NHK鳥取放送局

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テンプレート:NHKの放送局 NHK鳥取放送局(エヌエイチケイとっとりほうそうきょく)は、鳥取県放送対象地域とする日本放送協会(NHK)の地方放送局。テレビとラジオで県域放送を行っている。

沿革

支局・報道室

支局
報道室
  • NHK倉吉報道室

主なチャンネル・周波数

太字は親局、それ以外はすべて中継局。コールサインは総合系統がJOLG、教育系統がJOLC

テレビ

総合テレビ・Eテレ鳥取局は鳥取県鳥取市(毛無山)にある。なお、倉吉局(栗尾山)と鉢伏局(鉢伏山)は鳥取県東伯郡湯梨浜町にある。

  • ch番号の前にVが付いた局は垂直偏波
ファイル:NHKID.png
NHK総合のリモコンキーID
  • 日本海テレビの親局が1chだったため、総合テレビのIDは「3」である。
  • このため、岡山県で本局を受信される場合は枝番が付かないが、島根県・兵庫県で本局を受信される場合は031・032の後に枝番が付く(島根県ではNHK松江総合に、兵庫県ではサンテレビに「3」が割り当てられているため)。

総合テレビ リモコンキーID:3

Eテレ リモコンキーID:2



※鉢伏局、倉吉局、香取局はデジタル新局。

米子中継局

総合テレビ・Eテレ米子局は、民放テレビ局が鳥取・島根の相互乗り入れをしている関係で、島根県松江市内の(枕木山)からの域外送信である[1]

NHK鳥取放送局は1980年代末期まで、県西部向けの総合テレビ・Eテレの中継局を、境港市内米子市内などの県内に複数設置していたが、アンテナの向きから良好に受信できる世帯が少なかった。そこで、当時NHK米子ラジオ送信所内から42chで送信していた旧米子局を、近郷の中継局ともども枕木山に移し、域外送信を行なうことになった。 島根県向けの総合テレビ松江局も、枕木山から別チャンネルで放送されているため、UHFアンテナが1本で済むだけでなく、総合テレビがアナログ・デジタルともに2局受信可能となっていた[2]。総合テレビ旧米子局の実際の停波は、経過措置後の1999年1月であった。

また、鳥取県のケーブルテレビ局の一部で、総合テレビにおいて、鳥取局と松江局の2局を同時に再送信しているところもある[3]

なお、地上デジタル放送の域外送信はそのほかに、広島県江田島市野登呂山山口県岩国市向けのNHK山口放送局と山口県の民放3局・2006年10月1日開局)、岡山県玉野市金甲山・香川県北部向けのNHK高松放送局・2006年12月1日開局)、北海道室蘭市測量山・渡島地方北部向けのNHK函館放送局〈総合テレビのみ〉・2007年10月1日開局)などにも存在する。

ラジオ

※ラジオ第2放送は、兵庫県北西部(新温泉町など)も放送エリアとしている。

ラジオ第1放送

ラジオ第2放送

  • 鳥取 1125kHz JOLC 1kW
  • 倉吉 1359kHz 100W
  • 米子 1521kHz 1kW
  • 松江 1593kHz 10kW

FM放送

アナログ放送概要

2011年7月24日の12時で終了した時点のもの。鳥取県東伯郡湯梨浜町(鉢伏山)にあった(FM放送は現存)。

  • ch番号の前にVが付いた局は垂直偏波

総合テレビ

Eテレ


※松江のEテレはNHK松江放送局の電波であるが、Eテレは全国放送のためローカル放送は基本的[4]にない。

主な鳥取局制作番組

現在

総合テレビ
ラジオ第一
FM放送
  • 鳥取文芸館(最終日曜日 11:00 - 11:50)

過去

アナウンサー・キャスター

アナウンサー

キャスター

気象予報士

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

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テンプレート:Radio-Chugoku
  1. アナログ放送は1998年11月26日開局。本州での域外送信の最初の例となった。デジタル放送は2006年10月1日、鳥取親局と同時開局。
  2. デジタル総合テレビの場合は「031」、「032」のあとに枝番が付く。
  3. 基本的に区域外再放送を禁止する民放連の方針とは異なり、NHKの場合、地上デジタル放送であっても、放送対象地域外の地方放送局から送出される総合テレビ・Eテレの区域外再放送を禁止する方針は一切出されていない。放送内容の相違は18時台などの地域情報番組が異なる点に限られ、全体の約9割強は同じ放送内容である。
  4. 高校野球の県大会やNHK全国学校音楽コンクールが放送される程度