MBSラジオ
MBSラジオ(エムビーエスラジオ)は、大阪府大阪市に本社を置くラジオ・テレビ兼営局である毎日放送 (MBS) の中波ラジオ放送の呼称。
2011年7月24日までは「毎日放送ラジオ」の呼称も同等に用いられ、おたよりのあて先などはこちらで紹介されることが多かったが、現在では徐々に「MBSラジオ」の呼称に置き換えられつつある。
目次
概要
- コールサインは JOOR
- 周波数 は1179kHz(京都中継局も同一周波数)開局時は1210kHzであり、その後1180kHz[1]を経て現在に至る。
- 本放送の開始は、1951年9月1日、大阪市北区角田町の阪急百貨店梅田本店の屋上に建てられたスタジオから中波放送を開始。同じ日の朝6時30分に開局した名古屋市の中部日本放送(CBCラジオ)に続いて正午に放送を開始した。第一声は、坂本登志子アナウンサーの「JOOR、みなさまの新日本放送でございます。」であった。
開局当初は、『うっかりテスト』、『知らぬが佛(ほとけ)』、『バイバイ・ゲーム』、『おたのしみヒント』といった、一般参加のバラエティ番組が中心の編成だった。 - ネットワークはJRN、NRNにそれぞれ加盟するクロスネット局である(該当項参照)。
- 2010年4月から、「ラ・ラ・ラ ラブラジオ 1179 MBS」というキャッチフレーズを使用。それ以前は「MBSラジオはOKステーション」で、その前は「耳のごちそうMBS(毎日放送)ラジオ1179」であった。2013年4月からは、プロ野球中継の『MBSタイガースライブ』などでのステーションジングルで、(周波数に「7」が入っていることにちなんで)「ラッキー7(セブン)のあるラジオ MBSラジオ」というキャッチフレーズも使用している。
- 新聞の番組表表記は1958年の新日本放送から毎日放送に社名が変更されて以来、長年に渡って「毎日放送」「毎日 MBS」「毎日ラジオ」「毎日」と各紙によって異っていたが、2011年7月24日にテレビ部門の地上デジタル放送完全移行を機に、同日から「毎日テレビ」の表記が「MBSテレビ」に変更されることに伴い、ラジオもこれに準拠して「MBSラジオ」(または「MBS 毎日」「MBS」)の表記に変更された[2]。
送信状況
- 親局、京都局ともにAMステレオ放送を実施していたが『2010年2月28日を以てAMステレオ放送を終了し、送信機更新工事後の翌3月1日より従前のモノラルに戻す』旨が公式サイトで発表され[3]、理由は「送信機更新にあたり、AMステレオ放送維持に必要な装置が既に生産終了となっており、メンテナンスの保証が不可能となった為」としていた。そして、同年2月28日深夜(3月1日未明)の放送終了時をもって、東京・大阪の二大都市圏で初めてAMステレオ放送の運用を終了した[4]。
- 送信所(親局:毎日放送高石ラジオ送信所)大阪府高石市西取石6-6-45(鴨公園南方)出力 50kW
- 1951年9月のラジオ放送開局時は大阪市住吉区苅田町四丁目にあった苅田送信所から電波を発射していたが、電波伝搬上の問題から、1961年6月1日に当時の泉北郡高石町に完成した現送信所へ移転した。苅田送信所の跡地は現在、大阪府立大和川高等学校(現・大阪府教育センター附属高等学校)が建っている。
- 中継局 京都市東山区今熊野総山町(ABCラジオ・ラジオ大阪と共用)出力 300W
- 在阪民放AM局共通して言えることだが、中国・四国地方[5]・東海地方[6]へのスピルオーバーが大きいが、放送対象地域内の近畿地方では中継局が京都1局のみのため、近畿北部・近畿南部では受信状態が良くなく、近畿中部でも一部地域は受信状態が良くない[7]。
- 出力が50kWと高く、夕方から翌朝にかけては電波が電離層に反射されるため、首都圏、中京圏、北陸地方にも電波が届くため遠距離のリスナーも少なくない。夜間は、場合により茨城放送水戸本局 (1197kHz) と混信することがある。
- 1980年代、ラジオ送信所の深夜工事実施時に(当時の)演奏所である千里丘放送センターから直接、1kWの減力放送を行っていたことがある。ベリカードも減力放送バージョンが制作・交付された。なお、現在の予備送信所は吹田市にある毎日放送千里丘ミリカセンター内に設置されている(出力は1kW)。
- 送信機としては基本的にはNECのPWM-AM送信機(MBT-8000シリーズ)を用いるが、一時期予備機としてNECのデジタルAM送信機(MBT-9000シリーズ)をニッポン放送に先駆けて1990年代に臨時に設置し、試験放送にも使用した。2010年2月28日まで使用される送信機についてはAMステレオタイプであること以外公表されていないが、2010年3月1日よりモノラルタイプに変更された[3]。番組制作・CM制作・番組搬入用の録音メディアとしては、2000年代後半においてPro-MOを積極的に採用している[8]。
- 2011年秋からは、大阪市内でケーブルテレビサービスを提供するJ:COMの一部エリアを対象に、データ放送の音声送信機能を利用したコミュニティチャンネルによるラジオ放送再送信の実証実験を実施。大都市圏では初の試みで、MBSラジオでも実験を告知するスポットCMを随時放送していた[9]。2012年4月23日からは、大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県のJ:COMエリア全域で、コミュニティチャンネル(12チャンネル)のデータ放送を利用した全日無料再送信を本格的に実施。2013年7月からは、J:COM関西との共同制作番組『魁!!なすなか塾』を、MBSラジオ・J:COM関西コミュニティチャンネル(11チャンネル)の双方で放送している。
radiko
- 2010年3月15日から、ほかの在阪ラジオ5局と共同でインターネットでのサイマル放送「radiko」を試験的に開始した。ただし、同年11月30日までは配信エリアを大阪・京都・兵庫・奈良の2府2県に[10][11][12]、同年12月1日からは、滋賀県・和歌山県[13]を加えた関西2府4県のみに制限しながら、他の在阪民放ラジオ局とともに本格的な運用へ移行していた。
