幸谷駅
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ファイル:Kouya-station-2.JPG
マンションの一階に併設されている幸谷駅に電車が停車中(2007年撮影)
幸谷駅(こうやえき)は、千葉県松戸市新松戸にある流鉄流山線の駅である。東日本旅客鉄道新松戸駅の向かい側にある。
歴史
駅構造
単式1面1線ホームの地上駅。駅舎は集合住宅「流鉄カーサ新松戸」の一階にある。旅客部分は、切符売り場など事務室前の小さなコンコースと改札口、ホームのみ。
利用状況
2010年(平成22年)度の一日平均乗車人員は2,226人である[1]。 近年は減少傾向にあり、特に2005年から2006年にかけてはつくばエクスプレス開業の影響で大きく落ち込んでいる。しかしながら当駅以上に馬橋、流山両駅の減少幅が大きかった結果、流鉄6駅の中では最も利用客数が多い駅となった。
近年の1日平均乗車人員は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 3,475 |
1991年 | 3,626 |
1992年 | 3,731 |
1993年 | 4,015 |
1994年 | 4,029 |
1995年 | 4,034 |
1996年 | 3,996 |
1997年 | 3,869 |
1998年 | 3,893 |
1999年 | 3,796 |
2000年 | 3,760 |
2001年 | 3,717 |
2002年 | 3,704 |
2003年 | 3,661 |
2004年 | 3,571 |
2005年 | 3,082 |
2006年 | 2,637 |
2007年 | 2,523 |
2008年 | 2,418 |
2009年 | 2,338 |
2010年 | 2,226 |
駅周辺
新松戸駅#駅周辺も参照のこと。
流鉄幸谷駅の住所は松戸市新松戸であるが、開業当時はまだ区画整理事業が行われておらず、当時の地名である「幸谷」を冠した。幸谷の集落自体は、JR常磐線よりも東側に位置する。
対して、JR新松戸駅の所在地は松戸市幸谷であり、両駅の地名と駅名が逆転している。
新松戸の地名は1966年に認可された「新松戸第一区画整理事業」(現在の新松戸1~2丁目)、1970年に認可された「新松戸中央土地区画整理事業」(現在の新松戸3~7丁目)に由来する。
大規模新興住宅地「新松戸」の東端部に位置する。現在の駅のごく周辺は、「幸谷駅前」というよりも「新松戸駅前」として商店やマンション、雑居ビルが立ち並ぶ。当駅近傍は、沿線で最も変化が著しい。
JRの新松戸駅舎までの通路は、踏切付近を除き、偶然ではあるがJR武蔵野線の高架下のため、事実上屋根付きとなっている。途中には公衆トイレ、赤色の鳥居調鉄骨のオブジェがある。
バス路線については新松戸駅#バス路線を参照のこと。
- 松戸市役所新松戸支所
- 新松戸駅前郵便局
- 新松戸郵便局
- ロッテリア
- 新松戸駅タクシー乗り場
- 新松戸駅バス停留所
- 公衆トイレ
- 流通経済大学新松戸キャンパス
- ダイエー新松戸店(西へ徒歩7分)
- ヤマダ電機テックランド新松戸けやき通店(ダイエー4階、旧サトームセン)
- 松戸市役所新松戸支所
- マツモトキヨシ本社
- 小金から幸谷(実際の町名は新松戸東)に移転
- 松戸社会保険事務所
- 新松戸中央病院
- 明生情報ビジネス専門学校
- 関さんの森
- 松戸市の道路計画から森を守っている。
- 幸谷観音