放送大学

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テンプレート:Otheruseslist テンプレート:Pathnav テンプレート:日本のラテ兼営局 テンプレート:日本の衛星放送チャンネル 放送大学(ほうそうだいがく)は、放送大学学園によって運営されている大学教育専門チャンネルである。

概要

千葉県に本拠を置く放送大学学園の主要な教育発信ツールとして、1985年4月1日に本放送を開始した。

当初はテレビ・ラジオのいずれも関東広域圏向けに留まっていたが、1998年1月21日からはスカパー!を通じて全国放送をスタートした。

2011年10月1日からは、スカパー!に代わりBSデジタル波で放送されており、受信環境さえ揃っていれば日本全国どこでも無料で視聴・聴取することができるようになった。

当初はBSアナログ波で放送する計画が挙がっていたが、次期放送衛星の打ち上げ延期やBSデジタル放送の計画などで白紙となり、1998年初頭にスカパー!で放送を開始することになった経緯がある。

その後2007年頃からBSで放送する計画が再び持ち上がり、2008年11月に総務省委託放送事業者に認定する方針を打ち出したことでBSデジタル波での放送が実現することになった。2011年10月のBSデジタル放送の開始に先立ち、送出マスターを既存の地上アナログ・デジタル統合型から地上デジタル・BSデジタル統合型に改修した[1]

放送技術の仕様により、従来のアナログ放送に比べて地上・BSデジタル放送で約1秒、CS放送で約2秒のタイムラグがある。BSでのタイムラグは従来のCSに比べ、約1秒縮まっている。

広告について

実質的に国の管理下にあり、NHKと同様に国営放送と捉えられることもある(「放送大学学園#概要」にあるように、旧法人は政府による全額出資であったため、事実上の国営放送となっていた)。

現在は政府の資本がなくなったことから、NHKと同じく公共放送に分類される。このため営利目的の広告をしておらず(放送法第90条第1項)、商業広告による収入を得ていない。運営は全額、学生から納入される学費による。

営利目的ではない広告は番組の前後に流される。例として、地上デジタル放送普及促進やNHK・民放を含むBSデジタル21社共同キャンペーンによるCM(デジタル放送推進協会)がある。[2][3]

キー局の支援

大学の設立当初には、NHKやテレビ朝日から番組制作や技術支援を受けていた。NHKは古くから教育テレビ(Eテレ)を運営しており、ノウハウを持っていたことが理由。テレビ朝日は学校放送に特化した『日本教育テレビ』(後のNETテレビ)として開局し、現在に至るまで民間放送教育協会の幹事社として教育・教養関連の番組を制作している実績があるためである。テンプレート:Mainテンプレート:See also

授業の収録は東京・六本木のテレビ朝日六本木センターと、赤坂溜池日本自転車会館)の日本短波放送(ラジオたんぱ、現・日経ラジオ社(ラジオNIKKEI))のスタジオにて行われた。ラジオたんぱのスタジオが選ばれたのは、日本教育テレビの開局にあたり同社が日本経済新聞グループの一員として関わった縁と、学園を所管する文部省、そしてテレビ朝日に最も近いという2つの理由があった。テンプレート:See also

技術支援をNHKより受けていた繋がりから、放送大学学園の教職員にNHK出身者が在籍する(理事など)。現在は放送大学本部に収録スタジオを保有していることからNHK、テレビ朝日との関係はなくなったもののNHKの子会社で教育テレビの番組制作を手掛けるNHKエデュケーショナルが番組制作協力にあたっている。テンプレート:See also

