出没!アド街ック天国
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『出没!アド街ック天国』(しゅつぼつ!アドまちックてんごく)は、テレビ東京系列でテレビ東京とハウフルスが共同制作し、1995年4月15日から毎週土曜日の21:00 - 21:54[1](JST)に放送されている「地域密着系都市型エンターテイメント」の副名称を持つバラエティ番組である。略称は「アド街(あどまち)」。
目次
概要
毎週、さまざまな「街」にスポットを当て、「アド街ック高感度30人委員会」選定の、その街に関する名所・建造物・店舗・名物・特徴・風土・自然・人物などを30位から1位までのランキング形式で紹介する「○○ベスト30」のコーナーを軸に、その街の魅力を多方面の角度から伝える。番組名に用いられる『アド街ック』(Admatic) とは、「ad(advertising:宣伝、広告の意)」と「街」と「ドラマチック」をかけ合わせた造語、かばん語である。
この番組で取り上げられる「街」は、多くの場合は行政区分(市町村)より小さい「エリア」単位で取り上げられるのが基本だが、具体的には関東地方のうち東京都内や横浜・湘南地域など東京周辺の都市の特定エリアがほとんどで、関東でも北関東など東京から約50km以上離れた地域や関東地方以外の「街」が取り上げられることは少ない。仮に取り上げられたとしても観光地の目線で紹介しており、日常目線の関東とは明らかに取り上げ方が異なる(2011年8月20日の放送で取り上げられた小笠原諸島もそのひとつである)。たまに海外の「街」を特集することもある(ハワイ、ソウル、済州島、マカオなど)。
2012年4月現在、放送開始から17年を超えており、テレビ東京で放送が続いているバラエティ番組の中でも『開運!なんでも鑑定団』の18年に次ぐ第2位の長寿番組となっている。2013年3月9日の放送で放送回数が900回を迎えた。2005年に第22回ATP賞の長寿番組賞を受賞している。
2000年代になってからハイビジョン制作となっている。以前はハイビジョン映像はスタジオ映像のみで、取材VTRは一部の回(生放送特番など)以外は4:3SDだったが、2009年1月17日放送の「越谷」からは取材VTRもハイビジョン映像となり、完全ハイビジョン制作となった。また同時にデータ放送も開始された(新聞でのデータ放送の「デ」表記はないが、2009年2月21日と28日に放送された「東向島」と「横浜 弘明寺」の回のみ「デ」表記は存在する(当時、テレビ東京で「デジタルツアー2009」が行われたため))。このデータ放送は主に携帯電話のワンセグ対応番組でもある。さらに、2010年4月10日の「鎌倉山」より地上アナログ放送ではレターボックス放送になった(他の遅れネット局でも遅れ日数に関わらず同年7月5日以降レターボックス放送となった)。
この番組は『大江戸捜査網』から連綿と続く日産自動車提供枠(提供表示は「NISSAN」。2007年5月5日の放送ではSKYLINE名義)であるため、かつてはCMに『世界の恋人』も放送された。番組開始当初から2010年9月までは日産を筆頭に複数社提供となっていたが、2010年10月以降は日産も筆頭から30秒の一般スポンサーに降格した上で、同社を含む複数社提供になっている。これにより日産自動車の関連企業本社や工場がある街の場合、番組内において必ずといっていいほど関係施設が取り上げられている。日産以外の自動車会社に関連する街を取り上げることが少なく、取り上げられる場合でも、他社名をイメージさせる地域や他社運営の関連施設については有名であっても取り上げられない場合がある(日野市内の場合、日野自動車のイメージから一部エリアを「高幡不動」として放送されたが、HONDA系列の遊園地である多摩テック(2009年に閉鎖)は取り上げられなかった。また、「お台場」の回では青海地区にあるパレットタウン内の店舗も取り上げたが、同じパレットタウン内にあるTOYOTAのショールーム「MEGAWEB」は一切取り上げなかった)。街中の看板についても、スポンサーの競合社の看板はぼかしがかかっている。
収録スタジオは当初芝公園スタジオ(現・東京タワースタジオ)で行われ、2000年11月からは一旦、テレビ東京天王洲スタジオに場所を移した。その後、2008年8月下旬から再び東京タワースタジオに戻して収録を行っていたが、東京タワースタジオが2012年9月末で閉鎖されることから同年5月の番組セット変更にあわせて再度、テレビ東京天王洲スタジオに場所を移した。
2013年4月にアシスタントとなる秘書がテレビ東京アナウンサーの須黒清華に交代[2]。
出演者
- 司会(あなたの街の宣伝本部長)
- 番組スタート当初は宣伝部長だったが、現在は宣伝本部長に昇格した。オープニングでは宣伝本部長の「おまっとさんでした」の一言から始まる。
- アシスタント(秘書)
オープニングの上記2人のオープニングのあいさつの形式は、同じハウフルスが手掛ける番組『チューボーですよ!』(TBS系)の初期の形式をそのまま踏襲したものである。
- レギュラーパネラー
- 「街に詳しい」コメンテーター
- 山田五郎(1998年4月 - 、オープニングの字幕では「街に詳しい 山田五郎」と紹介)
- 準レギュラー
- なぎら健壱(東京・下町地区の時はほとんど出ている)
- 土田晃之(埼玉県・東京23区の北東地区のときはほとんど出演しており、本人も出演オファーが多いと番組内で発言)
- うつみ宮土理(宣伝本部長夫人。特番時に出演が多い)
- ゲスト
- ゲストには、その回で紹介する街の出身者あるいは居住経験があるなど、その街にゆかりがあるタレントが呼ばれる。しかし、出演が決まってから初めてその街を訪れたゲストや、仕事で短時間滞在しただけのゲストが登場する場合もある。
過去の出演者
- アシスタント(秘書)
- 八塩圭子(当時テレビ東京アナウンサー、1995年4月 - 2003年3月)
- オープニングでは、何かをやってから「八塩圭子です」の一言があった。錦糸町を取り上げた回では八塩のローアングルから入り、「ローアングル錦糸(禁止)町!八塩圭子です」と挨拶している(ローアングルにし辛いセットになってからの「錦糸町」の回では見かけない)。
- 峰司会のテレビ東京の深夜番組『しもじま』にゲスト出演した時には、峰から「愛川欽也さんにこれだけは言いたいこととは?」という質問に対して「VTR中に手を握るの禁止」と答え、峰が「愛川さん若返ろうとしてるんだよ」とフォローしたが「手を握るだけでなく肩や腰に手を回してくることもある」と答えた。なお、八塩はテレビ東京を退社するまでアシスタントを務めた。
