄を掲載し、北海道(北海道支社)、東北、静岡県中京圏中部支社大阪管轄の伊賀・紀州は除く))、北陸地方北陸支社(大阪管轄の福井県除く))はラジオ番組表の横に局名の一覧のみ掲載した。なおラジオの番組表についても東京基準のもののみで、他の地域の分は載せていなかった。
    • 河北新報では臨時にテレビ・ラジオの番組欄を1ページに集約し、宮城県の番組表のみを載せて、その他5県の放送局については掲載を省略した(通常宮城版ではテレビは宮城県の分のみ、ラジオは東北6県をカバーしているが、この日はラジオ面を含め、宮城県以外は省略されている)。
    • 福島民報では子会社のラジオ福島の番組欄に「ラジオ福島災害報道特別番組」とゴシック・縦書きで表記したのみにして、詳細な番組のタイムテーブルの掲載はしなかった。なおRFCの災害特番は3月26日5時まで継続されたため、このような表記は3月25日付朝刊まで2週間以上にわたって行われた。
  • 番組表の局名カットには新聞社によりその放送局ごとの電話番号を記している。また、読売新聞、中日新聞、東京新聞は局名カット上、静岡新聞は局名カット下にその放送局ごとのホームページのURLを記している。
  • 通常フルサイズで掲載する番組表は、1時間単位で掲載しているが、長年放送の開始が6時台からだったため最上段の時刻軸は「6(時台)」、最下段は「11(時台)」となっており、放送開始(基点)から6時以前の放送については朝6時の枠、24時-放送終了(翌日基点)までは夜11時の枠に書かれているが、近年は(特に一般紙)24時から翌日早朝の番組を対象とした「深夜・翌朝」の時刻軸が掲載されている。なお70年代までは1時間単位なのは夕方5時以降で、それまでは「あさ」「ひる」としていた新聞もあった。
    • なお読売新聞ではテレビ面の早朝7時までの番組を対象とした時刻軸は「早朝」と表記している(大阪版は2011年7月23日付までこの箇所は「6(時台)」のままであったが、レイアウトの変更により7月24日から「早朝」に変更されている)。

新聞休刊日

新聞休刊日の該当日=当該日不該日とする日(指定されない場合は第2日曜日。ない月もある)は2日分の番組表を掲載する関係で中面見開きで掲載する。ただし以下のような例外がある。

  • 山口新聞は発行当日分を最終面に、翌日分は中面に分離している。
  • 上毛新聞は別冊の「上毛スポーツ」の巻末に掲載している。
  • 愛媛新聞も巻末にそれぞれ2日分のラジオとテレビをまとめて掲載している。
  • 山梨日日新聞はテレビ面が二部紙(別冊)となっているため、2日分それぞれのテレビ番組表を分冊している。
  • なお、元日付けは特別編成で別冊形式となる新聞も多い。

放送局の掲載順序、自社関連局の扱い

新聞のテレビ欄は、左端からNHK総合、NHK Eテレ、地元民放の順になっているが、アナログ放送時代は関東1都6県と近畿2府4県では各新聞共チャンネル番号の若い順に並べて掲載された(過去には地方圏と同様に自社関連局をNHKの次に掲載していた時期もある)。

