松戸市
テンプレート:Infobox 松戸市(まつどし)は、千葉県北西部の市。東京都に接する。東京都特別区部への通勤率は37.3%(平成22年国勢調査)。
松戸市は、千葉県北西部の東葛地域に位置する。市域は明治時代以前の下総国葛飾郡の一部を占め、西部は江戸川の沖積平野、東部は下総台地が広がる。
市の中心部の松戸地区は、古くから水戸街道の宿場町として栄えてきた。1896年に鉄道(現在の常磐線)が開通。1943年に東葛飾郡松戸町・高木村・馬橋村が新設合併し、松戸市が発足した。長らく江戸・東京の近郊農村地域であったが、近年は東京のベッドタウンとして発展。千葉県内では千葉市、船橋市に次いで居住人口3位。
目次
地理
千葉県の北西部に位置し、南北に流れる江戸川を西端としている。江戸川の左岸にあたる西部地域は海抜4m前後の低地で、水路が縦横に走り、宅地化が進んだ現在でも、水田や畑地が各所に見られる。東部地域は洪積地層からなる下総台地(海抜20-30m)の西端となっていて、現在では概ね住宅地が広がっているが、1960年代以前は、山林や果樹園などの畑が多く見られた。標高は市域のほぼ中央に位置する常盤平駅周辺が最も高く、ここを境にして、市内の河川は西に向かい東京湾へつづく江戸川水系と、東に向かい太平洋へ注ぎ込む東の手賀沼・利根川水系に分かれている。なお、市内を流れる坂川は、北千葉導水路の一部として江戸川に流れている。
水戸街道と並走するようにJR常磐線が市の中西部から南北に貫き、北部(新松戸駅)で武蔵野線と交差している。松戸駅からは新京成線が分岐し、ほぼ市の中央の八柱駅にて武蔵野線新八柱駅と交差するように市の中央部を横断している。また、南部では北総鉄道が東西に走り、東松戸駅で武蔵野線と連絡している。
江戸時代以前から水戸街道の宿場であった。現在の松戸駅西口に位置した旧宿場は、古くから東葛飾地域随一の商業拠点としてにぎわった。現在、東葛飾地域の商業拠点の座は柏駅近辺に移ったものの、松戸駅周辺は現在も松戸市の中心市街地となっている。1960年代から大規模住宅団地が市内各地に造成され、郊外型の住宅開発が進むと、常磐線・新京成線の鉄道駅周辺が商業施設などの集まる市街地として発展した。また、幹線道路の整備・拡幅に伴い、郊外型の商業施設が沿線に立地しているほか、小金や馬橋には昔からの商店街も残っている。
地形
最高海抜は32.4m(21世紀の森地先)、最低海抜は1.1m(栄町3丁目地先)となっている。
- 市域
- 広袤(こうぼう):東西11.4km 南北11.6km
- 自然
- 一級河川:江戸川
隣接している自治体
歴史
松戸市域は古くから人間が居住し、縄文時代の遺跡が多数見つかっているほか、河原塚古墳などの古墳も存在する。古代から近世まで下総国葛飾郡に属し、下総国府(現・市川市国府台)にほど近い地であったが、中世以前の松戸市域の記録はほとんど残っていない。
平安時代に書かれた「更級日記」に登場する「下総の国と武蔵との境にてある太井川といふが上の瀬、まつさとの渡りの津にとまりて」という記述が、松戸と思しき地名の初出である。松戸は、太日川(現・江戸川)の渡船場の集落として生まれたようである。
江戸時代の市域は、天領、大名領、旗本領が入り組んだ近郊農村地域で、下総台地上は小金牧という放牧地(周辺集落の採草地を兼ねる)であった。市内の松戸、小金および馬橋は水戸街道の宿場町となっていた。水戸と江戸の間に存在するため、徳川将軍家及び水戸徳川家とのつながりが強く、将軍はしばしば小金牧で鷹狩りを楽しんだ。松戸神社には水戸藩二代藩主徳川光圀ゆかりの銀杏の樹があり、松戸には水戸藩最後(11代)の藩主徳川昭武が建てた戸定邸がある。
