浦安市
テンプレート:Infobox 浦安市(うらやすし)は、千葉県北西部にある市。市内に東京ディズニーリゾートがあることで全国的に知られる。また、近年では財政力指数において常に上位に位置し(平成24年度では市として首位[1])、非常に豊かな市としても有名である。東京都特別区部への通勤率は49.5%(平成22年国勢調査)。
目次
地理
東京湾の最奥部、旧江戸川(江戸時代までは太日川)の河口左岸の低平な自然堤防、三角州および埋立地からなる。市域の約4分の3は1960年代後半以降造成された埋立地が占めており、かつては3kmほど沖まで続く遠浅の海が広がっていた。旧村の集落はいずれも江戸川の派川である境川両岸の自然堤防上に位置する。
自然地形としての山や丘は市内に存在しない。築山としては、中央公園に高さ14mほどの通称「浦安富士」がある。
河川
地域
近年、東京都心までの通勤時間の短さや便利さや、市内に東京ディズニーリゾートが所在すること、埋立地を中心に計画的に整えられた住環境の良さが注目され、マンション建設が相次いでいる。新町地区のマリナイースト地区の地権者は都市再生機構(旧都市基盤整備公団)などであり、開発計画に基づいた開発が進められている。そのため道路が広く、公園が多いことから緑が豊かである。しかし、市の7割以上を占める埋立地は地盤がかなり弱く(それ以外の地域も海沿いの低地であるため同様)、2011年の東北地方太平洋沖地震(震度5強)では液状化現象によって市の防災計画の想定を上回る深刻な被害が生じた。また、海に隣接し、埋立地部分が東京湾にせり出す形態のために風が強く、新町地区の高層マンションでは布団を干すことが禁止されている。
大字
浦安市には現在19の大字があり、港を除いた18大字で住居表示が行われている(舞浜は二・三丁目のみ)。
- 元町地区 - 古くからの浦安町域
- 中町地区 - 第1期埋立地(1962年 - 1975年)
- 新町地区 - 第2期埋立地(1975年 - 1981年)
歴史
現在の浦安市域は昭和中期まで現在市川市の一部となっている旧南行徳町・旧行徳町と一体的に「行徳」と呼ばれていた地域であり、近代以前の当地の歴史についてはこちら及び行徳塩田も参照の事。
集落の形成
- 1157年(保元2年) 現在の浦安市内に集落が誕生。
- 1415年(応永22年) 猫真(現・猫実)に中山法華経寺傘下の講が存在していた。
- 1603年(慶長8年) 堀江・猫実・当代島の3村が幕府の天領に(堀江に向井忠勝陣屋)。
- 1873年(明治6年) 千葉県に編入。
浦安村・浦安町
- 1889年(明治22年)4月 堀江・猫実・当代島の3村が合併し浦安村に、浦安小学校が開校。
- 1894年(明治27年) 東京高橋→浦安→行徳の定期船が就航(通称「通船」「葛飾丸」)。
- 1909年(明治42年)9月 町制を施行、東葛飾郡浦安町が成立。
- 1917年(大正6年) 東京湾一帯を襲った高潮により全町が水没する(大正六年の大津波)。
- 1921年(大正11年) 浦安・八幡間で葛飾乗合自動車道が開通。
- 1940年(昭和15年) 浦安橋が竣工、東京乗合自動車道が開通(通称「青バス」)。
- 1944年(昭和19年) 東京大空襲により多くの町民が被災。
- 1947年(昭和22年)
- 4月 第1回町長選挙が実施され、宇田川謹二が当選。
- 5月 浦安中学校が開校。
- 11月 自治体警察「葛南警察署」が発足。
- 1949年(昭和24年)9月 浦安町漁業協同組合が発足。
- 1951年(昭和26年)6月 浦安町・南行徳町組合立葛南病院が開設。
- 1958年(昭和33年) 「黒い水事件」(浦安事件)。
- 4月 本州製紙江戸川工場がダンボール製造に使う漂白剤の悪水放流による被害が発覚。[2]。
- 6月 悪水放流に抗議し、漁民が工場に押しかけ警官隊と衝突(けが人105人)[3][4][5]。
- 12月 浦安事件が直接的契機となり、日本初の水質規制に関する法律である公共用水域の水質の保全に関する法律(水質保全法)および工場排水等の規制に関する法律(工場排水規制法)が制定された[6]。
- 1962年(昭和37年) 黒い水事件を受け、本州製紙は漁民に補償金を払ったが、その後漁業が振るわず、漁業権の一部を放棄。これが契機となって埋め立てによる地域再生論が本格化した。
- 1964年(昭和39年) 海面埋立事業が開始。
- 1966年(昭和41年)6月 B地区(東野・富岡・弁天・今川・鉄鋼通り)の埋立工事が完了。
