荒俣宏
テンプレート:Infobox 作家 荒俣 宏(あらまた ひろし、1947年7月12日 - )は、日本の博物学者・図像学研究家・小説家・収集家・神秘学者・妖怪評論家・翻訳家・タレント。
玉川大学客員教授。武蔵野美術大学客員教授。サイバー大学客員教授。日本SF作家クラブ会員。世界妖怪協会会員。活動初期、翻訳家としての筆名は団 精二(だん せいじ)を用いていた。また瀬戸川猛資が刊行していた雑誌『BOOKMAN』では、本野 虫太郎という筆名を用いていた。
目次
略歴
- 1947年7月 東京都台東区鶯谷にて父一男、母ミツの長男として生まれる。
- ミッション系幼稚園に入園。
- 1952年 非鉄金属卸しの家業が傾いた為、一家揃って東京都板橋区に夜逃げ。アパートの大家と雑貨屋を始める。
- 1953年 弟、荒俣幸男誕生。
- 1954年 板橋区立板橋第七小学校入学。
- 1959年 2度目の夜逃げ。東京都練馬区へ移る。
- 1960年 日本大学第二学園中学校入学。
- 1963年 日本大学第二学園高等学校入学。
- 1966年 私淑している紀田順一郎の出身校である慶應義塾大学法学部に入学。
- 在学中、野村芳夫と怪奇幻想文学についての同人誌『リトル・ウィアード』を刊行。
- 紀田順一郎とともに『怪奇幻想の文学』の編集・翻訳・解説を担当。
- 鏡明とともにヒロイック・ファンタジーの翻訳活動を開始。
- 1970年 日魯漁業(現在のマルハニチロ)入社。魚と触れ合う事を目的とした入社だったが、プログラマーとしての雇用だったため、9年で退社する(ただし、当時はコンピュータ黎明期で、電算室を一任されたSEとしての仕事も楽しかったと、後に語っている)。また、この年、団精二名義で、初の翻訳書『征服王コナン』(ロバート・E・ハワード著)を刊行。
- サラリーマンとして働きつつ昼夜兼行で翻訳など学術にも精を出し、雑誌『幻想と怪奇』の編集に携わる。この頃は睡眠時間を2~3時間に削って時間を捻出していた。
- 1975年 紀田順一郎との責任監修で、国書刊行会から『世界幻想文学大系』(全45巻)の刊行が始まる(1986年に完結)。また、伊藤典夫、鏡明、横田順彌と一緒に、初めての渡米。NSFIC(北米SF大会)に参加し、また、「ミスターSF」こと、フォレスト・J・アッカーマン宅を訪ねる。なお、鏡と荒俣はスペイン人に間違われた。また、一同でポルノ映画を観たのだが、よりにもよってそれはラス・メイヤー監督の「スーパー・ビクセン」だった。
- 1977年 初の著書にして、幻想文学研究の定番的作品となった『別世界通信』を刊行。
- 1979年 日魯漁業退社。埼玉県狭山市に引っ越す。
- 1981年 『理科系の文学誌』を刊行。異色の文学史、SF史として話題となる(のちに山形浩生は、この本に大きく影響を受けたと語っている)。
- 1982年 『大博物学時代』を刊行し、博物学の復権を訴える。この本以降は、従来の「幻想文学・SF関係の論者」から、踏み出した活動を始める。
- 1985年 初の小説『帝都物語』シリーズを刊行開始。ベストセラーとなる。
- 1986年 路上観察学会の設立に参加。
- 1987年 平凡社から、ライフワークである『世界大博物図鑑』(5巻+別巻2巻)の刊行を開始(1994年完結)。
- 1988年2月 路上観察学会で知り合った、漫画家の杉浦日向子と結婚。「美女と野獣」と揶揄される。1箇月後に破局、半年後に離婚。
- この頃、長年のファンであった水木しげる宅を訪問し、「弟子にしてください」と頼む。なお、水木も荒俣の『世界大博物図鑑』などを購入しており「すごいヤツがいる」と感嘆しており、「互いにファン」であった。のち、水木の漫画に荒俣が、「アリャマタコリャマタ」というキャラクターとして、頻繁に登場するようになる。
- 1994年8月 元JALの客室乗務員の原泰子と再婚。彼女は以降、マネージャー役もつとめる、2009年には荒俣泰子名義で共著「ヨーロッパ・レンタカー旅行完全ガイド イタリア編」を刊行した。『風水先生 地相占術の驚異』を刊行し、のちの風水ブームに影響を与える。また、『漫画と人生』を刊行し、「図像学」的観点から、漫画における「絵」の位置づけ、由来などを論じた。
- 1995年 水木しげるが設立した世界妖怪協会に入会。
- 1996年8月 境港市において、世界妖怪協会主催の「世界妖怪会議」が開催され、参加する。
- 1997年、第1回手塚治虫文化賞選考委員(第12回の2008年まで)。
- 2005年11月から翌年にかけて、荒俣宏・京極夏彦プロデュースにより、「大(Oh!)水木しげる展 なまけものになりなさい」が開催される。
- 2007年4月 武蔵野美術大学客員教授に就任。
- 2009年12月 レーシック手術を受け、視力1.2まで回復するが、公の場では伊達眼鏡を着用。
概要
元来は漫画家志望で、主に少女マンガを描いていた(『漫画と人生』に、萩尾望都ばりの幻想短編漫画が収録されている)。
日魯漁業を退社後、平凡社の社屋に半ば住み着きつつ『世界大百科事典』の改訂版の編集に参加し、自らも記事、特に各項目の民俗的コスモロジーに関わる記述を執筆したが、同時期に書いた長編小説『帝都物語』が日本SF大賞を受賞し、一躍、小説家としての道を歩み始める。
世界大博物図鑑の資料として博物学の古書を購入し、1億4000万円の借金を背負うが、『帝都物語』により得た印税1億5000万円で返済する。この古書の図版を基に近代初頭の博物学の黄金時代を紹介する多くの手彩色博物学研究書を編集・出版。博物学書ブームを起こした。これらの博物学研究書の多くを平凡社から出版している。このライフワークから「博物学者」と呼ばれる機会が多いが、自ら自然物の収集を手がけて動植物、鉱物等の研究に携わるのではなく、黄金時代の博物学者の残した遺産を収集、研究の対象としている事を考えると、「博物学研究家」あるいは「博物学史学者」と呼ぶ方が的確であろう。名品・珍品収集の為に、ebayを始めとする世界中の様々な競売に参加している。サラリーマン時代、書籍や名品・珍品を購入する為食事は1日1食で(しかもインスタントラーメン)、出勤時に着用するスーツは10年間同じ物1着で通した。また毎日三食饅頭(まんじゅう)だけで過ごし健康を害しかかったこともよく知られる。
