松山市
松山市(まつやまし)は、愛媛県の中部に位置する中核市。同県の県庁所在地であり、四国地方で最大の人口を擁する。
目次
概要
中四国で政令指定都市である広島・岡山両市に次いで第3位の人口を有し、全国市人口(都特別区を除く)で第25位の人口を持ち、総務省統計局の定義による都市圏としては四国で唯一[1]の掲載となる松山都市圏の中心都市であり、「国際観光温泉文化都市」の指定を受けている。2005年(平成17年)1月1日、北条市および温泉郡中島町を編入した結果、人口51万人を突破している。
松山城を中心に発展して来た旧城下町で、道後温泉で有名な古くからの温泉地であるとともに、俳人正岡子規や種田山頭火また文豪夏目漱石ゆかりの地で、俳句[2]や小説『坊っちゃん』『坂の上の雲』などで知られる文学の街でもある。キャッチフレーズは「いで湯と城と文学のまち」。
コンパクトシティ構想により、様々な文化施設が集中して立地している。アーケード街の大街道や銀天街、四国で唯一の地下街であるまつちかタウンなどの商業施設、道後温泉、松山城、松山総合公園、愛媛県美術館、坂の上の雲ミュージアム、子規記念博物館、伊予かすり会館、伊丹十三記念館など多様な文化的観光スポットがある。また、スポーツ施設も充実しており、特に松山中央公園には最新設備を導入した坊っちゃんスタジアム、アクアパレットまつやま、愛媛県武道館、多目的競技場などが密集している。なお、市の南部および伊予郡砥部町にかけては、とべ動物園やえひめこどもの城、愛媛FCの本拠地であるニンジニアスタジアムを含む愛媛県総合運動公園など広大な県営の施設群もある。また松前町には中四国最大級のショッピングモールであるエミフルMASAKIがあり、市街地の商業施設との競争が激化している。松山空港は四国最大の乗客数を誇っており、さらに市内には高速道路や環状道路、路面電車などの交通網が整っているため、大人数であっても人の流れがスムーズである。
地理
松山市は西に瀬戸内海(伊予灘及び斎灘)に面しており、北と東は高縄半島の山々、南は四国山地の一支脈である皿ヶ峰連峰に接している。松山平野の大部分を占めるほか、三坂峠のすぐ下の山間地から、旧・中島町の島嶼部に至るまで広い面積を有するようになった。
気候
典型的な瀬戸内海式気候であり、年中温暖(年平均気温:16.1℃)で降水量が少ない。四国の他の3県と違い、春から夏にかけて降水量が多く、梅雨の時期にあたる6月が最多である。台風の影響もはるか南東に位置する四国山地が遮り、南予や四国の反対側の徳島市に比べるとかなり少ない。冬期は、九州の日本海側にある雪雲が関門海峡を抜け、松山上空まで雪を降らせることがある。 テンプレート:Weather box
広袤(こうぼう)
テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break テンプレート:座標一覧 国土地理院地理情報によると松山市の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは40.32km、南北の長さは42.86kmである。 テンプレート:Col-end
北端 テンプレート:Coord ↑ |
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西端 テンプレート:Coord← |
中心点 テンプレート:Coord |
東端 →テンプレート:Coord |
↓ 南端 テンプレート:Coord |
人口
沿革
- 1889年 - 市制施行。温泉郡東雲町、喜与町、北歩行町、中歩行町、南歩行町、鮒屋町、御宝町、玉川町、北京町、南京町、北八坂町、南八坂町、永木町、唐人町一 - 三丁目、北夷子町、南夷子町、河原町、立花町、堀内町、豊坂町一・二丁目、柳井町、榎町、小唐人町一 - 三丁目、湊町一 - 四丁目、千船町、一番町、二番町、三番町、弁天町、久保町、春日町の一部、南堀端町、新玉町、花園町一・二丁目、西町、末広町一・二丁目、本町一 - 五丁目、出淵町一・二丁目、江戸町、西堀端町、宮古町、紙屋町、萱町一 - 七丁目、松前町一 - 五丁目、魚町一 - 五丁目、鍛冶屋町、常盤町、三津口町、府中町一 - 四丁目、木屋町一 - 五丁目、清水町、道後町、傘屋町、新町一・二丁目、鉄砲町、水口町、杉谷町、弓町、矢矧町、琢町、三春町、通町、一万町の一部、中村の一部、味酒村の一部、立花村の一部、持田村の一部を統合し松山市とした。
- 1908年 - 朝美村・雄郡村・素鵞村・道後村の各一部を編入。
- 1923年 - 道後村の一部を編入。
- 1926年 - 朝美村・雄郡村・素鵞村・御幸村を編入。
- 1932年 - 道後湯之町の一部を編入。
- 1940年 - 三津浜町・和気村・久枝村・堀江村・潮見村・味生村・桑原村を編入。
- 1944年 - 道後湯之町・生石村・垣生村を編入。
- 1951年 - 国際観光温泉文化都市(国際観光文化都市)指定。
- 1954年 - 興居島村、余土村を編入。
- 1955年 - 久米村・湯山村・伊台村・五明村を編入。
- 1959年 - 浮穴村を編入。
- 1961年 - 小野村を編入。
- 1962年 - 石井村を編入。
- 1968年 - 久谷村を編入。
- 2000年 - 中核市に指定される。
- 2005年 - 北条市、中島町を編入。
行政
市の行政
歴代の市長
氏名 | 就任年月日 | 備考 |
---|---|---|
木村利武 | 1890年(明治23年)2月6日 | |
白川福儀 | 1894年(明治27年)2月7日 | |
浅野長道 | 1902年(明治35年)2月7日 | |
長井政光 | 1908年(明治41年)2月24日 | |
加藤恒忠 | 1922年(大正11年)5月12日 | |
岩崎一高 | 1923年(大正12年)5月23日 | |
御手洗忠孝 | 1926年(大正15年)8月16日 | |
香川熊太郎 | 1931年(昭和6年)11月6日 | |
白石大蔵 | 1933年(昭和8年)5月11日 | |
井上久吉 (いのうえ きゅうきち) |
1933年(昭和8年)11月17日 | |
清水勇三郎 (しみず ゆうさぶろう) |
1938年(昭和13年)9月15日 | |
越智孝平 (おち こうへい) |
1942年(昭和17年)10月26日 | |
黒田政一 (くろだ まさいち) |
1946年(昭和21年)3月29日 | |
安井雅一 (やすい まさかず) |
1947年(昭和22年)4月10日 | |
黒田政一 (くろだ まさいち) |
1951年(昭和26年)4月23日 | |
宇都宮孝平 (うつのみや こうへい) |
1963年(昭和38年)5月2日 | |
中村時雄 (なかむら ときお) |
1975年(昭和50年)5月2日 | |
田中誠一 (たなか せいいち) |
1991年(平成3年)5月2日 | |
中村時広 (なかむら ときひろ) |
1999年(平成11年)5月2日 | 2010年(平成22年)11月9日退任 |
野志克仁 (のし かつひと) |
2010年(平成22年)11月29日 | 1期目中(元アナウンサー) |
平成の大合併における市の対応
