事故の一覧
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この一覧は、日本および世界中で起きた、重大あるいは深刻な事故の一覧である。
事件の一覧については事件を参照。
目次
交通事故
鉄道事故
航空事故
船舶事故
宇宙開発での事故
宇宙開発での事故については、宇宙開発における事故の項目を参照。
昇降機・輸送機など
- 1922年(大正11年)12月31日
- 1927年(昭和2年)5月19日
- 1954年(昭和29年)1月
- 1955年(昭和30年)6月29日
- 1963年(昭和38年)9月1日
- 1966年(昭和41年)9月10日
- 1976年(昭和51年)6月18日
- 愛知県・名古屋市の自宅兼自社ビルで、カゴが違った階に止まり開いたドアから女性が転落死。
- 1976年(昭和51年)6月20日
- 1982年(昭和57年)12月4日
- 1984年(昭和59年)8月8日
- 神奈川県・横浜市保土ケ谷区のニチイ天王町店(現・イオン天王町店)で乗降扱い中に突然カゴが作動して、乳母車を引いて降りようとした主婦1名がカゴと建物の間に挟まれ死亡。事故を起こしたエレベータは前日に点検したばかりだったが、その後の調査で設計の不備から安全装置が作動しなかったものと判明した。事故後エレベーターは撤去されている。
- 2004年(平成16年)
- 東京都・港区にある23階建ての住宅「シティハイツ竹芝」で、高校2年生の利用者が、エレベーターのかご部分と建物の天井との間に挟まれる死亡事故が発生。事故が発生したエレベーターの製造元であるシンドラーエレベータのずさんな体質が明らかになり、全国的に不祥事として報道された[2]。
- 東京都・港区にある六本木ヒルズでワイヤロープ破断からボヤが発生。
※エスカレーター#事故と訴訟の項目も参照
- 1957年(昭和32年)7月28日、8月1日
- 1963年(昭和38年)3月11日
- 1966年(昭和41年)6月1日
- 1968年(昭和43年)4月14日
- 1973年(昭和48年)1月12日
- 1984年(昭和59年)12月7日
- 2008年(平成20年)5月
- 2008年(平成20年)8月
- 1975年(昭和50年)5月5日
- 東京都・新宿区にある新宿住友ビルディングの2階正面口の回転ドアで、幼児がドアと外枠の間の隙間に挟まれ重傷。
- 東京都・港区にある六本木ヒルズ森タワー2階正面口の自動回転ドアに、6歳児が挟まれて死亡。
劇場・舞台空間での事故
※死亡事故のみ。
- 兵庫県・宝塚市の宝塚大劇場で、出演中の宝塚歌劇団月組に所属する香月弘美が舞台セリに衣装を挟まれて仕掛けに巻き込まれ、衣装の金属製ベルトで胴体を切断され死亡。舞台機構が原因の上演中劇場事故による日本国内唯一の死者。
- 北海道・札幌市中央区の中島スポーツセンターで行われたリッチー・ブラックモア・レインボーのコンサートに於いて、聴衆がステージ前方に殺到し、観客が1名が死亡。その後の日本のロック・コンサート会場の警備体制を大きく変更する契機になった。
- 東京都・新宿区の新宿コマ劇場で「ピーターパン」「オズの魔法使い」のフライング作業をしていた男性が、早朝帰宅直後、心臓発作を起こし、労作性心筋梗塞で死亡。「フライング」作業は極度の緊張状態を求められるが、40日間休暇は取得できず、長期間、過酷な労働の結果、疲労が蓄積したことが原因で業務上の疾病死亡。
- 東京都・新宿区の新宿コマ劇場で舞台の照明器具の撤去作業をしていた舞台照明会社の男性社員が、握っていたロープとともに約7メートル吊り下げられ、ロープをはなして床に転落、首の骨が折れ間もなく死亡。
- 東京都・渋谷区の新国立劇場でミュージカル「新ピーターパン」リハーサル中に、アメリカ人技術者通訳の女性がセットに引っかかった袖幕を取り除こうとして奈落に気づかず、15.7メートル下に転落して頭部打撲で死亡。
- アメリカ合衆国のネバダ州・ラスベガスのホテルMGMグランドでシルク・ドゥ・ソレイユのショー「Kà(カー)」の上演中に、出演者の女性が高所から転落し死亡。シルク・ドゥ・ソレイユのショーとしては初めての死亡事故となった。「Kà」の上演は同年7月16日に再開された[3]。