廃藩置県後の1878年(明治11年)、東葛飾郡役所が松戸駅(鉄道駅ではなく宿駅)に置かれた。松戸地区には国・県の出先機関が置かれ、行政上の拠点都市の性格を持っている。
「松戸」の名の由来
不明であるが、有力な説として
- 松戸一帯には後に小金牧が設置されるなど馬の飼育が盛んであった。そこで「馬の里」から「馬里(うまさと)」から「まさと」になり、変化して「まつど」になったといわれる。
- 松戸神社の伝承では、ヤマトタケルが従者とこの地で待ち合わせたところに祠を祀ったという故事から、「待つ里」→「まつど」→「松戸」と称される由縁になったという。
- 松戸は太日川(現・江戸川)の川べりにある宿場町であり、渡し舟を「待つ里」から「まつど」に転じたとも考えられる。
行政区域の変遷
現在の松戸市は1943年に新設合併で誕生したものである。それ以前の松戸町については当該項目を参照。
- 1943年(昭和18年)10月1日 東葛飾郡松戸町・高木村・馬橋村が新設合併し、市制施行、松戸市となる。(千葉県では7番目)。
- 1954年(昭和29年)10月15日 東葛市(現:柏市)より旧・東葛飾郡小金町の大半を編入。
- 1956年(昭和31年)4月1日 東葛飾郡沼南村(後の沼南町、現在の柏市)の一部を編入。
歴代市長
- 初代 門六郎(1943年 - 1946年)
- 2代 川井卯之助(1946年 - 1947年)
- 3代 恩田明(1947年 - 1951年)
- 4代 坂巻林之助(1951年 - 1953年)
- 5 - 8代 石橋與市(1953年 - 1969年)
- 9,10代 + 松本清(マツモトキヨシの創業者。1969年 - 1973年)
- 11 - 16代 + 宮間満寿雄(1973年 - 1994年)
- 17 - 20代 川井敏久(かわいとしひさ)(1994年 - 2010年)
- 21,22代 本郷谷健次(ほんごうやけんじ)(2010年 - 現職)
- (+印は在職中死去)
人口
行政
行政機構
2003年4月1日現在の市職員数は4,293人で、このうち病院事業には933人が配属されている。職員数は前年比で66人減少しており、職員数は年々削減されている。リサイクルの推進およびゴミ減量のPRとして、「クリンクルちゃん」というマスコットキャラクターが存在する。
市組織はおおよそ以下の通りである。
- 2000年4月から、市長・副市長・本部長・教育長による松戸市経営会議が設置され、通常月2回、市政運営方針や重要施策の審議がなされている。
国の機関
広域行政
当市と野田市、柏市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市の6市により構成されている東葛広域行政連絡協議会で、2006年(平成18年)5月に政令指定都市問題研究会が発足し、2006年度(平成18年度)・2007年度(平成19年度)の2ヵ年をかけて、今後の政令指定都市の議論に役立てるため、構成市である6市の基礎データの収集や分析、広域的課題の整理などを行うとともに、政令指定都市制度の研究や東葛地域におけるシミュレーションなどの調査・研究を行った。
2007年(平成19年)4月27日、市川市、船橋市、当市、鎌ケ谷市がこの圏域の将来的な選択肢の一つとして、合併や政令指定都市への移行に関する共同研究を行う東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会(2008年9月1日現在の4市推計人口1,649,569人)を設立した。
