ビートたけしのTVタックル

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テンプレート:複数の問題 テンプレート:基礎情報 テレビ番組ビートたけしのTVタックル』(ビートたけしのテレビタックル)は、テレビ朝日系列にて1989年7月3日から放送されている、政治を題材にした討論バラエティ番組である。ビートたけし司会を務める冠番組。通称は「TVタックル」。新聞雑誌ラテ欄には文字数の制限上「たけしのTVタックル」と表記される。ステレオ放送2014年3月31日放送分より)、文字多重放送2012年4月2日放送分より)、ハイビジョン制作を実施している。

目次

概説

1989年(平成元年)7月3日に「どーする?!TVタックル」のタイトル、関口宏とビートたけしの司会でスタート。関口出演時代はテーマが毎回「日本人と○○」だった。1990年(平成2年)3月26日放送分で関口が番組を降板、1991年(平成3年)4月1日から「ビートたけしのTVタックル」と番組名を変更、ビートたけしの冠番組となり様々な時事問題をテーマとして各界の著名人などのパネリストによる論争を繰り広げる内容になった。ちなみに「ビートたけしのTVタックル」1回目のゲスト及び番組冒頭トークは大橋巨泉

オープニングの出演者紹介の場面ではビートたけし、阿川佐和子、大竹まことについては「(内容が毎回変わる紹介文が入り)~、いつもの3人組でお送りします」(大竹欠席時には「いつもの2人組」)とオチ扱いで紹介される(『笑点』の大喜利における、桂歌丸によるメンバー紹介も類似している)。オープニングテーマは「『カルメン』前奏曲」。

エンディングでは不定期に「喫煙コーナー」でたけしと大竹がその日の議論やパネリストについてタバコを吸いながらボヤく場面がある。しかし近年は2人とも禁煙しているため、タバコを吸っていない。たまにゲストも参加することもあった。テンプレート:要出典

全体的に時事的要素が強いため、原則として休止となった回は次回以降に放送しない。

放送済分のVTRについて、編集などによって残した部分を除いて大半が消去されているため、総集編がほとんど放送されない。休止となった回も同様で、放送せずにそのままVTRを消去している。テンプレート:要出典

うるさい喋り方をする人は、たとえ正しい論理であっても茶化して話を終わらせてCMに入るという趣向であり、個人が視聴者に聞き取りやすい形で喋る事も、慎重に議論をすることも無い。特に、政治風刺番組に路線変更してからはパネリストの激論ぶりが凄まじく司会のたけしは殆ど喋れず押されっぱなしになる展開が多く見られる。また喧々囂々のパネリスト達を口喧しい子供に見立てて阿川佐和子が叱り付けたり、他出演者のオチ発言で締めるなど、結論を出すことなく次の議題へ移る事が多く、たけしもそのまま総括せずに終わらせる方式を黙認している。

事前に番組出演者の性格と役付け、進行に沿った各々の発言が予め決められており、進行の構成台本には「誰彼反論」「宥める司会」「誰彼激怒して退場」と細かにト書きがされている。発言の自由度の幅はある程度利くがほぼ台本に沿った構成で収録されている。このため、討論番組の範疇に当てはまらない、という批判も存在する。

おおむね2日前の土曜日の昼に収録されている[1]が、選挙投票日の翌日が放送日にあたるため、当日昼に収録され編集し放送するいわゆる「撮って出し」の形式で放送されている日もある。また収録日後 - 放送日までの間に当日取り上げる話題で最新の情報がある場合はVTR部分を編集している(VTR中に出演者の声が聞こえない場合がそれ)。2009年(平成21年)8月31日は、前日に行われた第45回衆議院議員総選挙の総括・分析のため、番組20年の中で初めて生放送を行った。これはレギュラーの大竹と阿川がラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)に出演しているため昼の収録ができなくなってしまったからである。なお、2011年(平成23年)4月11日・同年12月19日2012年(平成24年)11月12日に放送された3時間スペシャルのそれぞれ後半で放送された分も生放送であった。4月11日分は、後半部分[2]前日に行われた統一地方選挙総括・分析のため(主に東京都知事選挙について)、12月19日は、当日死去した金正日総書記について、2012年11月12日は政局関係について、2012年平成24年12月17日では、前日に投開票された第46回衆議院議員総選挙2012年東京都知事選挙総括分析について、以上4つの放送が、生放送となった。2012年11月19日分は前週に引き続き生放送となった。これは16日に衆議院が解散となったことと、15日にレギュラー出演していた三宅久之が逝去したため。

