大相撲中継
『大相撲中継』(おおずもうちゅうけい)とは大相撲の取組の模様を中継するテレビ・ラジオの番組である。
2014年3月現在、生放送での中継は日本のメディアではNHKのみで民放については録画放送かダイジェストの放送、または主催しているトーナメント大会や有名力士の断髪式の中継にとどまっている。
目次
NHKにおける大相撲中継
概説
- 毎年、奇数月(5・7・9・11・1・3月)に開催される大相撲取組の模様を連日、開催会場から中継している。なお、番組タイトルには本場所の正式名称ではなく通称が用いられる。
- 放送開始時間により放送する番付格が異なっている。最も長く放送するBS1では原則として三段目上位(13、14日目は三段目中位)、総合テレビでは十両から放送するが、NHKワールド・プレミアム、ラジオ第1、NHKワールド・ラジオ日本では幕内のみの放送となる。
- オープニングテーマは「スポーツショー行進曲」ではなく、長らく寄せ太鼓が使われていたが、寄せ太鼓の演奏が変更された後、2006年3月場所から総合テレビでは独自のオープニング音楽の使用に変更された[2]。2008年1月場所から2011年1月場所までは『SPRIT』[3]が使用された。BS1のマルチ編成開始時とラジオの中継では、現在も寄せ太鼓が使われている。また、エンディングの音楽にははね太鼓が使用されている。2011年7月場所からオープニング音楽が→Pia-no-jaC←の『LE QUATTORO STAGIONI』[3](ヴィヴァルディ/ヴァイオリン協奏曲四季より「春」第1楽章、アルバム『EAT A CLASSIC 2』に収録)となり、オープニング映像も羽毛(白)、桜吹雪(ピンク)、若葉(緑)、扇子(水色)、紅葉(赤)、銀杏(金)とそれぞれ6場所ごとに山の色や、放送席の紹介テロップの色も変更している。
- 寄せ太鼓が使用されていた時期は総合テレビでは中継開始時に取組が行われていた場合はオープニングを省略し、右下に「大相撲○○場所○日目」のテロップを表示して取組の模様を流し終了後にオープニング映像を流していたが2006年3月場所以降は原則として中継開始と同時にオープニングが流されるようになった。
- アナログ放送は2011年7月場所(名古屋場所)14日目まで放送され、同千秋楽以後はデジタル放送に一本化された。[4]なお2010年9月場所(秋場所)以後、総合テレビのアナログ放送は2011年の地上デジタル放送完全移行を前提とした準備の一環として、レターボックス16:9のサイズで放送を行い(本来は名古屋場所から実施する予定だったが、後述の通り名古屋場所の生中継が中止されたために生放送でのレターボックス放送は秋場所からとなる)、常時「アナログ放送終了に伴うお知らせ」が表示される。NHKワールド・プレミアムでもこれに合わせる形でレターボックス16:9サイズに変更されたが、「アナログ放送終了に伴うお知らせ」の表示は一切なかった。
- 2011年1月場所(初場所)まで(当初は、3月場所まで放送予定だったが、大相撲八百長問題で中止となったため)BS2でも放送されたが、7月場所(名古屋場所)以降(5月場所が本場所としてでなく技量審査場所としての開催のため)のテレビ放送は総合テレビとNHKワールド・プレミアムのみの放送になった。これはNHKの衛星放送が再編されることに伴うためで、BS2を継承する「BSプレミアム」での中継は行わない方針となった。これによりBS2で独占的に放送された幕下下位以下のクラスの取組は、千秋楽に優勝決定戦がある場合を除いて放送されないことになった[5]。しかし大相撲ファンからNHKに、幕下力士や地元出身力士の取組を見たいとの要望が多数寄せられたため、2011年11月場所(九州場所)からBS1のマルチ編成の102chで放送を再開している。
- 2010年7月場所(名古屋場所)は大相撲野球賭博問題の影響もあり、史上初めてとなる生中継取りやめとなった。
- 生中継取りやめの代替措置として、テレビの放送では全取組終了後の18時台に通常は深夜に行っている幕内全取組のダイジェストを放送(総合テレビ、BS2、NHKワールド・プレミアムの3波で同時放送)した[6]ほか、夕方18時台と20時45分のニュースでも取り上げられた(ローカルニュースの郷土出身力士の取組結果のニュースなど)。ラジオ(ラジオ第1放送)では18時台に5分間(18:05 - 18:10)、取組結果のみ(実況音源は注目取組のみ。その日の案内役を務めるアナウンサーが担当)を放送した。NHKワールド・ラジオ日本では土日祝のみラジオ第1放送と同時放送でそのまま放送されたが、平日では18時台前半に20分間国際放送独自の日本語ニュースが定時放送されるため、その日本語ニュースの中で取組結果のみを放送した。なお、勝利者インタビューは通常通り行われた。[7]
- これまで大相撲中継は予定通り行われてきているが、上記の2010年7月場所と2011年3月場所および5月場所(後述)の生中継中止(2011年3月場所は開催自体そのものが中止となったためダイジェスト版の「大相撲・幕内の全取組」の放送も中止。また、同年5月場所については本場所でないため放送自体が中止)のほか、1989年1月場所(初場所)では昭和天皇の崩御で開催が1日延期になったことに伴い、生中継も1日ずつ順延となった過去の事例がある。
- 2010年9月2日に行われた福地茂雄NHK会長(当時)の定例会見において、日本相撲協会の改革取り組みについて評価し「相撲協会が反社会的勢力との関係を何としても断ち切る決意と改革への具体的な道筋を示したものと受け止めている」と話し、9月場所(秋場所)から生中継を再開することを正式発表した。[8]
- 2011年5月に開催予定だった5月場所も本場所(夏場所)としての開催が中止となり、極めて異例の技量審査場所が新たに開催されることが決定した。
- 2011年4月7日に行われた松本正之NHK会長の定例会見において、技量審査場所を中継するかどうかについて「本場所ではなく技量審査の場なので、中継するのはなかなか難しいと考えている」と、難色を示していた。その一方で、NHK側は日本相撲協会との中継権契約について「年6回の本場所の中継放送」としており「技量審査場所は契約の範囲外」という見解を示した。[9]
- 2011年4月20日、件の技量審査場所の中継はしないと正式に発表。また、ダイジェストも放送しないことも発表した。[10]
- ただし、5月「技量審査場所」は次回本場所開催時の番付決定のための大会であるため、今後の中継などに使用する資料という名目で通常の放送ブースから幕内の取組についてはNHKアナウンサーによる実況(親方、元力士出演による解説はなし)が収録され、スポーツニュース番組などで使われた(テレビ放送のみではあるものの、一部のニュース番組は取組結果のみ放送。ラジオのニュースでは実況音源もないためスタジオから取組結果のみが伝えられる)。
- NHKが日本相撲協会に支払う放映権料は、1場所4 - 5億円とされている。
- 表示テロップは学生相撲・アマチュア相撲を含めた他のNHKのスポーツ中継とは異なる独自のフォーマットを使用している。
- 上位5番を除く幕下以下では画面下に上から番付(黄色表記)とこれまでの勝敗(算用数字の白文字で「○-○」と表記。枠内表記で勝ち越しの場合は背景部分が赤で表記される)・四股名・出身地と所属部屋(緑色表記)の順で横文字で表示される。これまでの勝敗では「○-○-○」と表記されることもあるが、これは病気休場も数に含めているためである。
