三津浜駅
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三津浜駅(みつはまえき)は、愛媛県松山市会津町にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である。駅名標のコメントは「坊っちゃんゆかりのターナー島の駅」。
歴史
- 1927年(昭和2年)4月3日 - 予讃線の伊予北条 - 松山間の開業と同時に駅が設置される(当時は温泉郡三津浜町)。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる。
- 1998年(平成10年)頃 - 駅員再配置により再有人駅化。
- 2010年(平成22年)9月1日 - 再無人化[1]。
駅構造
相対式ホーム2面2線(一線スルー)を有する地上駅。本屋側(1番のりば)の線路が通過線(制限速度100km/h)となっている。かつては2面3線の形態でだったが、3番のりばの線路が撤去され現在の構造になっている。
かつての通票閉塞時代の信号扱い所跡等や腕木信号用のケーブル跡などが、典型的な単線区間のローカル駅のたたずまいを残す。
平日の午前中に社員が配備されていたが、2010年に無人駅化された。自動券売機が設置されているほか、駅舎の一部でうどん店が営業している。
利用状況
かつては一部の特急列車が停車していたが、列車の高速化で特急停車駅から外れたので、地元の高校生達が主な利用客である。
駅周辺
テンプレート:See also 松山市三津地区の玄関駅は伊予鉄道三津駅であることから、駅前は閑散としている。当駅から三津駅までは徒歩15分の距離であるが、伊予鉄道によりバスが運行されている。
- セブンスター三津店
- 松山内浜郵便局
- 三津浜港(徒歩30分)
- 愛媛県立松山西中等教育学校(徒歩20分)
- 松山少年鑑別所
隣の駅
かつては一部の特急列車が停車していたが、停車駅整理により原則通過駅となった。
- 四国旅客鉄道
- テンプレート:Color予讃線