テレビ西日本
テンプレート:Otheruseslist テンプレート:混同
テンプレート:日本のテレビ局 株式会社テレビ西日本(テレビにしにっぽん)は、福岡県を放送対象地域としてテレビジョン放送をする特定地上基幹放送事業者である。
目次
概要
略称は「TNC」、愛称は「テレ西」。現在のキャッチコピーは「Bee Happy! テレ西」。福岡ドームレフト内野側のフェンスには「テレ西」と書かれている[1]。
所在地は、TBS(JNN)系列のRKB毎日放送と同じ街区番号内である。(TNCは3番2号、RKBは3番8号)
地上波デジタル放送のリモコンキーIDはキー局のフジテレビジョンを始めFNN系列のほぼ全ての局で使用されている「8」[2]。またアナログ親局が1桁のFNN系列5局のうち、テレビ西日本は唯一アナログ親局をリモコンキーIDへ引き継がなかった。主な理由としては、地上デジタル放送のリモコンキーIDにおいて「9」があまり一般的ではない[3]、FNN系列フルネット局は極力「8」に統一される方針であった、創業地である八幡と「8」をかけた、等がある。
局名の頭に「テレビ」を付けた国内初の民間放送局。また在福テレビ局で唯一、社名に「テレビ」が入っている局でもある[4]。
放送対象地域は福岡県のみであるが、直接受信やケーブルテレビの区域外再放送を含め実際に受信している世帯は広く九州北部から山口県までまたがる。大分県はクロスネット局・テレビ大分におけるフジテレビ制作番組のネット率が低いため、テレビ西日本を視聴する世帯が多く存在する。
なお山口県にはFNN・FNS系列局がないため、山口県内の取材は基本的にテレビ西日本が担っている(なお岩国市など東部はテレビ新広島が、北部は山陰中央テレビジョン放送が担当する場合もある)。逆に他の在福民放テレビ各局は佐賀県の取材も担っているが、サガテレビがFNN・FNS系列局であるため、テレビ西日本のみ佐賀県内での取材は行わない。ただし重大事件の場合、サガテレビの後方支援として参加する場合がある。
コールサインは福岡局がJOJY-DTV、北九州局のかつてのアナログがJOHX-TV。なお、中継局のコールサインはアナログ放送のみで、デジタル放送には割り当てられていない。FNN系列で中継局にもコールサインが割り当てられていた放送局は、アナログ放送終了時点で当社とテレビ静岡[5]の2局のみであった。なお、福島テレビも中継局にコールサインが割り当てられていた時期があった[6]。
香川県・岡山県を放送対象地域とする日テレ系列のテレビ・ラジオ兼営局である西日本放送(RNC)と社名が似ているが、両社に資本関係は一切無い。ただし1964年(昭和39年)9月30日までは系列関係(日本テレビ系列)があり、また奇しくもアナログ親局は本局と同じく「9」であった[7]。
経緯
TNCは当初、朝日新聞社や日本テレビ放送網(NTV)の資本が入っていた。これは多くのテレビ免許競願を一本化した為で、免許は北九州広域地方をエリアとし、同じく朝日新聞社の資本が入った九州朝日放送(KBC)と将来合併する事を条件に与えられた。ネットワークは資本の関係から日本テレビ系列(NTV系)となった。
しかしながら、同じくNTV系の山口放送(KRY)もまた北九州広域地方進出の機会を窺っていた。こうした状況の中、TNCから朝日新聞社が撤退し、又、KBCとの合併も撤回。逆にKBCと相図ってお互いのサービスエリアへ進出する事に成功した。こうして全県で視聴可能となった矢先、遂にKRYがNTVの後援を得て関門テレビ局を開局した。また、NTVの株主である読売新聞社も北九州で新聞の発行に踏み切った事で、TNCの株主である西日本新聞社の神経を尖らせた。更に、TNCとKBCの相互乗入れ実現に、同じ毎日新聞社系という事で合併させられたRKB毎日放送(ラジオ九州と西部毎日テレビジョン放送)側に不満が発生し、やがて同社株主を中心にUHF新局設立への動きと繋がり、これに読売・NTV連合が資本参加をする動きが出てきた。
TNCと西日本新聞社はこの一連の動きを看過ごす事が出来ず、このままNTVをキー局とし続けるよりも、再三フルネットの勧誘を受け、且つ西日本新聞社と協力関係にある産業経済新聞社(産経新聞社)をグループとするフジテレビ系列に鞍替えした方が得策であると判断。1964年一部スポンサーの反対を押し切り、ネットチェンジした。以降、TNCはフジネットワークの基幹局の一つとなっている。
このことや、キー局フジが「ウチは新聞系列ではない」と各地の新局を誘ったこともあって、昭和40年代、全国各地にUHFテレビ局が次々と開局した際、TNCは西日本新聞社とともにいち早く、西日本新聞社エリア内各県のテレビ局をグループ化することに成功し、結果として九州に多数、フジ系をメインとする局(全ての県に系列局がある。但し、当初は複数ネット受けの社も多かった)が誕生することとなった。ニュースの共同企画や西日本新聞社主催の金鷲旗全国高等学校柔道大会・玉竜旗全国高等学校剣道大会の九州・沖縄エリアネット中継などで、ブロック内の連携を保っている。
なお、新聞の番組表では福岡県の場合、原則として新聞社資本の最も強い放送局を民放の最初に掲載するのが慣例となっていて、西日本新聞・西日本スポーツ(いずれも福岡県向け)ではその通りにしているが、FNN・FNSと直系にある産経新聞では2009年(平成21年)10月1日付からの「九州・山口特別版」創刊後はRKB毎日放送に次ぐ民放2番目の列で掲載している。これは紙面の印刷を毎日新聞西部本社に委託していることへの配慮としているため。なお大阪府の産経新聞大阪本社で印刷・配送(空輸)された2009年9月30日付までの新聞(6版)では、TNCは民放1番手での掲載だった。また新聞の表記も各社(各紙)で異なり、西日本・朝日・毎日・読売・佐賀では「TNCテレビ西日本」と表記しているのに対し、日経は「テレビ西日本 TNC」と表記。産経は2014年1月31日付までは「テレビ西日本」と表記していたが、2014年2月1日付より「TNCテレビ西日本」と表記になった。なお、中国新聞(広島県)の山口県版では「テレビ西日本」の表記のままである。
会社の概要
詳細は右側の一覧も参照。 テンプレート:Infobox
支社・支局の所在地
- FNNバンコク支局
- タイの首都バンコクにFNNとして支局を設置している。近隣の支局とも協力し東南アジアから南西アジアまでの地域を精力的に取材。同時多発テロ事件以降の地域の激動を見続けている。TNC以外にも、RKB毎日放送と福岡放送も、ニュースネットワークの取材拠点をバンコクに置いている。ただ、フジテレビがマレーシアのクアラルンプール支局を閉鎖した後は、運営が徐々にフジ主導となりつつある[8]。
