花より男子
テンプレート:複数の問題 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『花より男子』(はなよりだんご)は、神尾葉子による日本の少女漫画作品。『マーガレット』(集英社)で1992年から2004年まで連載された。単行本は全37巻、完全版全20巻が発売されている。第41回(平成7年度)小学館漫画賞受賞。
目次
概要
裕福な生徒の多い学園に入学した貧乏少女「つくし」の奮闘の物語で、大金持ちの男子グループ「F4」を含む正反対な人達が生み出す差別によるいじめや対決、ギャグコメディも入った恋愛ストーリー。集英社発刊の『マーガレット』の屋台骨として、長年に渡り根強い人気を博したが2004年にその連載を終了した。女性読者だけに限らず男性読者も多く、ファン層の年代も幅広い。
過去にアニメ化、テレビドラマ化、2度の映画化もされている(2度目はドラマシリーズの劇場版であり別々の作品)。台湾でも『流星花園(りゅうせいはなぞの)』の題名でテレビドラマ化もされている。英語表記もそのままMeteor Garden。2009年1月から3月まで、韓国KBSでも、『꽃보다 남자(コッポダナムジャ)』の題名でテレビドラマ化された。
2005年9月の時点で発行部数4800万部と少女漫画歴代2位の売上げだったが、日本でのドラマの大ヒットを受け、同年12月には発行部数を5800万部まで伸ばし、日本一売れた少女漫画となった。発行部数はメディアによって多少違う。「王様のブランチ」(2007年8月18日放送)では5920万部、「めざましテレビ」では6000万部突破とされている。
2005年12月9日発売の『マーガレット』本誌において、2006年中に続編を描くことを作者が明言し、2006年7月5日発売の同誌2006年15号に読み切り形式で発表され、完全版最終巻に収録された。
2008年1月4日発売の『マーガレット』で花沢類主役の前後編「俺の話をしようか」が掲載された。2008年6月には、2006年に読み切りとして掲載された続編と「俺の話をしようか」を収録した単行本37巻が発売された。
ストーリー
名門の筋や素封家の子弟が入学する事で知られる英徳学園高校に、娘の玉の輿を願う母親の勧めで入学した一般庶民の牧野つくし。 学校は、道明寺財閥の御曹司・司、花沢物産の御曹司・類、日本一の茶道の家元「西門流」の跡取り息子・総二郎、総合商社・美作商事の息子あきらのF4(Flower 4―“花の四人組”)に牛耳られていた。 学校は、F4の親から多額の寄付を受けていたため、生徒達はもちろん教師達ですら彼らに逆らう事が出来なかった。 つくしは、それに違和感を持ちながらも、平凡な高校生活を送ろうとしていた。
ところがある日、つくしはF4に花瓶の水をかけた事が原因で、F4に赤札を貼られ、学校全体からいじめのターゲットにされてしまう。 しかし、正義感の強いつくしは彼らの性根を叩き直さんとばかりに立ち向かって行く。
そんな中、道明寺はつくしのことを好きになってしまい、それからは彼女一途でそればかり…… いじめられ騙され続けたつくしの人生が、このF4によって変わり始めた。次第に2人の思いは通じ合っていくが、様々な事情(楓が中心)が彼らの恋路を阻むようになる。
英徳学園について
英徳学園は幼稚舎から大学までの一貫校で、その大部分が幼稚舎から入学するとなっている。よって、幼稚舎から高額の学費を払える家庭のみが入学を許され、お金持ちの子弟が多いとなっている。
ちなみに牧野つくしのセリフから、この学園ではつくしのような高校からの外部生入学は「極めて異例」であるとの事。なお、「異例」とは「貧しい」という意味でもある。
登場人物
テンプレート:Main ここでは、主要人物のみ紹介する。
- 牧野 つくし(まきの つくし)
- 本作の主人公。一般中流家庭の娘。
- 富裕層の子女たちの中で、地味に過ごしていたが、学園を牛耳るF4とのトラブルに巻き込まれ、友人を庇った。そのことから、赤札を貼られてしまい、学園中からいじめの対象になってしまう。だが、真っ直ぐな正義感と、雑草のような根性から、いじめに屈することはなかった。
- 初めは、同じF4でありながら、いつも助けてくれた類に恋をするが、次第にF4のリーダー、道明寺司の真っ直ぐさに惹かれていく。
- 道明寺 司(どうみょうじ つかさ)
- F4のリーダーで、英徳学園の「独裁者」。世界に名だたる道明寺財閥の長男で、跡取り息子。
- わがままで、喧嘩っ早い典型的な「俺様」タイプ。信念を貫こうとする真っ直ぐさも持つ。
- 「金で買えないものなんかない」と思っていたが、初めて自分の思い通りにならなかった存在、つくしと出会い、彼女に恋心を抱くようになり、本来の純粋さと、優しく穏やかな部分が垣間見えるようになる。
- 花沢 類(はなざわ るい)
- F4のメンバー。人付き合いが苦手。性格は、実直かつクールでマイペース。あまり感情を表に出さない。昼寝が好きで、常にぼーっとしているが、見るべき所は見ている。また、感性が豊かで、鋭い芸術センスを持つ。
- 幼稚舎の頃から、静に淡い恋心を抱き続けていたが、家を出て静を追ってフランスに行ったことで、それが憧れだったと気づく。その後、最初は鬱陶しいだけだったつくしへの恋を自覚するが、親友(=司)を裏切ることはできないからと、最終的には身を引く。
- 西門 総二郎(にしかど そうじろう)
- F4のメンバー。家は、茶道(表千家)の家元。次男ではあるが、長男が医者として独立したため、後継者となる。
- 女ったらしの遊人で、本気の恋はしない主義。あきらとともにF4のムードメーカー。要領が良く、口は軽い。
- 中学の時に、初恋を経験している。相手は、幼馴染の日向更。両想いだったが、総二郎がある約束を破ったことで、実らなかった。