沿革

テンプレート:Seealso

  • 1972年昭和47年)2月7日 - 文部省(現在の文部科学省)からの委託により、NHKUHFテレビ実験局にて実験放送を開始
  • 1981年(昭和56年)7月1日 - 特殊法人として放送大学学園設立。
  • 1982年(昭和57年)
    • 6月 - 東京タワーに実験局を設置し、UHF 16chと同一周波数の電波を発射して電波圏等を調査(~11月)。
    • 12月17日 - 郵政省、テレビジョン放送用及び超短波放送用周波数割当計画を修正し、放送大学学園に対し放送用の周波数を割当。
  • 1983年(昭和58年)
    • 1月10日 - 放送大学学園、東京テレビジョン放送局及び東京超短波放送局の放送局免許を申請。
    • 1月10日 - 日本電波塔(株)が、東京タワーの施設利用について承諾。
    • 1月17日 - 文部大臣、放送大学の設置を認可。
    • 2月4日 - 郵政省、放送大学学園に東京テレビジョン放送局及び東京超短波放送局の予備免許を交付。
      • テレビジョン放送(アナログ): 呼出符号 JOUD-TV、呼出名称 ほうそうだいがくがくえんとうきょうテレビジョン、基準周波数 491MHz(UHF 16ch)
      • 超短波(FM)放送: 呼出符号 JOUD-FM、呼出名称 ほうそうだいがくがくえんエフエム、周波数 77.1MHz、空中線電力 10kW
    • 12月27日 - 放送大学学園、前橋テレビジョン放送局及び前橋超短波放送局(両者とも中継局)の放送局免許を申請。
  • 1984年(昭和59年)
    • 3月9日 - 郵政省、放送大学学園に前橋テレビジョン放送局及び前橋超短波放送局の予備免許を交付。
    • 10月2日 - 放送大学学園、東京テレビジョン放送局及び東京超短波放送局の工事落成届を郵政省に提出。
    • 10月15日 - 郵政省、放送大学学園に東京テレビジョン放送局及び東京超短波放送局を免許。
    • 10月 - 試験電波を東京タワー本局からUHF16チャンネルで発射、10月下旬からモノスコパターンとカラーバー+音楽による試験放送を開始。
    • 11月1日 - 東京局、ガイダンス番組放送を開始[4]
    • 12月14日 - 放送大学学園、前橋テレビジョン放送局及び前橋超短波放送局の工事落成届を郵政省に提出。
    • 12月19日 - 郵政省、放送大学学園に前橋テレビジョン放送局及び前橋超短波放送局を免許。
  • 1985年(昭和60年)
    • 1月1日 - 前橋中継局、UHF40チャンネルにてガイダンス番組放送を開始。
    • 4月1日 - 学生受け入れ、授業開始。10時より、第1号番組『大学の窓』を午前10:00:00から放送開始。
  • 1989年(平成元年) - 幕張地区の高層ビル林立のため、本部放送センターから東京タワーへ向けたSTL設備中継タワーを本部付近に増設。
  • 1998年(平成10年) - パーフェクTV!(現・スカパー!プレミアムサービス(標準画質))を利用した全国放送を開始。
    • 205ch『PerfecTV!』にて、放送開始記念番組『CS放送開始記念番組~今、開かれる放送大学』を全国に向けて放送。最初の番組は『放送大学新時代』(ナレーション:神谷明)。この時からモノスコパターンの中央円形に「放送大学TV」と表記を改訂。
  • 2006年(平成18年)12月1日 - 地上デジタル放送開始。
  • 2007年(平成18年)3月1日 - 地上デジタル放送のマルチ編成開始。
  • 2011年(平成23年)
    • 6月30日 - 放送法の改正施行により、地上放送業務(テレビ・ラジオ)は特定地上基幹放送業務に、スカパー!でのCS委託放送業務は衛星一般放送業務に、認定のみ受けている特別衛星委託放送業務(BS)は衛星基幹放送業務にそれぞれ移行
    • 7月21日 - 2011年度第1学期授業期間が終了するこの日をもって関東広域圏で行なわれていた地上アナログテレビ放送の通常番組を終了(正式には22日の1:15で放送終了)。但し、番組送出そのものは22日・23日24日(正午まで)も継続。
    • 7月24日 - 正午に地上アナログテレビ放送を終了(最後に放送された1分間のスポットは地上アナログテレビ放送の試験放送開始の様子を振り返りながらアナログテレビ放送終了の告知と10月に開始するBSデジタル放送の告知を行なった。放送を継続する地上デジタル放送、スカパー!もそのまま告知を放送)。深夜0時をもって、予定どおり地上アナログテレビ放送を完全停波
    • 9月24日 - BSデジタル放送による試験電波発射(24日、25日は12~15時まで。26日は13~18時まで。テレビでは1時間おきに1chのハイビジョン放送と3chのマルチ編成放送の試験[5]を交互に行なう。テレビ・ラジオとも音声はテストトーンが入る)
    • 9月27日 - BSデジタル放送による事前放送(試験放送)を開始(同日12:45の『大学の窓』から開始[6]
    • 10月1日 - BSデジタル放送を開始[7]
  • 2012年(平成24年)
    • 3月31日 - スカパー!(当時)での放送を終了[7]
    • 4月2日 - 正午からradikoを利用したIPサイマルラジオ配信を開始。

