土曜ドラマ (日本テレビ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『土曜ドラマ』(どようドラマ)は、日本テレビ系列で毎週土曜日21:00 - 21:54(JST)に放送されているテレビドラマの枠である。
1998年3月までは『土曜グランド劇場』(どようグランドげきじょう)または『グランド劇場』、2004年頃は「Surprise Saturday」というサブタイトルが付いていた。現在は『月9』に倣ってか、『土9』(どっく)と言うことが多い。
目次
枠の特徴
概歴
- 1969年10月に、『夜のグランド劇場』(1968年4月〜1969年9月、木曜21時30分枠)が移動してくる形で、『土曜グランド劇場』放送開始。
- 開始当初は21時30分からのスタートだったが、21時の単発30分ドラマ『夫婦日記』の廃枠にともない、1973年10月から放送の『さよなら・今日は』より21時スタートとなった。
- 原則として「連続ドラマ」であるが、21時30分時代末期の1972年8月26日〜1973年9月29日までは連続ドラマを中断し、一話完結の単発ドラマを放送していた。なお、21時開始になってからの単発作品は1977年1月1日の『新春大吉』(唯一の元日放送)のみで、『土曜グランド劇場』『土曜ドラマ』時代は1回も放送されていない。
- 1976年3月5日放送開始の『二丁目の未亡人は、やせダンプといわれる凄い子連れママ』から1977年6月18日放送終了の『魔女と呼ばれる占い師は自己革命を夢みてた』までは、やたらに長いタイトルのドラマ「長いタイトルシリーズ」が放送された(『新春大吉』は除く)。
- 同シリーズの人気を不動のものとした作品が、水谷豊主演の『熱中時代・刑事編』である。水谷は『事件記者チャボ』、『気分は名探偵』などの人気作にも主演し「グランド劇場(旧枠名・土曜グランド劇場)の顔」となる。その他にも『池中玄太80キロ』、『天まであがれ!』などの作品を放送した。
- 作品によってはストーリーの編集時間の都合や制作費の予算の絡みで次回予告なしの場合もあった。特に1980年代の作品が多く見られた。
- 1987年4月、『ワールドクイズ ザ・びっくり地球人!』の放送開始に伴いクイズ枠になったため、1年間ドラマ枠は休止した[注 1]。翌1988年3月を以て『クイズ・地球NOW』が終了したことに伴い、同年4月からドラマ枠が復活。『春の砂漠』や『外科医・有森冴子』などのヒット作を生み出す。
- 1989年5月から放送の『湘南物語』よりステレオ放送となった[注 2]。
- 1989年10月〜1990年2月までの5ヶ月間は土曜夜8時の『野望の国』シリーズと2本立てでドラマが放送されていた。
- 1992年4月からの2年間、読売テレビ制作の土曜夜10時枠と2本立てでドラマが放送されていた(その後、読売テレビ枠は木曜夜9時枠→月曜夜10時枠へと移動し2004年3月に廃止)。
- なお開始当初の1969年10月からの1年間は、土曜夜8時30分に1時間時代劇『右門捕物帖』(二代目中村吉右衛門主演版)→『青春太閤記 いまにみておれ!』、土曜夜10時30分に1時間海外ドラマ『0011ナポレオン・ソロ』(第4シーズン)が編成され、連続3時間のドラマが編成されており、また1972年7月から同年9月までは、夜7時30分に30分ドラマ『小さな恋のものがたり』、夜8時に『黒帯風雲録 柔』、夜9時に30分海外ドラマ『プロテクター電光石火』、夜10時30分に30分時代劇『姫君捕物控』が編成され、3時間半・計5本ものドラマが編成されていた[注 3]。
- 1994年に放映された『家なき子』(翌年4月からパート2も放送、平均視聴率24.7%・最高視聴率37.2%)が絶大な人気を博し、本作により視聴年齢層の裾野を広げるのに成功したことで以後ローティーン向け(児童向けドラマ寄り)の作品も放映されるようになった[1]。また、その流れから翌1995年には『金田一少年の事件簿』(堂本剛主演、平均視聴率23.9%・最高視聴率29.9%)もヒットし、以降シリーズ化されている。
- 1998年4月期の『LOVE&PEACE』より現在の枠タイトル『土曜ドラマ』に改名された。