幼少期の夜逃げの記憶が今でもトラウマとなり、本人の心に深く影と傷を残している。夜逃げ生活の中でよく食べていた魚の缶詰を愛好しておりそれが縁で日魯に入社したという逸話もある。幼少の頃より長身で低身長の同学年のなかでも目立つため上級生によくいじめられた。それゆえ厭世的になり隠居に憧れたり、一般からは外れたマイナーなものに目が行く現在の素養ができた。子供時代より体格がよく恰幅もあったため、相撲部屋からのスカウトを受けた経験もある。
富士通のパソコンFM TOWNSのCMに本人役で出演したことがある。博覧強記の人というイメージを生かしてマルチメディア電子図鑑への可能性をアピールする内容で、当時、同社のレギュラーCMタレントだった宮沢りえが図鑑の中の恐竜に扮する趣向であった。
神秘学・妖怪研究に於いては水木しげるに師事し、培ってきた幅広く深い知識量は、自身の著作に独特の持ち味を与えるほど。各メディアに登場する機会も増え、自他共に「日本オカルト界に荒俣あり」と認められるまでになった。ただし、妖怪を含めオカルト的・神秘的な事項に関しては、興味はあるがその実在性には否定的であり、この点で師である水木しげるとは一線を画している。あるテレビ番組で女性タレントが「私はUFOを見たことがあるんです」と荒俣に向かって発言したところ、荒俣は、「平田篤胤が天狗少年の寅吉を自宅に住まわせ、何年もその言動を観察した」という例を出し、「あなたをじっと何十年も観察すれば、その目撃証言が本当かどうかわかるかもしれません」と、切り返した。
翻訳活動においては、活動初期にヒロイック・ファンタジーを中心に翻訳し、「魔道」、「魔道士」といった造語を生み出した。
それまでごく一部の学者によって学術的に研究されるのみであった風水を、日本で一般向けに紹介し、ブームを生み出した人物としても知られている。
人物
血液型はB型。元々左利きであるが、現在は箸と筆記の際は右手を使っている。また、たびたび目をしばたたく癖もよく指摘されている。身長185cm。戸籍上の誕生日は7月17日である。IQは115[2]。
渾名(あだな)・筆名
渾名はマタンゴ。
翻訳活動期に使用していた筆名に団 精二があるが、これはイギリスの幻想作家ダンセイニ卿の名を捩ったものである。 また、メディア露出の割には名前をあまり正確に覚えられていない。[3]
趣味・嗜好
子供の頃の夢は隠居。
幼い頃から海洋生物に興味を持っていた。現在も熱帯魚や死滅回遊魚(海流に乗って水温の低い地域まで流れて来たために冬を越せないで死滅する海水魚)の飼育が趣味。
ビブリオマニア(書籍収集マニア)である。本を買う為に消費者金融に頼った事もある(当時無職だった為融資は断られる)。今まで書籍に費やした費用は約5億円。現在でも毎日本を3~4冊読んでいる。また『帝都物語』のヒットによって得た印税のうち、数千万円を古本収集に費やしたという桁外れのエピソードを持つ(本人曰く「古書店丸々一軒分の本を買うのが以前からの夢だった」とのこと)。なお、有名なパルプ雑誌である「ウィアード・テールズ」は、学生時代からずっとコレクションし続けているが、著書『パルプマガジン―娯楽小説の殿堂』(2001年)によると、その時点では、まだコンプリートにはなっていないとのこと。
極度の甘党としても知られており、「若い頃には深鍋に15杯分の汁粉を作って食べていた」「時間を惜しむあまり普通の食事をせず、代わりに編集者の持参するお菓子が主食状態となっていた」「中華料理屋に行っても杏仁豆腐しか食べない」等の逸話を持つ。
親族
妹は漫画家の志村みどり。弟はメガロパ海洋生物研究所所長の荒俣幸男。親戚に日本カイトフォトグラフィー協会の会長の室岡克孝がいる。
主な受賞歴
主な著書
著作
共著
- 「大衆小説の世界―幻想怪奇・探偵・SF」(九芸出版 1978年5月)
- 「世界の恐怖怪談」(学習研究社 1977年5月)
- 武内孝夫との共著。
- 「月と幻想科学」(工作舎 1979年10月)
- 松岡正剛との共談。
- 「平安鬼道絵巻―ヒーローファンタジー 九つの鬼絵草紙」(東京三世社 ISBN 978-4885704956 1986年2月)
- 中山星香との共著。
- 「虫魚の交わり」(平凡社 ISBN 978-4582745030 1986年11月)
- 奥本大三郎との共著。
- 「東京路上博物誌」(鹿島出版会 ISBN 978-4306093034 1987年7月)
- 藤森照信との共著。
- 「神秘学カタログ」(河出書房新社 ISBN 978-4309717524 1987年9月)
- 鎌田東二との共編。
- 「歌舞伎キャラクター事典」(新書館 ISBN 978-4403220302 1987年2月)
- イラストいまいかおる。
- 「妖怪草紙―あやしきものたちの消息」(工作舎 ISBN 978-4875021391 1987年11月)
- 小松和彦との共著。
- 「風力の学派―門坂流作品集」(ぎょうせい ISBN 978-4324012178 1988年5月)
- 「黄金伝説―「近代成金たちの夢の跡」探訪記」(集英社 ISBN 978-4087727319 1990年4月)
- 写真高橋昇。
- 「日本トイレ博物誌」(INAX ISBN 978-4809910012 1990年4月)
- 「繁昌図案(エコノグラフィー)―北原照久コレクション」(マガジンハウス ISBN 978-4838702084 1991年3月)
- 北原照久との共著。
- 「アインシュタインの天使―はじめに落下ありき」(マガジンハウス ISBN 978-4886790491 1991年4月)
- 金子務との共著。
- 「開かずの間の冒険」(平凡社 ISBN 4582828523 1991年10月)