2008年(平成20年)7月5日、政令指定都市移行による効果や影響、意義等について、より具体的な検証を行うため、松戸市、柏市の2市による松戸市・柏市政令指定都市研究会を設立した。
議会
会派の構成
会派名 | 議席数 | 代表者 |
市民クラブ | 10 | 中川英孝 |
公明党 | 10 | 山沢誠 |
松政クラブ | 9 | 大川一利 |
日本共産党 | 5 | 伊藤余一郎 |
まつど民主 | 4 | 長谷川満 |
社民党新社クラブ | 4 | 二階堂剛 |
無所属 | 5 |
議会の組織
議会運営委員会の他、常任委員会が4つ、特別委員会が1つ設置されている。また、3月定例会では予算審査特別委員会が、9月定例会では決算審査特別委員会が開かれる。
- 議会運営委員会
- 常任委員会
- 総務財務
- 健康福祉
- 教育経済
- 都市整備
- 特別委員会
- 市立病院建設検討
警察
消防
経済
第一次産業
農協
第二次産業
(北松戸工業団地)
(稔台工業団地)
(松飛台工業団地)
(その他)
第三次産業
- ドラッグストア(マツモトキヨシ・本社)
- 百貨店(伊勢丹松戸店、アトレ松戸)
- 総合スーパー(イトーヨーカ堂、ダイエー、西友、イオン、ザ・プライス)
- 小売スーパー・コンビニ(ハローマート、コスモスジャパン)
- サービス業(パチンコ店、風俗店(角海老グループ)等)
- 不動産管理・運営(松戸公産、新京成エステート他)
- GO-NET
- ケーブルテレビ(JCNコアラ葛飾)
- ペット(東葛ペット・本社)
本社を置く主要企業
- マブチモーター
- マツモトキヨシホールディングス
- 東葛ホールディングス
- セノー
- イワブチ
- 精工技研
- 万星食品
- トーカン
- プレシジョン・システム・サイエンス
- マックスファクトリー
- エスピー産業
- 都機工
- ラクシー
- 理想社
- 兼松アグリテック
- 小松プロモーション
- 新京成フロンティア企画
- 中村産業
- 松戸新京成バス
姉妹都市・提携都市
- テンプレート:Flagicon ホワイトホース市(オーストラリア連邦 ビクトリア州)<姉妹都市>
- テンプレート:Flagicon 倉吉市(鳥取県) <提携都市>
- 2004年7月25日に交流都市として提携を結び、交流が行われている。松戸市から導入されて倉吉市の特産品となった「二十世紀梨」と、元横綱琴桜がこの松戸市に「佐渡ヶ嶽部屋」を作ったことがきっかけで始まった。
- なお、現在松戸市は国内では姉妹都市がない。
地域
本町・松戸
当市の中心地。松戸駅西口周辺、旧水戸街道沿いは古くからの商業地である。市役所庁舎や松戸警察署もこの地域に所在していた。1970年代に行われた区画整理事業によりほぼ現在の形となる。
紙敷・東松戸
東松戸駅周辺は商業地、住宅地として開発中。詳細は紙敷、東松戸駅を参照。
北松戸・上本郷
新坂川沿いに北松戸工業団地があり、大手企業の製造工場等が並ぶ。北松戸駅近くに松戸競輪場がある。駅から離れた古ヶ崎・上本郷地域は住宅地。北松戸駅、上本郷駅、松戸新田駅も参照。
小金
北小金駅南口から国道6号の間を指す。駅前はイオン北小金を中心に商業地が並ぶ。駅前を外れると住宅地になる。
小金原
常盤平団地に次ぐ2番目に出来たマンモス団地小金原団地がある。「小金」と付くが北小金駅からは離れている。小金原7丁目・栗ヶ沢・根木内に一部小金の飛び地がある。付近は下総台地の起伏が多く、住宅地と畑、梨園が混在する。
新松戸