- 1967年(昭和42年)4月 南小学校が開校。
- 1968年(昭和43年)6月23日 東野、富岡、今川、弁天、鉄鋼通りが誕生。
- 1969年(昭和44年)3月 A地区(海楽・美浜・入船)の埋立工事が完了、営団地下鉄(現在の東京地下鉄)東西線が開通(快速は当初通過)。
- 1970年(昭和45年)11月 C地区(舞浜)の埋立工事が完了。
- 1971年(昭和46年)
- 4月 漁業権を完全に放棄。
- 8月2日 海楽、美浜、入船が誕生。
- 1972年(昭和47年)4月 県立浦安高校が開校、C地区の護岸工事が完了。
- 1974年(昭和49年)
- 3月 お洒落が県無形文化財に指定。
- 5月 老人福祉センターが開館。
- 8月 オリエンタルランドの遊園地計画を千葉県が承認。
- 1975年(昭和50年)
- 4月 東海大浦安高校が開校。
- 11月29日 舞浜が誕生。
- 1976年(昭和51年)10月 「第1回産業祭り」を開催。
- 1977年(昭和52年)
- 1978年(昭和53年)
- 9月26日 日の出、明海が誕生。
- 10月 大三角線が開通。
- 11月 新浦安橋が開通。
- 12月10日 「月刊ばすけっと」が創刊。
- 1979年(昭和54年)
- 4月 富岡小学校が開校。
- 5月 農家が消滅。
- 9月21日 港、千鳥が誕生。
- 1980年(昭和55年)
- 3月24日 高洲が誕生。
- 4月 美浜南小学校、入船北小学校、見明川中学校が開校。
- 6月 浦安町郷土資料館が開館。
- 1981年(昭和56年)3月12日 千鳥を拡充、現在の面積に。
浦安市
- 1981年(昭和56年)
- 4月1日 市制を施行し、浦安市が誕生、東小学校・入船南小学校・入船中学校・東京学館浦安高校が開校。
- 7月 文化会館が開館。
- 1982年(昭和57年)
- 1月 地区保健センターが完成。
- 4月 堀江公民館が開館、舞浜小学校が開校。
- 1983年(昭和58年)
- 3月 浦安図書館が開館、葛南警察署が発足。
- 4月15日 東京ディズニーランドが開業、富岡公民館が開館、美浜北小学校が開校。
- 1984年(昭和59年)
- 4月 富岡中学校、浦安南高校が開校。
- 5月 順天堂大学浦安病院が開院。
- 1985年(昭和60年)
- 2月 墓地公園問題が発生。
- 3月 「非核平和都市」を宣言。
- 4月 美浜中学校が開校。
- 6月 中央公民館が開館。
- 11月 老人人口比率が全国で最低に。
- 1986年(昭和61年)
- 10月 新浦安駅駅前整備工事が着工。
- 1987年(昭和62年)4月 美浜公民館が開館、千葉地方法務局浦安出張所が開所。
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(昭和64年/平成元年)
- 4月 中央図書館新書庫が誕生、順天堂医療短期大学・国際教育学院日本語学校・東野保育園が開校。
- 5月7日 「浦安誕生100周年記念市民祭り」が開催。
- 1990年(平成2年)
- 1月 オーランド市との姉妹都市提携に調印。
- 3月10日 JR京葉線が全面開通。
- 5月2日 東京ベイホテル東急オープン。
- 6月28日 ショッパーズプラザ新浦安オープン。
- 7月 浦安市民プラザWave101オープン。
- 9月 CATV市内全域開局。
- 11月21日 ショッピングモールMONA新浦安オープン。
- 12月 浦安中央武道館完成。
- 1991年(平成3年) 人口113,947人(42,348世帯)
- 5月 国際教育学院専門学校開校。
- 7月 浦安簡易保険加入者センターホーム「カーサ・デ・かんぽ浦安」入居開始。
- 10月 浦安市集合事務所((株)SNU、施設利用福祉公社他)完成。
- 10月5日・6日 浦安市制10周年フェスティバル開催。
- 11月17日・18日・19日 第14回全国タウン誌会議「浦安・行徳大会」(月刊ばすけっと主催)。
- 2001年(平成13年)
- 9月4日 東京ディズニーシーが開業。
- 2003年(平成15年)
- 4月 高洲小学校が開校。
- 2006年(平成18年)
- 4月 了徳寺大学・明海南小学校・明海中学校が開校。