松山市では、過去いずれの合併も隣接地を編入してきたことや、市長の方針から編入合併を原則としてきた。合併以前の人口は約47万人であったが、政令指定都市の指定基準は(運用上は)おおむね100万人以上[3]とされていたため、考え得る周辺市町村の全てを編入合併しても同指定基準を満たすことはできず、人口増加を理由とした規模の拡大については積極的な動機に乏しかった(仮に、(新)今治市と合併した場合は人口が同指定基準に達するが、この場合は市域が1,000km²近くに拡大するほか、市街地も大きく2分してしまうという問題があった)。
市は、合併協議に入る前の条件として事務の類似性などの3条件を示した。結局、北に隣接する北条市と航路で結ばれた温泉郡中島町を編入合併することとなった。なお合併にあたっては、北条市に対しては北条スポーツセンターの扱いを、中島町に対しては汽船事業や病院事業の民営化などの条件を提示している。
主な行政機関・公共施設
市民サービスセンター(松山三越・フジグラン松山・伊予鉄高島屋)においては、土休日でも各種証明書の交付や、簡単な市民相談などの業務を行っている(フジグラン松山にある「松山市パスポートセンター」は年末年始を除き年中無休)。また、年中無休のコールセンターでは市役所での手続きなどの問い合わせに対応している。このほか、ふるさと納税に対応した寄付を呼びかける部署もある。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
- 松山市役所
- 北条支所・中島支所
- 松山市消防局・防災センター
- 松山市保健所・急患医療センター
- 松山市立中央図書館
- 松山市立北条図書館
- 松山市立三津浜図書館
- 松山市立中島図書館
- 松山市公営企業局
- 松山市農業指導センター
- まつやま国際交流センター
- 松山市まつやまRe・再来館(リサイクル館)
- 松山市都市環境学習センター
- 松山市総合福祉センター
- 松山市男女共同参画推進センター(コムズ)
- 松山市ハーモニープラザ(児童館など)
- 松山市青少年センター(教育支援センター)
- 松山市野外活動センター
- 松山市民会館
- 松山市斎場
- 松山市考古館
姉妹都市・提携都市
- テンプレート:Flagicon サクラメント市(アメリカ合衆国カリフォルニア州)
- テンプレート:Flagicon フライブルク市(ドイツ連邦共和国) - 1989年(平成元年)4月4日姉妹都市締結
- テンプレート:Flagicon 平澤市(韓国) - 2004年(平成17年)10月25日友好都市締結
- 埼玉県東松山市と台北市松山区(台湾)との交流を進めている。
主な国の機関等
名称 | 上位機関 | 省庁 | 管轄地域 | 所在地 | 備考 |
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地方支分部局 | |||||
四国総合通信局 | - | 総務省 | 四国 | 宮田町8番地5 | |
松山地方法務局 | 高松法務局 | 法務省 | 愛媛県 | 宮田町188番地6 | |
愛媛運輸支局 | 四国運輸局 | 国土交通省 | 森松町1070番地 | テンプレート:Smaller | |
松山地方気象台 | 大阪管区気象台 | 気象庁 | 北持田町102番地 | ||
愛媛労働局 | - | 厚生労働省 | 若草町4番地3 | ||
特別の機関 | |||||
松山駐屯地 | 陸上自衛隊 第14旅団 |
防衛省 | 愛媛県 | 南梅本町乙115番地 | テンプレート:Smaller |
松山地方検察庁 | 高松高等検察庁 | 検察庁 | 一番町四丁目4番地1 | テンプレート:Smaller | |
松山区検察庁 | 松山地方検察庁 | 中予[4] | テンプレート:Smaller | ||
司法機関 | |||||
松山家庭裁判所 | 高松高等裁判所 | 裁判所 | 愛媛県 | 南堀端町2番地1 | テンプレート:Smaller |
松山地方裁判所 | 一番町三丁目3番地8 | テンプレート:Smaller | |||
松山簡易裁判所 | 松山地方裁判所 | 中予[4] | テンプレート:Smaller | ||
内部事務所 | |||||
愛媛行政評価事務所 | 四国行政評価支局 | 総務省 | 愛媛県 | 若草町4番地3 | |
松山財務事務所 | 四国財務局 | 財務省 | |||
愛媛森林管理署 | 四国森林管理局 | 農林水産省 | 朝美二丁目6番32号 | ||
入国管理局松山出張所 | 高松入国管理局 | 法務省 | 宮田町188番地6 | ||
松山港湾・空港整備事務所 | 四国地方整備局 | 国土交通省 | 海岸通2426番地1 | ||
松山河川国道事務所 | 中予・東予 | 土居田町797番地2 | |||
松山税務署 | 高松国税局 | 国税庁 | 中予 | 若草町4番地3 |
- 松山保護観察所
- 少年院松山学園
- 松山少年鑑別所
- 公法人
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構愛媛職業訓練支援センター
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構愛媛障害者職業センター
- 自動車事故対策機構愛媛支所
- 国立印刷局松山分室
明治から昭和にかけては、日露戦争、第一次上海事変、沖縄戦に出兵した松山歩兵第22連隊が松山城三之丸に駐屯し、その石碑が堀之内にある。また、第二次世界大戦末期には紫電改[5]を主力とし、本土防空に奮戦した源田実大佐指揮下の2代目三四三航空隊(通称:剣部隊)が、海軍吉田浜飛行場(現・松山空港)に集結した。 テンプレート:Gallery
主な県の行政機関・公共施設
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- 愛媛県本庁
- 愛媛県中予地方局
- 愛媛県立中央病院
- 愛媛県美術館
- 愛媛県立博物館
- 愛媛県立図書館
- 愛媛県民文化会館
- 愛媛県教育文化会館
- 愛媛県武道館
- 愛媛県総合運動公園
- 愛媛県生活文化センター
- 愛媛県国際交流センター
- 愛媛県消費生活センター
- 愛媛県中央児童相談所
- 愛媛県動物愛護センター
- 愛媛県身体障害者更生相談所
- 愛媛県知的障害者更生相談所
- 愛媛県婦人相談所
- 愛媛県女性センター
- テクノプラザ愛媛
- 愛媛県産業情報センター
- アイテムえひめ
- 愛媛県産業技術研究所
- 松山高等技術専門校
- 愛媛県心と体の健康センター
- 愛媛県土地開発公社
- 愛媛県住宅供給公社
- 愛媛県農業水産研究所
- 果樹研究センター
- 愛媛県家畜病性鑑定所
- 中予家畜保健衛生所
- 愛媛県衛生環境研究所
- 愛媛県生涯学習センター
- えひめ青少年ふれあいセンター
- 愛媛県警察本部
経済
みかんに代表される農業や、日本最古の道後温泉や松山城などを中心とした観光業、化学繊維を中心とした製造業などが基幹産業である。空港や港湾付近の沿岸部には工業地帯が広がり、帝人グループ最大の生産拠点を擁するなど、工業生産額は四国地方で上位となっている。
情報・通信については、四国を統括している主要な機関として総務省四国総合通信局、NTT西日本愛媛支店、日本郵政四国支社、NHK松山放送局(四国統括局)等があり、その関連で情報通信の基盤整備も進んでいる。