安倍晋三などの自民党幹部も出演している。これにより以前に比べバラエティの要素が少なくなりゲストを含め多少『朝まで生テレビ』とかぶっているように思われるが、国会議員の冗談めいた発言や浜田幸一がそのキャラクターから「悪党党[3]幹事長として辛辣な意見で笑いを呼ぶ。

なお、不定期で前枠の「お試しかっ!」「Qさま!!」との合同(まれに他の特番とも合同)の3時間スペシャルで休止にすることがあったり、前2番組を休止にして当番組を3時間スペシャル[4]にすることがあるが、2013年(平成25年)5月13日の回では、この3番組を初めて合同させた3時間スペシャルが行われる(阿川、江口らが「Qさま!!」のプレッシャーSTUDYに参加、「Qさま!!」側からやくみつる石原良純が本番組に参加)。

2014年3月31日以降は、放送枠を月曜日の21時台から、「ネオバラエティ」(一部地域を除いて月 - 木曜日の23:15 - 翌0:15に放送)の月曜枠へ移動する[5]。月曜日の21時台には、池上彰冠番組ここがポイント!池上彰解説塾』をレギュラーで放送する[6]。なお、テレビ朝日のゴールデンプライムタイム番組が「ネオバラエティ」枠に移動したのは、2010年4月の『今すぐ使える豆知識 クイズ雑学王』(水曜日20時台 → 「ネオバラエティ」月曜枠)以来4年振り、ただし、「雑学王」は2007年10月3日 - 同年12月19日に「ネオバラエティ」の水曜枠で放送されているため、ネオバラエティ未経験番組としては初めての枠移動になる。

そして、この放送枠移動を機に、番組開始以来長年にわたって制作プロダクションを担当していた「オフィス・トゥー・ワン」が降板し、新たに「ViViA」が制作プロダクションを担当することとなった。政治一辺倒だったテーマも一新し、世相全般を扱う方針に変更。ナレーター陣も刷新され55時間テレビ特別版も担当していた服部潤近藤サトに変更された。

出演者

司会

進行

レギュラーパネリスト

毎年4〜5月はシティボーイズのライブを行うため欠席する事が多い。

ナビゲーター

  • 江口ともみ(阿川が欠席時に準司会を担当したこともある)
2007年4月25日他局の番組収録中に全治2週間のけがを負い5月7日放送分から休んでいたが、6月4日放送分(収録は2日)より復帰した。
※上記の間は代役は置かず、阿川が江口のパートを担当した。

頻出ゲスト

ほぼ毎回登場するゲスト。 三宅久之死去後は、不在となっていたが、現在はミッツ・マングローブとなっている。

その他ゲスト

大学教員

評論家

作家

実業家

国会議員

自由民主党
民主党
公明党
みんなの党
日本維新の会
日本共産党
生活の党
社会民主党
  • 福島瑞穂(参議院議員、元内閣府特命担当大臣)
無所属・元議員・都道府県知事

備考

  • たけし(総裁)、阿川(副総裁)、大竹、浜田(幸)(後者2人党員)の4人は番組内での架空政党「悪党党[3]」を結成していたが、浜田が降板してからは「悪党党」の表現をしなくなった。(浜田は降板後2012年に逝去)

過去の出演者

司会

進行

※開始当初は女性レギュラーについては準司会とパネリストの区別が曖昧であったが関口が降板し現在のような討論型の番組となった1990年に、竹下・檀・星野・中井の4人(後に竹下・檀は正式のレギュラーとなる)が1ヶ月 - 2ヶ月の期間限定でレギュラー出演し進行役の役割を担当するようになった頃から司会としてのレギュラーと田嶋陽子などのパネリストとしてのレギュラーが自然に区別されるようになった。

ナビゲーター

  • 石井苗子(初代ナビゲーター) - 第1回の放送中、「唐突」を「からとつ」と読み上げる。スタート当初は影のナビゲーター「マリリン」として顔出ししなかったが、石井が他の仕事で有名になっていくにつれ、少しずつ姿が映し出されるようになり(途中の段階では顔を隠すためタイトルロゴで覆っていた)、最終的には完全に顔出し出演した。
  • 浜家有文子(ナビゲーター)
  • 海老原由佳(ナビゲーター)