- 美作 あきら(みまさか あきら)
- F4のメンバー。父は、総合商社・美作商事のオーナー社長。本人も(高校生ながら)副社長を務め、いずれは跡を継ぐと目されている。
- 神経質で、潔癖症。F4の中で唯一の常識派で、唯一「気を遣う」ことを知っている。だが、他の3人と比べると地味な存在。また、F4の中でまとめ役のような存在でもある。総二郎とともにF4のムードメーカー。
- 恋愛対象としているのは、10歳以上年上のマダム限定。本気で恋をするなら、つくしのようなタイプだろうと思っている。
書誌情報
CDブック
テンプレート:節stub 1993年に第1弾発売。以降第3弾まで発売。その他の作品と異なり、花沢類が主役になっているのが特徴。木村拓哉の初声優作品でもある。
キャスト(いずれも声の出演)
- 主人公
- 牧野つくし - 横山智佐
- F4
- その他
ノベライズ
テンプレート:ライトノベル コバルト文庫から15巻まで発行されている。作者は竹内志麻子(現在の岩井志麻子)が担当。日本版テレビドラマ開始時に再版された。 テンプレート:節stub
刊行情報
アニメ
TVシリーズ
1996年9月8日から1997年8月31日まで、ABC・テレビ朝日系列(フルネット局)で放送された。また、山陰放送(TBS系列・スポンサードネット)・テレビ宮崎(フジテレビ・日本テレビ系列 (NNN)・テレビ朝日系列、番組販売扱い)および高知放送(日本テレビ系列・本放送終了後、番組販売扱い)でも遅れネットという形で放送されている。全51話。制作は東映動画。ABC・東映アニメ枠最後のモノラル放送アニメでもある。
各キャラクターの声あてには、本業の声優ではない俳優が大量に起用された。この作品で活躍した声優の多くはその後のABC・東映アニメ枠の常連となる。
関弘美によると本作は『ママレード・ボーイ』から続いたラブストーリー系のアニメ枠(いわゆる『トレンディーアニメ』)として初めて商業的に失敗[1]とのことで、後番組は低年齢向けの『夢のクレヨン王国』となり、『トレンディーアニメ』路線は終了した。
なお、この枠で男性アーティストが主題歌を歌った作品は現時点で本作が最後となっている(後期ED及び後番組『夢のクレヨン王国』以降は女性アーティストが独占している)。
アニマックスで東映特集の際、当作の好きな話アンケートを取った。その結果、第17話が1位を取りこの話のみ放送された。
この作品から番組の公式サイトが作られるようになった(この作品のみ一部デッドリンク、一部作り直された)。
キャスト
※いずれも声の出演。
- 主人公
- 牧野つくし - 持田真樹
- F4
- その他
スタッフ
- プロデューサー - 小竹哲 (ABC) ・亀山泰夫 (ASATSU) 、堀内孝 (ASATSU) ・関弘美(東映動画)
- シリーズ構成 - 影山由美
- 音楽 - 大島ミチル
- 製作担当 - 風間厚徳
- 美術デザイン - 行信三、ゆきゆきえ
- 色彩設計 - 辻田邦夫
- キャラクターデザイン - 馬越嘉彦
- コスチュームデザイン - 川村敏江
- シリーズディレクター - 山内重保
- 制作 - ABC・ASATSU・東映
音楽
※歌詞字幕 OP:あり、ED:なし
- オープニング主題歌:菊田知彦『普通の日曜日に』
- エンディング主題歌(1 - 32話):菊田知彦『ケンカのあとで…』
- 作詞:里乃塚玲央、作曲:TSUKASA、編曲:西本明
- エンディング主題歌(33 - 51話):CaYOCO『届くかな』
- 作詞・作曲:CaYOCO、編曲:井上日徳
各話リスト
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1996年9月8日 | 宣戦布告 | 影山由美 | 山内重保 | 馬越嘉彦 |
第2話 | 1996年9月15日 | ノーブランドの女! | 岡佳広 | なかじまちゅうじ | |
第3話 | 1996年9月22日 | 傷ついたりしない! | 山吉康夫 | 青山充 | |
第4話 | 1996年9月29日 | パンピーな二人! | 立場良 | 伊藤智子 | |
第5話 | 1996年10月6日 | 彼とあたしとアイツ | 吉田玲子 | 梅澤淳稔 | 河野宏之 |
第6話 | 1996年10月13日 | 一夜のシンデレラ | 影山由美 | 矢部秋則 | 川村敏江 |
第7話 | 1996年10月20日 | 恋のアタミナイト | 山内重保 | 生田目康裕 | |
第8話 | 1996年10月27日 | 新学期の悪夢!! | 吉村元希 | 岡佳広 | なかじまちゅうじ |
第9話 | 1996年11月10日 | 道明寺司・キレル! | 影山由美 | 山吉康夫 | 青山充 |
第10話 | 1996年11月17日 | すべてを捨てる女性 | 梅澤淳稔 | 河野宏之 | |
第11話 | 1996年11月24日 | 愛は大空の彼方へ | 立場良 | 伊藤智子 | |
第12話 | 1996年12月1日 | デート!? 雪の表参道 | 吉田玲子 | 矢部秋則 | 川村敏江 |
第13話 | 1996年12月8日 | はやすぎる恋の展開 | 影山由美 | 岩井隆央 | 青山充 |
第14話 | 1996年12月15日 | 桜子の隠された秘密 | 松井亜弥 | 岡佳広 | 生田目康裕 |
第15話 | 1996年12月22日 | とっとと消えな!! | 影山由美 | 山吉康夫 | なかじまちゅうじ |
第16話 | 1996年12月29日 | あたしを信じて! | 山内重保 | 馬越嘉彦 | |
第17話 | 1997年1月5日 | やっとつかまえた | 梅澤淳稔 | 河野宏之 | |
第18話 | 1997年1月12日 | 俺とつきあわない? | 吉田玲子 | 立場良 | 伊藤智子 |