テレビ放送

1985年4月1日関東広域圏向けに放送を開始。

BSデジタル放送におけるチャンネルは2011年10月1日に開局し、 「231」から「233」までの3つが割り当てられている。 一部の時間帯にはマルチ編成を行い、最大3つの異なる講義を放送している。

BSでの放送開始に先立って、2011年7月からは「BSに(2)さあ(3)、いこう(1)」という キャッチフレーズが設定されている。 また、開始約2週間前の同年9月14日にはEPGに当チャンネルの番組表が追加された。

番組内容はBS・地上波共にほぼ共通で、違いは放送休止前のコールサインの表示画面程度である。 リモコンキーIDは12[8]

現在BSデジタル放送で行っている全国放送は、元々スカパー!などのプラットフォームによって独自にチャンネルが設けられ、各サービスと契約して視聴する形態となっていた。

そんな中、文部科学省はBSアナログ放送が終了する2011年(平成23年)度にCSからBSデジタル放送へ移行する計画を打ち出し、BSデジタル放送に係る委託放送業務の認定を総務省に申請、2009年(平成21年)6月10日に委託放送事業者に認定された[9][10]総務省2008年(平成20年)11月28日に認定する方針を打ち出していたため、この時点で委託放送事業者に認定されることが確実となっていた。

リモコンキーIDについては、2011年4月にNHKが所有するチャンネルの改編を行った[11]関係で「2」が空いているが、初期設定としてのIDは割り当てられなかった。そのため、BSデジタル放送のチャンネルを視聴する場合には、リモコン操作で番号を入力するか、いずれかのリモコンキーIDにあらかじめ手動で登録しておく必要がある。

地上デジタル放送2005年(平成17年)7月29日免許申請、同年11月15日予備免許交付を経て2006年(平成18年)12月1日に放送を開始した。ただし、ワンセグ放送は行われていない。

なお、アナログ放送時代のリモコンポジションは特に指定されておらず、他の局が使用していない「2」・「5」・「9」・「11」のいずれかに自動的に割り当てられていた。

ケーブルテレビでも配信されており、関東圏はほとんどが地上波放送の再送信、それ以外の地域ではJDS(およびi-HITS)やJC-HITS経由でBS・CS放送(現在は主にBSデジタル放送)を配信している。

尚、1975年秋頃、「放送大学実験番組」が、一部の民放で放送されていた[12]

ラジオ放送

テレビと同日の1985年4月1日にFM波で放送を開始した。

BSデジタルテレビ放送と同日の2011年10月1日には、BSデジタルラジオ放送も開始。テレビ放送と同様に、2011年7月からは「BSにGO(ゴー=5)サ(3)イン(1)」というキャッチフレーズが用いられている。BSへの移行により、スカパー!での放送は2012年3月限りで終了した[7]

BSでのラジオ放送は、2007年(平成19年)にWINJが委託放送業務の認定を取り消されたことにより全局が廃局となって以来の復活となった。

BSデジタル放送でラジオ放送を聴く場合は、テレビのデータ放送を起動し、リモコンの青ボタンを押すことで誘導できるようになっている(赤ボタンを押すと、テレビ放送の231chに戻れる)。番組は音声のみとなるが、画面上には講義の題名や担当講師の氏名などが表示される。

