アサツー ディ・ケイ

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テンプレート:Infobox 株式会社アサツー ディ・ケイテンプレート:Lang-en-short)は、日本広告代理店。略称はADK(エーディーケー)[1]

概要

1999年1月、旭通信社と第一企画が合併して発足。本社を東京都港区に置き、年間売上高で電通博報堂DYホールディングスに次いで国内広告業界第3位の広告代理店である[2]。世界3大広告代理店グループの1つであるWPPグループイギリス)と資本、業務提携関係にあるほか、中華人民共和国の新華通信社(新華社)と業務提携する。

また、イギリスやフランスタイ王国大韓民国アメリカアラブ首長国連邦に現地法人や合弁会社を置くなど、海外市場へも広く展開する。

沿革

株式会社旭通信社(あさひつうしんしゃ)は、1956年稲垣正夫が中心となって設立された。1991年に中華人民共和国の新華社と業務提携。1998年に、イギリスのWPPグループと資本・業務提携を行う。第一企画株式会社(だいいちきかく)は1951年、第一企画宣伝株式会社として設立された。1961年に第一企画株式会社へ商号変更。

アサツー ディ・ケイは、旭通信社と第一企画が1999年1月1日に合併して発足した。旭通信社時代からアニメーションコンテンツに強みを持ち藤子アニメ等多くの製作に加わっている。

2002年にそれぞれの旧本社を集約する形で、東京都中央区築地のADK松竹スクエア[3]へ移転。
2014年6月16日、虎ノ門ヒルズ森タワーに移転。

制作に関わっているアニメ作品

ADK買付枠のうち制作:NAS表記のものは日本アドシステムズ参照のこと。また、※は創通(旧:創通エージェンシー)との共同。

現在放送中の作品

過去の作品

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制作に関わっている実写作品

現在放送中の作品

過去の作品

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原子力発電所や放射線に関連したインターネット上の情報を監視する事業

経済産業省資源エネルギー庁が行う「原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)」[4]の2011年度分に事業内容を承知[5]で応札し、約7000万円で落札・契約した。Twitterブログなどのインターネット情報を監視する[6]。ADKは「福島第一原発事故の風評被害防止になる事業だと判断した。事業内容については委託された立場なので、同庁の出した事業を進めるだけ」としている[7][8]

主な子会社、関連企業

  • ADKアーツ - CM、グラフィック、プロモーション、ダイレクトマーケティングの制作部門を集約した子会社
  • ADKインターナショナル
  • ADKマインドシェア - 外資との合弁会社で、LVJグループをクライアントに持つ。
  • ADKインタラクティブ(2011年解散)[9]
  • エイケン - 2002年に子会社化したアニメーション制作会社
  • NAS(日本アドシステムズ)
  • 日本文芸社
  • 協和企画

脚注

  1. それまでADKを名乗っていたゲームソフト開発企業エーディーケイ(旧アルファ電子工業)が2003年に倒産したのを機に正式にADK表記を使用。製作関連作品の通り、途中からからASATSU-DK表示をADKに変更している。
  2. 2012年国内売上高順、広告経済研究所「広告と経済」2013年4月21日発行より
  3. 上層部は賃貸住宅。かつては洋画封切専門(松竹富士配給)の映画館「松竹セントラル1・2・3」「松竹大谷図書館」を擁する松竹本社ビルだった。
  4. 平成23年度原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)入札広告
  5. 入札広告には事業内容が示されている。平成23年度原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)仕様書評価項目一覧
  6. Twitter・ブログの原発情報監視事業に東京弁護士会が懸念表明 「弊害の方が大きい」 ITmediaニュース、2011年07月28日 15時20分
  7. エネ庁の原発情報監視 本年度7000万円で契約 東京新聞、2011年7月28日朝刊
  8. エネルギー庁:原発のメディア情報監視事業 ADK落札 毎日新聞、2011年7月28日
  9. ADKとDACが合弁解消、ADKインタラクティブ解散へ Markzine 2011年8月29日

参考文献

  • ミラーマン大全(佐野吉秀インタビューの項)(双葉社2004年

関連項目

外部リンク

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