向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難〜
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テンプレート:独自研究 テンプレート:雑多な内容の箇条書き 『向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難〜』(むかいあらたのどうぶつにっき 〜あいけんロシナンテのさいなん〜)は、2001年1月13日から3月17日に日本テレビ系で放送されたテレビドラマ。
概要
大学の獣医学部を舞台に描かれる、学生や教授らといった濃い人間たちと動物達の起こす大騒動を描く、青春ドラマ。なお、作中では動物の死が話数毎に描かれているが、これに関しては動物の命を預かる場で、動物の死という現実に直面する主人公達の姿をロシナンテの目線でおかしくも儚く描くとしている(サントラCD解説書の記述より)。
ストーリー
八王子大学獣医学部の学生、向井荒太は保健所に処分される寸前の成犬を引き取る。荒太は浦島教授の元で様々なペットと飼い主の境遇から、人間と動物の関係に苦悩しつつ獣医を目指すことの意味さえも考えるようになる。荒太と愛犬ロシナンテの前にいかなる災難が待ち構えているのだろうか。
出演
- 向井荒太:堂本剛(KinKi Kids)
- 山口可奈子:水野真紀
- 遠藤春菜:安倍なつみ
- 工藤みちる:秋山純
- 桜庭エミリ:山田麻衣子
- 番周作:蔵野孝洋(130R)
- 左門典之:石塚義之(アリtoキリギリス)
- 白金美樹:上原歩
- 花形淳:内田滋啓
- 前田早苗:高田聖子
- 母゛(ばば)はる子:樹木希林
- 予告ナレーション:太田真一郎
- ナレーション、ロシナンテの声:細川俊之
- 東野伊織:北村総一朗
- 浦島一郎:根津甚八
※最後の回では堂本光一と中澤裕子が特別ゲスト出演をした。また最終話でのエンディング中のおまけで松本潤が登場した(金田一一役のバトンタッチとして)。
スタッフ
- 脚本:吉田智子、福田卓郎、福田千津子、西本洋子、武田菜穂
- 企画スタッフ:海老克哉、吉田智子、福田卓郎、福田千津子、西本洋子、武田菜穂
- 演出:大谷太郎、細野英延、水田伸生、北川敬一
- 音楽:KYON
- 主題歌:KinKi Kids「ボクの背中には羽根がある」(ジャニーズ・エンタテイメント)
- 選曲:仲西匡
- 広報:片岡英彦、斉山嘉伸
- ロゴデザイン:寄藤文平
- プロデュース:池田健司、中沢晋
- チーフプロデューサー:佐藤敦
- 制作協力:オフィスクレッシェンド
サブタイトル
各話 | 放送日 | タイトル | 視聴率 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 2001年1月13日 | ペットホテル開業99匹大脱走!! | 18.4% | |||
第2話 | 2001年1月20日 | 空飛ぶオウムが死んだ | 16.9% | |||
第3話 | 2001年1月27日 | 猛牛大騒動!!命の誕生 | 14.8% | |||
第4話 | 2001年2月3日 | 獣医の条件…恋のために僕は走る | 16.1% | |||
第5話 | 2001年2月10日 | 露天風呂温泉合宿!!野生猿の叫び | 16.5% | |||
第6話 | 2001年2月17日 | 教授の不倫愛発覚!!競走馬の宿命 | 12.6% | |||
第7話 | 2001年2月24日 | 猫に乗っ取られた家老母との再会 | 14.2% | |||
第8話 | 2001年3月3日 | さよならロシナンテ死にゆく運命 | 13.4% | |||
第9話 | 2001年3月10日 | 東京-山梨死の99キロ愛犬は走る! | 12.2% | |||
最終話 | 2001年3月17日 | 車イスの獣医?愛犬よ永遠に… | 17.2% | |||
平均視聴率15.32% |
余談
テンプレート:独自研究 テンプレート:雑多な内容の箇条書き テンプレート:Notice
- 本作の正式発表前、日本テレビ系の情報番組にて「人気漫画『動物のお医者さん』が堂本剛主演でテレビドラマ化決定」との報が流れたが、出版元である白泉社はそれを否定した([1])。テンプレート:要出典範囲。
- ソフト化が一度も行われていない。ただし、再放送はキー局では2001年10月9日[2]からと2003年2月4日[3]からの2度行われ、地方局でも行われている)。香港ではソフト化されている。
- 第7話がキー局での2度の再放送の際に放送されていないが、地方局での再放送ではオンエアされている。
- ロケーション撮影のほとんどは実際の獣医学科の施設(神奈川県相模原市の麻布大学)を使用して行われた。
- 9話を除いて、スタッフロール(エンディング)中にごく短い時間におまけがあり、ナレーション兼ロシナンテの声の細川俊之が、ロシナンテ(つまり犬)の着ぐるみを着て、堂本剛に「俺は本来役者なのに、なぜ犬のぬいぐるみを着なくちゃいけなのか」などと愚痴をこぼしていた。また初期の頃は「犬の気持ち」(?)でナレーションなどをしていた。8話ごろにこの仕事辞めたいとまで言っていたが、最終話になって「やっぱり嫌なんだよ。この仕事辞めるの、パート2をつくろうよ」とまで言っていた。
- 最終回では、「背中に羽根がある」や、「今幸せに触ったみたい」など、『ボクの背中には羽根がある』の歌詞の一部がセリフに用いられた。