第19話 | 1997年1月19日 | さざめく胸の小鳥 | 吉村元希 | 矢部秋則 | 青山充 |
第20話 | 1997年1月26日 | 裏切りの暑い夜 | 影山由美 | 山吉康夫 | 川村敏江 |
第21話 | 1997年2月2日 | キスの罪と罰 | 吉田玲子 | 岩井隆央 | なかじまちゅうじ |
第22話 | 1997年2月9日 | 戸惑いの初デート | 影山由美 | 岡佳広 | 河野宏之 |
第23話 | 1997年2月16日 | 道明寺椿あらわる! | 吉村元希 | 立場良 | 伊藤智子 |
第24話 | 1997年2月23日 | 愛の嵐! 学園追放!? | 吉田玲子 | 梅澤淳稔 | 青山充 |
第25話 | 1997年3月2日 | 二人・それぞれの愛 | 吉村元希 | 矢部秋則 | 馬越嘉彦 |
第26話 | 1997年3月9日 | 眠れない二人の夜! | 吉田玲子 | 山吉康夫 | 川村敏江 |
第27話 | 1997年3月16日 | 道明寺、N.Yへ!! | 影山由美 | 岩井隆央 | 小泉昇 |
第28話 | 1997年3月23日 | つくし、カナダへ!! | 吉村元希 | 立場良 | 伊藤智子 |
第29話 | 1997年3月30日 | アイツのぬくもり! | 吉田玲子 | 岡佳広 | 河野宏之 |
第30話 | 1997年4月6日 | 友だち、いらない? | 影山由美 | 梅澤淳稔 | 青山充 |
第31話 | 1997年4月13日 | 衝撃! 二度目の赤札 | 矢部秋則 | なかじまちゅうじ | |
第32話 | 1997年4月20日 | 道明寺は…来ない? | 山吉康夫 | 馬越嘉彦 | |
第33話 | 1997年4月27日 | いつか笑える日 | 吉村元希 | 岩井隆央 | 川村敏江 |
第34話 | 1997年5月4日 | 俺の大事な女です! | 吉田玲子 | 立場良 | 伊藤智子 |
第35話 | 1997年5月11日 | 恋の逃避行!? | 影山由美 | 岡佳広 | 青山充 |
第36話 | 1997年5月18日 | 司の母の密かな企み | 矢部秋則 | 河野宏之 | |
第37話 | 1997年5月25日 | 仕組まれた対決! | 山吉康夫 | なかじまちゅうじ | |
第38話 | 1997年6月1日 | 調教してあげる!! | 吉村元希 | 山内重保 | 生田目康裕 |
第39話 | 1997年6月8日 | 魔のトライアングル | 影山由美 | 立場良 | 伊藤智子 |
第40話 | 1997年6月15日 | 恋の引き際・分岐点 | 岩井隆央 | 青山充 | |
第41話 | 1997年6月22日 | 新しい日々の始まり | 矢部秋則 | 川村敏江 | |
第42話 | 1997年6月29日 | バッタリ! Wデート | 吉村元希 | 山吉康夫 | 河野宏之 |
第43話 | 1997年7月6日 | 心の傷は深くて重い | 影山由美 | 山内重保 | 馬越嘉彦 |
第44話 | 1997年7月13日 | おまえじゃダメだ! | 矢部秋則 | 生田目康裕 | |
第45話 | 1997年7月20日 | 素直になれば? | 立場良 | 伊藤智子 | |
第46話 | 1997年7月27日 | ハリケーン接近中!! | 山吉康夫 | 青山充 | |
第47話 | 1997年8月3日 | 転校生・滋の波紋! | 吉村元希 | 岩井隆央 | なかじまちゅうじ |
第48話 | 1997年8月10日 | 留学するしかない?! | 吉田玲子 | 岡佳広 | 河野宏之 |
第49話 | 1997年8月17日 | 二人の新しい関係 | 影山由美 | 矢部秋則 | 川村敏江 |
第50話 | 1997年8月24日 | もうおしまいにしよ | 山内重保 | 生田目康裕 | |
第51話 | 1997年8月31日 | ネバーエンディング | 山吉康夫 | 馬越嘉彦 |
映像ソフト化
- 2006年5月21日に全話収録のDVD-BOXが発売された。
- 2007年1月21日〜同年3月21日にかけて「花より男子2」の放送開始を記念して単巻DVDが発売。全9巻で、第1巻のみ6話収録(第2巻以降は5話収録)。1〜3、4〜6、7〜9巻はそれぞれ同時発売。
劇場版
1997年、東映アニメフェア併映作品の一つとして、制作・上映された。舞台は日本ではなくアメリカ、ニューヨーク。ブロードウェイでの人気スター・道明寺司をはじめとするF4、一方つくしは雑用係をしながらミュージカルスターを目指している研修生といった(原作コミックスやTVアニメ版の作品世界とは繋がらない)完全オリジナルストーリー設定(いわゆるスターシステム的作品)となっている。主役の座を巡って三条たちと熾烈な戦いが起きるかと思えば、新進気鋭の作曲家・花沢類に想いを寄せたりする様を、ミュージカル仕立てで描いている。
- キャスト
- 主人公
- 牧野つくし - 持田真樹
- F4
- その他
- スタッフ
テレビドラマ
台湾版
日本版
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists TBS系列の「金曜ドラマ」枠(毎週金曜日22:00 - 22:54)で放送された。主演は井上真央。
『花より男子』(第1シリーズ)は、2005年10月21日より12月16日まで放送された。最終回は22:00 - 23:09の拡大版。秋クールNo.1ヒットとなり、また平均視聴率も2005年放送全ドラマの中で4位を記録した。
『花より男子2(リターンズ)』(第2シリーズ)は、2007年1月5日より3月16日まで放送された。続編を望む視聴者の要望に答える形で制作された。初回は21:00 - 23:09、最終回は22:00 - 23:09の拡大版。
