スリーエフ
テンプレート:Infobox 株式会社スリーエフ(テンプレート:Lang-en-short)は、神奈川県横浜市中区に本社を置く日本のコンビニエンスストアである。
概説
「スリーエフ」は、スーパーマーケット「Fuji」の株式会社富士スーパー(現・株式会社富士シティオ)が、1979年(昭和54年)8月にコンビニエンス事業としてはじめた。1979年(昭和54年)11月に、神奈川県横浜市磯子区に1号店・栗木店を出店。その後、現在に至るまで南関東1都3県に店舗展開。1981年(昭和56年)2月には、株式会社スリーエフを設立して、分社化した。
2001年(平成13年)3月に、四国でホットスパーを展開していた株式会社サニーマートとエリアフランチャイズ契約を締結。ホットスパーをスリーエフに転換する形で、四国での店舗展開も行っている。株式会社サニーマートのスリーエフ事業は、2005年(平成17年)に株式会社スリーエフ中四国として分社化している。
本部は神奈川県横浜市中区日本大通17番地にあり、かつてはいしだあゆみの『ブルー・ライト・ヨコハマ』を引用しながら「ヨコハマ生まれのコンビニ」と宣伝していた時期があった。現在、CMでもおなじみのキャッチフレーズは「星より明るく、スリーエフ」。
株式会社スリーエフの直営・フランチャイズ展開する店舗は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県。店舗数は、2013年(平成25年)2月末日現在で604店舗(四国地域のエリア・フランチャイズ除く)。エリアフランチャイジーである株式会社スリーエフ中四国の直営・フランチャイズ展開する店舗は、高知県、愛媛県、徳島県(海部郡海陽町の1店舗のみ)にある。
店舗フォーマットは標準型店舗である「スリーエフ」の他、インストア・ファーストフード強化型店舗「gooz(グーツ)」、生鮮食品強化型店舗「q's mart(キューズマート)」の3種類が存在する。
沿革
- 1979年(昭和54年)
- 1981年(昭和56年)
- 2月10日 - 株式会社スリーエフを設立。
- 1982年(昭和57年)
- 1988年(昭和63年)
- 3月 - POS(販売時点情報管理システム)実験開始。
- 1989年(平成元年)
- 1992年(平成4年)
- 8月 - EOB(電子発注システム)導入。
- 1992年(平成4年)
- 4月 - 総店舗数が200店達成。
- 1994年(平成6年)
- 2月 - 総店舗数が300店達成。
- 1995年(平成7年)
- 8月 - 総店舗数が400店達成。
- 1996年(平成8年)
- 3月 - 第一次T-TIMES(経営総合情報システム)本格稼動開始。
- 1997年(平成9年)
- 7月14日 - 日本証券業協会に株式を店頭登録。
- 1998年(平成10年)
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
独自のサービス
- e-TOWER - トヨタ自動車が運営するマルチメディアステーション端末。ファミリーマートの「Famiポート」と同型だが色は赤で、利用できるコンテンツもやや異なる。首都圏の店舗のみ。(2007年2月末をもってサービス終了)
- Suica - 2004年11月30日から日本大通店、神奈川県庁前店、中区山下町店、横浜情報文化センター店、エドモント店(ホテルメトロポリタンエドモント内)の5店舗で利用できるようになった。また、2006年秋には首都圏の全店舗で導入予定だったが大幅に遅れ、2008年2月に導入を完了。チャージはできない(関東地方内のSuicaが利用できるコンビニでは他にセイコーマートのみだったが、2014年1月に対応済)。
- 楽天Edy - 2006年8月1日から四国のスリーエフ全店舗でEdyが利用できる。さらに2010年2月15日から、関東の店舗でも利用可能になり、全店対応した。レジでのチャージもできるが、「Edyチャージャー」設置店舗もある。
- 2009年2月26日から三井住友カードとNTTドコモの共通後払いシステムiDを関東圏のほぼ全てに導入した。
- 銀行ATM
特徴のある店舗
- 東洋英和女学院大学店 - 東洋英和女学院大学 横浜キャンパスの敷地内
- gooz Express - 圏央道狭山PA(内回り)に設置。2008年7月18日開業。上述の「gooz」型店舗。
- Y150未来店 - 2009年に横浜市で開催の開国博Y150・ベイサイドエリア内に設置された、期間限定(4月末~9月末)の店舗。
備考
- 埼玉県でのスリーエフの店舗は県南部に集中しており東松山市以北(県北部)は店舗が全くなく、埼玉県北部以北への出店の予定は無い。
- また、エリアフランチャイザーもスリーエフ中四国のみで、また2011年現在中国地方への出店は行っていないことから、店舗分布としては埼玉県を含む南関東と香川県を除く四国西部という特徴的な分布となっている。
歴代のCM
- 荻野アンナ(1990年代前半)
嘗ては(90年代)、関東地方を中心にCG を用いたCM を長期に渡って放送していた。 そのCM では、「丸々心キラキラ」や現在でも使用している「星より明るいスリーエフ」等といった音楽が流れていた。 (なおこのBGM は今でも店内で流れる。) 最近のcmでは、星より明るいはきえ、ややテンポの速い「スリーエフ」という音声が流れている。
歴代のロゴ
- 初代のロゴは数字の「3」の右斜め下に「F」が3つ並んだものだった。
- 1988年1月にCIを導入して以降は、緑の丸と赤いハート、青い星が並んだ現在のロゴを使用している。
関連会社
- 富士シティオ
- スリーエフ中四国