- 2005年には1月期の『ごくせん(第2シリーズ)』(最高視聴率32.5%)、7月期の『女王の教室』(最高視聴率25.3%)、そして10月期の『野ブタ。をプロデュース』(主題歌である亀梨と山下のユニット修二と彰の「青春アミーゴ」は、この年の年間オリコンシングルチャート1位を獲得[注 4])といった学園物がヒットし、「土9」が2005年平均視聴率1位を獲得した。
- 『瑠璃の島』(2005年4月)から全編ハイビジョン映像で撮影されるようになった(地上デジタル放送が全ての都道府県庁所在地で受信可能になってから最初の作品は『たったひとつの恋』(2006年10月〜12月))。また、2010年代からプログレッシブカメラでの制作が主になってきている(ただし2000年代にも同様のカメラで制作されたドラマは存在している)。
- 2008年10月に20:54に放送されていた『NNNニューススポット』が廃止され、この時間は一部系列局を除いてこの時間に本ドラマの見どころを紹介する番組開始事前番組が始まり、事実上フライングスタートとなったが、2009年4月からは『ワーズハウスへようこそ』というミニ番組のスタートによりフライングスタートはなくなった。
- 2009年3月をもって火曜ドラマが廃止され、同年4月以降、同局のゴールデンタイム枠の連続ドラマは2枠となる。
- 関東地方で2013年7月期の『斉藤さん2』まで、見逃し再放送が行われていた(翌週木曜の15:55 - 16:53 (JST))[注 5]。
その他・近年の傾向等
- 毎年8月に行われる『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』放送日は放送休止となる。
- 近年はティーンエージャーを中心としたファミリー向け作品が多いが、この枠で初主演となる俳優を起用したり、新たなスタイルの脚本・演出を取り入れることが多く、冒険的な作品も多い。
- 同枠の音楽は同じ日本テレビ系列会社のバップが担当することが多いが、2003年の『ぼくの魔法使い』『すいか』『あした 天気になあれ。』はエイベックスが担当した。
- 『ナースマンがゆく』以降、主題歌は男性アーティストが独占している。女性アーティストは『愛情イッポン!』以降、この枠の主題歌に使われていなかったが、2010年代になってからは『デカワンコ』『悪夢ちゃん』『斉藤さん2』では女性アーティストの主題歌が使われた。
- 2008年4月期の『ごくせん(第3シリーズ)』と2012年7月期の『ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜』ではボーカルは男性だが女性メンバーが存在するバンドが主題歌に使われている。
- また、女優の主演が多い同局の水曜ドラマ枠とは対照的にこの枠は男性の主演が多い(特にジャニーズ事務所所属のアイドルグループのメンバーやホリプロ所属、アミューズ所属)。
- 同枠の作品で主演最多は松岡昌宏(TOKIO)であり、2013年時点では同枠の作品で7作主演している。
放送局
NNS29局と沖縄テレビは字幕放送を、福井放送を除くNNS28局は連動データ放送を実施。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送曜日・放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ(NTV) 『土曜ドラマ』制作局 |
日本テレビ系列 | 土曜日 21:00 - 21:54 | 同時ネット |
北海道 | 札幌テレビ(STV) | |||
青森県 | 青森放送(RAB) | |||
岩手県 | テレビ岩手(TVI) | |||
宮城県 | ミヤギテレビ(MMT) | |||
秋田県 | 秋田放送(ABS) | |||
山形県 | 山形放送(YBC) | |||
福島県 | 福島中央テレビ(FCT) | |||
山梨県 | 山梨放送(YBS) | |||
新潟県 | テレビ新潟(TeNY) | |||
長野県 | テレビ信州(TSB) | |||
静岡県 | 静岡第一テレビ(SDT) | |||
富山県 | 北日本放送(KNB) | |||
石川県 | テレビ金沢(KTK) | |||
中京広域圏 | 中京テレビ(CTV) | |||
近畿広域圏 | 読売テレビ(ytv) | |||
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ(NKT) | |||