- オープニングでは、何かをやってから「大江麻理子です」の一言がある。この「何か」には特定のものは当てはまらない。モノマネやダジャレであったり、ダジャレを融合させた歌だったり、近況報告だったりと、特に定形はない。大江はときどき一発芸を披露し、微妙な空気を(大江が)感じた時は照れくさそうに下をうつむいてあいさつする(まれに「当たり」のときもある)。また、取り上げる街によってはそのイメージに合わせた特定の衣装(秋葉原=メイド、羽田=客室乗務員など)で出演する場合もある。なお、このあいさつの形式は前アシスタントの八塩圭子時代から引き継がれている。
- 2013年4月の人事異動で約1年間ニューヨーク支局へ赴任することが決まったため、同年3月30日のレギュラー放送(横浜 中華街編)を最後に当番組を卒業[3]。同日の放送では、中華街のランキングを紹介した後に、上記の挨拶・衣装などを振り返る趣旨で卒業記念映像が流れた。
- レギュラーパネラー
- 越川大介(薬丸と交代で降板)
- 番組の途中で「越川印のCM」(後述)を制作していた。
- 「街に詳しい」コメンテーター
- 泉麻人(1995年4月 - 1998年3月)
- 降板後もゲストとして登場することがある。800回SPにも出演した。
主なコーナー
この番組では、一つの街について取り上げられ、コーナー名にその回の地名が取り入れられている。ここでは便宜上「○○」と表記する。それぞれのコーナーで使用されるBGMはほとんど変わっていない。
現在のコーナー
- ○○BEST30(20)
- 本番組のメインコーナーで、このコーナーを中心に番組は進行する(詳細上述)。
- 放送初期は「○○ベスト10」であり、前半と後半に分けた上で、後述のさまざまなコーナーを放送し、終了時に「○○達人への基本」のナレーションが挿入された。スペシャルの際はベスト50や100などになる。通常のベスト30のときは出囃子が各順位のすべてにおいて栓抜で栓を抜くような音である(10ランク毎に音を変えている)が、30以上のランクがあるときは音がタンバリンを叩いた音などに変わる。
- 芝公園スタジオ→テレビ東京天王洲スタジオ時代はベスト30の場所がスタジオにも掲出されたが、東京タワースタジオになってからはそれが掲出されなくなり、テーマのみに差し替えられている。
- 2008年1月19日放送の「通の神楽坂」の回では神楽坂在住の峰も選定に参加したため、「アド街ック高感度30+1人委員会」選定となった。
- 1位・11位・21位がオレンジ、2位・12位・22位が青と言う具合に基本的10種類の色を規則的に使用していたが、2013年6月15日放送分の「茅場町」以降1位 - 10位が金色、11位 - 20位が銀色、21位 - 30位が銅色と3色のみでまとめられるようになった。
- 2013年2月9日放送の奥飛騨温泉郷の回からはBEST20の回もある。
- ○○ストリート
- メインストリートと両脇に並ぶ店を早回しで紹介する。小さな街の時は放送されない週もある。大型施設がある街の場合、その内部を同様の形式で紹介する場合がある。テーマにより車か徒歩で映像を流す。
- 2005年10月半ばまではよくこのコーナーを放送していたが、現在は過去放送した街の場合は紹介されず、不定期で放送されている。
- ○○コレクション
- その街を歩く女性(年齢は問わない。子連れの女性の場合もある)や大型商業施設の女性店員、ロケーションに参加したモデルなどが1人0.5秒(15フレーム、最後の60カット目は1秒、30フレーム)ずつ次々と登場し、60種類のファッションを紹介する。タイトルは「西暦 ○○コレクションと季節(季節の変わり目の時には「SUMMER & AUTUMN」などと表記)」。「60人」ではなく「60種類」なのは同一人物がいたからで、登場する女性は60人ちょうどではなく57 - 59人である。BGMにはパティ・オースティンの『Kiss』という曲のワンコーラスが用いられるが、1990年代は頻繁に曲を変えて用いていた。
- 放送回によっては、特定のファッションビルやデパート店員だけの時や平均年齢が著しく高いとき、若い女性→お年寄りの女性がグラデーションのように登場するときもあり、その題材によっては60種類ではないとき(例えば30人とか。1人あたりの秒数が長くなる)も場合もある。
- 画面構成は、画面右側に地名などの名前が半透明で表示される。左側は基本的に空欄だが、女性店員のうちデパートやアパレルショップの店員などの場合は左下に店のロゴ、大学生だけの登場の場合は同じく左下に校名や校章(複数の大学の学生が登場の場合)、クラブ名(特定の大学の学生に絞って登場の場合。主に体育会系のクラブ)が表示される時もある。ただし、一般人と学生が混じって登場の場合、あるいは施設全体の女性(例えば案内係など)はこの限りではない時もある。
- まれにタレントや著名人が1人混じっている場合もあり、過去には深田恭子や渡辺美奈代、八塩圭子アナ、小久保利恵(2006年度ミス日本グランプリ)、日本テレビの女子アナらが出ている。渡辺はたまたま取材先の店にいたところを、深田も取材先の七里ヶ浜でドラマ『Fighting Girl』(フジテレビ、2001年)の収録と鉢合わせしたらしく、ベスト30の中にも少しだけ登場していた。小久保は2007年2月10日放送の「厚木・七沢温泉郷」の回に登場し、コレクションの他、ベスト30にも登場した(16位「2006年度ミス日本グランプリ」)。深田以外はいずれも60番目での登場である(深田は58番目での登場)。「通の神楽坂」の回では、60番目に峰の娘が、自宅の前で撮影されたものが放送され、峰が「うちの娘だ」と反応した。
- 「新宿二丁目」を扱った回では、あくまで「新宿二丁目に遊びに来た女の子60人」ということになっていた。八塩も大江もコレクションに入る際はこの点を強調していたものの、「可愛いニューハーフやゲイを1人か2人混ぜているのでは?」という噂が根強かった。しかし、2007年12月8日の放送で「'07 二丁目に遊びに来た娘コレクションwinter(ゲイが2名います)」と公式にかわいいゲイを2人入れて発表した。
- 東京ディズニーリゾート関連施設を扱った回では、60番目をミニーマウスに固定させている。
- 現在ではベスト5の発表の前に放送されるが、以前はベスト10前などで発表されるなどあまり固定されず、週によってまちまちだった。また、ベスト30の上位のランクで大型商業施設などを取り上げると、ついでとばかりにそこで放送されることもある。
- スペシャルの時は基本的に放送されない。
- 2010年8月14日放送の「買い物に行きたい銀座」の回では、銀座で買った物を紹介する「銀座 買い物コレクション」が放送された(放送されたのは21品)。
- ○○物語
- 街の名前の云われや昔話のコーナー。主に初めて特集される回に登場する。2回目以降は放送しないか、角度を変えて取り上げる。
- 2008年11月29日放送の「新宿西口」の回では新宿西口出身の玉袋筋太郎がゲストとして登場し、「玉袋筋太郎 新宿西口物語」として玉袋の幼少時代から少年時代までの様子が紹介された。