- 幕下上位5番以降は縦文字で左側から東方力士の番付・出身地・所属部屋、東方力士の四股名、東方力士のこれまでの勝敗(漢数字表記)、西方力士のこれまでの勝敗(漢数字表記)、西方力士の四股名、西方力士の番付・出身地・所属部屋の順で表記される(番付と勝敗は黄色表記)。
- これまでの勝敗は初日(幕下以下は対戦初日)のみ前場所の成績を表記するが2日目以降は前日までの勝敗が表記される。勝敗は休場も含む(「勝」「敗」「休」で表記するが、勝・敗・休のいずれかが1つもない場合は上位5番を除く幕下以下とは異なり表記されない。前場所をすべて休場した場合は「全休」と表記)。
- 幕内の対戦ではこれまでの幕内の対戦成績が表示される。表示されるタイミングは、懸賞幕を持った呼出が土俵上を回る時で、スポンサー表示を隠す目的でも利用されている。基本的にはこの1年間の成績が表示されるが、1年間に対戦がない場合などはそれ以上前に遡って表記されたり、単に対戦の勝敗数のみで表記されることがある。ただし、一方、または両方が十両以下であった場所の対戦は数に含めていない。2011年春場所開催中止時は「春」の文字の上に横二本線でかぶせて表記し、2011年5月の技量審査場所では「技量」として表記された。
- 決まり手のテロップは十両以降に表示されるが、「取り直し」のテロップは幕下以下を含めてすべての取組において表示される。勇み足・つきひざ・腰くだけなどの非技ではそのまま表示されるが、髷をつかむなどの反則行為があったときは「反則」と表示される。
- 四股名テロップは十両以上の力士は相撲字、幕下以下の力士は明朝体で表記される。ただし、翌日の取組の紹介では十両以上の力士でも明朝体で表記される。1993年3月までは幕下以下の力士は丸ゴシック体で表記されていた。
- 幕内の取組ではスローVTR終了後、画面右下に上段から決まり手、勝者力士(白丸表記)・今場所のこれまでの勝敗と翌日の対戦相手、敗者力士(黒丸表記)・今場所のこれまでの勝敗と翌日の対戦相手の順に表示される。対戦相手の欄は幕内力士と対戦した十両力士が翌日に十両での取組が組まれている場合は空欄となり、千秋楽では番付が表記される(十四日目でも対戦相手が決まっていない場合のみ表記される)。
- 取組前のテロップの表示位置はレターボックス化後も変更されていない。
- 幕内優勝力士にはNHK金杯が贈呈される。原則としてそれぞれの本場所が行われるNHK各局(NHK放送センター、NHK大阪放送局、NHK名古屋放送局、NHK福岡放送局)の放送責任者(放送局長など。東京での3場所ではまれに会長直々に贈呈する場合もあるが、出演できない場合は放送総局長やスポーツセンター長などが代理出席する)が表彰状と正賞品のカップを贈っている。さらに、優勝力士は千秋楽当日の『サンデースポーツ』にゲスト出演する。
- 毎年12月下旬の年末編成が実施される日には、NHKの大相撲解説者や好角家をゲストに招いてその年の大相撲を振り返る「大相撲この1年」と題した45分の特番が行われる。
放送場所と担当局
- 1月(初場所)…両国国技館(首都圏放送センター)
- 3月(春場所)…大阪府立体育会館(大阪局)[11]
- 5月(夏場所)…両国国技館(首都圏放送センター)
- 7月(名古屋場所)…愛知県体育館(名古屋局)
- 9月(秋場所)…両国国技館(首都圏放送センター)
- 11月(九州場所)…福岡国際センター(福岡局)
- NHK福祉大相撲…両国国技館(首都圏放送センター・NHK厚生文化事業団)
波別の原則放送時間
2014年3月現在。すべて日本時間表記。
- 平日(平日は途中、16:00前後と17:00を過ぎて最初の取組が終わった時[12]に約3分間ずつニュースが挿入される)
- 土・日・祝日 15:05 - 18:00を原則としているが、スポーツ中継や単発の特別番組などにより、放送開始時間は前後する。ただし、幕内の取組はほぼ必ず最初から放送される。
- BS1(サブチャンネル)
- 全曜日 13:00 - 総合テレビでの放送開始時刻まで
- 千秋楽以外 16:05 - 18:00(17:00を過ぎて最初の取組が終わった時[12]にニュースが挿入される)
- 千秋楽 15:30 - 18:00(16:00を過ぎて最初の取組が終わった時[12]、および全取組が終わった時にニュースが挿入される)
- NHKワールド・プレミアム
- JST15:55 - 18:00 (平日。2012年夏場所以降。2012年春場所まではJST16:00からだった)、16:00 - 18:00 (土日祝)、15:30 - 18:00 (千秋楽のみ)。
- なお、JST5時台に1時間ダイジェスト版の時差放送あり。
- NHKワールド・ラジオ日本
- JST16時台から(平日は16:05、土曜日・平日と重なる祝日は16:11、日曜日は16:15。千秋楽は衛星ラジオのみ15:30から開始し、短波は16:15から開始。土日祝は国際放送独自の日本語ニュースと海外安全情報が放送されるため途中飛び乗りでの開始となる)
- 以前はJST17時台からの放送だったが、ラジオ第1同時放送枠拡大により現在の形態となっている。なお国会中継や選抜高校野球中継などラジオ第1放送の編成状況により、JST17時台からの放送となる場合がある。なお、中継中は時報1分前に流される日本語放送の周波数案内はどの時間帯も放送されない(17時前、18時前とも同)。
放送時間の特例
- 国会、その他のスポーツイベントの中継、その他特別番組などのため時間帯が短縮される場合があるが総合テレビでは17時台は必ず放送される[14]。総合テレビで放送できなかった幕内の取組がある場合はVTRを流す。
- 2010年11月場所六日目(11月19日)ではBSでの放送はBS2で国会中継の放送が大相撲中継終了から5分後の18:05まで続いたため、大相撲中継終了までBS1で振替放送された。BS2で全く放送されなかった事例は非常に稀である。
- 取組の進行状況によって18時の時点で結びの一番が終わっていないか、およそその前30秒以内に終わった場合(千秋楽は表彰式が始まらない場合)は全ての取組が終わるまで(千秋楽は表彰式の優勝インタビューまで)1分単位で延長。その際、18時台の番組の開始時刻が変更されるが(大幅な延長時間があった場合は予定していた収録番組を後日振り替え放送されることがある)『ニュース7』の始まる19:00以降は通常編成に戻る。
- 放送局によっては予告の時間より遅く放送開始される場合がある。
- やむを得ずに放送できない場合は、それぞれ次のように振り替えることもある。
- 総合テレビ→Eテレ(リアルタイム字幕放送およびデジタル放送における2か国語放送は通常通り実施)
- ラジオ第1→FM(音声はモノラル。2010年3月以降はステレオ放送であるものの、音声自体がモノラルのままステレオ信号で送出)
- 国会中継がある場合はBS1で15:15から放送(ただし、十両・幕内の取組におけるリアルタイム字幕放送は行われない)。2010年11月場所六日目は先述のとおり国会中継の放送が大相撲中継終了から5分後の18:05まで続いたため最後までBS1で放送。その場合は15:25から15:55までL字画面で『東京マーケット情報』が、16時台の中入りの休憩時間に『NHK BSニュース』が挿入される(2010年度まで)。