デジタル放送に移行してからこの順序が一部変更されている。

  • 朝日新聞、日本経済新聞、日刊スポーツ2009年3月30日付から関東1都6県の番組欄がテレビ放送開始以来続いたアナログチャンネル番号の若い順から、地上デジタル放送リモコンキーIDの若い順に再編された。なお、日本経済新聞は、関東以外の地域のテレビ欄の配列も地上デジタル放送のリモコンキーIDの若い順に再編されている。
  • 2011年7月24日の地上デジタル放送完全移行(岩手宮城福島の東北3県を除く)に伴い、毎日新聞、読売新聞、産経新聞などの在京各紙も同日付からリモコンキーIDの若い順に再編された。
  • 毎日新聞・産経新聞の大阪本社版と京都新聞神戸新聞大阪日日新聞日本海新聞山陽新聞ではNHK Eテレを左端の1番目に出し、2番目にNHK総合、3番目から地元民放という順になっている(かつては琉球新報も同様であった。2011年10月1日よりリモコンキーIDの若い順に再編された)。
  • 読売新聞の東京本社版(北海道・北陸・中部支社版を含む)ではアナログ時代の東京キー局と同じ配列(日テレ系TBS系フジ系テレ朝系テレ東系)に並べて掲載している(フジ系のない青森県とTBS系のない秋田県、及び三重県の一部を除く)。また、テレ東系が受信できない地域においてはテレ東系に当たる欄(NHKを含め左から7番目)は隣接県の日テレ系の放送局が掲載されている。
  • 朝日新聞では関東1都6県と近畿2府4県、テレ朝系フルネット局のない山梨富山福井鳥取島根徳島高知佐賀宮崎の各県を除きテレビ朝日系列の地元局を左から3番目に掲載している。また、鳥取・島根の各県では系列外ではあるが朝日新聞が主要株主であるBSSテレビを左から3番目に掲載している。
  • 聖教新聞の近畿2府4県で配布される版では左端の1番目にNHK総合、2-5番目に在阪広域民放4局、6番目にNHK Eテレ、7番目にテレビ大阪(大阪府・兵庫県・奈良県のみ。京都府・滋賀県ではKBS京都)の順になっている。
  • また、関東・関西以外の地方都市ではチャンネル順で掲載される場合と、新聞社の資本関係のある放送局を最左端、ないしはNHK2チャンネルの次(民放局では一番左)に持って来て、他局はチャンネル順か開局順で並べることが多い。例えば、岩手日報信濃毎日新聞高知新聞熊本日日新聞などでは左端から地元民放を先に掲載し、その後にNHK総合・教育という順になっている。また一時期(1960年代頃)に読売新聞は系列の日本テレビの番組表を一番左端に、NHKを右端に持って来たこともあった。
  • 産経新聞の関東・関西以外の東京・大阪本社管轄地域では原則として自社系列・フジネットワーク(FNS)の放送局を民放の一番手に掲載している(例:宮城版は仙台放送、広島版はtssテレビ(テレビ新広島))が、九州・山口特別版の場合(2009年創刊以後)は、印刷を委託してもらっている毎日新聞への配慮として最初にRKB毎日を掲載し、次にテレビ西日本としている。なお九州・山口特別版は準広域版としており、同じFNSのサガテレビなど他の九州各県の局については紙面スペース構成の関係でハーフサイズ(但し、「九州版」と「北九州大分山口版」とでは受信できる局が異なっており、収録局も一部異なる)となっている。
  • ただし近畿地方については、日経新聞を除いてアナログ時代と同じ配列である。これはテレビ大阪大阪府地域放送であることを踏まえているためである。

なお、独立UHF放送局は最右端若しくは番組案内欄や第2テレビ面に掲載するのが通例である。例外をいくつか掲げると次のようになる。

  • 千葉日報は、チバテレを最左端に掲載している。
  • 岐阜新聞は、系列のぎふチャンを在名VHFのメ〜テレCBCテレビ東海テレビの次に掲載しており、中京テレビより早いうえ、ぎふチャンの左側が時刻軸となっているため目立つ。メ〜テレが民放最左端なのは、ぎふチャンが未開局の時代には朝日新聞系の岐阜日日新聞(当時)と最も関係が深い局は朝日系でもあった名古屋テレビだったからという説と、単に東京のチャンネル順に合わせた(当時名古屋テレビはNTV系がメイン、中京は開局が遅かったため最後尾)という説とがある。
  • 中日新聞の三重版は、三重テレビを中日資本で開局順につなげるためCBCテレビ、東海テレビの次に掲載している(伊賀・紀州地方のみ例外あり)。

新聞社と資本関係その他関連の深い放送局の番組に関しては、前述の掲載順序以外にも特別な扱いをすることがある。

  • 以前は番組表内に提供スポンサー企業を掲載したケースもあったが、現在は静岡新聞朝刊のテレビ解説面に掲載する程度である。
  • 北海道新聞は最も資本関係の深い北海道文化放送(UHB)をNHK総合及びEテレの右隣(在札民放の最左端)に掲載し、その次にHBC・STV・HTB・TVhの順で掲載している(UHB・HBCで放送の注目番組は色を変えて網掛け表示)。さらにUHBのニュース番組項には「協力道新」と書かれている。
  • 福島民友福島中央テレビの夜の9時台の番組を白抜きの黄色で掲載している。
  • 産経新聞は自社関連の放送局をPRする目的から、
    • 関東首都圏版ではフジテレビ(CX)の番組表についてはバックを黄色にしている他、ニッポン放送(LF)の番組表のタイトル部分をゴシック体にしている。
    • 近畿圏版ではラジオ大阪に網掛け(スクリーントーン)を貼っている。なお関西テレビにはアクセントがない。
      • フジテレビにおいては、松澤弘『フジサンケイ帝国の内乱』(社会評論社)によると、1999年のフジテレビの株主総会でこの色掛けに料金を払っているかどうかと株主から質問が出て、フジは払っていることを認めたという。現在払っているかどうかは定かではない。
  • 山梨日日新聞山梨放送の番組表については産経新聞の関東・首都圏版のフジテレビと同様にバックを黄色にし、自社制作番組についてはタイトル部分を太字にしている。また、ラジオ(YBSラジオ)は他局よりスペースを広く取っている(山梨日日と山梨放送は兄弟会社で、「山日YBSグループ」を形成している)。
  • 琉球新報沖縄テレビの番組表についてはやはり産経新聞の関東・首都圏版のフジテレビと同様にバックを黄色にしている(琉球新報と沖縄テレビの資本関係はそれほど強くない(ラジオ沖縄とは資本関係があり、同社の主要株主である))。