レギュラー

なお他の番組などで後にTVタックルの映像が一部放送される場合、一部の出演者の顔は公職選挙法や権利関係の都合上、モザイク処理されることがある。

ナレーション

頻出ゲスト

衆議院議員・江田けんじの2008年3月10日付メルマガによると、「ハマコーマジ切れ、番組降板!」と銘打っている。浜田にはかねてより暴言退場癖があったが、これまで決して暴言を吐かなかった阿川に罵詈雑言を浴びせて退場したためと記されている。その日の回よりスタジオには登場していないが、2009年7月20日放送(20周年記念スペシャル第3弾)でVTR出演した。この時たけしを「北野総裁」と呼び賞賛するコメントをしている。またVTRという形で「20周年に参加させてもらい心から感謝しています」とも述べている。
2012年8月5日に他界し、8月6日放送回の冒頭で追悼メッセージが放送された。同年12月3日には三宅久之とあわせての追悼特別放送が行われている。
2001年12月10日が初登場。熱くなると他のゲストパネラーと激しい舌戦を繰り広げる。浜田幸一の出演時代は交互に出演することが多かったが、時には2人とも出演して激論を交わしたこともあった。浜田の“降板”後は番組の要となったが、2012年にテレビ出演など評論活動からの引退を表明し、同4月2日放送分をもって約10年間(11年間)出演した当番組を降板。この日は引退3時間スペシャルとなった。
引退後、同年11月15日に他界。翌日衆議院が解散となったために11月19日放送分が生放送となり、その中で追悼メッセージが放送された。さらに12月3日には浜田とあわせての追悼特別放送が行われている。

主なゲスト

たけしバイク事故時の代役司会

1994年9月~1995年2月。

主なコーナー

(新)日本の景気を考える

  • 放送期間:1995年4月 - 1999年7月
  • 司会:丸川珠代(当時テレビ朝日アナウンサー)
    • 建前上の内容は「経済問題評論家・北野武(ビートたけし)」が、毎回全国各地から呼んだゲストと共に日本の景気についてトークを行うというもの。しかし、北野は禿げカツラと厚縁眼鏡で典型的中年オヤジ姿に扮しており、主にゲストとしてやってくる各地のお年寄りや職人たちと共に、テレビ番組である事を忘れたかのような珍妙あるいは下品なトークに終始するのが常だった。丸川が冒頭で北野を紹介するにおいては「お話はいつものように経済評論家投資家で…」のフレーズに続き、スケベ親父としての一言(「○○よりもお姉ちゃんの胸(脚、お尻)が良い…」や「○○よりも下半身が気になる…」など毎週異なる)を入れる事がお約束だった。
    • このコーナーでの丸川は、北野のギャグやゲストとの下品なトークに対しても全く表情を変えずに淡々と司会進行するという役設定で、時に必死で平静を装う姿が見ものだった。しかし収録中ゲストが振舞った泡盛で本当に酔ってしまい、呂律の回らない自身に笑いが止まらなくなるハプニングに見舞われた事もあった。
    • その後、2009年(平成21年)7月の「20周年記念スペシャル」で当コーナーが久々に復活。この時は過去の傑作VTRに加え、過去に登場したゲストが再び出演した。ちなみに丸川曰く、この復活に際して過去のゲストに連絡を取ったところかなりの人が亡くなったらしいとのことである。2009年(平成21年)9月21日の「3時間スペシャル」でも再登場した。
    • 2010年(平成22年)1月11日の「3時間スペシャル」でも当コーナーは復活したが、司会は小川彩佳アナに交代。

ぶらり赤字列島の旅

  • 旅人:木之元亮
  • ナレーション:銀河万丈
  • 不定期で放送。
    • このコーナーのタイトルは、日本テレビ系で放送中の紀行番組『ぶらり途中下車の旅』が元ネタとされている。もちろん滝口はその番組でもナレーターを務めている。
    • 内容は「税金等の無駄使いだ」と指摘されている公共事業等の現場に木之元が赴く点を除けば普通の旅番組と変わらないが、VTRの最中と後にスタジオのコメントが入る。
  • なお、2008年(平成20年)3月10日の放送では「ぶらりムダ使いの旅」(私のしごと館)を放送したがこのコーナーには本家阿藤快が登場した。
  • 2010年(平成22年)8月2日の放送では「ぶらり事業仕分けその後の旅」を放送。木之元と共に、事業仕分けに関わった尾立源幸が旅に参加し、JICA地球ひろばとJAXAiを訪れた。また、2011年8月29日にナレーションをしていた滝口順平が死去したため死去後は本番組のナレーターである銀河万丈がナレーションをする事となった。

