Enjoy! Baseball
テンプレート:Otheruseslist enjoy! Baseball(エンジョイ・ベースボール)は、フジテレビ系列で放送されているプロ野球中継番組のタイトルである。
本項では、フジテレビ系列各局で放映されているプロ野球中継全般について扱う。
目次
概要
全国中継・ローカル中継問わず、主に火曜日・金曜日・土曜日において、フジテレビが放映権を持つ東京ヤクルトスワローズの主催ゲームを初め、系列局が制作する中日ドラゴンズ、広島東洋カープ、阪神タイガース主催の対読売ジャイアンツ(以下、巨人)戦カードを中継する。
巨人のビジターゲームおよびポストシーズンのうち、全国ネットの場合は、地元の系列局とフジテレビの共同制作になる。
なお、一部の系列局ではフジテレビとは異なるタイトルを使用している(詳しくは#系列局の中継を参照)。
全国中継のタイトルの変遷
- 1985年まで:『○曜ナイター』
- 1986年 - 1989年:『野球中継』
- 1990年 - 2001年:『ナイター中継(西暦)』、『プロ野球中継(西暦)』(それぞれ「Professional-Baseball〈西暦〉・〈Night Game・Day Game〉」と併記)
- 2002年 - 2004年:『熱チュー!プロ野球(西暦)』(ねっちゅーぷろやきゅう)[1]
- 2005年 - 2006年:『BASEBALL L!VE(西暦)』(ベースボール・ライブ)
- 2007年 - 2011年:BASEBALL SPECIAL〜野球道〜(正式には、後ろに西暦年が入り『BASEBALL SPECIAL2011〜野球道〜』のように表記)
- 2012年 :『BASEBALL LIVE 2012〜野球道〜』
- 2013年 - :『enjoy! Baseball』
『熱チュー!プロ野球』及び『BASEBALL L!VE2005』時代は、ナムコ(現:バンダイナムコゲームス)とのコラボレーションにより同名の野球ゲームソフトが発売された(詳しくは#テレビゲーム・アーケードゲームを参照)。
放送時間
全て日本時間である。
- 全国放送
時間帯 | 放送局 | 放送時間 | 中継の延長 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ナイトゲーム | 地上波 (フジテレビ系列各局) |
19:00 - 20:54 | 原則としてなし (2008年以降) |
19:04までは『ナイター情報』 |
BSフジ | 18:00 - 20:55 | 最大1時間 (2011年以降) |
延長は中継日により実施しない日もある | |
フジテレビONE フジテレビTWO |
17:50 - 22:20 | 試合終了まで | ||
デーゲーム | 地上波 (フジテレビ系列各局) |
不定 | なし | |
BSフジ | 不定 | 最大1時間 | 延長は中継日により実施しない日もある | |
フジテレビONE フジテレビTWO |
試合開始10分前 - 4時間30分後 | 試合終了まで | [2] |
地上波のナイターゲームの全国中継では、19時から『ナイター情報』を4分ほど放送し、他の試合を含む途中経過や中継の見どころを伝えている。なお、系列局によってはローカルミニ番組をこの枠で放送し、19時04分からそのまま中継を開始する。
過去には、土曜日に限り18時30分から中継を開始していた時期もあったり[3]、1991年から1993年頃までは、平日放送分については19時30分からスタートしたりしていた例もあった[4][5]。また、1980年代の一時期に木曜日や金曜日に20時から21時54分の単発特番枠(『おもしろバラエティ』、『ファミリーワイド』、『時代劇スペシャル』など)があった頃は、あらかじめ中継時間を21時54分まで設定した時期もある。
2005年は7月10日以降、日曜日は19時28分開始。2005年8月からは、最大延長が15分に短縮(2007年まで)。
BSフジでの中継
BSフジでは、かつて開局の翌年・2001年に横浜のホームゲームを中心とした『BS FUJIハイビジョンナイター』を放映していたが、この年限りで打ち切られた。
その後は地上波での中継が激減したことを受け、2008年頃からヤクルト主催の対巨人戦の一部を中継している。
2009年からは、20時から放映されている『BSフジLIVE プライムニュース』を優先するため、20時で中継を中断していた。
2010年は『プライムニュース』の放送時間を1時間ずらして21時開始とし、9月15・16日の中継は3時間とした。
2011年はヤクルトの好調により、『プライムニュース』を休止して21時まで(最大延長1時間)中継を行う日もある。
ヤクルト対巨人以外のセントラル・リーグ球団主催試合はほとんど中継しない(他系列がBSで多く放送する中日対巨人および広島対巨人も放送実績がほとんどない)。また、ヤクルト対巨人も地上波での放送を行わない試合に限っているほか、1カード・3試合全てを中継することは極めて少なく、大抵はカードのうち最低1試合の放映権をNHK (BS1) やテレビ朝日(BS朝日)に譲渡したり、BSデジタル放送での中継がない試合が生じることも珍しくない。また、2012年まで『BSフジ競馬中継』を中継していたため、日曜日のデーゲームは中継を行っていなかった。
一方で2013年以降はパシフィック・リーグ球団主催週末デーゲーム(交流戦を含む)の注目カードを独自番組または関東ローカルとのトップ&リレーで若干中継し、むしろ中継本数ではヤクルト戦を上回ることがある。2014年は地上波共々ロッテ・西武主催ゲームの中継に再参入している。またTNC・UHBなど系列局が地元向けに放送するカードでも、地元局の独自企画に配慮してフジテレビ(または現地系列局)側で別途実況を差し替えている。
なお、ヤクルト対巨人の場合、フジテレビONE「SWALLOWS BASEBALL L!VE」との同時放送となる(まれに「Enjoy! Baseball」方式で別制作になる場合もある)。「SWALLOWS BASEBALL L!VE」にないCM前のジングル、放送開始時のBS向けの独自テロップなどは「Enjoy! Baseball」に準じる。
CS放送での中継
フジテレビ系列各局が放映権を持つ、中日・阪神・広島主催の対巨人戦をフジテレビONE(以下「ONE」)かフジテレビTWO(以下「TWO」)で中継している。
タイトルは『プロ野球中継(西暦)』で、ヤクルトが主催試合を開催する日は「TWO」で、そうでない場合は「ONE」で放映される。
2005年までは地上波の放送開始・終了時刻に合わせたトップ&リレー中継(リレー中継は最大で21時09分、2005年7月までは21時20分までに終了しなければ実施)だったが、現在は完全生中継を実施している[6]。
また、セ・リーグで優勝が決定した後の消化試合については、トップ&リレー中継を行っていた頃から完全中継を行っている[7]。
2006年からは巨人戦のビジターゲームを地上波と同時放送を開始。これにより、差し替え放送が行われる系列局の視聴者も視聴が可能となった。
なお、スカパー!およびスカパー!プレミアムサービスの「プロ野球セット」の加入者は上記チャンネルと契約していなくてもこの番組と関連番組のみ視聴可能。また、2005年まではノンスクランブル放送だった。
巨人戦ビジターのうち、阪神、広島主催試合は原則地上波と同一内容で完全生中継(ヤクルト主催も同様だが、番組枠としては「enjoy!SWALLOWS BASEBALL L!VE」)。中日主催に関しては、対巨人戦以外のJ SPORTSでの中継と同様に、地上波向けと別内容で放送する(通常地上波・フジテレビONE/TWOともに東海テレビが制作を行うが、フジテレビONE/TWOでは字幕テロップは原則としてフジテレビの物を使用する。全国ネットの場合は地上波はフジテレビ主導の共同制作、フジテレビONE/TWOは東海テレビ単独制作の場合あり)。
韓国では、同国出身の選手・李承燁が日本球団に移籍してから、特に2006年にロッテから巨人への移籍後は人気が上昇しているため、SBS・ソウル放送のケーブルテレビチャンネル『SBS ESPN』で毎日、SBSの地上波でも時々巨人戦を中継していた。SBSは日本で放送されている中継映像をそのまま受信し同時放送しており、フジテレビや系列局が制作した中継も例外ではなかった。2011年には李承燁がオリックスに移籍したものの、SBSは引き続き巨人戦に代わってオリックス戦の中継を継続していた。
『プロ野球中継(西暦)』におけるオープニングは、オープニング曲(フジテレビ準拠)が流れて、タイトルと対戦カードが表示され、すぐに中継に入るというシンプルなもの(地上波や「SWALLOWS BASEBALL L!VE」のようなオープニングムービーはない)。
なお、2012年9月18日には中日対巨人を生中継する。この日はテレビ愛知が放映権を持っているため本来はJ SPORTSでの生中継になるが、J SPORTSが編成の都合上生中継できないためフジテレビONEで放送される(J SPORTSでは録画放送)。テロップなどもテレビ愛知放送日のJ SPORTSと同様(ただし「野球好き」ロゴは省略)。
系列局の中継
- 制作局と番組名
担当球団(主催側) | 放送局 | 番組名 | 担当日 |
---|---|---|---|
ヤクルト、ロッテ、西武 | フジテレビ | enjoy! Baseball | 全曜日 |
日本ハム | 北海道文化放送 | BASEBALL SPECIAL(西暦) | 全曜日 水曜日を除く |
楽天 | 仙台放送 | enjoy! Baseball | 土曜日 |
中日 | 東海テレビ | DRAGONS LIVE(西暦)※完全ローカル時 enjoy! Baseball ※ビジター地元局ネット時 |
月曜日、火曜日、木曜日、土曜日(デーゲームが中心) ただし、他局と調整して他の曜日に中継することもある。 |
阪神、オリックス | 関西テレビ | プロ野球中継(西暦) | オリックス戦は全曜日、阪神戦は水曜日・日曜日以外の全曜日 (但し、ビジターゲームの中継はこの限りではない) |
広島 | テレビ新広島 | enjoy! Baseball | 全曜日 |
ソフトバンク | テレビ西日本 | enjoy! Baseball Live(西暦) | 全曜日 |
備考
- 近年のナイター中継の傾向として、北海道文化放送・東海テレビ・テレビ新広島・テレビ西日本は月曜日(交流戦または祝日)・火曜日・木曜日・金曜日・土曜日は他局と比べて巨人戦の有無に関係なく通常番組を差し替えて放送することが多い。一方、関西テレビでは通常番組差替えることは皆無に近い(甲子園での土曜日のデーゲーム中継に関しても自社製作番組を優先しており他局と比べて中継時間はかなり短い)。差し替えられた通常番組は土曜・日曜の昼間に放送される場合が多い。
- 全国中継で対巨人戦の場合は地元局のアナウンサーが実況を行うが、日本シリーズで中日戦・阪神戦以外はフジテレビアナウンサーが実況を行うことがある。
- ナイター差し替え放送を行った局の通常番組のスポンサー枠は野球中継に組み込まれる。逆に振り返られた通常番組の放送時のCM枠はパーティシペーションになる。
- その場合は、フジテレビの許可を受ける必要がある。
フジテレビ