遊具・遊園地設備事故
- 山梨県・甲府市の山梨県立愛宕山こどもの国で、当時未完成で立ち入り禁止になっていたジャンボすべり台で遊んでいた11歳の男児が勢い余ってカーブでコースを逸脱して転落、5m下にあった岩に頭を強打して死亡。なお、このすべり台は老朽化のため2005年3月に撤去されており現存しない。
- 兵庫県・宝塚市の宝塚ファミリーランド中庭の噴水池で、親の買い物中に一人で遊んでいた3歳女児が水死。
- 東京都・練馬区のとしまえんで開園前にフライングカーペットの試運転をしていた58歳男性作業員が遊具と床の間に挟まれて死亡。
- 栃木県・那須町のりんどう湖ファミリー牧場で遊戯用車のバギーカーに乗っていた仙台市の26歳の会社員の女性が、エンジン部分の歯車にマフラーを巻き込まれ窒息死。
- 三重県・桑名市のナガシマスパーランドで10時50分頃、走行中のジェットコースター、スチールドランゴン2000の車輪88個のうち半分に相当する44個が落下し、乗客1名とコースター下のプールサイドにいた客1名の計2名が重傷となる事故が発生。事故1ヶ月前の定期点検の際に請け負い業者が車輪の部品を不要な部分にまで取り付けていたことが原因と見られている。2006年8月12日より試運転を重ね、同年9月3日より営業を再開した。
- 千葉県・浦安市の東京ディズニーランドでスペース・マウンテン脱輪事故を起こし、2004年2月18日まで運転を中止した。時速5Kmと低速で走行中だったためケガ人はいなかった。
- 2005年(平成17年)4月18日:東京ジョイポリス転落事故
- 東京都・豊島区のナムコ・ナンジャタウンのアトラクション「地獄旅館」で開園前に旅館内にある演出物の点検を行っていた女性アルバイトが、誤作動してしまった装置に挟まれ意識不明の重体。
- 埼玉県・ふじみ野市のふじみ野市立大井プールで、小学校2年生の女児が給水口に吸い込まれた。約6時間後に発見され、病院に搬送されたが、死亡が確認された。
- 東京都・練馬区のとしまえんのフライングカーペットに乗っていた埼玉県立所沢特別支援学校高等部1年の男子生徒が自ら安全バーから抜け出し、地上に落下して重傷。
- 東京都・文京区の東京ドームシティアトラクションズのジェットコースター「スピニングコースター舞姫」に乗っていた男性が8mの高さから投げ出され転落死。
- 千葉県・浦安市の東京ディズニーシーのレイジングスピリッツで8席中1席の安全バーが上がった状態のまま発車し、この席に座っていた男性1名が身の危険を感じて降りようとした際、右足を捻挫するなどの軽傷を負った。パーク内のアトラクションによってゲストが負傷する事故は、東京ディズニーリゾートでは開業して初めて。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは同アトラクションを当面の間休止した。6月4日、オリエンタルランドは事故の原因を従業員の操作手順ミスと発表し、同社はマニュアルの見直しを進めるとともに役員報酬について、1ヶ月10〜30%減額する事を決定した。6月12日、安全が確認された為6月14日に運営再開する事を発表した。なお、安全確認を徹底する為にシングルライダーは当面休止となっている。
医療事故
医療事故、医療過誤については、医療事故の項目を参照。
原発事故
炭鉱事故
炭坑関連の事故(火災・落盤・爆発・水没など)については、炭坑の項目を参照。
爆発事故
- 1924年(大正13年)
- 1939年(昭和14年)
- 1945年(昭和20年):二又トンネル爆発事故
- 1955年(昭和30年)2月4日:秋葉ダム・ダイナマイト爆発事故
- 1955年(昭和30年)8月2日:日本カーリット工場爆発事故
- 1959年(昭和34年)12月11日:第二京浜トラック爆発事故
- 1963年(昭和38年):三井三池三川炭鉱炭じん爆発
- 福岡県・大牟田市で発生した戦後最大の炭鉱事故。
- 1964年(昭和39年)7月14日:品川勝島倉庫爆発火災
- 東京都・品川区に貯蔵されていたニトロセルロースが暑さのため自然発火。消防士19人が死亡、114人負傷。貯蔵品の中に有機過酸化物メチルエチルケトンペルオキシドが約2トンあり、それが誘爆して被害拡大。