- 6月25日 市制施行25周年行事として「市民ふれあい25・25(ニコ・ニコ)フェスティバル」が開催。また、総合公園が一部開園。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 3月11日 東日本大震災による液状化現象により中町・新町地区で道路が波打つ凹凸、住宅や電柱の傾き、地割れ、陥没などが起こった。3月21日時点で水道断水約4,000戸、下水道使用制限約11,900世帯、都市ガス供給停止約5,800件である。市は被害額734億円と推計している[7]。
- 3月24日 災害救助法の適用を受ける。
- 4月1日 震災で敷地全体に被害の出た浦安南高校が船橋市の旧県立船橋旭高校校舎へ一時移転(8月31日まで)。6日に始業式、7日に入学式を実施する。
- 4月10日 同月1日告示の千葉県議会議員選挙の浦安市選挙区での投開票事務の執行を松崎秀樹市長と市選挙管理委員会が拒否、期日前投票を含めて一切の投開票を行わないまま選挙を終える(第17回統一地方選挙#千葉県議会議員選挙の浦安市での選挙事務執行停止問題を参照)。
市名の由来
初代浦安村村長である新井甚佐衛門が「浦(海)やすかれ」と言ったのと、心安らかにという願いが込められたものとされる。
『日本書紀』第3巻「神武記」の一節に「昔、伊弉諾尊この国を名づけて曰く、日本は浦安の国」と記されており、浦安は日本(大和)の古称・美称でもある。
人口
テンプレート:人口統計 日本の市町村の中で最も平均年齢の若い市町村でもある。なお、東日本大震災で発生した液状化現象により家屋の損壊が相次いだため、市外への流出人口が増え、2011年に市制施行以来初めて人口の減少を記録した。
行政
市長
市議会
- 議員定数:21
- 議員任期:4年
- 次回改選予定時期:2015年
(以下、2011年の改選前)
委員会
- 常任委員会
- 総務常任委員会 委員長:平野芳子
- 教育民生常任委員会 委員長:辻田明
- 都市経済常任委員会 委員長:山崎次雄
- 議会運営委員会 委員長:深作勇
- 議会だより編集委員会 委員長:平野芳子
- 特別委員会
- 新庁舎建設事業に関する特別委員会 委員長:岡本善徳
- 元町再整備に関する特別委員会 委員長:高津和夫
市章
初代
2代目
- 浦安誕生100周年記念事業の一環として、一般公募で募集し、応募総数1205点の中から、浦安市民投票・浦安市市章選考委員会により選考された作品を浦安市議会の議決で決定してその結果、「U」を太陽が昇るように図案化したものであり、1991年4月1日に制定される。さらに色は緑色と青色が指定されている。[9] [10]
- Former Urayasu Chiba chapter.jpg
初代の市章
- Symbol of Urayasu Chiba.svg
2代目の市章
姉妹都市
- テンプレート:Flagicon オーランド市(アメリカ合衆国フロリダ州)- 1989年10月23日姉妹都市提携
- 浦安市は前述にもあるように東京ディズニーリゾートの所在地である。オーランド市はウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの所在地であり、この関連により姉妹都市提携を結んだ。
産業
浦安市では、オリエンタルランドが経営する東京ディズニーリゾートが圧倒的な知名度を誇っているため、市の財政がオリエンタルランドに強く依存している(一種の企業城下町)という印象を持たれやすいが、市は海面埋立事業の当初から「住宅地の造成」、「大規模遊園地の誘致」、「鉄鋼流通基地の形成」を三本柱として計画的な開発を進め[11]、各部門において顕著な成功を収めており、バランスの良い財源を持っていると言える。なお、歳入の市税区分においてオリエンタルランドを含む法人市民税は例年1割程度であり、個人市民税と固定資産税で8割程度を構成している[12]。東京ディズニーリゾートが市のイメージ形成において核心を担っていることは否定できないものの、豊かな税収は平均所得の高さと住宅人気に大きく依存していると考えられる。
工業
- 浦安鉄鋼団地(日本最大級の鉄鋼流通基地[13])
主な企業
住宅団地
- 見明川団地
- 今川団地
- 入船北団地
- 浦安マリナイースト21 (旧住宅・都市整備公団, 和設計事務所)、都市住宅21モデルプロジェクト、1988年
教育
- 大学等
- 明海大学
- 順天堂大学医療看護学部
- 了徳寺大学
- 浦安市川市民病院附属葛南看護専門学校(廃校) - 1975年4月、葛南病院付属高等看護学校として開校。1997年に浦安市川市民病院附属葛南看護専門学校に改称。2001年度以降の看護学生生徒募集を停止し、閉校となった。
- 高等学校