- 2011年7月場所からは、総合テレビで国会中継や特設ニュースを放送しているとき、15:20から17:05までトップ中継扱いとしてBS1で放送され、17:05から総合テレビでの放送となる(メインチャンネル・サブチャンネルに関係なくBS1ではリアルタイム字幕放送は実施するが、連動データ放送は行われない)。その場合は16時台の中入りの休憩時間に『NHK BSニュース』が挿入される。『東京マーケット情報』については当初は15:25から15:42までL字画面で伝えていたが、2011年11月場所以降はサブチャンネルに移して通常通り15:25から15:50に放送されている。なお、総合テレビが17:05より前に国会中継が早く終了し、大相撲中継の放送に入った場合でも編成の関係上、BS1ではそのまま17:05まで大相撲中継の放送が継続される(事実上、総合テレビとBS1のサイマル放送となる)。2012年9月21日の秋場所十三日目でも民主党代表選挙の特設ニュースがあったため総合テレビでは15:50開始となったが、BS1で総合テレビの特設ニュースの時間延長を考慮した編成となった関係でBS1でも16:30(当初は16:50だったが、変更された)まで放送され、地上波・BSのサイマル放送となった(BS1の通常番組はマルチ編成102chの放送に変更)。このときの中断ニュースは総合テレビとNHKワールド・プレミアムは「NHKニュース」(タイトル表示なし)、BS1は「BSニュース」として放送された。
- 過去にEテレ・FMで放送した主な事例
- 1991年1月場所=湾岸戦争報道のため(当時、教育テレビのステレオ放送は関東・東海・近畿地方のみ実施でほかの地域はモノラル放送だった)。
- 1995年1月場所=阪神・淡路大震災報道のため。近畿地方は震災報道(安否情報を放送)のため、BS2でしか視聴できなかった。
- 2000年9月場所=シドニーオリンピック開会式のため。
- 2002年9月場所=日朝首脳会談のため。この時には、小泉首相訪朝の日時はわかっており推移にかかわらず訪朝特番は確実だったにもかかわらず新聞のテレビ欄には「総合テレビで相撲中継」と記載されていた。
- 2003年3月場所=イラク戦争報道のため。
- 2007年1月場所七日目=北西太平洋を震源とする地震で津波警報・津波注意報発令による緊急報道のため。
- 2010年9月場所三日目=民主党代表に再選された菅直人首相の記者会見のため。
- Eテレは17:30から、FMは17:20からの放送。なおBS2とNHKワールド(プレミアム・ラジオ日本ともに)はそのまま大相撲中継を継続して放送。NHKワールドでは大相撲中継終了後、特設ニュースをそれぞれ録画(編成の都合上、18:26で途中終了。ノンスクランブル放送)と録音で放送した。
- 2011年9月場所十日目、十一日目=台風15号関連の特設ニュースのため。
- 十日目は17:00から17:30までマルチ編成として023chで放送。
- 十一日目はEテレは17:00からの放送の上、マルチ編成として021chを大相撲中継(途中17:25から5分間、台風関連の手話ニュースを臨時に放送)、023chを通常番組の編成で放送する対応がとられた(連動データ放送はなく、画面上に通常番組放送の案内と選局方法の説明のテロップが随時出された。17:00まではBS1で放送)。なお、両日ともラジオ第1はFMでの振り替えは行わず、大相撲中継を中断して特設ニュースを放送(NHKワールド・ラジオ日本も同様)、NHKワールド・プレミアムはそのまま大相撲中継を継続して放送。
- 2012年11月場所六日目=衆議院解散関連の特設ニュース(開始時刻は15:30)のため。
- Eテレは16:00から17:00までマルチ編成として021chを大相撲中継、023chを通常番組の編成で放送。16:00までのテレビ中継はBS1(15:20までは102ch、それ以降は101ch)で放送。
- FM放送は16:05から17:00までの放送。もともとは14:00-18:00に『オペラ・ファンタスティカ CD名盤“マノン・レスコー”(プッチーニ)』の放送が予定されていたが、先述にあるようにラジオ第1放送で「衆議院解散」の特設ニュースに伴いFM放送への放送波変更が生じたためだった。大相撲中継以外の空いた時間帯は「にっぽん音めぐり」、「ソラの調べ」、「ミチの調べ」、「SLのある風景」などで穴埋めされた。
- かつてのBS2に関する事項
- 2006年以降、それまで大相撲期間中は放送時間が短縮されていた『囲碁・将棋ジャーナル』が通常通りの放送となったため、土曜のみ開始時刻が13:28に繰り下げられた。
- 『関口知宏の中国鉄道大紀行・日めくり版〜最長片道ルート36000キロをゆく〜』の放送と重なった場所の平日は13:10からの放送となった。
- NHKワールドに関する事項
- 総合テレビと同様、中断ニュースがある(状況によってはそのまま大相撲中継を継続し、終了後に録画で特設ニュースを放送する場合もある。ラジオの放送でも同様)。
- 津波関連などの緊急報道がある場合は休止されることがある(ワールド・プレミアムでは状況により中断ニュースのみでノンスクランブル放送を行う場合がある)。
- NHKワールド・プレミアムでは2010年度までは16時台は総合テレビやBS2で国会中継が行われる場合でもBS1で放送されため、部分休止になることは全くなかった。
- 2011年5月場所以降はBSでの大相撲中継は、総合テレビで15時台・16時台に国会中継が組まれている場合に限り、BS1で代替放送が行われるためワールド・プレミアムでは通常通り15:55から放送される。
- NHKワールド・ラジオ日本ではラジオ第1放送が16時台に国会中継が組まれている場合はラジオ放送の中継自体が行われないため、16時台のみFM放送や地上デジタルラジオ実用化試験放送番組の時差放送に差し替える。
- NHKワールド・ラジオ日本の衛星ラジオでは千秋楽のみ開始時刻が15:30からとなっているが、16:00 - 16:15まで短波放送と同時に国際放送独自のニュース・海外安全情報を放送するため中継は一時中断される。
かつての放送
- BShiでは、2007年3月場所まで16:00 - 18:00の枠を使って中継が行われていた。
- 過去にBS2を使って1989年7月場所から1991年11月場所までの間、夕方17時台(通常の平日は14時台)にハイビジョン伝送実験として大相撲中継が公開された。1992年1月場所以後2000年11月場所までは、旧ハイビジョン推進協会主催のBS-9chで生中継された。
テレビ中継の概要
幕下、十両、幕内の3部構成であり実況アナウンサー、解説者はその都度入れ替わる。ただし、2006年1月場所中日では吉田賢が十両から幕内、2007年11月場所初日では岩佐英治が幕下から十両、2012年1月場所2日目では藤井康生が十両から幕内までを担当した。ラジオは幕内のみの中継であるためアナウンサー、解説者は交代しない。ただし、平日の一部日程ではアナウンサーの交代を行う場合があるが実況とリポーターを半々で務める形で担当する。支度部屋に頻繁に出入りするためか女性アナウンサーが実況やリポートを担当した事例は今まで一度もない。
幕下
BS1の中継開始から十両土俵入り前まで(三段目上位と幕下中位までの取組)を担当する。
正面に実況アナウンサーと解説者、向正面にリポーターとしてNHKのアナウンサー、または解説者として若者頭が座る。解説は概ね若手や中堅の年寄が担当するが、八角親方(元横綱北勝海)、友綱親方(元関脇魁輝)、佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)など幕内の取組で正面席での解説経験のある親方も座る場合があった。
その他稀に向正面にゲストが招かれることがある。
2009年1月場所より、序ノ口からの取組結果紹介時に非技や珍手の場合を除き決まり手が発表されなくなった。理由は不明。 BS2での放送時は国会中継等により開始時間が遅れたり途中で中継が打ち切られることがあったが、BS1での再開後は原則として放送時間が短縮されることはなくなった。