- 2014年4月1日から運用を開始した「radiko.jpプレミアム」については、関西地方の「radiko」参加局で唯一、開始時からの参加を見送った[14]。ただし、運用開始直後から、「参加について様々な検討を行っている段階」として今後の参加に含みを持たせていた[15]。8月11日には、9月1日の12:00頃から「プレミアム」向けの配信を開始する予定であることを正式に発表した[16]。
聴取状況
- MBSの聴取率は開局以来長らくライバル局ABCの後塵を拝していた。ABCの人気番組に自社制作が多かったのに対し、MBSはほとんどが東京のTBSラジオか文化放送制作の番組であった。とりわけJRN発足前後(1964〜1966年)は日中ずっとTBSラジオの番組をそのまま放送していたこともあり、在阪局最低の聴取率にまで落ち込んでいた。
その後、『ありがとう浜村淳です』、『ごめんやす馬場章夫です』などの生ワイド番組をはじめとしたローカル向け編成に徹し、聴取率は着実に回復。1980〜1990年代後半までは全日で在阪局トップに躍り出た。2000年代に入っても首位を独走する時期が長く、2005年6月実施の聴取率調査でも在阪局トップとなった。 - その一方で、1999年に平日『MBSヤングタウン』の打ち切りや、川村龍一、諸口あきら、馬場章夫らが平日昼間の番組から次々と引退。現在でも平日深夜時間帯やナイターオフシーズンを中心に、在阪FM各局(FM802やエフエム大阪など)に押されている。特に平日深夜ではFM802開局後、若年層のリスナーがFMに流出した[17]ため、平日『ヤンタン』の打ち切りの前後からは番組路線・編成がたびたび変わっている。
また平日昼間時間帯でも、在阪局の聴取率で常に上位へ食い込む『ありがとう浜村淳です』以外は、苦戦を強いられていた。それでも、日曜早朝に放送されていた『勝谷誠彦の志ジャーナル』(現在は終了)や、平日午後の『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』が高い聴取率を記録したことがあるが、FM局には昼間時間帯でも劣勢を強いられている。 - 2009年4月には、自社制作番組を編成してきた平日の深夜帯にJRN・NRN系の箱番組を組み込むなど、大規模な番組改編を実施。放送枠の拡大・移動分を含めて、改編率は局史上最大の53%にのぼった。
同年6月の聴取率調査では、ABCを抜いて、初めて在阪局の単独首位に立った。[18]これに対して、ABCでは、調査直後の7月改編で自社制作番組を大量に終了。平日には、深夜帯のみならず、夜間にも東京発のJRN・NRN同時ネット番組が並ぶようになった[19]。ちなみにMBSでは、同年10月の改編でも、自社制作番組の比率を高い水準で維持している。 - スポーツ中継では近年、『MBSタイガースライブ』が好調である。ただし、プロ野球以外の伝統的なスポーツイベントでは、聴取率の伸び悩みなどから中継体制を徐々に縮小している。[20]
- 京阪神地区の聴取率調査の対象期間となる年4回(4月、6月、10月、12月)の各1週間において「MBSラジオスペシャルウイーク」と銘打ち、MBSラジオ全体でのキャンペーンや各番組においてのプレゼントや、ゲスト出演などが用意されることが恒例となっている。近年は若干控え目であったが、聴取率で首位を奪回してからは、生ワイド番組との同時放送形式でテレビCMを流すなどの積極姿勢に転換。[21]2010年の10月改編では、番組改編率が過去最低の13.8%にとどまった。[22]2012年には、4月・6月の調査において、対象区分(6時 - 18時・6時 - 24時・5時 - 29時)の全てで在阪局の首位を記録。2001年6月にビデオリサーチが自主調査を開始してから初めて、2期連続で全時間区分での首位を達成した。また、CMセールスのシェアについては、1999年から在阪5局のトップを維持している[23]。
時報
- 生放送番組の進行状況に関係なく、毎時59分50秒から10秒間のCMをはさんだ後に、「ポーン」(ハ高音 (C6))の正報音が流れる。radikoでも、ラジオから数秒のタイムラグをはさんで正報音を配信。ただし、野球中継や収録番組によっては、CMを入れずに時報をはさむことがある。また、火曜日から土曜日の午前3時と4時には時報が鳴らない。
- 生放送番組などの場合も、コールサインなどの読み上げはない。但し、1980年代後半までは時報CM直前に「毎日放送です、JOOR」のアナウンス(ステーションコール)が流れていた(ナレーション担当は,1970年代後半時点では青木和雄が担当し、その後吉田智子に変更されている)。現在はこの部分で、ワイド番組のミニ番宣スポット、もしくはステーションジングルが流れる。
- 時報前のCMについては、以下の変遷をたどっている。
- 少なくとも1978年から1980年代の初頭までは、当時存在していた小林脳行が、時報前のCMスポンサーに付いていた[24]。しかし、同社は1984年に倒産(1985年に小林製薬へ営業権を譲渡)。その前後から2012年12月31日24時(2013年1月1日0時)までは、長きにわたってめいらく(スジャータ)のCMが流れていた。
- 「スジャータ」のCMは、収録時期の古い旧版と、後に収録された新版に大別される。MBSラジオでは、時報が流れる時間帯のうち、1時・4時・7時・10時のみ旧版のCMを放送していた(それ以外の時間帯には新版)。
- 1990年代中盤には一時、「スジャータ・IFCコーヒー」のCMも放送。2011年10月1日からは、新版に子供のコーラスを追加したバージョンも流れていた。
- めいらくはMBS以外にも、HBCラジオ(北海道)・TBCラジオ(宮城県)・文化放送(関東広域圏)(日曜日を除く)・CBCラジオ(中京広域圏)・RKBラジオ(福岡県)でも同様の時報CMを放送していた。しかし、2012年12月31日の24時で、一斉に時報前のCMを終了した。