本来の地名は「幸谷」であるが、国鉄駅開設の際、名称を北馬橋にするか、南小金にするかで揉め、住人の妥協案で新松戸に決定した経緯がある。地名としての「新松戸」は新松戸駅西側の地域だが、北小金駅北口周辺〜流山市市境及び、馬橋駅西口の北側の一部は新松戸に含めることもある。現在は大規模集合住宅を中心とした住宅地で、駅前は商業施設が立地する。詳細は新松戸駅を参照。
千駄堀
山林、畑、梨園が多く、松戸市内では比較的緑が残っている地域。当該地域の東半分は21世紀の森と広場が広がり、休日は親子連れでにぎわう。
常盤平
大規模UR賃貸住宅である常盤平団地付近の地域。団地周辺は閑静な住宅街で、日本の道100選に選ばれた常盤平さくら通りがある。常盤平駅、五香駅前には商業地が立地する。詳細は常盤平を参照。
馬橋
馬橋駅周辺は商業地で、馬橋駅を外れると住宅地である。付近の八ヶ崎、二ツ木、三ヶ月(みこぜ)地区は住宅地と畑、山林、梨園が混在する。馬橋駅も参照。
稔台
みのり台駅を中心に商業地が広がる(みのり台駅の所在地は松戸新田)。南西部に稔台工業団地がある。JR武蔵野線新八柱駅が開業するまでは八柱駅よりこちらの方が賑わっていた。付近は一戸建てや低層アパートを中心とした住宅地。
矢切
住宅地と農地が混在し、東京都に隣接する割に緑豊かな地域。ネギが名産で、「矢切の渡し」など観光スポットが多い。詳細は矢切、矢切駅を参照。
八柱
新八柱駅と八柱駅を中心とした地域。松戸市内では松戸駅に次いで乗降客数が多い。駅周辺に商業施設が集中し、にぎわいを見せている一方、少し離れると閑静な環境を保っている。付近は一戸建てと集合住宅が混在する郊外住宅地であり、人口は増加傾向。駅名は旧八柱村(現在の東松戸駅周辺)に由来するもの。現在、松戸市内には八柱という地名はないが、八柱駅・新八柱駅周辺には「八柱」「新八柱」の名を冠した施設は多い。南部に東京都立八柱霊園があり、彼岸などには駅周辺は大変混雑する。
スポーツ
松戸市七草マラソン大会が、松戸運動公園で毎年正月明けに開催されている。
野球
- 松戸B.C TYR
- 千葉熱血MAKING(総監督:森田健作)
相撲
サッカー
- 柏レイソル(ホームタウンは隣の柏市であるが、東葛・印旛地域の我孫子、印西、鎌ケ谷、白井、流山、野田、松戸の8市を活動エリアとして、サッカースクールや各市の市民招待デーなどを企画、また、各市で開かれる市民祭りなどでのサイン会などをしている)
教育
学校教育
市内の公立学校は、教師の高齢化が著しく進んでおり、週刊朝日(2004年9月10日号)の調査では平均年齢において「全国ワースト2」を記録している。ふりーせる保育と呼ばれるジェンダーフリー保育が市内で実践され、国会や市議会等で問題になったことがある。
2004年から公立小中学校の学校選択制が導入され、いわゆる「(市内)ナンバー中学校」(学校名に数字が付く伝統中学校)の入学者数が増加傾向にある。
公立中学校では登校すると学校が指定するジャージに着替える。伝統的に部活動は突出して盛んで、早朝、休日も部活動練習がある学校がほとんどである。 正規のPTAが組織されていない公立学校もある。そのため、保護者の意思形成や学校統廃合における公的機関との交渉等に課題を残している。
市内の学校
小学校
- 市立小学校(44校)
- ※梨香台・寒風台の両小学校は、日本で最初の5階建て建築の小学校である。
- ※長野県小県郡長和町に市立の林間学校(松戸市立林間学園白樺高原荘)がある。
- ※1970年に千葉県下初の市立林間学園が軽井沢に開設されるが、川井敏久が市長就任後に閉校となる。
- ※根木内東・新松戸北・古ケ崎南の3校は、2005年3月31日に閉校した。
- 私立小学校(1校)
中学校
- 市立中学校(20校)
※新松戸北中学校は2009年、小金中学校と統合した。