チャンネル表記については、デジタル統合後は基本的に各局のデジタルIDキーの番号のみが掲載されるようになった(例:「1 NHKテレビ」「2 NHK Eテレ」「4 日本テレビ」「5 テレビ朝日」など)。デジタルでは衛星放送のごく一部を除いてサービスID(3桁のチャンネル番号)や物理チャンネルは非掲載となった。

アナログ時代は東京・大阪のキー局のように親チャンネルのみを大きく表示するパターン(それに加えデジタル放送への移行期間はそのチャンネルID番号=例:NHK総合は多くの地域で「デジタル1」、教育は全国共通で「デジタル2」=併記)と、地方局(独立UHF含む)の場合は親局と一部主要地域の中継局のチャンネルを併記(中継局の場合は小さめに)する場合とがある。例えば、大阪日日新聞、朝日新聞(大阪本社)の場合、サンテレビでは「阪神36(神戸親局。大阪地区でも視聴できることを考慮した)、姫路56、城崎56」と表記していた。

なお、BSに関しては新聞社資本に関係なく、左からチャンネルの若い順(先述の通りNHKのBS2波とWOWOWは最終面が一般的である)に掲載する。

毎日新聞は2008年6月にテレビ欄の文字を他紙に先駆けて大きい文字にした。その影響で西部本社版のNHK教育テレビの番組欄はハーフサイズ(福岡県など一部地域のみ)になったが、読者からの苦情が多かったことにより、NHK衛星2波とWOWOWのテレビ欄を小サイズにした上で元の形に戻した。

「スカパー!」チャンネル表記

BSデジタルとは異なり、スカパー!は全国紙や一部の地方紙が自社と繋がりの深いチャンネルを下記の通りハーフサイズ或いは極小サイズで掲載しており、一部の地方紙では「ケーブルテレビ番組表」の一部として、地元のケーブル局で配信するチャンネルの番組表をクォーターか極小サイズで載せる場合がある。