- 2013年1月1日1時の時報からは、CBC・QR・RKBとともに、めいらくの単独提供をユニー・サークルKサンクス(いずれもユニーグループ・ホールディングス傘下)による共同提供へ移行[25]。奇数時にはサークルKサンクス単独のCM、偶数時には「アピタ・ピアゴ」(ユニーが運営するスーパーマーケットのブランド)か「アピタ・ピアゴ・サークルKサンクスのスタイルワン」名義のCMを2014年3月31日までそれぞれ流していた。
- ユニー・サークルKサンクスが地元・CBC以外のラジオ局の時報CMの提供から撤退した2014年4月1日からは、MBSの独自制作によるヤマダ・エスバイエルホーム(MBSの地元・大阪市北区に本社を置く住宅メーカー)のCMを、時報前に放送。高井美紀・田丸一男・松川浩子・松本麻衣子・河本光正(いずれも毎日放送アナウンサー)によるアナウンスの音源を、交互に使用している。
- 少なくとも1978年から1980年代の初頭までは、当時存在していた小林脳行が、時報前のCMスポンサーに付いていた[24]。しかし、同社は1984年に倒産(1985年に小林製薬へ営業権を譲渡)。その前後から2012年12月31日24時(2013年1月1日0時)までは、長きにわたってめいらく(スジャータ)のCMが流れていた。
オープニング・クロージング
- 吹田市の千里丘放送センター時代のテレビのオープニングで使われていたファンファーレ(作曲・池辺晋一郎)が毎週月曜4:54に演奏されている。この曲はコダーイ作曲の歌劇ハーリ・ヤーノシュの中間部に登場する金管tuttiの部分に似たメロディがあるが、同じものではない。また、山田耕筰作曲の「NJB行進曲」とも思われがちだが、NJB行進曲でもない。演奏後、「おはようございます。今朝のお目覚めはいかがでしょうか…」とアナウンスが流れる。他の日は4時前(日曜朝は異なる)の基点時に別の音楽を使って「お聞きのラジオはJOOR毎日放送です」というアナウンスを入れている。以前は平日の基点時(午前5時)にも毎日ファンファーレを鳴らしていた。
- 終了時もアナウンス後、千里丘時代のテレビのクロージングで使われていたスローテンポのファンファーレと同じ旋律の音楽が演奏されていたが、現在はテレビと同じアルフレッド・リード作曲のBGM(詳しくは「MBSテレビ#オープニング(放送開始時)・クロージング(放送終了時)」を参照)に変更されている(なお、作曲者が死去した際は音楽の途中で追悼アナウンスを流していた)。オープニング・クロージングともに、アナウンスはテレビのオープニング・クロージングでアナウンスを担当した吉田智子(MBSアナウンサー:当時)が務めていたがその後三上智恵(元MBSアナウンサー、現・琉球朝日放送アナウンサー)が担当、数年前に高井美紀(MBSアナウンサー)に変更された。現在は、オープニングは高井が継続して担当しているが、クロージング・アナウンスについては西村麻子(MBSアナウンサー)に、更に2012年1月より、松井愛(MBSアナウンサー)に再度変更されている。
- 2012年の放送開始・終了のアナウンスでは「毎日放送ラジオ」の件が「MBSラジオ」に変更されており、コールサイン「JOOR」の後に「毎日放送です…」というアナウンスがある。
- ラジオ放送においては、毎週月曜日4:50頃から試験電波放送が開始され(試験電波放送のナレーションは元MBSアナウンサーの石田敦子)、Enyaの『May It Be』がフルコーラスで流れる(稀に流れないこともある)。また、月曜未明の休止枠の時間にはクラシック音楽を試験電波として流す場合もある(概ね0:30 - 4:48の間。集中メンテナンスのために電波を止める場合もある)。その場合「MBSラジオはただいま放送を休止しております。この後4:53から放送を開始いたします」というアナウンス(武川智美アナウンサーによるアナウンス)がある。
ネットワーク
ラジオはTBSラジオをキー局とするJRNと文化放送・ニッポン放送をキー局とするNRNの双方のネットワークに属する(プロ野球及び競馬中継のネットワークは複雑である。詳しくは『MBSタイガースライブ』、『GOGO競馬サンデー!』を参照)。ラジオのニュース番組は、JRNのネットワークに参加している。
開局当初、電通が多くの枠を引き受けていたこともあり、ラジオ東京(JOKR。現在のTBSラジオ)、中部日本放送(CBC。現在のCBCラジオ)とネットを組むことが多かった。その後、日本文化放送(NCB。現在の文化放送)の開局に伴い、同局ともネットワークを組み、CBCとの三社で共同制作を行った「青空会議」は街頭録音番組の代表的な番組になった。また、ラジオ東京と組んでいた大相撲中継のネットワークも文化放送と組み直して継続した。また、毎日新聞社の資本関係[26]の都合で、ラジオ関東(現・アール・エフ・ラジオ日本)とのネットを行ったものもあった。
その後、娯楽番組は文化放送やニッポン放送(JOLF。1954年開局)と共同制作を行うことが多くなり、特にニッポン放送とは「FOLスポーツネットワーク」をRKB毎日放送(RKB)と共に結成して、プロ野球中継等スポーツ中継での共同制作を行った。(FOLは各局のコールサイン…FR[RKB]・OR[MBS]・LFの頭文字を組み合わせた物)
1964年、TBSラジオの提唱により、同局昼枠『オーナー』の同時ネットをRKBと共に行った。翌1965年このネットワークを母体としてJRNが発足。ABCと共に加盟した。発足記念特番は同一番組をABCと時間を分け合って放送した。次いで、NRNにも加盟。NRNには当初ラジオドラマなどを制作して放送するなど、積極的に参加していた。
ニュース
開局当初は毎日新聞社が編集権を持つ『毎日新聞ニュース』を放送していたが、1974年に自社取材物や共同通信社等の通信社発のニュースも素材に含めた、自社編集の『毎日ニュース』に切り替わった。