痛快!!永田町時代劇(政界時代劇スペシャル)

  • 人気コーナーの「永田町時代劇」では現在の政局の動きを時代劇ドラマでコミカルに描き平沢勝栄などの現職議員も本人役で出演し、ついには三宅まで出演するようになり出演者のバラエティ慣れが見て取れる。そのために『朝まで生テレビ』や『サンデープロジェクト』のような硬派な討論番組とは対照的に今の政治経済に対して悪乗り気味に風刺するスタイルが視聴者にうけていることは事実である。
  • (肩書き)・(役名):(モデルの人物)

時代劇に登場する肩書き

菅藩:民主党

谷垣藩:自由民主党

神崎藩:公明党

亀井藩:国民新党

福島藩:社会民主党

その他

勝谷は2008年のエイプリルフールに「衆議院選挙に立候補します」というメールを流したとき、選挙ポスターとして、このときの時代劇の扮装の写真を使ってオチにしていた。

視聴者参加公開タックル

題名同じ。放送日は1993年(平成5年)12月613日。ゲストは結城哲也(前半)・春日了(後半)。番組内で行われる議論に対し異議を持つ視聴者が多く番組に送られた視聴者からの手紙にも実際に番組の議論に参加したいと言う希望が多く寄せられたため、番組内で参加希望者を募り実際に番組に出演させた。

相当な数の参加希望の応募があったため、番組スタッフによるオーディションが行われた。まず「女の幸せは男で決まるか?」等の番組側が用意した題目に対し、自分の意見を文章にして送らせた。その中から番組出演に十分耐えると判断される者を選び出し、次は筆記と面接による選考が行われた。このようなオーディションを行った結果、10代から50代までの各世代でそれぞれ10人が「世代代表」として選考され通常の番組と異なりスタジオ内に各世代を分けてレギュラー出演者と対面に座らせるセットが造られそのセットに参加者を座らせ番組が収録された。

普段はテレビで見る出演者がすぐ自分たちの目の前いるためか若い世代の参加者が緊張してしまい、収録開始直後は発言数が極端に少なく盛り上がりに欠けた。特に10代を代表する参加者の消極的な態度に司会者の東ちづるが不満を漏らす場面もあった(放送時はカット)。収録が進むにつれ次第に場の雰囲気に慣れたためか、参加者の発言は収録後半になるほど活発になった。しかし収録終了後、多くの参加者が自分の意見を十分に言えなかったことを悔やんだ。

また参加者(40・50代)の中には余りに入れ込みすぎ司会者の代わりに番組を仕切りだし、勝手に議題を提案したり他の参加者を感情むき出しに非難する者も存在した。しかしそれらの参加者に対する司会者やスタッフの対応が余りにスムーズに行われたため、他の参加者の中には番組側の“仕込み”だったのではないかと印象を持った者もいる(いずれの場合も放送時はカットされた)。参加者全員に1万円の出演料(名目は別のものだった)が支払われた。

番組収録の終了後、ビートたけしは「今回の収録は、番組スタッフも参加者も(視聴者参加型という企画に)慣れていない面があった。次回の同企画ではもう少しスムーズにできるのではないか」という意の感想を述べた。

たけしのコレってどーなの!?

2010年8月9日放送分から放送開始。たけしが疑問に思っていることをフリップを元に紹介するコーナー。

番組前後のクロスプログラム

20時台の番組とのクロスプログラム

22時台の番組とのクロスプログラム

  • 基本的にその後の「報道ステーション」のその日の注目ニュースの映像を紹介する程度。
    • 2010年4月以後、テレビ朝日系列のゴールデン枠の番組では前の番組の出演者が「この後は」や「(前の番組名)の後は」と述べてから次の番組の予告をするが、報ステは生放送なので、たけしが「TVタックルの後は…(報道ステーション)」と紹介することはほとんどない。
    • 2013年10月改編後、ドラマ体制となっている水曜と木曜の21時枠番組は、『報道ステーション』との接続がステブレレスに変更されたが、当番組は火曜日の『ロンドンハーツ』や、金曜日の『世界の村で発見!こんなところに日本人』(ABC制作)と共に、引き続きクロスプログラム・ステブレ入りで接続する。