四国最大の人口を持つ都市として、サービス業など第三次産業も発達しており、周辺の市町をも圏域とする利便性の高い商業集積が見られる。また、四国でも数少ない人口増加中の都市であるほか、瀬戸内海を挟んで広島都市圏との交流も盛んである。通年の全交通機関の生活圏間流動(2005年)で松山を出発地とする目的地別順位では1位が高知中央(91万9千人)、2位が香川東部(82万1千人)、3位が香川西部(55万9千人)で広島は次いで第4位(46万7千人)となっており、四国外との交流では広島が最も繋がりの深い都市であることが見て取れる[6]。
産業人口
データは2005年(平成17年国勢調査結果)
- 生産年齢人口 343,823人[7]
- 老齢人口 98,514人[7]
- 就業人口 232,084人[7]
- 第一次産業 9,983人
- 第二次産業 45,105人
- 第三次産業 171,168人
- 世帯数[8]
- 総世帯数 215,591世帯
- 農林漁業就業者世帯 3,815世帯
- 農林漁業、非農林漁業就者混合世帯 2,452世帯
- 非農林漁業就業者世帯 136,232世帯
- 非就業者世帯 69,628世帯
- 分類不能の世帯 3,464世帯
卸小売業
- 松山城の南が商業地となっており、一番町の松山三越と市駅前の伊予鉄髙島屋を繋ぐ形で、大街道、銀天街の商店街がL字型に連なっており、大掛かりなアーケード設備も有し、松山市や愛媛県を代表する商店街となっている。銀天街の西に隣接する伊予鉄松山市駅前には、四国で唯一の地下街がある。
- 大街道商店街を挟み、北は一番町から南は千舟町通にかけての一帯には非常に多くの飲食店が軒を連ねている。
- 柳井町の南端から千舟町4・5丁目の狭い範囲にかけて、アニメショップ、ゲームショップ、同人誌専門店およびメイド喫茶などの店舗が集積しており、いわゆる「おたく街」を形成している。
- 道後温泉周辺にも商店・飲食店や風俗店などが多数立地しており、繁華街を形成している。
- 大型書店・古書店・専門書店
- 地元資本の明屋書店が市内各所に展開している。都心部には複数の書店が出店しており、中でも紀伊国屋書店は1976年出店とかなり古い部類に入る。また、都心部・郊外を問わず中小の古本屋が多数存在している。
- いずれも県内唯一の店舗である。
- 家電量販店のうちエディオン松山本店・ケーズデンキ松山藤原店(JT跡地)は市内中心部に、ヤマダ電機テックランド松山本店・New松山問屋町本店・(33号線沿いと北部環状線)は郊外に出店している。
- 大型スーパーチェーン・ホームセンター
- 地元資本のスーパーであるフジが市内に多数の店舗を有し、それを補完するように県内外資本の中小スーパーが展開している。
- コンビニエンスストア
- 松山市内では、コンビニ業界大手各社のうち、ミニストップ(愛媛県内では東予地域にのみ出店をしている)については出店計画がない。
- コンビニATMは、ローソンにローソンATMが、ファミリーマートおよびポプラにイーネットATMが、サークルKおよびサンクスにバンクタイムATMがそれぞれ設置されている。また市内にセブンイレブンの店舗はないが、セブン銀行ATMは松山空港および野村證券松山支店に設置されている。
その他 大衆娯楽
営業中
- シネマサンシャイン(大街道・衣山)
- シネマルナテック
閉館
- 松山シネマサンシャイン
- 松山シネリエンテ
情報通信業
総務省の地方支分部局である四国総合通信局が市内に設置されていることもあり、日本郵便の四国支社やNTT西日本の四国事業本部(携帯電話事業のNTTドコモ、インターネットサービス事業のNTTコミュニケーションズは高松市に拠点を置いている)が設置されている。日本郵便やNTT西日本の拠点では四国4県の統括的な業務を行っている。NTTデータ四国やNTT西日本松山病院といったNTTの関連企業・施設・拠点も設置されている。
市では21世紀型産業である情報通信時代の到来を見越し、2002年から2004年にかけて、他市に先駆け松山市内に光ファイバー網を敷設した[9]。この基盤を活かして情報通信関連企業の積極的な誘致に努め、5年間でコールセンター8件、データ入力センター1件、事務センター1件の誘致に成功し、3,000人を超える新規雇用を創出している[9]。コールセンターではブリッジインターナショナルやベネフィット・ワン、もしもしホットラインなどが立地している。また2006年には富士火災海上保険中央営業事務センターが進出した他、ソフトウェア開発会社のサイボウズが開発・サポート拠点として松山オフィスを設けている。
2004年には総務省の「ITビジネスモデル地区」の指定を受けている。
運輸業
松山港からは中国(特に広島へはスーパージェットなどが頻繁に運行されている)・九州地方北九州への航路が開かれ、松山空港からは東京・大阪など日本国内のほか大韓民国・中華人民共和国への定期便が就航している。また高速道路やJR四国の予讃線などもあり県外・県内の移動の拠点となっている。このほか市内には、伊予鉄道の路面電車や路線バスが多数運行されている。
貨物輸送ではJR貨物の貨物駅や運送会社の支社・営業所などが立地している。
金融機関
伊予銀行や愛媛銀行などの地元金融機関の本店・支店のほか、都市銀行や近隣県に本店を置く地方銀行の支店・ATMが設けられている。また、四国の直営店の統括機能を有するゆうちょ銀行松山支店も立地している。
多くの保険会社の支店・営業所がある。また近年は大手保険会社の集中事務センターの誘致に成功[10]している。
銀行
四国に本店を置く地方銀行・第二地方銀行すべてが市内に支店を持っている[11]。また、都市銀行は長らくみずほ銀行のみ設けられていたが2009年(平成21年)1月、三井住友銀行の支店が開設された。
- 日本銀行松山支店(中央銀行)
- ゆうちょ銀行松山支店(統括店)
- 県内では他に今治市に店舗がある。
- みずほ銀行松山支店(都市銀行)
- 県内では他に今治市に支店がある。
- 三井住友銀行松山支店(都市銀行)
- 県内では他に新居浜市に支店がある。長らく新居浜支店のATMとサービスセンターが市内に設置されていたが、2009年(平成21年)になって支店が開設され、同時に既存のATMも松山支店管理へと変更された。法人専用店舗のため、個人向けローンの相談など非事業性の個人向け業務を行っていない。
- 三菱東京UFJ銀行松山法人営業所(都市銀行)
- 伊予銀行(地方銀行)
- 愛媛銀行(第二地方銀行)
- 百十四銀行(地方銀行)
- 香川銀行(第二地方銀行)
- 阿波銀行(地方銀行)
- 徳島銀行(第二地方銀行)
- 四国銀行(地方銀行)
- 高知銀行(第二地方銀行)
- 広島銀行(地方銀行)
- 山口銀行(地方銀行)
- 三井住友信託銀行(信託銀行)
- 旧住友信託銀行時代は、同行の四国唯一の支店であった。
- 日本政策投資銀行松山事務所(政府系金融機関)
- 日本政策金融公庫松山支店(政府系金融機関)
- 商工組合中央金庫松山支店(政府系金融機関)
信用金庫・信用組合等
証券会社
- 本店・本社を置く証券会社
- 支店を置く証券会社
支店を置く保険会社
テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