- 中学校
- 小学校
交通
鉄道路線
- 東京メトロ
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 舞浜リゾートライン
- ディズニーリゾートライン
- リゾートゲートウェイ・ステーション(A駅)
- 東京ディズニーランド・ステーション(B駅)
- ベイサイド・ステーション(C駅)
- 東京ディズニーシー・ステーション(D駅)
- ディズニーリゾートライン
バス路線
道路
高速道路・有料道路
一般国道
- 国道357号(湾岸道路)
主要地方道
- 千葉県道6号市川浦安線(市川浦安線)
- 千葉県道10号東京浦安線(やなぎ通り/都県境-浦安駅)
一般県道
- 千葉県道242号浦安停車場線(やなぎ通り/浦安駅-浦安IC)
- 千葉県道276号西浦安停車場線(若潮通り/新浦安駅-舞浜交差点)
- 千葉県道294号高速湾岸線
観光ほか
レジャー
宿泊施設
ディズニーホテル
- 浦安サンホテル
- 浦安ビューフォートホテル
- ホテル醍醐
- オリエンタルホテル東京ベイ
- 浦安ブライトンホテル
- ペンション&カフェ アンバースデイ
- ホテルエミオン東京ベイ
- パーム&ファウンテンテラスホテル
- 三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ
- ウィークリーマンション新浦安
- サンルートプラザ東京
- 東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート
- ホテルオークラ東京ベイ
- ヒルトン東京ベイ
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- ホテルドリームゲート舞浜
- 舞浜ユーラシア
- 東京ベイ舞浜ホテル
- ホテルマイステイズ舞浜
観光
祭り
その他
出身有名人
芸能
- 大橋慶三(映画監督、脚本家、インターネットDJ)
- 青木まな(中部日本放送のアナウンサー)
- 阿部哲子(元日本テレビアナウンサー)
- 雨宮慶太(演出家)
- 大木優紀(テレビ朝日アナウンサー) - 出生地は東京都
- 華原朋美(歌手) - 出生地は東京都
- 茅野佐智恵(モデル、女優)
- 長尾大(音楽プロデューサー)
- 長尾奈奈(俳優) - 出生地は宮崎県 無名塾所属
- 中澤有美子(フリーアナウンサー)
- 長島清隆(広島テレビ放送アナウンサー)
- 本多瑛未里(女優、声優)
- 森田釣竿(フィッシュロックバンド漁港のVo)
- 八木沼悟志(作曲家・音楽プロデューサー)
- 藤江れいな (AKB48)
スポーツ
- 阿部慎之助(プロ野球選手、読売ジャイアンツ所属)
- 小川史(元プロ野球選手、元西武ライオンズ、福岡ダイエーホークス)
- 玉田圭司(サッカー選手、名古屋グランパスエイト所属)
- 早川大輔(プロ野球選手、元横浜ベイスターズ)
- 乾達朗(サッカー選手、アルビレックス新潟シンガポール所属)
- 茨田陽生(サッカー選手、柏レイソル所属)
- 平井美鈴(フリーダイビング、世界選手権金メダリスト)
諸分野
スポーツチーム
浦安市を本拠地とするチーム
浦安市を舞台・ロケ地にした作品
ドキュメンタリー
- 新日本紀行 「江戸前の秋 〜千葉 浦安〜」(NHK):1970年9月28日放送。
- 新日本紀行 「沖の百万坪 〜千葉県 浦安市〜」(NHK) : 1981年5月31日放送。
- 新日本紀行ふたたび 「漁師町の面影 〜千葉県 浦安市〜」(NHK) : 2006年7月8日放送。
映画・ドラマ
- 青べか物語(山本周五郎の小説、映画):作中では“浦糟”(うらかす)とされ、漁師町だった昭和初期頃の浦安の様子が描かれている。
- トラック野郎シリーズ (映画、1975年 - 1979年 東映):埋立地を利用してクライマックス等のカーチェイス・シーンの撮影に使用している。
- 男はつらいよ 望郷篇(映画):映画後半の舞台。ロケ地の中心場所が、後述するフラワー通り商店街である。漁業権完全放棄(1971年)以前の撮影であるため、川に多数の漁船が浮かぶ様子などが映されている。
- HOTEL(ドラマ、1990年代のシリーズ):主な撮影に使用されたホテルが現・ヒルトン東京ベイ。
- 長生き競争(ドラマ):浦安を舞台にした年末スペシャルドラマ。宇津井健、石原さとみ等出演。2008年12月26日放送・フジテレビ