- 2010年6月5日放送の「鳥越」の回では、かつて鳥越にあったメッキ工場に荷物を届けていた大橋巨泉がゲストとして登場し、「大橋少年物語」として巨泉の幼少時代から芸能界入りまでの様子が紹介された。
- 2013年4月6日放送の「後楽園」の回では、須黒清華が3代目秘書として登場した回もあって、「須黒清華物語」を紹介された。
- 薬丸印の新名物
- レギュラーの薬丸裕英がちょっとこじつけの強い街の新商品を紹介し、星5つならぬ“薬丸印5つ”で評価される(1ポイント毎の表示で「ポン」の音を打ち、0.5ポイントの場合は鐘1音が入る。5ポイント満点の場合は鐘の連打が入るが、5ポイント満点が出るケースはごくまれであり、滅多に見られない)。薬丸がお休みの時は「なぎら印の新名物」の放送もある。特番で八塩アナの「八塩印の新名物」コーナーが一度だけあった。商品紹介の際に流れるBGMは、紹介前半がスタートレック映画シリーズ7作目のジェネレーションズのメインテーマで、後半の盆踊り調のBGMは、ハナ肇とクレージーキャッツの『馬鹿は死んでも直らない』の冒頭部分である。また、『タモリのボキャブラ天国』でおなじみだったボキャブラな言葉も表示される。
- 2012年11月17日放送分までは毎週放送されていたが、翌週から「薬丸印の新名曲」が開始している。ただ、コーナー自体は終了しておらず、「薬丸印の新名曲」と事実上の週替り(概ね月1回のペース)で現在も継続している。
- 薬丸印の新名曲
- 2012年11月24日放送分から「薬丸印の新名物」と並行して放送される不定期コーナー(月1 - 2回放送)としてスタート。地元のご当地ソングを紹介する。
- アド街写真館
- ベスト30で出演した人々のモノクロ記念写真で、2004年春にスタートした。放送されない週もある。一瞬流れるBGMはチャップリンの映画『ライムライト』で流れる『テリーのテーマ』である。なお、記念写真は紹介された店舗などに掲示される場合がある。
過去のコーナー
- 街のコマーシャル制作のコーナー
- すべてのコーナーが終了した後にスタジオ出演者全員でこの番組の目的である街のオリジナル宣伝CMを制作した。もともと番組の趣旨はこれであり、番組タイトルの「アド」(advertisement)は広告(CM)を作ることに由来している。キャッチコピー・映像・音楽などのプランを出し合い、番組のエンディングにて完成したCMを発表する。スタジオゲスト出演者の中の1人がCMに出演することもあった。CMが始まる際の3・2・1の場面はアシスタント交代時に変更され、かつてはこのCMを作ることが番組本来の目的だった。しかし、かつて特集した街を再び紹介する場合が多くなったため、2005年10月をもってこのコーナーは終了後、2006年12月16日の放送ではこのコーナーをベースとした日産・セレナのCMが放映されている。
- なお、同じテレビ東京系の『おはスタ』ではこの番組をまねた小学校を紹介する「アドスクール天国」というコーナーが金曜日に放送されており、ベスト3を紹介するが、本家ではもう見られなくなった「こんなCMができあがりました」が当時と同じ流れで放送されている。また、「○○コレクション」というコーナーも存在している。
- ○○百科事典
- 番組放送初期にあったコーナー。ランキングがベスト30ではなくベスト10形式であったため、より詳しい街の情報を一言のキャッチフレーズと共に紹介していた。
- その後、1995年9月から八塩アナの「この街の通になるためのページを開いてみましょう」という言葉をきっかけに「TO BE EXPERT 通になるために」が開始された(1997年3月で終了)。
- ○○の気持ち
- 代わり身の上話風に、様々なキャラクターの気持ちをナレーターが読み上げる(例として、さぬきうどん、SLパレオエクスプレスなど)。
- 越川印のCM
- 越川大介がレギュラー時代に行われていたコーナーで、現在の「薬丸印の新名物」と同じくボキャブラ言葉を使用していた。
- 看板しりとり
- 取り上げる街に住んでいる人1人が制限時間内に街中の看板でしりとりを行った。1996年頃に放送されていた。
- Men's Collection この街の美少年
- 2000年頃に「○○コレクション」コーナーの亜流として放送していた。毎週取り上げる街にゆかりのあるイケメンの若者1人にスポットを当てていた。最後は必ずスタッフが用意したクサイセリフと女性観客の歓声の効果音でしめており、パネラー陣の中で物議を醸した。しかし、なかなか出演してくれる人が見つけ辛いということもあり、短期間で終了した。
- なお、このコーナーには中村七之助が登場したこともあったが、その回のゲストだった尾上辰之助が「七之助だけ出しちゃ兄貴の立場がないじゃん」とコメントしていた。
- 入中(いりちゅう)
- 2週間後頃に放送予定の場所より中継を行う(出演者はいない)。ときにはストリップ会場からなどさまざまだった。基本的にはハウフルスのディレクターのネタ発表会と言える。コーナーの最後に「(「○○」)撮影快調!近日放送予定!!」のテロップを出した。長年続いたが、2002年2月半ばから入中クイズへと変化し、2週間後頃に放送予定の街から中継を行いその場所を当てたもので、当てた出演者はその地に馴染んだ商品を獲得できた。
- 2005年10月からはエンディングで入中風の撮影映像がスタッフロールと共に流れており、「只今 撮影中」「取材快調」のテロップを出していたが、2008年12月から「次回は『○○』です」のテロップに変更された。
- 選曲の3曲
- ベスト30のランキング映像で使用した楽曲(ソウル・ミュージックが中心)の音源を毎回3曲紹介した。レコード・CDの品番まで紹介するなど凝った造りだった。また、1曲毎にランクインされた10か所の紹介と地図も表示された。1999年頃にスタートし、2005年10月半ばで終了した。
- 2004年7月にはこのコーナー発のコンピCDが2枚同時リリースされた。
- 今週もおじゃ街ます
- 2002年4月 - 9月に放送されたコーナーで、街にいる一人のロングインタビューなどが取り上げられた。その後不定期で紹介された時があった。
- わたしのBEST3
- 2002年10月26日の西新井 - 2003年春頃に放送されたコーナーで、街に長く住んでいる人が自分しか知らない街の穴場スポットを取り上げるコーナーだった。散髪屋がランキングに入ることが多かった。
- 現在でもその街ゆかりの著名人などがランキング作成者になり、極稀に復活する。
- “あしたのジョー”ほう
- 「ベスト30」でランクインされた店舗(飲食店を含む)の協力が得られた時に、「明日(放送日の翌日は日曜日)、「アド街を見た!」と言って、(商品名)をお買い上げのお客様先着○名に△△円(金額)にて提供させて頂きます」などといった特典を視聴者に与えるコーナー。たまに商品名を指定せず買い物金額の設定や、特典も値引きではなく景品を提供するなど、特典はさまざまである。タイトルは『あしたのジョー』とのダジャレで、ナレーター(武田広)の決めゼリフは「行くべし」または「買うべし」。店舗によっては明日以外に行われるときもある。