地元県の放送局と他県の放送局との逆転

同一県内であっても地元局の扱いが小さく、近隣県の放送局を大きく扱う新聞がある。

テレビの例

  • かつては、テレビ北海道(TVh)についても道東の網走釧路根室地域では直接受信(網走ではケーブルテレビの再配信受信も)ができなかったことから北海道新聞の当該地域の夕刊(網走版は朝刊も)にはTVhの番組表の掲載位置を広告に長らく差し替えていた。なお、2011年8月から11月にかけて道東の帯広・釧路・網走・北見の主要4か所にTVhの送信所・中継局の開局が決まっており、釧路版の夕刊は試験電波発射前日の2011年8月16日付をもって、網走版の朝刊・夕刊も試験電波発射前日の2011年10月27日付をもって広告の差し替えを終了した。これにより北海道新聞の朝刊・夕刊とも道内全域でTVhの番組表が掲載されている。その他の直接受信できない地域(主に宗谷・十勝地方全域と上川・留萌地方の一部地域)では高性能アンテナとブースターの使用により遠距離での直接受信が可能な地域もあることから当初から広告の差し替えは行なわず、そのままTVhの番組表が掲載されている。2010年3月28日までは同紙の朝刊のテレビ解説欄に「一部地域ではTVHは受信できません」という断り書きが記載されていた(釧路・根室地域の朝刊も同様)。また、北海道新聞で毎週日曜日朝刊発行の日曜版掲載の週刊テレビ欄、全国紙スポーツ新聞(道新スポーツを含む)は元から全道版として掲載されており、受信できない地域でもTVhの番組表が掲載されている。なお、日刊で発行する道内各地のローカル新聞ではTVhがアナログ放送の受信困難または受信不可能な上記地域ではデジタル開局がなされる2011年夏までTVhの番組表を掲載していなかった。
  • 広域圏では独立UHF放送局を小さく扱う傾向がある(KBS京都とサンテレビを除く)ため、全国紙だとたとえ地元の独立UHF放送局であろうと番組表が小さく扱われることになる。
  • 青森県では地元に系列局が無いフジテレビ系列テレビ東京系列を視聴する目的から岩手めんこいテレビ北海道文化放送テレビ北海道の視聴者が多い(在札局は青森・むつ地区CATVで、在盛局は八戸地区CATVで各々再送信[14])。このため地元紙の東奥日報とデーリー東北はMITを最終面にフルサイズ掲載し、在札局とMIT以外の在盛局も東奥日報が第2テレビ・ラジオ面にハーフサイズで掲載している(デーリー東北はMIT以外の在盛局のみを最終面にハーフサイズ掲載し在札局は非掲載)。
  • 秋田県では地元に系列局が無いJNN系列を視聴する目的からIBC・テレビユー山形の視聴者が多い[15](IBCは秋田ケーブルテレビで再送信)。このため地元紙の秋田魁新報はIBCを最終面にフルサイズ掲載し、テレビユー山形は第2テレビ・ラジオ面に極小サイズで掲載している(第2テレビ・ラジオ面にはTUY以外の在形局及び在青局も掲載)。
  • 岩手県の場合、全国紙・スポーツ紙(産経新聞・日本経済新聞・スポーツニッポン・日刊スポーツ・サンケイスポーツスポーツ報知)岩手版のラテ欄は北東北版として秋田・青森両県の局も在盛局と同一(フル)サイズで掲載し、青森・秋田・岩手の順番に並べる形となっている(毎日新聞・朝日新聞・読売新聞・聖教新聞・岩手日報・岩手日日は岩手版として在盛局のみをフルサイズ掲載し隣県局はハーフサイズ掲載。スポーツニッポン・しんぶん赤旗は加えて北海道の局も極小サイズで掲載)。このため日刊スポーツ・スポーツニッポンは在盛局の一部がフルサイズではあるものの下段に掲載され(日刊スポーツはIBCとNHK Eテレを、スポーツニッポンは岩手朝日テレビを下段に掲載)、公明新聞岩手めんこいテレビ・岩手朝日テレビがハーフサイズによる掲載となっている。また日本農業新聞岩手版はRAB・ABS・OXを、読売岩手版はMMTを各々フルサイズで掲載している。なおスポーツ報知のラテ欄は地域に関わらず全て極小サイズによる掲載。河北新報岩手版は在盛局を最終面にフルサイズで掲載し、その右隣に在仙局をハーフサイズ掲載。青森・秋田・山形・福島の局は第2テレビ面にフルサイズ掲載している。
  • 読売新聞の山梨県東部版(富士吉田市、大月市など)は、山梨放送テレビ山梨の番組表をハーフサイズで掲載し、その代わりに日本テレビとTBSの番組表をフルサイズで掲載している[16]
  • 静岡県の伊豆地方では関東広域圏をメインに扱い、他地方はハーフサイズで掲載している。ただし、出資資本の関係から、静岡新聞では静岡放送(SBSテレビ)をフルサイズで掲載していたが、2009年11月に伊豆版も東部(沼津市など)・中部(静岡市など)と同じ番組表(在京キー局はハーフサイズ扱い)に統一した。
  • 岐阜県での中日新聞では、ぎふチャンをハーフサイズで掲載している。これは岐阜放送を含めた岐阜新聞グループと中日グループの仲からであるといわれている。代わりにテレビ愛知をフルサイズで掲載している(岐阜県南部地方でも視聴者が多いことに配慮してのフルサイズ掲載)。
  • 三重県は中京広域圏であるが、伊賀・紀州地方では近畿広域圏をメインに扱い、中京広域圏と三重テレビはハーフサイズで掲載している。ただし、中日新聞に関しては放送局の出資資本関係から以下のように掲載している。
    • 伊賀地方:近畿広域圏の4局+CBCテレビと東海テレビがフルサイズ、中日資本である県域放送の三重テレビがハーフである。非・中日資本のメ〜テレと中京テレビは小サイズで掲載している。
    • 紀州地方:中京広域圏4局+MBSテレビ・関西テレビがフルサイズ、三重テレビと和歌山県テレビ和歌山がハーフサイズ、ABCテレビと読売テレビは小サイズで掲載している。
    • なお、上記の2地方共中日資本は強いが愛知県の県域局であるテレビ愛知と、近畿広域圏に属する大阪府の府域局・テレビ大阪は地形の問題で直接受信も、ケーブルテレビ再配信でもコミュファ光テレビで提供するテレビ愛知[17]を除いて受信することが事実上できないため掲載されていない。また県域版でも小から極小サイズで収録している放送局(紀勢・松阪・中勢地区では関西広域4局。ただしスペースの関係で午前の部は省略している。伊賀地域は奈良テレビを終日分掲載している)がある。
    • 中日新聞ではないが、同じ中日新聞社が発行する「中日スポーツ」において、滋賀県では民放最左端に福井テレビを掲載している。これは、福井県において資本関係があるのが福井テレビである上、中日スポーツとして福井と滋賀を一体のものととらえているからである(ただし、中日新聞が資本参加しているびわ湖放送はハーフサイズである)。
  • 富山県の新聞は在金局のHABを最終面にフルサイズ掲載し、その他在金局は第2TV&ラジオ面にハーフサイズ掲載(地元紙の北日本新聞はHABのみを最終面にフルサイズ掲載し、その他在金局は非掲載。なお第2TV&ラジオ面にはMROラジオも掲載)。
  • 福井県の新聞は嶺北版と嶺南版でラテ欄の構成が異なる(嶺北版は在金局のMRO・HABを最終面にフルサイズ掲載し、ITC・KTKは第2TV&ラジオ面にハーフサイズ掲載。嶺南版は在阪局のMBS・ABCを最終面にフルサイズ掲載し、その他在阪局は第2TV&ラジオ面にハーフサイズ掲載)。
  • 徳島県の新聞は(地元紙の徳島新聞、全国紙・ブロック紙の徳島版共に)在阪民放局も(在徳局同様)フルサイズで掲載している[18]
  • 山口県の新聞は在福岡局のTNCとTVQを最終面にフルサイズ掲載し、RKB・KBC・FBSは第2TV&ラジオ面にハーフサイズ掲載(同じ第2TV面には鳥取・島根の局と在広局もハーフサイズで掲載)。
  • 佐賀県の新聞は(地元紙の佐賀新聞、全国紙・ブロック紙の佐賀版共に)在福岡民放局も(地元佐賀の局と同様)全局フルサイズで掲載している[19](ラジオ&第2TV面には在熊局と在長崎局もハーフサイズで掲載)。
  • 朝日新聞西部本社大分県北部地域版では地元大分県各局(大分放送テレビ大分大分朝日放送)はハーフサイズで、よく視聴される福岡県テレビ局(RKB毎日放送九州朝日放送テレビ西日本)の番組表をメインに扱っている[20]。その他新聞の大分版や地元紙の大分合同新聞は在福岡局の他に在熊局・在口局・在松山局・在広局も第2TV&ラジオ面にハーフサイズ及び極小サイズで掲載している。