全国ニュースは、1965年までは全国各局の報道素材を自由に交換し合っていたが、JRN・NRNの発足で事情が変わり、JRNはABCが、NRNはラジオ大阪が原則として担当することとなり、締め出された形のMBSは毎日新聞社の全面協力の下、自主取材を行った。特に報道激戦区の東京地区では東京支社のスタッフがキー局に混じりながら自由に取材活動を行っていた。但し、例外的にJRNでは『オーナー』のニュースショーや日曜薄暮の『ニュース新幹線』(いずれも1965〜1966年)、NRNでは『お早うネットワーク』のネット受けと共同制作を行っていた。1975年のテレビのネットチェンジを受け、JRNニュースネットワークにも本格的に参加。現在はJNNから配信を受けたニュースも伝えている。
なお現在ニュースタイトルは、テレビのローカルニュースと同じ『MBSニュース』となっている。
「ラジオ報道部」の活動
MBSには現在でも、ラジオ・テレビ併営局としては全国でも珍しいラジオ報道部(毎日放送ラジオ局報道部)が存在[27]。東京支社に国会取材担当の記者を常駐させるなど、独自の取材活動を展開するかたわら、報道・情報系の生ワイド番組や衆議院議員選挙・参議院議員選挙の開票特別番組を制作している。
毎年大晦日には、特別番組として『ニュースタックル』を制作。かつては、『諸口あきらのイブニング・レーダー』以降の平日夕方生ワイド番組や、『はやみみラジオ!水野晶子です』(平日早朝)『特集1179』(ナイターオフ番組)『MBSナイトアングル』『MBSニュースレーダー』『RadioNews たね蒔きジャーナル』『ネットワーク1・17』(平日夜間)などの制作に携わっていた。2012年度のナイターオフ編成では、他部署と共同で『with…夜はラジオと決めてます』シリーズ(後述)を制作。また、この編成から、通年番組として『報道するラジオ』をレギュラーで制作している。
開票特別番組では、本社・東京支社のラジオスタジオ・主要政党本部内の特設ブースを結びながら、全国の情勢速報を自社制作で放送。[28]ラジオ報道部の記者が自ら激戦区を取材するほか、記者やMBSのアナウンサーが近畿地区の有力候補事務所や各党本部から情勢を報告したり、スタジオから各党の首脳や注目の候補者にインタビューを実施したりする。
- 第46回衆議院議員総選挙の例:2012年12月16日20:00 - 24:30の枠で『報道するラジオ』を核とした『「報道するラジオ」総選挙開票特別番組 “それで、どうなる!”』を編成。
- 第23回参議院議員通常選挙の例:2013年7月21日20:00 - 24:00の枠で同じく『報道するラジオ』を核とした『「報道するラジオ」参院選開票特別番組“それで、いいのか!”』を編成。
番組編成の特徴
- 4:00(月曜日4:55、日曜日4:30)を基点に原則24時間放送だが、月曜0:30(日曜24時30分)[29] - 4:55は放送機材のメンテナンスなどのため原則休止(2014年4月度改編現在)。ただし、ナイター中継延長による短縮あり。また、「MBSラジオスペシャルウイーク」(聴取率調査。年4回)期間中は、日曜深夜から月曜未明にかけても終夜放送を行っている。2008年10月-2011年夏頃は行われないことが多かったが、2011年秋頃からスペシャルウィーク突入前日の深夜(実際は突入当日の未明)の最終定時番組終了後からスペシャルウィーク最初の月曜4:55の放送までの間、南かおり、またはU.K.出演によるスペシャルウィーク紹介特番が終夜放送で行われている。
- 在阪民放ラジオの中でも、関西地方の出身者や、関西に縁のある芸能人を番組のパーソナリティに起用する傾向が特に強い。MBSを退社したアナウンサーが数年後にパーソナリティとして復活したり、MBSで定年を迎えたり、他部署へ異動・昇進したアナウンサーが、ラジオ局の専属パーソナリティとして番組出演を続けたりすることも珍しくない。
- さまざまな事情でMBSのラジオ番組に出演しなくなったパーソナリティ・芸能人が、降板から数年 - 数十年後の番組で、パーソナリティやレギュラーに抜擢されることが多い。[30]自社制作のワイド番組や深夜番組が改編で終了した後に、その番組のパーソナリティが、週1回放送の新番組へ移る形でMBSのラジオ番組に続けて出演することもある。[31]
- 自社制作の番組が中心となる一方で、JRN(TBSラジオ)やNRN(ニッポン放送、文化放送)制作の番組のネットはスポーツ中継など一部を除き非常に消極的で、大半がCMのみネットするケースになっており、一番組内のコーナーとして埋没されている形となっている。1990年代まではネットされる番組が多かったものの、2001年の改編で早朝・深夜のTBSラジオ制作の番組が打ち切り、自社制作に差し替えられて東京発生ワイド番組の全編フルネットが消滅していた。テンプレート:Mainしかし、2008年度後期からは平日の午前3時台をネット受けの番組に変更。2009年度から2013年度までは、平日午前2時台にもネット番組を放送していた[32]。なお、MBSで聴けないJRN、NRNの番組については、KBS京都、和歌山放送、ラジオ関西、四国放送、CBC、東海ラジオなどのラジオ局を通じて放送や「radiko.jpプレミアム」で聴取できる。
- 1967年(昭和42年)10月2日に放送を開始し、現在も放送中の『MBSヤングタウン』は、ニッポン放送の『オールナイトニッポン』、ABCの『ABCヤングリクエスト』、STVラジオの『アタックヤング』等、深夜放送の黄金期を築いた番組、長寿ラジオ番組の一つである。