- 私立中学校(2校)
高等学校
短期大学
大学
- 国立
- 千葉大学(園芸学部)
その他の学校
- 千葉県立つくし特別支援学校
- 千葉県立松戸特別支援学校
- 北原学院歯科衛生専門学校
- 日本大学松戸歯学部附属歯科衛生専門学校
- 国保松戸市立病院附属看護専門学校
- 松山学園松山福祉専門学校
交通
鉄道路線
市内には6路線20駅(八柱駅と新八柱駅、新松戸駅と幸谷駅は近接している)が存在する。
- JR東日本
- 新京成電鉄 (新京成線) : 松戸駅 - 上本郷駅 - 松戸新田駅 - みのり台駅 - 八柱駅 - 常盤平駅 - 五香駅 - 元山駅
- 北総鉄道 (北総線) : 矢切駅 - 秋山駅 - 東松戸駅 - 松飛台駅
- 京成電鉄(京成成田空港線) 東松戸駅
- 東武鉄道 野田線 : 六実駅
- 流鉄流山線 : 馬橋駅 - 幸谷駅 - 小金城趾駅
- 常磐線各駅停車は東京メトロ千代田線へ直通している事もあり、地元住民や不動産業者からは通称「(JR)千代田線」と呼称される場合もある。
- 常磐快速線の東京駅直通や、東京メトロ半蔵門線の松戸駅延伸計画がある。
鉄道施設
隣接市町村への連絡(鉄道)
その他地域への連絡(鉄道)
路線バス
道路
- 高速道路
- (計画中)東京外環自動車道:松戸インターチェンジ
- 一般国道
- 都道府県道
- 主要地方道
- 一般県道
- 千葉県道180号松戸原木線(市川松戸道路)
- 千葉県道199号馬橋停車場線
- 千葉県道200号六実停車場線
- 千葉県道261号松戸柏線(旧水戸街道)
- 千葉県道264号高塚新田市川線
- 千葉県道280号白井流山線
- 千葉県道281号松戸鎌ヶ谷線
- 千葉県道295号松戸三郷線(松戸三郷有料道路)
- 千葉県道401号松戸野田自転車道線
病院
図書館
- 松戸市立中央図書館
- 千葉県立西部図書館
名所・旧跡・観光スポット・その他
名所・旧跡
- 小金城址 - 戦国時代高城氏の居城。
- 根木内城址 - 高城氏の小金城に移る前の居城。
- 戸定邸 - 徳川慶喜の実弟昭武の屋敷。国の重要文化財。
- 松戸宿 - 水戸街道江戸より三番目の宿場町。幕末には新選組が滞在。
- 松戸探検隊ひみつ堂(旧原田米店)
- 小金宿 - 水戸街道江戸より四番目の宿場町。旅籠玉屋が現存する。
- 松戸神社ー水戸光圀ゆかりのお宮。山崎直子宇宙飛行士も宇宙飛行の安全祈願に参拝。
- 風早神社 - 三匹獅子舞が市の無形文化財。
- 宝光院、善照寺 - 「千葉周作修行之地」と記された標柱があり、後に北辰一刀流を編み出した千葉周作が修行した浅利義信の浅利道場があった場所
- 納屋川岸跡 - 江戸川舟運の舟問屋及名主として、松戸の繁栄に貢献した青木源内家の屋敷の黒板塀(築地塀)一部を復元している。
- 東漸寺 - 関東十八檀林の一つ。枝垂桜が有名。
- 本土寺 - あじさい寺として有名。
- 万満寺 - 重要文化財の金剛力士像がある。
- 馬橋#神社仏閣・史跡
- 安房須神社
- 斉藤家竹林
- 一月寺
- 矢切の渡し - 環境省日本の音風景100選。
- 矢切神社
- 柳原水閘 - 近代化産業遺産、土木学会選奨土木遺産。
- 栗山配水塔 - 土木学会選奨土木遺産。
- 矢喰村庚申塚
- 野菊の蔵
- 野菊の墓文学碑
- 野菊苑
- 二十世紀梨発祥の地
- 河原塚古墳
- 常盤平さくら通り - 日本の道100選。
現在は消滅
- 竹ヶ花古墳 - 松戸市役所の北東にあたる、当時は竹ヶ花地区となっていた、現在の小根本地区に存在していた。
祭事
- 松戸宿坂川献灯まつり
- 松戸宿坂川河津桜まつり
- 小金宿まつり
