岸川勝也

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テンプレート:Infobox baseball player 岸川 勝也（きしかわ かつや、1965年4月24日 - ）は、佐賀県佐賀市出身の元プロ野球選手（外野手）、野球指導者、野球解説者。

来歴・人物

佐賀北高時代に46本塁打を放ち注目される。打撃練習では頻繁に校外まで打球を飛ばし、近隣の民家や商店に直撃させていた為、外野のネットをより高く建て替えさせたという逸話が残っている[1]。3年の夏に佐賀大会決勝まで進んだが、鳥栖高に敗れ準優勝。

テンプレート:Byのドラフト3位で南海ホークスに入団。テンプレート:Byシーズン終盤から一軍に定着し、大阪球場最後のヒーローインタビューを受ける。

球団がダイエーとなったテンプレート:Byは26本塁打を放ったが、うち3本がサヨナラ本塁打であり、パ・リーグ記録を樹立した。この記録は同時に当時のプロ野球記録でもあった（ジャック・ハウエルが1993年に5本を記録し更新）。1989年 - テンプレート:Byまで3シーズン連続で20本塁打以上を放ち、和製大砲として首脳陣の期待も高かった。

1991年は8月までの79試合で20本塁打を放ち自己新ペースであったが、8月9日の対近鉄戦でジム・トレーバーの打球にダイビングキャッチを試みた際に左膝半月板を損傷。以降のシーズンを棒に振り、その後は負傷の影響もあってかスタメン出場の機会が減少し、成績も振るわなかった。

福岡ドーム完成時に、球団の出版物にて、福岡ドームでやりたいプレーを「場外ホームラン」と答えている。

テンプレート:By6月、吉田修司との交換トレードで読売ジャイアンツ（以下、巨人）に移籍。松井秀喜が唯一スタメン落ちした試合では、3番・ライトでスタメン出場した。この年初めて日本シリーズに出場。この西武ライオンズとの日本シリーズでは、第5戦（10月27日）では緒方耕一の満塁弾の直前の打席で10球粘って四球を選んだ。最終戦となった第6戦（10月29日）では工藤公康からタイムリーツーベースヒットを放ち、長嶋茂雄の監督初の日本一に貢献した。テンプレート:Byは主に控えで5本塁打を放ち、左腕キラーとして活躍。リーグ優勝に貢献した。

テンプレート:Byは一度も一軍の試合に出場することなく、オフに戦力外通告を受ける。その後、横浜ベイスターズの入団テストを受けて合格し、入団。

テンプレート:By、チームは38年ぶりのリーグ優勝・日本一に輝くものの、岸川自身は不本意な成績に終わり、日本シリーズ開催前に戦力外通告を受け、同年限りで現役引退。

引退後は九州に戻り、教職取得を目指して第一経済大学に入学。午前中は通学、午後からはスポーツ・アイで野球解説者を務めた。テンプレート:Byから日刊スポーツ評論家も務めた。

テンプレート:By、第一経済大学卒業と同時に巨人打撃コーチに就任。オフの原辰徳の監督辞任の際には留任を要請されるが、1年で退団。翌テンプレート:Byからは再び九州に戻りRKB毎日放送解説者、日刊スポーツ評論家を務めた。プロ野球マスターズリーグでは福岡ドンタクズに参加し、テンプレート:Byにはモルツ球団に加入した。

同年10月、原の監督復帰を受け一軍打撃コーチに就任。就任会見では「10回のうち7回の凡打を、相手に有利になるのか、自分のチームにプラスになるように出来るかという点に重点を置いて、“打線のつながり”を目指していきたい」と抱負を語った。

テンプレート:Byから二軍打撃コーチを務め、テンプレート:By10月3日に球団より来季の契約を結ばない事を通告された[2]。テンプレート:Byからは三たび、RKB毎日放送の野球解説者を務める。

詳細情報

年度別打撃成績

テンプレート:By2 南海
ダイエー 		22 33 27 5 2 0 0 1 5 1 0 0 0 0 5 0 1 5 0 .074 .242 .185 .428
テンプレート:By2 28 69 61 4 15 0 0 2 21 6 1 4 2 0 6 0 0 16 2 .246 .313 .344 .658
テンプレート:By2 7 4 3 1 1 0 0 1 4 1 1 0 0 0 1 0 0 2 0 .333 .500 1.333 1.833
テンプレート:By2 34 119 110 12 31 5 2 7 61 19 2 3 2 1 5 0 1 22 1 .282 .316 .555 .871
テンプレート:By2 123 461 400 67 104 16 3 26 204 66 10 3 3 2 52 3 4 87 4 .260 .349 .510 .859
テンプレート:By2 121 490 438 51 113 16 2 20 193 74 2 1 0 4 43 0 5 103 10 .258 .329 .441 .769
テンプレート:By2 79 315 267 39 69 14 0 20 143 61 5 1 0 2 42 3 4 68 6 .258 .365 .536 .901
テンプレート:By2 87 219 180 16 40 5 0 4 57 20 0 0 0 1 37 4 1 47 6 .222 .356 .317 .673
テンプレート:By2 96 285 255 31 56 13 0 8 93 31 4 2 0 1 29 1 0 74 3 .220 .298 .365 .663
テンプレート:By2 16 30 28 2 6 1 0 1 10 3 0 0 0 0 2 1 0 8 1 .214 .267 .357 .624
巨人 25 39 34 5 7 1 0 1 11 5 0 0 0 0 5 0 0 7 1 .206 .308 .324 .631
'94計 41 69 62 7 13 2 0 2 21 8 0 0 0 0 7 1 0 15 2 .210 .290 .339 .629
テンプレート:By2 44 65 55 3 13 3 0 1 19 6 1 0 0 0 10 0 0 13 1 .236 .354 .345 .699
テンプレート:By2 55 94 79 7 18 1 0 5 34 14 0 0 0 0 14 3 1 28 1 .228 .351 .430 .781
テンプレート:By2 横浜 7 7 6 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 2 0 .167 .286 .167 .452
通算：13年 744 2230 1943 243 476 75 7 97 856 307 26 14 7 11 252 15 17 482 36 .245 .335 .441 .776
  • 南海（南海ホークス）は、1989年にダイエー（福岡ダイエーホークス）に球団名を変更

記録

背番号

  • 44 （1984年 - 1989年）
  • 8 （1990年 - 1994年途中）
  • 54 （1994年途中 - 同年終了）
  • 26 （1995年 - 1997年）
  • 55 （1998年）
  • 80 （2003年）
  • 86 （2006年 - ）

関連情報

出演番組

関連項目

脚注

  1. ↑ 佐賀新聞 グラウンドにそびえる伝説：「岸川勝也ネット」
  2. ↑ 岸川、野村両コーチが退団スポーツニッポン2013年10月3日配信

テンプレート:南海ホークス1983年ドラフト指名選手

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