ISDBの仕様により、BSラジオ放送の録音を禁止する信号が送出されており、デジタルチューナー内蔵のレコーダーでは直接録音することができない(外部端子で別のレコーダーを介するなどの方法を用いた録音は可能)。録音の方法については、2011年(平成23年)10月29日初回放送の『大学の窓』(テレビ放送)でも紹介された。

なお、常時ステレオ信号が送出されているが、大半の番組はモノラルで制作されているため、モノステレオ音源で送信されている。

この他、2012年4月2日からはインターネットラジオradiko』でも配信されている。民放系のラジオ局が再配信されていない地域では、この放送大学とラジオNIKKEIしか聴くことができない[13]

放送の流れ

放送開始(オープニング)

地上波では放送開始30分前に試験電波の発射を開始。ブルーバックの映像でコールサイン等を読み上げてから、テストパターンに入る(「放送大学学園」と表記され、右下方向に動くカラーバーが表示)。

開始20分前にはBSデジタル放送がここで試験電波の発射を開始、開始15分半前にもう一度コールサインの読み上げを行い(BSデジタル放送はその間休止画面となる)、開始15分前から地上波・BSともマルチ編成と字幕放送の試験が5分間行われる。開始14分前から1分間黒画面の後、フェードインで再び右下方向に動くカラーバー(「放送大学学園」の表記はなし)とテストトーンになる。なお、テストトーンはフェードインで音量を上げ、フェードアウトで音量を下げる形となっている。

開始10分前に環境音楽(クラシック、イージーリスニング、フュージョン、放送大学イメージソングなど)を流す[14]。番組開始前に昔のCGシンセサイザー音楽[15]を使った65秒間のオープニングを放送した後、各講義(番組)に入る。

オープニングの映像と音楽は、1985年4月1日の開局当時から現在に至るまで変わっていない(ただし、地上デジタル放送、BSデジタル放送の開始にあわせ画角を16:9サイズで放送するため、原版だった1吋VTRからHDCAM-VTRにアップコンバートをした後、16:9画角に相当する画面左右外側(サイドパネルの部分)をカット毎の背景と同色で塗りつぶし、画角を広げる措置をとっている。ラストカットの「放送大学」のロゴの部分も白色でサイドパネルの部分が塗られている)。

講義の形式

1回44分間の授業番組が終わった後には1分間の環境映像が挿まれるが、これは直前の番組に付随しているものであり、学習センター等で番組を視聴すると最後まで視聴することができる(テレビは映像の続きが無音で30秒ほど流れフェードアウトする。ラジオでは1フレーズ目のアレンジがもう1フレーズほど流れてフェードアウトする)[16]

放送を通じての講義は週1回・45分で、全15回である(「特別講義」を除く)。オープニングやエンディングの音楽は専攻など用途別に決められている。「特別講義」は45分の整数倍(1を含む)の時間で放送が終わるようになっており、一週間に一度放送枠が確保されているほか、「ゆとりの期間」(ゴールデンウィーク年末年始)や「特別編成期間」(7月21日 - 9月30日1月21日 - 3月31日)に通常の授業の再放送と共に長編ものを中心に多く放送されている。

さらに2011年4月からは月2回程度『もう一度見たい名講義〜放送大学アーカイブス〜』と題し、放送大学の局内(永久保管庫)に保存されている過去の放送授業(1985年(昭和60年)の開局からこれまで放送されたもの)のVTRの中から懐かしの名講義を振り返るというものが放送されている。授業についての詳細は「放送大学」の項を参照のこと。

放送休止(クロージング)

一日最後の番組とCMが終わると、地上波は時刻を表示しながら、ブルーバックでオープニングと同様の簡単なクロージングをアナウンスをして放送終了。なお、放送終了後は少しの間黒画面(ウォーターマーク表示)、ラジオ放送終了後は無音状態となり、いずれも30秒~1分程度で停波する[17]