広島県 | 広島テレビ(HTV) | |||
山口県 | 山口放送(KRY) | |||
徳島県 | 四国放送(JRT) | |||
香川県・岡山県 | 西日本放送(RNC) | |||
愛媛県 | 南海放送(RNB) | |||
高知県 | 高知放送(RKC) | |||
福岡県 | 福岡放送(FBS) | |||
長崎県 | 長崎国際テレビ(NIB) | |||
熊本県 | くまもと県民テレビ(KKT) | |||
大分県 | テレビ大分(TOS) | 日本テレビ系列/フジテレビ系列 | ||
鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ(KYT) | 日本テレビ系列 | ||
福井県 | 福井放送(FBC) | 日本テレビ系列/テレビ朝日系列 | 土曜日 16:00 - 16:54[注 6] | 7日遅れ |
沖縄県 | 沖縄テレビ(OTV) | フジテレビ系列 | 土曜日 12:00 - 12:54[注 7] | |
宮崎県 | 宮崎放送(MRT) | TBS系列 | 不定期放送 | |
衛星放送(全国) ケーブルテレビ(各地) |
日テレプラス |
日本テレビスカパー!チャンネル | 再放送 |
過去にネットしていた局
放送対象地域 | 放送局 | 現在の系列 | ネット理由 |
---|---|---|---|
岩手県 | 岩手放送(IBC) (現:IBC岩手放送) |
TBS系列 | 1969年12月のTVI開局まで |
新潟県 | 新潟放送(BSN) | 1981年4月のTNN(現:TeNY)開局まで番販扱いで放送。 ただし放送時間は土曜日22時から。[2] | |
長野県 | 信越放送(SBC) | 1980年10月のTSB開局まで番販扱いで放送 | |
静岡県 | 静岡放送(SBS) | 1979年7月のSDT開局まで番販扱いで放送 | |
石川県 | 北陸放送(MRO) | ITCでの時差ネット開始まで | |
島根県 | 山陰放送(BSS) | 1972年9月にNKTが島根県に乗り入れするまで | |
長崎県 | 長崎放送(NBC) | 1983年3月まで。ちなみに同時ネットだった時期がある。[3] | |
熊本県 | 熊本放送(RKK) | 1982年4月のKKT開局まで | |
大分県 | 大分放送(OBS) | TOS開局後もしばらくは番販扱いで放送 (少なくとも1980年代前半まではOBSにて放送) | |
宮崎県 | 宮崎放送(MRT) | 『ドリーム☆アゲイン』までと『ザ・クイズショウ』を放送 (ただし、『ごくせん2・3』はテレビ宮崎で放送) | |
鹿児島県 | 南日本放送(MBC) | 1981年3月まで | |
沖縄県 | 琉球放送(RBC) | 番販扱いOTVに移行 | |
宮城県 | 仙台放送(OX) | フジテレビ系列 | 1970年10月のMTB(現:MMT)開局まで フジテレビ・日本テレビとのクロスネット |
福島県 | 福島テレビ(FTV) | 1971年10月のFCTとのネット交換まで日本テレビ系列だったため | |
石川県 | 石川テレビ(ITC) | MROより移行。1990年4月のKTK開局まで時差ネットで放送 | |
長崎県 | テレビ長崎(KTN) | 1983年4月から1990年9月まで 日本テレビ系列でもあったため | |
鹿児島県 | 鹿児島テレビ(KTS) | 1981年4月からKYT開局直前の1994年3月まで 日本テレビ系列でもあったため | |
中京広域圏 | 名古屋テレビ(NBN) | テレビ朝日系列 | 1973年3月まで日本テレビ系列でもあったため。それ以降CTVに移行 |
宮崎県 | テレビ宮崎(UMK) | フジテレビ系列/日本テレビ系列/テレビ朝日系列 | 『ごくせん2・3』を放送 (水曜午後10時枠で第一シリーズを放送したため) |
ネット局に関する備考
- FNS(フジテレビ系列)とのクロスネット局であるテレビ大分は、2006年9月まで『ゴールデン洋画劇場』→『ゴールデンシアター』→『土曜プレミアム』の同時ネットだったため遅れネットだったが、2006年10月の番組改編で土曜夜9時枠・10時枠が日本テレビ系同時ネット枠に変更されたため、同時ネットに変更された(『土曜プレミアム』は遅れネット降格)。