2008年6月28日には、『花より男子F(ファイナル)』として映画化もされた。
第2シリーズでは番組ホームページで見たい原作のエピソードを募るなど視聴者参加型となった。10月下旬より撮影が始まり、11月下旬にはNYロケを敢行した。12月6日の記者会見では、松本潤、松田翔太、阿部力の日本チーム、井上真央、小栗旬のNYチームに分かれ、同局初の日本=NY間の衛星同時中継による会見が行われた。
キャスト
主要人物
- 主人公
- F4
- F4の関係者
- 団子屋
- 道明寺グループ
- 牧野家
英徳学園
- 三条桜子(2年C組) - 佐藤めぐみ(第2シリーズは友情出演)(幼少期:森山彩菜)
- 2年C組生徒(☆は第2シリーズで3年C組生徒として引き続き登場するキャスト)
- 3年C組生徒(第2シリーズ)
ゲスト
花より男子
- 栗巻あや乃 - 酒井彩名
- 山中美菜子 - 伊藤かずえ
- 千石幸代の元恋人 - 宅間孝行(第4 - 9話)
- 各話で語られる元恋人は全て別人という事になっているが、演者は同じ。
- 牛島健人 - 小浜良太
- 鮒井勝 - 山下徹
- 第1話 「宣戦布告!! お金より絶対に大切なモノ」
- 第4話 「初めての朝帰り!?」
- 第5話 「命がけの愛の告白」
- 第6話 「大波乱一触即発の三角関係」
- 第7話 「バトルF4解散!!」
- 第8話 「いざ女子高生日本一決定戦」
- 最終話 「最高のラストプレゼント」
花より男子2(リターンズ)
- 第1話 「あれから1年…今夜遂に復活!! 今度の舞台はニューヨーク!! 大波乱の恋と友情の新展開 つーかハッピーエンドじゃなかったの!?」
- 第3話 「ばいばいバカ男」
- 第5話 「おまえが好きだ」
- 進の初恋の相手 美雪 - 水沢奈子
- 第6話 「告白は大波乱!!」
- 第7話 「一期一会の初恋」
- 第8話 「四角関係の決着」
- 第9話 「切ない雨の別れ」
- 第10話 「消えた思い出」
- 最終話 「史上最高のプロポーズ」
スタッフ
※ (1) (2) は片シーズンのみの担当
- シリーズ構成 - サタケミキオ
- シリーズ構成協力 - 荒井修子(1)
- 脚本 - サタケミキオ、藤本有紀(1)・高橋ナツコ(1)
- 音楽 - 山下康介
- プロデューサー - 瀬戸口克陽、三城真一(2)
- 演出 - 石井康晴・山室大輔・片山修(1)・坪井敏雄(2)・三城真一(2)・武藤淳(2)・武藤修
- 企画協力 - PPM
- 撮影協力 - 東京薬科大学・成蹊大学・ブリティッシュヒルズ・銀座吉信
- 協力 - 緑山スタジオ・シティ・東通・日音・アックス
- 制作 - TBSテレビ
- 製作・著作 - TBS
主題歌・挿入歌
- 花より男子
2曲ともロングヒットとなり、共にオリコンで1位を獲得している。
- 主題歌:嵐『WISH』(ジェイ・ストーム)
- 作詞:久保田洋司、作曲:オオヤギヒロオ、編曲:CHOKKAKU
- イメージソング(挿入歌):大塚愛『プラネタリウム』(avex trax)
- 作詞・作曲:愛、編曲:Ikoman/愛
- 花より男子2
前作同様2曲ともロングヒットとなり、共にオリコンで1位を獲得している。2007年3月のオリコン月間シングルランキングでは『Flavor of Life』が1位、『Love so sweet』が2位と1、2フィニッシュを決めた。
- 主題歌:嵐『Love so sweet』
- 作詞:SPIN、作曲:youth case、編曲:mugen。オリコン年間ランキングでは4位を獲得。
- イメージソング(挿入歌):宇多田ヒカル『Flavor Of Life -Ballad Version-』
- オリコン年間ランキングでは2位を獲得。
放送日程
花より男子(2005年)
各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 2005年10月21日 | 宣戦布告!! お金より絶対に大切なモノ | 藤本有紀 | 石井康晴 | 18.3% |
第2話 | 10月28日 | 最悪のファーストキス!! | 高橋ナツコ | 山室大輔 | 19.3% |
第3話 | 11月テンプレート:04日 | 涙!! サヨナラ大好きなヒト | サタケミキオ | 片山修 | 20.5% |
第4話 | 11月11日 | 初めての朝帰り!? | 石井康晴 | 20.7% | |
第5話 | 11月18日 | 命がけの愛の告白 | 藤本有紀 | 山室大輔 | 19.0% |
第6話 | 11月25日 | 大波乱一触即発の三角関係 | サタケミキオ | 片山修 | 19.7% |
第7話 | 12月テンプレート:02日 | バトルF4解散!! | 藤本有紀 | 石井康晴 | テンプレート:Color |
第8話 | 12月テンプレート:09日 | いざ女子高生日本一決定戦 | サタケミキオ | 片山修 | 19.9% |
最終話 | 12月16日 | 最高のラストプレゼント | 石井康晴 | テンプレート:Color | |
平均視聴率 19.8%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
花より男子2(リターンズ)(2007年)
各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 2007年1月テンプレート:05日 | あれから1年…今夜遂に復活!! 今度の舞台はニューヨーク!! 大波乱の恋と友情の新展開 つーかハッピーエンドじゃなかったの!? |
サタケミキオ | 石井康晴 | 19.4% |
第2話 | 1月12日 | 最強のライバル | 20.1% | ||
第3話 | 1月19日 | ばいばいバカ男 | 坪井敏雄 | テンプレート:Color | |