ナイターの地上波全国ネットに加え、土日のデーゲームをローカル中継する場合がある。ヤクルト主催試合のほかに中日対巨人を東海テレビと、広島対巨人をテレビ新広島との2局ネットで放送するほか、2000年代後半からはパ・リーグ球団の主催試合中継を行うこともある。なお、2014年3月29日に西武対楽天戦の中継を行った(仙台放送との2局ネット)が、これはフジテレビにとっては20年ぶりの西武主催試合の中継となる。また、2014年4月12日には日本ハム対西武の中継を14:00-15:25まで行うが、15:25-16:55までBSフジでのリレー放送を行う予定(なおUHBは14:00-16:30枠で別途自社制作する)。
北海道文化放送
タイトルは、「BASEBALL SPECIAL(西暦)」を使用。
テーマ曲はフジテレビと同様の「JAGUAR'08」を使用している[8]が、以前は別のオリジナル曲を使用していた時期があった。
週末のデーゲームにおいて北海道ローカル中継を行うほか、ナイターは差し替え放送を行う(平日のみ「uhbスーパーニュース」の放送枠の一部も使って18:30頃から野球中継を開始する。後述のテレビ新広島のケースと同様である。主にフジテレビで巨人戦が中継されるときの差し替えが多い)。ナイター中継は2013年からはすべての曜日で放送されている[9]。差し替えられた通常番組は土曜・日曜の12:00-15:00の間の時間帯で北海道ローカルによる遅れネット放送が行われる(字幕放送は実施されるが、スポンサー枠はプロ野球中継に組まれるため代替措置としてPT枠となっている[10])。
ビジターゲームは自社制作または系列局のネット受けで放送することもある。ネット受けの場合はUHBからリポーター及び解説者を派遣する。
仙台放送
2007年は『BASEBALL L!VE 2007』、2008年は自社制作の情報番組の名前を冠した『スポルたん!LIVEスペシャル』として放映された。その他の期間はフジテレビと同じタイトルとしている。 ビジターゲームの一部もネット受けで放送する。なお、対西武、対ロッテ、対オリックスバファローズは系列局技術協力による自社制作。
東海テレビ
オープニング映像・テーマ曲はオリジナルのものを使用している。ただし、全国ネットの場合はフジテレビと同じオープニング・テーマ曲を使用する。ナイターでレギュラー番組を休止した場合、土曜日か日曜日の昼間に振り替え放送が行われる(ただし金曜日の『視聴者参加型生クイズ お茶の間アンサー!』は自社制作のローカル番組のため振り替え放送を行わずその週は放送休止となる。また土日の午後はデーゲーム中継もしくはレギュラー番組の振り替えを前提として再放送枠となっている)。
ホームゲームの中継数が多いことから[11]ビジター中継は全国ネット以外では行わず、FNS系列局で中日のビジター戦を中継していても東海テレビは基本的にはネットしない(デーゲームや全国ネットの巨人戦差し替えの場合はネットすることがまれにある)。
通常日曜日のデーゲームはCBCが中継するが、CBCがゴルフ中継などで中継できない場合は東海テレビが中継する場合がある。この場合15時台は『競馬BEAT』が優先されるため、『競馬BEAT』を挟んだ二部構成になる場合がある[12]。
編成の都合により自局で放送できない場合は三重テレビに放映権を譲り、『三重テレビナイター』として放映されることがある(三重テレビナイターも出演者・スタッフ・テロップなどは東海テレビが担当)。この時、対戦カードによってはtvkやテレ玉などの独立局が同時ネットすることもある。
中継映像はJ SPORTSの『J SPORTS STADIUM』にも配信するが、J SPORTS版は解説・実況を別に差し替えて放送する。J SPORTS版の解説・実況も東海テレビのスタッフが担当するため、実質J SPORTSへの裏送りとなっており(ナゴヤドームにおける実況ブースは地上波用とは別に用意されており、CBCなど他局もJ SPORTS向け放送をする際に使用する)、製作著作も東海テレビのみクレジットされる。テロップはJ SPORTS仕様となっているほか、メイン映像は共有しているが、地上波のCM中や企画などを行なっていても別映像が流れており、別進行となっている。対巨人戦および全国ネット時のクライマックスシリーズの場合、CSではフジテレビONE/TWOで放送されるが、同様に地上波版とONE/TWO版を別制作にしている(ONE/TWO版の出演者はJ SPORTS裏送り版に準じる。またテロップはフジテレビ仕様の地上波版に付け替える)。週末に東海テレビがゴルフ中継を制作する場合などには、名古屋東通からスタッフの派遣を受ける(該当日には「制作協力」としてクレジットされる)。
タイトル・オープニング映像について、交流戦の中継時は、ナイター・デーゲーム共に「セ・パ交流戦」のフレーズがタイトル末尾に付く。オープニング映像は全国中継が行われる日のみ使用されるが、2008年は前年に中日が日本一となったことから、その年に限り、歓喜の様子と「完全制覇」というテロップが組み合わされたオープニング映像が制作・放送された。また、毎年8月に行われる「東海テレビナイター祭り」の期間中も独自のオープニング映像が流される。
2013年から、番組名をそれまでの「プロ野球中継」「プロ野球ナイター中継」(年度により西暦が最初または末尾に付く)から「DRAGONS LIVE(西暦)」と改めたが、ビジターの地元系列局が自社での実況差し替えとせず東海テレビとの同時ネットで放送する場合は、相手局に配慮してフジテレビ系列全国中継・フジテレビ主管制作による2局ネット時と同様の「enjoy! Baseball」とし、タイトルムービーもフジテレビとほぼ同一のもの(対戦カードの書式のみ異なる)を使用している(テレビ新広島にネットする対広島戦とパ・リーグ本拠地地元局にネットする交流戦が該当)。
土曜日のデーゲームにおいては、試合展開によっては「ドラHOTプラス」(土曜日17:00-17:26)の枠を使って中継を継続する。また、2014年は土曜日の試合開始時間が原則15時となったことから、ドラHOTプラスの枠で野球中継を延長することを前提として、副音声を実施。ドラHOTプラスのMCである峰竜太、武裕美(東海テレビアナウンサー)、解説として井上一樹もしくは落合英二が出演する。但し、対戦球団の地元系列局との2局ネットとして制作される試合に於いては、副音声を実施しない場合もある。
2014年は、番組名をローカル中継時も「enjoy! Baseball」とし、主題歌は愛知県豊橋市出身ガールズバンド・ポタリのHello, Happy Chance!。尚、オープニング映像はローカル中継用に変更されている。
関西テレビ
関西テレビは巨人戦の差し替え・デーゲームを除くとほぼ深夜の録画放送となるが、録画用のカメラが2009年7月頃までハイビジョンに対応しておらず、デジタル放送では画面両側が切れた「サイドカット」、もしくは額縁放送となっていた。
平日のナイトゲームについては、ローカルニュースの『FNNスーパーニュースアンカー』の18時台のパートを休止し、野球中継に差し替える。
- パ・リーグ・アワー
関西テレビはかつて阪急ブレーブス(現在のオリックス・バファローズ)を所有していた阪急電鉄と同じ阪急東宝グループに所属していることから、1980年代頃まで、土曜日・日曜日のデーゲーム(薄暮開催を含む)中心に『パ・リーグアワー』と題して16時から17時30分に中継していた。
阪急の他にも、関西圏を本拠地にする近鉄バファローズや南海ホークスの試合を中継することもあった。
ナゴヤ球場(現在のナゴヤドーム)での在阪球団主催ゲーム開催時は東海テレビが、川崎球場でのロッテ主催ゲームではフジテレビが制作協力として参加し、カードによってはフジテレビや系列局でも放送することがあった。また、1980年代半ばまで、フジテレビがネットしない場合に限り、阪急対西武戦がテレビ埼玉『TVSライオンズアワー』で同時ネットされる事があった。
この他にも、日曜日の深夜に阪急の試合評や選手インタビューを届ける『ブレーブス・レポート』というミニ番組があった。
パ・リーグ・アワー終了後は、オリックス戦を概ね月1回程度、深夜録画で放送している。
テレビ新広島
平日のローカル中継と全国ネットの対巨人戦に限り、『TSSスーパーニュース』を早めに終えて中継を開始している。ただし、2006年以降は同番組に内包される扱いとしている(実際にはニュース番組を早めに終えて野球中継を開始し、本来の終了時刻前後にニュース番組のエンドクレジットを出す)。
番組タイトルとテーマ曲はフジテレビと同一だが、タイトル画面やオープニング映像は広島の選手が登場する独自のものを制作・使用している。
対巨人戦を除くテレビ新広島の中継日は、「J SPORTS STADIUM」 (J SPORTS) で同時放送する(テレビ新広島の中継開始前・終了後は裏送り)。なお、テレビ新広島を含め広島県内のテレビ局で放映されない試合では、J SPORTSの中継用に裏送り制作しており、スコア関連や選手データなどのテロップ類には、2009年まではTSS仕様の物が使われていたが、2010年からはJ SPORTS仕様の物が使用されている[13]。ただし、2010年以降はTSSプロダクション協力による東京のスタジオでのオフチューブもしくはJ SPORTSの解説・実況が広島まで出張して放送することが増えている。同時に、TSSのテロップもデザインが変更された。
2014年7月1日の試合はフジテレビ主幹制作の全国ネットであったが、TSSの矢野寛樹アナウンサーが実況を務めた[14]。矢野アナは報道部への人事異動が控えており、この中継が最後の広島戦実況となった。
テレビ西日本
2007年に限り、『HAWKS Live 2007』という独自のタイトルを使用していた(深夜の録画放送を除く。その他の年はフジテレビと同じ)。九州東通が制作協力として参加している。 金曜日にも野球中継を行うことが多い。 なお、ビジターゲームの一部もスタッフを相手の球場まで派遣して自社制作で中継することもある(出向先はQVCマリンフィールド、西武ドームなど)。
2014年7月5日の対楽天戦では、この日のヒーロー選手の岡島豪郎と楽天広報担当者が待機していたにもかかわらずヒーローインタビューが行われないという事故が発生。当初予定されていた仙台放送へのネット[15]とレポーターの派遣が急遽取りやめになり[16]、このレポーターが担当する予定であった楽天勝利時のインタビュアーの代替要員が不手際により準備できなかった為。また、ソフトバンク側のレポートを担当していた坂梨公俊アナウンサーも直後のローカル番組に出演するためヒーローインタビュー時には不在であり、CS放送にて並列中継を行ったFOXスポーツは当該試合ではインタビューについては管轄外だった。当日中にソフトバンク球団が公式サイト上に謝罪文を掲載した[1]。
その他
福岡県については1964年10月1日にテレビ西日本が現・FNS/FNN系列(それまではNNS/NNN系列)に変更されるまでは九州朝日放送(ANNとのクロスネット)が制作を担当しており、1963年の日本シリーズ・「西鉄対巨人」の中継においても第1・2戦をKBC製作・FNS/FNNネットで放送した。レギュラーシーズン中も福岡から中継する場合は曜日ごとの編成によってFNS/FNNとANNのラインを切り替えることがあった。