- アニラジは、2008年4月より文化放送発で『マクロスFのラジオ番組シリーズ』(2011年4月終了)がスタートした。また過去にはTBSラジオとネットしていた『マクロスワールド』、文化放送発で『コードギアス るるくるステーション』、自局制作の『エウレカセブンRADIO=RAYOUT』などのMBSテレビ制作作品の関連番組、ラジオ自社制作でも、『BANANA放送局ヤンラジグランプリ!!』や『グーチョキパー・アニゲでポン!』のアニラジ番組を制作、放送したことがあり、それ以前の『森久保祥太郎と福井裕佳梨のトテカンラジオ』を一時期日曜夜11時30分 - 深夜0時に放送していたことがある(自社制作)。また、かつては『やきぐりバンバン』で、声優がレギュラー出演していた(土曜深夜へ移動になった当時『やきぐりバンバン』に声優出演枠が移動した)が、『やきぐりバンバン』終了と同時に現在放送されている『ゴチャまぜっ!』の時間枠に声優出演枠が戻されたが、2010年4月からは『われらイマドキッ!〜DOKIDOKI商品研究所〜』そして同年10月から『パックンたまご』に声優出演枠が移された。その後はいったん消滅していたが、『オレたちゴチャ・まぜっ! 金曜1部』において声優枠は復活している。
- 日本の民放AMラジオ局[33]では1990年代から2000年代半ばまで唯一、創価学会と聖教新聞のCMを流しておらず、これが創価学会提供のJRN全国ネット番組『あなたへモーニングコール』(TBSラジオ制作)のネットを拒否する原因になった[34]。テンプレート:Main2009年4月の改編で、一部の番組枠に限って受け入れが再開され、日曜朝の『ごきげんサンデー・ミュージック』のスポンサーに付いた。なお、『モーニングコール』・『ミュージックギフト〜音楽・地球号』・『ラジオライブラリー「新・人間革命」』(文化放送制作)はラジオ大阪が、『サウンドトラベル』(ニッポン放送制作)と『日本列島ほっと通信』(TBSラジオ制作)はABCがネットしている。さらに2013年4月からはTBSからのネットで『明日へのエール〜ことばにのせて〜』をスポンサーネットしている。 テンプレート:Mainテンプレート:See also
- 2009年3月末まで何故流れていなかったのかは現時点でも不明だが、テンプレート:要出典範囲(テレビCMに関しては、放送開始当初から一貫して受け入れてこなかったが、2011年のTBSからの全国同時ネット番組への解禁以降、段階的に受け入れている)。テンプレート:Mainテンプレート:See also
- それ以前はCMを流しており、ナイター中継のスポンサーにもなっており、創価学会系の仏壇専門店である金剛堂のスポットCMも放送されていた。 ちなみに、創価学会のCMが放送されなかった時期に国政選挙が行われた際の期間中は、公明党の広報CMは放送されていた[35]。
- 2009年4月改編で前述のような芸能人パーソナリティを起用した番組の打ち切りが続出した。これは一連の制作費節減の流れがMBSでも起きた形で、メインパーソナリティ(アシスタントを除く)が芸能人という番組は帯の生番組だけ見ても『ありがとう浜村淳です』だけになり、それ以外はMBSアナウンサーが受け持つようになった(改編に残った番組[36]のパーソナリティーは元MBSアナウンサーである)。
- ライバルであるABCも同時期に平日帯のワイド番組のパーソナリティが芸能人からアナウンサー起用に変更されたり、夜の自社制作番組枠をニッポン放送・文化放送・TBSラジオからの同時ネット受けに変更している。
- 1995年の阪神・淡路大震災発生以降は、自社制作で『ネットワーク1・17』などの防災関連番組・企画を放送。2008年以降は、松井愛による緊急地震速報の告知CMを、一日に何度も流している。
- かつては、創作落語に基づくラジオドラマ(桂三枝(現・六代桂文枝)の「大阪レジスタンス」など)や、リスナーから募集した脚本によるハロー!プロジェクトのラジオドラマなどを制作していた。2001年以降には、『ドラマの風』『マイ・ストーリー』といったドラマ枠があった。『ドラマの風』で公式サイトから放送済み音源の一部を配信したり、TBSラジオ・CBC両局にも『マイ・ストーリー』をネットしたりしていた。ドラマ枠が消滅した現在でも、文化庁芸術祭への参加などを目的に、不定期でラジオドラマを制作・放送している。また、春・秋の年2回、文化放送との2局ネットでラジオドラマを放送している。
- 2009年4月改編で誕生した平日深夜の音楽番組『MBSうたぐみ Smile×Songs』(以下『うたぐみ』と略記)をきっかけに、自局のアナウンサーが日替わりで進行する自局制作の生放送・帯番組のタイトルを、『MBS ○○ぐみ』で統一する傾向が見られた。2009年度のナイターオフシーズン(下半期)以降は、『MBSたびぐみ とっておき旅ラジオ』を放送。2010年度以降の下半期には、同番組に加えて『MBSとらぐみタイガースライブ!』も放送していた。
- 2012年度のナイターオフ編成では、ラジオ報道部が制作していた通年番組『RadioNews たね蒔きジャーナル』『ネットワーク1・17』や、ナイターオフ番組の『MBSたびぐみ とっておき旅ラジオ』『MBSとらぐみタイガースライブ!』を一斉に終了。平日の夜間や日曜の早朝には、毎日放送のラジオ報道・編成・スポーツ・技術各部による合同プロジェクトの一環として、自社制作の生ワイド番組『with…夜はラジオと決めてます』シリーズを放送していた。特に、火 - 木曜日の『with…夜はラジオと決めてます』については、4時間6分もの放送枠を設定(火曜日には『ネットワーク1・17』を内包)。これを機に、『MBS ○○ぐみ』レーベルの番組を再び『うたぐみ』にとどめる一方で、ワイド番組を除く生放送による自局制作の情報番組に『○○もラジオと決めてます』というタイトルを付けるようになった。なお、『ネットワーク1・17』は、2013年のナイターイン編成で再び独立番組として放送されている。
- 2013年度のナイターオフ編成では、『with…夜はラジオと決めてます』の放送枠を、『茶屋町プレミアムナイト』(火 - 金曜日)と『うたぐみPARTY』(火 - 木曜日)に分割。『茶屋町プレミアムナイト』では、日替わりで生ワイド番組を編成した。このうち、『ヤマヒロのぴかいちラジオ』(火曜日)『松井愛のすこ~し愛して★』(金曜日)については、2014年度のナイターイン編成以降も放送枠を移動したうえで続行する。