第4話 | 1月26日 | 命がけの修羅場 | 23.1% | ||
第5話 | 2月テンプレート:02日 | おまえが好きだ | 石井康晴 | 20.3% | |
第6話 | 2月テンプレート:09日 | 告白は大波乱!! | 三城真一 | 21.0% | |
第7話 | 2月16日 | 一期一会の初恋 | 武藤淳 | 21.0% | |
第8話 | 2月23日 | 四角関係の決着 | 石井康晴 | 22.7% | |
第9話 | 3月テンプレート:02日 | 切ない雨の別れ | 22.3% | ||
第10話 | 3月テンプレート:09日 | 消えた思い出 | 坪井敏雄 | 21.6% | |
最終話 | 3月16日 | 史上最高のプロポーズ | 石井康晴 | テンプレート:Color | |
平均視聴率 21.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
備考
- TBS系列のない秋田県、福井県では、秋田テレビが3月10日より12:30 - 1:30、福井放送が5月5日より1:30 - 2:24の間で放送している。また、徳島県では四国放送では放送されておらず、沿岸部でも毎日放送、三好市などは山陽放送が放送することもある。
- 他局のフジテレビやテレビ東京、関西ローカルの番組中でも「花より男子」の特集が組まれた。
- 2006年12月25日(クリスマス)に放送され、花男チームとして主要キャストが出演した『関口宏の東京フレンドパークII』はファンの要望により、関東・関西地区で2007年夏に再放送された。
- 「花より男子2」が第52回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞 最優秀作品賞を受賞。
- 2007年7月11日発売のDVD-BOX「花より男子2(リターンズ)」の初回出荷数が62,500セットと、国内ドラマジャンル最高記録なった。
- 2008年7月2日に、Blu-ray Disc Boxをシリーズごとに順次リリースした。国内ドラマが全話Blu-ray化されるのは、本作が初めてとなる。
- ジャニーズ事務所の肖像権の管理の都合上、ドラマ版の公式HPの松本の写真は原作の道明寺のイラストに差し替えられている。
- 「花より男子2」が2007年度「年間ドラマ満足度ランキング」の1位に輝いた。(オリコン)
- 2009年3月9日にはプロム(卒業式の後に開かれる記念のダンスパーティ)のシーン撮影のため、一般のエキストラ1万2000人をHPで募集し、日本武道館にて撮影が行われた。応募総数は10万人以上。
- 2010年に小栗が監督を務めた映画『シュアリー・サムデイ』が第14回プチョン国際ファンタスティック映画祭に正式招待された際、小栗はテレビ番組の企画でドラマ韓国版で花沢類を演じたキム・ヒョンジュンと対談し、日韓の花沢類役の俳優のツーショットが初めて実現した[2]。
- 現在でも本作のキャストとスタッフ陣でタッグを組むことがあり、2009年には松本主演、小栗共演で「スマイル」が放送され、2010年には小栗主演、井上共演の「獣医ドリトル」、2012年には松本主演、松嶋菜々子共演で、「ラッキーセブン」が放送されている。2011年の第62回NHK紅白歌合戦では井上が紅組司会、嵐が白組司会を担当した。
- 2013年の正月に、小栗と山田優がハワイにて挙式披露宴を執り行った際、井上・松本と生田が出席し、新婦のブーケトスを井上が受け取り、松本と生田は披露宴で嵐のヒット曲を披露するなど、現在でも本作キャストの交流があることが伺える式であったという。
- 2014年に小栗が主演を務めた映画『ルパン三世』では、ドラマ日本版で花沢類を演じた小栗、ドラマ台湾版で道明寺司を演じたジェリー・イェン、ドラマ韓国版で美作あきらを演じたキム・ジュンが共演し、日韓台の『花より男子』キャストが集結した[3]。
関連商品
CD
- 花より男子 オリジナル・サウンドトラック
テンプレート:Infobox 日本版の第1シリーズのサウンドトラックCDとしてリリースされている。
- 収録曲
- 花より男子メインテーマ
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- cloudy noon
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- Mysterious Chocolate
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- 絆
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- Flower 4
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介、Co-Arranged:神坂亨輔
- glacial
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- 団らん
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- 小さな願い
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- つくし
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- 孤高
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- 午前4時
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- ダッシュ!