十両
幕下上位と十両の取組を担当する。
正面に実況アナウンサーと解説者(年寄)、向正面にリポーターとしてNHKのアナウンサーという構成は同じ。総合テレビの中継開始時点で残りの取組が少ない場合(千秋楽など)は、開始と同時に幕内担当と交代する場合もある。その日の実況担当のアナウンサーは中入り後のラジオ放送における幕内中継で向正面または支度部屋のリポーターも担当する。
BSで中継が行われなかった2011年7月場所、9月場所の千秋楽は解説者をおかず、アナウンサーが1人で中継を担当した。
2011年1月場所では幕下上位5番の結果紹介時に注目の取組1番のVTRを流した。
同年7月場所からは千秋楽を除き、総合テレビの放送開始までに終了した十両取組のVTRを流すようになった。この措置はBSでの中継が再開された11月場所以降も継続されている。
2012年1月場所の2日目(同年1月9日。この日は成人の日の祝日)では十両としては異例ながら、スペシャルゲストとしてデーモン閣下を迎えて放送(幕内取組にも引き続き出演)。本来は行われない十両力士への「殊勲インタビュー」も行われた。[15]
幕内
幕内土俵入りから結びの一番までを担当する。
正面に実況アナウンサーと解説者、向正面にも解説者が座りリポーターにNHKのアナウンサーが東西に配置される。2011年7月場所はリポーターが一人になる場合が多かった。なお、1980年代前半ごろまでは向正面にも解説者の隣に実況アナウンサーが座っていた(メインの実況は正面放送席のアナウンサー)。
解説には、年寄のほかにNHK専属の解説者(協会を退職した元力士・年寄)も加わる。2003年からは初日と千秋楽は解説が専属解説の北の富士(正面)と舞の海(向正面)、実況が藤井康生・刈屋富士雄・吉田賢の3人のアナウンサーのいずれかが務めるという形が恒例であるが、2009年以降はほぼ藤井・刈屋両アナが千秋楽の実況を担当している(2009年名古屋場所千秋楽のみ岩佐英治が実況を担当した)。2013年頃からは、吉田の出演頻度が減少し、三瓶宏志と白崎義彦が藤井、刈屋と同等のポジションとなっており、4人のうちのいずれかが初日の幕内実況担当となることが多くなっている。1990年代後半以降は藤井アナがほぼ毎場所初日か千秋楽の実況を担当している。
中日(8日目)や祝日には、好角家の著名人がゲストに招かれることが多い。ゲストが招かれた場合は向正面には解説者は入らずアナウンサーが座るが、ゲストが向正面に座ることもある。2010年以降、ゲストが登場するケースは東京場所のみとなっていた。その後は野球賭博問題や八百長問題の影響もありゲストの出演はなくなっていたが、2012年3月場所から再開された。
2006年1月場所までは千秋楽(15日目)の最後にはその場所のエンディングとして1分30秒のダイジェストを流していた。1分30秒が基本であるが、名力士の引退などがあると2分を超える場合もある。2003年1月場所の横綱貴乃花の引退時には2分30秒であった。エンディングに使われる曲はNHKがこのために作ったオリジナルのものである(一部グスターヴ・ホルストの『Jupiter』を使った例もある)。ダイジェストの傾向としてはその場所の活躍力士、好取組を中心とし最後は優勝力士が賜杯を受け取るシーンで終わる。その後、2006年3月場所、5月場所は優勝決定戦のためダイジェストなし、同年7月場所以降は優勝が決まった取組の映像に30秒以内の短縮バージョンを流すのみとなった。時間が充分あるにもかかわらずダイジェスト自体が放送されない場合もあった。
それから4年が経った2010年1月場所では、久々に優勝決定の一番以外を含んだダイジェスト(約40秒)が放送され、5月場所からはフルバージョンに近いものが復活した。
2011年7月場所からは布袋寅泰の『SAVE ME』に変更された。
2013年1月場所2日目、幕内の勝負審判交代時に流された「平成ハイライト」のVTR(実際にはその日の幕内前半戦のハイライトが大半を占めた)にてかつてのBGMが使用された。
2000年代前半には「連続リプレイ」として幕内の取組をBGMに乗せて連続で再生していたがBGMは開始後数日でなくなり、後に「連続リプレイ」の名称も使用されなくなった。その後は放送頻度が減少しBSで総合テレビの5時のニュースの間に流す程度となり、BSでの同時中継がなくなった現在では国会中継などのため放送できなかった取組が多い場合や注目の取組数番を再生する場合などに限られている。
放送時間は時間が余った場合でも原則として18:00までとなっているが、稀に番組のお知らせやその他の告知等により17:59までの放送となる場合もある。
総合テレビではリアルタイム字幕放送を実施。当初は一部の日程のみで実施されていたが、現在は総合テレビの中継開始時に実施されている。なお放送画面に字幕を起こす場合、会場の歓声や拍手などの雑音が入ってしまうことからNHK放送センターのスタジオで改めて別のアナウンサー(字幕担当キャスターは主に以前大相撲中継に携わっていたアナウンサーが担当。日本語センター所属、嘱託のアナウンサーの担当が多い)が4名1組でその内容を改めてアナウンスした上で字幕に起こす(ただし、開始冒頭と終了部分の独自の案内、幕内土俵入りの力士紹介、横綱土俵入りなどあらかじめ決まっているコメントがある場合は事前に作成したものを動きにあわせて表示)。これは大相撲以外のスポーツ中継や、『NHK紅白歌合戦』などのステージイベントの中継でも同様に行われている。なお、総合テレビで平日16:00過ぎ(2012年3月場所以降)と17:00過ぎの中断ニュースでもリアルタイム字幕放送を実施している。なお、総合テレビが国会中継や特設ニュースの関係でBS1およびEテレで代替放送する場合でもリアルタイム字幕放送は実施される。リアルタイム字幕放送では本編内容の字幕のほか独自に字幕キャスター担当者4人の紹介と「生字幕放送をお伝えします。」「生字幕のため誤字を生じることがあります。ご了承ください。」、最後には「大相撲(初・春・夏・名古屋・秋・九州)場所をお伝えしました。」が文字多重放送により表示される。また、東西横綱の土俵入りで四股を踏む際、観客からの掛け声を「(館内)ヨイショ!」と表記している(事前作成のため動きにあわせて表示。別の生字幕表示中は行わない)。
中入りの企画特集
中入り(幕内取組前)には日替わりの企画特集が行われる。
- 初日 今場所の展望
- 序盤の数日間 新十両紹介(その場所に初めて十両=関取として仲間入りを果たした力士全員を、毎日1名ずつ取り上げ、アナウンサーのインタビューを行う。インタビュールームでの生放送)
- 同(新十両紹介の概ね翌日) 幕下のホープ(今後関取としての期待が高まる若手幕下力士を毎場所1名ずつ取り上げ、アナウンサーのインタビューを行う。こちらは事前に各部屋<地方場所はそれぞれの部屋ごとの宿舎や稽古場>にアナウンサーが赴いて収録することが多い。ただし新入幕十両が多い場所の時は割愛する場合もある)
- 中日 力士訪問(幕内主力力士に密着取材したコーナー)、幕下上位15枚目までの星取表(中間発表)、好角家(相撲愛好家の著名人)がゲスト解説として訪れる場合はそのゲストとの相撲談義が行われることもある
- 中盤の数日間 相撲に関係する様々なトピックス
- 終盤の数日間 各段の優勝者インタビュー(ある時)、幕内の優勝争いなどの展望
- 千秋楽 幕下上位15枚目までの星取表(最終結果発表)
