利尻島
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利尻島(りしりとう)とは、北海道北部、日本海上に浮かぶほぼ円形の島。面積182.11km2。日本の島嶼部で18番目に広い面積を有している[1]。島内には利尻富士町と利尻町の自治体があり、『平成22年住民台帳人口・世帯数[2]』における島の総人口は約5,400人である。北には礼文水道を挟み礼文島が浮かぶ。
文化
地名語源は、アイヌ語のリー・シリ(高い島)。その名のごとく、利尻山を主体とした火山島である。利尻山には高山植物がたくさん分布している。有史以来火山活動の記録は無い。島の東半は利尻富士町、西半は利尻町に属する。
鴛泊港(利尻富士町)と沓形港(利尻町)から、稚内及び礼文島へのフェリーが就航している。また、利尻空港から新千歳空港間が全日本空輸にて、利尻空港から丘珠空港間が北海道エアシステムにて就航している。なお、利尻空港から丘珠空港間は通年、利尻空港から新千歳空港間は夏期のみの季節運行となっている。
島の大部分は利尻礼文サロベツ国立公園に指定されている。
本泊(もとどまり)には1808年の会津藩樺太出兵の際利尻島隊の本陣が置かれていた。そこで亡くなった隊員の墓がある。
1848年(嘉永元年)7月1日、日本初のネイティブ英語教師となったラナルド・マクドナルドが上陸した。 テンプレート:-
山
- 利尻山(1,721.0m)
- 長官山(1,218.3m)
- ポン山(444m)
- 小ポン山(413m)