- FNS(フジテレビ系列)単独ネット局の沖縄テレビ放送でも、本来は関西テレビ制作・火曜夜10時枠の連続ドラマ枠である毎週火曜22時-22時54分に放映されていたが、初回や最終回の時の時間枠拡大編成の時も23時以後、フジテレビの番組ネットを行う関係上一部編集・短縮して放映されているが、初回や最終回が、日時違いの午前中か、昼に放映されることもある(作品によって異なる)。なお沖縄テレビ放送では2007年4月からこれまで深夜に時差ネットで放送されていた関西テレビ火10ドラマを同時ネットで放送するため、毎週土曜日の12:00-12:54に枠移動(正午、1週遅れ)する(これと同時に日本テレビでは火曜10時枠にドラマ枠を設置したが、現在は廃枠)。
- 長年の地方ネット局である、NNS・ANN(テレビ朝日系列)クロスネットの福井放送は、2008年4月の番組改編で同日21-23時の2時間にわたって2枠1組で1本のテレビ朝日系連続ドラマ遅れネット枠として編成される枠に変更され、このうち当番組の放送枠にあたる前半ゾーンを木曜ドラマ(2日遅れ)に置き換え、さらに古くから後半ゾーン(同日22時枠)で放送されている同じテレビ朝日の水曜刑事ドラマ(3日遅れ)と連結するようになり、スポンサードネット(前記の2枠も同じ)のまま土曜日の夕方16:00 - 16:54に枠移動(1週遅れ)することとなり、併せてエンドカードも新設された(現在は土曜16:00 - 16:54に変更)。そのため、2008年4月改編以降において各作品ごとに視聴者プレゼントがある場合は、同局側の視聴者に配慮して、応募締め切り日までの余裕日数を長めに設定している。現在では同局放送分におけるこの3つのドラマにはすべてエンドカードが付いている。
作品リスト
1969年
1970年代
- 1月-3月:『竹千代と母』 原作:山岡荘八 出演:中村光輝、栗原小巻ほか
- 4月-5月:『華々しき一族』 原作:森本薫 出演:佐久間良子、藤間紫ほか
- 6月-7月:『あしたは真っ白』 出演:酒井和歌子、山本学ほか
- 8月-12月:『おふくろの味』(第1シリーズ) 出演:吉永小百合、森光子、児玉清ほか
- 1月-3月:『2丁目3番地』 出演:浅丘ルリ子、石坂浩二、森光子ほか
- 4月-9月:『焼きたてのホカホカ』 出演:中山千夏、丘みつ子、井上順之ほか
- 10月-12月:『七つちがい』 出演:若尾文子、布施明、杉浦直樹ほか
- 1月-3月:『3丁目4番地』 出演:浅丘ルリ子、石坂浩二、森光子ほか
- 4月-8月19日:『おふくろの味』(第2シリーズ) 出演:森光子、千秋実、島かおりほか
- 8月26日:『ハンバーグと芸者』
- 9月2日:『可愛いかあさん』
- 9月9日:『結婚宣言』
- 9月16日:『姉さんの秘密』
- 9月23日:『七回目の見合い』
- 9月30日:『姉ちゃんが嫁ぐとき』
- 10月7日:『女王蜂と働き蜂』
- 10月14日:『八五郎の縁談』
- 10月21日:『花嫁の父』
- 10月28日:『女三代婿えらび』
- 11月4日:『婚前浮気』
- 11月11日:『先生の好きな人』
- 11月18日:『ふたたび八五郎の縁談』
- 11月25日:『花嫁花婿製造中』
- 12月2日:『父と子と』
- 12月9日:『姉妹の恋した人』
- 12月16日:『三年前の約束』
- 12月23日:『双子の縁談』
- 12月30日:『娘たちの設計』
- 1月6日:『父と母の子』
- 1月13日:『浮気の請求書』
- 1月20日:『眠れない子守唄』
- 1月27日:『各駅停車の恋』
- 2月3日:『愛よ永遠に』
- 2月10日:『この母この子』
- 2月17日:『花婿の父』
- 2月24日:『新婚ヤバイ伝』
- 3月3日:『春しぐれ』
- 3月10日:『女のあしおと』
- 3月17日:『母ちゃんの形見』
- 3月24日:『かたき同志』
- 3月31日:『姉さん、乾杯!』
- 4月7日:『巣立ち』
- 4月14日:『母として女として』
- 4月21日:『夫婦この愛』
- 4月28日:『湯けむり坂』
- 5月5日:『忘れ雛』
- 5月12日:『母さんが二人』
- 5月19日:『娘の結婚、親父の同棲』
- 5月26日:『さらば、5月の光よ』
- 6月2日:『餃子の詩』
- 6月9日:『恋人に手錠を!』