- ※新十両紹介、各段優勝者インタビューについては、ラジオ・テレビ同時に配信。幕下ホープは音源はテレビ・ラジオ同じものだが、録画・録音での収録の都合上同時放送ではない。なお幕内力士最高優勝者に対するインタビューは優勝決定後のほか、千秋楽の閉会・表彰式にも、天皇賜杯(菊花大銀盃)、内閣総理大臣杯、優勝旗の贈呈に続けて、場内共同インタビューの形で放送される。
中入り後の審判交替の際(幕内の前半と後半の切り替え時)、かつては「相撲一口メモ」というコーナーがあり相撲に関する故事や話題などを1分間程度にまとめて放送していた。九州場所ではこのコーナーに代わって1年間の取組のうち名勝負や変わった決まり手が出た一番を放送していたが、平成に変わる頃にはこのコーナーはなくなりその日の取組結果が放送されるのみとなり、事実上「一口メモ」に相当する箇所は中入りの取組前の企画に集約される形となった。2009年頃から2010年5月場所までは、今日の注目の一番のVTRを流していた。
また千秋楽の優勝力士への表彰式においては1991年5月場所までは優勝決定戦などによって表彰式の開始が遅くならない限り人気のあったデビッド・ジョーンズによるパンアメリカン航空のトロフィー授与(アナウンサーも、彼の表彰中は授与の前に「おなじみのデビッド・ジョーンズさんです」という一言の後、黙して朗読の邪魔にならないよう配慮していた)までを中継した後、当日の取組結果や場所の総括、三賞受賞力士のインタビューなどを放送していたが現在は「NHK金杯」の授与までを画面で中継してから(放送席で会話が行われている場合でも中断し、必ず映す)当日の取組結果などを放送するようになった。
副音声
デジタル総合(2004年9月場所から)、NHKワールド・プレミアムとも16:00から二ヶ国語放送(英語による実況)を実施している。国会中継の関係でBS1で代替放送する場合も同様となる。なおデジタル放送はステレオ2音声、NHKワールド・プレミアムはモノラル二重音声での放送。かつて相撲を放送していたBS2ではアナログは1990年代半ばから、デジタルは2006年11月場所から、BShiでもデジタルBS開局後からそれぞれ行われていた。
二ヶ国語放送ではハワイ出身の先代東関親方(元関脇高見山)、武蔵川親方(元横綱武蔵丸)や好角家の外国人(ケネス・スエンセンなど)がゲストに招かれることがある。収録は毎場所東京のスタジオで行われているため、地方場所では親方がゲストとして招かれることは一切ない。
2011年1月場所まで「2か国語」の表示テロップはNHK全番組では唯一、現在使用中のテロップに加えて1994年度から2002年度まで(1994年4月 - 2003年3月末)まで使用されていた旧式の「二ヶ国語」テロップも使用されていた。
英語実況の担当者は三原ロス(ロス・ミハラ。普段は英語ニュースを担当。2008年8月には「News Today Asia」で貴島通夫キャスターの夏休み休暇に伴うキャスター代行を務めた)、森田博士(ヒロ・モリタ、普段は英語ニュースでスポーツコーナーを担当)、マレー・ジョンソンの3名が交代で務める。
地方局における途中飛び乗り
北海道では以前、日曜日における総合テレビの放送のみ他地域よりも開始時刻が遅く始まる飛び乗りのかたちで放送することがあった(時報スーパー、番組タイトル、字幕放送テロップは札幌放送局側で出していた)。これは、『北海道スペシャル』放送の関係で時差放送となっている「あなたも挑戦!ことばゲーム」などを放送するためであった(現在は終了)。
総合テレビの放送では一部地域で高校野球地方大会の中継や地域番組編成に伴う時差放送などのため飛び乗りとなる場合がある(BS1の終了から総合テレビの飛び乗り開始まで中継が一時中断)。途中飛び乗りの場合は字幕スーパーで「番組の途中からですが、大相撲(場所名)を放送します」と表示されるが、何も表示せずに飛び乗り開始となる場合もある。[16]
2010年度まではBSで補完視聴できていたが、2011年度以降はこの差し替え編成が行われた場合はマルチ編成を行わない限りは中継自体視聴することが不可能となっている(主に十両の取組の部分)。ただ、後述にある日本相撲協会の公式サイトでインターネットによるライブストリーム配信を利用することで取組の模様を補完視聴することができるが、実況・解説は一切入っていない。
ラジオ第1放送では毎年7月の名古屋場所の期間中に高校野球地方大会が重なるため、一部地域で16時台の放送のすべてまたは一部分が聴取できないことがあるが、遅くても17:00までに飛び乗りで開始される(17:00以降は高校野球中継がFM放送に移して放送されるため)。なお、16時台の放送については国会中継が行われない限り、NHKネットラジオ らじる★らじるやNHKワールド・ラジオ日本で補完聴取が可能である。
BSでの中継放送について
1987年7月にNHK衛星第1テレビジョン(現NHK BS1)が独自編成を開始した際、総合テレビ・NHK衛星第2テレビジョンでの中継が行われる前の午後1時から3時すぎにかけて、序ノ口・序二段(それぞれ一部)・三段目・幕下下位の取組を放送したことがある。その後BSの放送チャンネルを整理し独自の番組に切り替えた1989年7月から1991年11月までは17時まで(概ね幕内下位力士まで)をBS2で中継(17時以後はハイビジョンの伝送実験(そのときも内容は大相撲中継)のため一般向けは中断。大相撲中継自体はBS1に移して放送していた)。放送開始から1994年11月場所までは初日と千秋楽のみ序ノ口から全取組を放送していた。
その後ハイビジョン伝送試験が発展解消した後の1992年1月の本場所からBS2の放送が18時まで拡大し、16時-18時はハイビジョン試験放送(2001年1月からNHKデジタル衛星ハイビジョン)・BS2・総合テレビの3波同時中継が2009年3月まで続いた。その後2011年1月まではBSはBS2のみで中継していたが、BSの大改正に伴いその場所(3月場所中止のため)を持ってBSでの放送は打ち切り(但し国会中継・大規模災害などやむをえない理由で中継できない場合、BS1で放送することがある)となり、幕下下位以下の力士のテレビ放送は、最終日の優勝決定戦がある場合を除きなくなっていたが、11月場所から総合テレビとのリレー中継という形でBS1で再開された。
一時期であるが、序ノ口・序二段・三段目・幕下下位のBS単独で放送する取組の中継に際しては元力士がリポーターを担当したことがあった。
ラジオ放送の概要
- 途中17時台冒頭に2-3分程度ニュースが挟まれる。
- 基本的に解説者は2時間通しで1人のみが出演し、実況アナウンサーはテレビとは異なり幕内前半戦と後半戦とで交代となる日もある。これとは別に向う正面側からレポート・情報を入れるための実況アナウンサーが1名つく。
出演者一覧
原則として五十音順とする。解説者及びアナウンサーは場所によっては登場しない事もある。
NHK専属解説者
- 北の富士勝昭(第52代横綱)(1998年-)
- 舞の海秀平(元小結)(2000年-)※通常は幕内の放送で出演するが、2012年3月場所五日目では幕下以下の正面解説も担当。正面放送席に限らず、向正面放送席に座るときもある。
- 過去のNHK専属解説者
- 玉の海梅吉(1957年-1982年)
- 神風正一(1953年-1986年)
- 若瀬川忠男(1985年-1991年)
- 出羽錦忠雄(1990年-1999年)
- 緒方昇(元関脇北の洋。四股名が発音しづらいため本名で登場していた)(1988年-2000年)
日本相撲協会評議員
- 幕内・正面放送席
- 幕内・向正面放送席
- 以下十両取組解説兼任
上記以外の十両解説及び幕下の解説は審判部に所属していない年寄が務める。
NHK中継担当アナウンサー
「字幕」は現在大相撲中継でのリアルタイム字幕放送の字幕キャスター担当者。