深夜番組とのクロスプログラム

主な出来事(エピソード・ハプニング)

1990年代

  • 1991年(平成3年)から田嶋陽子がよく出演し女性問題などを扱って他のパネリストとバトルを繰り広げ、特に舛添要一嵐山光三郎の2人には罵り合いになった。2001年(平成13年)に田嶋が参議院議員選挙に立候補した際は立候補前に田嶋が出演した収録分から編集により田嶋の出演を削る事で対処、後に選挙活動の密着取材を放送。
  • 1994年(平成6年)にビートたけしがバイク事故で番組を欠席している間、当時のサブ司会者の東ちづるを中心に前述の特別ゲストがたけしの代役を務めた。
    • その間、当時のオープニングCGではたけしの顔が縦半分に割り「TV」と出てくる部分も欠席期間中は一部修正されたがたけし復帰時初回から数回は片目に眼帯が付けたものに修正された。
  • 1997年(平成9年)に番組内でパネラーの1人が「参議院なんていらない」と参議院不要論とも受け取れる発言をしたことで当時参議院自民党の実力者であった村上正邦から抗議を受ける。
  • オウム事件が起きる前、番組全編がたけしと麻原彰晃の対談だった回がある。
  • UFOミステリーサークルなどの超常現象のテーマが人気となり、超常現象肯定派と否定派に分かれ激しいバトルを繰り広げた。その中で「ノストラダムスの大予言」の話題に乗じて世紀末の予言に関するテーマを放送、様々な予言者・研究家が出演した。1998年(平成10年)12月31日には特番で『世紀末スペシャル・ノストラダムスの大予言』を放送。それ以降2005年(平成17年)まで毎年大晦日に特番で『超常現象スペシャル』を放送するのが恒例となる。1998年(平成10年)から2004年(平成16年)までの平均視聴率は8.1%。
  • 2001年(平成13年)まではエンディングで「あなたのご意見をお寄せ下さい」というテロップが出ていたが、現在は出ていない。

2000年代

  • 2001年(平成13年)1月ごろ、その年の秋に打ち切りが検討される。しかしその年の4月に小泉政権が誕生し「小泉人気便乗企画」と銘打って政治・選挙の特集を放送したところ視聴率が上がったことからそれ以降政治的な内容を扱う事が多くなり、ゲストも主に現職国会議員や三宅久之などの政治評論家などが出演するようになる。
  • 2002年(平成14年)と2003年(平成15年)は同局『これマジ!?』で取り上げられたアポロ計画陰謀論が中心。毎日放送深夜番組たかじんONE MAN』(関西ローカル)にゲスト出演していた東国原英夫が「本人(ビートたけし)は(このテーマを)嫌がってますもん」とテレビ朝日側に苦言を呈していた。
  • テレビ朝日もマンネリ解消とたけしへの配慮を考えたのか2006年(平成18年)は『超常現象スペシャル』が12月30日18時台後半-20時台に繰り上げられ、大晦日は『政界スペシャル』が20時から3時間放送された。その『政界スペシャル』のサブタイトルが「紅白なんかぶっとばせ」となったことに関しては、たけしが完璧に呆れていたといわれている。そして2007年(平成19年)は30日に『超常現象スペシャル』は放送したが、大晦日の夜はよゐこがメインの『いきなり!黄金伝説。』ベースの特番(翌年(2008年)は『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』)を放送。10%超の高視聴率をマークした。2008年(平成20年)も『超常現象スペシャル』は3年連続同枠で放送。2009年(平成21年)は12月23日に繰り上げられた。
  • 緊急報道時には次番組の『報道ステーション』が繰り上げ放送となり『TVタックル』が休止となる場合があり、これまでに2005年(平成17年)8月8日郵政解散、2006年(平成18年)1月23日ライブドア元社長堀江貴文らの逮捕、2007年(平成19年)7月16日平成19年(2007年)新潟県中越沖地震で3回休止となっている。また、2008年(平成20年)9月1日福田康夫首相が『TVタックル』放送中の21:30ごろに辞任を表明。このため途中で「TVタックル」を中断、そのまま『報道ステーション』繰り上げとなった。このほか2009年(平成21年)3月9日は当初放送する予定であったが「2009 ワールド・ベースボール・クラシック」が60分延長に伴い休止となり、そのまま『報道ステーション』を放送した。
  • 2009年(平成21年)7月6日に20周年を迎え、3週連続でSP企画が放送された。