- アクサ生命保険
- オリックス生命保険
- ジブラルタ生命保険
- 東京海上日動フィナンシャル生命保険
- 大和生命保険
- NKSJひまわり生命保険
- かんぽ生命保険
- あいおいニッセイ同和損害保険
- 朝日火災海上保険
- 共栄火災海上保険
- セコム損害保険
- 損害保険ジャパン
生活協同組合
- 全労済愛媛県本部
観光業
3000年の歴史を有するといわれ、文献上、日本最古である道後温泉や日本で最後の完全な城郭建築とされる松山城(ミシュランの観光版(ギード・ベール)日本編ではそれぞれ二つ星に選定。)、四国八十八箇所の1つである石手寺(ミシュラン一つ星)など観光施設が豊富であり、多くの観光客を集めている。また、しまなみ海道開通時には、しまなみブームと呼ばれるほど観光客が増加した。
松山の見どころを巡回する「マドンナバス」が、完全予約制で毎日運行されている。また、松山城や道後温泉本館などの入場券と一日乗り放題の市内電車や中心部のバス路線の乗車券がセットされた「松山城下めぐりきっぷ」が伊予鉄道から発売されている。
観光に関する問い合わせに対応するため、財団法人松山観光コンベンション協会が年中無休の電話窓口を設けている。
県や市のスポーツ施設も多数あり、坊っちゃんスタジアムでプロ野球公式戦などが年に数回行われるほか、堀之内や愛媛県総合運動公園でa-nationなどの野外ライブが実施されたり、愛媛県武道館でディズニー・オン・アイスが公演したりする。
2010年の推定観光客数は588万4千人(対前年比12.0%増)、道後温泉地区宿泊客数は80万1千人(同4.2%増。但し市全域では3.2%増)[12]となっている。
不動産業
松山市の人口が増加していることもありマンション需要が伸びているため、不動産会社が次々マンションを建設している。またオフィスビルの需要も、コールセンター等の進出で伸びており、ビル建設も増加している。
サービス業
予備校・学習塾
近年、テンプレート:要出典範囲ことなどから、日能研、東進衛星予備校、ITTO個別指導学院、明光義塾などの全国規模の塾や予備校が進出し、市内の小規模塾や大手塾(寺小屋グループなど)と競合している。
製造業
空港や港近郊の沿岸部には工業地帯が広がっている。2010年の工業統計調査(従業員4人以上の事業所が対象)では製造業等出荷額は4,237億5,149万円、製造業の従業員数14,691人、事業者数は420事業所となっている[13]。
製造業等出荷額(2010年)の割合は化学が32.6%、生産用機械が22.0%、食料品12.3%、はん用機械が11.8%を占めている[13]。化学では帝人やダイソー、東レ・ファインケミカル、コスモ松山石油などが事業所を置いており化学製品・化学繊維等の生産が行われている。機械ではトラクターなどの農業用機械製造の井関農機、ボイラー・水処理関連機器等の機械製造の三浦工業が本社・生産拠点を設置している。
農業・伝統産業
ウンシュウミカンの生産が盛んで、イヨカンの代表的な産地の一つでもあり、「紅まどんな」など付加価値の高い柑橘類の生産にも取り組んでいる。また、伊台や五明など高原地域ではニューピオーネなどのぶどう栽培も行われている。特産品・伝統工芸として、姫だるま、竹細工(日本三大産地)、伊予絣(同)、油揚げ(松山揚げ)などが有名である。
まつやま農林水産物ブランド
- 紅まどんな(柑橘類)
- せとか(柑橘類)
- ぼっちゃん島あわび
- カラマンダリン(柑橘類)
- 瀬戸内の銀鱗煮干
- 松山長なす
- 松山一寸そらまめ
- 伊台・五明ニューピオーネ(高原ぶどう)
本社を置く主要企業
上場企業
非上場企業
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事業所を置く主要企業
製造・開発拠点
- エヌ・ピー・シー松山工場
- サイボウズ松山オフィス
- 四国ガス松山工場
- ダイソー松山工場
- 東芝EIコントロールシステム松山事業所
- 東レ・ファインケミカル松山工場
- 帝人松山事業所
- ベルグアース松山農場
- レンゴー松山工場
コールセンター・事務センター
- KDDIエボルバ松山センター
- パソナテック 松山一番町BPOセンター
- 富士火災海上保険 中央営業事務センター
- 富士通コミュニケーションサービス 松山サポートセンター・松山一番町サポートセンター(富士通グループ)
- プライムステージ
- ブリッジインターナショナル 松山事業所
- ベネフィット・ワン 松山オペレーションセンター
- もしもしホットライン 松山センター・いよ松山センター
文化
坊っちゃん
松山は、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台になっている。この小説は、漱石自身が松山中学(現在の愛媛県立松山東高等学校)に赴任した時の体験を下敷きとしている。松山赴任時、漱石は大学予備門で同窓だった正岡子規との交流も持った。
漱石は『坊っちゃん』で、松山を「不浄な地」(新潮文庫版131ページ)としているなどかなりひどく書いているが、実際は明治時代の地方に対する世論の考え方を反映したもので、単に松山を批判したものではない。漱石自身も松山中学では非常に優遇されており、小説の内容と自身の体験談とが必ずしも一致したものとはいえない。松山市及び市民は観光の一つとしている他、今日でも松山には「坊っちゃん」や「マドンナ」の名が付いた施設や商品が多い。
- 坊っちゃん列車
- マドンナバス(完全予約制で市内の名所を循環するバス)
- 坊っちゃんスタジアム
- 坊っちゃん湯(道後温泉本館のこと)
- 坊っちゃん団子
- 坊っちゃんエクスプレス(松山・高松間の高速バス)
- マドンナエクスプレス(松山・岡山間の高速バス)
- 坊っちゃん文学賞
近年は「坂の上の雲」(歴史小説)を軸としたまちづくりも進められ、司馬遼太郎記念財団認定商品も販売されている。
文学
温泉
記紀の古より湧き続ける道後温泉に代表される道後温泉郷であり、源泉から離れた銭湯も引き湯で温泉を入れている所も数多くある。
能楽
松山は能楽が盛んであり、市内に能楽堂がいくつかある。
祭り・芸能
- 野球拳
- 伊予萬歳
- 伊予の国松山水軍太鼓
- 松山三大夏祭り - 井手神社天神祭(北立花町)、鐘馗さん(しょきさん又はしょうきさん、木屋町)、お日切さん(おひぎりさん、市駅前)。
- いずれも旧市内における伝統的なもの。
- 松山秋祭り
- 神輿同士の鉢合わせ等。
食文化
- 松山鮓
- 地魚がちりばめられているばら寿司で、瀬戸の小魚の旨みを活かした甘めの鮓飯が特徴。
- たこめし
- タコを用いたご飯料理で、タコとご飯を醤油出汁で炊き込むもの。
- 鯛めし
- 一尾丸ごと焼いた鯛を、醤油や塩で味付けした半炊き状態の炊き込みご飯の上に載せ、さらに加熱して炊き上げるもの。
- うどん
- タルト、坊っちゃん団子、労研饅頭、醤油餅、薄墨羊羹、日切焼 など。
スポーツ
- 野球
- サッカー
- ビーチバレー
スポーツ施設
- 野球場
- サッカー場
- アイススケート場
- イヨテツスポーツセンター(夏季を除く)
- プール(一般開放)
- アクアパレットまつやま
- 松山市総合コミュニティセンター
- イヨテツスポーツセンター(夏季のみ)
- 中島B&G海洋センター
