琴平町
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全国的に有名な「こんぴらさん」(金刀比羅宮)のある町で、多くの観光客で賑わう。
目次
地理
香川県の南西部に位置する。町域の西側が、標高524m、瀬戸内海国立公園・名勝・天然記念物に指定されている象頭山の山裾に沿う。
町内には大字がある地域と無い地域が混在し、大字の無い地域では町名に続いて直接番地が来る表記となる(例えば金刀比羅宮は(琴平町)892番地1である)。
人口
地区別人口・面積
地区 | 世帯数(世帯) | 人口(人) | 面積(km²) | 人口密度(人/km²) |
---|---|---|---|---|
琴平 | 1201 | 2846 | 2.995 | 950.25 |
榎井 | 980 | 2462 | 1.091 | 2256.65 |
五條 | 692 | 1678 | 1.125 | 1491.56 |
象郷 | 964 | 2834 | 3.249 | 872.27 |
合計 | 3837 | 9820 | 8.46 | 1160.76 |
広袤(こうぼう)
テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break テンプレート:座標一覧 国土地理院地理情報によると琴平町の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは3.30km、南北の長さは5.29kmである。 テンプレート:Col-end
北端 テンプレート:Coord ↑ |
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西端 テンプレート:Coord← |
中心点 テンプレート:Coord |
東端 →テンプレート:Coord |
↓ 南端 テンプレート:Coord |
歴史
古くからこんぴらさん・金刀比羅宮(金比羅大権現)の門前町として栄えてきた。特に江戸時代中期以降に一般庶民の間でも金毘羅参りが盛んになり、全国から金毘羅街道を通じて多くの参詣客を集めるようになった。
沿革
- 1873年(明治6年)11月27日 - 諸官省布達により那珂郡金毘羅村を琴平村と改称。
- 1890年(明治23年)2月15日 - 町村制施行
- 琴平村が町制をしき琴平町(初代)となる。
- 榎井村が発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 琴平町(初代)、榎井村が合併し、琴平町となる。
- 旧榎井村の地域には大字榎井を設定したが、旧琴平町の地域には大字や町丁などは設定されなかった。
- 1956年(昭和31年)3月31日 - 満濃町五條地区(西地区の一部)を編入。
- 1957年(昭和32年)10月10日 - 満濃町五條地区(東地区の一部)を編入。
- 1958年(昭和33年)4月1日 - 象郷村を編入し(下櫛梨の一部は善通寺市へ)、現在に至る。
- 1972年(昭和47年)12月1日 - 町章を制定する。[1]
産業
特産品
教育
学校
小学校
- 琴平町立琴平小学校
- 琴平町立榎井小学校
- 琴平町立象郷小学校
中学校
高等学校
専修学校
- 香川県立農業大学校(専修学校専門課程、農業者研修教育施設)
交通
鉄道路線
路線バス
- 琴参バス
- 三豊市コミュニティバス
- 琴空バス(琴平~高松空港)
道路
高速道路
町内を走る高速道路:なし
一般国道
県道
町内を走る県道: テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 金刀比羅宮 - 名勝象頭山中腹に鎮座する全国の金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮
- 松尾寺 - 金毘羅大権現を祀る。四国八十八ヶ所番外霊場。
- 高灯篭 - 1860年(万延元年)建立の高さ28mの日本一高い灯籠
- 旧金毘羅大芝居(金丸座) - 毎年春に「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催され、歌舞伎が上演されている。国の重要文化財。
- 香川県立琴平公園
- 鞘橋
- 海の科学館
- 琴平町立歴史民俗資料館(琴平町文化会館1階) - 金丸座(現、旧金毘羅大芝居)が移築前の場所にあり、歌舞伎関連、金毘羅歌舞伎の歴史を展示。
- 琴平町公会堂
- 松里庵 - 高杉晋作、日柳燕石ゆかりの旧料亭
- 琴平町の大センダン(国の天然記念物)
- こんぴら温泉郷(町内各宿泊施設)
ケーブルテレビ
- サービス内容
- テレビ 基本デジタル60ch 3,990円・地デシBSコース25ch 1,575円、100Mbps光ねっと 4,725円、光でんわ 945円(オプション)
- 2011年(平成23年)4月1日 サービス開始
- 経緯
- 2010年(平成22年)3月4日 地域情報通信基盤整備推進交付金交付決定[2]
- 事業費: 693,617,000円 交付金 : 231,205,000円
- 全域にケーブルテレビ施設の整備を行い、デジタル放送サービス及び高速インターネット・サービスが利用できる環境を整備します。これにより、デジタル・ディバイドを解消し、地域間の情報格差の是正を図る。
- 2010年(平成22年)6月発行 広報ことひら2010年6月号 ひかりファイバーを整備します(情報通信基盤整備事業)[3]
- 2010年(平成22年)6月11日 光サービス住民説明会について[4]
- 光ファイバを利用したサービス提供事業者がプロポーザルの結果、「中讃テレビ」に決定
- 2010年(平成22年)7月12日 平成21年度(繰越)琴平町情報通信基盤整備事業光伝送路及びセンター設備等整備工事入札告示[5]
- 四電エンジニアリング 5億7000万円で落札
- 2010年(平成22年)11月発行 広報ことひら2010年11月号 光サービス地区別個別相談会[6]
- 2010年(平成22年)3月4日 地域情報通信基盤整備推進交付金交付決定[2]
出身有名人
- 神余隆博 - 外交官
- 金関丈夫 - 考古学者
- 久保井規夫 - 歴史研究家
- 白川大輔 - プロ野球選手(千葉ロッテマリーンズ)
- 西村貞朗 - プロ野球選手(西鉄ライオンズ)
- 白川勇輔 - 野球選手
- レツゴー正児 - レツゴー三匹(タレント)
脚注
関連項目
- FMこんぴら
- 東京全力少女 - 主人公・佐伯 麗の故郷
- カナリア 〜この想いを歌に乗せて〜(琴平が舞台のPCゲーム及びアニメーション作品)
- コトヒラシロテングタケ - 琴平町で採取されたこのキノコが標本として新種命名された。
- 全国門前町サミットinことひら - 2014年10月4日、5日に琴平町で開催
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 図典 日本の市町村章 p194
- ↑ 四国総合通信局:「地域情報通信基盤整備推進交付金」の交付を決定
- ↑ 広報ことひら2010年6月号 P.2
- ↑ 町からのお知らせ
- ↑ 制限付一般競争入札の執行について
- ↑ 広報ことひら2010年11月号 P.3