- 2014年度からは、平日深夜帯で放送されてきた在京局制作番組の大半や、自社制作番組レーベルの『うたぐみ』『ゴチャ・まぜっ!』を終了。『うたバッカ』『浮かれてマンデーナイト』『アッパレやってまーす!』『オレたちゴチャ・まぜっ!』といったレーベルを立ち上げたほか、『MBSタイガースライブ』を『MBSベースボールパーク』に改題するなど、タイトルや放送枠を変更する番組も相次いだ。日曜日の編成では、基本の放送終了時間を(月曜日未明)午前2時台から午前0時台に繰り上げるとともに、『押尾コータローの押しても弾いても』(月曜日24時台=火曜日0時台の後半に放送してきた30分番組)を放送枠移動のうえで5月25日まで最終番組に設定[37]。ただし、『MBSベースボールパーク』のナイトゲーム中継を延長した場合には終了時間を随時繰り下げるほか、「MBSラジオ スペシャルウィーク」期間中の終夜特別編成(前述)も継続する。
JRN系ネットワーク番組
- 1964年(昭和39年)にTBSラジオ『オーナー』のネットワークを開始。翌年の1965年(昭和40年)、同番組を母体としたJRNの発足に参加。1975年(昭和50年)のテレビネット改編でニュースネットにも参加し現在に至る。テンプレート:Main
- 1999年10月改編で平日の夜10時 - 11時30分についてTBSから『BATTLE TALK RADIO アクセス』の同時ネットを受ける方向で枠の調印直前まで進んでいたが、ラジオ報道部や『ヤングタウン』のパーソナリティ明石家さんまと笑福亭鶴瓶の抵抗に遭い破談、『ヤンタン』は土日のみに縮小されたものの自社制作枠はそのままとなった。テンプレート:Main
- 2001年4月改編時より、これまで同時ネットしていた「生島ヒロシのおはよう一直線」本編ネット受けを打ち切って自社制作番組に切り替え、以後今日まで当該時間帯はCMのみを裏送りでネット受けしている。テンプレート:Main
- 2014年4月改編時点では、『ドライバーズリクエスト』、『今晩は 吉永小百合です』、『明日へのエール〜ことばにのせて〜』(いずれもTBS制作)のみネットしている。
- また企画ネット番組では『歌のない歌謡曲』(NRN単独加盟局などへもネット)、『ネットワークTODAY』、『ウィークエンドネットワーク』がある[38]。近年は、『板東英二のおばあちゃんと話そう』が福井放送 (FBC) に、『めでらじ』がRKB毎日放送 (RKB) でも放送されていた(いずれも現在は番組終了)。
- RKBと資本関係にある(MBSおよび毎日新聞はRKBの筆頭株主である)ことから、RKB制作のJRN全国ネット番組は関西では野球中継を除きMBS経由となる場合がほとんどである。
NRN系ネットワーク番組
- 1965年、NRNの発足にも参加。番組制作費削減が狙いであるといわれるが、もともと在京局とは均等に付き合っていたためクロスネットは自然の流れであった。NRN系列の番組ではニッポン放送の制作番組が多く放送されている(CMのみのネットを含む)が、関西でのNRN系番組の多くはABC・ラジオ大阪・KBS京都・和歌山放送で放送されている[39]。
- 2011年春の改編では、ニッポン放送からのネット番組は『SUZUKIハッピーモーニング・鈴木杏樹のいってらっしゃい』・『中居正広のSome girl' SMAP』・『長澤まさみSweet Hertz』・『柳原可奈子のワンダフルナイト』・『タッキーの滝沢電波城』・『TOKIOナイトCLUB』・『朗読 藤沢周平傑作選』・『高橋尚子 サインはQ』・『菅原文太 日本人の底力』と9本あったが、文化放送からのネット番組は『ラジオふるさと便』(ナイターオフのみ)・『浄土宗の時間』・『AKB48秋元才加・宮澤佐江のうっかりチャンネル』のみと少ない(大阪地区において文化放送製作番組の多くは他の2局<特にラジオ大阪>で放送)。また、NRN単独加盟の地方局制作番組では『キャイ〜ンの家電ソムリエ』(KBC制作)の一本のみである。2010年10月より、MBSよりNRN向けに自社制作番組『宮崎哲弥 こころのすがた』のネットを開始した(関東でのネットはニッポン放送経由)。また、2011年4月以降は、『とっておき!サンデー』が東海ラジオでも放送されていた(2014年3月で番組終了)。
- 2014年の春改編では、平日深夜帯で自社制作番組の放送枠を大幅に増加。ニッポン放送発の番組は、『あさナビ』(同年3月31日から放送を開始)『いってらっしゃい』『ももクロくらぶxoxo』(放送枠を移動)の3本、文化放送発番組は『浄土宗の時間』、NRN単独加盟の地方局制作番組では『キャイ〜ンの家電ソムリエ』のみになった。ただし、2013年の秋改編では、『ラジオふるさと便』の後継番組『キニナル』の全国ネットゾーンも放送していた。
- ラジオナイターは月曜日(セ・リーグ開催日のみ。パ・リーグのオリックス・バファローズ主催ゲームの時はビジターチームの本拠地向け裏送り)と金曜日がJRN、火曜日 - 木曜日はNRNの全国ネット中継担当。土・日曜日は自主制作だが阪神タイガース、オリックス戦以外のカードが放送されるときはニッポン放送からのネット受けになる(対戦カードにより、NRN各局による技術協力や裏送りを受ける場合がある)。また、日本シリーズに関しては特例として、第1・2・6・7戦はNRN(ニッポン放送、文化放送のライン受けで試合による)、第3・4・5戦はJRN(TBSラジオのライン受け)を通して放送されるが、地元チームが進出し、関西地方以外で試合をする場合は原則としてMBSのスタッフを派遣して自主中継する。テンプレート:Main