- 6月16日:『祭りのあとに』
- 6月23日:『妻の虹』
- 6月30日:『後妻の泣きどころ』
- 7月7日:『七夕の橋』
- 7月14日:『狸ばやし』
- 7月21日:『日照り雨』
- 7月28日:『今日の花嫁 明日の後家』
- 8月4日:『故郷の空』
- 8月11日:『男と女の世の中』
- 8月18日:『70才の思春期』
- 8月25日:『女世帯』
- 9月1日:『もと夫婦』
- 9月8日:『蝉しぐれ』
- 9月15日:『九月の出来事』
- 9月22日:『危険なパーティ』
- 9月29日:『あしたは天気?』
- 10月-1974年3月:『さよなら・今日は』(日本テレビ開局20周年記念番組) 出演:浅丘ルリ子、山村聰、山口崇、栗田ひろみほか
- 3月-5月:『二丁目の未亡人は、やせダンプといわれる凄い子連れママ』 出演:浅丘ルリ子、石立鉄男ほか
- 5月-6月:『五丁目に咲いた恋は、絶対に結ばれないと人々は噂した』 出演:栗原小巻、石坂浩二ほか
- 6月-7月:『三丁目の古寺に、照る日曇る日、恋の雨』 出演:加藤剛、中野良子、財津一郎ほか
- 7月-9月:『八丁目のダメ親父!カンナ・トンカチ・キリキリ舞い』 出演:森繁久彌、前田吟、中田喜子ほか
- 9月-10月:『六丁目のスパルタ寮母さんには、赤いバラのいれずみがあった!』 出演:京塚昌子、西村晃ほか
- 10月-11月:『七丁目の街角で、家出娘と下駄バキ野郎の奇妙な恋が芽生えた』 出演:十朱幸代、杉村春子ほか
- 12月:『九丁目、泣いて笑った交差点女の中の男一匹』 出演:愛川欽也、坂口良子、由紀さおりほか
- 1月1日:『新春大吉』 出演:森繁久彌ほか
- 1月-2月:『一丁目物語 ゴッドマザーの二度目の青春』 出演:森光子、西田敏行、夏純子ほか
- 3月:『飛びこんだ臨月の女は未婚のすごい美人』 出演:小川真由美、堺正章、麻丘めぐみほか
- 3月-5月:『華麗なる大泥棒!四丁目の刑事の家の間借人』 出演:竹脇無我、左とん平、仁科明子ほか
- 5月-6月:『魔女と呼ばれる占い師は自己革命を夢みてた』 出演:池内淳子、石坂浩二、風吹ジュンほか
- 6月-7月:『近眼ママ恋のかけひき』 原作:三島由紀夫(三島由紀夫レター教室) 出演:岩下志麻、緒形拳、由美かおるほか
- 7月-9月:『ありがとうパパ』 出演:加山雄三、宇都宮雅代、水野哲ほか
- 9月-12月:『秋日記』 出演:浅丘ルリ子、原田芳雄、伊藤洋一ほか
- 1月-2月:『おとこ同志おんな同志』 出演:堺正章、池上季実子、杉浦直樹ほか
- 2月-4月:『貝がらの街』 出演:三浦友和、大空真弓、木之内みどりほか
- 4月-7月:『パパの結婚』 出演:加山雄三、竹下景子、山岡久乃ほか
- 7月-9月:『オレの愛妻物語』 出演:水谷豊、大竹しのぶ、藤岡琢也ほか
- 10月-1979年3月:『姿三四郎』 原作:富田常雄 出演:勝野洋、沖雅也、竹下景子ほか
1980年代
- 4月-8月:『池中玄太80キロII』 出演:西田敏行、坂口良子、杉田かおるほか
- 9月-1982年3月:『キッド』 出演:堺正章、船越英二、古尾谷雅人ほか
- 4月-7月:『明石貫平35才』 出演:西田敏行、江本孟紀、美保純ほか
- 7月-10月:『天まであがれ!2』 出演:石立鉄男、坂口良子、柴田恭兵ほか
- 11月-1984年5月:『事件記者チャボ!』 出演:水谷豊、伊藤蘭、藤岡琢也ほか
- 4月-7月:『のン姉ちゃん・200W』 出演:大原麗子、石野真子、大沢逸美ほか
- 8月-12月:『気になるあいつ』 出演:渡辺徹、榊原郁恵、明石家さんま、長門裕之ほか
- 1月-3月:『春風一番!』 出演:渡辺徹、松本伊代、明石家さんま、菅井きん、松原智恵子、ほか
- 4月-8月:『新・熱中時代宣言』 主演:榊原郁恵
- 8月-9月:『やったぜベイビー!』 原作:ビートたけし 主演:高橋一也
- 10月-12月:『恋する時間です』 主演:古谷一行
4月-1988年3月:ドラマ枠が一旦休止)
- 4月-7月:『春の砂漠』 原作:平岩弓枝 主演:名取裕子
- 7月-9月:『花嵐の森ふかく』 原作:高樹のぶ子 主演:若村麻由美
- 10月-1989年1月:『新婚物語』 原作:新井素子 主演:陣内孝則、沢口靖子
- 2月-4月:『明日はアタシの風が吹く』 主演:小泉今日子
- 4月-5月:『池中玄太80キロIII』 主演:西田敏行