2010年代

視聴率トップ10

順位 放送日 主な内容 視聴率
第1位 2004年5月24日 小泉総理、再訪朝 22.1%
第2位 2002年3月11日 鈴木宗男議員 証人尋問 21.3%
2005年9月12日 郵政選挙
第4位 2007年7月30日 参院選スペシャル 21.2%
第5位 2004年8月9日 領土問題 21.1%
第6位 2004年7月12日 参院選スペシャル 20.7%
第7位 1995年3月6日 たけしさん 事故から復帰 20.5%
第8位 2005年10月10日 郵政選挙後 混乱の国会 20.3%
第9位 2004年5月31日 小泉総理 再訪朝 タックル緊急国際会議 20.1%
第10位 2005年2月14日 たけしさん 風邪でお休み 19.9%

(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

その他

  • 2008年(平成20年)3月10日の放送では東国原英夫がその席がビートたけしの右側(たけし側基準で左側)に座ったため、たけしが「『風雲!たけし城』(TBS系列で放送)みたいだな」と言った。
  • 2010年(平成22年)4月19日の放送では、ゲスト出演者が麻生太郎前(当時)内閣総理大臣島村宜伸のみで番組が制作・放送された。他の与党国会議員が居ない中での番組放送は、これまでに無い異例の出来事であった。

スタッフ

  • ナレーター服部潤近藤サト
  • 構成:そーたに渡邊健一、須平敦宣、山際良樹
  • TM:大島秀一(テレビ朝日)
  • TD/SW:平野友章(以前はSW)
  • CAM:時田将光
  • VE:山田由香
  • VTR:橋口司、佐藤淳太
  • 音声:志村剛
  • 照明:宮内貴生(共立
  • 美術:井磧伸介(テレビ朝日)
  • デザイン:加藤由紀子、濱野恭平
  • 美術進行:野口香織、亀井直子
  • 大道具:中沢誠
  • 小道具:宮本恵美子
  • 電飾:青羽亮
  • ヘアメイク:川口カツラ店
  • モニター:村松裕章
  • オープニングCG:蒲池高志
  • 美術協力:テレビ朝日クリエイト
  • 編集:辻泰治(麻布プラザ
  • MA:伊藤敬一(麻布プラザ)
  • 選曲効果:久坂惠紹(戯音工房
  • TK:西岡八生子(ニケデス)
  • 編成:吉村周・高橋正輝・池田佐和子(テレビ朝日、吉村・高橋→1人のどちらか交替制、池田→毎週)
  • WEB:織田笑里(テレビ朝日)
  • CG:小林宏嗣
  • デスク:小林裕美子(テレビ朝日)
  • 宣伝:吉原智美(テレビ朝日)
  • 協力:オフィス北野、株式会社インターオフィス
  • AD:滝口佳祐、安達優貴、茂木玲央来、福士恭平、荒木恵
  • AP:岡野暁、井上篤史
  • 制作進行:西村瑞穂、宮崎浩子
  • キャスティング:鈴木美江子
  • チーフディレクター:宮下賢治、奥田隆英、幅田啓之
  • ディレクター:宮下賢治、奥田隆英、須田基之、海老澤和也、小関絢也、小松生子、細田和也、原卓也、坂内正人、辻野伸行
  • PD:松本能幸(テレビ朝日、2014年3月31日 - 2013年7月22日-2014年3月24日はプロデューサー、一時離脱の時期もあった。)
  • プロデューサー:寺田伸也(テレビ朝日、2014年7月21日 - 2010年4月5日-2011年7月4日はゼネラルプロデューサー、一時離脱の時期もあった。)、加藤佳子(テレビ朝日)、中島郁(ViViA、2014年3月31日- )
  • ゼネラルプロデューサー:藤井智久(テレビ朝日)(2011年7月11日- )
  • 制作協力:ViViA(2014年3月31日- )
  • 制作著作:テレビ朝日(2014年3月までが制作名義、2014年3月31日からは制作著作名義)