かつてはソウル(1971年-1981年、その後フジテレビの支局)、ボン(1981年-1994年、その後閉鎖)にも支局があった。ボン支局の続特派員はベルリンの壁崩壊直前のベルリンで厳重な監視の中で取材を行い、さらに当局の目をかいくぐって取材テープを支局に届け、歴史的瞬間の独占スクープに成功している。
また発祥地北九州市には長く支社を置いていたが、社内(局内)の業務体制見直しにより2013年末前後に営業関係の業務を本社に集約。報道部の出先機能だけを残す形で、子会社・西日本コンピュータの新本社ビルに移転、支局格下げとなった。在福テレビ局の中で北九州の出先機関を支局レベルに格下げしたのはテレビ西日本が初めて。
株主
2011年(平成23年)9月30日時点(括弧内は、株式の所有割合を示す。)
- 株式会社西日本新聞社 (6.46%)
- 株式会社電通 (5.10%)
- 株式会社フジ・メディア・ホールディングス (5.04%)
- 株式会社西日本シティ銀行 (4.39%)
- 株式会社福岡銀行 (2.26%)
- 新日本製鐵株式會社→現:新日鐵住金株式会社 (2.12%)
- ほか
海外提携局
沿革
- 1958年(昭和33年)8月28日 当時の八幡市(現:北九州市)で、日本テレビ系列局として開局(JOHX-TV、10ch、映像出力1kW)。
- 当時の北九州五市(八幡市・小倉市・門司市・戸畑市・若松市)および山口県下関市を中心とした、関門都市圏(福岡県北九州地方と山口県西部)を放送エリアとした。
- 開局当時、送信所は皿倉山の山頂(八幡テレビ・FM放送所の項参照)に設置された。本社放送会館落成までの間、放送機器やアナブースは山頂の送信所のみに設置されていたため、アナウンサー、ディレクターなどが3、4人で一班となり、交代で麓から山頂まで車で登って放送を出した。これら社員の通勤や取材ニュースフィルムの運搬などには、前年に開業した帆柱ケーブルも使われた。また、本社放送会館落成までの間、社屋は木造の仮社屋だった。開局は読売テレビ(ytv)と同日。
- 1960年(昭和35年)3月31日 皿倉山の麓の八幡市(今の八幡東区西本町地域)に本社放送会館落成。開館式には高松宮宣仁親王の臨席を仰いだ。
- 1962年(昭和37年)2月14日 福岡放送局、福岡市南区高宮に設置(JOJY-TV、9ch、映像出力1kW)。
- 1964年(昭和39年)8月31日 久留米中継局、九千部山に設置(60ch、映像出力300W)大牟田中継局、甘木山に設置(55ch、映像出力100W)。
- 筑後地方、佐賀・長崎・熊本の一部でも視聴できるようになる。
- 1964年(昭和39年)10月1日 フジテレビ系列へのネットチェンジ作業完了。
- 1966年(昭和41年)7月20日 カラー放送開始。
- 1966年(昭和41年)7月31日 福岡放送局送信所の真下に、福岡放送会館落成。
- 1966年(昭和41年)8月1日 フジニュースネットワーク(FNN)創設と同時に加盟。
- 1970年(昭和45年)10月20日 福岡局の映像出力を5kWに増力。
- 1973年(昭和48年)8月6日 開局15周年を記念して、福岡から『夜のヒットスタジオ』を放送。
- 1974年(昭和49年)12月1日 当時の郵政省の方針により、本社を福岡放送会館に移転、福岡局が親局に。
- 1975年(昭和50年)2月1日 全国ネットのテレビドラマ『がんじがらめ』(原作・脚本:花登筺)を土曜21時枠にて放送(-4月26日)。
- 1978年(昭和53年)12月20日 NHK熊本局(総合はオフセットなしの9ch、TNCは+10kHzオフセットの9ch)に関する技術的問題を解決するめどが立ったため、福岡局の映像出力を10kWに増力。
- 1980年(昭和55年)12月15日 テレビジョン音声多重放送開始。
- 1981年(昭和56年)4月1日 CI導入により現在も使われているマークに変更した。大きく「TNC」と描かれ、下には「テレビ西日本」と記されている。また、色は「赤」と「緑」であり、「N」の真ん中には翼をモチーフにしたロゴになっている。一時期は「心に翼をつけよう」というキャッチフレーズが存在、オープニングやクロージングで使用されたことがある。
- 1989年(平成元年)9月18日 天神にあるイムズが開業したのを記念して、イムズホールから、福岡出身のタレントタモリ司会の、笑っていいともを生放送、制作協力を行った。テレフォンアナウンサーは、田久保尚英アナウンサーが担当した。
- 1993年(平成5年)6月14日 福岡タワーに送信所を移転し、放送を開始。
- 1996年(平成8年)8月5日 本社を現在のTNC放送会館、福岡市早良区百道浜(RKB毎日放送向かい)に移転。
- (本社移転の際、特別番組は放送されなかった)
- 1996年(平成8年)8月8日 現本社にマスター移転、運用開始。
- それまでは高宮旧本社のマスターから送出していた。新マスター火入れ式の様子は、午後の『TNCニュース』で放送された。旧本社の施設は関連会社ビデオステーション・キュー(VSQ)が使用していたが、現本社に移転、解体。
- 2003年(平成15年)8月13日 『水10!ワンナイR&R』で福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)の監督・王貞治を侮辱した場面が放送されたことにより、その年、優勝したホークスの日本シリーズの放送権を取れず。いわゆる『王シュレット事件』である。
- 2005年(平成17年)3月20日 福岡県西方沖地震発生。この地震で、本社放送会館内部(報道フロアなど)に被害があり、会館内に避難指示が出された。
- 2006年(平成18年)3月1日 アナログ・デジタル統合マスター(東芝製)へ更新。
- 2006年(平成18年)6月1日 福岡地区で、地上デジタル放送(ワンセグ放送含む)試験放送開始。
- 2006年(平成18年)7月1日 福岡地区で、地上デジタル放送開始。
- 2006年(平成18年)9月17日 台風13号災害で、中継車車庫のシャッターの破損など、本社ビルが一部被災。
- 2006年(平成18年)10月2日 24時間放送開始(日曜深夜から月曜未明を除く)。
- 2007年(平成19年)4月7日・4月8日 福岡国際センターで、全日本選抜柔道体重別選手権大会を全国ネットで放送開始。
- 2007年(平成19年)10月29日 ビデオステーション・キューが百道浜に移転し、福岡放送会館は完全閉鎖。
- 2008年(平成20年)8月28日 開局50周年。翌日8月29日に、50周年特別番組ドラマ『クッキングパパ』を放送。