- 1980年(昭和55年)8月16日:静岡駅前地下街爆発事故
- 大阪府・枚方市の産廃収集運搬業「大宝化成」と同「大昭産業」付近で、爆発があり2人が死傷した。爆発は同じ敷地内にある両社の工場のうち、大昭産業の工場で発生。作業中、工場内の可燃性の産廃が何らかの原因で引火、爆発した。
- 2007年(平成19年)6月19日:渋谷温泉施設爆発事故
- 東京都・渋谷区で発生。死者3名、重傷者3名。温泉の汲み上げ時の際に混入する天然ガスが充満し、何らかの原因で引火した疑い。この施設には、天然ガスを分離する装置の設備変更や「ガス検知器」が設置されていなかった、などの問題点が明らかになった。
- 大阪府・枚方市の枚方第二清掃工場(東部清掃工場)作業員が爆風で飛ばされるが、幸い怪我はなかった。焼却主灰貯留槽が変形して裂け、点検用の通路も変形した。
- 兵庫県・姫路市の日本触媒姫路製造所で、アクリル酸混じりの廃液を貯蔵するタンクの温度が異常上昇し爆発。隣のアクリル酸タンク、トルエンタンクにも延焼した。なお、この爆発火災で消火活動に当たっていた姫路市消防局網干消防署の消防隊員一名が爆発に巻き込まれ殉職。その他にも活動中の消防隊員、警察官、作業員など20名以上が負傷した。また、消火に当たっていた消防車数台にも延焼した。
- 2013年(平成25年)8月15日
- 京都府・福知山市の「ドッコイセ福知山花火大会」で露店で使用されていた発電機に給油中、容器からガソリンが噴出し即座に爆発火災に至った。見物客ら59人が負傷、のち3名が重度の火傷により死亡。
花火事故
- 1955年(昭和30年)8月1日:墨田区花火問屋爆発事故
- 1958年(昭和33年)7月30日:小勝多摩火工爆発事故
- 東京都・府中市の丸玉小勝花火製造所が爆発し、作業員ら13人が死亡。同社の関連工場は1953年(昭和28年)2月14日(死者21人)・1956年(昭和31年)12月29日(死者1人)と続けて爆発事故を起こしており、社長と工場長を労働基準法違反で書類送検した。
- 1959年(昭和34年)5月29日:上郷村花火工場爆発事故
火災事故
車両火災
- 1979年(昭和54年):日本坂トンネル火災事故
- 静岡県の東名高速道路日本坂トンネル内で乗用車2台とトラック4台による追突事故が発生、事故車両に可燃物を積んだトラックが含まれていたこともあって65時間に渡って延焼、173台もの車両を焼失した。人的被害は死者7名、負傷者2名。
- 2008年(平成20年)8月3日:熊野町ジャンクション火災事故
- 東京都・板橋区の首都高速5号池袋線下りと首都高速中央環状線の合流地点を走行していたタンクローリーがカーブで横転・炎上した。死者はでなかったが、首都高速道路の路線部は甚大な被害を受け単独車両による事故としては国内史上最大規模の損壊事故となった。
電気事故
群集事故
- 1903年(明治36年)
- 1934年(昭和9年):京都駅跨線橋転倒事故
- 1946年(昭和21年):バーンデン・パークの惨事
- イギリスのイングランド・グレーター・マンチェスターボルトンで行われたサッカー試合で将棋倒しが発生し33人が死亡、400人以上が負傷。
- 1947年(昭和22年)
- 1948年(昭和23年)
- 1959年7月17日
- 1960年(昭和35年):横浜歌謡ショー将棋倒し事故
- 神奈川県・横浜市中区の横浜公園体育館で行われた『歌謡曲ゴールデン・ヒット・ショー』公開録音の開門時に殺到した観客が将棋倒し、12人が死亡・14人が重軽傷。主催したラジオ関東(現:アール・エフ・ラジオ日本)が、会場の収容定員を上回る招待券を出していたことが原因。
- 1961年(昭和36年)
- 1964年(昭和39年):エスタディオ・ナシオナルの悲劇
- 1967年(昭和42年)
- 大阪府・大阪市北区の桜並木一般公開で一般開放していた造幣局本局で観客の1人が転倒したことから、観客が将棋倒し。女性1人が死亡し、27人が負傷。これを切っ掛けとして、翌1968年から桜並木一般公開は一方通行(「桜の通り抜け」)となった。
- 1971年(昭和46年):アイブロックスの惨事
- イギリスのスコットランド・グラスゴーで行われたグラスゴー・レンジャーズFC対セルティックFCのサッカーリーグ戦の試合後、出口へ向かう観客が階段上で将棋倒しとなり10数メートル下まで転落。66名が死亡、負傷者約200名。