過去のスタッフ

  • 制作:オフィス・トゥー・ワン
  • ナレーター:郷里大輔(89年7月3日 - 10年1月18日)、広中雅志今村直樹(10年1月25日 - 3月?)、根岸朗(10年3月‐4月)、神田和佳遠藤みやこ銀河万丈(郷里大輔の後任)、来宮良子(SP時)
  • ゼネラルプロデューサー:山下浩司(テレビ朝日、2009年7月 - 2010年3月)
  • チーフプロデューサー:澤將晃(テレビ朝日、番組参加当初はプロデューサー)、山本隆司(2013年7月1日まで)
  • プロデューサー:皇達也北村英一・東卓夫・渡辺実・谷村幸治(テレビ朝日、当時の表記。北村は後年は企画名義でクレジットされていた)、日比野研・大熊一郎(オフィス・トゥー・ワン)、菅井尚伸(オフィス・トゥー・ワン、2012年10月29日 - 2014年3月24日)
  • 構成:関秀章、関根清貴、伊藤正宏、腰山一生、大村たかゆき、藤沢めぐみ、水野しげゆきおちまさと平岡秀章、富樫佳織、ダンカン川原慶太郎、橋克弘、藤原昭彦、吉村幹彦、オグロテツロウ、河合秀仁
  • 総合演出:中川圭一郎〔以前はプロデューサー担当〕(オフィス・トゥー・ワン)
  • 演出:滝川均(オフィス・トゥー・ワン)
  • ディレクター:本永巳樹、伊世憲造、新井三郎、中川圭一郎、小林浩司、野崎高伸、水落誠一、山下慎一郎、高橋伸治、鈴木章浩、中山剛、高砂佳典、阿部欣司、池山聡子、飯島政紀、塚本恭史、後藤直純、佐々木良
  • AP:西山和利、高橋良美
  • AD:安藤耕介、大竹一輝、塚平敬司、小林恵、内田洋輔、黒石岳志、高山和也、西山和行、宮沢志歩、三浦敦子、中松謙介
  • リサーチ:CUBE、T2ファージ、ビスポ
  • 編成:金澤美保、遠藤華子、林雄一郎、宮田奈苗、吉見尚子、西山隆一、澤井尚子、森大貴(テレビ朝日)
  • 広報:小泉善太郎・保坂正紀・村上弓・望野智美(テレビ朝日)
  • 宣伝:椿本晶子(テレビ朝日)
  • WEB:荒木美住(テレビ朝日)
  • 技術:テイクシステムズ* 調査:スコープ
  • カメラ:中司武史、古橋稔、住田清志、栗林克夫
  • VE:勝又章浩、宮越直幸、小松淳
  • 音声:中村政夫、中本清
  • 照明:田中晴夫・江口義信・中野照規(共立)
  • ロケ技術:オムニバス・ジャパン、インフ
  • 美術制作:黒目樹司、吉木崇、森つねお
  • セットデザイン:宇家譲二(テレビ朝日)/ 小川由紀夫〔SPのみ〕
  • 大道具:尾和敏明、粟津歳、高子昌樹、小塚信人、松本寿久、森田亘
  • 小道具:東条綾乃、塚谷将朗
  • メカニック:八木澤市朗(テルミック)
  • メイク:北森久光、杉山和子、甲斐女衣花
  • マルチモニター:奥山航
  • オープニングCG:マックレイ、田辺潤一郎、4d
  • タイトルCG:EDEL JAPAN
  • 選曲効果:白根沢修(エッグノッグ
  • 編集:須藤康則、佐藤敦哉
  • 調査:スコープ

ネット局と放送時間

放送対象地域 放送局 系列 放送曜日と時間 備考
関東広域圏 テレビ朝日(EX) テレビ朝日系列 毎週月曜日 23:15 - 翌0:15
(毎週月曜日 23:15 - 24:15)
制作局
北海道 北海道テレビ(HTB)
青森県 青森朝日放送(ABA)
岩手県 岩手朝日テレビ(IAT)
宮城県 東日本放送(KHB)
秋田県 秋田朝日放送(AAB)
山形県 山形テレビ(YTS)
福島県 福島放送(KFB)
新潟県 新潟テレビ21(UX)
長野県 長野朝日放送(abn)
静岡県 静岡朝日テレビ(SATV)
石川県 北陸朝日放送(HAB)
中京広域圏 メ〜テレ(NBN)
広島県 広島ホームテレビ(HOME)
山口県 山口朝日放送(yab)
香川県・岡山県 瀬戸内海放送(KSB)
愛媛県 愛媛朝日テレビ(eat)
福岡県 九州朝日放送(KBC)
長崎県 長崎文化放送(NCC)
熊本県 熊本朝日放送(KAB)
大分県 大分朝日放送(OAB)
鹿児島県 鹿児島放送(KKB)
沖縄県 琉球朝日放送(QAB)
近畿広域圏 朝日放送(ABC) 毎週火曜日 0:30 - 1:32
(毎週月曜日 24:30 - 25:32)
75分遅れ
番組開始から2014年3月24日までは同時ネットだった。