- 5月-7月:『湘南物語 マイウェイマイラブ』 主演:斉藤由貴、藤竜也
- 7月-8月:『会いたくて』 主演:荻野目洋子
- 9月:『あの夏に抱かれたい』 主演:野村宏伸、紺野美沙子
- 10月-12月:『恋人の歌がきこえる』 主演:中村雅俊
1990年代
- 1月-3月:『いけない女子高物語』 主演:古手川祐子
- 4月-6月:『外科医・有森冴子』 主演:三田佳子
- 7月-9月:『火の用心』 主演:石橋貴明、木梨憲武
- 10月-12月:『お父さん』 主演:古谷一行
- 1月-3月:『君だけに愛を』 主演:松下由樹、野村宏伸
- 4月-6月:『検事・若浦葉子』 主演:賀来千香子
- 7月-9月:『助教授一色麗子 法医学教室の女』 原作:上野正彦 主演:篠ひろ子
- 10月-12月:『結婚しないかもしれない症候群』 原作:谷村志穂 主演:麻生祐未、紺野美紗子、東ちづる
- 1月-3月:『…ひとりでいいの』 主演:沢口靖子
- 4月-6月:『子供が寝たあとで』 主演:柴田恭兵、三浦洋一、風間トオル
- 7月-9月:『まったナシ!』 主演:斉藤由貴、永島敏行
- 10月-12月:『外科医・有森冴子II』 主演:三田佳子
- 1月-3月:『ちょっと危ない園長さん』 主演:小林稔侍
- 4月-6月:『日曜はダメよ』 主演:田中美佐子、唐沢寿明
- 7月-9月:『ポケベルが鳴らなくて』 主演:緒形拳、裕木奈江
- 10月-12月:『大人のキス』 主演:柴田恭兵、石田純一
- 1月-3月:『そのうち結婚する君へ』 原作:秋元康 主演:藤谷美和子
- 4月-7月:『家なき子』 主演:安達祐実
- 7月-9月:『遠山金志郎美容室』 主演:西田敏行
- 10月-12月:『おれはO型・牡羊座』 主演:武田鉄矢
- 1月-3月:『STATION』 原作:大石賢一・はしもとみつお 主演:吉田栄作、松村邦洋、田辺誠一
- 4月-7月:『家なき子2』 主演:安達祐実
- 7月-9月:『金田一少年の事件簿(第1期)』 原作:金成陽三郎・天樹征丸・さとうふみや 主演:堂本剛
- 10月-12月:『ザ・シェフ』 原作:剣名舞・加藤唯史 主演:東山紀之
- 1月-3月:『銀狼怪奇ファイル』 原作:金成陽三郎・越智辺昌義 主演:堂本光一
- 4月-7月:『透明人間』 主演:香取慎吾
- 7月-9月:『金田一少年の事件簿(第2期)』 原作:金成陽三郎・天樹征丸・さとうふみや 主演:堂本剛
- 10月-12月:『聖龍伝説』 主演:安達祐実、鳥羽潤
- 1月-3月:『サイコメトラーEIJI』 原作:安童夕馬・朝基まさし 主演:松岡昌宏
- 4月-6月:『FiVE』 主演:ともさかりえ
- 7月-9月:『D×D』 主演:長瀬智也、岡田准一
- 10月-12月:『ぼくらの勇気 未満都市』 主演:堂本光一、堂本剛
- 1月-3月:『三姉妹探偵団』 原作:赤川次郎 主演:鈴木蘭々
- 4月-6月:『LOVE&PEACE』 主演:松岡昌宏
- 7月-9月:『ハルモニア この愛の涯て』 原作:篠田節子 主演:堂本光一
- 10月-12月:『P.A. プライベート・アクトレス』 原作:赤石路代 主演:榎本加奈子
- 1月-3月:『君といた未来のために 〜I'll be back〜』 主演:堂本剛
- 4月-6月:『蘇える金狼』 原作:大藪春彦 主演:香取慎吾
- 7月-9月:『新・俺たちの旅 Ver.1999』 主演:森田剛、三宅健、岡田准一
- 10月-12月:『サイコメトラーEIJI2』 原作:安童夕馬・朝基まさし 主演:松岡昌宏
2000年代
- 1月-3月:『バーチャルガール』 主演:榎本加奈子
- 4月-6月:『伝説の教師』 主演:松本人志、中居正広
- 7月-9月:『フードファイト』 主演:草彅剛
- 10月-12月:『新宿暴走救急隊』 主演:田村淳、田村亮
- 1月-3月:『向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難〜』 主演:堂本剛
- 4月-6月:『明日があるさ』 主演:浜田雅功
- 7月-9月:『金田一少年の事件簿(第3期)』 原作:金成陽三郎・天樹征丸・さとうふみや 主演:松本潤
- 10月-12月:『歓迎!ダンジキ御一行様』 主演:中村雅俊
- 1月-3月:『ナースマン』 原作:小林光恵 主演:松岡昌宏