- 写真須田一政。
- 「南方熊楠の図譜」(青弓社 ISBN 978-4787290588 1991年12月)
- 「神秘学オデッセイ―精神史の解読」(平河出版社 ISBN 978-4892030550 1991年12月)
- 高橋巌との共著。
- 「異彩天才伝―東西奇人尽し」(福武書店 ISBN 978-4828832302 1991年12月)
- 荒俣宏選。日本ペンクラブ編。
- 「ダークマドンナ」(みき書房 ISBN 978-4073020431 1994年11月)
- 柴田文明との共著。
- 「想像力博物館」(作品社 ISBN 978-4878931727 1993年1月)
- 「コンピューターの宇宙誌―きらめく知的探求者たち」(ジャストシステム ISBN 978-4883090273 1992年11月)
- 紀田順一郎との共著。
- 「日本の秘地・魔界と聖域」(ベストセラーズ ISBN 978-4584303559 1992年11月)
- 小松和彦との共著。
- 「マルチメディア―未知なるメディアへの挑戦」(ジャストシステム ISBN 978-4883090440 1993年11月)
- 「福助さん」(筑摩書房 ISBN 978-4480872340 1993年11月)
- 林丈二との共著。
- 「あなたの知らない戦慄の超能力―あなたを襲う超自然現象の恐怖と怪奇!」(日本文芸社 ISBN 978-4537063127 1994年5月)
- 金森誠也との共著。
- 「荒俣宏の少年マガジン大博覧会」(講談社 ISBN 978-4062067027 1994年5月)
- 高山宏との共著。
- 「楽園考古学」(マガジンハウス ISBN 978-4582512274 1994年5月)
- 篠遠喜彦との共著。
- 「ガラパゴスの海へ―ダーウィンも見なかった世界 中村庸夫写真集」(講談社 ISBN 978-4062070669 1994年6月)
- 荒俣宏文。写真中村庸夫。
- 「燐寸図案―北原照久コレクション」(マガジンハウス ISBN 978-4838705214 1994年8月)
- 北原照久との共著。
- 「ホア・ホア―南洋光彩紀行」(新潮社 ISBN 978-4103778028 1995年1月)
- 小西康夫との共著。
- 「図説 人体博物館」(筑摩書房 ISBN 978-4480860415 1995年10月)
- 「南方熊楠―奇想天外の巨人」(平凡社 ISBN 978-4582633047 1995年10月)
- 「ドラゴン殺し」(メディアワークス ISBN 978-4073041771 1996年1月)
- 「滝狂―横尾忠則Collection中毒」(新潮社 ISBN 978-4104110018 1996年3月)
- 横尾忠則との共著。
- 「マタさんクラさん―世紀末でたとこ膝栗毛」(講談社 ISBN 978-4062066440 1996年5月)
- 倉本四郎との共著。
- 「アラマタ版 妖しの秘湯案内」(小学館 ISBN 978-4093663816 1996年11月)
- 写真安井仁。
- 「開運!招福縁起物大図鑑―ラッキーゴッドたち 福を招く神々」(ワールドマガジン社 ISBN 978-4882968047 1997年1月)
- 荒俣宏監修。日本招福縁起物研究会編。
- 「デジタル・イメージ」(フォトプラネット ISBN 978-4309901589 1997年2月)
- 「文化退国、日本。」(ジャストシステム ISBN 978-4883094394 1997年3月)
- 「鬼から聞いた遷都の秘訣―地震・風水・ネットワーク」(工作舎 ISBN 978-4875022817 1997年5月)
- 小松和彦との共著。
- 「チョウチョウウオの地球」(エムピージェー ISBN 978-4895122238 1997年6月)
- 中村庸夫との共著。
- 「ゴシック幻想」(書苑新社 ISBN 978-4915125911 1997年8月)
- 「招猫画報―吉祥招福」(エージー出版 ISBN 978-4900874152 1997年12月)
- 「形を遊ぶ」(工作舎 ISBN 978-4875022909 1998年1月)
- 「七人の安倍晴明」(桜桃書房 ISBN 978-4756705471 1998年7月)
- 「これは凄い東京大学コレクション」(新潮社 ISBN 978-4106020728 1998年8月)
- 「小説始皇帝暗殺」(角川書店 ISBN 978-4047912953 1998年8月)
- 「死の本」(光琳社出版 ISBN 978-4771302976 1998年12月)
- 「江戸の快楽―下町抒情散歩」(文藝春秋 ISBN 978-4163552101 1999年5月)
- 安井仁との著。
- 「伝説探訪 東京妖怪地図」(祥伝社 ISBN 978-4396311254 1999年7月)
- 荒俣宏監修。田中聡著。
- 「もういちど考えたい母の生きかた・父の生きかた」(ポプラ社 ISBN 978-4591061985 1999年10月)
- 「楽園考古学―ポリネシアを掘る」(平凡社 ISBN 978-4582763164 2000年1月)
- 篠遠喜彦との著。
- 「獅子―王権と魔除けのシンボル」(集英社 ISBN 978-4081990061 2000年12月)
- 写真大村次郷。
- 「よみがえるカリスマ平田篤胤」(論創社 ISBN 978-4846001810 2000年12月)
- 米田勝安との共著。
- 「陰陽師伝奇大全」(白泉社 ISBN 978-4592760917 2001年1月)
- 「王様の勉強法」(メディアワークス ISBN 978-4840218122 2001年3月)
- 中谷彰宏との著。
- 「人生の錬金術」(メディアワークス ISBN 978-4840218313 2001年6月)
- 中谷彰宏との著。