- 2008年までは毎週必ず1店以上情報があったが、2009年は「越谷」の回でイオンレイクタウンの特売情報が出ていた程度であった。
その他
- 同時ネットされるテレビ東京系列各局と系列外の岐阜放送・テレビ和歌山を除き、遅れネットの局では、放送日の時点ですでに店舗によっては特典(主に放送日翌日に限定したもの)が終了していることがあるため、「この番組は20××年○月○日に関東地方で放送したものです」のスーパーがテレビ東京出しで表示される(放送素材にあらかじめ挿入されている。他のテレビ東京系列の一部番組(主にバラエティ番組)でも遅れネットの場合はこのスーパーが表示されるが、状況により遅れネットの番組送出局側でも断りのスーパーが挿入される場合もある)。
東京周辺以外で取り上げられた地域
北海道地方
東北地方
- 青森県
- 岩手県
- 宮城県
- 福島県
北関東地方
北関東の場合、一部の例外を除き、「県名+取り上げる地域」をサブタイトルにしている。
- 茨城県
- 栃木県
- 群馬県
東京都(島しょ部)
中部地方
- 新潟県
- 石川県
- 山梨県
- 長野県
- 岐阜県
- 静岡県
- 愛知県
- 三重県
近畿地方
- 大阪府
- 京都府
- 奈良県
- 兵庫県
中国地方
- 広島県
- 岡山県
- 島根県
四国地方
- 香川県
- 愛媛県
九州地方
- 福岡県
- 長崎県
- 大分県
- 熊本県
- 宮崎県
- 鹿児島県
- 沖縄県
その他
スタッフ
- ナレーター:武田広、津野まさい
- 構成:浜田悠・海老克哉(レギュラー)、杉山文三枝・山屋美晴・服部真由子・八木たかお・東郷奈穂子(週替り)
- 技術:ニユーテレス
- SW:河西純(以前はカメラ担当)
- カメラ:小出豊
- 音声:海老澤俊彦
- 調整:水野博道
- 照明:長治憲明(テレビ東京アート)
- 美術:高津光一郎・道勧英樹(アート・フォー)
- 収録スタジオ:テレビ東京天王洲スタジオ、テクノマックス(合併前はアクトと表記)
- ロケ技術:長田洋平・平山義典(ヌーベルバーグ)
- 編集・MA(マルチオーディオ):坂口信彦・黒羽靖志(ザ・チューブ)
- 音効:柳原英博・明田悠依(佳夢音)
- TK(タイムキーパー):丸山和子(ジャム・オフィス)
- スタイリスト:MINNIE
- タイトルデザイン:井上嗣也&BEANS
- 番組宣伝:鈴木紀子(テレビ東京)
- 監修:菅原正豊
- AP(アシスタントプロデューサー):河村圭子
- ディレクター:高村建一郎、森大介、林洋介、岡田至功、山泉健、山元豊洋、筏津英一、高橋亮、村松敬祐(すべて週替わりで担当)
- 演出:山崎徹、堀江昭子
- プロデューサー:菅原茂友・津田誠・増田君儀(共にハウフルス)、林祐輔(テレビ東京)
- 協力:昭文社
- 製作:テレビ東京、ハウフルス
過去のスタッフ
- 構成:大辻民樹、小林哲也
- SW:島本健司
- カメラ:秋山勇人
- 調整:宮本学、田畑司、土井理沙
- 照明:須田道雄(クリア)、瀬戸五郎(テレビ東京アート)
- 美術:立原英生(ジーケン・アート)、林健一
- 収録スタジオ:東京タワースタジオ
- 番組宣伝:丸田晋・里見有紀恵・長江瑠奈・宮本聖子(テレビ東京)
- ディレクター:小林正純、古畑雅之、永田暁児など
- プロデューサー:小川治・深谷守(テレビ東京)
備考
生放送
- 2006年2月11日の「表参道」の回では大江麻理子のリポートによる番組初の生中継を挿入した(表参道ヒルズがこの日にオープンしたため)。また、2009年8月29日の「高円寺」の回でも大江のリポートで高円寺阿波踊りの会場から生中継を挿入した。なお、この2つの回で生中継なのは土曜 21:00から放送している局のみで、それ以外のネット局は当然「録画」となる。生中継が挿入される場合、オープニング前と終了約10分前に生中継場所から生中継される。
- 2006年12月16日の「旬の温泉BEST30」(2時間スペシャル)は群馬県の四万温泉内の旅館から番組初の完全生放送となった。今回も土曜21時から放送している局のみが生放送の対象となった。放送当時は携帯電話などで視聴者へクイズを出題し、番組スポンサーの日産自動車のミニバン、セレナ・ハイウェイスターなどをプレゼントした。
- テレビ東京系列の地上デジタル放送のリモコンキーID"7"(テレビ愛知は10)に因み「テレビ東京ネットワーク 七夕祭り」と定めた2007年7月7日は19:00(夜7時)から「懐かし風景が残る街BEST77」と題して3時間にわたって生放送された。同時ネット局はTXN6局(全時間帯スポンサードネット)とテレビ和歌山(IDは5)の計7局で、番組開始以来初めて取材VTRも含めた完全ハイビジョン制作(通常の場合取材VTRは4:3SD撮影)だった。当日は電話などで視聴者へクイズを出題し、番組スポンサーのNISSANとのコラボレーションで特注の七夕模様の入ったアドマーチや番組で紹介した地域ゆかりの品、宿泊券などをプレゼントした。なお、クイズの応募にはテレドームを使用していたが、番組スポンサーに当時PHS事業者のウィルコムが入っていたため、PHSの場合に限りEメールでの送信も可能だった。
- 2008年7月12日は「全国おいしい駅弁の街BEST50」として前年と同じく3時間の生放送を行った。同時ネット局はTXN6局のみ(全時間帯スポンサードネット。独立UHF局は全局同時ネットせずテレビショッピングなど別番組に差し替え)。こちらも取材VTRも含めた完全ハイビジョン制作だった。データ放送では「アド街ビンゴ!!」と題してビンゴカードの数字を都道府県名に置き換えたビンゴカード(A〜Gの中から選択)が表示され、ランクインした都道府県が出てくるたびに自動的にカードの穴が空けられる仕組みとなっていた。
取り上げたエリアに関して
- この番組はテレビ東京が制作しているにも関わらず、同局以外の在京キー局についても積極的に取り上げている。
- 日本テレビ
- 過去に「番町」を取り上げた際、対象エリアが当時の日本テレビの地元(現在同局の本社機能は汐留に移転したが、スタジオは麹町にも残っている(日テレ麹町ビル))であったことから、「○○コレクション」のコーナーでは同局の女性社員が次々登場し、女性アナウンサーも数名程度登場するという異例の試みがなされた。60人目は当時峰と『峰竜太のホンの昼メシ前」で共演していた河本香織(当時アナウンサー、現在はPR局宣伝部所属)で、「峰さーん」とエールを送っていた。また、「新橋」が取り上げられた際も同局の『ラジかるッ』の出演者がスタジオゲストで登場している。