- 1973年(昭和48年)6月3日
- 千葉県・千葉市中央区にある千葉県文化会館で日本教育テレビ(現:テレビ朝日)の公開録画が行われたが、開門時に殺到した観客が将棋倒しになり11人が重軽傷を負った。会場の収容定員を上回る招待券を出していたことが原因。
- 1976年(昭和51年)
- 年末ジャンボ宝くじの複数の販売所で買い求めに集まった客が殺到。長野県・松本市と福岡県・福岡市の会場で各1名が死亡、全国で40名以上が負傷[9]。この事故を受け、翌年より購入は往復はがきによる申し込み制に変更された(1995年まで)。
- 1979年(昭和54年)
- 兵庫県・西宮市の第51回選抜高等学校野球大会開催中の阪神甲子園球場で、入場券売り場前にいた群衆が発売が開始されたと思いこんで殺到、倒れた小学生2名が死亡。
- 1982年(昭和57年):ガンプラ将棋倒し事故
- 1982年:ルジニキの惨事
- ソビエト連邦・モスクワのレーニン・スタジアム(現:ルジニキ・スタジアム)で発生した将棋倒し。公称の死者は66人と発表されたが、後年、死者340人超と推定されている。
- ベルギーのブリュッセルにあるヘイゼル・スタジアム(現:ボードゥアン国王競技場)で、暴徒化したサポーターが相手チームの観客席になだれ込み、老朽化した競技場の一部が崩壊、死者39名、負傷者400名以上を出す大惨事になった。
- 1987年(昭和62年):ラフィンノーズ公演雑踏事故
- 東京都・千代田区の日比谷野外音楽堂で行われたロックバンド・LAUGHIN' NOSEのコンサート中に観客がステージ前に殺到、将棋倒しに。死者3名重軽傷者27人。LAUGHIN' NOSEは引責謹慎。担当していたラジオ番組も降板した。
- イギリスのイングランド・シェフィールドにあるヒルズボロ・スタジアムで、立見席に観客が詰め込まれ、圧死者96人、負傷200人以上のイングランドサッカー史上最悪の事故となった。これ以後、イギリスのスタジアムから立見席が廃止されることとなった。
- 香港のランカイフォン(蘭桂坊)で新年を迎える人々でごったがえしていた起こった群集事故。死者21人重軽傷者63人。
- 2001年(平成13年)明石花火大会歩道橋事故
- 岐阜県・岐阜市にある長良川球場で行われた中日ドラゴンズ対阪神タイガース戦の終了後(試合は阪神が7-2で勝利)に阪神ファンがグラウンドに乱入し中日ファンを挑発、中日ファンもグラウンドに乱入し乱闘となった。その際に防犯用の唐辛子系催涙スプレーとみられるものが噴射され、観客53人が目やのどの痛みで治療を受け、うち31人が病院搬送、7人が入院する事態となった。この一件以降、中日は阪神との地方試合の開催を2013年(平成25年)まで行わなかった。
- 2005年10月3日
- インドのヒマチャルプラデシュ州のヒンズー教寺院で将棋倒しとなり、約150人が死亡50人以上が負傷。
- 2010年7月24日
- ドイツのデュースブルクで行われたラブパレードで、2つのルートから会場に入ろうとする人と、会場に入れずに帰ろうとする人が一箇所に押し詰められる状況となり、21人が圧死し、500人以上が負傷した。この結果、ラブパレードは廃止されることとなった。
- カンボジアのプノンペンで、年中行事「水祭り」で夜に行われたボート競技に集まった見物客が、メコン川にかかる橋の上で倒れる等して、345人以上の死者と、300人以上の負傷者が生じた。この日は祭りの最終日で、全国から300万人以上の観客が集まっていた。
この他に、多数の教徒が聖地メッカに集まるイスラム教の大巡礼ハッジでは、何回も群集事故が生じており、千人以上の教徒が亡くなった大惨事もある。
自然災害
土砂災害
- 飛騨国(岐阜県北部)の帰雲山が天正地震によってで山腹が崩落。大量の土砂が近くにあった帰雲城および城下町を埋没させた。これによって城主内ヶ島氏理以下の一族郎党や領民たちがことごとく死亡し、日本史的にも類を見ない「天変地異による大名家の滅亡」となった[10][11]。
- 1926年(大正15年)
- イタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州・エルト・エ・カッソのバイオントダムの周囲の山で大規模な地すべりが発生。ダム湖の水が溢れ、下流の村落が飲み込まれる。死者2,125人。
- 山梨県南都留郡にて台風26号による豪雨で大規模崩落が発生。足和田村(現:富士河口湖町)根場集落を襲い94人が死亡・行方不明。また静岡県・静岡市葵区の梅ヶ島温泉でも山津波から旅館9軒が倒壊し、宿泊客など32人が死亡。
- 1971年(昭和46年):川崎ローム斜面崩壊実験事故
- 神奈川県・川崎市多摩区の生田緑地で科学技術庁・通商産業省(現:経済産業省)・自治省・建設省が合同して行なった斜面崩落実験が、当初想定以上の崩壊を起こす。実験の関係者や取材陣が巻き込まれ、15人が死亡。
- 高知県・香美郡土佐山田町(現:香美市)の追廻山が湿舌による集中豪雨から断続的に崩壊。最初の小崩壊で巻き込まれた消防団員を捜索していたところに大規模な崩壊が襲い(二次災害)、救援活動にあたっていた関係者や土讃本線・繁藤駅の駅員さらには駅に停車中の列車の乗客・乗員など60人が死亡。
- 1978年(昭和53年)
水没事故
- 東京高速鉄道の建設現場が折からの豪雨で水没、作業員1人が死亡。
- 1991年(平成3年)9月19日:国分川分水路トンネル水没事故
落雷事故
- 1967年(昭和42年)8月1日:西穂高岳落雷遭難事故
- 長野県・松本市の長野県松本深志高等学校二年生の登山パーティーが西穂高岳登山中に雷雨に遭遇、避難中に落雷の直撃を受け11人死亡・13人負傷。
食品事故
- 異物混入
- イギリスのイングランド・ウェスト・ヨークシャー・ブラッドフォードで屋台で売られていた菓子にヒ素が混入、児童ら200人以上が死亡しイギリスで食の安全に対する法的整備が進む切っ掛けとなった。
- 森永乳業が製造した粉ミルクにヒ素が混入。結果、1万3千名もの乳児がヒ素中毒になり、130名以上が中毒死、多数に後遺症が残った。
- 食中毒
製品・機器・器具事故
PL法に絡む事故
- 一酸化炭素中毒事故
- 1962年(昭和37年)
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 大阪府・大阪市東住吉区の製パン店「石窯パンの店 ベーカリーファクトリー ゴッホ」で、強制排気装置をアルバイト店員が誤って止めたために、客と従業員計12人が一酸化炭素中毒となった[16]。
- 発煙・発火・破裂事故
- 2001年(平成13年)
- 交通事故
- 三菱自動車工業製の自動車に構造的欠陥があったにもかかわらず同社はリコールを隠蔽し、脱輪などに起因する人身事故が数十件発生。
建造物崩壊
- アメリカ合衆国のマサチューセッツ州・ボストンにあった糖蜜貯蔵用の貯槽(容量約870万リットル)が崩壊し、糖蜜の津波(高さ2.5〜4.5メートル、時速60キロメートル)が市街地に押し寄せた。21人が死亡、150人以上が負傷した。
- アメリカ合衆国のワシントン州・ピュージェット湾・タコマナローズ海峡に架かるタコマナローズ橋が当時未だ耐風設計技術が未熟だった事により施工中から風により激しく揺られ、竣工後間もなく落橋。死傷者は無かった(但し、橋上の車にいた犬が死んでいる)。
- 1955年(昭和30年):安倍鉱業ボタ山崩落事故
- フランスのプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏・ヴァール県のレイラン川にあったマルパッセダムが大雨で湛水中に基礎地盤の地すべりが発生しダム本体が崩壊、下流の村を巻き込む水害となり死者421人。
- 1975年(昭和50年)
- 中国の河南省で豪雨に伴い淮河流域の河川が増水、板橋ダム・石漫灘ダムなど大小合わせて62か所のダムが連鎖的に決壊。流域の住民や救援活動を行っていた軍兵士ら1827人が死亡、全体でも推定2万6000人が死亡したといわれている。
- アメリカ合衆国のミズーリ州・カンザスシティのハイアットリージェンシーホテルにあった空中通路が設計のミスにより崩壊。ダンス大会に集まっていた人々を直撃し、114人が死亡した。
- 1989年(平成元年)
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)