広島県については、広島テレビ放送が、開局した1962年から1975年10月1日のテレビ新広島開局直前までNNS/NNNとのクロスネット関係にあったため、広島テレビが中継を行う場合には、曜日ごとの編成によってFNS/FNNとNNS/NNNのラインを切り替えており、FNS/FNNラインは主に火曜日・木曜日に充てたことが多かった[17]。
テレビ静岡では、かつて2006年まで静岡草薙球場で毎年11月に開催されていた『パ・リーグオールスター東西対抗』を中継していた(一部の系列局やフジテレビ739でも中継)。この中継はフジテレビでも2000年まで深夜に録画放送されていた。
その後は、浜松市営球場で年1回行われる中日戦(東海テレビ制作)に技術協力として参加するのみとなっている(ただし、2007年5月30日の対楽天戦は三重テレビで中継されたためか、クレジットなし)。なお、不定期にヤクルト主催のデーゲームを中継することもある。
秋田テレビでは、毎年6月-7月にこまちスタジアムで行われるヤクルト戦を土日の2連戦のうち日曜日のデーゲームを、CSフジテレビONEと同時ネットしている[18]。2012年は5月12、13日に対巨人戦が組まれ、12日は地上波全国中継[19]・CSは地上波とサイマル放送、13日は地上波はAKTローカルでCSのサイマル放送であった。
2012年7月23日に岩手県営野球場で開催された『マツダオールスターゲーム 第3戦』は、事前イベントであるホームラン競争はフジテレビONE、試合本編は地上波・フジテレビ系列でそれぞれ生放送を行い、フジテレビONEではホームラン競争・試合本編共、深夜から翌日未明に録画放送を行った。
テーマソング
全国中継版
- 1985年シーズンまで - アール・E・マッコイ作曲「ライツ・アウト・マーチ」(消燈)
- 1986年〜1997年 - 新田一郎(スペクトラム)作曲 「フジテレビ・スポーツテーマ」
- 1998年〜2001年、2005年・2006年 - 春畑道哉 (TUBE) 「JAGUAR」(発表当時春畑本人はCD発売を希望していたが、後述のCDが出るまで「野球中継以外の用途での使い回しを避けたい」というフジテレビの意向で発売できなかった。また、2005年のナイター祭りの時のみ Zeebra Feat. GK MARYAN「Field Of Dreams (Beat Park Anthem)」を使用。)
- 2002年 - 矢沢永吉「鎖を引きちぎれ」
- 2003年・2004年 - 吉田拓郎「ホームランブギ2003」
- 2007年 - TUBE「OLD BASEBALL MAN」(ハイライトやエンディングでは「JAGUAR」が引き続き使われた。)
- 2008年〜2012年 - 「JAGUAR '08」(「JAGUAR」のアレンジ替え。同年12月24日発売の春畑のベスト・アルバムである『BEST WORKS 1987-2008 〜ROUTE86〜』に収録された)
- プロレスラー・金本浩二の入場テーマ曲や、ファジアーノ岡山の先発メンバー紹介のBGM、TOKYO MX、「がんばろう東北」東北楽天ゴールデンイーグルス野球中継エンディングテーマとしても使用された。
- 2013年 - 「JAGUAR '13」(「JAGUAR」のアレンジ替え)
- 2013年は、フジテレビ・BSフジではオープニングムービーから対戦カード表示まではタイトルコール入りのオリジナルBGMを使用するため、中継本編の開始時と終了時に流れた。2014年からはオープニングムービーでも再び使われるようになった。
- 秋田放送(日本テレビ系)「第79回全県少年野球大会」(2013年7月30日に『情報ライブ ミヤネ屋』を休止して放送)でも中継テーマ曲として使われた。
関西テレビ版
関西テレビのローカル中継では別のテーマソングが使用されている。テレビ新広島が阪神対広島戦をネットする場合も差し替えずにそのまま配信されている。
オープニングムービーについては、阪神戦用とオリックス戦用(2004年までは近鉄戦用も)とがあり、セ・パ交流戦で両者が対戦する場合(過去のオリックスと近鉄の対戦も)は、主催球団側のものを使う。
- 2004年 - 倉木麻衣「Lover Boy」(シングル「明日へ架ける橋」に収録)
- 2005年 - ウルフルズ「ゼンシン・イン・ザ・ストリート」(アルバム「9(ナイン)」に収録)
- 2006年 - オリジナル曲
- 2007年 - 阪神タイガース戦…ガガガSP「PLAYER」、オリックス・バファローズ戦…ガガガSP「これからの日々」(どちらもシングル「野球少年の詩」に収録)
- 2008年 - ET-KING「まだまだ」(アルバム「SOUL LAUNDRY」に収録)
- 2009年 - 清水翔太「美しき日々よ」
- 2010年 - JAY'ED 「夢のステージが待つ向こう」
- 2011年 - 馬場俊英「悲しみよ、明日の星になれ」
- 2012年 - 近藤夏子「崖っぷちファイター」
- 2013・2014年 - ザ・クロマニヨンズ「黄金時代」
字幕テロップ
字幕テロップはフジテレビ・全国ネット用のものと各地域のローカル中継用のものが存在する(TBS系や日テレ系のように統一デザインを採用していない)。色はフジテレビ(2012年-)はライトグレー(透過)・紺色ベース、フジテレビ(2011年まで)・テレビ新広島は黒、灰色ベース。関西テレビは黒ベース。東海テレビは白ベース。テレビ新広島・テレビ西日本のデザインは2007年までのフジテレビに近いものとなっている。フジテレビのテロップはゴルフなど他のスポーツ中継でも形状を変えたうえで使用されている。
2014年より、全国ネットの場合は画面左下に配球チャートを表示している(2011年から実施している日本テレビとほぼ同様のもの)。
関西テレビでは、2000年代中頃まで、全国中継では自社テロップを使用する場合(オープニング・エンディング・提供クレジットはフジテレビ出し)と、全面的にフジテレビのテロップを使用する場合とがあったが、現在は後者に一本化されている。なお、2012年5月5日の中継ではエンディング部分(解説・実況・製作スタッフ〈フジテレビでは表示なし〉・製作著作)は自社のテロップで表示した。
東海テレビは、全国中継時は基本的にフジテレビのテロップを使用しているが、1988年の日本シリーズでは、自社のテロップを使用した。また、1991年には一度だけ自社テロップでの放送となった事がある。
北海道文化放送は、以前は球団公式映像のテロップをそのまま使っていたが、現在は自社でテロップ出しを行っている。また、道内他局と違い、常時、画面上部に煽りテロップや「LIVE」等のテロップは一切表示されない。
仙台放送も以前は球団公式映像のテロップをそのまま使っていたが、現在は自社でテロップ出しを行っている。
全国中継では、番組の開始と同時にフジテレビのスポーツ中継共通のアニメーションが表示される。ただし、2006年は表示・コールともに「SPORT」とされていた。また、テレビ新広島のローカル中継では2007年のみこの表示とコールがなかった。また、製作著作のテロップは系列局との共同制作の場合は画面右下、上部に系列局、下部にフジテレビと表示。フジテレビ単独製作の場合は画面下部中央に製作著作フジテレビと表示される。なお、2012年の中継では画面右下に「すぽると!」や本番組冒頭で使用されるマークがシルエットであり、選手の成績や対戦カード表示の際には色付きで表示される。
例外として、1984年の日本シリーズ・阪急対広島戦、1996年の日本シリーズ・オリックス対巨人戦では、関西テレビ単独制作扱いとなっていた。
J SPORTSの運営するチャンネルで放映されている試合については、J SPORTSから映像の供給を受けている。このため、紹介時には「映像提供 J SPORTS」と画面の隅に表示される。全国中継で共通のスポンサーを読み上げるときは、対戦カード・製作局に関わらずフジテレビから行われる。ただし、フジテレビONE・TWOではスポンサー表示なし。
地上波各局のみ放送終了時には、翌週の同時間帯に放送される番組の一覧が表示される。
「HOMERUN OF THE DAY」として、『プロ野球ニュース』の「きょうのホームラン」と同様に、BGMはジェームス・ラスト・バンドの『VIBRATIONS(ヴァイブレイションズ)』をアレンジしたもの、フジテレビの制作する中継ではホームランが飛び出すと、オリジナルの短いBGMが流される。
連動データ放送は、2004 - 2007年まで、デジタル放送のデータ放送において試合の途中経過や選手のデータなどを提供していた。一時中断後、2014に再び実施している。系列局では関西テレビがローカル放送時に行っているが、クイズランキング企画があるためか、同時ネットする対戦相手の地元局(主に対広島戦のテレビ新広島)には通常流れなかった。但し2014年はTSS視聴者も対象としたプレゼント企画を実施した上でデータ放送もネットされた。。
カウントテロップ
フジテレビは画面上部分に横長に表示。左からランナー、回数(○表または○ウラ)、点数テロップ(チーム名は1文字日本語略称(阪神は神で表記)、攻撃中のチームのバックが赤色になる 例:巨 0-1 ヤ)、カウント(BSO順に横に表示、Bは青丸、Sは黄色丸、Oは赤丸)。球速は回数表示の下にスライドして表示(例:132km)。
2012年にマイナーチェンジされ、黒色から紺色・背景色を基調に変更している。ランナー表示ではホームベースが省略され、攻撃中のチームはチーム名横の赤の縦線(12年4月)→三角形型の矢印(同年5月以降)に変更。なお、同年7月から右下にテレビ朝日とほぼ同じ形状(色が異なる)に変更されている。
東海テレビは、画面右下に表示。左から回数表示(○表または○ウラ)、点数表示(攻撃中のチームの横に赤い縦線が入る 例中0-0ヤ|)、ランナー表示、カウント表示(BSOを縦に数字で表記していたが、2011年途中より緑丸、黄丸、赤丸に変更)。球速はランナー表示の下に表示。
関西テレビは、画面右下に表示。上部に走者の位置、その中にボールカウント表示(カウントは画面右からスライドして表示)。下部の左側にイニング表示(○表または○ウラ。数字は黒地に白字表・ウラは白地に黒字)、右側上部にビジターチーム、下部にホームチームの得点を表示(攻撃中のチームは赤地、守備中のチームは黒地で白字で表示)。球速はホームチームの得点の左側にスライドして表示。
テレビ新広島は、画面右下に表示。左に縦組みでチーム名(日本語1文字)と得点、中央に走塁表示、右側に縦組みでBSOカウント表示。上部右側に回数(投球時はその左側に球速表示が加わる)、下部右側に「TSS SPORTS」と表示。各パーツは2011年までのフジテレビのテロップとほぼ同一だが、レイアウトは前述のように大きく変えてある。また、テレビ朝日や1世代前の日本テレビに準じて、左上に次回の打者3人を示す「NEXT」表示がある。1世代前のテロップは2世代前のフジテレビに準じた形状であった。