- 2004年2月7日に「汐留」を取り上げた際には、同局の社屋が電通と共同通信社とひとまとめにされ「メディア基地」として、日本テレビのチャンネル番号と同じ4位にランキングされた。同局の汐留完全移転直前放送でもあった。
- TBS
- 「赤坂」を取り上げた際に、1位になり、「ランドマークです」と紹介された。
- フジテレビ
- ただし、2009年12月12日放送分の「浜松町」の回では、元文化放送アナウンサーで現在も同局の番組を担当している吉田照美をゲストに迎えたものの、同地に所在する文化放送がランキングに入ることはなかった。これは愛川が文化放送で担当していた『キンキンのサンデー・ラジオ』を打ち切ったことに対する配慮とされている。
- 日本テレビ
- 特定の施設に絞って放送する例は、「東京ディズニーリゾート」「東京ミッドタウン」などがある程度である。
- 過去に高松を取り上げたことがあったが、周辺の町(琴平・綾南・満濃)も登場していたため2度目(2006年9月23日放送分)はあらかじめ広範囲設定で「讃岐・高松」として紹介、軽井沢も1度取り上げられた後に再び「冬の軽井沢」(2006年2月18日)として紹介された(関東圏以外の街で2度取り上げることは数少ない)。
- 2007年10月27日放送の回は「大宮」であったが、2位までの紹介を数秒ずつで端折り、1位の鉄道博物館(放送約2週前の14日にオープンしたばかり)に放送の半分以上の時間を割いた。しかも2位までの内容も無理矢理鉄道に絡ませるようにしていたため(例:16位の大宮競輪場の選手のスピードを新幹線に例えるなど)、実質的に「鉄道博物館特集」と言える構成である。実際、ゲストも「これでは大宮というより鉄博特集だ」というコメントがあり、とりわけ大宮育ちの土田晃之は「氷川神社(の思い出話?)でもっと語りたかった」「市民の暴動起きますよ」などと明らかに内容に対して不満である発言をしており、番組後半の鉄博部分は完全に不機嫌であった。具体的な対象エリアを「大宮駅半径3キロ以内」としていたため、旧与野市にあるイオン与野ショッピングセンター(現:イオンモール与野)も15位で登場している一方、旧大宮市である指扇駅や東大宮駅周辺が範囲に入らない状態となっていた。番組公式ホームページの「アド街掲示板」においても他の回と比較して賛否両論(ほとんどが土田への同情論)が多い回となった。
- 同年2月3日放送分も対象エリアを武蔵村山としたものの、実際のところ半分以上が当時オープンして間もなかったダイヤモンドシティ・ミュー(現:イオンモールむさし村山、日産自動車村山工場跡地)の情報だった。
- 前述の通り、銀座や浅草などは取り上げられる機会が多く、浅草だけでも「浅草六区」「浅草千束」「浅草寺」「浅草花川戸」「浅草合羽橋」など細かな区分けで放送されている。2001年から2002年にかけては、銀座や浅草全体のベスト30として「The銀座」(ザぎんざ)や「The浅草」(ズィあさくさ)を放送したこともある。
- 2006年には、浅草をはじめとした下町(谷根千、上野など)を取り上げた書籍『出没!アド街ック天国 東京下町歩き』が発売されたこともある。
番組のパロディ
- 制作局のテレビ東京及び同系列局でのパロディ
- 『おとぎ銃士 赤ずきん』の第2話では「出張!ドラ町ック全国」という題で、大江麻理子アナウンサーがモデルのキャラ「大江戸麻理子」なるアナウンサーが登場している。
- 『ケロロ軍曹』の第152話では、「出没!アド星ック天国」という題で、VTR構成や番組の内容・セット・ナレーションなどが、本家そのままの形で使われるという大掛かりなパロディを展開し、1話分そっくりそのままこの番組のパロディとして放送された。
- 朝の生番組『おはスタ』第2部のスーパーライブ金曜日(担当:南海キャンディーズ)の「アドスクール天国」では、この番組を真似たパロディを放送しており、我が小学校のベスト3を放送している。「○○小コレクション」を放送した後、本家アド街ではやらなくなった「こんなCMができあがりました」と○○小のCMを放送している。コーナーのBGMも一緒である。
- 『ポケモン☆サンデー』(2009年9月27日放送分)では「ポケ街ック天国」というパロディが放送された。『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』のコガネシティをコレクション風にランキング形式で紹介するという内容。
- 『嬢王3 〜Special Edition〜』の第5話で、「六本木・シーサイドコレクション」として、キャバクラ・シーサイドのキャバクラ嬢達のコスプレなどを紹介。
- 他系列局での「○○コレクション」のパロディ
- 八塩がフリーになった後にレギュラーを務めるフジテレビ系列の情報番組『めざましどようび』とTBSの『イブニングワイド』(現在は終了)で、同コレクションのパロディを放送したことがあった。
- フジテレビ系列の『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』(現在は終了)で、同コレクションのパロディが何度か放送された。
- 2009年5月にフジテレビ系列で放送された『ジャンクSPORTS』で、浜田雅功を起用した同コレクションのパロディがタイトル・曲込みで放送された。レギュラー放送最終回の2010年3月21日にも「浜田雅功Best5」を本家とそっくりな画面で紹介し、「浜田雅功コレクション」も放送された。
- 2009年12月30日夜から31日朝にかけてNHK総合テレビで放送された『紅白歌合戦 A to Z』では、「紅白歌合戦 A to Z コレクション」と題して、「紅白カウントダウン」ブログパーツに載せていた水樹奈々のファッション計60種類を紹介した。
- 2011年5月2日にNHK総合テレビで放送されたひるブラ「山手の丘の洋館ストリート〜神奈川県横浜市〜」の中で「○○コレクション」のパロディが本家番組のBGMも使用して放送された(詳細は不明)。この日、東京のスタジオゲストが本家番組にレギュラー出演している峰だったため、「どこかで聞いたことがあるような...」と発言しているが、感謝する表情も見られた。その後、同年7月19日にも大阪天神橋商店街からの中継でパロディ版である「天神橋辛いものコレクション」としてメニュー・店の写真・店員の写真が紹介された(このときの東京のスタジオゲストも峰が出演していた)。
- TBSで放送されていた『女神サーチ』は番組の様式がアド街に準じていた。
- 日本テレビ系列の番組で放送
- 2009年2月21日、『ズームイン!!サタデー』のコーナー「ジャスト日本」の「原宿 最新ファッションのすべて」という企画で「'09原宿コレクション」として、原宿の女の子達のロリータ系ファッションを紹介。それ以降も2009年5月30日、2010年5月15日、2010年11月13日、2011年5月21日(66組)、2012年4月28日、2013年1月19日にも「'XX原宿コレクション」(XXは年数)を紹介。