BS放送およびradikoの終了後は、2012年3月31日に放送を終了したスカパー!同様、すぐ放送休止画面(ラジオは無音声)に入るため、開始・終了のコールサインアナウンスが一切放送されない。

放送休止中は原則として常に停波しているが、週に1回程度、試験放送としてカラーバーテストトーン音声または自然の風景を収録した環境映像とBGM音声が付いた試験電波を発射することがある。BSラジオでは、授業番組と同じ体裁の静止画像で「BSデジタルラジオ放送 放送休止中」と表示される。

なお、スカパー!は地上波同様、放送開始30分前から試験電波が発射されていた。試験電波は30分前から20分前と5分間の中断をはさんだ15分前から65秒前のオープニング放送まで発射され、放送終了時はすぐ休止画面・無音声状態に入っていた。

放送日程と時間帯

一般的な学校が長期休暇(春・夏・冬休み)の期間中も、学期中に行われた授業の復習を目的に「再放送」が行われるのが慣例となっている(以下の「集中放送授業」)。

後述するように地上波・BS・ケーブルテレビを通じて放送しているが、そのいずれかで放送事故字幕放送の送出ミスも含む)が発生した場合は、深夜の放送休止の時間帯を使って後日再放送される(全波共通)。

実施時は1週間から2日ほど前以降、番組間の1分間の環境映像の放送中にマスター送出のテロップ(読み上げあり)や、ホームページで随時告知される。日曜日や月曜日の深夜に行われる場合は、最終番組のイメージソング・学歌は休止となる。放送終了時刻の繰り下げや、放送開始時刻の繰り上げも行われる。

なお、深夜を放送休止としているのは「学生の健康を考慮するため」である[18]

  • 放送授業期間(上半期=4 - 7月、下半期=10 - 翌年1月)
    • 日曜・月曜…6:00 - 24:15(テレビ・ラジオ共通)
    • 火曜 - 土曜
      • テレビ…5:15(火曜日のみ6:00) - 26:15
      • ラジオ…6:00 - 24:00
  • 集中放送授業
    • 日曜・月曜…6:00 - 24:15(テレビ・ラジオ共通)
    • 火曜 - 土曜…6:00 - 24:00(テレビ・ラジオ共通)
  • ゆとりの期間(上半期…ゴールデンウィーク、下半期…年末年始)
    • 「集中放送授業」に同じ
  • テレビ放送のマルチ編成(地上波・BS、全期間共通)
    • 13:00 - 14:30、20:45 - 23:00

放送について

  • 本部・演奏所(放送スタジオ)(千葉県千葉市美浜区若葉2-11)
  • 全国の学習センター(各道府県に1ヶ所、東京都は4ヶ所)やサテライトスペースでも視聴可能。

テレビ

地上デジタル放送

関東広域圏を放送対象地域としているが実際には他局と異なり東京タワー送信所と前橋中継局のみが置かれており、実際のエリアは他局より狭い。東京都内に親局を構えるテレビ局では唯一、東京スカイツリーの完成後も設備を移設していない。なお、ワンセグでの放送は行っていない。

衛星放送
  • BSデジタル放送 - 231・232・233(論理チャンネル、物理チャンネル - BS 11ch)(リモコンキーIDはなし)

ラジオ

FMラジオ放送
  • 東京本局(東京タワー、東京都港区)
    • 呼出符号 - JOUD-FM
    • 呼出名称 - ほうそうだいがくがくえんとうきょうエフエム
    • 周波数 - 77.1MHz、出力 - 10kW
  • 前橋中継局(群馬県高崎市
    • 周波数 - 78.8MHz、出力 - 1kW
BSデジタル放送
  • 531ch(論理チャンネル、物理チャンネル - BS 11ch)
radiko
  • 日本全国で聴取可能。

