河南省
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河南省(かなんしょう、テンプレート:Zh)は、中華人民共和国の省の1つ。地域の大部分が黄河の南にあるため河南と称された。古の豫州があったことから、略称は豫である。
省都は鄭州市。
約1億もの人口は中国最多である。
地理
北部は黄河の下流域に位置し、省南部は淮河流域となり、省全体に広大な平野が広がる。重要な農業生産地域である。河北省、山東省、安徽省、山西省、陝西省、湖北省に隣接する。
歴史
古代
中国古代文明の発祥地の一つで、先史時代の裴李崗文化や仰韶文化などの遺跡がある。
九州の中心である中原の地であり、中国7大古都のうち、殷の都安陽、東周から長く都が置かれた洛陽、宋の都開封の3大古都を有する。
嵩山にある、禅宗の祖庭である嵩山少林寺とその近郊で伝承され、修練されている中国武術及びそれを源流としている中国武術門派の総本山である少林拳の所在地でもある。
中華民国
行政区域
17地級市、1省直轄県級市を設置する。詳細については描きデータボックスを参照。
重要施設
- 小浪底
- 三門峡谷ダム
教育
世界遺産
外部リンク
- 大河网
- 河南文化网
- 河南旅游网(日本語)
- 商都网
- 河南省人民政府公式サイト
- 新華社河南関連サイト