- 2008年(平成20年)11月1日 西日本鉄道との共同開発による、地上デジタル放送のデータ放送を使ったバスロケーションサービス(愛称「バスナビTV」)を開始。
- 2011年(平成23年)7月24日 この日正午をもって地上アナログ放送による通常放送を終了。ブルーバックのお知らせ告知を流した後、23時58分ごろ、アナログ放送終了の特別クロージングを流して24時00分00秒で停波。北九州放送局のコールサイン「JOHX-TV」は同日付で廃止になった。
- 2012年(平成24年)3月29日 この日をもって月曜深夜(火曜未明)~木曜深夜(金曜未明)の24時間放送を終了。(ただし、金曜深夜(土曜未明)~土曜深夜(日曜未明)の24時間放送は継続。)
- 2013年(平成25年)頃 北九州支社の営業部署を本社に集約。NISHICONビルに移転の上で支局に格下げ。
社史・記念誌
- テレビ西日本十年史(TNC社史編纂委員会 編集) 1968年(昭和43年)7月発行、164ページ。
- テレビ西日本開局50年史 おっ!?テレ西(テレビ西日本50年史編纂室 編集) 2008年(平成20年)8月発行、454ページ。
ネットワークの移り変わり
- 1958年(昭和33年)8月28日 福岡県八幡市(現:北九州市八幡東・八幡西区)(関門地区)で放送開始。日本テレビ系列第2号局として「ステーション・ネット局」宣言。よみうりテレビと同日に開局。
- 1962年(昭和37年)2月14日 福岡県福岡市(西部地区)で放送開始。ネットは変わらず。
- 1964年(昭和39年)10月1日 親会社の西日本新聞がキー局日本テレビの親会社読売新聞西部本社設立・発刊の報復措置として日本テレビへネット解消を通告、健康増進時代を除くほぼ全ての日本テレビの番組が姿を消す(大半がRKB毎日放送に移行)。フジテレビとネットを組む。以降同局のマストバイ局となる[9]。
- 1966年(昭和41年)8月1日 ニュースネットワークFNNに加盟。
- 時期不明 報復措置の一部緩和により日本テレビ系番組の放送をローカルセールス枠の遅れネットで再開。1967年(昭和42年)頃には一部番組が放送されていた。
- 1969年(昭和44年)4月1日 福岡放送の開局で日本テレビ系の番組が完全に姿を消す。FNSに加盟。
主なテレビ放送所
福岡局が、県内全体を統括する親局となっている。
- コールサイン:JOJY-DTV
- リモコンキーID:8
- 福岡局 34ch 3kW(福岡タワー)
- 開局当初は暫定的に30Wで運用し、2006年11月に試験的に定格まで増力。同年12月1日よりフルパワー放送
- 北九州局 29ch 1kW(皿倉山)
- 久留米局 29ch 30W(九千部山)
- 2006年12月1日開局。開局から2007年1月14日までは3Wで運用。開局日程を決めるにあたっては、同じ九千部山に親局が設けられるサガテレビとのエリア調整が関係していた。
- 大牟田局 29ch 10W(甘木山)
- 2007年6月1日開局。当初は1Wで運用。
- 行橋局 29ch 10W(大坂山)
- 2007年9月1日開局。
- 宗像局 29ch 21W(許斐山)
- 2007年9月1日開局。試験放送中は2Wで運用。
- 糸島局 34ch 30W(可也山)
- 2007年9月1日開局。
アナログ
- 福岡局 JOJY-TV 9ch 映像10kW/音声2.5kW(福岡タワー) 呼出名称:TNCふくおかテレビジョン
- 北九州局 JOHX-TV 10ch 映像1kW/音声250W(皿倉山) 呼出名称:TNCきたきゅうしゅうテレビジョン
- 久留米局 60ch 映像300W/音声75W(九千部山)
- 行橋局 54ch 映像100W/音声25W(垂直偏波。大坂山)
- 大牟田局 55ch 映像100W/音声25W(甘木山)
- 南大牟田局 56ch 3W(三ツ塚山)
スタジオ
- スタジオは放送会館西側の低層棟4-5階に位置する
- 第1スタジオ 130坪 2層吹き抜け ももち浜ストア、土曜NEWSファイルCUBE、DO!すぽ
- 2013年3月、スタジオ照明がすべてLED(パナソニック製)に更新された(スタジオ全照明LED化は日本初)
- ニューススタジオ SuperNEWS、FNNスピーク、定時ニュース、TNC批評
情報カメラ設置ポイント
常設設置ポイント
- 本社屋上(福岡市)※
- リーガロイヤルホテル小倉(北九州市)
- 福岡空港
- 北九州空港
- 海峡ゆめタワー(山口県下関市)※
※HD対応
オープニング・クロージング
2006年7月1日から
オープニング・クロージング共通(音楽は別)。花畑の中でマスコットキャラクターの「てれビー」がピアノを弾いているCGアニメ。ハイビジョンで制作され、デジタル放送開始に合わせてこのバージョンに変わった。24時間放送が基本となった2012年3月までは放送休止が入る月曜未明以外はほとんど放送されていなかったが、2012年4月から月曜~木曜深夜の24時間放送を休止している為「てれビー」がピアノを弾いているCGアニメを見られる可能性が再び高くなった。
1993年6月14日〜2006年6月30日まで
送信所が福岡タワーへ移転してからデジタル放送開始直前まで使用された。
- オープニング - 水彩画風のCGアニメーションでBGMは女性ボーカルによる明るい歌が流れる中、人魚の吹いている横笛から音符が生まれる。音符は魚が泳ぐ水の中を上っていき、福岡タワーに吸い寄せられていき、やがてタワーは音符で満杯になり、頂点から光とともに音符が四方八方に吹き出す。その後白い背景に切り替わり、「TNCテレビ西日本」のロゴ。上部には「きょうも、さわやかに」というテロップ。(30秒)ラストの部分はジャンクションにも使われており、その際は「TNCテレビ西日本です」のアナウンスが入る。
- クロージング - オープニングと同様の水彩画風のCGアニメーション。男性ボーカルによる静かな歌が流れる中、音符が福岡タワーに吸い寄せられていく。やがてタワーが満杯になり、オープニング同様音符が空に放たれていく。やがて夜が更け、タワーは空っぽになっている。貝のベッドで眠る人魚の画像がゆっくりとズームアウトする。その後白い背景に切り替わり、「TNCテレビ西日本」のロゴ。上部に「夢のあとで…」というテロップが下から現れると同時にフェードアウト。(30秒)尚、1996年頃までは最後のフェードアウトのタイミングが「夢のあとで…」のテロップが完全に表れてからと、遅かった。
1989年〜1993年6月13日まで
