吉田伸男
テンプレート:基礎情報 アナウンサー 吉田 伸男(よしだ のぶお、1967年2月26日 - )は、フジテレビのアナウンサー。同局アナウンス室副部長。
来歴・人物
千葉県船橋市出身。開成高等学校を経て上智大学文学部へ入学。大学在学時は野球部に所属していた。同大学卒業後、1990年にアナウンサーとしてフジテレビへ入社。同期には大坪千夏(2005年退社)、長坂哲夫(現在は他部署に異動)など。主に野球、競馬などのスポーツ実況を担当している。
ロッテオリオンズ時代からのロッテファンであり、そのロッテファンが高じて買った家が、千葉マリンスタジアムから徒歩数分の場所である。2005年、チームが31年ぶりのリーグ優勝を果たし、当日の祝勝会(ビールかけ)ではインタビュアーとして選手たちと共に喜びを分かち合った。さらに、その後の日本シリーズでロッテが日本一を達成した際にも、記者会見代表質問を務め、祝勝会では再びインタビューを担当した。
アナウンサー業に強い憧れや特別な感情を持たず放送局に入社したという。入社後、「アナウンス室から移してもらえないか」と当時の鹿内宏明会長に直訴したが、「入社したからにはアナウンサー生活を全うすべき」と却下された。
解説者の豊田泰光が当時タブーだった長嶋茂雄の監督能力批判をしたゲームの実況中継アナウンサーを務めている。吉田は豊田に同調するような発言をしていたため後に名前こそ出されなかったが、巨人信者であり長嶋信者として知られる徳光和夫から非難された。基本的にはアンチ巨人の実況である。
実況以外では2005年7月から2008年9月まで「FNNスピーク」の土曜日メインキャスター、2006年10月から2008年9月まで昼の「産経テレニュースFNN」キャスターを務めた。
新人時代、TBS系「クイズダービー」(キー局新人アナウンサー大会)に同期の松井みどりと組んで出場したことがある(その他の出場者は日本テレビの後藤俊哉・豊田順子組、TBSの田中宏明・有村美香組)。
2010年のオークスではJRAGIレース史上初の同着(アパパネ・サンテミリオン)となったレースの実況を担当した。
プロ野球では2011年より三宅正治アナウンサーから野球中継のメイン実況の地位を引き継ぎ、2011年日本シリーズ第1戦、2012年のマツダオールスターゲーム第3戦、2012年日本シリーズ第4戦で実況を務めた。
現在の出演番組
- みんなのKEIBA(実況)(2011年2月6日放送分では福原アナの代役で司会を務めた。)
- プロ野球ニュース(フジテレビONE)(不定期)
- enjoy!_Baseball(2005年からセ・パ交流戦が行われているが、東海テレビが制作する中日ドラゴンズ対千葉ロッテマリーンズ戦では必ずロッテサイドのベンチリポート担当として名古屋へ出張をする)
- SWALLOWS BASEBALL L!VE(フジテレビONE)
過去の出演番組
- FNNスピーク(土曜日)
- 産経テレニュースFNN(日曜日の昼11時50分~12時00分)2006年10月~2008年9月
- スーパー競馬(実況・2001年8月~2005年3月の間は司会も担当)
- みんなのケイバ(実況、情報キャスター)2008年2月10日の放送はナレーションも
- 酔いどれない競馬(フジテレビ739)
- FNSの日・FNSスーパースペシャルテレビ夢列島'90(第4回の提供読みを担当。男性アナウンサーでは先輩の野島卓に続いて2人目のアンカーマンとなった)
- 脳内エステ IQサプリ(ナレーション)
- トリノオリンピック(ジャパンコンソーシアムの一員として実況を担当)
競馬GI実況歴
入社以来、競馬中継に関わっているが永らく牡馬クラシックや秋の古馬三冠レースの実況の担当が回ってこなかった。しかし三宅正治アナがめざましテレビのメインキャスターに就任し、スポーツアナを卒業したこと、塩原恒夫アナが2012年のジャパンカップで勝ち馬を間違えて実況したのが原因で翌2013年からGIレースの実況の担当を外れたこともあり、2012年の天皇賞(秋)の実況を皮切りに翌2013年からは皐月賞・ジャパンカップの実況を担当するなど、ビッグレースの実況を担当する機会が増えてきている。
- フェブラリーステークス(2000年~2001年)
- 皐月賞(2013年~)
- NHKマイルカップ(2002年、2006年)
- 優駿牝馬(2005年、2008年~2012年)
- 安田記念(2001年~2002年)
- スプリンターズステークス(2006年~2010年)
- 天皇賞・秋(2007年、2012年~)
- ジャパンカップ(2013年)
- 朝日杯フューチュリティステークス(2000年~2001年、2005年、2011年)