テレビ西日本は、画面右下に表示。テレビ新広島と同様、2011年までのフジテレビのテロップをベースにレイアウトを大きく変更したものを使用している。形状はTSSのものに似ているが、得点部分のチーム名は帽子に付けられているロゴで表されており、走塁表示は得点とカウントの中間ではなく、カウントの上に配置。その左側に回数表示、さらに投球時は回数の上に球速が表示される。画面左上にはテレビ朝日のような「(投手) VS (現在の打者) NEXT(後続打者2名)」の表示がある。以前は2世代前のフジテレビに準じた形状で、2007年のみ下部にローカル中継のサブタイトルである「HAWKS Live」と表示していた。
北海道文化放送は、画面右下に表示。左上に紺色地に白文字でイニング(「1表」など)、その下に白地の上に「球団名 得点」を縦組みで表示(例:「H 1〈改行〉F 1」、攻撃中の球団名の左横には赤い縦線が追加される)。右側には走塁表示(走者なしの場合は空白)、その下にBSOカウントを数字で縦組みで表示(黒数字で、白い背景が個別に付く。2010年以前はSBO配列で、黄・緑・赤丸で表示していた)。
得点テロップ
フジテレビは、1点加点後の数字が画面上部に大きく表示(複数加点の場合は加点数に応じて回転しながら加点後の数字になる)され、回転しながら得点側のチームに移動。真ん中に得点の挙げ方(最終回でサヨナラ勝ちによる試合終了の場合は「サヨナラ」と表示)、回数が表示される。バックはチームのロゴを表示。2012年のマイナーチェンジ後は全体的に小型化され、イニング表示が省略された。チームのロゴはチーム名横に表示。
東海テレビは、得点がオレンジ色で回転しながら表示。まず得点、回数、得点したチーム名だけ表示し、その後得点された側も表示。バックはチームロゴを丸の中に収めたもの。
関西テレビは、数字が下から赤字で得点側のチームに加点されていく。上部にチーム名、下部に得点。得点のバックにはチームのマスコットを表示し、得点側はカラーで守備側はモノクロ表示となる。また、走者が一周するアニメーションが付く。
テレビ新広島・テレビ西日本は、形状はフジテレビと似ているが、得点の数字がテレビ新広島は炎が爆発するCGと同時に変化、テレビ西日本は光のCGと同時に変化(以前はボールが現れ得点を加点する形だった)。
北海道文化放送は、得点した側の点数表示に向かって加点後の数字が飛んできて光って入れ替わる。
副音声企画
地上波では副音声でも球場音声や野球トーク番組を放送していた(広島主催を除くゴールデンタイムの巨人戦全国中継で実施[20])。
- 「やじ馬応援合戦」・「ドキドキナイター」
- ホーム(ヤクルト、大洋)VSビジター(巨人など)それぞれのファンの芸能人、解説者、アナウンサーによる野球談義トークがあり、1980年代後半では、ヤクルトは小野ヤスシと矢代静一、大洋は玉置宏、巨人は毒蝮三太夫が担当していた。
- 「豊田泰光の辛口言いたい放題」
- 豊田泰光がゲスト(フジテレビ解説者、もしくは野球にまつわるゲスト)と二人で、言いたい放題の解説を繰り広げるものが主に1990年代後半から2000年まで行われていた。
- 英語実況
- マーティ・キーナート(現:東北楽天ゴールデンイーグルス球団社長補佐兼球団アドバイザー)による英語による野球実況。主に関西テレビ制作時に実施した。なお同様の試みは毎年1月最終週に行われている大阪国際女子マラソンの中継(同じく関西テレビ制作である)でも1999年の第18回大会まで行われていた。
- 「ワンサイド○○○○○」
- ホームチームファンのゲスト有名人、解説者、アナウンサーによるトークで、カードによって異なるものがある。中日対巨人戦では主に峰竜太が、阪神対巨人戦では通常解説者活動を行っていない阪神OB(三宅秀史等)が出演していた。
- スタジアムノイズ
- 球場音声のみの放送。これはNHK BS1でも2012年現在行われている。また、テレビ新広島のローカル放送でも音声多重放送開始直後に数回実施した。
出演者
解説者
※印付きの解説者は、ローカル中継にも登場するが、フジテレビ・BSフジ兼任者。
全国ネットでは『フィールドナビゲーター』の肩書きで解説者がベンチリポートを務める場合がある(主にフジテレビ主導の場合)。
フジテレビ・BSフジ
- フジテレビ専属
- 関根潤三(1966年-1969年、1971年-1974年、1977年-1981年、1985年-1986年、1990年-。ニッポン放送解説者兼)
- 江本孟紀(1982年-。ニッポン放送解説者兼)
- 平松政次(1985年-。テレビ神奈川解説者兼)
- 大矢明彦(1986年-1992年、1998年-2006年、2010年-。ニッポン放送解説者兼)
- 谷沢健一(1987年-1993年、1996年-。東海テレビ放送・東海ラジオ放送解説者兼、その他J SPORTS〈東海テレビ製作分〉)
- 田尾安志(1992年-2004年、2006年-。東海テレビ放送・関西テレビ放送・北海道文化放送・テレビ愛知・ニッポン放送解説者兼、その他J SPORTS〈東海テレビ製作分〉)
- 高木豊(1995年-2000年、2002年-2011年、2014年-。)
- 池田親興(1997年-。テレビ西日本解説者兼)
- 金村義明(2000年-。地上波全国放送ではフィールドナビゲーターでの出演が多かった。関西テレビ放送・J SPORTS解説者兼)
- 片岡篤史(2007年-2009年、2013年-。関西テレビ放送・北海道文化放送解説者兼、その他STVラジオ本数契約)
- 石井一久(2014年-。ニッポン放送解説者兼)
- ニッポン放送と兼任する解説者が多い。また、平松・谷沢もかつてはニッポン放送の解説者であった。片岡はニッポン放送の解説者ではないが、2013年4月よりニッポン放送で毎週月曜日にメインパーソナリティーとしてレギュラー番組を担当しており、またゲスト解説者としても出演した。一方でかつては別所毅彦、豊田泰光など文化放送と兼任する解説者も存在したが、豊田が降板して以降は、専属解説者では文化放送と兼任する者はいない。尚、関根は2010年以降地上波出演がない。
- 『すぽると!』ベースボールコメンテーター
2011年より『すぽると!』のレギュラー野球解説者に加入した下記3名の解説者も当番組の解説者を務める。フジテレビのみならず、系列局制作の中継にも登場する。フジテレビの専属契約ではないので、他局の中継にも出演する場合もある。
- 立浪和義(2010年-。日本テレビ・中京テレビ・CBCテレビ・CBCラジオゲスト解説者兼。)
- 仁志敏久(2011年-。文化放送解説者兼)
- 野村弘樹(2012年-。ニッポン放送・tvk・J SPORTS解説者兼)
- 立浪については、フジテレビ及び系列局制作の中継には前年の2010年からゲスト解説者として既に出演していた。
- その他本数契約(他系列の解説も担当)
- CS放送・フジテレビONE向けのみ担当の解説者
- 若松勉(ヤクルト主催ゲーム担当、2006年-2008年はフジテレビ専属。)
過去の解説者
ニッポン放送・文化放送やNRN・FNS系列局との兼任が多かった。
- 池山隆寛(2003年-2004年。ニッポン放送解説者兼。尚、2010年5月1日、仙台放送制作の楽天VSオリックスにてスタンドリポーターを担当。現:ヤクルト二軍打撃コーチ)
- 大久保博元(デーブ大久保)(1996年-2007年。ニッポン放送解説者兼。地上波全国放送ではフィールドナビゲーターでの出演が多かった。現:楽天二軍監督)
- 大杉勝男(1986年-1989年)
- 大田卓司
- 小関順二(スポーツライター。ゲスト解説として2003年5月24日〔土曜〕の『横浜 vs 巨人』に出演[21])
- 尾花高夫(1992年-1994年)
- 加藤初
- 加藤博一(1991年-2006年)
- 金田正一(1979年-1981年)
- 楠安夫
- 古葉竹識(1986年に数回ゲスト解説。現:東京国際大学監督)
- 小森光生
- 権藤博(1984年-1987年、1994年-1996年。現:東海テレビ・東海ラジオ解説者)
- 斉藤明夫(1994年-1995年、2000年-2006年、2009年-2012年。現:千葉ロッテマリーンズ一軍投手コーチ)
- 斎藤雅樹(2004年-2005年。現:巨人一軍投手コーチ)
- 佐藤和弘(パンチ佐藤)(1990年代後半頃。本数契約。現:タレント)
- 柴田勲(1986年-1992年ごろ。現:RFラジオ日本解説者)
- 島田源太郎(ロッテオリオンズの仙台本拠地時代〈1974年-1977年の間〉に出演。仙台放送解説者兼)
- 鈴木孝政(1990年-1994年、1998年-2003年)
- 高津臣吾(2012年-2013年。2013年はニッポン放送も兼任。現:東京ヤクルトスワローズ一軍投手コーチ)
- 達川光男(1993年-1994年、1996年-1997年、2001年-2002年、2004年-2013年。テレビ新広島・ニッポン放送解説者兼、その他J SPORTS〈テレビ新広島製作分〉。現:中日ドラゴンズ一軍バッテリーコーチ)
- 土井淳(ニッポン放送兼)
- 土橋正幸(1974年-1983年、1987年-1991年、1993年-1990年代中頃。ニッポン放送兼。元:J SPORTS解説者)
- 豊田泰光(1970年-1971年、1973年-1980年代前半頃、1993年-2002年頃〈地上波は2001年まで。その後は本数契約という形で地上波副音声や系列CS放送の中継に出演していた〉。ニッポン放送〈1970年代後半頃まで〉→文化放送兼。)
- 中原宏
- 西本聖(現・オリックス一軍投手コーチ、本数契約)
- 二出川延明
- 服部受弘
- 浜崎真二
- 広澤克実(現:サンテレビ・TOKYO MX解説者。2009年にゲスト解説)
- 藤波行雄(1987年-2000年。現:東海テレビ放送・三重テレビ放送・J SPORTS解説者。キー局兼任を外れた)
- 別所毅彦(1967年、1971年-1999年。文化放送兼)
- 別当薫
- 松沼博久(現:J SPORTS解説者)
- 水野雄仁(1997年-1998年。現:日本テレビ・RFラジオ日本解説者)
- 元木大介(TBSラジオ解説者。テレビではフリー。2008年、2009年にゲスト解説)
- 安居玉一
- 八木沢荘六(1996年。現:群馬ダイヤモンドペガサス投手コーチ)
- 山根俊英
- 若松勉(2006年-2008年。当時ニッポン放送兼。現:ニッポン放送、北海道文化放送、フジテレビONE解説者)
北海道文化放送
- 金村暁(2012年より。テレビ北海道・GAORA解説者兼)
- 若松勉(2006年より、本数契約。フジテレビONEヤクルト主催ゲーム兼。2008年まではフジテレビ地上波兼)
- 立浪和義※(2010年より、本数契約)
- 田尾安志※(2011年より、本数契約)
- 片岡篤史
- 金村加入以降は、原則として金村がメイン解説者として大半の試合を担当するようなり、その他の解説者はダブル解説として年1~2回程度の出演となっている。
過去の解説者
- 高木豊※
- 広瀬哲朗(文化放送・STVラジオ解説者兼。北海道のその他の放送局でも解説することがあった)
- 光山英和(STVラジオ・GAORA解説者兼。本数契約)
- 芝草宇宙(現・日本ハム一軍投手コーチ、GAORA解説者兼。2010年)
- 岩本勉(文化放送・北海道放送・北海道テレビ放送・GAORA解説者兼。本数契約)
仙台放送
※仙台放送は専属の解説者がいないため、2010年まではフジテレビおよび他の同系列局から解説者のみを起用していたが、2011年以降はフリーの広沢も起用している。