- 2010年9月27日に日本テレビで放送された『未確認文化発見バラエティー 激撮!世界カルチャーSCOOP』では、ケニアの33人の妻を持つ男性を紹介した時、「AKUKU's wives コレクション」と題して年齢の大きい順(89歳〜32歳)に33人を紹介した。
- 2011年5月22日、『シューイチ』の「とれナビ」のコーナーで、「プードル クリッピング・コレクション」として、髪の毛などをアレンジしたプードルを紹介(30組)。
- 2011年8月3日、『ZIP!』の「SHOWBIZ TIME」のコーナーで、「FUJI ROCKコレクション」として、FUJI ROCKを見に来ていた女性のファッションを紹介(40組)。 2012年11月30日、同番組の「NEWS UPDATE」のコーナーで、「2012ブラジルサッカーコレクションinサンパウロ」として、サンパウロにいる一般人のサッカーをする姿を紹介(4組)。
- 2011年12月20日、『ヒルナンデス!』で、「'11カルピス美女コレクション」として、カルピスの美女社員を紹介。
- 2014年7月20日、『シューイチ』にて、「D-BOYSコレクション」として、メンバー全員を紹介した。
- 関西テレビ放送制作、フジテレビ系列で放送(関西テレビで2011年3月5日放送、他の地域の放送日時は異なる)された『芸能人もハマる!? 趣味初体験 シュミ★レーション』の「新宿二丁目芸能人が初心者に語る」で、「'11新宿二丁目コレクション」として新宿二丁目の人たちのファッションを紹介(24組)。
- TBS系列で2012年12月1日放送された『ニッポンが分かる!急上昇ワード』では「塩系男子コレクション」が紹介。
- 他系列局でのその他のパロディ
- 日本テレビの情報番組『ラジかるッ』では、毎週金曜日にタカアンドトシが「あの町この町ランキング」というコーナーを放送していた(このコーナーは、本家の愛川の妻のうつみも認めている)。同じ日本テレビではかつて『メレンゲの気持ち』の中で「メレンゲ裏街ック天国」というコーナーがあった。
- TBS系列の『サンデー・ジャポン』でも、「アドじゃぽック天国」というパロディが放送された。
- 文化放送の『レコメン!』(月曜日)でもK太郎がメインパーソナリティを務めていた2012年3月まで「突撃!アド街ックK太郎」というパロディが放送されていた。BGMは本家の「薬丸印の新名物」の紹介前半と同じくスタートレック映画シリーズ7作目のジェネレーションズのメインテーマが使用されていた。
- 日本テレビの情報番組『ZIP!』のコーナー「なりきりDANCEシアターグレート」で冒頭に桝太一が「おまっとさんでした」と言う。
その他
- この番組はプライムタイムに放送されているにもかかわらず、女性の入浴シーンはタオル巻きやモザイクがあまりなく、お尻を出すことが多い。かつては乳首までもがそのまま放送されていた。
- 選曲の3曲で紹介されているCD以外にも、番組では紹介した街をまとめた本やCD-ROMが発売されている。
- ゴールデンウイークが終わる曜日が日曜日の場合に「明日行きたい街SP」が恒例のように取り上げられている(かつては8月にもあった。ただし、2008年は火曜日までゴールデンウィークがあるためなかった)。
- 2014年現在この番組は地上波でしか放送されておらず、BSジャパンでは放送はされていない。ただし、同局でも2000年12月の開局から数か月間放送されていた時期がある。
- 横浜市内に所在する放送ライブラリーでは、神奈川県および横浜市内を取り上げた内容を中心に、過去に放送された41回分を視聴することができる。
- テレビ東京では「世界卓球」を中継しているため、これに伴う影響が発生することがある。
- 2008年4月12日に放送された「春の鎌倉」は、当初同年3月1日に放送される予定だったが、「世界卓球2008」中継のため延期していた。
- 2010年7月10日に放送された「横浜石川町」は、当初同年5月29日に放送される予定だったが、「世界卓球2010」中継の延長により延期していた。当初の予定通り、翌週の6月5日は当時鳥越祭が開催されていた「鳥越」を、12日は当時葛飾菖蒲まつりが開催されていた「葛飾水元公園」と順次放送した。
- 2014年5月3日に放送予定であった「茨城笠間」は、当初予定から実に160分遅れとなる5月3日 23:40 - 5月4日 0:34までという異例の放送時間となった。これは「世界卓球2014」で、女子準々決勝(日本対オランダ)が第5試合(最終試合)の更にフルセットまでもつれる展開となり、大幅に放送時間を延長したことによるものである。『美の巨人たち』など、大半の番組が番組休止したが、当番組は休止にはしなかった。なお、放送当時は笠間市内で「陶炎祭」(笠間焼の陶器市で、5月5日まで開催)、「笠間のつつじまつり」、笠間稲荷神社の藤の見頃など、笠間市の観光シーズンであった。
- 回によってはスタジオ収録を行わず、愛川・大江が現地を散策することもある。上記「春の鎌倉」などが該当する。
- 2011年3月19日放送の『祝800回記念!あの時のあの街BEST30』で放送800回を迎えるはずであったが、前週の3月12日に放送予定であった『山谷 泪橋』が東日本大震災による報道特別番組を放送したため4月9日に延期され、実際には3月26日に放送した『芝 増上寺』が800回目の放送となった。
ネット局と放送時間
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京(TX) | テレビ東京系列 | 土曜 21:00 - 21:54 | 制作局 | |
北海道 | テレビ北海道(TVh) | 同時ネット | |||
愛知県 | テレビ愛知(TVA) | ||||
大阪府 | テレビ大阪(TVO) | ||||
岡山県・香川県 | テレビせとうち(TSC) | ||||
福岡県 | TVQ九州放送(TVQ) | ||||
岐阜県 | 岐阜放送(GBS) | 独立局 | |||
滋賀県 | びわ湖放送(BBC) | ||||
和歌山県 | テレビ和歌山(WTV) | ||||
青森県 | 青森テレビ(ATV) | TBS系列 | 不定期放送 | ||
岩手県 | IBC岩手放送(IBC) | 木曜 15:50 - 16:44 | 236日遅れ | ||
宮城県 | 東北放送(TBC) | 不定期放送 | |||
秋田県 | 秋田放送(ABS) | 日本テレビ系列 | 日曜 15:00 - 15:55 | 22日遅れ | |
福島県 | 福島放送(KFB) | テレビ朝日系列 | 土曜 12:00 - 12:54 | 35日遅れ | |
新潟県 | 新潟総合テレビ(NST) | フジテレビ系列 | 金曜 25:30 - 26:25 | 27日遅れ | |
長野県 | 長野朝日放送(abn) | テレビ朝日系列 | 不定期放送 | ||