オープニング・クロージング共通 「心に翼をつけよう」のメロディーが復活し、全編アニメーションでTNCのロゴの緑地(Nの字の斜線部分)が高宮の社屋から鳥のように羽ばたくように舞いながら野原と福岡の街そして家族や恋人達を横切る。最後に「緑の丘からハッピーピッ。」という当時のキャッチコピーが表示された後、並んだ9つのCGのTNCのロゴが現われた後、光りながら画面が切り替わり、大き目のTNCのロゴと「心に翼をつけよう」の文字とテレビ西日本のロゴが出る。これは後述の1984年10月~1988年と1984年4月~9月のクロージングに採用されている。(30秒)
なお、オープニング後に流れる案内放送は上記アニメーションに似た1枚絵[10]が背景となっている。また、クロージング前の案内放送は当時の高宮の局舎を乗せたUFOのような物体と夜景の1枚絵[11]となっている(正月時などは例外あり)。いずれも女性アナウンサーによる声でオープニング時は「おはようございます。今日も1日、テレビ西日本の番組でお楽しみください。」と、クロージング時は「遅くまでご覧いただきまして、ありがとうございました。明日もまた、テレビ西日本の番組でお楽しみください。それでは、おやすみなさい。」とアナウンスされていた。
1984年10月〜1988年
オープニング 海外の街をバックに走るバイクの車載テレビにオレたちひょうきん族(オープニング・懺悔の神様)・なるほど!ザ・ワールド・夜のヒットスタジオ・Dr.スランプ アラレちゃん・花王名人劇場・笑っていいとも!(タモリが福岡市南区出身なためか唯一どアップに)・競馬中継・プロ野球中継など、放映当時の人気番組が映る。その後、派手な蝶ネクタイを締めた男性(安藤正春元アナ)と明治期の女学生風の衣装の女性(不明)が掛け合い、「とんでもない。テレビろ。」というセリフをいい、UFOを写した後TNCのロゴとコールで締める。(30秒)
この時から、同年4月にデビューをしたばかりのTM NETWORKが演奏する「FANTASTIC VISION」が局のイメージソングとして使用される(音源は翌年発売のアルバム『CHILDHOOD'S END』に収録)。この映像は後にTNCの局宣CMに転用され、TM NETWORKが全国区の人気を得た事やフジテレビ系列局らしい軽く明るい雰囲気等の要因でCMは好評を受ける事となり、人気番組のシーン入れ替わりをしながら(例、「Dr.スランプアラレちゃん」の映像が「ドラゴンボール」に差し替えられるなど)数年の間流れる事となった。現在はインストゥルメンタルバージョンが天気予報のBGMとなっている。
クロージング 1989年~1993年6月13日でも述べたが、後述の1984年4月~9月で採用された1981年頃のCIロゴ変更で製作されたCM(30秒。「心に翼をつけよう」を歌うだけのヴァージョン)を使用。(30秒)
1984年4月~9月
1989年~1993年6月13日までのと同様。なお、オープニングにおいては1981年頃のCIロゴ変更で製作されたCMを使用。途中「緑の丘からハッピーピッ。」の台詞を挿入したりTNCロゴが出る場面で最後の歌の部分をメロディのみに差し替え男性の声で「お楽しみください、今日のTNC。」とアナウンスするヴァージョン。クロージングでは同様の場面だが、台詞と男声アナウンスが無いヴァージョン(「心に翼をつけよう」を歌うだけ)だった。(いずれも30秒)
1981年〜1984年3月まで
オープニング・クロージング共通(但し、演出方法に時間を反映している) CIロゴの変更より一新された。オープニングでは「心に翼をつけよう」の歌をバックにお天気カメラからの夜明けの高宮の社屋の映像が映し出されながら中継局ロールが流れる。時間が進むにつれてゆっくりと奥に引いて行く。クロージングでは深夜の高宮の社屋と中継局ロールが同じく「心に翼をつけよう」の歌をバックにオープニングの時と同じ様に映し出される。(クロージングの時は「心に翼をつけよう」の曲が最後まで流れる。) なお、「心に翼をつけよう」は当時のテレビ西日本イメージソングとして、当時の宝塚歌劇団のゴールデンコンビと言われた麻実れいと遥くららが歌っており、レコードも1980年に発売されている。[12]同メロディーが1970年代に使用されたかは不明。その後、同メロディは1989年〜1993年6月13日までのオープニング・クロージングでも使用された。
開局当時〜1980年まで
(北九州本局時代) フルートとハープの短いさわやかなイントロとともに、雲を表す煙が消えてから福岡県のシルエットがうつり、北九州市の場所に水滴が落ち、波紋が広がる。波紋に重ねてコールサインとチャンネルが表示される。波紋が消えるとともに福岡局の場所に水滴が落ち…と、放送局、中継局の順で同じことが繰り返される。水滴〜波紋には1960年代電子音楽風の電子音がつけられていた。全局を一巡すると、北九州、福岡…の順で続けざまに水滴が落ち、各局の波紋が重なり、福岡県全体が波紋で包まれる。この時、電子音がどんどん重ねられ、トーンクラスターのようになり、最後に、大きな水滴が地図の中心に落ち、画面がまっさらとなり「TNC テレビ西日本」の文字(オープニングはブルーバックに固められる。クロージングは福岡県のシルエットが雲を表す煙に包まれる中へとフェードアウト)。電子音で7度のアルペジオが演奏されて終わり、というかなり前衛的なものであった。
(福岡本局時代) 北九州本局時代とBGMは同一だったが、画像で、オープニングは、人が1人、その上に「TNC(旧ロゴ)」の文字。次に人が2~3人増えるもの。増えて行く間に、福岡局 9ch 北九州局 10ch ほか各地のチャンネルが表示される。そのあと大きく「TNC テレビ西日本」と表示。なお、クロージングはその逆。
どちらもアナウンスが入っていた。オープニングは上記の画像のあと「みなさん、おはようございます。今日も1日、テレビ西日本の番組でお楽しみください。(静止画で、みなさん、おはようございます。TNCテレビ西日本と書かれたもの。)」のアナウンス。クロージングは「遅くまでごらん頂きまして、ありがとうございました。以上でテレビ西日本の番組は、すべて終了いたしました。ここで朝の放送開始、ごらんの時間まで、ひとまずお休みを頂きます。(静止画で、あさの放送開始○時○○分(画面上)TNCテレビ西日本(画面下)。)それでは、おやすみなさい。」のアナウンスのあと上記の画像だった。
2011年7月24日アナログ放送終了時
アナログ放送停波にあたり、TNCの歴史を振り返るクロージングが放送された。ナレーションは川﨑聡。
映像 | テロップ | ナレーション |
---|---|---|
ホワイトバックからフェードイン・フェードアウトで現行のカラーロゴ | ||