- 4月-7月:『ゴールデンボウル』 主演:金城武
- 7月-9月:『探偵家族』 主演:稲森いずみ
- 10月-12月:『リモート』 原作:天樹征丸・こしばてつや 主演:深田恭子、堂本光一
- 1月-3月:『よい子の味方〜新米保育士物語〜』 主演:櫻井翔
- 4月-6月:『ぼくの魔法使い』 主演:伊藤英明、篠原涼子
- 7月-9月:『すいか』 主演:小林聡美
- 10月-12月:『あした天気になあれ。』 主演:観月ありさ
- 1月-3月:『彼女が死んじゃった。』 原作:一色伸幸・おかざき真里 主演:長瀬智也
- 4月-6月:『仔犬のワルツ』 主演:安倍なつみ
- 7月-9月:『愛情イッポン!』 主演:松浦亜弥
- 10月-12月:『ナースマンがゆく』 原作:小林光恵 主演:松岡昌宏
- 1月-3月:『ごくせん(第2期)』 原作:森本梢子 主演:仲間由紀恵
- 4月-6月:『瑠璃の島』 原作:森口豁 主演:成海璃子
- 7月-9月:『女王の教室』 主演:天海祐希
- 10月-12月:『野ブタ。をプロデュース』 原作:白岩玄 主演:亀梨和也、山下智久
- 1月-3月:『喰いタン』 原作:寺沢大介 主演:東山紀之
- 4月-6月:『ギャルサー』 主演:藤木直人
- 7月-9月:『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』 主演:長瀬智也
- 10月-12月:『たったひとつの恋』 主演:亀梨和也
- 1月-3月:『演歌の女王』 主演:天海祐希
- 4月-6月:『喰いタン2』 原作:寺沢大介 主演:東山紀之
- 7月-9月:『受験の神様』 主演:山口達也
- 10月-12月:『ドリーム☆アゲイン』 主演:反町隆史
- 1月-3月:『1ポンドの福音』 原作:高橋留美子 主演:亀梨和也
- 4月-6月:『ごくせん(第3期)』 原作:森本梢子 主演:仲間由紀恵
- 7月-9月:『ヤスコとケンジ』 原作:アルコ 主演:松岡昌宏
- 10月-12月:『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』 主演:中島裕翔、山田涼介、知念侑李、有岡大貴
- 1月-3月:『銭ゲバ』 原作:ジョージ秋山 主演:松山ケンイチ
- 4月-6月:『ザ・クイズショウ』 主演:櫻井翔
- 7月-9月:『華麗なるスパイ』 主演: 長瀬智也
- 10月-12月:『サムライ・ハイスクール』 主演:三浦春馬
2010年代
- 1月-3月:『左目探偵EYE』 主演:山田涼介、横山裕
- 4月-6月:『怪物くん』[注 8] 原作:藤子不二雄A 主演:大野智
- 7月-9月:『美丘-君がいた日々-』 原作:石田衣良 主演:吉高由里子
- 10月-12月:『Q10』 主演:佐藤健
- 1月-3月:『デカワンコ』 原作:森本梢子 主演:多部未華子
- 5月-7月2日[注 9]:『高校生レストラン』 原作:村林新吾 主演:松岡昌宏
- 7月9日-9月:『ドン★キホーテ』 主演:松田翔太、高橋克実
- 10月-12月:『妖怪人間ベム』 主演:亀梨和也
- 1月-3月:『理想の息子』 主演:山田涼介、鈴木京香
- 4月-6月:『三毛猫ホームズの推理』 原作:赤川次郎 主演:相葉雅紀
- 7月-9月:『ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜』 原作:佐藤智一 主演:仲間由紀恵
- 10月-12月:『悪夢ちゃん』 原案:恩田陸 主演:北川景子
- 1月-3月:『泣くな、はらちゃん』 主演:長瀬智也
- 4月-6月:『35歳の高校生』 主演:米倉涼子
- 7月-9月:『斉藤さん2』 原作:小田ゆうあ 主演:観月ありさ
- 10月-12月:『東京バンドワゴン〜下町大家族物語』 原作:小路幸也 主演:亀梨和也
- 1月-3月:『戦力外捜査官』原作:似鳥鶏 主演:武井咲
- 4月-6月:『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』原作:高橋秀実 主演:二宮和也
- 7月-9月:『金田一少年の事件簿N(neo)(第4期)』原作:金成陽三郎・天樹征丸・さとうふみや 主演:山田涼介
- 10月-12月:『地獄先生ぬ〜べ〜』原作:真倉翔・岡野剛 主演:丸山隆平
1990年以降の土曜ドラマ・平均視聴率10傑
