琴平駅
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テンプレート:Otheruseslist テンプレート:駅情報 琴平駅(ことひらえき)は、香川県仲多度郡琴平町榎井にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅。駅番号はD15。駅表示パネルのコメントは「こんぴらさんの駅」。
歴史
- 1889年(明治22年)5月23日:讃岐鉄道の駅として開業。
- 1904年(明治37年)12月1日:讃岐鉄道が山陽鉄道に買収され、同社の駅となる。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道が国有化され、官有鉄道(後に国鉄)の駅となる。
- 1922年(大正11年)11月:阿波池田方面への延伸のため現在地に移転。旧駅跡は、琴平参宮電鉄の琴平駅(のち琴参琴平駅、現在は温泉旅館のことひら温泉琴参閣)となった。
- 1936年(昭和11年):現駅舎竣工。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる。
- 1989年(平成元年)7月22日:四国鉄道百周年にちなみ駅舎内に鉄道資料館が開設される(その後閉鎖。展示物は一部が四国鉄道文化館に移管された)。
駅構造
2面4線のホームを持つ地上駅。基本的には単式・島式2面3線(2番線が単式、3・4番線が島式)なのだが、のちに駅入換要員の無配置化により、駅舎側の単式ホームに切り込みを入れたところを1番線とし、列車が1本発着できるようにした。みどりの窓口設置駅。
前述の通り当駅は電化区間の終端で、架線は香川県道206号原田琴平線と交差する踏切の先で途切れている。
特急列車を含む全定期列車が停車する。土讃線の近距離輸送列車は当駅を境に運行形態が分けられている。これについては土讃線#地域輸送を参照。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color土讃線 | 上り | 多度津・高松・岡山方面 | 当駅折返しのみ |
2・3・4 | テンプレート:Color土讃線 | 上り | 多度津・高松・岡山方面 | 特急は主に2番のりばから発車 |
下り | 阿波池田・高知方面 |
1番線が上り折返し線、2番線が上り本線、3番線が下り本線、4番線が上下副本線となっているが、1番線以外は両方向の入線・出発に対応しているため、特急をはじめ当駅を跨いで運行される列車は、両方向とも駅舎に面した2番線に発着することが多い。
洋風建築の歴史ある駅舎で、2012年、国の登録有形文化財に登録された。
文化財
- 登録有形文化財
- 本屋
- 陳列所一号
- 旅客上屋一号
- 旅客上屋二号
- 乗換跨線橋
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通り。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2006 | 1,222 |
2007 | |
2008 | 1,268 |
2009 | 1,142 |
2010 | 1,143 |
2011 | 1,099 |
駅周辺
- 金刀比羅宮
- 旧金毘羅大芝居(金丸座)
- 琴平町立歴史民俗資料館
- 琴電琴平駅 - 高松琴平電気鉄道琴平線
- 香川県立琴平高等学校
- 琴平郵便局
駅前のタクシー会社の建物にはかつてFMこんぴらが入っていた。
バス
- 山本線 三豊総合病院行
ギャラリー
- Kotohira Station 20121013.jpg
駅正面より(2012年10月撮影)
- Kotohira Station10n4500.jpg
プラットホーム(2010年9月撮影)
- JR Shikoku KotohiraEkimae.JPG
駅前(2006年8月撮影)
隣の駅
- 四国旅客鉄道
- テンプレート:Color土讃線