開局時の親局があった皿倉山頂全景 | 福岡局 9ch JOJY-TV 北九州局 10ch JOHX-TV その他66中継局chのロールテロップ |
この放送は、JOJY-TV、TNC福岡テレビジョン。JOHX-TV、TNC北九州テレビジョン。このほか、66の中継局からお送りしました。 |
最後まで単独設置であった「TNCテレビ西日本皿倉山放送所」の看板 | ||
皿倉山放送所の建物および鉄塔 | ||
JR八幡駅南側にあった八幡放送会館の全景 | ||
八幡放送会館のサブ | ||
TNC社旗をつけて走る自動車内から撮影した街並み | ||
福岡局(チャンネル9 JOJY-TV)のテストパターン | ||
福岡放送会館(高宮)落成前の福岡局全景 (ここまでモノクロ映像) |
まもなく、アナログ放送を終了いたします。最後まで、テレビ西日本のアナログ放送をご覧いただき、ありがとうございました。 | |
福岡放送会館(高宮)の空撮 | まもなく、アナログ放送を終了いたします。 最後まで、テレ西のアナログ放送をご覧いただき、ありがとうございました。 | |
百道周辺の空撮 | ||
ホワイトバックからフェードイン・フェードアウトで現行のカラーロゴ | TNC、テレビ西日本です。 | |
暫く黒転して停波 |
ウォーターマーク
- 地上デジタル放送では、右上に大きめの8と、小さめのchの上にマスコットキャラクターであるてれビーの顔のウォーターマークがCM中を除き常時表示されていた。
- 2011年(平成23年)7月25日からは、てれビーの顔が小さくなり顔マークの横に「テレ西」の文字に、変更された。また、同時にデータ放送のデザインも変更した。
番組
自社制作番組
- 報道
- TNCニュース(随時)(2007年12月にHD化)
- FNNスピーク TNC(月曜-金曜 11:30-12:00、土曜 11:45-12:00)
- 平日 11:47-11:54頃、土曜 11:53以降は福岡ローカル(2007年12月にローカルパートHD化)
- TNCスーパーニュースFNN(月曜-金曜 17:54-19:00)
- FNN TNCスーパーニュースWEEKEND(土曜・日曜 17:30-18:00)
- 土曜NEWSファイル CUBE(土曜 9:55-11:15)
- 西日本新聞ニュース(日曜 11:50-12:00)
- 情報・ワイドショー
- ももち浜ストア(月曜-木曜 9:50-10:55、金曜 9:50-11:25)
- 2013年8月のめんたいぴりり放送期間中は放送時間を短縮していた。(ももち浜ストア+含む)
- はぴゼク(月曜 21:54-22:00)
- GeeBee(木曜 24:35-25:35)
- バラエティ
- マニアマニエラ(金曜 25:50 - 26:05)
- 華丸・大吉のなんしようと?(金曜 19:00-19:57)
- ゴリパラ見聞録(金曜 25:05-25:35)
- HKT48のごぼてん!(土曜 12:00-12:30)
- となりのマイスター(土曜 17:00-17:30)
- ドラマ
- ドラマ再放送枠(月曜-金曜 17:00-17:54) - フジテレビ系ドラマの再放送
- スポーツ
- DO!すぽ(土曜 18:30-19:00)
- KEIBA BEAT(日曜 15:00-16:00)
- DRAGON GATE〜龍の扉〜(不定期日曜深夜)
- enjoy! Baseball Live・福岡ソフトバンクホークス戦中継
- ※不定期でホークス2軍の試合中継を行うことがある。
- 教養・ドキュメンタリー
- ドキュメント九州(日曜 6:30-7:00 - FNS九州沖縄8局持ち回り制作)
- ふくおかにリンク(日曜 8:55-9:00)
- アジアへの扉(日曜 17:25-17:30)
- 記者魂〜TNC報道ドキュメント〜(毎月最終日曜 24:55-25:10)
- 自己批評
- 月刊TNC批評(月1回日曜 6:15-6:30)
フジテレビ系時差ネット番組
- お笑いワイドショー マルコポロリ!(月曜 25:25-26:20、8日遅れ、関西テレビ制作)
- アイドリング!!!(月曜 26:20-26:50)
- 関ジャニ∞のジャニ勉(火曜 24:35-25:30、13日遅れ、関西テレビ制作)
- 日本全国ご自慢列島 ジマング(火曜 25:30-26:00)
- 村上マヨネーズのツッコませて頂きます!(水曜 24:35-25:30、関西テレビ制作)
- ノイタミナ
- 残響のテロル(木曜 26:05-26:35、1時間15分遅れ)
- PHYCHO-PASS サイコパス新編集版(木曜 26:35-27:35、1時間15分遅れ)
- さんまのまんま(土曜 12:30-13:00、関西テレビ制作)
- テレビ寺子屋(日曜 5:00-5:30、8日遅れ、テレビ静岡制作)
- チャギントン(日曜 6:15-6:30)
- ONE PIECE(日曜 9:30-10:00、7日遅れ)
- たかじん胸いっぱい(日曜 12:00-13:00、関西テレビ制作)
- 快傑えみちゃんねる(日曜 13:00-13:57、関西テレビ制作)
終了した自社制作番組
|
|
ネットチェンジ前に放送されていた日本テレビ系列の番組
- きょうの出来事(1964年9月30日打ち切り)
- ミユキ野球教室(KBCへ移行)
- 光子の窓→スタジオNo.1
- シャープクライマックス 人生はドラマだ
- 頓馬天狗(よみうりテレビ制作)
- 日本テレニュース(1964年9月打ち切り)
- 怪傑ハリマオ
- 三菱ダイヤモンド・アワー
- ロンパールーム(RKBへ移行)
- キユーピー3分クッキング(KBCの自社製作に移行、日本テレビ版は1969年10月に再開)
- ジャングルボンバ
- 婦人ニュース
- 花王ワンダフルクイズ
- NNNニュースフラッシュ(1964年9月30日打ち切り)
ほか多数
ネットチェンジ後に放送されていた日本テレビ系列の番組
- アベック歌合戦(火曜 18:15-18:45)
- レ・ガールズ(1967年8月10日-、木曜 18:15-18:45)
- 健康増進時代(金曜 11:30-11:45)
- 勝ち抜きしりとり歌合戦(金曜 18:15-18:45)
- シャボン玉ホリデー(日曜 18:30-19:00 同時ネット。FBSが開局した後も諸事情からそのまま移行せずにTNCで放送し、その後正式にFBSへ移行した[15]。)
TVQ開局前に放送されていたテレビ東京系列の番組
特記のないものはテレビ東京製作
- 日米対抗ローラーゲーム(火曜 23:15-24:11枠 → 土曜 17:30-18:22枠)