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- DOMINATION
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- blue mind
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
- WISH(Inst. for TV)
- 作曲:オオヤギヒロオ、編曲:山下康介、Co-Arranged:神坂亨輔
- 揺らめくキモチ
- 作曲:山下康介、編曲:山下康介
テンプレート:TBS金曜ドラマ (1989年以降) テンプレート:ザテレビジョンドラマアカデミー賞
韓国版
『꽃보다男子』(꽃보다 남자/コッポダナムジャ)のタイトルで2009年1月5日から2009年3月31日まで韓国KBS第2テレビ(KBS2)で毎週月曜火曜に全25話で放送された。制作は『宮 -Love in Palace-』『宮S』『ファンタスティック・カップル』などのヒットドラマを生み出したグループエイト(G8)。
日本では、2009年4月12日よりMnetにて『花より男子〜Boys Over Flowers』の邦題で放送された。韓国での放映が開始される1ヶ月以上前の2008年12月1日には株式会社インタラクティブメディアミックス(IMX)による日本語の公式サイトも開設され、ドラマのファンクラブが運営されている。
2009年7月30日からTBSチャンネル、7月31日からTBS、8月5日からBS-TBSにて3波同時放送され、後にTBSで2010年4月5日から月曜深夜1時55分より再放送された。TBS系列以外に、テレビ北海道(テレビ東京系列)、テレビ西日本(フジテレビ系列)でも放送された。
キャスト
韓国版役名(日本語版役名) - 俳優名 (日本の声優名)
- 主人公
- F4
- つくしのバイト先・お粥屋
- 牧野家の人々
- 道明寺家の人々
- 西門家の人々
- 花沢家の人々
- 神話学園の生徒
- その他の登場人物
主題歌
- T-max『Paradise』
放送データ
データは左側が韓国TNSテレビ、右側が日本TBSテレビのもの。 韓国版は日本国内局では視聴率が奮わなかった。
回 | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|
1 | 2009年 1月5日 |
14.3% |
2 | 1月テンプレート:06日 | 17.6% |
3 | 1月12日 | 20.8% |
4 | 1月13日 | 21.4% |
5 | 1月19日 | 24.8% |
6 | 1月20日 | 24.8% |
7 | 1月26日 | 19.5% |
8 | 1月27日 | 25.9% |
9 | 2月テンプレート:02日 | 29.7% |
10 | 2月テンプレート:03日 | 30.5% |
11 | 2月テンプレート:09日 | 31.5% |
12 | 2月10日 | 31.4% |
13 | 2月16日 | 31.5% |
14 | 2月17日 | 31.9% |
15 | 2月23日 | 32.4% |
16 | 2月24日 | 33.2% |
17 | 3月テンプレート:03日 | 29.9% |
18 | 3月テンプレート:09日 | 35.5% |
19 | 3月10日 | 31.2% |
20 | 3月16日 | 31.2% |
21 | 3月17日 | 33.6% |
22 | 3月23日 | 31.8% |
23 | 3月24日 | 31.8% |
24 | 3月30日 | 30.2% |
最終話 | 3月31日 | 34.8% |
Source: TNS Media Korea |
回 | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|
1 | 2009年 7月31日 |
3.0% |
2 | 8月テンプレート:03日 | 3.5% |
3 | 8月テンプレート:04日 | 2.9% |
4 | 8月テンプレート:05日 | 2.7% |
5 | 8月テンプレート:06日 | 2.9% |
6 | 8月テンプレート:07日 | 3.4% |
7 | 8月10日 | 2.8% |
8 | 8月11日 | 3.4% |
9 | 8月12日 | 2.9% |
10 | 8月13日 | 3.9% |
11 | 8月17日 | 3.0% |
12 | 8月18日 | 3.4% |
13 | 8月19日 | 3.6% |
14 | 8月20日 | 3.9% |
15 | 8月21日 | 3.8% |
16 | 8月24日 | 3.2% |
17 | 8月25日 | 3.0% |
18 | 8月26日 | 3.8% |
19 | 8月27日 | 3.3% |
20 | 8月28日 | 3.5% |
21 | 8月31日 | 4.5% |
22 | 9月テンプレート:01日 | 3.3% |
23 | 9月テンプレート:02日 | 2.9% |
24 | 9月テンプレート:03日 | 3.7% |
最終話 | 9月テンプレート:04日 | 4.1% |
Source:ビデオリサーチ/関東地区 |
その他
- 2009年3月7日、出演中のチャン・ジャヨンが首をつって自殺しているのが発見された[5][6]。
- 2009年3月18日、韓国放送通信審議委員会は「校内暴力など過激な暴力描写とともに、歪曲された価値観を植えつける恐れがある状況を描写し、放送審議規定を犯した」として警告した[7]。
- 2009年7月31日から、TBSなどJNN系列局数局で「韓国版」が放送されている。7月30日には、東京・六本木で「TBS地上波放送前夜イベント」が開催され、「F4」の吹替を担当した高橋、遊佐、福山、野島の4人がトークショーに参加した。この日は65組130名の募集に対して、その30倍である2000名の応募があった。
- 2009年4月16日に東京のJCBホールにてIMX主催の「日本放送記念イベント」が開催され、韓国版F4とクム・ジャンディ役のク・へソンが参加した。昼と夜2回の公演で5000名弱の観客が集まり、ゲストとしてはT-maxとSS501が出演した。2009年9月5日と6日には同じくIMX主催で横浜の国立大ホールにて「プレミアムイベント」が開催される。ク・へソン、イ・ミンホ、キム・ヒョンジュン、キム・ボム、キム・ジュンに加え、ソ・イジョンの兄役のイム・ジュホァン、カウル役のキム・ソウンなどのドラマ出演者とアーティストゲストとして、T-maxとSS501に加え、OSTに参加したシンガーソングライターのHowLなどが出演する。