- ゴルフ場
- エリエールゴルフクラブ
- 奥道後ゴルフクラブ
- サンセットヒルズカントリークラブ
- チサンカントリークラブ北条
- 道後ゴルフクラブ
- 北条カントリー倶楽部
- 松山小野カントリークラブ
- 森松ゴルフ倶楽部
その他の施設
- シアターねこ - 小劇場[15]
文化財
国宝
重要文化財(建造物)
登録有形文化財
- 愛媛大学教育学部附属中学校講堂(旧旧制松山高等学校講堂)
- 石崎汽船本社(設計:木子七郎)
- 鍵谷カナ頌功堂(設計:木子七郎)
- 愛媛県教育会館
- 松山地方気象台
- 森家住宅主屋(三津)
登録記念物
- 四十島(ターナー島)
医療
- 主な医療機関
- 愛媛県立中央病院
- NTT西日本松山病院
- 松山赤十字病院
- 済生会松山病院
- 松山記念病院
- 松山市民病院
- 国立病院機構四国がんセンター
- 北条病院
- 医療法人友朋会 栗林病院グループ なかじま中央病院(旧・中島町立病院を医療法人に売却)
上記のほか、小児の夜間の急病に対応するため、松山市保健所の隣に松山市急患医療センターが設置されている。
教育
小学校
市内にはかつて62の小学校があったが、近年児童数の減少により統廃合が目立っている。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
- 愛媛大学教育学部附属小学校(国立)
- 松山市立番町小学校
- 松山市立味酒小学校
- 松山市立八坂小学校
- 松山市立東雲小学校
- 松山市立新玉小学校
- 松山市立清水小学校
- 松山市立雄郡小学校
- 松山市立素鵞小学校
- 松山市立堀江小学校
- 松山市立潮見小学校
- 松山市立久枝小学校
- 松山市立和気小学校
- 松山市立三津浜小学校
- 松山市立宮前小学校
- 松山市立高浜小学校
- 松山市立味生小学校
- 松山市立桑原小学校
- 松山市立生石小学校
- 松山市立垣生小学校
- 松山市立道後小学校
- 松山市立湯築小学校
- 松山市立興居島小学校
- 釣島分校
- 松山市立余土小学校
- 松山市立湯山小学校
- 松山市立日浦小学校
- 松山市立伊台小学校
- 松山市立五明小学校
- 松山市立久米小学校
- 松山市立浮穴小学校
- 松山市立小野小学校
- 松山市立石井小学校
- 松山市立荏原小学校
- 松山市立坂本小学校
- 松山市立たちばな小学校
- 松山市立椿小学校
- 松山市立石井東小学校
- 松山市立北久米小学校
- 松山市立味生第二小学校
- 松山市立石井北小学校
- 松山市立さくら小学校
- 松山市立みどり小学校
- 松山市立福音小学校
- 松山市立双葉小学校
- 松山市立窪田小学校
- 松山市立姫山小学校
- 松山市立浅海小学校
- 松山市立難波小学校
- 松山市立立岩小学校
- 松山市立正岡小学校
- 松山市立北条小学校
- 松山市立河野小学校
- 松山市立粟井小学校
- 松山市立睦月小学校
- 松山市立野忽那小学校
- 松山市立中島小学校
- 松山市立怒和小学校
- 松山市立津和地小学校
- 松山市立二神小学校
中等教育学校
公立中等教育学校
私立中等教育学校
中学校
国立中学校
公立中学校
テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
- 松山市立拓南中学校
- 松山市立雄新中学校
- 松山市立勝山中学校
- 松山市立東中学校
- 松山市立道後中学校
- 松山市立鴨川中学校
- 松山市立内宮中学校
- 松山市立三津浜中学校
- 松山市立高浜中学校
- 松山市立津田中学校
- 松山市立垣生中学校
- 松山市立興居島中学校
- 松山市立余土中学校
- 松山市立湯山中学校
- 松山市立日浦中学校
- 松山市立旭中学校
- 松山市立久米中学校
- 松山市立小野中学校
- 松山市立久谷中学校
- 松山市立南中学校
- 松山市立西中学校
- 松山市立南第二中学校
- 松山市立桑原中学校
- 松山市立椿中学校
- 松山市立城西中学校
- 松山市立北中学校
- 松山市立北条北中学校
- 松山市立北条南中学校
- 松山市立中島中学校
- 松山市立怒和中学校
- 松山市立睦月中学校
私立中学校
高等学校
国立高等学校
公立高等学校
- 愛媛県立松山東高等学校
- 愛媛県立松山中央高等学校
- 愛媛県立松山北高等学校
- 愛媛県立松山北高等学校中島分校
- 愛媛県立松山南高等学校
- 愛媛県立松山商業高等学校
- 愛媛県立松山工業高等学校
- 愛媛県立北条高等学校
私立高等学校
- 愛光高等学校(※中高併設)
- 今治精華高等学校松山学習センター
- ウィッツ青山学園高等学校愛媛LETSキャンパス
- 第一学院高等学校松山キャンパス
- 新田高等学校
- 済美高等学校
- 聖カタリナ女子高等学校
- 第一学院高等学校松山キャンパス
- 松山東雲高等学校(※中高併設)
- 松山城南高等学校
- 松山聖陵高等学校
- 未来高等学校
- 屋久島おおぞら高等学校松山キャンパス
- ルネサンス高等学校松山学習センター
大学・短期大学
松山市では、規定を満たし採用された大学・短大へ進学希望する者に貸与される奨学金制度「松山市奨学生」が設けられている。
- 愛媛大学(国立)
- 松山大学・松山短期大学(私立)
- 松山東雲女子大学・松山東雲短期大学(私立)
- 聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部(私立)
- 放送大学愛媛学習センター
専修学校
- 愛媛県立保育専門学校(2008年3月末をもって廃止)
- 愛媛調理製菓専門学校
- 松山女学院専門学校
- 松山デザイン専門学校
- 松山情報ビジネス専門学校
- 松山コンピュータ専門学校
- 愛媛コンピュータ専門学校
- 大原簿記公務員専門学校愛媛校
- 愛媛コミュニケーションビジネス専門学校
- 松山商科専修学校
- 国際情報高等学院
- 愛媛電子ビジネス専門学校
- 日産愛媛自動車大学校
- 松山歯科衛生士専門学校
- 松山医療福祉専門学校
- 愛媛医療福祉専門学校
- 松山看護専門学校
など
特別支援学校
学校教育以外の施設
- 愛媛県消防学校
- 愛媛県立松山高等技術専門校(公共職業能力開発施設の職業能力開発校)
- 松山共同高等職業訓練校(社団法人松山共同職業訓練協会が行う認定職業訓練による職業訓練施設)
- 愛媛県立農業大学校(農業者研修教育施設)
交通・運輸
四国最大の人口を有する都市として利便性の高い各種の運輸手段があり、特に空港利用者数は四国最多であるほか、中四国でも広島空港に次ぐ実績を有し、年々増加の傾向にある。また、人口50万強という人口規模としては利便性の高い公共交通機関が伊予鉄道の電車・バスを中心に発達しており、市内の主だった拠点の多くに公共交通だけでたどり着くことができる。このほか、比較的コンパクトな中心市街地を自転車で移動する希望者に対応するため、有料の観光レンタサイクルポート(JR松山駅前・大街道商店街・松山城ロープウェイ東雲口駅舎・道後温泉駅前)も開設されている。他にも観光振興策の一環として、2007年(平成19年)7月から原動機付自転車を対象に「道後・松山市」の雲型ナンバープレートを発行している。
空港