- 東部地区・東松戸まつり
- コスモスまつり
- 松戸花火大会
公園
- 21世紀の森と広場
- 松戸中央公園 - 陸軍工兵学校の正門が残る。
- 松戸運動公園
- 大谷口歴史公園
- 根木内歴史公園 - 根木内城跡や上富士川の湿地帯からなる公園。
- 東松戸ゆいの花公園
- ユーカリ交通公園
- 八柱霊園 - 西條八十、柔道創始者嘉納治五郎の墓がある。
樹林地
松戸市は条例で樹林地の保全を目的に保全樹林地区及び特別保全樹林地区を指定している。 面積は、約20ヘクタールにおよぶ。
指定されているのは、栗山・矢切の斜面林、千葉大学園芸学部(松戸キャンパス)の敷地約3分の1にあたる樹林地約5ヘクタール、他には、風早神社の樹林地、関さんの森、浅間神社の極相林、幸谷観音の樹林地などがある。またその一部は、国の法律による特別緑地保全地区に指定している。
施設
- 森のホール21
- 松戸市立博物館 - 常盤平団地の部屋を再現展示。
- 松戸市民劇場 - 「音響家が選ぶ優良ホール100選」に選出。
- 松戸市民会館 - プラネタリウムを併設。
- 松戸市健康福祉会館
- 松戸競輪場
- 松戸市文化ホール郷土資料展示室
- 松戸市綜合卸売市場
住宅団地
- 小金原団地 (旧日本住宅公団)、郊外団地、1960年
- 牧の原団地
- 野菊野団地
- 常盤平駅前団地(常盤平 市街地住宅 賃貸115 1963年)
- 常盤平団地 (常盤平, 旧日本住宅公団)、郊外団地、1960年 - 日本初の大規模公団住宅団地。
- グリーンライフ松戸団地 (竹ヶ花)
- 二十世紀が丘団地
- 泉ヶ丘団地
- 新松戸#集合住宅街
- 松戸沼南しいの木台
商業施設
- オウル五香
- ダイエー新松戸店
- 伊勢丹松戸店
- アトレ松戸
- ダイエー松戸西口店
- プラーレ松戸
- イトーヨーカドー 松戸店・八柱店
- ザ・プライス五香店
- グリーンマークシティ松戸新田
- 小金原#商業施設
- スキップ北小金
- ピコティ北小金
その他
- 新京成鉄道模型館 (2012年4月8日をもって閉館)
- 江戸川松戸フラワーライン
- 江戸川江戸川カッパ市
- 千駄堀#史跡・千駄堀湧水広場
- 小山樋門橋(通称レンガ橋・めがね橋)
- 元禄まつど村(千駄堀民芸資料館と民芸かぼちゃ展の村)
- 松戸ラブマツ(松戸コミュニティサイト)
- ドッグラン松戸
- ウエキ・アート・ミュージアム
- 昭和ロマン館(浅野工務店内)
- 昭和の杜博物館
- 関東地方整備局建設技術展示館
- 江戸川江戸川アースディ 自転車ライド
当市出身もしくはゆかりの有名人
出身人物
政治・経済
- 倉田寛之(参議院議員)
- 沼田武(元千葉県知事)
- 松本和那(ドラッグストアマツモトキヨシ会長、元衆議院議員、元千葉県議会議員) マツモトキヨシ創業者であり、元松戸市長である松本清の長男。
- 松本和巳(元衆議院議員) 元マツモトキヨシ取締役。松本和那の長男であり、元松戸市長の松本清の孫にあたる。
学術・文化
- 千石正一(動物学者)
- 福岡伸一(分子生物学者) 相模台小学校OB。
- 山崎直子(宇宙飛行士) 相模台小学校→第一中学校OG。
- 伊坂幸太郎(小説家)
- 平沼義之 (廃道愛好家、廃線愛好家、隧道愛好家、フリーライター)
- 流浪馬里奥(水面画家)松ケ丘小学校OG
- 郷力也(漫画家)
- 小保方晴子(化学研究者)、理化学研究所研究員、工学博士
芸能・マスコミ
- 明石勇(NHKアナウンサー)
- 秋元才加 (元AKB48) 2011年7月3日放送のTBSラジオ「千葉ドリーム!もぎたてラジオ」で松戸出身であることを公表した。