- 「陰陽夜話」(朝日新聞社 ISBN 978-4022576811 2001年9月)
- 「夢々陰陽師鬼談」(角川書店 ISBN 978-4048534451 2001年12月)
- コミック九後奈緒子著。
- 「水木しげる80の秘密」(角川書店 ISBN 978-4048837637 2002年8月)
- 「安倍晴明公」(講談社 ISBN 978-4062109833 2002年9月)
- 「江戸東京をつくった偉人鉄人」(平凡社 ISBN 978-4582831238 2002年11月)
- 榎本了壱との共編。
- 「南海文明グランドクルーズ―南太平洋は古代史の謎を秘める」(平凡社 ISBN 978-4582512298 2003年3月)
- 篠遠喜彦との著。
- 「磯採集ガイドブック―死滅回遊魚を求めて」(阪急コミュニケーションズ ISBN 978-4484044019 2004年8月)
- 「きっずジャポニカ」(小学館 ISBN 978-4092195110 2006年6月)
- 「電球1個のエコロジー―環境単位=2000kcalで何でも測ってみよう」(中央法規出版 ISBN 978-4805846759 2006年7月)
- 荒俣宏監修。ガイアプレスプロジェクト著。
- 「磯あそびハイパーガイドブック―海とあそぶ、自然がわかる、地球に生きる」(小学館 ISBN 978-4093876629 2006年7月)
- さとう俊との共著。
- 「ヨーロッパ・レンタカー旅行完全ガイド イタリア編」(角川書店 2009年5月)
- 荒俣泰子との共著。
- 『荒俣宏・高橋克彦の岩手ふしぎ旅』高橋克彦共編著 実業之日本社 2010
翻訳
- 「ク・リトル・リトル神話集」(国書刊行会 ISBN 978-4336025807 1976年11月)
- H・P・ラヴクラフトほか著。
- 「トールキンの世界」(晶文社 ISBN 978-4794958730 1977年1月)
- リン・カーター著。
- 「ロイガーの復活」(早川書房 ISBN 978-4150401405 1977年5月)
- 「ペガーナの神々」(早川書房 ISBN 978-4150200053 1979年3月)
- 「五つの壷」(早川書房 ISBN 978-4150200077 1979年6月)
- 「犯罪オンライン」(早川書房 ISBN 978-4152074768 1981年6月)
- 「イシュタルの船」(早川書房 ISBN 978-4150200398 1982年4月)
- A・メリット著。
- 「魔法の国の旅人」(早川書房 ISBN 978-4150200473 1982年12月)
- 「マッド・サイエンティスト」(東京創元社 ISBN 978-4488672010 1982年4月)
- 「地霊―聖なる大地との対話―イメージの博物誌 14」(平凡社 ISBN 978-4582284140 1982年1月)
- ジョン・ミシェル著。
- 「ボアズ・ヤキンのライオン」(早川書房 ISBN 978-4150200695 1984年11月)
- 「フローラの神殿」(リブロポート ISBN 978-4845701599 1985年4月)
- 「フローラの神殿」(早川書房 ISBN 978-4845701599 1985年4月)
- R・J・ソーントン著。
- 新装版(早川書房 ISBN 978-4845704736 1990年5月)。
- 「黄金の鳥」(リブロポート ISBN 978-4845702138 1986年2月)
- 「リリス」(筑摩書房 ISBN 978-4480020918 1986年10月)
- 「鉄の夢」(早川書房 ISBN 978-4150106980 1986年12月)
- 「妖精族のむすめ」(筑摩書房 ISBN 978-4480021519 1987年7月)
- 「妖精詩集」(筑摩書房 ISBN 978-4480022318 1988年6月)
- W・デ・ラ・メア著。
- 「異時間の色彩」(どうぶつ社 ISBN 978-4150201357 1990年2月)
- 「ジョン・グールド鳥人伝説」(どうぶつ社 ISBN 978-4886222534 1990年2月)
- 「ケルト民話集」(筑摩書房 ISBN 978-4480025647 1991年9月)
- 「黒魔術の帝国―第二次世界大戦はオカルト戦争だった」(徳間書店 ISBN 978-4193549027 1992年7月)
- 「ラヴクラフト―恐怖の宇宙史」(角川書店 ISBN 978-4041690192 1993年7月)
- 荒俣宏編。H・P・ラヴクラフト、コリン・ウィルソン著。
- 「ゴードン・スミスのニッポン仰天日記」(小学館 ISBN 978-4093870481 1993年5月)
- リチャード・ゴードン・スミス著。大橋悦子との共訳。
- 「魔法使いの弟子」(筑摩書房 ISBN 978-4480028662 1994年5月)
- 「カラカウア王のニッポン仰天旅行記」(小学館 ISBN 978-4093871167 1995年3月)
- ウィリアム・N・アームストロング著。樋口あやことの共訳。
- 「タオの言葉」(紀伊國屋書店 ISBN 978-4314007344 1996年8月)
- 「聖なる大地」(創元社 ISBN 978-4422215020 1996年12月)
- 荒俣宏監修。ブライアン・リー・モリノー著。月村澄枝訳。
- 「古代エジプトの言葉」(紀伊國屋書店 ISBN 978-4314007412 1996年11月)
- 「必携風水学」(角川書店 ISBN 978-4042751014 1997年2月)
- 「図説オカルト全書」(原書房 ISBN 978-4562030279 1997年11月)
- オーエン・S・ラクレフ著。藤田美砂子との共訳。
- 「隠された聖地―マグダラのマリアの生地を巡る謎を解く」(河出書房新社 ISBN 978-4309202679 1997年12月)
- ヘンリー・リンカーン著。平石律子との共訳。