市内に松山空港があり、国内線は札幌(新千歳)、東京(羽田・成田)、名古屋(中部・小牧)、大阪(伊丹)、福岡、鹿児島、那覇空港の各空港への路線、国際線はテンプレート:Flagicon大韓民国のソウル(仁川)および、テンプレート:Flagicon中華人民共和国の上海(浦東)の各路線が就航している。なお、四国地方で国際定期航路が複数就航している空港は、同空港のみである。
鉄道
JR予讃線松山駅は中心市街のやや西寄りにあることもあり、市街の中心により近い伊予鉄道の松山市駅(通称:市駅)が中心駅の役割を担っている。同駅からは同鉄道の郊外線が3方向に発着しているほか市内電車(軌道)の拠点停留所にもなっている。さらに、都市間高速バスを含む路線バスの発着点でもあるなど、公共交通の一大拠点を成している。
このような立地や拠点性に差異が生じた経緯の一つとして、現在の市駅が1888年(明治21年)に開業したのに比べ、国鉄予讃本線(現・JR予讃線)が松山駅まで延伸したのは1927年(昭和2年)と遅かったことが挙げられる。なお、市駅はもともと松山駅を名乗っていたが、国鉄松山駅が開業することになったさいに駅名を改称させられた経緯がある。
なお、四国内各駅の乗降客数順位(JRおよび私鉄各社を含む)は、松山市駅・高松駅・徳島駅・松山駅の順となっている。
現在、2017年に開催が予定されている愛媛国体にむけて松山駅の高架化や貨物駅の移転などの事業が行われている。
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- 伊予鉄道
路線バス
一般路線バス
伊予鉄道により市内各地に路線バス網が張り巡らされている。ちなみに15分間間隔以上で運行されている一般バス路線は四国地方では松山市以外には存在しない。
また、他社により宇和島・大洲・久万高原・今治・西条・新居浜などの県内各都市へ向かうバス路線も開設されている(南予方面は一部高速道路経由)。
都市間高速バス
松山自動車道やしまなみ海道の開通により、高速バスも市内に営業所を持つ乗合3社(伊予鉄道、JR四国バス、宇和島自動車)とその共同運行会社により多数運行されている。松山の発着場所は伊予鉄道とJR四国バスおよび共同運行便でない場合、松山市駅または松山駅のいずれかのみになることがある。
近年は、2008年(平成20年)秋の福岡線開設、2009年(平成21年)1月の名古屋線2往復化(既存のJRバス以外に伊予鉄道が参入)および、同年7月には従来松山市内では客扱いをしていなかった宇和島自動車の横浜・池袋・大宮線が同社松山営業所に停車するようになるなど、路線網の充実が著しい。
- 東京(新宿) - オレンジライナーえひめ
- 東京(八重洲) - ドリーム松山号
- 東京(池袋) - ウワジマエクスプレス
- 横浜 - ウワジマエクスプレス
- 大宮 - ウワジマエクスプレス
- 名古屋 - オレンジライナーえひめ・オリーブ松山号
- 京都 - 京都エクスプレス・松山エクスプレス号
- 大阪(梅田) - オレンジライナーえひめ
- 大阪(梅田、難波) - 松山エクスプレス号
- 神戸 - ハーバーライナー
- 岡山 - マドンナエクスプレス
- 福山・新尾道 - キララエクスプレス
- 福岡 - 道後エクスプレスふくおか
- 徳島 - 吉野川エクスプレス
- 高松 - 坊っちゃんエクスプレス
- 高知 - ホエールエクスプレス・なんごくエクスプレス
道路
道路交通は、国道11号、国道33号、国道56号、国道196号が松山市中心街に集中し、広域的な交通拠点ともなっている。松山自動車道のインターチェンジ(松山IC)は市の南部、国道33号線の伊予郡砥部町寄りにある。
高速道路
自動車専用道路
- 松山外環状道路 (井門IC - 古川IC間のみ開通[16]・その他の区間は建設中)
- 井門IC - 松山JCT - 古川IC - (この先は建設中) - 市坪IC - 余戸南IC - 東垣生IC - 南吉田IC - 松山空港IC
一般国道
- 国道11号
- 国道33号
- 国道56号
- 国道196号
- 国道317号
- 国道379号
- 国道437号
- (国道440号) - 市内は全区間が国道11号・33号との重複区間となっている。
- (国道494号) - 市内は全区間が国道11号との重複区間となっている。
県道
- 主要地方道
- 一般県道
- 愛媛県道178号湯山高縄北条線
- 愛媛県道179号湯山北条線
- 愛媛県道180号堀江港堀江停車場線
- 愛媛県道183号辰巳伊予和気停車場線
- 愛媛県道184号和気衣山線
- 愛媛県道186号三津浜停車場線
- 愛媛県道187号六軒家石手線
- 愛媛県道188号道後公園線
- 愛媛県道190号久米垣生線
- 愛媛県道191号松山停車場線
- 愛媛県道193号森松重信線
- 愛媛県道194号久谷森松停車場線
- 愛媛県道195号興居島循環線
- 愛媛県道196号河中平井停車場線
- 愛媛県道197号才之原菊間線
- 愛媛県道198号浅海停車場線
- 愛媛県道199号北条港線
- 愛媛県道200号鹿島公園線
- 愛媛県道201号伊予北条停車場線
- 愛媛県道203号粟井停車場線
- 愛媛県道204号長井方堀江線
- 愛媛県道206号上怒和元怒和線
- 愛媛県道207号三坂松山線
- 愛媛県道209号美川松山線
- 愛媛県道219号砥部伊予松山線
- 愛媛県道326号松山松前伊予線
- 愛媛県道334号松山川内線
- 愛媛県道339号粟井浅海線
- 愛媛県道347号平田北条線
道の駅
港湾
瀬戸内海に面した都市であるため、本州や九州および離島とを結ぶ旅客航路が充実している。また四国最大の工業港(松山外港)を有し、多数の貨物航路も寄港している。松山港は定期旅客航路数・定期コンテナ貨物航路数共に四国一の規模を誇る。
- 松山港
- 堀江港
- 松山観光港(小倉・広島・呉航路)
- 高浜港(中島・興居島航路)
- 三津浜港(柳井・伊保田航路)
- 松山外港(貨物港/コンテナ定期便神戸・釜山・マニラ・台北・上海・香港航路)
- 今出港(貨物港)
メディア
新聞
- 愛媛新聞本社
放送
- ケーブルテレビ
- 地上波テレビ放送
愛媛県内を放送対象地域とするテレビ局はNHKほか民放が4局あり、テレビ東京系列以外のキー局系列の番組が視聴可能である。また、NHK松山放送局は四国4県の基幹局となっている。
NHK松山放送局と南海放送は市内中心部に、他のテレビ局は比較的郊外に立地[17]している。
地上デジタル放送は行道山送信所において2006年(平成18年)10月1日に放送開始したが、その準備段階として、同年6月21日午前10時から「映像の再生に必要な制御信号を含めた試験電波」の発射を開始したのに続き、8月4日からは「地上アナログ放送と同一番組の試験放送」を開始していた。
ラジオはAM・FMともにNHKと民放の県域局が1局ずつ所在する。また、県域局よりもより狭い市町村単位をエリアとする地域密着型のFM局、コミュニティ放送局は四国地方の県庁所在地で唯一存在していない。
- 偏波面が「垂直」となっているものについては、アンテナを通常の「水平」の場合から横に90度回転させることにより、大地に対して素子を垂直に立てる。
局名 | NHK松山 | RNB | EBC | ITV | eat | 出力 | 偏波面 | 送信 場所 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総合 | 教育 | |||||||||