ラジオの例

  • (青森県全域を取材・購読対象地域としている)東奥日報は(在札ラジオ函館中継局を昼夜通して良好に受信可能であるため)北海道のラジオを聴く人も多い土地柄から、在札局も第2テレビ・ラジオ面に地元局と同一サイズで掲載している(但しAM局は東奥日報と繋がりの深い青森放送日本テレビ系列である事から、テレビ系列が青森放送と同系列局である札幌テレビの子会社のSTVラジオを最左端に、その右隣にテレビ系列がTBS系列HBCラジオ(北海道放送)を掲載)。さらに三八上北地方では在盛局も直接受信可能なため、在盛局も地元局と同一サイズで掲載している。なおデーリー東北は取材・購読対象地域が青森県三八上北地方と岩手県北部であるため、近県ラジオは在盛局のみを地元局と同一サイズで掲載している(三八上北地方でも在札ラジオ函館局を直接受信可能な地区があるが、デーリー東北は在札局非掲載)。
  • 東北6県を取材・購読対象地域としている河北新報のラジオ欄は、資本関係のため宮城県以外の版でも常にTBCラジオDate fmが他県局より一回り大きいサイズで掲載されており、ラジオ番組解説は宮城県以外の版でもTBCラジオの番組中心となっている。さらに番宣・イベント広告は宮城県以外の版でも常にTBCラジオで放送される番組やTBCラジオ主催のイベントが掲載されている。

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日本国外の衛星版

読売新聞国際版朝日新聞国際衛星版日本経済新聞国際版日刊スポーツ国際衛星版にも番組表が掲載されているが、いずれも東京本社で発行される東京都心向け最終版を衛星通信や海底ケーブルで電送してデータを配信するため、番組表は東京都内を基準としたものがそのまま掲載されている。

スポーツ新聞・夕刊紙における番組表

スポーツ新聞

ほとんどのスポーツ新聞では現在ダブル1面になっており、最終面に番組表を掲載できないので、中面に掲載される。その他、スポーツ新聞では一部を除き宅配版ではテレビ番組表と解説記事を掲載しているのに対し、駅売店やコンビニエンスストアなど売店用に販売される新聞(即売版)では風俗記事に差し替えている関係でテレビ番組表のみを小スペースで掲載している(新聞社にもよるが夜間の番組のみを掲載している場合と全日の番組表を小サイズで掲載する場合とに分けられる)。

テレビ

また、各都道府県単位で収録する局が異なる一般紙とは違い、スポーツ紙はその地域単位で番組表を掲載するため収録局が多く、放送局によってはハーフサイズまたは小サイズの掲載が多い。特異な例として、日刊スポーツの場合、大阪本社管轄の北陸(富山県は名古屋本社管轄のため除く)と山陰地方向けの新聞ではそれらの地域の番組表をまとめて掲載している。

