湖北省
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:基礎情報 中華人民共和国の一級行政区画 湖北省(こほくしょう、中国語:湖北省、英語:Hubei)は中国長江中流域にある行政区。南に洞庭湖が有るため、その名前を取って湖北と言う名称がつけられた。略称は鄂、省都は武漢市。
地理
長江の中流にある省。洞庭湖の北側にある。北部を河南省、陝西省、西部を重慶市、東部を安徽省、南部を江西省、湖南省と接する。四川省、上海、北京を結ぶ地点に存在する陸・水の交通の要所でもある。
地勢は西高東低で、西部の大巴山、神農架は華中最高峰である。とくに神農架は山が深く、雪男が住むという。武漢は夏の暑さで有名。
歴史
テンプレート:See also 春秋戦国時代は楚に属す土地であった。後漢には、荊州と呼ぶ地であり、魏晋南北朝時代には係争地になっている。唐、宋には鄂州に属しており、略称の鄂はここから来ている。清代は湖北省が置かれ、そのまま現代の行政区分になっている。1911年、武昌(今の武漢の一部)で、辛亥革命で革命派が最初に蜂起した。
経済
省都である武漢は華中地域全域の中心都市であり、経済的重要性から大幅な自主権をもつ副省級市に指定されている。2011年の生産総額(GDP)は24,668.49億元で、全国第九位を占めている。
民族
西部の恩施はトゥチャ族、ミャオ族の自治州である。その他、回族、モンゴル族なども住む。
行政区画
湖北省は12地級市(地区クラスの直轄市)、1自治州を設置し、下級行政単位である35市区、24県級市(うち3直管市)37県、2自治県、1林区を管轄する。詳細は下部データボックスを参照。
- 副省級市
- 地級市
- 自治州
- 省直轄県級行政区(県級市および林区)
教育
観光
外部リンク
テンプレート:Geographic Location テンプレート:Navbox テンプレート:湖北省の行政区画テンプレート:China-geo-stub