デジタルリモコン番号 | 1ch | 2ch | 4ch | 8ch | 6ch | 5ch | ||||
松山 | デジタル | 16ch | 13ch | 20ch | 27ch | 21ch | 17ch | 1kW | 水平 | 行道山 |
アナログ | - | - | - | 37ch | 29ch | 25ch | 10kW | |||
6ch | 2ch | 10ch | - | - | - | 5kW | 城山 | |||
松山御幸/ 城北 |
デジタル | 49ch | 51ch | - | - | - | - | 0.05W | 水平 | 御幸1丁目 |
アナログ | 41ch | 39ch | - | 47ch | 32ch | 34ch | NHK3W/民放10W | |||
松山高浜 | アナログ | 55ch | 57ch | - | - | - | - | 10W | 垂直 | 興居島 |
松山湯山 | アナログ | 51ch | 53ch | - | - | - | - | 3W | 水平 | 上高野町 |
松山窪野 | アナログ | 52ch | 50ch | - | - | - | - | 1W | 水平 | 久谷町 |
松山福角 | アナログ | 60ch | 62ch | - | - | - | - | 0.5W | 水平 | 福角町 |
松山北吉田 | アナログ | 60ch | 62ch | - | - | - | - | 0.5W | 水平 | 高岡町 |
松山祝谷 | アナログ | 54ch | 61ch | 58ch | 56ch | 48ch | 46ch | 0.1W | 水平 | 山田町 |
北条 | デジタル | 16ch | 13ch | 20ch | 27ch | 21ch | 17ch | 1W | 垂直 | 北条鹿島 |
アナログ | 39ch | 41ch | 43ch | 56ch | 61ch | 46ch | 10W | |||
北条立岩 | デジタル | 60ch | 62ch | 55ch | 58ch | - | - | 1W | 水平 | 滝本 |
アナログ | 7ch | 1ch | 11ch | 51ch | - | - | V1W/U3W | V垂直/U水平 | ||
北条浅海 | デジタル | 16ch | 13ch | 45ch | 36ch | - | - | 0.1W | 水平 | 浅海本谷 |
アナログ | 39ch | 41ch | 47ch | 49ch | - | - | 1W |
- AMラジオ放送(県外波)
- NHK広島ラジオ第1:1071kHz(広島局 出力20kW)
- NHK広島ラジオ第2:702kHz(広島局 出力10kW)
- 中国放送ラジオ:1350kHz(広島局 出力20kW)
- NHK山口ラジオ第1:585kHz(岩国局 出力300kW)
- 山口放送ラジオ:918kHz(岩国局 出力1kW)
- NHK大分ラジオ第1:639kHz(大分局 出力5kW)
- NHK大分ラジオ第2:1467kHz(大分局 出力1kW)
- 大分放送ラジオ:1098kHz(大分局 出力5kW)
- NHK高知ラジオ第1:990kHz(高知局 出力10kW)
- NHK高知ラジオ第2:1152kHz(高知局 出力10kW)
- 高知放送ラジオ:900kHz(高知局 出力5kW)
- NHK福岡ラジオ第1:612kHz(福岡局 出力100kW)
- NHK福岡ラジオ第2:1017kHz(福岡局 出力50kW)
- RKBラジオ:1278kHz(福岡局 出力50kW)
- KBCラジオ:1413kHz(福岡局 出力50kW)
- FMラジオ放送(県外波)
観光
温泉施設
- 道後温泉本館・椿の湯
- 権現温泉
- 奥道後温泉
- 媛彦温泉
- 松山温泉(天然温泉キスケの湯、キスケBOX内)
- 東道後温泉(東道後のそらともり・たかの子温泉)
- 星岡温泉
- 南道後温泉(ていれぎの湯)
- 道後さや温泉(ゆらら)
- 古川温泉湯楽
- 天山トロン温泉
- 久万の台温泉(民芸伊予かすり会館の奥)
社寺
城跡
公園
- 松山総合公園 - 松山市市街地西部の大峰ヶ台(標高131m)にある公園。西洋の古城風の展望台があり、360度の眺望は夜景も含めすばらしいものがある(入場無料)。また付近には、松山市考古館・埋蔵文化財センターもある。
- 松山中央公園(坊っちゃんスタジアム・アクアパレットまつやま・愛媛県武道館・松山競輪場ほか)
- 杖ノ淵公園(ていれぎの里) - 南部の郊外にある湧水公園。子どもが遊ぶことができる親水設備あり。
博物館・美術館など
- 愛媛県立図書館
- 愛媛県美術館
- 坂の上の雲ミュージアム
- 道後ぎやまんガラス美術館
- セキ美術館
- 松山市立子規記念博物館
- 愚陀仏庵 - 夏目漱石ゆかりの建物で、部屋の様子が子規記念博物館内に再現されている。
- 伊丹十三記念館
- 子規堂
- ロシア人墓地 - 日露戦争で捕虜となり、松山で客死したロシア人捕虜を葬る。
- ミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)
- エリエール美術館
その他
- 道後温泉本館(近代化産業遺産)
- 松山市総合コミュニティセンター(プラネタリウム・こども館・温水プール・松山市立中央図書館ほか)
- 伊予かすり会館
- 一草庵 - 種田山頭火(俳人)晩年の地。5月1日から3日と11月1日から3日の年2回のみ公開。
- 庚申庵 - 小林一茶と交流のあった栗田樗堂(俳人)の史跡庭園
- 豊島家住宅(重要文化財)
- えひめこどもの城(県営の児童館等)
- ターナー島(四十島:国の登録記念物)
- 道の駅風早の郷風和里 - 道をはさんで海水浴場やスーパー銭湯があり、北条鹿島も眺望できる。
銘菓
百選等
- 松山国際観光温泉文化都市建設法(昭和26年)
- 日本名水百選(昭和60年):杖ノ淵公園
- 日本さくら名所100選(平成元年):城山公園
- 日本の音風景100選(平成8年):道後温泉本館振鷺閣の刻太鼓
- 日本100名城(平成18年):湯築城(80番)・松山城(81番)
- 日本の歴史公園100選(平成18年):城山公園
- 美しい日本の歴史的風土100選(平成19年):松山城・道後温泉
- 「松山のまちをみんなで美しくする条例」(美観条例)が施行されており、全市域で煙草の投げ捨て等が禁止されているほか、違反すれば2万円以下の罰金が科せられる場合がある(即罰金ではなく「度重なる警告を受け」た場合に該当する)。なお、同条例では「国際観光温泉文化都市松山」といった記述がなされている。
- 松山市には松山城が有り、景観保護のための建物高さ制限がある[18]。商業施設ではいよてつ高島屋のくるりんを含めた85(海抜106)メートル、マンションではシティータワー松山の59メートルが最も高い建物であるテンプレート:要出典。
祭事
- 初子祭(1月成人式連休日)
- 椿祭り
- 松山春まつり(道後温泉まつり・お城まつり))[19]。
- 鐘馗祭(7月11・12日)
- 天神祭(7月24・25日)
- 松山港まつり花火大会