中日スポーツ福井県滋賀県京都府の一部で販売されている版の番組表は、次のように掲載されている。

  • フルサイズ→NHK総合・NHK Eテレ・福井テレビ・福井放送・MBSテレビ・関西テレビ
  • ハーフサイズ→ABCテレビ・読売テレビ・KBS京都びわ湖放送

この他、西日本スポーツの早版(南九州の一部で販売)ではNHK総合、Eテレと出資上の関係からテレビ西日本を除くフジテレビ系列局だけをフルサイズ(クロスネット局のテレビ大分とテレビ宮崎を含む)で掲載し、フジ系以外の局とテレビ西日本(西日本新聞が親会社)はハーフサイズで掲載している。

スポーツニッポンの西部本社版はNHK総合・Eテレだけをフルサイズで掲載し、在福局を含む九州・山口の民放テレビ局はハーフサイズでの掲載になっている。

また、BSデジタル放送に関しても、一部はスターチャンネル1,2,3WOWOW(プライム、ライブ、シネマ)の差し替えを除いた各局の番組表(NHK BS1、NHK BSプレミアムと民放系各局)を掲載することが一般的であるが、民放系列のものではサンケイスポーツの大阪版ではBSフジ、スポーツニッポンの大阪版ではBS-TBSと、それぞれ新聞親会社系列のBS放送のみしか収録していない場合もある。また、一部のスポーツ紙ではスポーツ専門のCSテレビ局(スカイ・A、GAORAなど)の番組を収録する場合もある。

ラジオ

ラジオの番組表に関しても、首都圏、近畿、中京地区の版ではほとんど掲載されているが、近年民放ラジオについては主に東名阪の主力中波ラジオと対象地域のFM放送に絞って掲載している傾向である。

  • 日刊スポーツの大阪版の例(2007年4月から2011年3月は最終面掲載)
    • 中波局は大阪府にあるABCラジオMBSラジオの2局だけ(以前はNHK第1、ラジオ大阪、KBS京都、和歌山放送、ラジオ関西も収録していた)。
    • FMについてもFM大阪のみの掲載となった(以前はNHK大阪FM、FM802、Kiss-FM KOBE、α-STATION、e-radioも収録されていた)。
    • 紙面のほとんどが大阪で制作されている日刊スポーツの名古屋版は、かつてはNHK第1とNHK-FM、CBCラジオ東海ラジオ、ぎふチャン、SBSラジオFM AICHIZIP-FMが掲載されていたが、現在はCBCラジオ、東海ラジオ、ぎふチャンの3局のみの掲載となっている。
  • スポーツニッポンの大阪版も2006年1月までは日刊スポーツと同様な形で掲載されていたが、翌2月以後はさらにラジオ番組表を大幅に縮小し、NHKのラジオ第1、FMとMBSラジオだけしか掲載されておらず、民放FMは掲載されなくなったが、後にNHK-FMが掲載されていた位置にABCラジオが再掲載されるようになり、FMはすべて掲載されなくなった。
    • またスポーツニッポンの東海版では、かつてはNHK第1、NHK-FM、CBCラジオ、東海ラジオ、ぎふチャン、FM AICHI、ZIP-FM、FM三重を掲載していたが、2007年11月現在はNHK第1とNHK-FMのみの掲載になっている。

また、他の地域では先述したように地域単位で番組表を掲載しており、収録されているテレビ局が多いことを配慮して中波局を省略しFM放送局だけ掲載するもの、或いはラジオ面そのものがないものもある。

夕刊専売紙

  • 夕刊専売の一部新聞でもラジオ欄そのものが省略されている(日刊ゲンダイなど)。
    • 夕刊フジの関西版では、テレビはNHK総合、在阪民放5局、ラジオ大阪のみを掲載している(土曜発行の週末版はこれにテレビはサンテレビ、KBS京都、ラジオはNHK第1と在阪中波の他2局、FM802も収録。以前は平日版にも載せていた)。
    • 夕刊紙ではないが、SANKEI EXPRESS(産経の朝刊タブロイド)のテレビ面も地上波テレビ、NHK衛星放送・ラジオ以外は産経系列のものしか載せていない。

日本語以外の言語による日本の放送番組の番組表

日本国内で販売されている英字新聞では、番組表は中面にある(最終面は通例、スポーツ記事となる)。二ヶ国語番組には(B)、ステレオ番組には(S)、ノンスクランブル番組には(NS)の記号を使う(この種の記号を四角や○で囲んだり白抜きにしたりする日本の習慣と異なり、括弧書きである)。映画で日本語字幕付きのものはその旨が書かれる。日本語以外の原語で放送されるもの(つまり二ヶ国語や日本語字幕付き)は太字を用いる場合が多い。Nのようなものでも記号化されずにNewsやWeatherと書かれる。