位 | 作品名 | 主演 | 放送年 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|
1 | ごくせん(第2期) | 仲間由紀恵 | 2005年 | 28.0% |
2 | 家なき子 | 安達祐実 | 1994年 | 24.7% |
3 | 金田一少年の事件簿(第1期) | 堂本剛 | 1995年 | 23.9% |
4 | ごくせん(第3期) | 仲間由紀恵 | 2008年 | 22.8% |
5 | 家なき子2 | 安達祐実 | 1995年 | 22.5% |
6 | 金田一少年の事件簿(第2期) | 堂本剛・ともさかりえ | 1996年 | 22.4% |
7 | 銀狼怪奇ファイル | 堂本光一 | 1996年 | 20.8% |
8 | 明日があるさ | 浜田雅功 | 2001年 | 19.3% |
9 | マイ☆ボス マイ☆ヒーロー | 長瀬智也 | 2006年 | 19.1% |
10 | 伝説の教師 | 松本人志・中居正広 | 2000年 | 19.0% |
1990年以降の土曜ドラマ・最高視聴率10傑
位 | 作品名 | 放送年 | 視聴率 |
---|---|---|---|
1 | 家なき子 | 1994年 | 37.2%(最終回) |
2 | ごくせん(第2期) | 2005年 | 32.5%(最終回) |
3 | 家なき子2 | 1995年 | 31.5%(最終回) |
4 | 金田一少年の事件簿(第1期) | 1995年 | 29.9%(最終回) |
5 | 明日があるさ | 2001年 | 29.0%(第1回) |
6 | 金田一少年の事件簿(第2期) | 1996年 | 27.8%(最終回) |
7 | ごくせん(第3期) | 2008年 | 26.4%(第1回) |
8 | 伝説の教師 | 2000年 | 26.1%(第1回) |
9 | 女王の教室 | 2005年 | 25.3%(最終回) |
10 | 銀狼怪奇ファイル | 1996年 | 23.7%(最終回) |
オープニング
1998年3月までは『土曜グランド劇場』としてのオープニングが流れた。
- 特に1984年-1985年には(この時期は『気分は名探偵!』などを放送)、ドラマ本編の前のタイトルはCGの合成によるボールが宇宙空間に飛び出し、土星(土曜日の放送にちなんだものとされている)とボールが当たって土星がくす玉に早変り(通常とは逆に下から上にくす玉が割れ、紙テープも下から上に垂れる)するというものだった。
- その後は、CGアニメーションによるタイトルが採用されていた。
脚注
注釈
- ↑ この間の土曜日の19時枠以降は1本もドラマが存在しなかったが、当時19時枠以降にドラマ枠が存在しなかったのは月曜日と土曜日だけだった(月曜は直前まで19:30に『セーラー服反逆同盟』が辛うじて存在していた)。
- ↑ 当時はまだ珍しかった。なお、ドラマで最初のステレオ放送はTBSの『天皇の料理番』である。
- ↑ ただし、双方ともナイターシーズン中に20:00(1970年のみ19:30) - 21:26枠でプロ野球中継が編成された際は、その分ドラマが少なくなった。
- ↑ なお、「青春アミーゴ」は翌年の「春の選抜高校野球」の行進曲にもなった。
- ↑ ただし、どの作品であっても開始から数回分までで打ちきりとなる。
- ↑ 本来の放送時間にはテレビ朝日の『木曜ドラマ』を2日遅れで放送。2008年3月までは同時ネットだったが、2008年4月から『オジサンズ11』(現在の『しゃべくり007』枠)同時ネットに伴いテレビ朝日の『木曜ドラマ』と枠交換した。年末年始や番組改編期などで特別番組の放送が多い時期になると最終回に合わせて同時ネットする場合もある。
- ↑ 系列外スポンサードネットで放送。1983年4月〜2007年3月は火曜22:00-22:54(1983年3月までは日曜22:30-23:24)。『銭ゲバ』まではHDではなく4:3SD放送で、『ザ・クイズショウ』からHD化された。また、この時間帯に放送の特別番組についても『嵐にしやがれ』以外は放送。
- ↑ 同作品より地上アナログ放送では16:9レターボックス映像に移行した。
- ↑ 東日本大震災の影響で放送開始が2週遅れとなり、5月になってから開始した。