現役
担当番付は2014年7月場所時点。基本的には場所が行われるところの放送局関係者が務めるが、実況から外せないほど重要な位置を占めるまでに出世したり勤務局エリア内で関取を多く輩出していたりする場合は場所開催地以外の放送局からも起用される。なお、九州内に若手相撲担当アナウンサーが集結するような状態になったことから、これを機会に世代交代が進められている。
氏名 | 勤務局 | 担当番付 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
幕内 | 十両 | 幕下 | |||
大坂敏久 | 津放送局 | ○ | ○ | ○ | |
太田雅英 | 大阪放送局 | ◎ | ○ | ○ | 春場所統括担当。 |
岡崎太希 | 宮崎放送局 | ○ | |||
角谷直也 | 松江放送局 | ○ | |||
刈屋富士雄 | 東京アナウンス室 | ◎ | ○ | 2011年6月から解説委員兼務。 | |
厚井大樹 | 千葉放送局 | △ | ○ | ○ | 高知時代に高知県出身関取が多いことと、関取に明徳義塾高出身者も多いことで起用。 |
小林陽広 | 高松放送局 | ○ | 夕方のニュース担当だったため一時離れた。 | ||
沢田石和樹 | 新潟放送局 | ○ | ○ | ○ | |
佐藤洋之 | 松山放送局 | ◎ | ○ | ○ | 福岡放送局時代は九州場所統括担当。 2013年は統括デスク・若手育成に専念。 |
三瓶宏志 | G-Media出向 | ◎ | ○ | ○ | 大相撲中継統括デスク。 |
白崎義彦 | 福岡放送局 | ◎ | ○ | ○ | 九州場所統括担当。 2014年5月場所まで大相撲中継統括デスク。 高松時代は東京場所のみ担当。その後若手育成のため2009年7月場所から2010年5月場所まで 1年間の“休場”期間があった。かつて朝青龍絡みで数多くの伝説を打ち立てた。 |
高木優吾 | 鹿児島放送局 | ○ | |||
高山大吾 | 大分放送局 | ○ | |||
田所拓也 | 長野放送局 | △ | ○ | ||
戸部眞輔 | 北九州放送局 | △ | ○ | ○ | 佐藤に代わり地元担当に。九州場所中は県東部の相撲部屋取材担当[17]。 |
藤井康生 | 東京アナウンス室 | ◎ | 転勤前は名古屋場所統括担当。 | ||
船岡久嗣 | 東京アナウンス室 | ○ | ○ | ○ | |
三輪洋雄 | 秋田放送局 | △ | ○ | ○ | |
吉田賢 | 札幌放送局 | ○ | ○ | ○ |
幕内担当の◎は、1場所中に2回以上幕内実況を担当することがある。△は、花道レポートのみ担当(実況担当になったことはない)。
過去に中継を担当していたNHKの現役アナウンサー
- 2013年5月時点
氏名 | 勤務局 | 字幕 | 備考 |
---|---|---|---|
青沼郁夫 | 日本語センター | 現在は職員研修担当 | |
岩佐英治 | 名古屋放送局 | 名古屋場所統括担当。相撲を実況することがNHK志望の動機であった。 東京大学相撲部員として両国・国技館の土俵に立った経験あり。[18][19] | |
上原康樹 | 盛岡放送局 | ||
内美登志 | 仙台放送局 | ||
小原茂 | 熊本放送局放送部長 | ||
久保田茂 | 帯広放送局 | ||
柴田拓 | 名古屋放送局 | ||
高橋康輔 | 秋田放送局 | ||
田代賢 | 日本語センター | ○ | |
田中秀喜 | 熊本放送局 | ||
千野秀和 | 高知放送局 | ||
中尾晃一郎 | 釧路放送局 | ||
永松隆太朗 | 松山放送局 | ||
福田光男 | 高知放送局 | アナウンス副部長 | |
藤本憲司 | ラジオセンター | 現在は制作担当職員 | |
別井敬之 | 福岡放送局 | ||
政野光伯 | 長野放送局 | ||
山口達也 | 東京アナウンス室 | 現時点では2012年3月場所が最後。現在はスポーツデスク。 実況からは離れたが大相撲・幕内の全取組では案内役を務めている。 | |
山田賢治 | 東京アナウンス室 | ||
山田重光 | 鹿児島放送局 |
過去に中継を担当していたNHKの元アナウンサー
- 2013年5月時点。●は故人。
大相撲中継でのリアルタイム字幕放送の字幕キャスター担当者(現役)
- 大谷元子
- 門脇昌子
- 川口望
- 小池隆俊
- 田仲清司(日本語センター専属)
- 高橋淳之(日本語センター専属)
民間放送における大相撲中継
本場所中継
民間放送開設初期の1950年代から1960年代までにかけて民放テレビ・ラジオ共に競って大相撲の生中継を行っていたが、テレビ放送は1966年1月場所を最後にすべて撤退した。
テレビ放送は日本テレビが開局の翌月1953年9月場所より中継を開始。次いでラジオ東京(現在のTBSテレビ)が開局の翌月1955年5月場所から中継を開始した。大阪に民間放送テレビ局が開局していなかった1956年までは3月場所の中継が出来なかったが、1957年3月場所では大阪テレビ放送(OTV。現在の朝日放送)が日本テレビ、中部日本放送(現在のCBCテレビ)とネットワークを組んで中継した(ラジオ東京の中継放送は無かった)。以降、1958年7月場所まで日本テレビ・CBC・OTV・北海道放送(HBC)のネットワークで中継放送を行った。対するラジオ東京は東京開催の1月場所・5月場所と独自に名古屋開催の7月場所を中継して対応した。
このようにNHKのほか民放2局もしのぎを削って中継を行ってきたが、1959年3月場所ではこの前月に開局した日本教育テレビ(NETテレビ。現在のテレビ朝日)とこの月に開局したフジテレビも中継を開始したため、一時在京4局が同時間帯で生放送を行う状況となり、世間の顰蹙を買った。この批判を受け、NETテレビは1959年5月場所限りで撤退して深夜帯の『大相撲ダイジェスト』に切り替えた。次に1960年9月場所をもってフジテレビが撤退。TBSテレビ(1965年1月場所まで)、日本テレビ(1966年1月場所まで)の順に撤退した。最後まで中継した日本テレビはNHKに先駆けてカラー中継を実施。連日のように有名人をゲストに招き、分解写真(いわゆるスローモーション技術の原点とも言える装置)を導入するなど意欲的だったが、肝心のスポンサーが付かなくなったため打ち切らざるを得なくなった。当時の解説者に東富士欽壹、輝昇勝彦らがいる。
以降、生中継がNHKの独占状態になった後も残っていたテレビ朝日の『大相撲ダイジェスト』も相撲人気が落ち込んだ2003年9月場所で遂に打ち切られ、CS放送のスポーツ・アイ ESPN→J Sports ESPNが『劇戦!大相撲』のタイトルで当日の夜に同様のダイジェスト版を放送したが、こちらも2009年1月場所所より8日目と千秋楽の夜にそれぞれ前半戦・後半戦ダイジェスト版を放送する形に縮小の後、2009年3月場所限りで打ち切りとなった。
ラジオ放送は1952年1月場所がラジオ東京(現在のTBSラジオ)と新日本放送(現在の毎日放送)の共同制作で開始されたが、翌5月場所では日本相撲協会の意向で某代理店に一切が一任され、保全経済会がスポンサーに付いたためラジオ東京は撤退。日本文化放送協会(NCB。現在の文化放送)が新日本放送と組んで中継した。保全経済会事件の発生でこの契約が無くなると、再び1953年9月場所よりラジオ東京が朝日放送と組んで放送を再開。以降1955年1月場所までラジオ東京と日本文化放送協会の並行中継が行われたが、この場所をもって日本文化放送協会が撤退。ラジオ東京も通常番組との調整等で中継継続が困難となり、5月場所で一時撤退した。1956年1月場所と3月場所はラジオ東京の中継が復活したが、再度中断。1957年9月場所では試験的な意味合いもかねてニッポン放送が生中継に乗り出したものの、この場所限りで生中継は打ち切られた。ニッポン放送の大相撲中継はこの場所前後にも録音によるダイジェスト版を新日本放送、ラジオ九州(現在のRKB毎日放送)にネットする形で放送していたが、生中継は現在のところこの1場所限りである。