- 1996年(平成8年)
- アメリカ合衆国のニューヨーク州で建設中のペデトリアン橋が生コンクリートの流し込み作業中に崩落、1人死亡、10人が重軽傷。橋の構造や作業に問題はなかったが、乾燥した状態よりはるかに重い生コンクリートの重量に耐えられなかった(同様の事故は以前にも発生している)。
- アメリカ合衆国のフロリダ州・マイアミ中心街の跳ね橋、ウェストフラグラーストリートブリッジのコントロールタワーが崩壊し、オペレーターが重傷を負った。後の調査で建設計画の青写真から構造上の欠陥が発見されたが、毎年定期検査を行っているにもかかわらず38年間崩落するまでその部分は問題とはならなかった。
- マレーシアのトレンガヌ州・クアラトレンガヌにて完成間もない5万人規模のスルタン・ミザン・ザイナル・アビディン・スタジアムの屋根が崩落。競技などは開催されていなかった為死傷者は出なかった。
- インドのインドマハーラーシュトラ州・ターネーで建設中の7階建てビルが突然倒壊。74人が死亡した。
- 2013年:ダッカ近郊ビル崩落事故
- 2013年:リガスーパーマーケット屋根崩落事故
その他
放送事故
一気飲み事故
飲料品を、一気に飲んだりすることにより、中毒や呼吸困難になり窒息する事故。
アルコールの詳細は、アルコールハラスメント#イッキ飲みを参照。
- 1991年(平成3年)
- 2008年(平成20年)
- 一橋大学小平国際キャンパス内の自治学生寮で行われた新入生歓迎コンパに参加していた同大1年の男子学生が急性アルコール中毒で死亡。
一気喰い
食料品を、一気に食べたりすることにより、中毒や呼吸困難になり窒息する事故。
- 愛知県・尾西市(現・一宮市)の中3男児が、友人らとの早食い競争で給食パンをのどに詰まらせ窒息死。この事故は同年4月27日に報道されたが、これをきっかけに、当時放映されていた早食い・大食いを題材とした番組が制作をとりやめた。
- 2008年(平成20年)
誤食・誤飲事故
乳幼児や高齢者に多く、食料品や飲料品以外のものを食べたり飲んだりして窒息や中毒を起こす事故。誤食・誤飲には、煙草、ボタン型電池、お金、薬などがある。
酸欠事故
工事にて作業を行う場合には、労働安全衛生法に基づく資格が必要[19]。
有害物質・微生物の漏出
化学工場や保管所等から有害物質や有害微生物が漏れ出し、周囲に被害を与える事故。
- イタリアのロンバルディア州・モンツァ・エ・ブリアンツァ県セーヴェゾの農薬工場で爆発が発生。ダイオキシンが飛散し周辺住民や家畜が被曝。
- 1978年8月
- イギリスのイングランド・ウェスト・ミッドランズバーミンガムにあるバーミンガム大学で天然痘ウイルスが漏洩。大学職員のジャネット・パーカーが天然痘に罹患し死亡(天然痘による世界最後の死者)。
- ロシアのスヴェルドロフスク州・スヴェルドロフスク(現:エカテリンブルク)の生物兵器研究所において、フィルターが詰まったが「取り付けお願いします」というメモを見過ごして、数キロの炭疽菌の芽胞の粉末が換気口を通って夜の静寂の中を忍び出していってしまった。結果、少なくとも1000人に及ぶ市民や軍関係者が死亡したものと推定される。軍事アナリストやロシア国民は「生物学のチェルノブイリ」という。実際は吸入炭疽であるが、KGB職員が胃腸炭疽という診断を発行した[20]。
- 同一事故に関して炭疽菌#生物兵器に関連するとされる事件##スヴェルドロフスクの研究所事故も参照のこと。
- インドのマディヤ・プラデーシュ州・ボーパールの化学工場からイソシアン酸メチルが流出し、数ヶ月以内に3500人以上、最終的には1万5000人〜2万5000人が死亡したともされる事故。
- ブラジルのゴイアス州・ゴイアニアで廃病院に放置されていた放射線治療用機器から放射線源が盗み出され、放射線源と気づかれないまま解体業者に引き渡され放射性物質が漏出。同年12月までに249人が汚染され、20人が入院治療を要し、4人が死亡した[21]。
- 韓国の慶尚北道・亀尾市の化学工場からフッ化水素酸が漏出。5人が死亡、消防隊員・周辺住民合わせて4000人あまりが診察または治療を受けた。また、農地や家畜への被害のほか、500台以上の自動車の腐食が報告された。