- 阿部サダヲ(俳優) 上本郷第二小学校→市立松戸高等学校OB。
- 雨宮朋絵(タレント) 第二中学校OG→千葉県立松戸国際高等学校OG。
- 石井あす香(女優)
- 臼田あさ美(ファッションモデル、女優、タレント)
- 小野陶子(毎日放送アナウンサー)
- 神谷浩史(声優)
- 清川虹子(女優)
- 黒木辰哉(俳優)
- 桑島真里乃(子役)
- 桑原敬一(声優)
- 清水貴之(朝日放送アナウンサー)
- 中山準之助(NHKアナウンサー)
- 関根太朗(NHKアナウンサー) 上本郷小学校OB。
- 高橋美佳子(声優)
- DELI(ミュージシャン)
- 永田杏子(タレント) 栗ヶ沢中学校OG。
- bamboo(ミュージシャン)
- 北翔海莉(宝塚歌劇団専科所属)
- 堀川早苗(女優) 千葉県立松戸秋山高等学校OG。
- 増田セバスチャン(アートディレクター)
- 松土美智子(元新潟テレビ21アナウンサー→現テレビ金沢キャスター)
- 松本保典(声優)
- 武藤祐子(東海テレビアナウンサー)
- 山崎努(俳優)
- 山田賢治(NHKアナウンサー) 相模台小学校→第一中学校OB
- 湯浅将平(ミュージシャン)
- 結城しのぶ(女優)
- 四家秀治(テレビ東京アナウンサー)
- ラッシャー板前(タレント) 河原塚小学校OB→常盤平中学校OB→市立松戸高等学校OB。
スポーツ
- 松登晟郎(力士)
- 日向あずみ(女子プロレスラー)
- 和田豊(阪神タイガース元選手・現監督)常盤平第一小学校OB→常盤平中学校OB
- 関根裕之(北海道日本ハムファイターズ元選手・コーチ)
- 筒井孝(元プロ野球選手)
- 涌井秀章(プロ野球選手。千葉ロッテマリーンズ・投手) 寒風台小学校OB→第六中学校OB。
- 上沢直之(プロ野球選手。北海道日本ハムファイターズ・投手)
- 遠藤雅大(元サッカー選手、現解説者) 新松戸北中学校OB。
- 浮気哲郎 (元サッカー選手、現湘南ベルマーレコーチ・元FC刈谷監督)専修大学松戸高校OB
- 栗澤僚一(サッカー選手。柏レイソル・ミッドフィールダー)
- 宇野沢祐次(サッカー選手。AC長野パルセイロ・フォワード) 栗ヶ沢小学校OB→栗ヶ沢中学校OB。
- 清水健太(サッカー選手。モンテディオ山形・キーパー) 栗ヶ沢中学校OB→市立松戸高等学校OB
- 畑田真輝(サッカー選手。AC長野パルセイロ・ミッドフィールダー)馬橋北小学校OB→市立新松戸南中学校OB
- 原一樹(サッカー選手。ギラヴァンツ北九州・フォワード) 高木第二小学校OB→松戸市立第四中学校OB
- 鈴来直人(日本中央競馬会騎手) 第六中学校OB。
- 宇川徹(元モーターサイクル・ロードレーサー)常盤平中学校OB。
- 木戸章之(2006年トリノオリンピックフィギュアスケート種目代表選手) 貝の花小学校OB→栗ヶ沢中学校OB。
- 中村健人 (フィギュアスケーター)
- 萩原優吾 (アイスホッケー・元日光アイスバックス)、古ヶ崎出身
- 上野紗稀(女子サッカー選手、ジェフ千葉レディース)、市立松戸高等学校OB。
ゆかりのある人物
- 平野威馬雄(詩人・フランス文学者) 1947年6月から1986年11月に亡くなるまで、上本郷在住。
- 平野レミ(歌手、料理研究家、タレント) 1947年6月から1972年に結婚するまで上本郷在住。中部小学校OB。
- 磯田光一(文芸評論家) 1971年6月から1987年2月に亡くなるまで、松戸新田在住。
- 水上勉(作家) 1957年9月から1959年10月まで、下矢切在住。
- 李恢成(作家) 元住民。
- 那須正幹(児童文学者) 大学を卒業して自動車のセールスマンをしていた頃、栗山に在住。