1973年5月場所から1987年3月場所まで中入り後十番に絞り込んだ『大相撲熱戦十番』を文化放送とラジオ大阪が共同制作し、初めて支度部屋からのインタビューを中継するなど独自の番組作りで好角家の支持を集めた。
ハワイ出身力士が特に活躍していた1980 - 1990年代には、在日米軍のFEN(現在のAFN)も独自の英語実況中継(初日・中日・千秋楽)を行っていた。
1992年5月場所から2000年1月場所までの間、TBSラジオがAMステレオ放送普及目的で生中継(初日・中日・千秋楽)を復活。夜間にはJRNネットでダイジェスト番組を放送していた。低聴取率で一旦撤退したものの、2008年1月13日からの2008年1月場所で8年振りに大相撲実況中継を再開した。詳細は『待ったなし大相撲』の項を参照せよ。
本場所以外の大相撲中継
現在放送しているものを紹介。相撲協会での主催部門は巡業部。
- 日本大相撲トーナメント(2月、両国国技館)
- 明治神宮例祭奉祝全日本力士選士権大会(10月、両国国技館)
- 主催:明治神宮
- テレビ東京系列で録画放映。
かつて行われていたもの
- 大相撲最強決定戦(6月、両国国技館または大阪城ホール)
- 大相撲王座決定戦(10月、名古屋市総合体育館(現在の日本ガイシ スポーツプラザ))
- 社会福祉大相撲(10月、両国国技館)
- 主催:テレビ朝日、テレビ朝日福祉文化事業団
- テレビ朝日系列で録画放映。2009年以降は行われず。
テレビ中継の歴代高視聴率
視聴率(%)はビデオリサーチ関東地区調べ(出典:引田惣弥『全記録 テレビ視聴率50年戦争―そのとき一億人が感動した』講談社、2004年、154頁。ISBN 4062122227)。
順位 | 場所 | 放送日 | 視聴率 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 1981年1月場所・千秋楽 | 1981年1月25日 | 52.2% | 千代の富士、初優勝 瞬間最高視聴率65.3% |
2 | 1975年3月場所・千秋楽 | 1975年3月23日 | 50.6% | 貴ノ花、初優勝 |
3 | 1978年11月場所・千秋楽 | 1978年11月26日 | 42.1% | 2代目若乃花、全勝優勝 |
4 | 1982年9月場所・初日 | 1982年9月12日 | 42.0% | 北の湖、全休明け。黒星スタート |
5 | 1983年1月場所・千秋楽 | 1983年1月23日 | 41.0% | 琴風、2度目の優勝 |
6 | 1992年11月場所・初日 | 1992年11月8日 | 40.9% | 貴花田、この場所大関を狙うも黒星スタート |
7 | 1992年1月場所・千秋楽 | 1992年1月26日 | 40.3% | 貴花田、史上最年少の初優勝 名古屋地区では視聴率51.1% |
8 | 1979年1月場所・9日目 | 1979年1月15日 | 39.1% | 2代目若乃花、24連勝 |
9 | 1991年9月場所・初日 | 1991年9月8日 | 39.0% | 貴花田、史上最年少の関脇昇進。白星スタート |
10 | 1984年11月場所・13日目 | 1984年11月23日 | 38.9% | 千代の富士、10回目の優勝 |
インターネット配信による大相撲中継
日本相撲協会は1996年秋場所より公式ホームページを開設、この中で協会公式記録映像の配信を行っている。2004年1月にはNTT-X(現NTTレゾナント)と提携し、ポータルサイト「goo」に公式情報サイト「goo 大相撲」を開設、ストリーミング配信も同サイトに移行した[21]。配信内容は十両・幕内の全取組の場内の映像で、実況や解説はない。2010年名古屋場所のNHKでの中継が取りやめとなった際にはこの配信サービスを利用するユーザーが多かったという。[22]当初は幕内のみの配信だったが、前述の2010年名古屋場所からは十両からに拡大され[23]、画面サイズと画質も向上した。
2011年夏場所は技量審査場所となり、NHKの中継及びダイジェスト放送が全面的に取りやめとなったため、「goo 大相撲」での配信時間を序ノ口からに拡大、四股名と成績のテロップ(四股名テロップはNHKの中継とは異なりゴシック体)を表示し、十両土俵入り後の取組からは実況と親方の解説音声をつける形で配信、またNTTレゾナントと同じNTTグループのNTTぷららが運営するテレビ向け映像配信サービス「ひかりTV」、大相撲公式携帯サイトで相撲協会と提携関係のあるドワンゴ傘下のニワンゴが運営する動画配信サービス「ニコニコ生放送」でも同様の中継配信を行うほか、公式携帯サイトでも有料で生中継を実施した[24]。この際のgoo大相撲の出演者は両国国技館の場内FM「どすこいFM」を担当している石橋省三、銅谷志朗(交代で実況を担当)、下角陽子(アシスタント)。解説にはNHKと異なり審判部に所属する親方も出演した。
この中継が好評を博し、初日には協会公式サイトに約74,000件、最大同時アクセス約9,000人、ニコニコ生放送へのアクセス数156,000件を記録[25][26]、ニコニコ生放送での15日間の視聴者数も約160万人に上った[27]。これを受けて、goo大相撲での序ノ口からの配信は名古屋場所以降でも継続されている。一方ニコニコ生放送、ぷららTVでの配信は技量審査場所に限ったこと、NHKでの中継が復活したことを理由に行われていない[28]。ただし、ニコニコ動画上では専用チャンネルが用意され、各種プロモーション映像などが配信されている。
2013年の秋場所からはgoo大相撲の終了と日本相撲協会公式サイトへの統合に伴って、中継配信もUstream上に専用チャンネルを設置し、配信を開始、2014年初場所からは終了した取組の録画映像を閲覧できる機能を追加した上で有料化している[29]。
現在では序ノ口の取組開始10分前から弓取り式終了まで(千秋楽は幕内最高優勝・三賞の表彰式と最後に行う「出世力士手打式」の終了まで)全編配信を行っている。ただし、館内放送における注意事項説明時は琴剣淳弥によるイラストの静止画像に差し替えられている。
この他2005年9月場所からの一時期、ドワンゴが運営する携帯電話向けインターネットラジオ配信サイト「パケットラジオ」のニュース・スポーツ専門チャンネルにおいて、本場所中の17:00-18:00に、速報番組「パケラジ大相撲」を配信していた。出演者はナレーターの木村匡也。
雑誌『大相撲中継』
『大相撲中継』(おおずもうちゅうけい)は、NHKサービスセンターが1975年から2010年末まで発行していた雑誌『NHK大相撲中継』の通称でもある。
1975年に『グラフNHK』の別冊版として創刊され、1990年からはグラフNHKを週刊テレビ情報誌にリニューアルした『NHKウィークリーステラ』の別冊版として隔月刊行されていた。発売は番付発表前であることが多いにもかかわらず三役昇進力士、幕内昇進力士の的中率が非常に高かった。
1月の初場所では約50,000部、他の本場所では約35,000部を発行していた。[30]