- 「シリウス・コネクション―人類文明の隠された起源」(徳間書店 ISBN 978-4198608248 1998年3月)
- マリー・ホープ著。
- 「本の歴史」(創元社 ISBN 978-4422211404 1998年12月)
- 「ゴードン・スミスの日本怪談集」(角川書店 ISBN 978-4047913752 2001年8月)
- 「ロード・オブ・ザ・リング―『指輪物語』完全読本」(角川書店 ISBN 978-4047914070 2002年2月)
- リン・カーター著。
- 「ナイトランド」(原書房 ISBN 978-4562035106 2002年5月)
- 「JOBUTSU PROJECT:Listen in clear light from Tibetan book of the dead」(長崎出版 ISBN 978-4860950019 2002年11月)
- 「ホワイトプルームマウンテン」(アスキー ISBN 978-4756147820 2006年7月)
- ポール・キッド著。
- 『ペロー童話集』ハリー・クラーク 絵 新書館 2010
- ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ作 ハリー・クラーク絵『ファウスト』新書館 2011
- 『アンデルセン童話集』文春文庫、2012
- チャールズ・R・ダーウィン『新訳ビーグル号航海記』平凡社 2013
著書集
- 「地球暗黒記」(角川書店)
- 1:ナナ・ヌウ(ISBN 978-4041690130 1988年7月)
- 2:パリウリ(ISBN 978-4041690154 1988年12月)
- 3:アルカ・ノアエ(ISBN 978-4041690161 1989年4月)
- 「ジンクス」(角川書店)
- 恋愛・結婚篇(ISBN 978-4041690123 1988年5月)
- ギャンブル篇(ISBN 978-4041690147 1988年10月)
- 「花の王国」(平凡社)
- 1:園芸植物(ISBN 978-4582543117 1990年1月)
- 2:薬用植物(ISBN 978-4582543124 1989年5月)
- 3:有用植物(ISBN 978-4582543131 1990年7月)
- 4:珍奇植物(ISBN 978-4582543148 1990年11月)
- 「海覇王」(角川書店)
- 上:海の巻(ISBN 978-4048725613 1989年3月)
- 中:覇の巻(ISBN 978-4048725620 1989年9月)
- 下:王の巻(ISBN 978-4048725637 1993年10月)
- 「世界大博物図鑑」(平凡社)
- 第1巻:虫類(ISBN 978-4582518214 1990年7月)
- 第2巻:魚類(ISBN 9784582518221 1989年5月)→1989年サントリー学芸賞受賞。関連サイト
- 第3巻:生・爬虫類(ISBN 978-4582518238 1990年7月)
- 第4巻:鳥類(ISBN 978-4582518245 1987年5月)
- 第5巻:哺乳類 (ISBN 9784582518252 1988年4月)
- 別巻1:絶滅・希少鳥類(ISBN 978-4582518269 1993年5月)
- 別巻2:水生無脊椎動物(ISBN 978-4582518276 1993年6月)
- 「帝都物語」(角川書店)
- 1:神霊篇(ISBN 978-4047778016 1985年1月)
- 2:魔都篇(ISBN 978-4047778023 1985年4月)
- 3:大震災篇(ISBN 978-4047778030 1986年1月)
- 4:龍動篇(ISBN 978-4047778047 1986年2月)
- 5:魔王篇(ISBN 978-4047778054 1986年3月)
- 6:不死鳥篇(ISBN 978-4047778061 1986年7月)
- 7:百鬼夜行篇(ISBN 978-4047778078 1986年10月)
- 8:未来宮篇(ISBN 978-4047778085 1987年2月)
- 9:喪神篇(ISBN 978-4047778092 1987年5月)
- 10:復活篇(ISBN 978-4047778108 1987年7月)
- 11:戦争篇(ISBN 978-4041690116 1989年1月)
- 12:大東亜篇(ISBN 978-4041690178 1989年7月)
- 漫画藤原カムイ(角川書店 ISBN 978-4047132870 1999年12月)。
- 「ブックス・ビューティフル―絵のある本の歴史」(筑摩書房)
- 単行本(平凡社 ISBN 978-4582253023 1987年3月)
- 文庫:1(ISBN 978-4480030962 1995年12月)
- 文庫:2(ISBN 978-4480030979 1995年12月)
- 「荒俣宏コレクション」(集英社)
- 黄金伝説(ISBN 978-4087481716 1994年5月)
- 怪物の友―モンスター博物館(ISBN 978-4087481587 1994年4月)
- 風水先生―地相占術の驚異(ISBN 978-4087481594 1994年4月)
- 図鑑の博物誌―増補版(ISBN 978-4087481792 1994年6月)
- 神秘学マニア(ISBN 978-4087481921 1994年7月)
- 南方に死す(ISBN 978-4087482058 1994年8月)
- 短編小説集(ISBN 978-4087482485 1994年11月)
- 日本仰天起源(ISBN 978-4087482195 1994年9月)
- 漫画と人生(ISBN 978-4087482379 1994年10月)
- 本朝幻想文学縁起―コンパクト版(ISBN 978-4087482638 1994年12月)