- ドン・チャック物語(第1期の26話分のみを、1975年4月4日から金曜 18:00-18:30枠で先行放送)
- 闘え!ドラゴン(1975年4月4日から、金曜 19:00-19:30枠で放送開始)
- 国際プロレスアワー[16]
- ミラーファイト(1975年頃に月曜-金曜 17:30-18:00枠で、『トリプルファイター』などの短編番組と同時放送)
- 忍者キャプター(1976年4月2日から金曜 17:25-18:00枠 → 10月1日から金曜 19:00-19:30枠で先行放送)
- 快傑ズバット(1977年2月12日から、土曜 18:00-18:30枠で放送開始 再放送は90年前後にKBCで放送)
- 三波伸介の凸凹大学校(土曜 13:00-14:00枠。TNC送りでサガテレビへ同時ネット)
- とびだせ!マシーン飛竜(土曜 18:00-18:30枠)
- 新 木枯し紋次郎(日曜 13:30-14:30枠。3ヶ月遅れで放送)
- ハロー! ピンクレディー(金曜 19:00-19:30枠。TNC送りでサガテレビへ同時ネット)
- スパイダーマン(土曜 18:00-18:30枠)
- ピンク・レディー物語 栄光の天使たち(金曜 19:00-19:30枠。TNC送りでサガテレビへ同時ネット)
- 未来ロボ ダルタニアス(土曜 18:00-18:30枠)
- ザ・スーパーガール(土曜 24:35-25:30枠)
- 闘士ゴーディアン(日曜 9:00-9:30枠)
- 宇宙大帝ゴッドシグマ(土曜 18:00-18:30枠)
- ツッパリやすしの60分(日曜 11:00-12:00枠)
- 宇宙戦士バルディオス(1980年7月4日から12月26日までは金曜 19:00-19:30枠 → 1981年1月10日から1月31日までは土曜 7:30-8:00枠。TNC送りでサガテレビへ同時ネット)
- ゴールドライタン(日曜 9:00-9:30枠)
- 激突スターボウリング(1983年3月までは金曜 19:00-19:30枠 → 1983年4月以降は日曜 9:30-10:00枠で放送,80年代後半は平日午前中に不定期)
- 百獣王ゴライオン(土曜 18:00 - 18:30枠)
- もんもんドラエティ(日曜 11:00-12:00枠)
- 機甲艦隊ダイラガーXV(土曜 18:00-18:30枠)
- パソコンサンデー(日曜 24:25-24:55枠 → 24:35-25:05枠)
- 魔法のプリンセス ミンキーモモ(日曜 10:00-10:30枠 再放送はKBC)
- 光速電神アルベガス(土曜 18:00-18:30枠)
- タイムアイ(土曜日6:30:7:00枠 1991年3月まで)
- 桃太郎伝説(日曜 6:45-7:15枠 TVQ開局準備の為に13話で打ち切り。)
- 演歌の花道(日曜日0:35-1:05枠)
- 漢方健康相談(土曜日6:45:7:00枠)
- お笑い名人会
- 話題のひととき
- ドラマ女の四季
- 仁鶴・たか子の夫婦往来(毎日放送制作)
- 美律子の演歌一夜(テレビ大阪制作。TVQ開局後も引き続きTNCで放送)
- 日曜ビッグスペシャル(日曜日10:30-12:00 90分編集版 1990年3月放送終了)
- 大江戸捜査網(80年代半ば、9:55-10:55枠で杉良太郎編を放送。KBCも同時期に10時代に放送)
- おいろけ寄席
午後の再放送枠で放送された韓国ドラマ
補足
特筆事項
- 競輪中継のうち、全国的にはテレビ東京系列で放映される、決勝が16時から全国ネットされるイベント競輪と呼ばれるものについては、TVQ開局前はTNCが放送していた。特に小倉競輪場で行われていた競輪祭については、16時までの独立U局向けを含めTNCが制作し、テレビ東京系や独立U局ほかに送出していた。
- 2002年にはTVQがあるにもかかわらず、テレビ東京系のアニメフォルツァ!ひでまるを放送する異例の編成をしていた。また、2014年現在でもテレビ東京系の深夜番組「DANCE@TV」がTVQではなく、TNCで放送されている。
- 1990年代よりよしもとクリエイティブ・エージェンシー福岡支社(福岡吉本)、2000年代後半よりワタナベエンターテインメント九州支部との関係が深く、自社制作番組には両社の所属タレントが多く起用されている。
- また、チャージマン研!はRKBではなくてTNCが放送していた。(午前7時50分~午前8時まで)
キャンペーンソング
1984年に、当時まだ無名だったTM NETWORKの『FANTASTIC VISION』がイメージソングとして取り入れられた(同曲はTM NETWORKのアルバムCHILDHOOD'S ENDに収録されている)。放送開始・終了IDなどで使われていた。20年以上経った現在でも天気予報のBGMでこの曲が流れている。しかし、夜の天気予報は番宣を兼ねたものが多く、BGMとして使われている枠は限られている。メロディーラインのない「インストのカラオケバージョン」も存在している。また、スタジオツアーズのCMでは歌入りのBメロが使われたこともあった。
アナウンサー・キャスター
アナウンサーは全員、アナウンス部所属(2012年から。かつてはスポーツ部や報道部にも所属し、それぞれの仕事に携わっていた)。
男性
- 田久保尚英(1987年入社、アナウンス部長)
- 川﨑聡(1988年入社)
- 大谷真宏(1998年入社)
- 山口喜久一郎(2012年中途入社、西日本放送から移籍)
- 坂梨公俊(2007年入社)
- 松尾幸一郎(2012年入社)
女性
- 津野瀬果絵(2001年入社)
- 第二子出産のため2014年3月で2度目の出産・育児休暇に入った。
- 出口麻綾(2006年入社)
- 新垣泉子(2008年入社)
- 四位知加子(2010年入社)
- 橋本真衣(2014年入社)
報道部キャスター
2013年度改編で女性契約職のみとなった。正社員で『TNCスーパーニュース』アンカーを務めていた岸本貴博(2011年入社、琉球朝日放送から移籍)は現場専従に戻る。
- 毛利千亜樹(もうり・ちあき 熊本県出身、2012年度新規採用。元NHK契約)
- 森久珠江(もりひさ・たまえ 2013年9月新規採用。大分、福岡でケーブルテレビ局のキャスターを歴任)
- 吉谷あゆ(よしたに・あゆ 広島県出身、2012年度移行採用。元日本道路交通情報センターなど)
- 報道部所属契約社員キャスターの扱いについて
- 『TNCスーパーニュース』におけるリポートや早朝・深夜帯の定時ニュースで原稿読みを担当する契約のキャスター(事実上記者・ニュース業務とニュース原稿のアナウンスを担当するカテゴリーに当たる)。