- 参考として、斉藤明夫(2005年、2006年、2009年)、高木豊(2005年)、達川光男(2005年、2008年)、田尾安志(2007年、2011年、2012年)、江本孟紀(2010年、2011年。2010年はスタンドリポーターとして元フジテレビ解説者の池山隆寛も出演)、広澤克実(2011年、2012年)、山崎武司(2014年 - )、野村克也(2014年 - )、飯田哲也(2014 - )。
- 年々中継試合数は減少していたが、2011年は初めて前年から増加した。2005年からの中継数は(4→2→1→1→1→1→3→3)。
過去の解説者
- 島田源太郎(ロッテの仙台本拠地時代に出演。在任当時フジテレビ兼)
東海テレビ
- 谷沢健一※
- 田尾安志※
- 権藤博(1984年-1987年、1994年-1996年、2009年-2011年、2013年-。東海ラジオ放送解説者兼。2008年のみメーテレ本数契約、以前はフジテレビ兼)●
- 藤波行雄(1987年-。三重テレビ放送解説者兼。以前は東海ラジオ・フジテレビ兼。三重スリーアローズコーチだった2010年はスケジュールの兼ね合いから、J SPORTSでもほとんど出演しなくなり、三重テレビでの放送出演がほとんどだった)●
- 鈴木孝政(1990年-1994年、1998年-2003年、2005年-2011年、2014年 - 。東海ラジオ放送解説者兼。以前はフジテレビ兼)●
- 鹿島忠(2007年-。東海ラジオ放送・テレビ愛知〈専属契約: 1997-2000年、本数契約: 2011年〉解説者兼)●
- 立浪和義(2010年-)※本数契約
- 山崎武司(2014年-。東海ラジオ、ニッポン放送、テレビ愛知解説者兼。フジテレビ制作の対巨人戦全国中継やパ・リーグ公式戦関東ローカル中継にも出演)※
- 井上一樹(2014年-。東海ラジオ放送解説者兼)
備考
普段のローカル中継では長らく解説者1名で放送していたが、2014年からは原則として2名体制で放送する。ビジターの系列局に同時ネットされる場合は、ビジター側系列局の解説者が出演した例がある他、2011年以降の交流戦は相手チームOBをゲストに迎えて解説者2名で放送している(楽天戦:野村克也、西武戦: 大塚光二、東尾修、ロッテ戦: 黒木知宏、小林宏之、オリックス戦: パンチ佐藤などFNN・FNS系列専属以外からが多い)。フジテレビ地上波がある場合はフジテレビからも解説者が派遣され、2010年までは谷沢or田尾+その他のフジテレビ専属解説者1名という布陣となっていたが、2011年に立浪が『すぽると!』レギュラー解説者に加入して以降は、全国中継においては原則として立浪+その他のフジテレビ専属解説者1名という布陣に代わってきていた(まれに立浪の代わりに谷沢or田尾の場合もあり)が、2014年最初の全国中継は山崎と立浪が担当した。
●の解説者は東海テレビ制作・J SPORTS放送の中日戦およびフジテレビONE/TWOの中日対巨人戦にも登場する[22]。尚、谷沢・田尾は2011年までは東海テレビ制作中継では地上波のみの出演、2012年はJ SPORTS放送分も担当したが、2013年は落合英二(フリー)と野口茂樹(東海ラジオ解説者)がJ SPORTS放送分に出演するようになったことと、権藤が復帰したため再び地上波のみの出演となった(田尾・谷沢はテレビ新広島制作分でも地上波同時放送時に限りJ SPORTSへの出演あり)。2014年は2年ぶりに谷沢・田尾がJ SPORTS放送分にも出演している。
かつて鈴木孝政がフジテレビと兼任していた頃は、鈴木がメイン解説者としての位置づけで大半の試合の解説を担当し、谷沢や田尾は全国ネットとなる巨人戦での出演が中心(鈴木+谷沢or田尾という組み合わせが多かった)となっていた他、鈴木がフジテレビ系列全国中継(ヤクルト対巨人など)担当に廻った場合は、東海ラジオ解説者が担当する場合があった。鈴木がフジテレビ兼任を外れてからは、巨人戦以外での出演が少なかった谷沢や田尾がローカル中継の試合でも頻繁に登場するようになった一方、東海ラジオ兼任解説者の出演は減少している。
藤波は2010年以降、東海テレビの地上波中継を担当しておらず、三重テレビおよびJ SPORTS向けが中心となっているが、2012年は対巨人戦でフジテレビONEに出演した。
過去の解説者
- 国枝利通(日本テレビ系でネットしていた時代から継続)
- 河村保彦(一時フジテレビ兼。その後NHK名古屋放送局ローカル放送解説者を歴任)
- 杉下茂(1967年、1970年代前半頃。フジテレビ・東海ラジオ兼)
- 平野謙(2003年-2005年、2009年-2010年。担当時東海ラジオ・HBCラジオ兼任。2014年は東海ラジオ放送・STVラジオ解説者)●
※この他、東海ラジオの解説者(森本潔・上川誠二等)もローカル中継に限り登場したことがある。また、2011年までJ SPORTSおよびONE/TWO版に限り当時中京テレビ・東海ラジオ解説者だった川又米利も担当した。
関西テレビ
過去の解説者
※ゲスト解説の西山を除き、在任時フジテレビ兼
- 植村義信
- 大崎三男
- 大下弘(1962年-1967年、1969年-1973年)
- 岡本伊三美(1973年-1981年)
- 加藤英司(1988年-1994年。現:サンテレビ、J SPORTS解説者)
- 児玉利一
- 田村信三郎(1971年頃。野球評論家・元サンケイスポーツ記者)
- 西本幸雄(1982年-2003年)
- 星野伸之(2003年-2005年。現:オリックス二軍投手コーチ)
- 松田清(1960年代-1972年)
- 水谷実雄(1986年)
- 村田辰美(1996年-2007年。ラジオ大阪解説者兼)
- 山本八郎(1968年)
- 山本一義(1986年-1988年。1989年にRCCへ移籍)
- 吉田義男(1970年-1974年、1978年-1984年。現:ABC解説者)
- 米田哲也(1982-1984年、1987年-1992年途中[23]。ラジオ大阪兼)
- 西山秀二(本数契約 RFラジオ日本・GAORA兼。2011年9月にゲスト出演予定も雨天中止)
テレビ新広島
- 金石昭人(2014年 - 。HBCラジオ・GAORA兼。本数契約)
- 金本知憲(2014年 - 。日本テレビ・読売テレビ・ABCテレビ兼。本数契約。フジテレビ主幹制作の広島対巨人戦全国中継にも出演)
- 高橋慶彦(2014年 - 。本数契約。初出演の予定は都合により金石に変更)
- 笘篠賢治(2014年 - 。 J SPORTS解説者兼。本数契約)
- 西山秀二(2014年 - 。GAORA・RFラジオ日本兼。本数契約)
- 達川光男の中日コーチ就任に伴い、他の在広局での解説者としての活動がない広島OBを随時本数契約で起用する他、必要に応じてフジテレビ・東海テレビ・関西テレビ・テレビ西日本からも試合ごとに解説者を派遣する予定(FNS各局からの派遣は1995年・1998年 - 2000年・2003年も同様)。
- 通常は森永または達川一名での解説であったが、カードによっては系列局から解説者を迎え、森永・達川とのダブル解説となることがあった。
過去の解説者
テレビ西日本
- 池田親興※
- 大石大二郎(2014年 - 。本数契約・関西テレビ兼)
- 通常は池田の単独出演であるが、対戦チームによっては、池田の他にそのチームに縁のあるフジテレビ専属解説者や「すぽると!」ベースボールコメンテーターも出演する場合あり。解説者2名出演時は居住地が福岡から近い田尾・達川の出演が特に多い。
- ゲスト解説者
- 野村克也(2012年5月5日、楽天戦に出演)
- ヤクルト監督時代の1993年と1994年、フジテレビ制作セントラル・リーグ戦中継のオープニングに登場した。’93年は巨人戦のみ、’94年は一部の試合を除いて自身のボヤキとともにタイトルが出るものだった。同時期のパシフィック・リーグ戦中継では前宣伝VTRの後、中継映像に番組ロゴという構成だった。
過去の解説者
- 島田誠(1992年-1996年。在任当時フジテレビ兼。)
- 岸川勝也(本数契約、当時スポーツアイESPN解説者。のちにRKB毎日放送解説者就任。現: 巨人2軍打撃コーチ)
- 小川史(本数契約。現:ソフトバンク3軍監督)
- 関口清治(在任当時フジテレビ兼)
- 野口正明(在任当時フジテレビ・RKB毎日放送兼。日本テレビ系列時代にも出演)
- 宮寺勝利(在任当時フジテレビ兼)
- 若生忠男(在任当時フジテレビ兼)
過去の系列局
広島テレビ (1975年9月まで)
※専属の解説者がいない時期は、関西テレビ・フジテレビ・東海テレビ・テレビ西日本の解説者が出演していた(この場合、日本テレビ系列向けの中継は日本テレビ・読売テレビ・福岡放送の解説者が担当)。
九州朝日放送 (1964年10月まで)
実況アナウンサー
フジテレビ系列全国ネットでの中継において、フジテレビ以外のアナウンサーが実況・ベンチリポートをするときは名前の下に括弧付きで所属局名がクレジットされる。
全国ネットの場合は関東地区以外でもフジテレビアナウンサーが実況を担当する場合がある。
●…女性アナのみ出演による中継(#各種企画を参照)の担当者。
フジテレビ・BSフジ
- 以下はフジテレビONE「Enjoy! SWALLOWS BASEBALL L!VE」のみ担当
過去
- 小篠菊雄
- 鳥居滋夫
- 岩佐徹(1969年-1981年。1967年に東京12チャンネルへの裏送り中継でも出演。現:フリーアナウンサー)
- 松倉悦郎(現:僧侶)
- 堺正幸
- 陣内誠(現:審議局)
- 近藤雄介(現:視聴者総合センター)
- 福井謙二(現:ラジオパーソナリティ。文化放送の朝の番組福井謙二 グッモニのメインパーソナリティ担当)
- 野崎昌一(現:広報部)
- 吉沢孝明(現:名古屋支社長)
- 三宅正治
- 青嶋達也
- 松井みどり(2006年12月31日付で退職。現:フリーアナ・ナレーター)
- 八馬淳也(現:営業部)
- 大川和彦
- 田中亮介
- 盛山毅
- 山田祐嗣
- 佐野瑞樹
- 長坂哲夫(現:総務局)
- 中井美穂●
- 松元真一郎(現:ザ・ユニバース所属)
北海道文化放送
過去
仙台放送
過去
東海テレビ
過去
- 高井一(主にナゴヤ球場時代に担当していた)
- 下山順一(日本テレビ系列にもネットした時代から担当)
- 吉村功(-2005年まで〈2004年度末の退職後も引き続き担当。三重テレビ・CS放送向けに制作の中継は、2006年まで担当〉。現:フリーアナウンサー)
- 植木圭一(一時別部署を経てアナウンス部長として復帰したが、現在は再び別部署に所属)
- 新田紀典(定年退職)
- 宗宮修一(その後WOWOWに移籍。現在は同局編成局・著作権考査部所属)
- 武井正晴(リポーターのみ)
- 岸聖美●
関西テレビ
過去
- 松本暢章(1959年-1990年)
- 杉本清(※パ・リーグアワーの実況を担当)
- 塩田利幸(1962年-1998年。現:フリーアナウンサー)
- 毛利八郎(現:スポーツ部長)
- 山本浩之(野球実況からは引退。現:フリーアナウンサー)
- 梅田淳(1990年-2004年。現:フリーアナウンサー)
- 馬場鉄志(-2010年)
- 石巻ゆうすけ(野球実況からは引退)
- 岡林豊明(-2003年。現:スポーツ部副部長)
- 出野徹之(現:大阪センチュリー交響楽団事務局長)
- 岡安譲(2004年)