- 松山まつり
- お日切りさん(8月23・24日)
- 松山秋まつり(10月5・6・7日)
出身人物
政治家
軍人
教育者
文化・芸術
- 重松鶴之助 - 画家
- 青木琴美 - 漫画家
- 石田波郷 - 俳人
- 伊丹十三 - 映画監督、俳優、エッセイスト
- 伊丹万作 - 映画監督
- いでまゆみ - 漫画家
- 大森彦七 - 新歌舞伎の18番の1つ、鬼婆退治
- 河東碧梧桐 - 俳人
- 黒田義之 - 映画監督
- コンドウアキ - イラストレーター
- 坂井修一 - 歌人、情報科学者
- 敷村良子 - 作家、コピーライター
- 杉作J太郎 - 漫画家、編集者
- 洲之内徹 - 随筆家(松山東高校校歌の作詞者)
- 高須賀由枝 - 漫画家
- 高浜虚子 - 俳人
- 天童荒太 - 作家
- 中村草田男 - 俳人
- 能田達規 - 漫画家
- 伴野朗 - 作家
- 星田三平 - 作家
- 正岡子規 - 俳人
- 栗田樗堂 - 俳人
- 松浦理英子 - 作家
- 森一生 - 映画監督
- 柳瀬正夢 - 洋画家
- 吉村萬壱 - 作家、芥川賞受賞
- 和田ラヂヲ - 漫画家
スポーツ
- 武蔵海豊 - 大相撲力士、藤島部屋所属、最高位幕下6枚目。
- 射水川成吉 - 大相撲力士
- 青野令 - スノーボーダー
- 大城戸功 - 剣道選手(世界選手権個人優勝)
- 大塚裕子 - 新体操
- 沖原佳典 - 元・プロ野球選手(内野手、東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 景浦將 - 元・プロ野球選手(内野手、阪神タイガース)
- 門屋加壽子 - バスケットボール、元・ユニチカ、モントリオールオリンピック代表
- 佐伯美香 - バレーボール、ビーチバレー
- 玉田誠 - オートバイレーサー
- 筒井和也 - プロ野球選手(投手、阪神タイガース所属)
- 土佐礼子 - マラソン北京オリンピック代表(旧・北条市出身)
- 中矢力 - 柔道家(73kg級世界チャンピオン)
- 棟田康幸 - 柔道家(元100kg超級及び無差別世界チャンピオン)
- 南條充寿 - 柔道家(全日本女子ナショナルチーム監督)
- 西本聖 - 元・プロ野球選手(投手、読売ジャイアンツ)
- 西山道隆 - 元・プロ野球選手(投手、福岡ソフトバンクホークス)
- 浜田吉治郎 - アマチュアボクシング選手、東京オリンピック日本代表
- 平高奈菜 - 競艇選手
- 藤本定義 - 元・プロ野球監督(読売ジャイアンツ初代監督)
- 藤原満 - 元・プロ野球選手(内野手、南海ホークス)
- 前野貴徳 - サッカー選手(鹿島アントラーズ)
- 松山英樹 - プロゴルファー
- 水口栄二 -元・ プロ野球選手(内野手、オリックス・バファローズ)
- 村田夏南子 - レスリング選手(55kg級世界ジュニアチャンピオン)
俳優・歌手・タレント
- 青田典子 - タレント 元・C.C.ガールズ
- 大葉健二 - 俳優
- 宇都宮さだし - 歌手
- 加藤いづみ - 歌手
- 金子正次 - 俳優
- 桑田尚樹 - 俳優、モデル
- 友近 - お笑いタレント(吉本興業)
- 日野てる子 - 歌手
- 松澤一之 - 俳優、タレント
- 松山容子 - 女優
- 丸山定夫 - 俳優
- 山口由子 - 歌手
- 武智正剛(スーパーマラドーナ) - お笑いタレント(吉本興業)
- 原田真緒 - グラビアアイドル
- 白濱亜嵐 - GENERATIONS from EXILE TRIBE/EXILE
アナウンサー
- 安部みちこ - NHKアナウンサー
- 首藤奈知子 - NHKアナウンサー
- 田中千佳 - 富山エフエム放送アナウンサー
- 鶴木陽子 - 、元中京テレビ放送アナウンサー
- 藤村真知子 - フリーアナウンサー
- 本田朋子 - フジテレビアナウンサー
- 山岡三子 - 女優、フリーアナウンサー
その他
ゆかりある人物
- 光定 - 伊予国風早郡出身。日本天台宗の祖である最澄に師事。
- 松本山雪 - 松山藩主・松平定行に仕えた御用絵師。馬の絵で知られる。
- 夏目漱石 - 作家(松山中学校に赴任、小説「坊っちゃん」を執筆)
- 種田山頭火 - 俳人(松山を終焉の地に選ぶ)
- 木子七郎 - 建築家(新田長次郎の娘婿)
- 松平定知 - NHKアナウンサー
- 森生まさみ - 漫画家(高校生までは内子町に在住)
- 早坂暁 - 作家(旧・北条市出身)
- 大江健三郎 - 作家(松山東高に在学中、松山市内に下宿していた)
- 高須賀由枝 - 漫画家
- 山本薩夫 - 映画監督
- 伊藤大輔 - 映画監督
- 三橋美智也 - 歌手(秋まつりに欠かせない「神輿音頭」を歌う)
名誉市民
- 柳原極堂(正之) - 俳人。1957年(昭和32年)7月1日選定、慶応3年に温泉郡北京町(現・松山市二番町)で生誕。
- 景浦稚桃(直孝) - 史家。1960年(昭和35年)1月4日選定、1875年(明治8年)に松山市北夷子町で生誕。
- 西村清雄
- 黒田政一 - 松山市長を歴任。
- 久松定武 - 県知事を歴任。
- 宇都宮孝平 - 松山市長を歴任。
- ヘルマン・ファン・ロンパウ - 特別名誉市民[20]。
脚注
関連項目
外部リンク
- 行政
テンプレート:Navbox テンプレート:日本の都道府県庁所在地
テンプレート:日本の中核市- ↑ 2005年国勢調査の結果より、新たに掲載されたもの。
- ↑ 俳句甲子園や俳句王国なども開催されている。
- ↑ のち、運用上は70万人程度となる。なお、制度上は50万人以上とされている。
- ↑ 4.0 4.1 南予地方の喜多郡内子町も含む
- ↑ 愛南町には紫電改展示館がある。
- ↑ 国土交通省・第4回全国幹線旅客純流動データ
- ↑ 7.0 7.1 7.2 平成17年国勢調査結果
- ↑ 世帯の経済構成別一般世帯数、一般世帯人員及び親族人員
- ↑ 9.0 9.1 経済産業省地域経済産業グループ(2008年)『企業立地に頑張る市町村事例集』103頁
- ↑ 松山市ホームページ-富士火災海上保険(株)中央営業事務センターの立地協定書調印式について
- ↑ 松山市に限らず、四国の県庁所在地には必ずある。
- ↑ 『広報まつやま』2011年6月1日号
- ↑ 13.0 13.1 経済産業省(2010)『平成22年工業統計調査結果』
- ↑ 道後温泉街の一角には、「としだうどん」と呼ばれる有名店があったが、後継者がなく廃業し、跡地は現在は小公園になっている。
- ↑ 愛媛県松山市の小劇場・シアターねこのホームページ
- ↑ 松山外環状道路インター線(井門IC〜古川IC)が3月16日(日曜日)に開通します。〜松山市内の渋滞解消に向けた、第一歩が始まります〜 国土交通省 四国地方整備局 松山河川国道事務所 2014年1月23日付
- ↑ テレビ愛媛は真砂町、あいテレビは竹原町、愛媛朝日テレビは和泉北に立地。かつては、南海放送も本社が道後樋又地区にあったので、2006年7月までは、市街地にあるのはNHKのみだった。
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 2011年は、東北地方太平洋沖地震の被害の大きさを考慮して中止となった。
- ↑ テンプレート:Cite news