- なお、2008年からラジオ大阪でのナイターが廃止されたため、週末もMBSがNRNラインの中継も担当するが、MBSはLFとのネット関係を継続しており、巨人戦など一部のカードでLF制作の自社制作が流れる場合を除いて、MBS-LFのライン(MBS本線)と、MBS-QRライン(MBSでは放送しない裏送り。巨人戦など一部はスタッフもQR主導試合あり)の2本(LF制作の試合があれば実質3本)の番組を制作、あるいは技術協力している。しかし2010年から週末分のJRN全国ネット中継が廃止されたことで野球中継のネットワーク見直しが行われ、週末のNRNラインの中継担当はABCに移行した。これに伴い、土日のナイターについてはMBSがJRN単独局へ中継を配信するようになった(ナイターではこの場合でもLFの予備カードとして編成される。LFも同じカードを本番として編成する場合は、JRN局・LFのどちらかが乗り込みの自主制作となる)。なお、デーゲームは2008年・2009年同様にMBS-NRN・ABC-JRNの組み方になるが、例外として「オリックス対ソフトバンク」では土曜ナイターの後の日曜デーゲームもナイターに準じたネット関係になる。テンプレート:Mainテンプレート:See also
スタジオ
γスタジオ以外は生放送対応。生ワイド番組は基本的にαスタジオとβスタジオを交互に使用する。交互に使う体制は千里丘時代から行われており(ラジオ第6・第7スタジオの交互使用)、次の番組の放送準備がしやすいメリットがあるため、茶屋町への移転後も引き続き行われている。茶屋町スタジオの完成当時は双方のスタジオの様子を把握するため、両スタジオにカメラとモニターが設置されていた。
- 本社(2014年4月以降は「M館」と呼称)
- α(アルファ)スタジオ
- ありがとう浜村淳です(平日午前)、こんちわコンちゃんお昼ですよ!(平日午後)、平日夜間のナイターオフ番組枠、ネットワーク1・17(月曜夜間)、ありがとう浜村淳です土曜日です(土曜午前)、河田直也&桜井一枝のうきうき土曜リクエスト(土曜午後・夕方、夜間に及ぶ場合もあり)
- β(ベータ)スタジオ
- 子守康範 朝からてんコモリ!(平日早朝)、 上泉雄一のええなぁ!(平日午前)、ノムラでノムラだ♪(月 - 木曜夕方)、報道するラジオ(金曜夜間)[40]、豊島・ゴエのあさはやっ!?(土曜早朝)、それゆけ!メッセンジャー(土曜正午前後、2010年10月から、それ以前はパラパラスタジオからの生放送)
- γ(ガンマ)スタジオ - 番組やラジオCMの録音などに使用。
- δ(デルタ)スタジオ - ニューススタジオ(報道スタジオ)
- ちゃやまちプラザ(ちゃプラステージ)
- 2014年4月の本社新館(B館)開設を機に、M館1階のエントランスに新設されたオープンスタジオ。ラジオでは『茶屋町アイドルプラザ』の公開録音・生放送などに使用。
- 本社以外
現在は撤去
- なんばパークス1階 「パークス・ラジオパラダイス Para Para(通称:パラパラスタジオ)」
- 阪急グランドビル31階「ラジオポートMBS」
- 堂島地下センター「MBSドーチカサテライトスタジオ」
- 阪神百貨店梅田本店 松下電器のショールーム「ナショナルショールーム アクセス」
- 心斎橋 マツダショールーム内のオープンスタジオ(土曜深夜に放送される番組の公開録音を実施していた。)
- 2003年には、毎日放送の本社(茶屋町)1階のオープンスペースに透明なカプセル状のスタジオ「カプセルスタジオ」を期間限定で設置。『さてはトコトン菊水丸』土曜版などの生放送に使っていた。
その他
- 番組内の天気予報において日本気象協会の担当者が直接、概況を放送にのせて説明する方式を国内の放送局ではじめてとりいれた。MBSでは、テレビ・ラジオとも、天気予報の呼称を「お天気のお知らせ」にほぼ統一。ラジオでは、押尾コータローなどが演奏するインストゥルメンタルをBGMに採用している。
- ラジオを聴きながら歴史のある場所などをウォーキングするリスナー参加型イベントラジオウォークを1982年(昭和57年)に国内の放送局ではじめて実施した。このイベントは、現在に至るまで、毎年早春(2011年までは2月11日、2012年以降は3月20日)に開催されている。
- 2007年の1月8日から2月11日まで、高石送信所の工事(送信所のアースワイヤーの交換)のため、終夜放送を休止した。この期間の放送休止時間帯は次の通り。
- 日曜-木曜深夜(月曜-金曜未明)0:25-4:30
- 金曜深夜(土曜未明)0:25-4:55
- 土曜深夜(日曜未明)0:55-5:00
工事中の間は、月曜から木曜の21時から23時55分まで放送の『ナニワ音楽ショウ』と金曜21時から23時55分まで放送の『U.K. BEAT FLYER 1179』が、それぞれ23時20分までの放送となり、『MBSニュース最終便』以降の番組が繰り上げて放送されたが、『ぷらっと☆ホーム』と『ラジオの達人』などが工事期間中は休止された。2月12日未明から通常通りの終夜放送を再開した。
- 2011年東北地方太平洋沖地震のため、3月13日・19日・20日に深夜番組の一部を休止する代わりに、上泉雄一(毎日放送アナウンサー)の進行でフィラー番組として「ミュージックアワー」を放送。洋楽や洋画のサウンドトラックを流す合間に、番組の放送休止告知や地震関連ニュースを随時挿入した。
脚注
関連項目
外部リンク
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テンプレート:Radiko- ↑ 1977年5月15日 - 1978年11月22日まで使用。また、この周波数に変更となった際にカーラジオ(当時はダイヤル式が主流だった)での調整方法を説明したパンフレットが製作された。
- ↑ なお朝日新聞(大阪本社発行版)は朝刊では従来通り「毎日 MBS」の表記になっているが、夕刊では「MBS」の表記に変更された。
- ↑ 3.0 3.1 AMステレオ放送終了のお知らせ MBS1179.com
- ↑ AMステレオ放送を実施していた局では、九州朝日放送(福岡本局のみ)、熊本放送(熊本本局のみ)に次いで3局目となる。また、MBSと同じ日に北海道放送(札幌局のみ)もAMステレオ放送の運用を終了。さらにそれから半月後(2010年3月14日)にはライバル局のABCラジオもAMステレオの運用を終了している。
- ↑ 特に四国東部の徳島県・香川県では聴取率もとれており、頻繁におたより・FAXを紹介されることが多い。