中国版
中国湖南衛視にて放送。原作とは異なる点も多い。
一起来看流星雨は日本語版の花より男子、一起又看流星雨は花より男子2(リターンズ)に当たる。
キャスト
- 主人公
- 鄭爽 - 楚雨蕁 (牧野つくし)
- F4
- その他
その他
- 出演者の一人、張翰が、2009年3月18日「2年前(2007年)に刑事事件を起こした前科者」とあるブロガーからネットで暴露され、その事実を認めていたことが中国新聞社で判明した。事件内容は張が2007年に交通違反を逃れるため、警察官を100m引きずったまま自動車を運転し、骨折等の重傷を負わせたというものだが、この事件が未解決だったため、北京の警察から呼び出されたというもので、事件が騒がれた当初は番組プロデューサーは「事実無根」と全面的に否定したものの、17日に張本人のブログで、自ら「悔」という題の謝罪文を公表し、事件が事実であることを認めた。
実写映画
1995年(フジテレビ・東映版)
テンプレート:Infobox Film タイトルは『花より男子』。1995年8月19日公開。内田有紀主演。東映・フジテレビ制作・楠田泰之監督・梅田みか脚本。当時の人気アイドルを主演に迎えた「ぼくたちの映画シリーズ」第1弾として制作された。
【一般市民(パンピー)】のつくしが【高飛車(タカピー)】の人間が集う大学に入ってしまい、F4などとの奮闘記が描かれている。作品中で道明寺と結ばれ、ダンスライブ(TRFが出演)のエンディングで物語が完結している。
併映作品は金持ちお嬢様が主人公の『白鳥麗子でございます!』で、内田有紀と松雪泰子(『白鳥麗子でございます!』主演)を並べてパンピー・タカピーと対比させた広告が展開された。
東映は委託配給で制作にほとんど関わっていない。フジテレビ制作の作品であり、当時ではまだ珍しかったハイビジョン撮影による映画だった。劇場公開時には内田有紀が全国31都市で舞台挨拶をし、舞台挨拶時には内田目当ての男性ファンが目立ったが、通常の上映の際の観客層は女性中心となり、アンケートによる満足調査では80%が満足と回答したという。作品的にはほとんど批評の対象とならなかったが、大高宏雄は当時途絶えようとしていたアイドル映画の新たな作品として内田有紀の映画デビュー作である本作を肯定的に捉えている。配給収入は4億2千万円。宣伝費も含んだ2作品の総製作費は約4億円で、キングレコードから発売されたビデオも含めて、2次使用も見込んだ映画としては商業的には成功とみられている[8][9]。
キャスト
- 主人公
- 牧野つくし - 内田有紀
- F4
- その他
スタッフ
- 監督 - 楠田泰之
- 脚色 - 梅田みか
- 主題歌 - 内田有紀『BABY'S GROWING UP』(作詞・作曲:小室哲哉)
- 挿入歌 - TRF『Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜』(作詞・作曲:小室哲哉)
- 原作 - 神尾葉子
- 製作総指揮 - 松下千秋、阿部祐三
- 企画 - 重村一、堀口壽一
- 製作 - 村上光一、周防郁雄
- プロデューサー - 宅間秋史、小牧次郎、重岡由美子、柴崎正
- 撮影 - 星谷健司、佐藤光雄
- 美術 - 上村正三
- 録音 - 松永英一
- 照明 - 和田智裕、本間利明
- 助監督 - 飯島真一
- スクリプター - 舘野弘子
- スチール - 水谷功
- 技術制作 - 杉野有充、堀田満之、皆川慶助
2008年(TBS・東宝版)
テンプレート:Infobox Film 『花より男子F』(はなよりだんごファイナル)のタイトルで2008年6月28日公開された。井上真央主演。TBS系列で放送されたドラマシリーズの完結編としている。内容は、TVシリーズ『花より男子2(リターンズ)』最終話の卒業プロムの4年後。結婚を控えたつくしと司が、ある大事件に巻き込まれるというもの。映画版はドラマと違い、原作漫画のエピソードを使わず、サスペンスの要素が加えられた完全オリジナル脚本を採用。撮影は2008年1月にクランクイン、同3月下旬クランクアップした。海外ロケは、香港・ラスベガスなどで行われ、前売り券は24万枚を突破。興行初日の2008年6月28日、29日の2日間で観客動員80万5350人、興行収入10億579万8910円を達成した[10]。これは当時のTBS製作映画では史上最高の出足である。最終的な興行収入は77億5千万円で、これは外国映画も含めて2008年の日本の興行収入ランキングでは『崖の上のポニョ』に次ぐ2位だった[11]。また、全日本空輸(ANA)がスポンサーについたことで、同映画の一部が使われたANA国際線のテレビCM「週末香港」などが製作され連日放送されるとともに、国際線の機内アミューズメントで同映画が放映されている。
完成披露試写会は同年6月23日、東京・北の丸公園の日本武道館で行われ、25万通以上の応募から抽選で選ばれた6000人が招待された[12]。井上とF4の面々が舞台挨拶をした。その後発売されたDVDBOXは、初回限定生産版で40万台分の予約、販売となった。
- ストーリー
道明寺のプロポーズから4年。つくしが英徳学園を卒業した後の話。今まで2人の交際に猛反対していた司の母・楓からつくしへ、推定100億円ともいわれるティアラ“ビーナスの微笑”が婚約の証として贈られる。ところがその夜、つくしと司の目の前でティアラが何者かによって奪われてしまう。つくしは「永遠の愛を手にする」という伝説を持つ“ビーナスの微笑”を探し出すべく、ラスベカス・香港・そして無人島と世界中を駆け巡る。そして、F4はそれぞれの道を歩み始めていた。
キャスト
- 主人公
- 牧野つくし - 井上真央
- F4
- その他
スタッフ
- 監督 - 石井康晴(TBS)
- エグゼクティブプロデューサー - 濱名一哉
- プロデューサー - 瀬戸口克陽、三城真一
- 脚本 - サタケミキオ
- 主題歌 - 嵐『One Love』(ジェイ・ストーム)
- 挿入歌 - aiko『KissHug』(ポニーキャニオン)
- 音楽 - 山下康介
- 配給 - 東宝
- 製作委員会 - 東宝、TBS、集英社、PPM、ジェイ・ストーム
ソフト
発売元はTBSテレビ / 集英社、販売元はTCエンタテインメント。
- 花より男子F スタンダード・エディション(DVD1枚組、2008年12月19日発売)
- 本編:劇場公開版本編を収録
- 映像特典
- スポット集
- 音声特典
- 日本語音声ガイダンス
- 花より男子F プレミアム・エディション(DVD3枚組、2008年12月19日発売・初回限定生産)