- 「荒俣宏コレクションII」(集英社)
- バッドテイスト―悪趣味の復権のために(ISBN 978-4087486612 1998年12月)
- 風水先生レイラインを行く―神聖地相学世界編(ISBN 978-4087486568 1997年2月)
- 本の愛し方人生の癒し方 ブックライフ自由自在(ISBN 978-4087486575 1997年10月)
- 愛情生活 虚構の告白―白樺記(ISBN 978-4087486551 1997年11月)
- エキセントリック―奇人は世界を征す(ISBN 978-4087486629 1998年5月)
- エロトポリス―性愛人類史観(ISBN 978-4087486599 1998年2月)
- 神の物々交換―文明の大陸移動説(ISBN 978-4087486582 1998年3月)
- 図像学入門―目玉の思想と美学(ISBN 978-4087486605 1998年4月)
- 新日本妖怪巡礼団―怪奇の国ニッポン(ISBN 978-4087486537 1997年8月)
- 商神の教え―ビジネス裏極意(ISBN 978-4087486544 1997年9月)
- 「アレクサンダー戦記」(角川春樹事務所)
- 1:魔王誕生(ISBN 978-4894564541 1998年11月)
- 2:覇王狂乱(ISBN 978-4894565746 1999年11月)
- 3:神王転生(ISBN 978-4894565869 1999年11月)
- コミック田中正仁(メディアファクトリー ISBN 978-4889917598 2000年9月)。
- 「アラマタ図像館」(小学館)
- 1:怪物(ISBN 978-4094031119 1999年5月)
- 2:解剖(ISBN 978-4094031126 1999年6月)
- 3:海底(ISBN 978-4094031133 1999年7月)
- 4:庭園(ISBN 978-4094031140 1999年9月)
- 5:エジプト(ISBN 978-4094031157 1999年10月)
- 6:花蝶(ISBN 978-4094031164 1999年11月)
- 「幻想皇帝―アレクサンドロス戦記」(角川春樹事務所)
- 1(ISBN 978-4894560628 1996年11月)
- 2(ISBN 978-4894560635 1997年3月)
- 3(ISBN 978-4894560642 1997年11月)
- 「シム・フースイ」(角川書店)
- Version1.0:ワタシnoイエ(ISBN 978-4041690185 1993年4月)
- Version2.0:二色人(ニイルピト)の夜(ISBN 978-4041690222 1993年12月)
- Version3.0:新宿チャンスン(ISBN 978-4041690239 1995年8月)
- Version4.0:闇吹く夏(ISBN 978-4041690338 1999年4月)
- Version5.0:絶の島事件(ISBN 978-4041690352 2001年9月)
- 「二十世紀イリュストレ大全―少女まんがのルーツをもとめて」(長崎出版)
- 1:ロマンティックドリーム(ISBN 978-4860950316 2004年4月)
- 2:アメージングファンタジー(ISBN 978-4860950323 2004年7月)
- 3:セクシービューティーズ(ISBN 978-4860950330 2004年11月)
翻訳集
- 「アンデルセン童話集」(新書館 ISBN 978-4403270031 2005年7月)
- ハンス・クリスチャン・アンデルセン著。
- 新装版:1:雪の女王(ISBN 978-4403031014 1983年10月)
- 新装版:2:人魚姫(ISBN 978-4403031021 1983年12月)
- 新装版:3:空飛ぶトランク(ISBN 978-4403031038 1984年1月)
- 「ラヴクラフト小説全集」(創土社)
- H・P・ラヴクラフト著。
- 1(1975年)
- 4(1978年)
- 「ダーウィン先生地球航海記」(平凡社)
- チャールズ・ダーウィン著。
- 1:絶滅動物の墓場をほるの巻(ISBN 978-4582541311 1995年6月)
- 2:落ちかけた大岩に肝を冷やすの巻(ISBN 978-4582541328 1995年10月)
- 3:地球最悪の岬をぬけるの巻(ISBN 978-4582541335 1995年11月)
- 4:ゾウガメにふりおとされるの巻(ISBN 978-4582541342 1996年1月)
- 5:しずむ南海島のなぞをとくの巻(ISBN 978-4582541359 1996年2月)
- 「シャドウデイル・サーガ」(富士見書房)
- リチャード・オーリンソン著。樋口竹美との共訳。
- 1:神界への階段(ISBN 978-4829141298 1991年6月)
- 2:不死鳥の神殿(ISBN 978-4829141304 1991年8月)
- 3:天翔ける妖馬(ISBN 978-4829141311 1991年12月)
- 4:死霊を吸う魔像(ISBN 978-4829141328 1992年5月)
- 5:意志をもつ邪剣(ISBN 978-4829141335 1992年12月)
- 6:神々の帰還(ISBN 978-4829141342 1993年3月)
- 「ムーンシェイ・サーガ」(富士見書房)
- ダグラス・ナイルズ著。
- 1:魔獣よみがえる(ISBN 978-4829141168 1989年1月)
- 2:竪琴と一角獣(ISBN 978-4829141175 1989年4月)
- 3:七人の黒魔術師(ISBN 978-4829141182 1989年7月)
- 4:死せる王妃の預言(ISBN 978-4829141199 1989年10月)
- 5:猫の爪・豹の牙(ISBN 978-4829141212 1990年4月)