- 2011年度までは、フリーアナウンサーと個別に契約する形(ほとんどは専属)で同じような仕事をしていたが、2012年度に職制改正が行われ、単年(最長5年まで更新可)契約の社員に移行した。
- 担当する定時ニュースは『めざましテレビ』『ニュースJAPAN』及び週末最終の『FNNニュース』におけるTNCエリアニュースと夜間の気象情報である。
過去に在籍したアナウンサー・キャスター
男性
- 明石哲也(テレポートTNCキャスター、その後TNCの子会社であるビデオステーション・キュー社長を務めた)
- 安藤正春(2005年死去)
- 江坂透(2007年入社。2012年人事で兼属していたスポーツ部専属となりディレクターに)
- 河野裕道(現在は保険関係の仕事に従事)
- 佐藤征一(1967年 - 2004年。定年まで勤務。現在はFOX SPORTS ジャパンのホークス戦実況担当アナとして活躍)
- 城野昭(1968年 - 1973年在籍、毎日放送に移籍した後2004年定年退職。後にCS放送・GAORA専属アナとしてプロ野球実況を中心に活躍していたが、2010年をもって引退)
- 高橋幸平(1972年 - 2009年。アナウンス部長として定年まで勤務)
- 原満幸(営業局大阪支社長。『TNCスーパーニュース』キャスター在籍中(2003.11-2008.3)にアナウンス部兼務)
- 樋口教高(テレポートTNCなど報道番組に出演。後に解説委員としてTNCジャーナルのキャスターを担当)
女性
- 池崎美盤(1996年 - 2000年、NHK-BSニュースキャスターを経て現在はフリー)
- 大里章子
- 高山梨香(2002年 - 2009年7月3日)
- 田中千寿江
- 永谷裕香(1999年 - 2004年、その後TBSニュースバードキャスターを歴任。アフリカ支援をライフワークとしている)
- 畑野優理子(2003年 - 2007年、現在はオリックス・バファローズ・馬原孝浩夫人)
- 馬場明子(現在は編成制作局制作部ディレクター)
- 藤城真木子(1996年 - 2002年、現在は共同テレビジョン所属のアナウンサー)
- 牧尾結衣(2006年入社。現役時代はスポーツ部と報道部に交互に兼属し、2012年人事で他の部署へ移った模様[18])
- 迎恵子
契約キャスター
- 井上裕子
- 岩永暁子(北九州支社所属、日本テレビ番組ディレクターを経て現在は宮崎放送報道部記者)
- 金子由香梨(かねこ・ゆかり。元沖縄テレビアナウンサー)
- 花村多恵子
- 三浦槇(退職後帰郷し、NHK熊本放送局キャスター)
- 須河内雅子(元山口朝日放送アナウンサー)
- 前田恵
- 高岡尚代(元NHK熊本放送局キャスター、退社後福岡放送→CS放送医療福祉チャンネルアナウンサー)
- 瀬山英子(元テレビ熊本アナウンサー、2003年ごろ)
- 高橋優子(元長崎文化放送アナウンサー、退社後はNHK大阪放送局契約キャスターなど)
- 室屋典子(元鹿児島テレビ放送アナウンサー、現:フリーアナウンサー)
- 吉岡美瑞穂(元NHK鳥取放送局キャスター、北九州支社専属→本社報道部付北九州担当)
- 石橋益由規(いしばし・みゆき。元テレビ熊本報道記者)
- 黒木香(2008年に結婚、旧姓は「弘中」。元テレビ長崎アナウンサー)
- 板井環奈(いたい・かんな。元NHK大分放送局キャスター)
- 松尾恵子(まつお・けいこ。元宮崎放送契約アナウンサー、妹はテレビ朝日アナウンサーの松尾由美子)
- 三瓶晶子(さんぺい・あきこ、移行採用。元テレビ愛媛)
- 正福里奈(しょうふく・りな。元RKBラジオのスナッピー)
- 竹島七美(たけしま・ななみ。旧姓:河野)
- 桑原麻衣(くわはら・まい、移行採用。2008年度は休止していた)
- 松崎さとみ(まつざき・さとみ。2013年1月から3か月間のみの短期契約)
- 下松小百合(しもまつ・さゆり、『スーパーニュース』番組出演契約)
キャッチコピー
- 地域に密着した 明るく楽しい番組 TNC(1970年代後半)
- 緑の丘からハッピーピッ。(CI導入後)
- この2つは、前述の福岡放送会館内に本社があった頃に使用。
- 福岡まる見せ(80年代後半)
- 関係したいTNC(百道浜移転後~2001年)
- てれビ~ムTNC(2001年~2007年)
- おっ!?テレ西(2007年~現在)
ただし、番宣番組は変更後3ヶ月間は、てれビ~ムTNCのままだった。
マスコットキャラクター
- カッパのティー坊(1964年〜1981年)
- ハッピーくん(1981年〜1984年)
- キューちゃん(1984年〜1996年(百道浜移転前))
- てれビー[Telebee](2001年(百道浜移転後)〜現在)
TNCスタジオツアーズ
放送会館4階にてスタジオやマスタールームや各放送局のめざまし君の一覧などを無料で見学ができるようになっていたが、諸般の事情により2012年1月で閉鎖された。
その他の情報
- かつて松村邦洋が同局でカメラアシスタントのアルバイトをしていた経験がある。
- 1980年代前半にはアメイジング・グレイスが天気予報のBGMで使用されていた。
- 1982年のテレポートTNCの天気予報のBGMで冨田勲のシンセサイザー曲アラベスク第一番が使われていた。
- FNN基幹8局(CX・KTV・THK・TNC・UHB・SUT・OX・TSS)及びNHK拠点局の地域(CX·KTV·THK·TNC·UHB·SUT·OX·TSS·EBC)のフジテレビ系列局では唯一、ノイタミナ作品であるUN-GOを放送していなかった。(皮肉にもUN-GOをはじめとするノイタミナの作品のほとんどはTNCの大株主である電通が制作委員会に名を連ねている。)(かつては放送していた。)また、人口が福岡県に比べて最も少ない秋田県ではノイタミナを放送しているので人口が多い福岡県では放送していないのに人口の少ない秋田県では放送していると言う現象が起こっていた(いわゆる「福岡飛ばし」と言う現象が起こっていた。)が、2012年4月期放送の坂道のアポロンとつり球よりノイタミナ枠を金曜26:05~27:05に設け放送している。2014年4月クールより、ノイタミナは、フジテレビ他14局にて同日時差ネットとなり、TNCでも、木曜26:05~27:05へと枠が変わる。
関連企業
- ビデオステーション・キュー(VSQ)
ケーブルテレビ再送信局
以下のケーブルテレビでテレ西の再送信が実施されている。テレビ放送のデジタル転換により、地元にフジテレビ系の局がある地域を中心に、順次再送信が取り止められることになっていたはずだが、2011年11月の時点では長崎・大分両県の一部のCATV局で再送信を取りやめたに過ぎない。
