扶桑町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
扶桑町(ふそうちょう)は、愛知県北部の町である。町名は、かつて養蚕業が主産業で桑畑が多く、「桑によって扶養される町」であることから付けられた。飼育者の数は少なくなったが、今でも養蚕は行われている。近年は名古屋市のベッドタウンとして人口が増加傾向にある。名鉄犬山線が町のほぼ中央を通っており、町の玄関駅である扶桑駅のそばに扶桑町役場がある。最近は、国道41号沿いに企業を誘致している。東洋水産の物流センターが国道41号沿いに完成したが、これは扶桑町が誘致したものである。
目次
地理
河川
隣接している自治体
人口
地域
扶桑町は以下の地区(大字)で構成されている。
- 高雄(たかお)
- 柏森(かしわもり)
- 山那 (やな)
- 南山名(みなみやな)
- 小淵(おぶち)
- 斎藤(さいとう)
- 高木(たかぎ)
区は、柏森区、斎藤区、高雄区、高木区、山那区。5つの区。
歴史
沿革
行政
- 町長:江戸満(2004年~)
産業
- 守口大根
- 儀典用端折長柄傘(ぎてんようつまおりながえがさ)
- イオンモール扶桑 - 総合スーパー「イオン」と100の専門店が入居している。
- ビバリータウン扶桑 - 食品スーパー「マックスバリュ」、「オートバックス」、「スギ薬局」、「サイゼリヤ」、「西松屋」、等がある
本社を置く企業
町内に工場を置く企業
教育
高等学校
- 愛知県立丹羽高等学校
- 学校法人 愛知江南学園立誠信高等学校
中学校
- 町立
- 扶桑町立扶桑中学校
- 扶桑町立扶桑北中学校
小学校
- 町立
- 扶桑町立柏森小学校
- 扶桑町立高雄小学校
- 扶桑町立山名小学校
- 扶桑町立扶桑東小学校
小中学校の聴講制度
2002年度より、町立の小中学校に聴講生制度を導入している。希望すれば一般の人が小中学校の授業を受講できる制度である。小中学校に導入したのは扶桑町が全国初である。この制度は他の自治体にも注目され、視察も受けている。
交通
鉄道路線
役場へは扶桑駅が最寄り。しかし町西部にある柏森駅の方が快速特急・特急も停車し本数が多い。
バス
柏森駅に大口町コミュニティバスが乗り入れている。柏森駅とイオンモール扶桑を結ぶ路線バスが一時期運行されていたが、廃止されている。
道路
一般国道
主要地方道
一般県道