- ↑ 昼間でも中京圏の平野部(濃尾平野など)では聴取可能。また愛知県犬山市のリトルワールドでは日中は良好に聴取することができる。
- ↑ 中京広域圏のCBCラジオや東海ラジオ放送が広域圏全域に多数中継局を設置しているのとは対照的である。
- ↑ ユーザーインタビュー 株式会社 毎日放送 SONY Pro-Media 放送・業務用レコーディングメディア
- ↑ J:COMチャンネルでMBSラジオが聴ける!デジタルコミュニティチャンネルを活用したラジオ再送信の共同実験を今秋開始
- ↑ 『ラジオ:ネットで同時放送 在京、在阪13局が本格参入』 - 毎日新聞 2010年2月13日
- ↑ 『朝日・毎日放送など、在京と在阪ラジオ13局がネット配信へ』 - 読売新聞 2010年2月13日
- ↑ 『在京・在阪の民放13局が3月からネット配信解禁へ』 - CNET Japan 2010年2月15日
- ↑ エリア対象外の和歌山県南部(新宮市・南牟婁郡など)もradikoを通じて聴取可能。
- ↑ -配信エリアの枠を超え、日本全国で聴取可能に- 『radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)』を2014年4月1日(火)から開始 - 株式会社radik 2014年3月25日付プレスリリース
- ↑ twitter上のMBSラジオ公式アカウントにおける2014年3月26日のツイートを参照
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 社史;「毎日放送のあゆみ」より
- ↑ 改編を機に始まった『上泉雄一のええなあ!』『MBSうたぐみ』などが好調だったという。
- ↑ 社屋が大阪市北区大淀南から福島区福島へ移転したことに伴う経費増大、不況によるCM収入減、地デジ中継局設置費用増大等により制作費削減を余儀なくされたことがその理由といわれている。
- ↑ 全国高等学校ラグビーフットボール大会の期間中には、大阪府大会の決勝や全国大会の1回戦からの完全中継を実施していたが、現在はすべて終了(テレビでは全国大会の決勝戦のみ中継)。1回戦からの全試合完全中継を続けてきた選抜高校野球大会でも、2009年度から、準決勝・決勝のみ中継するようになった。ちなみに、かつては土曜日の午後にも、中央競馬中継を組み込んでいた(現在は日曜日のみ放送)。
- ↑ 2009年10月のスペシャルウィーク期間中には、MBSテレビの平日午前のドラマ再放送枠(9:55 - 10:50)で、『ありがとう浜村淳です』『上泉雄一のええなぁ!』のスタジオからラジオとの同時生放送形式で15秒のスポットCMを流したこともある。
- ↑ 2010年9月10日付『放送ジャーナル』Headline News
- ↑ 2013年新春MBS社長記者会見資料
- ↑ MBSラジオでは、国際電気通信連合(ITU)の取り決めで周波数が10kHzステップから9kHzステップへ移行したことを機に、1978年11月23日午前5時から周波数を1180kHzから現在の1179kHzに変更している当時収録された音源によれば、周波数の変更直前に「バスタニック」(当時小林脳行が発売していた風呂用洗剤)のCMが放送されていたことが確認される。ちなみに、時報前のステーションコールは青木、周波数変更のお知らせのアナウンスは小堀豊子(いずれも当時MBSアナウンサー)がそれぞれ担当した。
- ↑ AMラジオで時報CM ユニーとサークルKサンクス(2012/12/27 23:44 日本経済新聞 電子版)
- ↑ 1978年に読売新聞社に譲渡
- ↑ かつてはTBSなどにも、同様の部署が存在した。
- ↑ ちなみに、MBS以外のJRN加盟局では、大半がTBSラジオ制作の『JRN選挙開票特別番組』を同時ネットで放送している。
- ↑ 2014年4・5月は月曜0時(日曜24時)で終了。
- ↑ 『ヤングタウン』で長年明石家さんまのパートナーを務めた大津びわ子が、降板から数年後に平日昼間の『お茶しましょ』や平日早朝の『子守康範 朝からてんコモリ!』でアシスタントを務めているのはその典型である。前述の川村龍一も2009年1月から日曜の早朝に『川村龍一のゆ〜ゆ〜ラジオ』で久々にレギュラー出演を果たしている。
- ↑ 最近では、馬場章夫、豊島美雪、木谷美帆などが該当する。
- ↑ ちなみにABCでは、自主制作番組を重視しながら、2009年7月から2014年3月まで平日夜帯を中心にJRNやNRNからのネット番組を多数放送していた。
- ↑ FM局も含めた場合、J-WAVEが開局から現在まで一切流していない。
- ↑ 山田直樹 『創価学会とは何か』(新潮社 2004年4月15日)
- ↑ 公明党のテレビCMは、比例代表選挙における政見放送ないしは選挙公報と同等の扱いを受けるため局の一方的な都合で拒否することができず、国政選挙期間中に限り有償で受け入れ放送している。テンプレート:See also
- ↑ 『子守康範朝からてんコモリ!』『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』『ノムラでノムラだ♪』
- ↑ 2014年6月以降は、『堀田茜 ひとり女子会』(24:00 -24:15、同月のみ放送)を経て、『FUZZY CONTROLのROCK with SUNDAY』(24:00 - 24:30、7月6日放送開始)が最終番組になっている。
- ↑ 全国版(TBSラジオ制作)の「ネットワークTODAY」「ウィークエンドネットワーク」ではMBSラジオからの「上りニュース」が放送されることも多いが、その大半は昼或いは午後の「JNNニュース」で放送された項目の録音であり、緊急時以外でMBSラジオのニュースが全国ネットされることは無い。
- ↑ 全国ニュース番組はJRNのみのネット受けとなっており、NRN全国ニュースはOBC経由で放送。
- ↑ 40.0 40.1 メインパーソナリティらはβスタジオから、番組内でのニュース読みは報道スタジオから放送。