- 杉本なつみ(2004年。※当時の番組公式サイト内において、「KTV女子アナとしては久々のプロ野球中継参戦」と紹介された[24]。)
- 中島優子●
テレビ新広島
過去
※かつては、TSSローカルでフジテレビや関西テレビのアナウンサーが実況を担当する場合もあった。
- 星野牧人
- 神田康秋(2004年まで担当。その後TSSプロダクション常務取締役を2012年まで務めた)
- 笠間雅一
- 棚田徹(二軍戦中継やベンチリポートを主に担当)
- 佐藤幸弘(ベンチリポートのみ)
- 石原敬士(1991年 - 2003年。現:フリーアナウンサー)
- 松本京子●
- 矢野寛樹( - 2014年)
テレビ西日本
過去
過去の系列局
広島テレビ
九州朝日放送
解説者・アナウンサーの備考
- 1967年、同じ関東地区のテレビ局で、全日放送を再開したばかりの東京12チャンネル(現:テレビ東京)へ、フジテレビ制作によるサンケイアトムズ戦ホームゲームが裏送り中継され、フジテレビの解説者・アナウンサーを出演させていた。
- J SPORTS(2009年9月までフジテレビが出資)が制作する「J SPORTS STADIUM 野球好き」の中日 (THK)、オリックス (KTV)、広島 (TSS) 主管試合の中継に出演する解説者・アナウンサーがいる(ただし、オリックス戦はKTVが直接関与していない。2011年までは子会社のメディアプルポが制作協力していた)。また、ヤクルト戦がJ SPORTSで放送された時代にはフジテレビと同系列(フジサンケイグループ)企業のニッポン放送からもアナウンサー・解説者を迎えて放送した事例がある。
- 1990年代のオールスターゲーム中継では、系列各局の解説者・アナウンサーが集結してリレー実況を行っていた時期もあった。
- 関西テレビローカルで2013年5月31日に放送された「オリックス対阪神」の中継では、実況を関西テレビ側が用意したが、同時期に関西テレビが主催・製作する「ダイヤモンドカップゴルフ」(茨城県)が行われ、スポーツ中継要員の大半をそちらに派遣している影響で、ベンチサイドレポーターを東海テレビアナウンサーの森脇が担当した。
特別中継
番組を利用して中継されたケース
- 1982年10月19日、この日は19時00分から「横浜大洋vs中日」戦(横浜スタジアム)を中継、中日が勝つか引き分けで中日は優勝、中日が負ければ既に全日程を終えた巨人が優勝する状態だったが、『欽ドン!良い子悪い子普通の子』の開始時刻となる21時00分になっても決着が着かないため、通常は録画放送の『欽ドン』を生放送に切り替え、司会の萩本欽一が3人の息子達を呼び出し、萩本が「お前達、どうするのだ」と問いかけると、息子達はそれぞれ「野球が見たいですね」と発言したため中継を続行、中日の勝利→優勝を見せる事が出来た。
- 1984年5月21日21時00分『欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子』内で、試合が延びていた横浜大洋vs巨人戦(横浜スタジアム)を放送。この日の視聴率は36.7%を記録(関東地区)[25]。
- 1985年10月16日、阪神が勝てば優勝が決まる「ヤクルトvs阪神」戦(神宮球場[26])を21時02分-の「夜のヒットスタジオDELUXE」の生放送の中で中継。21時59分阪神の優勝が決定[27]。
- 1990年5月24日、中継が30分延長した「中日vs巨人」戦(ナゴヤ球場[28])を21時30分-の『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』で、同番組の各コーナーをカットして放送。ちなみにこの試合では、番組前の中継で両軍入り乱れての乱闘があった。
- 1994年10月8日、同率首位で並び、勝った方が優勝となる「中日vs巨人」戦(10.8決戦、ナゴヤ球場[29])を、18時00分-の『FNNスーパータイム』[30]の中で、放送時間の大半を使って中継。
プレーオフ、クライマックスシリーズ
2005年
- パ・リーグプレーオフ第2ステージ、ソフトバンク対ロッテ第2戦をテレビ西日本が制作、同局とBSフジで放送した。
2007年
- セ・リーグクライマックスシリーズ第1ステージ、中日対阪神第1戦の試合を東海テレビと関西テレビでローカル放送を行った(BSフジ放映無し、CSフジテレビ739完全中継)。
2008年
- パ・リーグクライマックスシリーズ第1ステージ、オリックス対日本ハムの第1戦、第2戦の試合を関西テレビと北海道文化放送でローカル放送。
2009年
- パ・リーグクライマックスシリーズ第2ステージ、日本ハム対楽天の試合を北海道文化放送、仙台放送でローカル放送。
2010年
- パ・リーグプレーオフファイナルステージ、ソフトバンク対ロッテ第2戦・第5戦をテレビ西日本でローカル放送を行った。
- セ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ、中日対巨人第3戦の試合を東海テレビローカルで、第4戦の試合は全国ネット(テレビ大分を除く)で放送を行った(BSフジ放映無し、第4戦のみCSフジテレビONEではトップ中継を行った)。
日本シリーズ
フジテレビ系列において最初に日本シリーズ中継が行われたのは、1963年の「西鉄×巨人」第1・2戦(平和台球場)で、当時は九州朝日放送(KBC/NET系列とのクロスネット、現在はテレビ朝日系列単独)の制作で放送された[31]。
それ以後も、フジテレビ系列における日本シリーズ中継では数々の逸話がある。ここではその一部を述べる(各年の日本シリーズの項目も参照)。
日本シリーズ史上最高視聴率(1978年)
1978年10月22日の日本シリーズ(ヤクルト×阪急)第7戦(後楽園球場)[32]をフジテレビが中継した。この試合、ヤクルトの大杉勝男が7回裏、レフトスタンドに放った本塁打を巡って阪急の上田利治監督(当時)が抗議、1時間19分も試合を中断させた。試合はヤクルトが球団創設以来初の日本一に輝く。視聴率は45.6%(関東地区)[25]と、日本シリーズ中継史上最高視聴率を記録している。ちなみに、フジテレビ制作による日本シリーズ中継はこの年の第1・6・7戦が開局以来初であり、第2戦を除く全試合がFNS系列での放送となった(なお、第3・4・5戦〈西宮球場〉は関西テレビ制作で中継された)[33]。
また、日本シリーズ中継では最初にステレオ放送を実施した。
王事件の余波、中継不可能(2003年)
2003年の日本シリーズ(ダイエー×阪神)はテレビ東京(第7戦・福岡ドーム〈現:ヤフオクドーム〉、TVQ九州放送制作)を含む各テレビ局がこぞって中継する中、フジテレビ系列(テレビ西日本・関西テレビ)だけが中継できず孤立した。原因として、当時のフジテレビにおける人気番組だった『水10!「ワンナイR&R」』(2003年8月13日放送)での、ダイエー(現:ソフトバンク)の王貞治監督(当時。現:ソフトバンク球団会長)の侮辱事件が大きく影響したからである。ダイエーの高塚猛球団社長(当時)は「球界を代表する人を侮辱したのですから、推薦しないのは当然です」として、球団側との話し合いの席で、フジ系列 (TNC) を中継に推薦しないことを決定した。阪神の星野仙一監督(当時)もこれに端を発し「もし俺が(同じ事を)されたら、そのテレビ局には選手、コーチ、球団関係者の出演も取材も拒否させてもらう」(スポーツ新聞のコメント)として、阪神球団もフジ系列 (KTV) を推薦しなかった[34]。 テンプレート:Main2 なお、日本シリーズ閉幕から9日後の11月5日に行われた「アサヒビールチャレンジ・アジア野球選手権2003」(中国×日本、札幌ドーム)は事件に関係なく、予定通り中継された。
2011年はソフトバンクが日本シリーズに進出したが、福岡Yahoo!JAPANドームでの第1戦の中継はテレビ西日本・フジテレビ制作で放送され、実況はフジテレビから、ベンチリポートはテレビ西日本と東海テレビから派遣した。ナゴヤドームでの第3戦は東海テレビ・フジテレビ制作で放送され、実況は東海テレビから、ベンチリポートは東海テレビとフジテレビが派遣した。
シリーズ史上最長試合、CMなし(2010年)
2010年の日本シリーズ(中日×ロッテ)で、フジテレビ系列は第6・7戦(ナゴヤドーム、東海テレビ)を中継した(第2戦は東海テレビがローカルで中継した)。
第6戦(11月6日)は延長15回、試合時間5時間43分という日本シリーズ最長試合を中継した。そのため、放送時間が190分延長され、中継時間内のスポットCM販売契約時間を過ぎた23時以降は試合終了までCMなしで放送された[35][36]。
ロッテが4勝2敗1引き分けで日本一を決定した第7戦(11月7日)も前日に続き延長戦となり、延長12回、試合時間4時間56分(歴代2位)の試合となった。ちなみにこの日の放送時間延長は2時間20分で、前日に引き続き22時以降は試合終了までCMなしで放送された。
また、第6・7戦ともにこの年の日本シリーズでは2ケタの視聴率を記録しており、第6戦は関東地区で18.9%、東海地区(東海テレビ)では32.0%を記録。続く第7戦は関東20.6%、東海34.6%をの高数字を記録している。また、第7戦での瞬間最高視聴率は34.1%(関東地区、22時27分)を記録した[37][38]。
各種企画
- 1990年頃、たまに木曜日や日曜日の深夜帯で、女性向け企画として「男子禁制!レディースミッドナイター」と銘打ち、中井美穂、中島優子(関西テレビ)、松本京子(テレビ新広島)の女性アナウンサー3人で進行する中継があった。主に大洋戦(対中日、広島、阪神戦)を4試合ほど録画で中継した(テレビ新広島では広島対中日戦の最終戦デーゲームで東海テレビの岸聖美アナウンサーも加えて4人で同様の企画を行い、先述の大洋対広島戦も含めて「プロ野球レディース中継'90」の番組名で生中継で放送した)。
- 全国中継の巨人戦(ビジター)の試合では、フジテレビの携帯電話サイト(テレビ画面に表示されるQRコードをカメラ付き携帯電話に写してそこから直接アクセスする。通常の目次から検索する方式も利用可)を使って中継対戦チームに対する応援メッセージの募集を行っている。
- 1990年代後半には副音声でパンチ佐藤とパンチョ伊東のパンチ&パンチョが登場することもあった(主にヤクルト戦)。
- 2007年より、中継時間中までに飛び出したホームランを再生するコーナー(プロ野球ニュースの「きょうのホームラン」と同じ形式)を放送している(時間の都合で行わない場合あり。全国中継および関東地区で放送のカード)。
- 関西テレビ・高知さんさんテレビ(開局前は高知放送)向けに、毎年阪神とオリックスの高知県内(安芸市営球場、高知市営球場、高知県立春野運動公園野球場)で行われるオープン戦の中継を行っており、2005年以後はセ・パそれぞれ唯一の関西球団で有ることから、「KTVカップ・定期戦」として開催し、当日生放送(土曜日は年度により試合の途中から、または録画放送)をしている。
フジテレビナイターまつり
1992年-2006年まで、毎年7月(8月)に神宮球場の東京ヤクルト(旧:ヤクルト)vs巨人3連戦で開催され、フジテレビの人気番組の出演者が始球式や応援ゲストで出演している。特に夏季(7-9月)に放送されるゴールデンタイム枠のドラマ枠(月曜9時、火曜9時、木曜10時)に主演する出演者が登場することが多かった。