番組種別と番組タイトルだけ(多くはその一方だけ)が書かれ、出演者名は(番組名に織り込まれているもの以外は)表内には掲載しない。日本語による番組表で、出演者・映画の監督名・ドラマのサブタイトル・ワイドショーなどではコーナー名の類が字数の限り書かれるのと対照的である。番組種別を例示すると、Info Variety、Music、Cartoon、U.S.Movie、Korean TV Series、Samurai Dramaなど、また日本製の現代ドラマは単にDramaとされる。Gコードの記載はない。

英字新聞3紙の掲載局数を次に示す。分類は、各紙の紙面上の構成に従った。

  • ジャパンタイムズの掲載局(東京地区の例、2006年2月当時)
    • 地上波テレビ:9局
    • ケーブル・衛星:13局
    • ラジオ:8局(NHK-FM、AFN、Inter FM、他関東地方のFM5局)
  • デイリーヨミウリの掲載局(東京地区の例、2006年2月当時)
    • 地上波テレビ:9局
    • BSテレビ:3局
    • CS・ケーブル:7局
    • ラジオ:9局(NHK-FM、AFN、Love FM、Inter FM、他関東地方のFM5局)
24都市のネット局別地上波チャンネル一覧表を掲載(福島以北・甲信越・北陸・九州の各道県庁所在地と静岡、山口、北九州、沖縄)。
  • ヘラルド朝日の掲載局(東京地区の例、2006年2月当時)
    • VHFテレビ:14局(NHK2、関東5、関西4、名古屋3)
    • UHFテレビ:5局(関東2、関西3)
    • 衛星テレビ:3局
    • ケーブルテレビ:2局
    • ラジオ:4局(AFN、InterFM、FM CO・CO・LO、RADIO-i)
      • 16都市のネット局別地上波チャンネル一覧表を掲載(札幌、仙台、新潟、長野、静岡、金沢、広島、北九州、沖縄と九州各県庁所在地)。
      • 以上は1日分ずつ掲載される番組表について述べた。他に衛星テレビ6局の週間番組表を毎週掲載している。

インターナショナルプレス・スペイン語版(週刊紙)では、スカパー!332ch「TVEスペインチャンネル」の週間番組表を掲載していたが、2008年3月で終了した。

カイビガン(タガログ語・日本語併用、月刊紙)では、スカパー!787ch ウィンズ・フィリピノ・チャンネルの週間番組表を掲載している(番組表はタガログ語のみで記載)。

日本以外での番組表

韓国東亜日報では、字幕・デジタルなどの記号(四角囲み白抜き文字)を用いることは日本と類似している。

番組表の略式表記

番組表は、各時間に区切られた通常サイズのもの、ハーフサイズの番組表(番組名と時刻を一部省略・簡略化し、大きさを1/2にしたもの)、新聞によってはクオーターサイズの番組表(番組名と時刻をさらに省略・簡略化し、大きさを1/4にしたもの)がある。なお、深夜と早朝は番組タイトルがGコードを表記する関係や番組数の関係上で4文字に略されている場合が多い(テレビ東京『スクールランブル』→「スクラン」、日本テレビ『Oha!4 NEWS LIVE』→「おはよん」、NHK総合『爆笑問題のニッポンの教養』→「爆問学問」、UHFストライクウィッチーズ』→「ストライク」など)。アニメについても、タイトルまで表示できないと漫画と略されることがある(ハーフサイズ以下の掲載局でしばしば発生する)。

また、TBSテレビ『みのもんたの朝ズバッ!』では「みのもんた朝ズバ!」に略している。

また、ラジオではかつてJFNCgood morning! That's wakeman show』を「グッドモーニング」〔改行〕「ウェイクマンショー」と略していた。

番組紹介欄ではテレビ局・ラジオ局を省略している。

読売新聞と産経新聞の大阪本社版の番組紹介欄では準キー局の表記となっている。

備考

Gコード

電子番組表の普及によりGコードを用いた録画予約需要が薄れた事から、新聞及びテレビ情報誌ラテ欄へのGコード掲載は2011年7月23日付を最後に終了した(岩手・宮城・福島3県で購読されているものも含む)。これに伴い一部新聞はBSデジタル放送の番組欄を中面から最終面に移設している。

「縦読み」の組み込み

新聞のテレビ番組欄の番組内容紹介文について、各行の行頭の1文字を縦につなげて読むと別の意味のある文章になる「縦読み」が組み込まれることがある[21]。この縦読みは2010年に北海道放送が北海道日本ハムのテレビ中継の紹介文で始めたとされる[21]