- 後藤仁(日本画家-アジアの美人画、絵本画家)松戸市在住。出身地は兵庫県赤穂市[1]。
- 仙道作三(作曲家) 1970年から北小金に住む。のち新松戸に移る。
- 村上信夫(シェフ、帝国ホテル顧問。小金原で晩年を迎える。)
- 斉藤洋介(俳優)2006年1月28日放送のテレビ東京系「出没!アド街ック天国」‐『松戸』にて、「北小金駅近辺に住むこと13年」と公言。その前には関口宏の東京フレンドパークIIなど、複数の番組で数回語っている。テンプレート:要出典範囲。出身地は愛知県名古屋市。
- 清水善三(俳優) 専修大学松戸高等学校出身。
- 仲村トオル(俳優) 専修大学松戸高等学校OB。
- 高木美保(女優) 出身地は東京都葛飾区。
- 加藤紀子(女優、タレント) フジテレビ「ハピふる!」で小金原のベーカリー店が紹介された際、松戸に住んでいた事があるとコメント。出身地は三重県鈴鹿市。
- 桜井幸子(女優、松戸市育ち)
- 大河内奈々子(女優) 聖徳大学付属中学校OB。出身地は東京都葛飾区。
- 長谷川京子(女優) 千葉県立松戸国際高等学校OG。
- 富川春美(元アイドル) 千葉県立松戸南高等学校OG
- 山本梓(グラビアアイドル、タレント) 専修大学松戸高等学校OG
- 佐藤弥生(タレント) 専修大学松戸高等学校OG。
- 押切もえ(ファッションモデル) 出身地は市川市。
- 山野拓也(お笑い芸人、ブラックパイナーSOS) 専修大学松戸高等学校OB。
- 倉木麻衣(歌手) 聖徳大学附属高等学校から立命館宇治高等学校へ転校。
- 大友康平(ミュージシャン) 出身地は宮城県。
- 小野正利(ミュージシャン) 専修大学松戸高等学校OB
- 明神智和(サッカー日本代表、ガンバ大阪所属のミッドフィールダー) 千葉県立小金高等学校OB。兵庫県出身。
- 西山哲平(元サッカー選手。ベルマーレ平塚大分トリニータに所属)専修大学松戸高校OB
- 井上怜奈(1992年アルベールビルオリンピック・1994年リレハンメルオリンピック・2006年トリノオリンピックフィギュアスケート種目代表選手) 新松戸南中学校OG。出身は兵庫県西宮市。
- 武田奈也(フィギュアスケーター)、小学生時の練習リンクが新松戸スケートセンター
- 町田樹 (フィギュアスケーター)、3歳のとき友達に誘われて自宅近くの新松戸アイスアリーナ(2002年閉鎖)でスケートを始める。
市外局番
松戸市の市外局番は04739(市川MA)となっていたが、1964年(昭和39年)7月26日より、0473(市内局番は62)に変更。1997年(平成9年)1月1日には、松戸市を含めた0473区域の市内局番の不足に伴い、047に変更された。
その他
市の日 4月27日。
人形劇や紙芝居等を上演する、専門家による財団「おはなしキャラバン」があった。市内各地を循環し、子供達を楽しませていたが、当市の行政改革に伴いボランティアを担い手とする方針が打ち出され、2009年3月に解散した。
JR東日本松戸車両センターは、常磐緩行線、快速、成田線の車両が所属する車庫で、1995年3月20日に発生した地下鉄サリン事件では、被災車両がJRの車両(203系)だったため、ここで車内検証や消毒が行われた。
夕方になると防災無線で子供に帰宅を促す放送を行なう。使用される曲は「歌の町」。
当市を舞台にした作品・歌謡
関連項目
脚注
外部リンク
- 行政
- 観光
- その他
- 松戸商工会議所
- まつどインフォメーションデスク(2011年3月31日業務を終了)
- テンプレート:Twitter(2011年3月31日業務を終了)