補足

  • 北海道テレビ・広島ホームテレビなど再放送を行っているネット局もあり、特に北海道テレビ・広島ホームテレビは再放送でモノステレオ放送(アナログ・デジタル共通)を実施していた。

以前に放映していたネット局

かつては以下のようにクロスネット局やANN系列局のない地域でも放送されていたが2000年代中盤以降、政治を主軸に置いた番組構成となり話題の鮮度に欠けるようになってしまったためかクロスネット局やANN系列局のない地域での放送は現在では行っていない。

テーマ曲

歴代オープニングテーマ曲

レギュラー出演者およびゲスト紹介時、番組宣伝のコマーシャル時に流れる。

歴代エンディングテーマ曲

3カ月毎に変更される。1989年7月 - 1991年3月までは出演者の退場シーン、1991年4月 - 1997年12月まではコンピュータグラフィックス、1998年1月 - 2000年3月まではの映像に合わせて歌が流れていた。テンプレート:独自研究範囲 テンプレート:節stub

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

やしきたかじんとTVキャスターの辛坊治郎が司会の討論バラエティ番組。番組の雰囲気・コンセプトは似ているがパネリストが互いに野放図な応酬を行うタックルに対し、各人が最初からパネルで考えを示し、司会者が議論の進行役を果たしている。ただし関東圏(レギュラー出演者が猛反対しているため日テレでのネットは不可で、関東の独立UHF局を除く)や東北の一部(宮城県・秋田県を除く)そして福井県、沖縄県では放送されないことに加え、全編がスポット枠となっているため一般にはテレビで取り上げ難い事柄が話題となる回が多い。三宅がレギュラーを務めたほか、勝谷、田嶋、原口、舛添、宮崎など出演者にも共通点が多く、たけしや当番組ナビゲーターの江口ともみも出演経験がある。
2006年(平成18年)春から始まった爆笑問題が司会の討論バラエティ番組。番組の雰囲気や、政治を扱うバラエティという面では似ている。一方コンセプトは太田総理が提示する極端な提案にパネリスト全員で是非を下すと言う形で、自由討論型ではない。出演者にも共通点が多かった。
この番組のパロディ的なシーンがあり、同作品に大槻義彦韮澤潤一郎が出演。2004年(平成16年)の大晦日に放送された超常現象スペシャルには同作の監督である北村龍平、特技監督である浅田英一、そしてゴジラが出演し宣伝CMが流された。
当番組での紹介をきっかけとし、ネット上で話題となった学説。信憑性は低い。

外部リンク

テンプレート:前後番組 テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ テンプレート:ビートたけし テンプレート:関口宏

テンプレート:ネオバラエティ
  1. 2010年11月20日放送『情報7days ニュースキャスター』(TBS系列)にて、安住紳一郎が「たけしさんは、TVタックルの収録後にTBSにいらっしゃいます。ただ、TVタックル収録で出た豪華な弁当の自慢をさられるのは困りもの」と発言。
  2. 前半部分は収録放送で、4月18日分は東日本大震災についての特集、12月18日分は今年日本をダメにした政治家について、11月12日分は中国に関しての放送だった。
  3. 3.0 3.1 週刊ポストでのたけしの連載「21世紀毒談」内で浜田と使い始めたのが由来。
  4. 前者の2つもどれか1つだけに絞って2-3時間スペシャルにする場合もあるが、19時台からの2時間SPである場合は当番組が放送される
  5. TVタックル : 初の枠移動で午後11時台に たけし「むしろやりやすい」 まんたんウェブ 2014年1月30日閲覧。
  6. 池上彰氏 テレ朝月9でニュース解説新番組「ブラックな池上彰出す」スポーツニッポン 2014年3月5日閲覧