1979年12月発売号までは「大相撲録音」と題したソノシートが付録で付いていた。内容はA面がラジオの実況録音を中心とした本場所のダイジェスト、B面がインタビューなどの企画ものであった。
相撲専門誌は本誌以外に、ベースボール・マガジン社から刊行されている月刊『相撲』、読売新聞東京本社から刊行されていた『大相撲』と3誌があったが、『大相撲』が2010年9月号を最後に休刊になったことにより、本誌と『相撲』の2誌だけとなっていた。[31]
最終号は2010年12月発売の「初場所展望号」である(理由については後述)。
角界不祥事と雑誌の休廃刊・復刊
2010年6月に発売する予定だった「名古屋場所展望号」は、野球賭博問題の影響により発売中止となった(同問題に関与した力士のインタビューが掲載されていたため)。相撲界の不祥事を理由にした発売中止はもちろん、この雑誌自体が発売中止となったことは史上初であった。なお、8月24日に「名古屋・秋場所合併号」として発売された。
さらに2011年2月には「春場所展望号」が、大相撲八百長問題の影響で発売中止となっている。しかし、春場所中止決定から2週間して、さらに休刊に追い込まれる形となった。「夏場所展望号」以降の発行も取りやめることになり、再開されないまま事実上の廃刊となり、36年の歴史に幕を下ろすことになった。
休刊の理由について、NHKサービスセンターは「春場所中止と相撲界を取り巻く状況を総合的に判断し、休刊することにした」と説明している[32]。ただ、本場所が再開され、NHKの中継が行われることになった場合、改めて再発行を検討するとしているが、現在のところ再発行の予定はない。[30]
八百長問題の影響という不本意な形で廃刊となり、相撲専門誌は月刊『相撲』1誌だけが残る形となった。[31]
休刊後、1横綱3大関が誕生し、角界に活気が戻りつつあり、相撲人気も上向いてきたことから、2013年6月に「NHK G-Media 大相撲ジャーナル」と雑誌名を変更し復刊することが決まった。編集をNHKグローバルメディアサービス、発行をイースト・プレスが担当し、編集長に元NHKアナウンサーで旧「大相撲中継」編集長だった緒方喜治が起用されている[33][34]。
歴史
大相撲中継は、1928年1月12日からNHKのラジオ放送により始まった。またこのとき放送時間内に勝負を納めるため幕内10分、十両7分の制限時間設定とともに土俵に仕切り線を設けた。「ただで聞ける(見られる)ようになれば国技館の客が減る」という反対論もあったというが、杞憂に終わった。テレビ放送は同じくNHKより1953年5月16日に始まった。
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:相撲- ↑ 土曜日のみ、囲碁・将棋ウィークリー放送の為、放送開始が13:30からだった。
- ↑ クロスフェードで画面を切り替える都合上BS1のマルチ編成終了時にも数秒程度オープニングの映像が入る。
- ↑ 3.0 3.1 NHKメロディ
- ↑ NTSC(アナログ放送)は2011年7月24日(2011年7月場所(名古屋場所)千秋楽の日)正午までで完全停波となるが、通常放送は7月24日の停波(最大24:00)まで放送可能で、7月場所は本画面左下にアナログ放送終了告知「アナログ放送終了までx日」を被せる放送で停波前日(7月23日)の14日目までの放送になる。ただし、岩手県・宮城県・福島県(盛岡、仙台、福島放送局管内)は東日本大震災の特例でアナログ放送延長され、2012年3月場所(春(大阪)場所)千秋楽まで放送された。
- ↑ BS2での相撲中継を春場所で終了 - BIGLOBEニュース
- ↑ このため総合テレビの各地域別のローカルニュースの放送時間が短縮されたほか、総合テレビ、BS2、NHKワールド・プレミアムの定時番組の放送時間変更なども生じた。
- ↑ 産経新聞2010年7月11日「NHKがダイジェスト放送 30分間」
- ↑ NHKの大相撲中継が秋場所から復活 日刊スポーツ 2010年9月3日
- ↑ NHK会長「本場所ではないので中継難しい」スポーツ報知 2011年4月7日
- ↑ NHK、技量審査場所は中継せず スポーツ報知 2011年4月20日
- ↑ 大阪府立体育会館は2012年4月に命名権により「ボディーメーカー・コロシアム」と改称されているが、NHKでの放送では命名権の名称は使わず、本来の正式名称でアナウンスしている
- ↑ 12.0 12.1 12.2 正時の時点で前の取組が終わって間もない場合は、次の取組終了を待たずにすぐニュースを挿入する。
- ↑ この日は2014FIFAワールドカップ・アジア3次予選「北朝鮮VS日本」の中継も重なったが、メインチャンネルではサッカー中継を優先し、大相撲中継は総合テレビの中継開始までサブチャンネルで放送された。
- ↑ 原則17:05までに放送開始。
- ↑ 番組内では琴勇輝と勢にインタビューした。
- ↑ 特別な例では北海道地方では2012年3月19日に「地球イチバン」(15:12-15:55)に差し替えるが、これは本来放送されるべきである3月8日の木曜日20時台に「北海道クローズアップ」の震災関連特別編成に差し替えたことによる代替放送となったためである。15:55の飛び乗り開始の際は札幌局側で画面左下に「大相撲春場所(改行)九日目」、画面右上の4:3SD位置に「字幕放送」とそれぞれのテロップを表示して対応した。
- ↑ 北九州市には式秀部屋の常設宿舎があったが親方の定年退職による交代で閉鎖。入れ替わって中間市に元横綱・武蔵丸が再興した武蔵川部屋が宿舎を構えた。
- ↑ テンプレート:要検証範囲。その際、NHKの昔の広報誌「グラフNHK」の付録として添付されていた大相撲実況のソノシートコレクションも披露した。
- ↑ 2011年6月から休養中。2012年4月に復帰(ただし、一度ラジオニュースに出たのみ)したがすぐに再び休養している。現時点では2011年1月場所の担当が最後。
- ↑ 『国技大相撲 第20号』(ベースボール・マガジン社)「大相撲復興の歴史」より
- ↑ 『goo大相撲』の開設および『大相撲ホームページ』のリニューアルについて
- ↑ テレビがないならネットで観戦!goo大相撲の無料ライブ配信が大好評!,navicon,2010年7月12日
- ↑ 当時からサイト上での配信こそされていないが十両以下の取組映像そのものは存在しており、動画のURLに直接アクセスすることで見ることができた。当時の十両以下取組の動画を転載した海外サイトも存在する。
- ↑ ニコ生などで、大相撲 五月技量審査場所を生中継-goo大相撲やひかりTVも,AV Watch,2011年4月28日
- ↑ 「ニコ動」視聴13万人超えた/技量審査場所 日刊スポーツ 2011年5月9日
- ↑ 協会サイトの全取組中継にアクセス集まる 日刊スポーツ 2011年5月19日
- ↑ ニコ動の大相撲「五月技量審査場所」ライブ中継、160万人が視聴 Internet Watch 2011年5月25日
- ↑ 大相撲名古屋場所:全取組をネット配信 毎日新聞 2011年6月28日
- ↑ インターネット取組配信サービスの機能拡充と有料化のお知らせ
- ↑ 30.0 30.1 テンプレート:Cite news
- ↑ 31.0 31.1 36年の歴史に幕!「NHK大相撲中継」事実上の廃刊…八百長問題 スポーツ報知 2011年2月20日
- ↑ NHKの相撲専門誌が休刊 八百長問題の影響受ける 共同通信 2011年2月20日
- ↑ 雑誌「大相撲中継」名称変更で復刊,日刊スポーツ,2013年5月23日
- ↑ NHK相撲専門誌が復刊 名古屋場所前から,スポーツニッポン, 2013年5月23日