ケーブルテレビでの配信

ケーブルテレビでは、テレビとラジオのチャンネルを同一か別々にしているかは局により異なり、テレビのみを配信している局もある。

双方を別に配信している場合、ラジオについてはセットトップボックス(STB)等の受信機によっては別途工事が必要な場合もある。同じチャンネルで双方を配信している場合は、主音声でテレビ番組、副音声でラジオ番組を配信する音声多重放送の形式となる(映像はテレビ番組のものを流す)。また、システム上の都合でBS衛星放送のパススルーに対応していない局もある(その場合はSTBで視聴する)。

2011年(平成23年)10月1日のBSデジタル放送の開始後は、従来のCSから順次BSに切り替えた。

廃局となった過去の放送波

  • 地上アナログ放送[19]
    • 東京本局(放送大学学園東京テレビジョン放送局) 16チャンネル(JOUD-TV)、映像出力50kW/音声出力12.5kW。
      • デジタル放送とは異なり、UHF送信アンテナはテレビ東京のアナログVHF送信アンテナから張り出す形でスキューアンテナを採用していたが、すでに撤去されている(2012年4月時点)。
      • 東京における物理16チャンネルは2012年10月よりTOKYO MXが東京スカイツリーよりデジタル放送として使用することになっている。
      • アナログ放送は在京VHF局と同じ出力だがUHFで送信している上、中継局も1つしかないため、放送区域キー局に比べ若干狭くなる。放送区域内世帯数は約1320万世帯で、在京VHF局に比べて約80万世帯少ない。
      • 1985年以降、かつては年に2回から3回ほど減力放送を行っていた(東京タワーからの出力を30kWや10kWに減力、26時以降に無音の状態でカラーバーを送出。減力放送やテスト放送の際は「放送大学学園テレビジョン」のロゴをカラーバーの右下に表示していた)。
    • 前橋中継局(放送大学学園前橋テレビジョン放送局)(群馬県渋川市) 40チャンネル、映像出力1kW/音声出力250W
    • 大井町中継局SHFによる送信)(東京都品川区) 64チャンネル、映像出力50mW/音声出力5mW
    • 山下町中継局(SHFによる送信)(神奈川県横浜市中区) 65チャンネル、映像出力100mW/音声出力10mW
  • スカパー!(2012年3月31日24:00を以って終了)
    • 205チャンネル(テレビ)
    • 500チャンネル(ラジオ)

アナウンサー

放送を通じた教育を行っているため、放送大学学園には常勤のアナウンサーが置かれている。

大学の窓』のレポートや放送授業のナレーション[20]を行うほか、放送授業担当講師と共に司会、学生役、話し相手として番組の進行役を担うこともある。

担当アナウンサーについては『大学の窓』の項目を参照のこと。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Makuhari New City テンプレート:Tv-kanto テンプレート:Radio-Kanto テンプレート:BSデジタル放送 テンプレート:Radiko