1998年は初の6月開催となった神宮のほか、7月14日-16日の横浜スタジアムの横浜vs巨人3連戦でも開催され、2003年は4月8日-10日のヤクルトvs巨人3連戦でも開催された。
2003年7月もヤクルトvs巨人3連戦で開催されたが、東海テレビと関西テレビではナゴヤドームの中日vs阪神3連戦に差し替えられた。
2004年は初の8月開催となり、8月3日-5日のヤクルトvs巨人(神宮球場)3連戦で行われたが、5日がテレビ朝日系での中継だったため3日、4日の2試合のみの開催となった。
なお、2006年は8月8日-10日のヤクルトvs巨人(神宮)3連戦で開催される予定だったが、地上波での生放送がなくなったため、CSでの中継となった。(地上波では東京地区のみ限定で録画中継)また、新しい試みとして、「デジタルメディア横断プロジェクト "デジタルナイター祭り"」と題して、フジテレビ番組ホームページと携帯電話サイトに特別ページを設けてのネット中継を行うことになった。
2007年は前年と同じく地上波での生放送がなくなり(深夜30分の録画編集放送)、前年のようなネット中継もなく、CS中継のみの形となり、1992年より続いたナイターまつりが一旦終了したが、2014年4月15・16日の東京ヤクルトvs巨人(15日静岡草薙球場、16日神宮)で8年ぶりに実施された。内容は番組連動データ放送を利用した視聴者へのプレゼント企画や佐藤健・渡部篤郎による始球式(15日のみ)等。
- 一部系列局での放送
東海テレビ・関西テレビ・テレビ新広島ではナイターまつり期間中でも、それぞれ中日戦・阪神/オリックス/近鉄戦・広島戦への差し替えを行っていた。
東海テレビでは、フジテレビとは別に、毎年8月に3連戦のうち2試合を放送し、「東海テレビナイター祭り」と題した放送が行われる。内容は視聴者へのプレゼント企画等。こちらは2013年現在も行われている。
- 備考
- インターネット特設ページ(利用は日本国内のみ)では同時に1万人までアクセス可能な実況ストリーム配信を実施(350kdps 視聴無料)。
- また、携帯電話はNTT DoCoMoのVライブ方式のテレビ電話に限り利用できた(ただし、通話料が必要)。
- 中継スタイルは例年のように豪華ゲストやリポーターを数人用意するのではなく、CS放送の巨人戦のように実況と解説がラジオ中継のように話すスタイルとなったが、通常の巨人戦では出演しない東京ヤクルトスワローズの公認女子マネージャー磯山さやかが女子マネージャーとして3連戦に参加した。
イベント
参加番組
- ナースのお仕事:観月ありさが始球式
- ナースのお仕事2
- ナースのお仕事3
- ナースのお仕事4
- 翼をください!:細川直美が始球式
- 総理と呼ばないで:佐藤藍子が始球式
- ショムニ(1998年):江角マキコがドラマ衣装のOL制服姿で始球式登坂
- ショムニファイナル
- 神様、もう少しだけ:深田恭子がドラマ衣装の高校制服姿で始球式
- めざましテレビ:小島奈津子、吉田恵、皆藤愛子が始球式
- 笑う犬の発見/笑う犬の情熱:堀内健が始球式のほか、『ホリケンサイズ』をグラウンドで踊った。
- トリビアの泉:パネラーのMEGUMI、ビビる大木がゲスト。試合は雨天中止。
- ポンキッキーズ21:『サタキッズ』の一環として参加。
- 脳内エステIQサプリ:伊東四朗がIQマスターの衣装で始球式
- 絶対彼氏〜完全無欠の恋人ロボット〜:相武紗季が番組名入りのユニフォーム姿で始球式
- BOSS:戸田恵梨香が始球式
- ビター・ブラッド:佐藤健が投手、渡部篤郎が打者となり始球式。中継にもゲストとして出演
...etc
派生番組
- SWALLOWS BASEBALL L!VE(ヤクルト戦専門。フジテレビONE)
- プロ野球トップ&リレーナイター(フジテレビ739。フジテレビONEになってからは放送されていない)
- BS FUJIハイビジョンナイター(BSフジ、2001年のみ放送)
- スワローズCafe(フジテレビ東京ローカル)
- L!VE MAJOR LEAGUE BASEBALL(アメリカ・大リーグ中継。BSフジ、フジテレビを中心に放送)
テレビゲーム・アーケードゲーム
2002年の初めに、フジテレビがナムコ(現:バンダイナムコゲームス)のPlayStation 2での発売を予定していたゲームソフト『新野球(仮)』とのタイアップ・そのタイトルを『熱チュー!プロ野球2002』とすることを発表した。
そして、同年3月26日、PlayStation 2版に先駆けて、アーケードゲームで『熱チュー!プロ野球2002』を稼動開始。PlayStation 2版は4月18日に発売された。イメージキャラクターは吉乃ひとみ。
過去に同局がプロ野球情報番組プロ野球ニュースと『スーパーパワーリーグ』(1993年発売)をタイアップしていたのをはじめとして、野球ゲームにアナウンサーを登場させる例があった(先述作品の続編では、福井謙二アナが実況を担当。詳しくはパワーリーグを参照)が、プロ野球中継番組がゲームとタイアップするのは、1999年にイマジニアから発売された『超空間ナイタープロ野球キング2』(制作協力:ニッポン放送ショウアップナイター、実況担当:松本秀夫ニッポン放送アナウンサー)、2000年にスクウェアから発売された日本テレビの『劇空間プロ野球』に次ぎ、三度目である(同時期には、コナミが日本テレビのプロ野球中継とのタイアップ作品『THE BASEBALL 2002 バトルボールパーク宣言』を発表した)。
また、実際の中継内でも、選手の攻略法などを解説する際にゲームの画面が取り入れられることがあった。
2005年は「熱チュー!プロ野球」から「BASEBALL L!VE」へタイアップタイトルを改題したことに伴い、ゲームソフトのタイトルも『ベースボールライブ2005』に改題されたが、同年をもってタイアップを解消。同作品がプロ野球中継番組と最後のタイアップ作品となっている(2009年現在)。
タイアップ解消後の2006年より、ゲームソフトのシリーズ名は『プロ野球 熱スタ』に改題され、2007年まで二作品発売された(基本システムは本シリーズをベースにしている)。
ゲーム概要
リアル系野球ゲームと呼ばれるゲームのひとつ。
投球操作に、ゴルフゲームのスイング操作でよく見られる、メーターにより球威や投げ込む位置を調整する方法が採られているのが特徴(1991年に発売された「東尾修監修プロ野球スタジアム」や続編にも同様の操作方法が採られている)。打撃操作は、大きな打撃カーソルで打つ方法をとっている。守備操作は、基本的に『ファミスタシリーズ』を踏襲している。
投手の投球の再現に、球速とコントロール以外で、直球では球質・キレ、変化球では変化量・キレのパラメータを取り入れているのが特徴で、「キレはあるが球質の軽いストレート」「キレはないが球質の重いストレート」「変化量は小さいが鋭く曲がる球」などの再現が可能である。
打者では、「打球ノビ」(ノーマル・引っ張り・広角)、「打球傾向」(ノーマル・引っ張り・流し・センター返し)というパラメータで選手を表現しているのが特徴で、「広角にヒットを打つが本塁打は引っ張り打ち」や「打球はよく引っ張る方向に飛ぶが、逆方向にもよく本塁打が打てる」など微妙な部分を再現している。
『熱チュー!プロ野球2004』では、『ファミスタシリーズ』を参考にした操作として、コース打ち(打撃。コースとタイミングのみで行う)・かんたんピッチング(投球。投球の際のコントロール操作が省かれている)が取り入れられた。
チーム編成できるモードとして、『熱チュー!プロ野球2002』ではトレードモード導入。その後、『熱チュー!プロ野球2003』ではエディットモードに改称(ペナントレースでは、シーズン中のトレードや選手データの編集機能も導入)。『ベースボールライブ2005』では、新たに「アレンジモード」が導入。選手データの編集機能に加え、架空のチーム名・ロゴマーク・ユニフォームが数種類用意され、それによりオリジナルの架空チームを作成できるようになった。また、『2005』ではエディットモードとは別に、「ドリームリーグ」という球団経営をシミュレートするモードが追加された。
『熱チュー!』時代は試合中に登場するのは実況アナウンサーのみであったが、『ベースボールライブ2005』では実況に二人の解説者が加わり、試合終了後には、内田恭子アナウンサーが結果報告などをしてくれるようになった。
なお、『ファミスタ64』の開発スタッフだった塩澤敦が一作目からプロデューサーを担当している。
作品リスト
アーケードゲーム
- 2002年3月26日:熱チュー!プロ野球2002
- 設定チーム全員の調子パラメータを絶好調に設定できる「ひいきチーム設定」・本作の筐体が設置されている地域(各都道府県)により、その地域出身選手のみ絶好調に設定される「ご当地選手応援モード」という二つのオプション仕様が存在した。
PlayStation 2
- 2002年4月18日:熱チュー!プロ野球2002
- テーマソング - 『Beams On The Field』(演奏:近江賢介、深見真帆、作曲:近江賢介、深見真帆、編曲:近江賢介、深見真帆)
- 2003年10月23日:熱チュー!プロ野球2003秋のナイターまつり
- 2003年シーズン途中頃のデータを使用した、『〜2003』のマイナーチェンジバージョン。
声の出演
出演しているアナウンサー
出演している解説者
備考
- 『熱チュー!プロ野球2002』の正式発表時、「サンケイスポーツ」(産業経済新聞社発行のスポーツ新聞)がそれを告知する号外(一枚紙)を発行。ゲームソフト販売店で配布された。通常の新聞と同じく二枚折となっており、裏面には、横に見開く形で「夕刊フジ」の号外(中身は塩澤プロデューサーのインタビュー)とナムコの自社広告が掲載されていた。
- また、上記号外とは別に、ナムコ自社による発行の架空スポーツ新聞「ナムスポ」として、ゲーム概要を紹介したチラシも配布された。
- 『〜2003秋のナイターまつり』のパッケージは、通常池山隆寛のモノクロ写真が入ったものであるが、日本プロ野球各球団別のロゴマークが入った限定パッケージも存在する。
- 『〜2004』では、初回限定購入者キャンペーンの特典として、各球団別にロゴマークと選手の写真が入った特製パッケージが配布された。
- 『〜2004』のテレビCMは、斎藤雅樹と大久保博元(いずれも同番組解説者)がユニフォームとボールのかぶり物姿で子供に野球を教えるというものだった。
- 『ベースボールライブ2005』の「エディット」「ドリームリーグ」各モードで使用できる架空チームのデータ(名称・ロゴ・ユニフォーム)には、初期ファミスタシリーズの架空チーム「レイルウェイズ」と「フーズフーズ」も収録されている。
脚注
関連項目
- ニッポン放送ショウアップナイター - ラジオのニッポン放送のナイター中継
- 文化放送ライオンズナイター - ラジオの文化放送の平日ナイター中継
- 文化放送ホームランナイター - ラジオの文化放送の週末ナイター中継
- プロ野球解説者一覧
- World Baseballエンタテイメント たまッチ! - 地上波原則関東ローカル(一部系列局で放送する場合もあり)
- スワローズキッズアカデミー - 地上波関東ローカル
- サタすぽ
- ファイコンEXP.