番組表を題材にした書籍

  • ザ・テレビ欄(TOブックス
    以上は関東地方のテレビ面の歴史を各年春・秋の改編の1週間分ずつ掲載(スポーツニッポン・報知新聞(スポーツ報知)掲載のものを再録)。
  • 愛蔵版昭和のテレビ欄1954-1988(TOブックス)
    • 1954年〜1988年の昭和時代のテレビ面を振り返る
    いずれも著者「テレビ欄研究会」

注釈

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関連項目

  • NHKは番組表のことを「番組時刻表」と呼ぶ場合がある。
    例:
  • 英語でtimetableと言った場合、交通機関の時刻表や学校の時間割を指す。
  • 発行はたいてい1-3か月単位がほとんどだが、一部テレビ局では1週間単位で発行するところもある。
  • 1-3か月単位なら1部単位からの入手となるが、1週間単位で発行する番組表は3-4週分入手できることもある。
  • 読売新聞 2013年1月15日、32面「テレビ知り隊」
  • 昭和34年4月2日(木)付け - 統計でみる「富山県民のくらし40年」(1):とやま経済月報 2002年1月(ウェブアーカイブ)
    例:北日本新聞 1959年のテレビ面。北日本放送の番組表にスポンサーが掲載されている。
  • 毎日新聞聖教新聞ではhを小文字で「TVh」と表記するが、北海道新聞と全国紙の北海道版のほとんどは「TVH」として表記される。
  • Unicodeでも表現可能だが、表示にはARIB外字や文字合成に対応したフォントが必要となる。無料導入できるものについて挙げると、ARIB外字 - 和田研フォントをベースにしたものがあり、和田研細丸ゴシック Wiki - SourceForge.JPの下部にて「和田研細丸ゴシック2004絵文字、和田研中丸ゴシック2004絵文字」がダウンロード可能。旧バージョンの「和田研細丸ゴシック2004ARIB、和田研中丸ゴシック2004ARIB」も対応。
  • 9.0 9.1 地上波放送と、BSアナログ放送に存在したチャンネルについては、2011年7月24日地上アナログ放送終了当日から、デジタル放送では多くの番組がステレオ信号での送出(解説や2ヶ国語の番組でも「ステレオ」対応になる)ことから、ステレオを示す略号の表記は終了となった。
  • 5.1チャンネルサラウンドを別表記にする。
    例:
  • 解禁前は、「・」「…」で代用、「!?」は「?」で代用していた。ただし、番組名・ドラマのサブタイトルは解禁前でも可だった。
  • 北海道放送のラテ欄が遊び心ありすぎ 野球中継の説明に縦読み、謎の父娘の会話も - ITmedia ねとらぼ・2011年10月17日
  • Eテレ・FMは「ニュース・安否放送
  • 在札局は函館山渡島福島中継局松前中継局を、在盛局は折爪岳を各々直接受信する形でも視聴可能(津軽・下北半島北部では在青局と在札局を、三八上北地方南部では在青局と在盛局をそれぞれ両方視聴するためUHFアンテナを2本設置している世帯も多い)。
  • 男鹿市からにかほ市にかけての沿岸部では高舘山(鶴岡中継局)を直接受信する形でTUYをはじめとする在形局が視聴可能。
  • 山梨県内CATV局は在京局も再送信している。
  • 伊賀市名張市は対象外のため視聴不可。
  • 徳島県の民放TVは四国放送(JRT)1局のみで、他系列は直接受信及びCATVで在阪局を視聴する世帯が多いため(NHK・YTV以外の在阪局は徳島県も取材対象地域とし、ローカルニュース枠でも徳島県ニュースを報道)。なおJRTと同じ日テレ系列のYTVのみハーフサイズで掲載。
  • 佐賀県の民放TVはサガテレビ(STS)1局のみで、他系列はCATV及び直接受信で在福岡局を視聴する世帯が多いため(NHK・TNC以外の在福岡局は佐賀県も取材対象地域とし、ローカルニュース枠でも佐賀県ニュースを報道)。なおSTSと同じフジ系列のテレビ西日本(TNC)は佐賀県版の新聞にもフルサイズで掲載されている。
  • 大分県北部の中津市・宇佐市・日田市周辺では在分局と在福岡局を両方視聴するためUHFアンテナを2本設置している世帯も多いほか、在福岡局の中継局(大坂山土師山など)にのみUHFアンテナを向けている世帯もある(中津・宇佐周辺では在口局も、臼杵・佐伯周辺では在松山局も併せて視聴する世帯あり)。
  • 21.0 21.1 テンプレート:Cite news