- カルテット!(映画、2011年 松竹):浦安市在住の作家、鬼塚忠の同名小説を原作とした映画。東日本大震災の影響で、唯一の「浦安市市制30周年記念」事業の作品。2011年12月17日浦安先行ロードショー、2012年1月7日全国ロードショー。
- 孤独のグルメ(テレビドラマ、2012年):2012年1月25日放映の第4話「千葉県 浦安市の静岡おでん」の舞台。
漫画・アニメ
- 浦安鉄筋家族(漫画、原作者の浜岡賢次は当市在住)
- 特攻天女(漫画)
- 半熟革命(はんじゅくれぼりゅーしょん)(漫画):槇村さとる。 主人公が東京ディズニーランドがある浦安市が東京都だと勘違いしており、引っ越してきて千葉県だと判りショックをうける。
- 奥さまはマリナーゼ(漫画エッセイ):実在する主婦が語る楽しい浦安ライフの日々。販促コピーは「シロガネーゼより幸せ!?」
- ゼーガペイン(アニメ):舞台は「舞浜市」という設定になっていて、浦安市を含む京葉線沿線(浦安市、市川市、船橋市、千葉市)がモデルと思われる。
- サッチモ(漫画):原作:やまさき十三、作画:北見けんいち。最下位の(架空の)プロ野球球団「浦安パンタムズ」のスカウト部部長(元選手)小川完太郎(通称“サッチモ”)を描く。
- 球道くん(漫画):水島新司。主人公中西球道の通った学校は浦安三中、私立青田高校と共に浦安市という設定。
テレビCM
- 明治スポーツミルク 「運動してミルク」篇:日の出、高洲地区での撮影となっている。
その他
- 名所江戸百景・堀江ねこざね:歌川広重が市の前身である堀江村・猫実村を描いた。
- 天才・たけしの元気が出るテレビ!! (テレビ番組・日本テレビ系列):番組内の企画で浦安フラワー通り商店街(堀江地区)の町おこしを行い、イメージソングも策定した。
その他
航空機の騒音
浦安市内の東京湾沿岸地区は、羽田空港が直線距離からして近い所にある。そのために、新千歳空港や東北地方の空港などから来る便を中心に上空を低い高度(上空が曇っていても航空機の窓から東京ディズニーリゾートや新浦安駅周辺の団地などが良く見えたりする程度)で通過または旋回したりすることから、同地区は騒音が一層激しくなっている。これは浦安市自治体でも深刻な問題として何回にもわたって取り上げられている。また、羽田空港は2010年10月から滑走路の増設および国際化がされたため、今後の動向が注目される。
成人式
浦安市は、2002年より東京ディズニーランドのショーベースで成人式を開催している。これは、新成人で構成される実行委員会からの提案を受け、浦安市が東京ディズニーリゾートを経営・運営するオリエンタルランドと協議した結果、開催が実現したものである。式典終了後は、そのままパーク内に滞在しアトラクションなどを楽しむこともできる。この独特の成人式は毎年全国に報道され、「浦安市の成人式」として全国的に知名度が高く、また参加率も毎年70%を超えるなど人気が高い。
しかし、大人への仲間入りを祝う成人式が「遊園地」で行われることには賛否両論があることも事実である。2006年1月10日付の朝日新聞夕刊1面のコラム「素粒子」の中で、浦安市の成人式について配慮の欠ける報道があったとして、浦安市長・教育長が抗議文を朝日新聞社に送る事態に発展している。また、参加者の入園料4,930円(1,000人以上の団体料金)は市の全額負担となっており、1人当たりの経費が6,270円(総額で約770万円)(2008年時点)に上るなど、他の都市と比べてその額は大きい[14]。浦安市では相次ぐ公共料金の値上げにより、税金の適正利用に対して市民の目が厳しくなっていることから、市議会でも成人式を問題視する声が上がっている。
図書館
浦安市立図書館は、優れた公共図書館として、図書館学の分野では有名である。国内外から公立図書館関係者が視察に訪れている。
参考文献
書籍
脚注
外部リンク
- 行政
- 観光
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- ↑ 読売新聞2011年3月22日千葉13版23面液状化の浦安「三重苦」
- ↑ 浦安町誌 下巻 p61
- ↑ テンプレート:Cite web
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- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ TDL成人式:「経費1人6270円」浦安議会で疑問の声・毎日jp(毎日新聞)・2008年9月29日