- ディスク1:本編DVD1(スタンダード・エディションと同様)
- ディスク2:本編DVD2
- 本編:劇場公開版に約32分の未公開シーンを追加した「ディレクターズカット版」本編を収録
- ディスク3:特典DVD
- 製作発表
- メイキング
- クランクアップ集
- メモリアルイベント集
- 完成披露試写会 in 日本武道館
- 初日舞台挨拶 in 日劇2(現:TOHOシネマズ日劇・スクリーン2)
- 大ヒット5大都市舞台挨拶・花男ジェット
- 大ヒット舞台挨拶 in 沖縄
- ファイナルイベント in 恵比寿ガーデンプレイス
- キャストインタビュー
- 公開記念ナビ番組完全版
- 封入特典
- モノクロ・ポストカード(5枚組)
- 豪華トラベルバッグ仕様収納BOX付きデジパック仕様
補足
- 公開日2週間ほど前から、つくしとF4役の5人を中心とした出演者らにより、ドラマを放送したTBSを中心に報道番組のほかバラエティ番組やお笑い番組などでも積極的に番宣が行われた。公開前日の6月27日には「花より男子・特別版」(視聴率は17.9%)と題して、TBSの金曜ドラマ枠で1、2のダイジェストと映画のワンシーン、新規制作されたミニドラマを挟んでの生放送が行われ、シリーズを通し主題歌を担当した嵐が赤坂BLITZにて「Final Remix feat.WISH、Love so sweet & One Love」を生ライブでテレビ初披露した。生放送では、道明寺が松本の代わりに嵐のメンバーという設定になっており、井上やF4メンバーは演技をしていた。
- 2008年2月、映画花より男子ファイナル公式サイトのアクセス数が4億ビューを突破した。
- 2008年8月21日にイベントを行い、花より男子の聖地である恵比寿ガーデンプレイスで、井上、松本は、映画で着ている衣装で700人のファンの前に登場した。
- 2009年12月24日、テレビシリーズを放映していたTBS系にてノーカットで地上波初放送がなされた。しかし視聴率は、大ヒット映画の地上波初放送にも関わらず9.0%(関東地区、ビデオリサーチ)と一桁台だった。
ゲーム
『花より男子 Another Love Story』
『花より男子 -恋せよ女子(おとめ)!-』
キャスト
- 主人公
- 牧野つくし - 豊口めぐみ
- F4
- その他
脚注
関連項目
外部リンク
- アニメ版
- TBS版
- 花より男子(2005年12月31日時点のアーカイブ)
- 花より男子2(リターンズ)(2006年12月5日時点のアーカイブ)
- 韓国版
- ゲーム版
- テンプレート:Movielink
- テンプレート:Movielink
- 花より男子(アニメ・劇場版) - Movie Walker
- 花より男子(アニメ・劇場版) - 映画.com
- テンプレート:Movielink
- テンプレート:Movielink
- 花より男子(1995年・劇場版) - Movie Walker
- 花より男子(1995年・劇場版) - 映画.com
- テンプレート:Movielink
- テンプレート:Movielink
- 花より男子F(2008年・劇場版) - Movie Walker
- 花より男子F(2008年・劇場版) - 映画.com
テンプレート:花より男子 テンプレート:小学館漫画賞少女向け部門 テンプレート:オリコン週間コミックチャート第1位 2008年
テンプレート:Asbox テンプレート:Asboxテンプレート:Asbox
テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ- ↑ 小黒祐一郎 『この人に話を聞きたい アニメプロフェッショナルの仕事 1998-2001』 飛鳥新社、2006年
- ↑ 小栗旬、監督として初の海外映画祭へ 日韓の『花より男子』花沢類初2ショットも実現(オリコン、2010年6月22日)2014年7月28日閲覧
- ↑ 実写版『ルパン三世』で、小栗旬ら日本&台湾&韓国「花男」キャストが競演!(cinemacafe.net、2014年7月26日)
- ↑ 2009年4月3日DCニュース 花男「パラダイス」、盗作是非でゴタゴタ(韓国語)[1]
- ↑ 自殺したチャン・ジャヨンさんてどんな人? 朝鮮日報 2009/03/07 閲覧
- ↑ チャン・ジャヨンさん自殺から17日、警察は何をしているのか 朝鮮日報 2009/03/24
- ↑ 『花より男子』と『妻の誘惑』に放送通信委が警告 朝鮮日報 2009/03/19
- ↑ 大高宏雄『興行価値』鹿砦社、1996年、p.364
- ↑ 大高宏雄『日本映画への戦略』希林館、2000年、pp.201-208
- ↑ Variety Japan|『花男ファイナル』2日で10億突破
- ↑ 「2008年作品別興行収入ベスト15」 バラエティ・ジャパン 2008年12月15日
- ↑ 花より男子:つくし、「F4」が全員集合 武道館で映画「ファイナル」完成会見(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)
- ↑ 藤木直人はかつて1995年に公開された『花より男子』に花沢類役で出演し、今作にも重要人物として出演したことで唯一映画2作品の出演を果たしている。
- 文学関連のスタブ
- 花より男子
- 漫画作品 は
- マーガレット
- 高等学校を舞台とした漫画作品
- いじめを題材とした漫画作品
- 貧乏を題材とした漫画作品
- 身分違いの恋愛を扱った作品
- ロマンティック・コメディ
- 2005年の小説
- コバルト文庫
- 高等学校を舞台とした小説
- いじめを題材とした小説
- 貧乏を題材にした作品
- 集英社の漫画を原作とするアニメ作品
- 1995年の映画
- ぼくたちの映画シリーズ
- 漫画を原作とする映画作品
- 日本のロマンティック・コメディ映画
- 高等学校を舞台とした映画作品
- いじめを題材とした映画作品
- 貧乏を題材とした映画作品
- アニメ作品 は
- 1996年のテレビアニメ
- 東映アニメーション
- 朝日放送のテレビアニメ
- テレビ朝日系アニメ
- 高等学校を舞台としたアニメ作品
- いじめを題材としたアニメ作品
- 貧乏を題材としたアニメ作品
- ニューヨーク市を舞台としたアニメ映画
- 1997年のアニメ映画
- 東映アニメフェア
- 2005年のテレビドラマ
- 2007年のテレビドラマ
- TBS金曜ドラマ
- 中国のテレビドラマ
- 漫画を原作とするテレビドラマ
- 高等学校を舞台としたテレビドラマ
- いじめを題材としたテレビドラマ
- 貧乏を題材としたテレビドラマ