地上デジタル放送では日本民間放送連盟が区域外再放送を禁止していることから「特例地域」(後述)以外への再送信は原則不可である。
デジタル放送の再送信では、まず、隣県の佐賀県が徳島県とともに地元の民放テレビ局が1社しかない(佐賀県はサガテレビ(sts))ことから「特例地域」として位置付けてある為、TNC側が地上デジタル放送においての区域外再放送に同意、またstsが同じ系列局であるTNC再送信の許可を出した。
- 背景には、TNCが九州電力に次ぐstsの大株主である為だと考えられる(TNCに次ぐ大株主は西日本新聞社と地元の佐賀新聞社)。このためstsでは未ネットの『ミュージックフェア』等を本局で見ることができる。また、当初リモコンキーID「8」を希望したstsは、この事情から「3」にしたともされる。
- デジタル放送の再送信許可は、佐賀県内のケーブルテレビ会社の共同出資による佐賀デジタルネットワーク社に対して出されており、各社はこの会社に出資し回線を接続して再送信を行う。2007年1月9日以降、準備が整った会社から順次正式に再送信を開始。
大分県のケーブルテレビ局でもTNCの地上デジタル放送の区域外再放送を2007年4月~2009年4月までに開始した。これは、大分県の民放テレビ局テレビ大分が日本テレビ系列とフジテレビ系列のクロスネットを行っており、放送格差を無くそうと行政の働きかけた結果である。
FNS系列局がない山口県内の一部のケーブルテレビ局も再送信は継続しており、デジタル放送も順次開始された。反対にFNS系列のフルネット局・テレビ長崎がある長崎県では、紆余曲折の末有明海沿岸・壱岐・対馬などの各業者がTNCのデジタル波の再送信を実施している。
※太字はデジタル波も再送信
- 山口県
- J:COM 下関
- Kビジョン
- シティーケーブル周南
- 萩ケーブルネットワーク(HCN)
- ほっちゃテレビ
- 山口ケーブルビジョン(C-able)
- 佐賀県
- 佐賀デジタルネットワーク ※佐賀シティビジョン社に設置。以下の佐賀県内の全ての局がここより配信を受ける形となっている。
- 佐賀シティビジョン(ぶんぶんテレビ)
- CRCCメディア(くーみんブロードバンド)
- ケーブルワン(CableOne)
- 唐津ケーブルテレビジョン(ぴ〜ぷる))
- 伊万里ケーブルテレビジョン ※デジタルのみ
- テレビ九州
- 多久ケーブルテレビ
- 藤津ケーブルテレビジョン
- ネットフォー
- ネット鹿島
- ふじ有線テレビ
- 長崎県
- ケーブルテレビジョン島原(カボチャテレビ)
- 対馬市CATV
- 壱岐市ケーブルテレビ (2011年4月開局)※開局と同時に再送信開始
- 諫早ケーブルテレビジョン放送
- 西九州電設(ひまわりテレビ) (2012年2月1日開始)
- 大分県
- 大分ケーブルテレコム(OCT)※トランスモジュレーション方式でデジタル波再送信中
- 大分ケーブルネットワーク(OCN)※トランスモジュレーション方式でデジタル波再送信中
- CTBメディア(CTB)※トランスモジュレーション方式でデジタル波再送信中
- KCVコミュニケーションズ(日田)※パススルー方式でデジタル波再送信中
- ケーブルテレビ佐伯(CTS)※パススルー方式でデジタル波再送信中
- 臼杵市ケーブルネットワーク(U-net)※パススルー方式でデジタル波再送信中
- 佐賀関テレビ(STV)※パススルー方式でデジタル波再送信中(2012年1月中旬開始) ※※当初デジタルではテレビ愛媛を再送信していたが当放送局へ変更
- 佐賀関テレビ共聴
- 鶴見ケーブルテレビ(CAT-TV)
- 弥生ケーブルテレビ※CTS経由
- 直川ケーブルテレビ※CTS経由
- 本匠ケーブルテレビ(ホタル)※CTS経由
- ケーブルテレビかまえ※CTS経由
- 豊後高田市ケーブルネットワーク施設※パススルー方式でデジタル波再送信中
- 国東市ケーブルテレビセンター※パススルー方式でデジタル波再送信中
- 杵築市ケーブルネットワーク(KDT杵築ど〜んとテレビ)※トランスモジュレーション方式でデジタル波再送信中
- 姫島村ケーブルテレビ(ケーブルテレビ姫島)
- 北大ケーブル情報センター(中津)
- 玖珠テレビ組合
- 大山有線テレビ(OYT)
- 豊後大野市ケーブルテレビ
(その他、開局予定あり)
脚注
外部リンク
テンプレート:Tv-kyushuoki- ↑ ただし設置当初はTNCやTNCと「てれビー」のマークだった。
- ↑ 例外は東海テレビの「1」とサガテレビの「3」。
- ↑ 「9」は独立UHF局のTOKYO MXと奈良テレビ放送の2局のみが使用。
- ↑ TVQは当初社名に「テレビ九州」というように「テレビ」を入れる予定であった
- ↑ 静岡局JOQH-DTV・浜松アナログ局JORH-TV。浜松局のコールサインはアナログのみ。
- ↑ 福島親局JOPX-(D)TV・かつての会津若松中継局JOPY-TV。
- ↑ アナログ親局9chを使っていた民放は本局とRNCのみ)。
- ↑ テレ西からの派遣は1人だけで、他の日本人は全てフジからの派遣。派遣期間は3年で、2012年から塩津正に代わり加藤大典が2015年までの予定で駐在している。
- ↑ 但し、それ以前から、九州朝日放送の編成から外れたフジテレビ系番組(『三匹の侍』第1作等)が僅かに放送されていた。
- ↑ 「みなさん おはよう ございます」のメッセージとTNC テレビ西日本のロゴが入っている
- ↑ 「おやすみなさい」のメッセージとオープニング同様TNC テレビ西日本のロゴが入っている
- ↑ 1980年6月21日発売
- ↑ テレビ新広島・テレビ愛媛でも時差放送
- ↑ 2006年-2009年頃はBSフジでも放送されていた。
- ↑ 福岡放送(FBS)北九州局の開局が、山口放送(KRY)関門局とのエリア調整に時間を要し、福岡放送(FBS)福岡親局および久留米局より5か月遅れで開局したため。移行後はアニメ『サザエさん』が第1回目から同時ネットで放送開始された。
- ↑ 1976年4月2日から、金曜 24:00-25:05枠で放送開始。その後は金曜 23:50-24:45 → 水曜 24:00-24:55 → 水曜 24:15-25:10枠へ移動を重ね、1980年3月末で放送を打ち切られた
- ↑ 『日本歌謡大賞』のテレビ東京制作担当分においては、TVQ開局前まで放送ネット権(時差ネット)を獲得していた。
- ↑ 江坂と異なりすぐにはブログで触れなかったものの、アナウンサーとして担当していた番組は人事前に全て降板した。