テンプレート:通信と放送に関する制度
  1. 地上アナログテレビ放送・FMラジオ、およびスカパー!・ケーブルテレビ局向けCS放送の送出マスターも地上デジタル・BSデジタル統合型に組み込まれている。。これは放送講義末尾の1分間で随時放送される「BSデジタル放送開始のお知らせ」の中でその様子を映像から確認することができる(2010年10月時点)。
  2. 前者の場合、通常流れる1分間の環境映像フィラー)は30秒が経った時点でフェードアウトし、広告を流して次の番組につないでいた。後者では広告を1分間流していた。
  3. 他の放送局と異なり、ウォーターマークを消去せずに放送された。なお、当時のスカパー!・ケーブルテレビの放送では地上デジタル放送の映像をサイドカットしてそのまま放送していたため、一部見づらい箇所もあった(2011年3月まで)。詳しくは後述。
  4. 開始以前はカラーバーとBGMに、ナレーション「JOUD-TV、こちらは 放送大学学園 東京テレビジョンです。只今、試験電波を発射しています。」の放送。開始以降は、朝9:50に「JOUD-TV、こちらは放送大学学園です。東京から16チャンネルでお送りします。」のグリーンバック表示とアナウンスの後、モノスコパターン(白黒解像度パターン)約5分とカラーバー約4分の表示+BGM(「女学生」→「フローレンティーナ」)→オープニング→番組開始となった。(初日のみモノスコパターン約6分+BGM→無音・黒画面約3分→オープニング)
  5. 画面中央に「試験電波発射中」、画面右下に「(ロゴマーク)放送大学学園」と表示され、右斜め下方向に動いたカラーバーがBSデジタル232ch・233chではマルチ編成の試験時、4:3SDのカラーバーを16:9化して右斜め上方向に動いたものが流れる。ちなみに、同時期に開始する当局以外のBSデジタル新規参入局の試験電波発射では全てスカパー!e2に属するチャンネルであることから全チャンネル共通で左斜め上方向に動いたカラーバーが流れ、画面中央に「試験電波発射中」と表示される。
  6. テレビ放送では5:40~6:00までテストパターン、6:00~12:45までブルーバック画面に「放送大学BSデジタル放送」(上部)「きょう午後0:45から(改行)事前放送を開始します」(中央)「(ロゴマーク)放送大学学園」(右下)と表示。ラジオ放送では5:40~12:45までデータによるブルーバック画面に「放送大学BSデジタルラジオ放送」(上部)「きょう午後0:45から(改行)事前放送を開始します」(中央)「放送大学学園」(右下)と表示。また、データ放送もこの日からBS放送でも利用可能となった
  7. 7.0 7.1 7.2 BSデジタル放送の開始及びCS放送終了のお知らせ放送大学学園 放送部企画管理課総務係
  8. アナログ放送ではテレビ東京に充てられるリモコンポジションだったが、 テレビ東京はデジタル放送では7を取得したため、空いた12を取得した。
  9. 「平成23年以降に開始される予定の新たなBSデジタル放送等に係る委託放送業務認定申請受付結果(速報)」テンプレート:PDFlink 2009年(平成21年)2月24日 総務省
  10. 使用する周波数は2011年(平成23年)7月24日に放送を終了したBSアナログ放送の帯域のうち、BS11chが割り当てられた。
  11. BS1BS2BS-hiの3つから、BS1とBSプレミアムの2つに改編した。
  12. 1975年9月から10月の東奥日報テレビ欄(青森放送・秋田放送・岩手放送)から。
  13. ただし有料会員制サービス「radiko.jp プレミアム(エリアフリー聴取)」に加入している場合はこの限りではない
  14. 地上デジタル放送対応マスターへの更新前の2006年11月26日まで、テレビ画面はテストパターン(モノスコパターン)のあとにカラーバーを流していたが、マスター更新後の現在はカラーバーのみとなっている。
  15. シンセサイザー音楽はテレビ・ラジオとも同じ内容で、テレビでは16:9画角にするため、サイドパネルが追加されている。
  16. 1985年4月1日から長らくの間は、NHKから映像素材提供を受けた「日本の自然風景」や「千葉県の自然」などの環境映像と電子音楽が流れていた。毎日22時過ぎには、これに単調な電子音を交えた独特のものも流れていた。
  17. 地上波テレビ放送でのアナウンスは、「これで、今日の放送は全て終了しました。JOUD-DTV、放送大学学園東京デジタルテレビジョンです」。FMラジオ放送でのアナウンスは、「これで、今日の放送は全て終了しました。JOUD-FM、放送大学学園東京エフエムです」。
  18. 2011年12月26日0時32分の岡部洋一学長のTwitterの書きこみより。
  19. 平成23年度第1学期授業期間が終了する2011年(平成23年)7月21日をもって終了。正式には7月22日の1:15で通常番組の放送を終了。完全停波は7月24日24:00である。
  20. ラジオ放送では「放送大学(科目名)の時間です。」「平成○○年度開設科目(科目の題名)をお送りします。」など、開始冒頭と最後の部分に担当講師やゲストの氏名紹介とともにナレーションが入る。