静岡県 | 静岡放送(SBS) | TBS系列 | 土曜 12:10 - 13:05 | 70日遅れ | |
富山県 | チューリップテレビ(TUT) | 金曜 13:55 - 14:51 | 76日遅れ | ||
石川県 | 北陸放送(MRO) | 土曜 16:00 - 16:54 | 35日遅れ | ||
奈良県 | 奈良テレビ(TVN) | 独立局 | 土曜 21:00 - 21:54 | 7日遅れ (毎月第3週目を除く) | |
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ(NKT) | 日本テレビ系列 | 不定期放送 | ||
広島県 | 中国放送(RCC) | TBS系列 | |||
山口県 | テレビ山口(tys) | ||||
高知県 | 高知放送(RKC) | 日本テレビ系列 | 日曜 16:30 - 17:25 | 106日遅れ | |
熊本県 | 熊本放送(RKK) | TBS系列 | 木曜 9:55 - 10:50 | 40日遅れ |
備考
- 初期は、テレビ東京系列で前番組の「土曜スペシャル」がJリーグ中継に差し替えられたことがあったため、放送時間を5分繰り下げた時期があった。
- 2012年8月11日放送分の「東京スカイツリー」はテレビ東京系列で16:55-21:10の時間帯でロンドンオリンピックの中継が組まれるため、16分繰り下げて21:16から放送。ロンドンオリンピック中継を同時ネットしない岐阜放送は「日曜ビッグバラエティ 激録・警察密着24時!!〜絶対!逃がさない〜」(テレビ東京系列で同年7月1日放送)の時差放送を19:00-21:48に編成するため本番組の同時ネット放送を休止(後日時差放送は不明)。
- テレビ東京では、2000年頃まで金曜日の昼に再放送をしていた時期があり(1年以内以前のもの)、その後2001年10月から2005年2月まで平日の昼に再放送をしていた時期があった(2001年10月 - 2002年3月は月曜日、2002年4月 - 2003年5月は火曜日、一時休止を経て2004年4月 - 2005年2月は金曜日)。その後、2007年7月7日の七夕3時間生放送スペシャル(後述)の番宣が当日の昼間にあり、その時に「アド街アンコール」としてつい先日放送したばかりの「白山・千石」を再放送した。その後も2008年10月から2009年3月まで金曜日(以前は土曜日も)の昼に「アド街アンコール」を放送していた。現在も拡大スペシャルの前に先日放送分の再放送を行うこともある。ただし、拡大放送(69分・75分・84分など)の時は54分に短縮して再放送される。また、2時間以上のスペシャル版がテレビ東京系列以外の局で放送される時は前編・後編に分けて放送されることがある。
- テレビ東京系列では、放送エリア内の街の回を再放送することが多い。
- 青森テレビでは、2006年10月8日と9日の2日連続で放送したが、前者はTXN系列で9月23日に放送した「讃岐・高松」を、後者は同系列で2週間前の9月9日に放送した「両国」を放送するという逆転現象が起きた。また、10月15日放送の「下北・大間」では通常アコムがスポンサーが付いているが、その回に限り地元観光協会もスポンサーに付いた。なお、この回では青森テレビが制作に協力している。
- 福島放送では、福島県内の街の一つである「常磐ハワイ」(いわき市)がテーマだった時は翌週に放送が行われ、その後通常放送を99日遅れで「再放送」されたので、ここのみ2回放送している。2012年10月以降は土曜朝7時に変更となり、この局では珍しく早朝の時間帯で放送していた。2013年10月からは以前の時間だった土曜昼12時に戻っている。
- 静岡放送では、毎月第1土曜日のみ自社制作番組『みちブラっ!静岡十八番』(2011年3月5日に終了)を放送するために休止となった事があった。2007年4月の番組開始当初は42日遅れだった。同年10月の「奥飛騨温泉郷」の回以降は7日遅れで放送していたが、最近はおおよそ2〜3週遅れである。遅れ日数が固定ではないのは、前述の通り休止週がある他、放送順序がテレビ東京系列と食い違っていることがあるためである。オンエアされる次回予告と実際の次回放送内容との矛盾が生じる場合がある。
- 富山県では、2013年4月以降はチューリップテレビにて定期放送されているが、それ以前は不定期放送になったり、放送を休止していた期間がある。
- びわ湖放送では、2008年以降毎月最終土曜日に自社制作番組『持続可能な滋賀社会』を、また『滋賀県議会リポート』など不定期に自社制作の特別番組を放送するため休止となり、休止分は次週に繰り越して放送している。このため、水曜12:00 - 12:54に行っている再放送と2009年3月時点で数か月の差があったが、2010年3月現在はこの差がほぼなくなっている。また、特別番組として放送時間を拡大した時も放送されない(『滋賀経済NOW』と放送時間が被るため)。なお、2009年3月までは同時ネットで放送されていた。
- また、びわ湖放送は2014年4月5日から水曜12:00 - 12:55から土曜21:00 - 21:54に移動(同時ネット化)[7]
- 奈良テレビでは、毎月第2土曜日に『県民だより奈良 ならいいね!』(21:00 - 21:30)と『NEXT〜輝け!アスリートたち』(21:30 - 21:54)を放送、毎月第3土曜日は『奈良!そこが知りたい』(21:00 - 21:30、TBS系で放送された『そこが知りたい』とは無関係)と『笑売繁昌!ならCoCo』(21:30 - 21:54)を放送、毎月第4土曜日は『県民だより奈良 ならいいね』と『笑売繁昌!ならCoCo』の再放送を放送するため、定時の放送は第1土曜日ないしは第5土曜日となる。それ以外は枠外で放送される。
- テレビ和歌山では、第1回から同時ネットで放送されていた(提供は初回放送から2008年3月までクレジット部分がブルーバックで同局独自スポンサーであった。これはTXN各局のネットワークセールスの関係上、テレビ東京側で出される提供クレジットがネット回線にも流れているため)が、2008年4月からは14日遅れになり、提供はスポンサーこそ同局独自のままであったが、ブルーバックは解消され、提供クレジットの背景に流れている映像はそのまま放送されていた。遅れネットになった理由は不明である(年末3時間拡大スペシャルなどの特番編成時のみ同時ネットされ、提供もブルーバックによる同局独自スポンサー表示になっていた)。2010年4月3日放送分から再び同時ネットに戻り、現在はかつてのブルーバックによる同局独自スポンサーによる提供に戻っている。なお、2012年5月以降は「家族になろう(よ)」のネット受け及び当該枠への枠移動に伴い局独自で付いていたスポンサーも各番組へ実質異動したためブルーバック表示も廃止、ノンスポンサー状態(複数PT扱い)で同時ネットの放送で再開。