- 6:暗黒の解放(ISBN 978-4829141205 1990年7月)
編集
- 「世界幻想文学大系」(国書刊行会)紀田順一郎との責任編集 1975-86
- 怪奇幻想の文学 全7巻(新人物往来社)
- 「美花選」(学研)
- ピエール・ジョゼフ・ルドゥーテ著。
- 春(ISBN 978-4051506118 1986年5月)
- 夏・秋(ISBN 978-4051506126 1986年7月)
- 「東洋文庫ふしぎの国」(平凡社)
- 1:妖怪・怪物(ISBN 978-4582837018 1989年7月)
- 3:諸国国尽し(ISBN 978-4582837032 1989年5月)
- 12:事物珍起源(ISBN 978-4582837124 1989年10月)。
- 「WONDER BOOKS」(みき書房)
- 1.恋するアールヌーヴォー(ISBN 978-4895212731 1994年9月)
- 2.不思議のアールデコ(ISBN 978-4895212724 1994年8月)
- 3.おとぎの遊園地(ISBN 978-4895212793 1995年1月)
- 4.天使のワードローブ(ISBN 978-4895212816 1995年3月)
- 5.虹色草紙(ISBN 978-4895212779 1994年11月)
- 「Fantastic Dozen」(リブロポート)
- J・J・ショイヒツァー著。
- 1:水中の驚異(ISBN 978-4845705375 1990年10月)
- 2:神聖自然学(ISBN 978-4845705382 1990年10月)
- 3:エジプト大遺跡(ISBN 978-4845705399 1990年12月)
- 4:民族博覧会(ISBN 978-4845705405 1990年12月)
- 5:地球の驚異(ISBN 978-4845705412 1991年2月)
- 6:悪夢の猿たち(ISBN 978-4845705429 1991年3月)
- 7:熱帯幻想(ISBN 978-4845705436 1991年6月)
- 8:昆虫の劇場(ISBN 978-4845705443 1991年10月)
- 9:極楽の魚たち(ISBN 978-4845705450 1991年5月)
- 10:バロック科学の驚異(ISBN 978-4845705467 1991年7月)
- 11:解剖の美学(ISBN 978-4845705474 1991年9月)
- 12:怪物誌(ISBN 978-4845705481 1991年4月)
- 「世界神秘学事典」(平河出版社 1981年11月)
- 「アメリカ怪談集」(河出書房新社 ISBN 978-4309460604 1989年5月)
- D・H・ケラーほか著。
- 「新編魔法のお店」(筑摩書房 ISBN 978-4480023469 1989年9月)
- 「かぎりなく死に近い生―命の思想、死の思想」(角川書店 ISBN 978-4048410113 1994年7月)
- 「知識人99人の死に方―もうひとつの戦後史」(角川書店 ISBN 978-4048410120 1994年12月)
- 「20世紀の妖怪の正体―共産主義とは何なのか」(角川書店 ISBN 978-4048410137 1995年2月)
- 「平田篤胤 知のネットワークの先覚者」(平凡社 ISBN 978-4582944686 2004年4月)
雑誌
その他
- 『ダ・ヴィンチ・コード』(角川書店)
- 「SFを読むことが冒険だった頃」 - 『未来力養成教室』(日本SF作家クラブ/編、岩波ジュニア新書、2013年7月 ISBN 978-4-00-500750-9)
- 『喰らう読書術 一番おもしろい本の読み方』(ワニブックスPLUS新書、2014年6月 ISBN 978-4-8470-6550-7)
主なその他の活躍
映画
- 帝都物語(配給 東宝 1988年1月) 原作。監督実相寺昭雄。参照サイト
- 帝都大戦(配給 東宝 1989年9月) 原作。総監督藍乃才、監督一瀬隆重。参照サイト
- 真夏の地球(配給 松竹富士 1991年6月) 出演。監督村上修。参照サイト
- 帝都物語―外伝(配給 東宝 1995年7月) 原作。監督橋本以蔵。参照サイト
- 東京龍―TOKYO DRAGON(配給 エースピクチャーズ 1997年11月) 原作。監督片岡敬司。「シム・フースイ」シリーズの映画化。参照サイト
- アレクサンダー戦記(配給 エースピクチャーズ 2000年10月) 原作。監督兼森義則、りんたろう。参照サイト
- ノロイ(配給 ザナドゥー 2005年8月) 出演(劇中番組のコメンテーター)。監督白石晃士。公式サイト
- 妖怪大戦争(配給 松竹 2005年8月) プロデュース(『怪』のメンバー)。監督三池崇史。公式サイト
テレビ番組
- 出演初期は「奇人変人」扱いであったが、最近はテレビなれして、一見「普通の人」化しつつある。
- カスミン(NHK教育テレビ、2001年10月 - 2003年10月)ヘナモン指南(妖怪監修)。
- トリビアの泉(フジテレビ、2002年10月 - )コメンテーター出演。「トリビアの泉今夜復活踊る大へぇへぇ祭り!!」(2007年1月27日)のドラマ「警護官 内田晋三」(「踊る大捜査線」スピンオフ作品)では、大臣役を務めた。
- ブロードキャスター(TBS、1991年4月 - )コメンテーター出演。
- いつみても波瀾万丈(日本テレビ、1992年3月 - )ゲスト出演(1997年7月20日)。
- ちちんぷいぷい(毎日放送、1999年10月 - )ぷいぷい顧問団。
- 京極夏彦 「怪」 第4話「福神ながし」(2000年9月15日、WOWOW) - 出演(福助)。原作京極夏彦。監督酒井信行。参照サイト
- 今夜は恋人気分(NHK総合、2004年4月 - 2005年3月)夫婦ゲスト出演(2003年12月26日)。
