外野手
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テンプレート:野球ポジション画像 外野手(がいやしゅ)、Outfielder(アウトフィルダー、OF)とは、野球またはソフトボールにおいて、外野の守備に就く3人の野手のこと(捕手から見て左から順に左翼手、中堅手、右翼手)。
概要
外野は内野に比べてフェアグラウンドが広いのに加え、内野手4人(投手と捕手も含めれば6人)に対して外野手は3人なので、担当すべき守備範囲(レンジ)が広い。そのため、足の速さや飛球の行方を読む力が要求されるポジションである。
一方で、内野手よりボールに触る機会が少なく守備の負担が軽いため、守備力以上に打撃が重視されるポジションでもある。MLBではOPSの高い選手が守備力のある選手以上に高評価の対象になるテンプレート:要出典。
特に左右両翼は、打線の中心を担うだけの破壊力(OPS.850以上)が優先される。なお、右翼手については、強肩も重要な要素である。一方、中堅手は全ポジション中で最も広大なレンジをカバーするためスピード(走力)が大きな意味を持ち、両翼ほどではなくとも一定以上の打撃力も求められる[1]。
理想的な外野手とは、5ツール(打撃、パワー、守備、肩、スピード)+ 選球眼を兼ね備えた中堅手であるとする意見もある[1]。
参考資料