- スポーツワイド Fの炎〜SPORT HOKKAIDO〜(終了)
- pluspo
- ボク達同級生!プロ野球昭和40年会VS48年会
- スポっちゅTV
- サタ・スポ
- カープっ娘TV
- とべとべホークス
- NHKプロ野球 (NHK)
- Dramatic Game 1844(日本テレビ)
- 侍プロ野球 (TBS)
- スーパーベースボール(テレビ朝日)
- 全力闘球(テレビ東京)
外部リンク
- フジテレビホームページ Enjoy! Baseball
- 関西テレビ・プロ野球中継
- テレビ西日本・スポーツ
- アーケードゲーム版「熱チュー!プロ野球2002」公式サイト
- PlayStation 2版「熱チュー!プロ野球2002」公式サイト
- 「熱チュー!プロ野球2003」公式サイト
- 「熱チュー!プロ野球2003秋のナイターまつり」公式サイト
- 「熱チュー!プロ野球2004」公式サイト
- 「ベースボールライブ2005」公式サイト
- ↑ 中継本編開始直前のミニ情報のタイトルは「熱チュー!プロ野球情報」であったが、番組表によっては文字数の都合から「熱チュ!プロ野球情報」となることもあった。
- ↑ 14時プレイボールの試合の場合、13時50分から18時20分まで放送。
- ↑ 一部の系列局では通常編成のローカル番組を放送し、19時00分からの『ナイター情報』を経て中継を開始していた。
- ↑ これにより、当時横浜対巨人戦のリレー中継を行っていたtvkは18時15分から19時30分にトップ中継をしたことがある。
- ↑ 当時、木曜日に放送していた「クイズ!年の差なんて」は通常19時54分までだが、野球中継編成があった場合19時30分までの放送となる。
- ↑ ただし、2010年10月23日のクライマックスシリーズ第2ステージ・第5戦については19時まで「ONE」でトップ中継を行った。
- ↑ ただし、2005年は優勝が決定する前の9月2日・広島対巨人戦から完全中継を開始。
- ↑ CM前アイキャッチ部分でも、この曲のアウトロ部分が使用される。全国放送用のCM前アイキャッチ用のBGMは使われない。
- ↑ 水曜日はHBCに優先権があるため、巨人戦差し替えに限られる。火曜日と土曜日はテレビ北海道、金曜日はNHK総合がそれぞれ北海道ローカルで中継することもある。
- ↑ ただし、2013年7月6日・12:00-14:55に振り替え放送予定の「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 電撃復活2013 総勢97名のアーティストが集結!ダウンタウンがやらなきゃ誰がやる!SP」(2013年7月1日・19:00-21:54)は7月1日の野球中継に全国向けスポンサーが組み込まれず、7月6日午後の振り替え放送枠にて20時台・21時台内(※全国ネット枠)で放送したCMも併せて振り替え放送される予定。
- ↑ 2012年はホームゲームのうち26試合を中継する。当初は27試合の予定だったが編成の都合で1試合三重テレビに譲渡している。
- ↑ 2013年8月11日には中日対阪神戦をCBCが世界陸上モスクワ大会中継で放送できないため東海テレビが放送したが、『競馬BEAT』に加え『Meijiチョコレートカップ』の中継が組まれていたため、14時から55分間の放送となった。
- ↑ 2009年は、RCCや広島テレビが制作を担当する日で、各地上局でも放映される日でもテレビ新広島仕様のテロップが使用されていた。なお、広島ホームテレビが制作する日は、テレビ朝日やBS朝日が関与する巨人戦以外は引き続きホームテレビ仕様となる(2010年以降も継続)。前述の理由でJ SPORTSでは録画放送・実況差し替えとなる広島ホームテレビの巨人戦や、NHK広島放送局制作の試合、RCCや広島テレビ制作で地方開催の場合や、RCCが制作するがJ SPORTSのみで放映される場合はJ SPORTS仕様となっていた。2010年からは、広島テレビが自局仕様のテロップに戻った一方、RCC・TSS制作中継は地上波と同時放送でも、J SPORTS仕様に差し替える様になった。テロップ出しはTSSが担当する場合(主に地上波と同時放送)と、テイクシステムズが担当する場合(主にオフチューブ)とがあり、細部がやや異なる。
- ↑ フジテレビ系列ではTSS・THK・KTVが関与する場合は地上波全国中継でも地元局のアナウンサーが実況することが多い。逆に、TSSでは過去に要員の都合によりCX・KTVのアナウンサーが県域ローカル放送を担当することがあった。
- ↑ 当該中継はTNC(解説:池田親興)とフジテレビ・BSフジ(解説:山崎武司・高木豊)がそれぞれ別実況で制作していたが(後者もアナウンサーはTNCから派遣)、どちらをネットする予定だったかは不明。
- ↑ 当初放送予定だった時間帯に、地元企業の枠買取による自社制作の旅番組が編成されたためだった。
- ↑ 民放2局時代に、3~4局地域でFNS/FNNとNNS/NNNとの並列中継があった際には、FNS/FNN向けを広島テレビが、NNS/NNN向けを読売テレビが制作した例がある(この逆があったかは不明)。
- ↑ CSの内容をサイマル放送している。
- ↑ 制作はフジテレビで、AKTは制作協力としてクレジットされた。
- ↑ 地上アナログ放送時代の北海道文化放送の札幌地区以外の地域や、1991年6月までのテレビ新広島では聴くことができなかった。
- ↑ 中継では「アナリスト」の肩書で登場した。
- ↑ 山崎は2014年5月現在、J SPORTSにはTSSプロダクション・J SPORTS制作の広島主催対中日戦には出演しているが、東海テレビ制作分への出演実績がない。
- ↑ シーズン途中の6月にオリックス投手コーチに就任したため降板。
- ↑ 当時の番組公式サイト内アナウンサー一覧。(2004年8月3日時点のアーカイブ)
- ↑ 25.0 25.1 ビデオリサーチ調べ。
- ↑ 制作は関西テレビが担当、実況は松本暢章アナウンサー(当時、故人)。
- ↑ 中継の関係で『夜ヒット』出演歌手の多くが予定曲を披露できなかった。
- ↑ 制作は東海テレビが担当。
- ↑ 制作は東海テレビ・フジテレビが共同で担当。
- ↑ 地域によっては別タイトル。
- ↑ ちなみにこの当時、NHKと在福民放3局(当時)の計4局制作による並列中継を行っていた。この年までテレビ西日本 (TNC) は日本テレビ系列局だったため、同系列向けの中継を担当していた(なお、TNCがフジテレビ系列局として日本シリーズ中継を担当するのは1999年〈ダイエー×中日〉からで、現時点で1999年、2000年〈ダイエー×巨人〉、2011年〈ソフトバンク×中日〉の3回〈2003年はなし〉)。
- ↑ 当時はヤクルトの本拠である神宮球場が大学野球と開催日が重なり使用できず、後楽園球場でヤクルト主催の日本シリーズを開催した。
- ↑ 第2戦は日本テレビ系で放送された。
- ↑ 1992年は第7戦の中継権を得ていたが、阪神が優勝を逃したため実現せず、その後は2003年も含め、阪神が出場した年度は関西テレビの制作による中継は行われていない。
- ↑ 契約時間オーバー!フジ 日本Sで23時以降CM消滅 - スポーツニッポン、2010年11月7日。(2010年11月8日時点のアーカイブ)
- ↑ フジテレビ系列では、当時のシリーズ最長試合(4時間29分)を記録した1975年の日本シリーズ第1戦(阪急×広島)を関西テレビ製作で中継したことがある。
- ↑ 連日の延長戦を完全中継し、高視聴率獲得! 『2010プロ野球日本シリーズ第6戦、第7戦』 - 2010年11月8日、フジテレビ広報部。(2010年11月11日時点のアーカイブ)
- ↑ 日本シリーズ瞬間最高視聴率34.1%! - サンケイスポーツ、2009年11月9日。(2010年11月12日時点のアーカイブ)