- 日本海テレビでは、以前土曜15:00 - 15:55に140日遅れで放送されていたが、現在は穴埋め番組として放送している。
- テレビ山口では、2007年より不定期(原則日曜午後)に特別企画の回や西日本の回(讃岐・高松、宮崎など)を中心に放送していたが、同年7月29日から日曜12:55 - 13:50の定期番組に昇格した。ただし、スポーツ中継や特別番組などで休止となることもあった。翌2008年4月より放送日時を火曜 16:00 - 16:55に移動したが、同年10月からは再び不定期放送となった。2010年現在では、1週間に一度も放送しない週もあれば金→土→日と3日連続で放送したりと、放送間隔に大きなばらつきがある。
- 高知放送では、2014年6月からレギュラー放送が開始されたが特番等で放送を休止する場合がある。
以前放送されていた局
- 山形県では、山形テレビが長らくネットしていたが、2010年3月28日で打ち切りとなった。
- 宮城県では、番組開始から東北放送にて放送されたが打ち切られ、その数年後ミヤギテレビにネット局を移行した。しかし2005年3月に定期放送が打ち切られた。なお、同局での定期放送時代は約3 - 6か月遅れで、放送日時と時間は激しく変動していたが、「仙台」(テレビ東京系列で1999年12月に放送)がテーマになった際は特別に約2週間遅れで放送された。ちなみに2010年5月にミヤギテレビにて一夜限りで木曜 25:08 - 26:03に放送し、2013年末より東北放送にて不定期放送されている。
- 山梨県では、テレビ山梨、山梨放送共にレギュラー放送を行っていた時期があったが、いずれも打ち切りになった。
- 静岡県では、テレビ静岡がかつての『テレビあっとランダム』以降、日産グループのスポンサー付き(放送時間も土曜13:00に固定)で長期間にわたってレギュラー放送していたが、後に打ち切られ、半年前後の空白期を挟み、静岡朝日テレビにネット局を移行して土曜深夜に放送が再開される(SATVへの移行からスポンサーなしのPT枠へ)も2006年3月で再度打ち切り、そしてまた1年の空白期を挟み2007年4月から静岡放送にネット局を移行して放送を再開している。
- 三重県では、三重テレビにて放送されていたが、その後打ち切られた。同局での放送ではコマーシャルがローカルCMに差し替えられていた。また、テレビ愛知も見られる地域では2つのチャンネルで同じ番組を見られるという現象が起こっていた。
- 広島県では、過去に広島ホームテレビで日曜日12:00 - 12:55にレギュラー放送されたが打ち切られ、不定期で中国放送や広島テレビで放送された。その後、2009年1月9日から中国放送にて水曜 10:05 - 11:00でレギュラー放送を開始したが、2013年9月25日で打ち切られた。
- 愛媛県でも、金曜深夜にテレビ愛媛でネットされていたが、後に打ち切られた。なお、2008年10月〜12月の間は水曜 14:05 - 15:00にネット再開していた時期がある。打ち切り前に「松山」(テレビ東京系列で2001年3月に放送)がテーマの時は本放送とは別に土曜昼に特別編成され、再放送も行われた。また、2007年4月5日(「浅草伝法院通り」)と12日(「旬の温泉ベスト30」)にもスポット扱いで放送され、2014年6月21日にも愛媛朝日テレビで(「~美味しい浅草~」)がスポット扱いで放送された。
- 長崎県では、長崎国際テレビが不定期放送後、2010年11月から長崎放送で放送されていたのがほどなくして打ち切られた。
- 熊本県では、以前くまもと県民テレビでの不定期放送(ある程度ためて1週間近く集中的に放送)だったが、現在は熊本放送にネット局を移行し、レギュラー放送になった。2010年10月より土曜日から木曜日へと放送時間が変更された。
- 大分県でも、大分放送で「湯布院温泉」や「別府温泉」がテーマだった回のみ放送された。「湯布院」の回の放送は本放送より2年遅れでの放送だった。2010年3月にも湯布院温泉がテーマとなり、約5カ月遅れの2010年8月14日13時に大分朝日放送で「湯布院」の回が放送された。
- 宮崎県でも、2007年6月17日に宮崎放送で「宮崎」(テレビ東京系列で同年4月に放送)がテーマだった回のみ放送された。
- 鹿児島県でも、鹿児島放送で一時期レギュラー放送されていたが、2004年頃(詳細時期不明)に打ち切られた。まだ時差ネットしていた時に「屋久島」(テレビ東京系列で2004年3月に放送)がテーマになった時はキー局放送から特別に約2ヶ月後に放送されていた。当時から放送時間は激しく変動していた。その後は鹿児島テレビで放送されていたが、2010年3月30日で打ち切りとなった。鹿児島県では2度目の打ち切りとなるが、2010年7月7日から8月4日までの5週間『やりすぎコージー』が放送休止となったため、「湯布院」「代々木公園」「大手町」「神田猿楽町」「京急立会川」の回が放送された。現在は『やりすぎコージー』と『たけしのニッポンのミカタ!』の放送がないときに穴埋め番組として不定期に放送中。
- 現在放送されている秋田・長野の各県では、以前秋田テレビ・テレビ信州がレギュラー放送を行っていた。現在は表中のネット局に移行している。
脚注・出典
外部リンク
テンプレート:前後番組- ↑ 放送時間拡大の場合は、最大22:48まで。
- ↑ 大江アナ後任はアド街須黒、モヤさま狩野-芸能ニュース:nikkansports.com(2013年2月19日閲覧)
- ↑ 須黒清華オフィシャルブログ「ほんのさサヤカな気持ちです」2013年2月28日付記事『出没!アド街ック天国』を参照
- ↑ 系列局の中継局がないため、肝心の地元では旭川送信所を遠距離受信できる地域以外は見られなかったが、上富良野中継局が同年8月23日、富良野中継局(同年10月開局予定)が同年9月20日の試験放送開始をもって、番組自体は見られるようになった。当地ではこのほか11月に富良野市にある麓郷・東山の各中継局と南富良野町の幾寅・空知金山の両中継局がそれぞれ開局予定。なお、2012年7月14日の放送では富良野市のほか、上富良野町・中富良野町・南富良野町も取り上げている(同年10月2日(火曜日)も19:00から北海道ローカルで再放送を行った。この再放送では珍しくローカルスポンサーがついていたほか、次回予告を兼ねたエンディング部分はスタッフロールのスーパー部分を残して上部の映像部分とナレーションを差し替えた)。
- ↑ 系列局の中継局がないため、肝心の地元では見られなかった。
- ↑ 放送当時は系列局の帯広送信所がなかったため、肝心の地元では見られなかったが、2011年10月24日の試験放送開始をもって、番組自体は見られるようになった。
- ↑ -BBCびわ湖放送- SPECIAL PROGRAM 2014年3月21日閲覧。