- ウォッチ!(TBS、2003年3月 - 2005年3月)コメンテーター出演。
- どっちの料理ショー(YTV、2006年3月 - )
- なごやテイスト(東海テレビ)ゲスト出演(2007年1月17日)。公式サイト
- 今田ハウジング(日本テレビ)ゲスト出演(2007年3月7日)。
- 世界の果てまでイッテQ!(日本テレビ)コメンテーター出演(準レギュラー)。
- 水木サン大全(GyaO) 水木しげるとの対談。
- アニマムンディ(TBS)「アリャマタコリャマタ先生」としてレギュラー出演。
- ザ・ベストハウス123(フジテレビ)
- 中川ブロードウェイ・ストリート(テレビ朝日、2008年6月20日)
- 鶴瓶の家族に乾杯(NHK)石垣島のフルーツを求める旅にゲスト出演(2008年9月1日、9月8日)
- 飛び出せ!科学くん(TBS、2009年11月9日)ゲスト出演。
- ザ!鉄腕!DASH!!(日本テレビ)不定期に歴史探偵シリーズの出題者として出演。
- 緊急警告!! 2012年人類破滅!?ノストラダムス最後の大予言SP(日本テレビ、2009年12月22日)ゲスト出演
- ボクらの時代(フジテレビ、2010年8月15日)トーク相手は水木しげる夫妻。
- 人志松本の○○な話(フジテレビ、2010年9月4日)ゲスト出演
- 土曜スペシャル「なるほど再発見!明治~昭和の写真でめぐる東京散歩」(テレビ東京、2010年10月30日)
- 日本の未確認モンスターを追え!〜ツチノコ〜(ヒストリーチャンネル、2010年11月27日) - ナビゲーター
- 爆笑問題のニッポンの教養(NHK総合)ゲスト出演(2011年6月16日)
- 真実発掘ミステリー「歴史はこうして作られる」(日本テレビ)ゲスト出演(2011年9月23日)
- 日本の未確認モンスターを追え!〜河童〜(ヒストリーチャンネル、2011年12月17日) - ナビゲーター
- 日本語カーナビ 大活躍!気ままに「CAR旅」荒俣宏夫妻 レンタカーとカーナビ (BSフジ 2012年10月27日、2014年1月25日)
- プレミアムよるドラマ「嘆きの美女」第5回 (NHK BSプレミアム、2013年2月9日) - 本人役
CM
ゲーム
- 闇吹く夏 帝都物語ふたたび(プレイステーション用ソフト)
- 風水先生(セガサターン用ソフト)
イベント
- 世界妖怪会議
- インターネット博覧会〜楽網楽座(らくもうらくざ)」(2000年12月31日-2001年12月31日) 糸井重里との協同編集長。
- 第16回貴重書展示「繁殖する自然-博物図鑑の世界展」(慶應義塾図書館 2003年1月27日-2月1日)
- 大(OH!)水木しげる展(鳥取県立博物館ほか) 2004年4月29日-2006年1月9日(会場により異なる)。参照サイト
- 2005年日本国際博覧会(愛・地球博)(2005年3月-9月) 会場の中心パビリオン「グローバルハウス」のナビゲーター。
- 名古屋開府400年祭ジェネラルプロデューサー
講演
- 電通コミュニケーション・ワークショップ 2000(電通 2000年11月22日)
- 引札の図像(印刷博物館 2001年6月2日)
- 江戸・東京 都市文化を発信した400人展(三菱地所株式会社 2002年9月6日-29日)
- インターネット社会の成熟にむけて(WIDE University 2002年3月1日)
- 世界遺産候補 石見銀山遺跡シンポジウム―世界遺産を語る(島根県、島根県教育委員会 2003年3月16日)
- 利長の思い入れ残る街(伝産青年会 2003年10月6日)
- 地底能楽堂計画(東京ジオサイトプロジェクト 2003年11月18日)
- 遷都と首都機能移転の考え方(JPNIC 2004年1月27日)
- 第十回睡眠文化フォーラム「ねむりを楽しむ夢学ことはじめ」(睡眠文化研究所 2004年3月14日)
- 荒俣宏コレクション―博物画の至宝・幻の名作図譜(ロゴスギャラリー 2005年3月1日-3月14日)
- 紀田順一郎+荒俣宏ワールド(東京堂書店神田本店 2005年6月10日)
- 九州国立博物館開館記念シンポジウム(西日本新聞 2005年9月19日)
- 第25回企画展「ニッポン・ヴンダーカマー―荒俣宏の驚異宝物館」(群馬県立自然博物館 2005年10月1日-11月27日)
- 発見された古代エジプト―世界最大の本 ナポレオン『エジプト誌』(雄松堂 2005年12月2日)
- DAIKAN日本橋アカデミー―キックオフ・セミナー(日本経済新聞社 2006年3月17日)
- 名古屋城本丸御殿トークセッション(2006年3月23日)
- 第6回「新!読書生活…知への旅立ち」(21世紀活字文化プロジェクト 2006年6月29日)
- 荒俣宏講演会(醸造の町摂田屋町おこしの会 2006年11月10日)
- 大御所スタイルシンポジウム(大御所四百年祭実行委員会 2007年3月11日)
漫画
- 水木しげるの漫画作品 - 「アリャマタコリャマタ」として度々登場している。
WEB
インタビュー
- インタビューシリーズ―テレビ、お前は…(第3回)」(全日本テレビ番組制作連盟)
- 自分流「検索エンジン」づくりのススメ:荒俣宏(Cisco Systems)
対談
コラム
- 荒俣宏のITコラム(Biz-IT)
- 荒俣宏の「超博物誌」(nichiro サーモンミュージアム)
- 荒俣宏の新・想像力博物館(JapanKnowledge)
- 首都機能移転によって世の中を良くしてきた日本人(国土交通省)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Normdaten- ↑ KAWADE道の手帖『安藤鶴夫』河出書房新社
- ↑ 『ザ・ベストハウス123』2010年8月4日放送分より。
- ↑ 2009年6月28日『パネルクイズアタック25』のフィルムクイズの解答で出題されたが、優勝者が「荒俣すすむ」と誤答してしまい、海外旅行獲得にはならなかった。